JP5294966B2 - 製氷機の排水構造 - Google Patents
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Description
箱体に内部画成された貯氷室に設置された製氷機構の下方に設けられ、該製氷機構から流下する水を受けるドレンパンと、該ドレンパンに設けられた流出口と、貯氷室に臨ませて箱体に設けられた排水口と、上端が流出口に接続されると共に、下端部が排水口に挿入される排水管とを備えた製氷機の排水構造において、
前記流出口を囲繞するようにドレンパンの内底面に突設され、該流出口より大きく上方に開口する導入口を有する筒状の流量調節部材と、
前記流量調節部材の内外を連通するように該流量調節部材またはドレンパンに設けられ、前記流出口より小さく開口する流量調節部とを有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、流量調節部材またはドレンパンに設けた流量調節部によって流出口から排水管に流れ込む排水の量を制限し得るので、排水口に一時に多量の排水が流入することを抑制でき、排水口からの排水のオーバーフローを防止できる。また、給水弁の故障等の異常発生時に多量の排水がドレンパンに排出された場合は、流量調節部材の導入口を介して排水を流出口および排水管に流すことができ、ドレンパンから排水が溢れるのを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、流出口における周方向の一箇所に臨むように流量調節部を設けているから、流出口に排水が流れ込む際に渦が発生するのを抑制することができ、渦を原因とする排水への空気混入を抑えることができる。また、流出口に対して周方向の一箇所から排水が流れ込むので、流出口に対して複数箇所から排水が流れ込む際に生ずる排水同士の衝突は起きず、該衝突に起因する排水への空気混入を防止し得る。すなわち、排水への空気混入を極力抑制し得るから、空気の泡がはじけることによる抵抗を少なくすることができ、排水口からの排水のオーバーフローをより確実に防止できる。
次に、実施例に係る製氷機の排水構造の作用について説明する。前記製氷水タンク26から排出される排水はドレンパン42に受容され、その内底面上を流下して前記流量調節部材58の流量調節孔60aを通って流出口30に流入する。流量調節孔60aの開口面積は、流出口30の開口面積より小さく設定されているから、該流量調節孔60aを介して流出口30に流入する排水の量は制限される。すなわち、前記排水管32から排出配管46に排出される排水の量も制限されるから、排水に混入している気泡がはじけることに起因する抵抗は少なく、排水は円滑に流れ、前記排水皿34から貯氷室12aへ排水が溢れ出る逆流現象(オーバーフロー)を回避し得る。しかも、流量調節孔60aは側壁60における周方向の一箇所に形成されているので、流出口30に排水が流れ込む際に渦が発生するのを抑制し得る。また、流出口30に対して複数箇所から排水が流れ込むものではないから、流出口30に対して周方向の異なる方向から排水が流れ込む際に生ずる排水同士の衝突は発生しない。すなわち、渦または排水同士の衝突を原因とする排水への空気混入を抑えることができる。従って、排水に混入する気泡自体の量が少なく、気泡がはじけることに起因する抵抗をより少なくして、逆流現象を確実に回避し得る。
図4および図5は、排水構造の別実施例を示すものであって、前述した実施例と異なる部分についてのみ説明し、同一部分には同じ符号を付すものとする。すなわち、図4に示す第1の別実施例では、前記流量調節部材58の側壁60に、上下方向の全長に亘って流量調節部としての切欠き部64が内外方向に開口するように形成されている。この切欠き部64の周方向の開口寸法は、前記流出口30の開口寸法より小さく設定されており、該切欠き部64を介して流出口30へ流れ込む排水の量が制限されて、実施例と同様な作用効果を奏する。
実施例の構成に限定されず、以下のようにも変更可能である。
(1) 実施例では製氷機構としてクローズドセルタイプを挙げたが、オープンセルや流下式等の製氷機構も採用し得る。
(2) 実施例の流量調節部材として円筒形のものを挙げたが、楕円形や多角形の筒状であってもよい。
(3) 実施例では別部材の流量調節部材をドレンパンに接着固定したが、ドレンパンに流量調節部材を一体成形したものであってもよい。また、ドレンパンに対して流量調節部材を着脱自在に構成し、必要に応じて取外して清掃し得るよう構成してもよい。
36 排水口,42 ドレンパン,58 流量調節部材,58a 導入口,60 側壁
60a 流量調節孔(流量調節部),64 切欠き部(流量調節部)
66 溝部(流量調節部)
Claims (2)
- 箱体(12)に内部画成された貯氷室(12a)に設置された製氷機構(20)の下方に設けられ、該製氷機構(20)から流下する水を受けるドレンパン(42)と、該ドレンパン(42)に設けられた流出口(30)と、貯氷室(12a)に臨ませて箱体(12)に設けられた排水口(36)と、上端が流出口(30)に接続されると共に、下端部が排水口(36)に挿入される排水管(32)とを備えた製氷機の排水構造において、
前記流出口(30)を囲繞するようにドレンパン(42)の内底面に突設され、該流出口(30)より大きく上方に開口する導入口(58a)を有する筒状の流量調節部材(58)と、
前記流量調節部材(58)の内外を連通するように該流量調節部材(58)またはドレンパン(42)に設けられ、前記流出口(30)より小さく開口する流量調節部(60a,64,66)とを有する
ことを特徴とする製氷機の排水構造。 - 前記流量調節部(60a,64,66)は、前記流出口(30)における周方向の一箇所に臨むように設けられている請求項1記載の製氷機の排水構造。
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