JP5294829B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

本発明は、温水又は冷水と粉末原料とを混合して飲料を生成する飲料ディスペンサに関するものである。
従来用いられていたこの種の飲料ディスペンサとしては、例えば特許文献1等に示されているものが用いられている。すなわち、従来の飲料ディスペンサでは、ケーシング内の空間が仕切り板によって前方空間と機械室とに区画されている。仕切り板の上部には、前方空間内に突出する断面L字状の第1支持台が固定されており、第1支持台の上部には、粉末原料を格納するキャニスタが載置されている。キャニスタの内部には、粉末原料を送り出すためのスクリュ(搬送部材)が設けられており、スクリュには、仕切り板の背面上部に取り付けられた原料放出モータが接続されている。第1支持台の前面には、前方空間の高さ方向に沿って延在されたシュータが取り付けられており、キャニスタの放出口から放出された粉末原料は、シュータによって下方に案内される。
第1支持台の下方では、断面L字状の第2支持台が仕切り板に固定されている。第2支持台の前面には、シュータの下部と給液管とに接続されたミキシングユニットが取り付けられている。すなわち、ミキシングユニットには、温水又は冷水と粉末原料とが供給される。ミキシングユニットの内部には、温水又は冷水と粉末原料とを撹拌するためのインペラ(撹拌部材)が配置されている。
ミキシングユニットの下部と仕切り板との間には、断面コ字状のモータベースが配置されている。このモータベースは、撹拌用モータを支持するためのものであり、この撹拌用モータは、ミキシングユニット内のインペラに接続され、インペラを駆動するものである。
特開2000−222638号公報
上記のような従来の飲料ディスペンサでは、撹拌用モータを支持するために専用部品であるモータベースを用いているので、部品点数が多くなり、製造コストが大きくなっている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品点数を削減でき、製造コストを低減できる飲料ディスペンサを提供することである。
本発明に係る飲料ディスペンサは、ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、キャニスタ内に格納された粉末原料がミキシングユニットに送り出されるとともに、粉末原料と温水又は冷水とがミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、ケーシング内に設けられ、キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、支持面の下部に位置するように支持台に取り付けられ、粉末原料と温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、支持台の上部基部から立設された立設部と、立設部の背面に取り付けられ、キャニスタに格納された粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板とを備え、支持台と立設部とは、互いに一体に形成されており、仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、仕切り板には、板開口が設けられており、ベース部材は、板開口の少なくとも一部を閉じるように仕切り板に取り付けられている。
ベース部材は、仕切り板に係合可能に形成されるとともに、キャニスタとミキシングユニットとの接続部よりも下方に位置する支持台の下部のみで仕切り板に締結されるように形成されている。
また、本発明に係る飲料ディスペンサは、ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、キャニスタ内に格納された粉末原料がミキシングユニットに送り出されるとともに、粉末原料と温水又は冷水とがミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、ケーシング内に設けられ、キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、支持面の下部に位置するように支持台に取り付けられ、粉末原料と温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、支持台の上部基部から立設された立設部と、立設部の背面に取り付けられ、キャニスタに格納された粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板とを備え、支持台と立設部とは、互いに一体に形成されており、仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、ベース部材には、ミキシングユニットに温水又は冷水を供給するか否かを切り替えるバルブが取り付けられている。
また、本発明に係る飲料ディスペンサは、ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、キャニスタ内に格納された粉末原料がミキシングユニットに送り出されるとともに、粉末原料と温水又は冷水とがミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、ケーシング内に設けられ、キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、支持面の下部に位置するように支持台に取り付けられ、粉末原料と温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、支持台の上部基部から立設された立設部と、立設部の背面に取り付けられ、キャニスタに格納された粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板とを備え、支持台と立設部とは、互いに一体に形成されており、仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、ベース部材には、ミキシングユニットに温水又は冷水を送るためのポンプが取り付けられている。
本発明の飲料ディスペンサによれば、撹拌用モータが支持面の下部で支持台に取り付けられているので、キャニスタを支持するための支持台が撹拌用モータを支持するためのモータベースを兼ねることができる。これにより、部品点数を削減でき、製造コストを低減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による飲料ディスペンサを示す分解斜視図である。図において、本体底板1には、仕切り板2が立設されている。仕切り板2の前方には、飲料生成機構3、注出ガイド4、及びカップステージ5が配置されている。仕切り板2の後方には、貯湯タンク6、貯水タンク7、冷凍回路8、及びコントロールボックス9が配置されている。
飲料生成機構3は、ベース部材30と、複数のキャニスタ31と、複数のミキシングユニット32とを有している。各キャニスタ31は、互いに異なる種類の粉末原料をそれぞれ格納している。各ミキシングユニット32は、対応するキャニスタ31の下部に配置されており、対応するキャニスタ31から放出された粉末原料と温水又は冷水とを混合して飲料を生成する。これらキャニスタ31及びミキシングユニット32は、ベース部材30に取り付けられている。注出ガイド4は、飲料生成機構3の下部に取り付けられており、飲料生成機構3で生成された飲料を案内するものである。カップステージ5は、利用者がカップを置くための台であり、注出ガイド4の下方に配置されている。飲料生成機構3で生成された飲料は、カップステージ5上のカップに注がれる。
貯湯タンク6は、飲料生成機構3に供給する温水を貯めるタンクである。貯水タンク7は、飲料生成機構3に供給する冷水を貯めるタンクである。冷凍回路8は、貯水タンク7内に貯められた水を冷却するためのものである。コントロールボックス9は、飲料生成機構3や冷凍回路8の動作を制御するものである。
本体底板1の外周には、第1パネル11、第2パネル12、及び天板13からなるケーシング10が取り付けられる。ケーシング10は、飲料生成機構3や冷凍回路8等の構成部品を格納するための内部空間を形成するものであり、前述の仕切り板2は、ケーシング10内の空間を、前方空間10aと、機械室10bとに区画している。
なお、図示はしないが、ケーシング10には、前面に飲料注出ボタン等を備える扉が揺動可能に装着されており、この扉を開くことでケーシング10の前方開口を開放できるように構成されている。前述した前方空間10aはこの扉と仕切り板2とで挟まれる空間であり、前方空間10a内の飲料生成機構3のメンテナンス(ミキシングユニット32の着脱、及びベース部材30の着脱等)は扉を開ければ実施できる。
次に、図2は、図1の仕切り板2を示す斜視図である。図において、仕切り板2は、上部板面20と、上部板面20の側部から下方に延びる一対の側部板面21と、側部板面21の下端を連結し本体底板1に接続された下部板面22とから構成されている。仕切り板2には、これら上部板面20の下辺、側部板面21の内方側辺、及び下部板面22の上辺によって区画された板開口23が設けられている。板開口23は、中間部開口23aと下部開口23bとを含んでいる。上部板面20には、一対の切り欠きからなる板上部係合部2aが設けられている。側部板面21には、中間部開口23aの下辺を形成するように内方側辺から内方に向けて突出された突片部からなる板中間部係合部2bが設けられている。
ベース部材30には、キャニスタ31及びミキシングユニット32を支持する支持台300と、支持台300の上部基部から立設された立設部301とが設けられている。図2では片側しか示していないが、立設部301の上部には、一対の切り起こしからなるベース上部係合部30aが設けられている。支持台300の下部には、後述する後方下面300eと後方垂直面300fとからなる断面L字状のベース下部係合部30bが設けられている。ベース部材30は、ベース上部係合部30aが板上部係合部2aに係合される(引っ掛けられる)とともに、ベース下部係合部30bが板中間部係合部2bに係合される(載置される)ことで、中間部開口23aを閉じるように仕切り板2に着脱自在に取り付けられる。すなわち、飲料生成機構3は、仕切り板2に対して着脱自在となるようにユニット化されている。また、後述するネジを外した状態でもベース部材30が仕切り板2に支持されている状態を維持できるように構成されている。
ベース部材30は、係合によって仕切り板2に取り付けられた後に、最終的に仕切り板2にネジ固定される。具体的には、後方垂直面300fの両側及び各板中間部係合部2bにネジ穴50a,50bが設けられており、これらネジ穴50a,50bにネジ51が螺着されることで、板中間部係合部2bにベース下部係合部30bが締結される。すなわち、ベース部材30は、キャニスタ31とミキシングユニット32との接続部よりも下方に位置する支持台30の下部のみで仕切り板2に締結されるように形成されている。つまり、飲料ディスペンサの長期使用によってネジが外れるようなことがあっても、外れたネジがミキシングユニット32内に入り込まないように構成されている。
また、仕切り板2には、下部開口23bを閉じるようにセパレータカバー24が着脱可能に取り付けられる。具体的には、セパレータカバー24は、側部板面21及び下部板面22にネジ固定される。セパレータカバー24は、図1のカップステージ5の後方に配置されており、注出ガイド4及びカップステージ5が本体底板1上から取り外された後に、仕切り板2から取り外される。
次に、図3は、図2の飲料生成機構3の分解斜視図であり、図4は、図2の飲料生成機構3の断面図である。図3に示すように、支持台300は、長手状屈曲凸部を形成している。具体的には、支持台300は、上面を形成する支持面300aと、支持面300aの前端から下方に向けて直角に屈曲された前方垂直面300bと、前方垂直面300bの下端からやや下方に傾斜されながら後方に向けて延在された中間部傾斜下面300cと、中間部傾斜下面300cの後端から前方垂直面300bと並行になるように屈曲された中間部垂直面300dと、中間部垂直面300dの下端から支持面300aと並行になるように屈曲された後方下面300eと、後方下面300eの後端から前方垂直面300bと並行になるように屈曲された後方垂直面300fとから構成されている。
図4に示すように、キャニスタ31は、支持面300aに載置されている。このキャニスタ31には、ベース部材30に対して前後方向に沿って係合される前方係合部31a及び後方係合部31bが設けられており、キャニスタ31は、前方に引き抜かれることでベース部材30から取り外すことができるように構成されている。
すなわち、キャニスタ31の下部前方には、放出口310が設けられており、放出口310の下部には、断面C字状に屈曲された前方係合部31aが設けられている。前方係合部31aは、支持面300aの先端部分、詳細には、後述するホルダ上部係合部330aが係合された状態の支持面300aの先端部分に係合されている。
放出口310にはスクリュ311(搬送部材)の先端部311aが挿入されている。スクリュ311は、キャニスタ31の奥行き方向に沿って延在されており、スクリュ311の基端部311bは、キャニスタ31の下部後方でキャニスタ31の外側に突出されている。図3及び図4に示すように、立設部301の背面には、キャニスタ31が配置される位置毎に原料放出モータ312が取り付けられており、原料放出モータ312の駆動軸312aは立設部301の前面から突出されている。スクリュ311の基端には、円筒形状の後方係合部31bが設けられており、後方係合部31bの後部には、原料放出モータ312の駆動軸312aが係合される凹部が設けられている。後方係合部31bは駆動軸312aとともに回転される。すなわち、スクリュ311は、原料放出モータ312の駆動力によって回転されて、キャニスタ31内の粉末材料を放出口310から送り出す。放出口310には、断面弧状のキャップ部材313が取り付けられており、キャップ部材313は、放出口310から送り出された粉末材料を下方に案内する。前方係合部31a及び後方係合部31bは、ベース部材30に対するキャニスタ31の位置決めを行うとともに、キャニスタ31のズレを防止する。
図3に示すように、支持台300の前部には、ユニット取付穴303が設けられている。換言すると、前方垂直面300b、中間部傾斜下面300c、中間部垂直面300d、及び後方下面300eには、切り欠き部が設けられている。図3では、1つのユニット取付穴303を示しているが、3つのユニット取付穴303が互いに間隔を置いて形成されており、各ユニット取付穴303にミキシングユニット32がそれぞれ取り付けられる。
図3で分解して示しているように、ミキシングユニット32は、ホルダ33、撹拌用モータ34、カップリング用マグネット35、インペラ36(撹拌部材)、ミキシングキャップ37、及びミキシングケース38を有している。ホルダ33は、支持台300に直接取り付けられ、撹拌用モータ34、カップリング用マグネット35、及びミキシングケース38を保持するものである。
ホルダ33は、ホルダ前方腕部330と、ホルダ本体331と、ホルダ後方脚部332とが樹脂で一体に形成されたものである。ホルダ本体331には、ホルダ上面部333と、一対のホルダ側面部334とが含まれている。
ホルダ前方腕部330は、ホルダ33がユニット取付穴303に取り付けられた際に、前方垂直面300bと略並行になるように形成されている。ホルダ上面部333は、ホルダ前方腕部330の下端から水平方向に沿って後方に向かって延在されており、ホルダ33がユニット取付穴303に取り付けられた際に支持面300aの下方に位置するように設けられている。一対のホルダ側面部334は、ホルダ上面部333の側部から下方に向けて延在された壁面である。図4に示すように、ホルダ後方脚部332は、ホルダ上面部333の後端に一体に設けられており、脚部垂直面332a及び脚部水平面332bから構成される。
図3に示すように、ホルダ前方腕部330の上端には、断面略C字状に形成されたホルダ上部係合部330aが形成されており、ホルダ上部係合部330aは支持面300aの先端部分に係合されている。脚部水平面332bの後端には、下方に突出する爪状のホルダ下部係合部332cが設けられており、ホルダ下部係合部332cは支持台300の後方下面300eに設けられた係合穴に係合されている。すなわち、これらホルダ上部係合部330aとホルダ下部係合部332cとによって、ホルダ33が支持台300に着脱自在に取り付けられている。
図4に示すように、ホルダ上面部333には、上部開口の円筒形状のモータ保持部335と、液供給路336が設けられている。モータ保持部335の内部には、撹拌用モータ34とカップリング用マグネット35とが収納されている。図示はしないが、モータ保持部335の下端には、モータ保持部335の内周部から径方向内方に突出し、撹拌用モータ34とカップリング用マグネット35とを支持するための縁部が設けられている。すなわち、撹拌用モータ34は、支持面300aの下部に位置するように、ホルダ33を介して支持台300に取り付けられている。換言すると、撹拌用モータ34は、支持台300の内側に形成された屈曲凹部内に格納されている。モータ保持部335の中心軸L、すなわち撹拌用モータ34の回転軸は、鉛直方向に対して下方に向かって前方側に傾くように設けられている。
液供給路336は、水平方向に沿って延在された管であり、モータ保持部335の側方に配置されている。液供給路336には、前部開口(図示せず)と後部開口336a(図3参照)とが設けられており、後部開口336aには温水供給用バルブ39の出力管39aが接続されている。すなわち、温水供給用バルブ39は、ホルダ33を介して支持台300に取り付けられている。
図3に示すように、支持台300の後方下面300eには、温水供給用ポンプ40が固定されており、温水供給用ポンプ40は、温水供給用バルブ39の入力管39bに接続される。温水供給用ポンプ40は、貯湯タンク6(図1参照)に貯められた温水を送り出すものである。すなわち、温水供給用ポンプ40が駆動されるとともに温水供給用バルブ39が開弁されると、貯湯タンク6の温水が液供給路336の前部開口からミキシングケース38内に向けて吐出される。
温水供給用バルブ39の出力管39aには、上方に向かって延びる分岐管39cが設けられている。分岐管39cには、貯水タンク7(図1参照)の近傍に配置された冷水供給用バルブ(図示せず)が接続されている。すなわち、冷水供給用バルブが開弁されると、水頭圧によって、貯水タンク7内の冷水が液供給路336の前部開口からミキシングケース38内に向けて吐出される。
図3に示すように、一対のホルダ側面部334の下端には、内方に向けて突出された板状の折り返し部334aが設けられている。ミキシングケース38には、折り返し部334aの上面でスライドされるガイド38aが設けられている。すなわち、折り返し部334aは、ミキシングケース38を保持するためのものである。ミキシングケース38には、インペラ36を保持するミキシングキャップ37が取り付けられる。すなわち、インペラ36、ミキシングキャップ37、及びミキシングケース38は、ホルダ33に対して前方からまとめて着脱できるようにユニット化されている。
図4に示すように、インペラ36は、棒状の軸部36aと、軸部36aの上端に設けられた円環状の磁石部36bと、軸部36aの下端に設けられるとともに下面に撹拌羽36dが形成された円板部36cとを有している。磁石部36bは、ミキシングキャップ37に保持されており、ユニット化されたミキシングケース38等がホルダ33に取り付けられた際に、カップリング用マグネット35に対向して配置される。すなわち、撹拌用モータ34は、カップリング用マグネット35の磁気作用を介して、インペラ36に接続されている。撹拌用モータ34の駆動力は、カップリング用マグネット35、磁石部36b、及び軸部36aを介して円板部36cを回転させる。円板部36cが回転されると、ミキシングケース38内に供給された粉末原料と温水又は冷水とが撹拌羽36dによって撹拌される。
ベース部材30が仕切り板2から取り外される際には、キャニスタ31から粉末原料がこぼれることを防止するために、キャニスタ31がベース部材30から取り外される。すなわち、ユニット化されたミキシングケース38等がホルダ33から取り外された後に、キャニスタ31が前方に引き抜かれる。このとき、前方係合部31a及び後方係合部31bがベース部材30に対して前後方向に沿って係合される構造とされているので、キャニスタ31が前方に引き抜かれることで、ベース部材30に対する前方係合部31a及び後方係合部31bの係合が解除される。
キャニスタ31がベース部材30から取り外されると、次に、ベース部材30の下部のネジ固定が解除される。このとき、ベース部材30は、係合によって仕切り板2に係合されているので、この状態を利用して温水供給用ポンプ40等の配管及び配線が取り外される。そして、これら配管及び配線が取り外された後に、仕切り板2に対するベース部材30の係合が解除されて、ベース部材30が仕切り板2から取り外される。
このような飲料ディスペンサでは、撹拌用モータ34が支持面300aの下部に位置するように支持台300に取り付けられているので、キャニスタ31を支持するための支持台300が撹拌用モータ34を支持するためのモータベースを兼ねることができる。これにより、部品点数を削減でき、製造コストを低減できる。また、支持面300aの下部の空間を有効利用でき、構造をコンパクトにできる。
また、撹拌用モータ34が取り付けられた支持台300と、原料放出モータ312が取り付けられた立設部301とが互いに一体に形成され、仕切り板2に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材30を構成するので、仕切り板2からベース部材30を取り外すことで撹拌用モータ34と原料放出モータ312とをまとめて取り外すことができる。すなわち、本体底板1からケーシング10を取り外すことなく、前方から撹拌用モータ34と原料放出モータ312と取り外すことができ、メンテナンスの利便性を向上できる。
また、仕切り板2には、板開口23が設けられており、ベース部材30は、板開口23の少なくとも一部を閉じるように仕切り板2に取り付けられているので、ベース部材30を仕切り板2から取り外すことで前方から機械室10bのメンテナンスを実施でき、利便性を向上できる。また、ベース部材30と仕切り板2との間に機器を配置する場合に比べて、機器の設置スペースを容易に確保でき、数多くの機器をベース部材30に取り付けることができる。
さらに、ベース部材30は、仕切り板2に係合可能に形成されるとともに、キャニスタ31とミキシングユニット32との接続部よりも下方に位置する支持台300の下部のみで仕切り板2に締結されるように形成されているので、ネジを外した状態でもベース部材30が仕切り板2に支持されている状態を維持でき、ベース部材30後方での電気配線や配管の着脱を容易に実施できる。また、長期使用によってネジが外れるようなことがあっても、外れたネジがミキシングユニット32内に入り込むことを防止できる。
さらにまた、ベース部材30には、ミキシングユニット32に温水を供給するか否かを切り替える温水供給用バルブ39が取り付けられているので、ベース部材30を仕切り板2から取り外すことで温水供給用バルブ39のメンテナンスを容易に実施でき、利便性を向上できる。
また、ベース部材30には、ミキシングユニット32に温水を送るための温水供給用ポンプ40が取り付けられているので、ベース部材30を仕切り板2から取り外すことで温水供給用ポンプ40のメンテナンスを容易に実施でき、利便性を向上できる。
なお、実施の形態では、撹拌用モータ34がホルダ33を介して支持台300に取り付けられると説明したが、撹拌用モータの支持台に対する取り付けはこれに限定されず、例えば撹拌用モータを支持面の下方に直接固定してもよい。
また、実施の形態では、仕切り板2には、下部開口23bを閉じるようにセパレータカバー24が着脱可能に取り付けられると説明したが、セパレータカバーが仕切り板に固定されていてもよい。すなわち、中間部開口のみが仕切り板に設けられていてもよく、ベース部材が仕切り板の開口全体を閉じるように仕切り板に取り付けられてもよい。
さらに、実施の形態では、ベース部材30には温水供給用バルブ39と温水供給用ポンプ40とが取り付けられると説明したが、飲料ディスペンサの構成によっては冷水供給用バルブと冷水供給用バルブとがベース部材に取り付けられてもよい。
本発明の実施の形態1による飲料ディスペンサを示す分解斜視図である。 図1の仕切り板を示す斜視図である。 図2の飲料生成機構の分解斜視図である。 図2の飲料生成機構の断面図である。
符号の説明
2 仕切り板、 23 板開口、 10 ケーシング、 10a 前方空間、 10b 機械室、 30 ベース部材、 31 キャニスタ、 32 ミキシングユニット、 34 撹拌用モータ、 36 インペラ(撹拌部材)、 39 温水供給用バルブ、 40 温水供給用ポンプ、 300 支持台、 300a 支持面、 301 立設部、 311 スクリュ(搬送部材)、 312 原料放出モータ。

Claims (4)

  1. ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、前記キャニスタ内に格納された粉末原料が前記ミキシングユニットに送り出されるとともに、前記粉末原料と温水又は冷水とが前記ミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、
    前記ケーシング内に設けられ、前記キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、
    前記支持面の下部に位置するように前記支持台に取り付けられ、前記粉末原料と前記温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、
    前記支持台の上部基部から立設された立設部と、
    前記立設部の背面に取り付けられ、前記キャニスタに格納された前記粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、
    前記ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板と
    を備え、
    前記支持台と前記立設部とは、互いに一体に形成されており、前記仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、
    前記仕切り板には、板開口が設けられており、
    前記ベース部材は、前記板開口の少なくとも一部を閉じるように前記仕切り板に取り付けられていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記ベース部材は、前記仕切り板に係合可能に形成されるとともに、前記キャニスタと前記ミキシングユニットとの接続部よりも下方に位置する前記支持台の下部のみで前記仕切り板に締結されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサ。
  3. ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、前記キャニスタ内に格納された粉末原料が前記ミキシングユニットに送り出されるとともに、前記粉末原料と温水又は冷水とが前記ミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、
    前記ケーシング内に設けられ、前記キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、
    前記支持面の下部に位置するように前記支持台に取り付けられ、前記粉末原料と前記温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、
    前記支持台の上部基部から立設された立設部と、
    前記立設部の背面に取り付けられ、前記キャニスタに格納された前記粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、
    前記ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板と
    を備え、
    前記支持台と前記立設部とは、互いに一体に形成されており、前記仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、
    前記ベース部材には、前記ミキシングユニットに前記温水又は冷水を供給するか否かを切り替えるバルブが取り付けられていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  4. ケーシング内にキャニスタとミキシングユニットとが配置され、前記キャニスタ内に格納された粉末原料が前記ミキシングユニットに送り出されるとともに、前記粉末原料と温水又は冷水とが前記ミキシングユニットで混合されて飲料が生成される飲料ディスペンサであって、
    前記ケーシング内に設けられ、前記キャニスタが載置される支持面が上部に形成された支持台と、
    前記支持面の下部に位置するように前記支持台に取り付けられ、前記粉末原料と前記温水又は冷水とを撹拌するための撹拌部材に接続された撹拌用モータと、
    前記支持台の上部基部から立設された立設部と、
    前記立設部の背面に取り付けられ、前記キャニスタに格納された前記粉末原料を送り出すための搬送部材に接続された原料放出モータと、
    前記ケーシング内の内部空間を前方空間と機械室とに区画する仕切り板と
    を備え、
    前記支持台と前記立設部とは、互いに一体に形成されており、前記仕切り板に対して着脱自在に取り付け可能なベース部材を構成しており、
    前記ベース部材には、前記ミキシングユニットに前記温水又は冷水を送るためのポンプが取り付けられていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
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