JP5677833B2 - シリンジ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンジ容器に関するものである。
この種のシリンジ容器として、従来、筒状をなすシリンダと、シリンダの内側にその軸方向基端側から挿入されたピストンと、を備える構成が知られている。このようなシリンジ容器において、ピストンの押込動作を途中で停止させることにより、シリンダ内に充填されている内容液を段階的に吐出させることを可能とした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このシリンジ容器のピストンには、軸方向基端側から先端側に向かうにしたがって径方向外方に向けて突出すると共に径方向内方に向けて弾性変形する弾性係合片が設けられている。そして、この弾性係合片の軸方向先端がシリンダのフランジ部に当接することにより、ピストンの押込動作が途中で停止される。内容液をさらに吐出する場合には、弾性係合片を径方向内方に弾性変形させて弾性係合片による押込動作の規制を解除し、ピストンをシリンダに対してさらに押し込む。
特開2008−200316号公報
しかしながら、従来のシリンジ容器では、弾性係合片に対して不意にかかる外力によって、弾性係合片が径方向内方に弾性変形してしまい、弾性係合片による規制が予期せず解除されることがある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、シリンジ容器に不意に外力がかかっても押込動作の規制が予期せず解除されることを防止するシリンジ容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明のシリンジ容器は、内容液が内部に充填されると共に、軸方向先端部に形成された吐出口と軸方向基端部に形成された規制部とを有するシリンダと、前記シリンダの内側にその軸方向基端側から挿入されたピストンと、前記ピストンの操作部に対して軸回りに回転可能に装着される基部と、前記基部から軸方向に延在し、前記規制部と軸方向で向かい合う脚部と、を有するストッパと、を備え、前記ピストンにおいて少なくとも前記シリンダから軸方向基端側に突出する突出部分には、径方向内方に窪む凹部が形成され、前記脚部は、周方向で前記凹部と位置合わせされた少なくとも軸方向先端部が、軸方向基端部に対して径方向内方に弾性変位して前記凹部に収容されたときに、前記規制部よりも径方向内側に位置するように形成されていることを特徴とする。
この発明では、ストッパの脚部及びピストンの凹部それぞれの周方向に沿う位置を互いに異ならせている場合には、脚部の径方向内方への弾性変位が規制されるため、脚部に対して径方向内方に向かう力が加わっても、この脚部を規制部に軸方向で向かい合わせたままに維持することが可能になり、押込動作の規制が解除されることを防止できる。
したがって、ピストンをシリンダに対して押し込んでも、脚部の軸方向先端側がシリンダの規制部に当接するため、シリンダに対するピストンの押込動作が規制される。一方、ストッパをピストンに対して軸回りに回転させてストッパの脚部及びピストンの凹部それぞれの周方向に沿う位置を合わせ、脚部に対して径方向内方に向かう力をかけると、脚部の少なくとも軸方向先端部が径方向内方に弾性変位して、凹部内に収容され、規制部よりも径方向内側に位置する。そのため、脚部の少なくとも軸方向先端部がシリンダの内側にその軸方向基端側から進入することが可能となり、脚部によるピストンの押込動作の規制が解除され、ピストンをさらに押し込むことができる。
このように、ストッパをピストンに対して軸回りに回転させない限り、脚部に径方向内側に向かう力がかかっても、脚部が径方向内方に弾性変形して押込動作の規制が解除されることを防止できる。
また、ピストンにストッパを装着する構成となっているため、ピストンやシリンダの構成を現行同様に維持できる。
また、本発明のシリンジ容器では、前記脚部の軸方向先端部が、軸方向先端に向かうにしたがって薄肉となるテーパ面となっていてもよい。
この場合では、脚部及び凹部それぞれを周方向に沿って位置合わせした状態で、ピストンを押し込もうとすると、脚部のテーパ面がシリンダにおける軸方向基端側の開口部に摺接しつつシリンダの内側に進入しようとする。そのため、脚部に対して径方向内方に向かう力がかかり、脚部の軸方向先端側が弾性変形する。これにより、脚部の軸方向先端側は、この脚部に対応する凹部内に収容される。このように、指などで脚部に対して径方向内方に向かう力をかけることなく、ピストンを押し込むだけで脚部の少なくとも軸方向先端部を径方向内方に弾性変位させるので、ピストンの押込動作がより簡素になる。
この発明にかかるシリンジ容器によれば、ストッパをピストンに対して軸回りに回転させない限り、脚部に径方向内側に向かう力がかかっても、脚部が径方向内方に弾性変形して押込動作の規制が解除されることを防止できる。また、ピストンやシリンダの構成を現行同様に維持しつつ前述の作用効果を奏させることができる。
本発明の一実施形態におけるシリンジ容器を示す軸方向断面図である。 図1のシリンジ容器のストッパを示す図であって、(a)が下面図であり、(b)が部分斜視図である。 図2(a)の部分拡大図である。 図1のシリンジ容器の押込動作規制状態を示す軸方向断面図である。 図1のシリンジ容器の使用方法を説明するストッパを示す下面図であって、(a)が下面図であり、(b)が脚部が弾性変形した状態の部分斜視図である。 ピストンを押し込んだ状態のシリンジ容器を示す軸方向断面図である。 図6の状態におけるストッパを示す下面図である。 本発明を適用可能な他のシリンジ容器のストッパを示す部分拡大図である。
以下、本発明におけるシリンジ容器の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態におけるシリンジ容器1は、図1に示すように、内容液が内部に充填される円筒状のシリンダ2と、シリンダ2の内側にその軸方向基端側から挿入された棒状のピストン3と、ピストン3に嵌合されたストッパ4と、を備える。
これらシリンダ2及びピストン3は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を中心軸Oと称し、中心軸Oに直交する方向を径方向とし、中心軸O回りの方向を周方向とする。
シリンダ2は、内容液が充填される摺動筒部11と、摺動筒部11の軸方向先端部に配設された吐出筒部12と、を備えている。これら摺動筒部11及び吐出筒部12は、中心軸Oと同軸に配設されている。
摺動筒部11は、円筒状をなしており、摺動筒部11の軸方向基端部には、径方向外方に向けて突出するフランジ部13が全周にわたって形成されている。このフランジ部13には、ピストン3をシリンダ2に押し込む際やピストン3をシリンダ2から引っ張る際に指などを掛けるためのフィンガーグリップ14が装着されている。
フィンガーグリップ14は、平面視で円環状をなす一対の第1円環部15及び第2円環部(規制部)16と、第1及び第2円環部15、16それぞれの外周縁同士を接続する連結部17と、を有する。これら第1及び第2円環部15、16と連結部17とは、中心軸Oと同軸に配設されている。
第1円環部15は、摺動筒部11のフランジ部13よりも軸方向先端側に配設されており、その径方向中央部には、摺動筒部11が挿通される第1挿通孔15Aが形成されている。
第2円環部16は、摺動筒部11のフランジ部13よりも軸方向基端側に配設されており、その径方向中央部には、ピストン3の後述するピストン本体部21が挿通される第2挿通孔16Aが形成されている。この第2挿通孔16Aは、摺動筒部11の軸方向基端部に形成された開口部よりも小径となっている。
また、第1及び第2円環部15、16によって、前記フランジ部13が挟持されている。
吐出筒部12は、円筒状をなしており、その内径が摺動筒部11の内径よりも小さくなっている。そして、吐出筒部12の内側は、摺動筒部11の内側に連通しており、吐出筒部12の軸方向先端には、シリンダ2内の内容液を吐出する吐出口12Aが形成されている。
ピストン3は、摺動筒部11の内側にその軸方向基端側から挿入されており、シリンダ2に対して相対的に中心軸Oに沿って往復移動する。そして、ピストン3は、中心軸Oに沿って延在するピストン本体部21と、ピストン本体部21の軸方向基端部に設けられた操作部22と、ピストン本体部21の軸方向先端部に設けられた摺動部23と、を備えている。
ピストン本体部21は、図1及び図2に示すように、中心軸Oに沿って延在する4つの突リブ部24を横断面十字状に配設した形状をなしており、摺動筒部11の内側において中心軸Oに沿って往復移動可能に挿入されている。したがって、ピストン本体部21において摺動筒部11から軸方向基端側に向けて突出する突出部分21Aには、周方向で隣り合う2つの突リブ部24間によって径方向内方に窪む4つの凹部21Bが画成される。
また、ピストン本体部21の軸方向先端部には、円柱状をなし、摺動部23を装着する装着部25が軸方向先端側に向けて突設されている。この装着部25の外周面には、摺動部23の雌ネジ部と螺合する雄ネジ部が形成されている。
操作部22は、ピストン本体部21の軸方向基端部から全周にわたって径方向外方に向けて突出しており、ピストン3をシリンダ2内に押し込む際に指などで押圧されたり、ピストン3をシリンダ2から引っ張る際に指などを掛けられたり指で摘まれたりする。
摺動部23は、軸方向先端面がテーパ状をなす円柱状をなしており、ゴムや樹脂などから形成されている。そして、摺動部23は、ピストン本体部21の雄ネジ部に螺着されている。摺動部23は、摺動筒部11の内周面に対して中心軸Oに沿って往復移動可能に摺接している。
ストッパ4は、操作部22に装着される基部31と、基部31から軸方向先端側に向けて延在する一対の脚部32と、基部31と脚部32とを接続する接続部33と、を備える。
基部31は、薄い円筒状をなしており、操作部22に外嵌されている。また、基部31の軸方向先端部には、径方向内方に向けて一対の突出部34が突設されている。この突出部34は、中心軸Oを挟んで径方向で向かい合うように配置されており、操作部22の軸方向先端面に当接している。
脚部32は、中心軸Oに沿って延在する板状をなしており、突出部34に対して周方向で90°ずらした位置において、中心軸Oを挟んで径方向で向かい合うように一対配設されている。また、脚部32は、軸方向で第2円環部16と向かい合うと共に、径方向で突リブ部24と向かい合っており、脚部32の周方向の幅は、ピストン本体部21の凹部21Bの周方向の幅よりも狭くなっている。さらに、脚部32の軸方向先端部には、軸方向先端側に向かうにしたがって薄肉になるテーパ面32Aが形成されている。このテーパ面32Aは、径方向外方に向けて凸状となる面や平坦面(傾斜面)などで構成することができる。
接続部33は、図2及び図3に示すように、突出部34の周方向端部と脚部32の軸方向基端部における周方向端部とを接続しており、径方向の厚さが脚部32よりも薄くなっている。さらに、接続部33の周方向両端部は、周方向中央部よりも径方向の厚さが薄くなっており、ヒンジ状をなしている。
次に、以上のような構成のシリンジ容器1を用いた内容液の吐出方法について説明する。まず、ピストン3の操作部22を軸方向先端側に向けて押し込むと、ピストン3の摺動部23は、押し込みに伴ってシリンダ2の摺動筒部11の内周面に沿って軸方向先端側に向けて摺動する。そして、摺動部23の移動量に対応する体積の内容液は、吐出筒部12の吐出口12Aから吐出される。
そして、操作部22を押し込み続けると、図4に示すように、脚部32の軸方向先端部は、中心軸O方向で第2円環部16と向かい合っているため、フィンガーグリップ14の第2円環部16の開口縁部に当接する。ここで、操作部22を押し込もうとすると、脚部32のテーパ面32Aは、第2円環部16の開口縁部に摺接しつつ径方向内方に弾性変形しようとする。しかし、脚部32の径方向内面がピストン本体部21の突リブ部24と径方向で向かい合っているので、この突リブ部24によって脚部32の弾性変形が規制される。そのため、脚部32の軸方向先端部は、第2円環部16の開口縁部に当接したままとなる。
また、この状態で脚部32に径方向内方に向かう力がかかっても、同様に脚部32の径方向内方への弾性変形が突リブ部24によって規制されているため、脚部32の軸方向先端部は、第2円環部16の開口縁部に当接したままとなる。
これにより、ピストン3の押込動作が脚部32によって規制される。このようにして、1段階目の内容液の吐出を行なう。
脚部32によるピストン3の押込動作の規制を解除するためには、図5に示すように、ストッパ4をピストン3に対して中心軸O回りに45°回転させる。これにより、脚部32及び凹部21Bそれぞれの周方向の位置を合わせる。この状態でピストン3をシリンダ2に押し込むと、脚部32の軸方向先端部のテーパ面32Aは、上述のように、第2円環部16の開口縁部に摺接しつつ径方向内方に弾性変形し、摺動筒部11の内側に進入しようとする。ここで、脚部32の軸方向先端部は、図5及び図6に示すように、突リブ部24ではなく凹部21Bと径方向で向かい合っているので、ピストン本体部21の突リブ部24によって規制されることなく、径方向内方に向けて弾性変形する。
このように、ピストン3の押込動作が脚部32によって規制されないので、ピストン3をシリンダ2に対して押し込むと、脚部32が軸方向先端側から基端側に向けて順次径方向内方に向けて弾性変形して凹部21B内に収容されながら、ピストン3がシリンダ2に対して押し込まれていく。
ここで、接続部33の周方向両端部がヒンジ状をなしているため、脚部32の軸方向基端部は、図7に示すように、径方向内方に向けて弾性変位し、凹部21B内に収容される。このため、脚部32は、軸方向の全長にわたって凹部21B内に収容される。
このように、脚部32と凹部21Bとを周方向で位置合わせした状態で、ピストン3をシリンダ2に対して押し込むことにより、2段階目の内容液の吐出を行う。
なお、脚部32と凹部21Bとを周方向で位置合わせした状態で、脚部32に径方向内方に向かう力をかけて脚部32全体を径方向内方に弾性変位させてもよい。すなわち、あらかじめ脚部32を凹部21Bに収容させた状態でピストン3を押し込むことにより、2段階目の内容液の吐出を行ってもよい。この際、例えば接続部33の周方向端部を弾性変位の基点として、脚部32の軸方向基端部を含む全体を径方向に弾性変位(反転変位)させることも可能である。
以上のようにして、シリンジ容器1内の内容液を吐出する。
以上のような構成のシリンジ容器1によれば、脚部32及び凹部21Bそれぞれの周方向に沿う位置を異ならせている場合には突リブ部24が脚部32の弾性変位を規制するので、ストッパ4をピストン3に対して中心軸O回りに回転させない限り、脚部32に径方向内方に向かう力がかかっても、脚部32が径方向内方に弾性変形して押込動作の規制が解除されることを防止できる。
また、ストッパ4がピストン3に装着される構成となっているため、ピストン3やシリンダ2の構成を現行同様に維持することができる。
また、脚部32にテーパ面32Aを形成することで、指などで脚部32に対して径方向内方に向かう力をかけることなく、ピストン3を押し込むだけで脚部32の少なくとも軸方向先端部を径方向内方に弾性変位させることもできるので、ピストン3の押込動作がより簡素になる。
さらに、接続部33の周方向両端部がヒンジ状となっており、脚部32の軸方向基端部が径方向内方に弾性変位するため、脚部32の軸方向基端部の径方向内方への変位を十分に確保できると共に、脚部32全体を凹部21B内に収容してピストン3のストローク量を十分に確保することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、ストッパの接続部は、図8に示す接続部51のように、径方向の厚さを周方向全長にわたって均一であってもよい。ここで、接続部の径方向の厚さは、脚部を径方向内方に向けて弾性変位することができれば、適宜変更してもよい。このとき、脚部は、軸方向基端部が径方向内方に向けて弾性変位せずに軸方向先端部が径方向内方に向けて弾性変形する構成であってもよい。
ストッパは、一対の脚部を有しているが、少なくとも1つの脚部を有していればよい。
脚部の軸方向先端部には、テーパ面が形成されているが、脚部の少なくとも軸方向先端部を径方向内方に向けて弾性変形させて凹部に収容させることができれば、テーパ面が形成されなくてもよい。
シリンダのフランジ部には、フィンガーグリップが嵌合されているが、フィンガーグリップを設けない構成であってもよい。この場合、シリンダのフランジ部を規制部として機能させてもよい。
ピストン本体部には、複数の凹部が形成されているが、脚部に対応する数の凹部が形成されていればよい。また、凹部は、ピストン本体部の中心軸方向の全長にわたって形成されているが、脚部の少なくとも軸方向先端部を収容できる形状となっていれば、適宜変更してもよい。
シリンジ容器は、内容液を2段階で吐出できる構成となっているが、例えば長さの異なる複数の脚部をストッパに形成することにより、3段階以上で吐出できる構成としてもよく、例えば脚部をピストン本体部の軸方向に沿って延在させ、使用前の状態において規制部に当接させて段階的には吐出しない構成(使用前におけるストッパ)としてもよい。
この発明によれば、シリンジ容器に不意に外力がかかっても押込動作の規制が予期せず解除されることを防止するシリンジ容器に関して、産業上の利用可能性が認められる。
1 シリンジ容器、2 シリンダ、3 ピストン、4 ストッパ、12A 吐出口、16 第2円環部(規制部)、21A 突出部分、21B 凹部、32 脚部、32A テーパ面、O 中心軸

Claims (2)

  1. 内容液が内部に充填されると共に、軸方向先端部に形成された吐出口と軸方向基端部に形成された規制部とを有するシリンダと、
    前記シリンダの内側にその軸方向基端側から挿入されたピストンと、
    前記ピストンの操作部に対して軸回りに回転可能に装着される基部と、前記基部から軸方向に延在し、前記規制部と軸方向で向かい合う脚部と、を有するストッパと、を備え、
    前記ピストンにおいて少なくとも前記シリンダから軸方向基端側に突出する突出部分には、径方向内方に窪む凹部が形成され、
    前記脚部は、周方向で前記凹部と位置合わせされた少なくとも軸方向先端部が、軸方向基端部に対して径方向内方に弾性変位して前記凹部に収容されたときに、前記規制部よりも径方向内側に位置するように形成されていることを特徴とするシリンジ容器。
  2. 前記脚部の軸方向先端部が、軸方向先端に向かうにしたがって薄肉となるテーパ面となっていることを特徴とする請求項1に記載のシリンジ容器。
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