JP5295936B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステム、特に玄関先に設置される室外装置にモニタ画面を設けたインターホンシステムに関する。
一般的なインターホンシステムでは、玄関先に設置される室外装置(子機)には、来訪者によって操作される呼び出しボタン(集合住宅における部屋番号を入力するためのテンキーを含む)、マイクロホン、スピーカ及び必要に応じて撮像装置が設けられているのみであり、動画を含む2次元画像を表示するためのモニタ画面は備えられていない。
来訪者が呼び出しボタンを操作すると、室内装置(親機)からチャイムなどの呼び出し音が出力されると共に、室外装置(子機)に撮像装置が設けられている場合はその撮像装置が撮像を開始し、室内装置のモニタ画面に来訪者の姿が映し出される。撮像装置が設けられている場合は、居住者は、モニタ画面に映し出された来訪者の姿を確認して、呼び出しに応答するか否かを判断することができる。そして、室内装置の受話器を取り又は応答ボタンを押すことによって、室内装置と室外装置の間で通話が可能になる。
受話器を取るタイプのインターホンシステムでは、受話器を元に戻すことによって室内装置と室外装置との間の通話が遮断される。一方、応答ボタンを押すタイプのインターホンシステムでは、応答ボタンを押してから一定時間(例えば1分)経過すると自動的に通話が遮断され、室内装置の延長ボタンを操作することによって、通話時間を延長することができる。
来訪者の中には、セールスや勧誘など居住者にとって迷惑なものも存在するが、その要件は実際に会話をしてみないと分からない。手慣れたセールスマンや勧誘者は、直接的に用件を言わず、本来の用件とは無関係な話をしながら相手を油断させて、居住者に扉を開かせるテクニックを身につけている。そして、一旦扉を開けてしまうと、手慣れたセールスマンや勧誘者は容易には引き下がらず、気の弱い居住者は、断りづらいという問題を有している。また、結果的に、居住者が根負けして、不要なものを購入したり、意に反する契約をさせられたりするなど、社会的な問題となることも少なくない。撮像装置が設けられている場合であっても、手慣れたセールスマンや勧誘者は、撮像装置に近づいたりして、自分の姿がはっきりとは写らないようにするなど、様々なテクニックを有している。
特許文献1には、玄関先に設置される室外装置にモニタ画面を設け、室内装置からの操作によって、室外装置にモニタ画面に警告表示を表示可能なドアホンシステムが提案されている。このようなドアホンシステムによっても、迷惑な来訪者を退散させることは可能であるが、居住者が来訪者と会話して、来訪の用件を確認していることが前提となる。従って、言葉巧みな手慣れたセールスマンや勧誘者であれば、虚偽の用件を言って扉を開けさせてしまうことも可能である。
特開2008−113396号公報
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、来訪者の呼び出しに応じて居住者が応答してしまった場合であっても、来訪者に手短に用件を伝えさせることが可能であり、迷惑な来訪者である場合には、再度の呼び出しに応答することなく無視することが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、親機と子機で構成されるインターホンシステムであって、前記親機は、居住者によって操作される第1操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン及び第1スピーカと、所定の情報を表示するための第1表示装置と、前記第1表示装置に所定の情報を表示するための第1情報表示制御部と、前記子機との間での通話を制御する通話制御部と、所定の信号又は所定の動作に応じて経過時間をカウントする計時部を備え、前記子機は、来訪者によって操作される第2操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン及び第2スピーカと、所定の情報を表示するための第2表示装置と、前記第2表示装置に所定の情報を表示するための第2情報表示制御部を備え、来訪者によって前記第2操作部が操作され、且つ、居住者によって前記第1操作部が操作されると、前記通話制御部は、前記第1マイクロホン及び前記第1スピーカと前記第2マイクロホン及び前記第2スピーカとの間で通話を可能とし、前記計時部は、前記居住者によって前記第1操作部が操作されてからの経過時間をあらかじめ設定されている通話可能時間から減算して通話残時間を演算し、前記第1情報表示制御部及び前記第2情報表示制御部はそれぞれ前記第1表示装置及び前記第2表示装置に前記通話残時間を表示し、前記通話残時間が零になったときに、前記通話制御部は、前記第1マイクロホン及び前記第1スピーカと前記第2マイクロホン及び前記第2スピーカとの間での通話を遮断することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のインターホンシステムにおいて、前記通話残時間が零になるまでに居住者が前記第1操作部を操作したときは、前記計時部は、通話残時間をリセットすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のインターホンシステムにおいて、前記子機は、所定範囲の画像を撮像するための撮像装置をさらに備え、前記第1情報表示制御部は前記撮像装置により撮像された画像を表示可能な画像表示装置であり、来訪者によって前記第2操作部が操作されたときに、前記撮像装置は撮像を開始し、前記第1情報表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第1表示装置の画面に表示することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のインターホンシステムにおいて、前記計時部は、前記通話残時間が零になった後も第1所定時間計時を行い、その間前記撮像装置は撮像を継続し、前記第1情報表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第1表示装置の画面に表示し続けることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のインターホンシステムにおいて、前記親機は、前記第2操作部が操作されたことに応じて前記第1スピーカから呼び出し音を出力させる音声制御部をさらに備え、居住者によって前記第1操作部が操作されることなく前記通話残時間が零になったときは、前記計時部は、前記通話残時間が零になった後も第2所定時間計時を行い、その間、来訪者によって前記第2操作部が操作されても、前記親機は前記子機からの呼び出しを無視することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、子機の第2表示装置に通話残時間が表示され、時間の経過と共に通話残時間が減っていくので、来訪者は手短に用件を伝えるように努力すると考えられる。特に、来訪者が知人であったり、来訪の用件が郵便、宅配、集金、出前などであったりする場合は、一言「○○です」で用件が分かるため、通話可能時間を気にする必要はない。それに対して、セールスや勧誘の場合は、一般的に前置きが長く、なかなか本題に入らないことが多い。そういった場合に、通話残時間表示によって、来訪者に用件を手短に伝えさせることができる。さらに、来訪者との通話から、相手が迷惑な来訪者であると判断した場合には、再度の呼び出しに応答することなく無視することが可能となる。なお、来訪者が前記第2操作部を操作したときに、第1スピーカからチャイムなどの呼び出し音が出力されることはいうまでもない。
請求項2の発明によれば、来訪者との通話から、相手が迷惑な来訪者ではないと判断した場合には、通話残時間が零になるまでに居住者が第1操作部を操作することによって、通話残時間を延長することができる。
請求項3の発明によれば、撮像装置によって来訪者の姿が撮影され、親機の第1表示装置の画面に表示されるので、来訪者が誰か容易に判断できると共に、その容姿と通話内容から迷惑な来訪者かどうかを容易に判断することが可能になる。
請求項4の発明によれば、来訪者との通話を打ち切った後も、第1所定時間玄関付近の映像が親機の第1表示装置の画面に表示し続けられるので、居住者は来訪者があきらめて帰ったか否かが分かる。
請求項5の発明によれば、来訪者との通話を打ち切った後、来訪者が執拗に呼び出しボタンを押したとしても、親機は子機からの呼び出しを無視するので、居住者は呼び出し音に煩わされることがなくなる。
本発明の一実施形態に係る示すインターホンシステムの構成を示すブロック図。 上記インターホンシステムにおいて、居住者と来訪者が通話中における室内装置の第1表示装置に表示される画像の表示例を示す図。 上記インターホンシステムにおいて、居住者と来訪者が通話中における室外装置の第2表示装置に表示される画像の表示例を示す図。 上記実施形態に係るインターホンシステムの動作を示すフローチャート。 上記インターホンシステムの動作に追加の機能を設けた変形例を示すフローチャート。 上記インターホンシステムの動作に追加の機能を設けた他の変形例を示すフローチャート。
本発明の一実施形態に係るインターホンシステムについて説明する。本実施形態に係るインターホンシステムは、室内装置(親機)1と室外装置(子機)2で構成される。室内装置1は、居住者によって操作される第1操作部11と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と、所定の画像などを表示するための第1表示装置14と、第1表示装置14の画面に所定の情報を表示するための第1情報表示制御部15と、第1スピーカから出力される音声を制御する音声制御部16と、室内装置1の全体を制御するための親機制御部17と、室外装置2との間で信号の送受信を行うインターフェース(I/F)18と、必要に応じて撮像装置26によって撮像された画像を記憶するための記憶部19と、子機2との間での通話を制御する通話制御部9と、所定の信号又は所定の動作に応じて経過時間をカウントする計時部10を備えている。
一方、室外装置2は、来訪者によって操作される第2操作部21と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン22及び第2スピーカ23と、所定の情報を表示するための第2表示装置24と、第2表示装置24に所定の情報を表示するための第2情報表示制御部25と、室外装置2の周囲の所定範囲の画像を撮像するための撮像装置26と、室外装置2の全体を制御するための子機制御部27と、室内装置1との間で信号の送受信を行うインターフェース(I/F)28を備えている。
このインターホンシステムが戸建て住戸に使用される場合と、集合住宅に使用される場合で、第2操作部21の構成は異なる。このインターホンシステムが戸建て住戸に使用される場合、第2操作部21は、来訪者によって操作される呼び出しボタン又はいわゆるタッチパネルである。第2操作部21がタッチパネルの場合、タッチパネルの操作画面が第2操作部21として機能する。また、タッチパネルの表示画面が第2表示装置24として機能する。一方、このインターホンシステムが集合住宅に使用される場合、第2操作部21は、部屋番号を入力するためのテンキー及び呼び出しボタン又はそれらが表示されたタッチパネルである。後述するように、室外装置2の第2表示装置24に、少なくとも通話残時間が表示されればよいので、部屋番号を表示するためのセグメント表示装置を第2表示装置24として使用することも可能である。第1操作部11及び第1表示装置14についても同様である。
通話制御部9、計時部10、第1情報表示制御部15、音声制御部16及び親機制御部17は、例えば同一のCPU、ROM及びRAMなどで構成された制御装置であり、ROMにインストールされた制御プログラムに従ってそれぞれの機能を実行する。第2情報表示制御部25及び子機制御部27も同様に、親機制御部17などとは別のCPU、ROM及びRAMなどで構成されている。記憶部19としては、例えばハードディスク装置やSDカードなどの大容量記憶装置を用いることができる。
次に、このインターホンシステムの動作について、図2及び図3に示す画面表示例及び図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。図2は、居住者と来訪者が通話中における室内装置1の第1表示装置14に表示される画像の表示例を示す。また、図3は、居住者と来訪者が通話中における室外装置2の第2表示装置24に表示される画像の表示例を示す。これらの表示例では、例えば戸建て住戸に使用される場合を例示しており、集合住宅のような部屋番号を入力する画像は省略されている。
来訪者が呼び出しボタンを押すと又はタッチパネル上の呼び出しボタンに手を触れると(#1)、子機制御部27は、所定の呼び出し信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。親機制御部17は、呼び出し信号を受信すると、音声制御部16を介して、第1スピーカ13から所定の呼び出し音を出力する(#2)。それと並行して、子機制御部27は、撮像装置26を起動して来訪者の画像を撮像させ、撮像装置26からの画像信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。第1情報表示制御部15は、受信した画像信号を用いて、第1表示装置14の画面上に来訪者の画像を表示する(#3)。
ここで、居住者は、第1表示装置14の画面上に表示された来訪者の画像を見て、屋内装置1の第1操作部に設けられている応答ボタンを操作するか否かを判断する(#4)。居住者が応答ボタンを操作すると(#4でYes)、通話制御部9は、室内装置1の第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と室外装置2の第2マイクロホン22及び第2スピーカ23との間で通話を可能とすると共に、計時部10は、居住者によって第1操作部(応答ボタン)11が操作されてからの経過時間を計時し、あらかじめ設定されている通話可能時間(例えば1分)から減算して通話残時間を演算する。そして、第1情報表示制御部15及び第2情報表示制御部25は、それぞれ図2及び図3に示すように、第1表示装置14及び第2表示装置24に通話残時間を表示する。これらの表示例では、第1表示装置14及び第2表示装置24として液晶パネルを用いており、通話残時間は、例えばプログレスバー表示されている。なお、通話残時間表示はプログレスバーに限定されるものではなく、前述のセグメント表示やその他の表示方法であってもよい。また、居住者は、第1表示装置14の画面上に表示された来訪者の画像を見て、応答すべきでないと判断したときは(#4でNo)、そのまま応答せずに放置すればよい。
一般的に、来訪者が知人であったり、来訪の用件が郵便、宅配、集金、出前などであったりする場合は、一言「○○です」で用件が分かるため、通話可能時間を気にする必要はない。それに対して、セールスや勧誘の場合は、一般的に前置きが長く、なかなか本題に入らないことが多い。ところが、本実施形態に係るインターホンシステムによれば、室外装置(子機)2の第2表示装置24の画面に通話残時間が表示され、時間の経過と共に通話残時間が減っていくので、来訪者は手短に用件を伝えるように努力すると考えられる。従って、来訪者が手慣れたセールスマンや勧誘者であったとしても、相手のペースに巻き込まれることなく、不要なものの購入や意に反する契約を断ることができる。
また、通話内容から相手が迷惑な来訪者ではないと判断した場合には、居住者が室内装置1の通話延長ボタンを操作することによって、通話時間を延長することができる(#7)。居住者が通話延長ボタンを操作すると、計時部10は、通話残時間(の演算)をリセットする(#8)。通話残時間をリセットするタイミングは、居住者が通話延長ボタンを操作下時点であってもよいし、あるいは、通話残時間が零になった時点であってもよい。そして、通話時間が延長された場合及び延長されなかった場合のいずれも、通話制御部9は、通話残時間が零になった時点で、第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と第2マイクロホン22及び第2スピーカ23との間での通話を遮断する。なお、特に言及していないが、居住者が室内装置1の第1操作部11に設けられている解錠ボタンを操作したときは、その時点で、通話制御部9は、第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と第2マイクロホン22及び第2スピーカ23との間での通話を遮断する。
図5及び図6は、それぞれ上記インターホンシステムの動作に追加の機能を設けた変形例を示す。なお、図4におけるステップ#1からステップ#10までの動作は同じであるため、図示及びその説明を省略する。
図5に示す変形例では、居住者が通話時間を延長せずに通話が遮断された場合に、一定時間撮像装置による玄関付近の撮像を継続する。すなわち、手慣れたセールスマンや勧誘者は、一度断られても執拗にセールスや勧誘を試みようとすることもあり得る。そこで、ステップ#10において第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と第2マイクロホン22及び第2スピーカ23との間での通話を遮断した後、例えば親機制御部17は、居住者が通話延長ボタンを操作したか否かを判断する(#11)。そして、通話延長ボタンを操作していない場合、すなわち最初の通話可能時間の満了によって自動的に通話が遮断された場合(#11でNo),計時部10は、第1所定時間(例えば3分乃至5分)計時を行う(#12、#14)。その間、撮像装置26は撮像を継続し、第1情報表示制御部15は、撮像装置26によって撮像された画像を第1表示装置14の画面に表示し続ける(#13)。それによって、居住者は、来訪者があきらめて帰ったか否かを知ることができる。そして、第1所定時間経過した時点で(#14でYes)、撮像装置26による撮像及び第1表示装置14の画面に来訪者の画像を表示することを終了する(#15)。なお、第1所定時間は、居住者が任意で設定することができ、且つ、来訪者が帰ったことを確認した後は、随時撮像装置26による撮像を終了できることはいうまでもない。また、来訪者がいつまでも帰らないときに備えて、撮像装置26による撮像時間を延長できるようにしてもよい。
図5に示す変形例では、居住者が通話時間を延長せずに通話が遮断された場合に、室内装置(親機)は、一定時間室外装置(子機)からの呼び出しを無視する。上記の場合と同様に、ステップ#10において第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と第2マイクロホン22及び第2スピーカ23との間での通話を遮断した後、例えば親機制御部17は、居住者が通話延長ボタンを操作したか否かを判断する(#21)。そして、通話延長ボタンを操作していない場合、すなわち最初の通話可能時間の満了によって自動的に通話が遮断された場合(#21でNo),計時部10は、第2所定時間(例えば3分乃至5分)計時を行う(#22、#25)。その間に、来訪者が再度呼び出し操作を行ったとしても(#23)、親機制御部17又は音声制御部16は、室外装置2からの呼び出し信号を無視する(#24)。そして、第2所定時間経過した時点で(#25でYes)、親機制御部17又は音声制御部16による呼び出し信号の無視を解除する(#26)。なお、第2所定時間は、居住者が任意で設定することができることはいうまでもない。また、希に、短時間(第2所定時間)のうちに異なる来訪者によって呼び出しボタンが操作されることもあり得る。従って、図4に示す変形例と図5に示す変形例を組み合わせてもよい。
なお、本発明に係るインターホンシステムは、上記実施形態に限定されるものではなく、集合住宅のエントランスと各住戸の室内に設けられるインターホンシステムや、研究施設など部外者の入室を禁止するような施設に設けられるインターホンシステムとして用いることができる。また、室外装置(子機)は、必ずしも撮像装置を備えている必要はなく、少なくとも、通話残時間を表示するための第2表示装置を備えていればよい。また、室内装置(親機)も、来訪者の画像を表示するための画像表示装置(セグメント表示装置)を備えている必要はなく、通話残時間を表示するための第1表示装置(セグメント表示装置)を備えていればよい。
さらに、室内装置の記憶部に来訪者の画像を記憶させるようにしてもよい。さらに、室外装置の第2表示装置が液晶パネルなどの画像表示装置である場合、室内装置の第1操作部を操作することによって、撮像装置によって撮像された来訪者自身の画像を第2表示装置に表示させるようにしてもよい。すなわち、来訪者は、自分の姿が撮像装置によって撮像されていることを認識する。また、一般的に、詐欺や押し売りなど悪事を働こうとする者は、自己の姿を録画されることを嫌うので、この段階で退散する可能性が高くなる。
1 室内装置(親機)
2 室外装置(子機)
9 通話制御部
10 計時部
11 第1操作部
12 第1マイクロホン
13 第1スピーカ
14 第1表示装置
15 第1情報表示制御部
16 音声制御部
17 親機制御部
18 インターフェース(I/F)
19 記憶部
21 第2操作部
22 第2マイクロホン
23 第2スピーカ
24 第2表示装置
25 第2情報表示制御部
26 撮像装置
27 子機制御部
28 インターフェース(I/F)

Claims (5)

  1. 親機と子機で構成されるインターホンシステムであって、
    前記親機は、居住者によって操作される第1操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン及び第1スピーカと、所定の情報を表示するための第1表示装置と、前記第1表示装置に所定の情報を表示するための第1情報表示制御部と、前記子機との間での通話を制御する通話制御部と、所定の信号又は所定の動作に応じて経過時間をカウントする計時部を備え、
    前記子機は、来訪者によって操作される第2操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン及び第2スピーカと、所定の情報を表示するための第2表示装置と、前記第2表示装置に所定の情報を表示するための第2情報表示制御部を備え、
    来訪者によって前記第2操作部が操作され、且つ、居住者によって前記第1操作部が操作されると、前記通話制御部は、前記第1マイクロホン及び前記第1スピーカと前記第2マイクロホン及び前記第2スピーカとの間で通話を可能とし、前記計時部は、前記居住者によって前記第1操作部が操作されてからの経過時間をあらかじめ設定されている通話可能時間から減算して通話残時間を演算し、前記第1情報表示制御部及び前記第2情報表示制御部はそれぞれ前記第1表示装置及び前記第2表示装置に前記通話残時間を表示し、
    前記通話残時間が零になったときに、前記通話制御部は、前記第1マイクロホン及び前記第1スピーカと前記第2マイクロホン及び前記第2スピーカとの間での通話を遮断することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記通話残時間が零になるまでに居住者が前記第1操作部を操作したときは、前記計時部は、通話残時間をリセットすることを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記子機は、所定範囲の画像を撮像するための撮像装置をさらに備え、
    前記第1情報表示制御部は前記撮像装置により撮像された画像を表示可能な画像表示装置であり、
    来訪者によって前記第2操作部が操作されたときに、前記撮像装置は撮像を開始し、前記第1情報表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第1表示装置の画面に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記計時部は、前記通話残時間が零になった後も第1所定時間計時を行い、その間前記撮像装置は撮像を継続し、前記第1情報表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第1表示装置の画面に表示し続けることを特徴とする請求項3に記載のインターホンシステム。
  5. 前記親機は、前記第2操作部が操作されたことに応じて前記第1スピーカから呼び出し音を出力させる音声制御部をさらに備え、
    居住者によって前記第1操作部が操作されることなく前記通話残時間が零になったときは、前記計時部は、前記通話残時間が零になった後も第2所定時間計時を行い、その間、来訪者によって前記第2操作部が操作されても、前記親機は前記子機からの呼び出しを無視することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のインターホンシステム。
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