JP5294329B2 - 電話システム及び外部端末制御方法 - Google Patents

電話システム及び外部端末制御方法 Download PDF

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本発明は電話システム及び外部端末制御方法に関し、特に外部端末が接続可能な電話装置を備えた電話システム及び外部端末制御方法に関する。
近年、ボタン電話機の機能向上を図る上で、カメラ、セキュリティ機能、大型液晶画面等を備える高機能型ボタン電話機や、ボタン電話機の機能をソフトウェア的に実装し、PC(Personal Computer)や携帯電話機等を端末として接続して使用する電話機が出現している。例えば、特許文献1には、音声を録音することができるPCと接続可能なデジタル電話機が開示されている。また、特許文献2、3には、携帯電話機と接続可能なボタン電話機が開示されている。さらに、特許文献4、5には、メモリーカードやID(IDentification)カード内に格納された内線番号を読み取るボタン電話機が開示されている。
一方、近年のビジネスホンに接続されるボタン電話機は、ダイレクトキーによるワンタッチダイヤル機能に加えて電話帳機能を有しており、より多くの宛先電話番号を宛先名と共に記憶させて発信時に使用できる。そのほか、着信時に発信者番号情報を電話帳データと照合して発信者名を表示するといった機能を有することが多く、これらの機能はボタン電話機の利便性向上に寄与している。
特開2003−8731号公報 特開2008−92189号公報 特開平8−251641号公報 特開2008−228241号公報 特開2000−23215号公報
しかしながら、電話帳機能を使用するためには、使用するボタン電話機がアクセス可能な場所に、予め相手先番号及び相手先名を登録する必要があり、件数が増加するに伴い登録する手間も増加してしまう。
また、特定の利用者が複数のボタン電話機を使用する場合や、複数の利用者が同一のボタン電話機を共用する場合等を考慮して、同一システム内の全てのボタン電話機で参照できる電話帳を設けたり、利便性を高めるための電話帳管理ソフトウェア等を利用したりしていたが、連絡先番号追加や変更などの電話帳の管理の手間は少なくない状態であった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、電話帳管理の利便性に優れた電話システム及び外部端末連携方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる電話システムは、電話番号情報を記憶する外部端末と、主装置及び前記主装置と接続された複数のボタン電話機を有し、前記外部端末と接続可能な電話装置と、を備える電話システムであって、前記電話装置は、前記外部端末に記憶された前記電話番号情報を取得する番号取得手段と、前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記番号取得手段が前記外部端末から取得した前記電話番号情報を用いて前記主装置を介して当該電話番号情報により特定される相手先に対して発信する番号発信手段と、を備えるものである。
本発明にかかる外部端末制御方法は、電話番号情報を記憶する外部端末と、主装置及び前記主装置と接続された複数のボタン電話機を有し、前記外部端末と接続可能な電話装置と、を備える外部端末制御方法であって、前記電話装置が前記外部端末の前記電話番号情報を取得するステップと、前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記電話装置が前記外部端末から取得した前記電話番号情報を用いて前記主装置を介して当該電話番号情報により特定される相手先に対して発信するステップと、を備えるものである。
本発明により、電話帳管理の利便性に優れた電話システム及び外部端末制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態2にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態3にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態3にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態4にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態4にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態5にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態5にかかる電話システムの構成例を示す図である。 実施の形態6にかかる電話システムの構成例を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態にかかる電話システムの構成例を示す図である。図1における電話システムは、外部端末10と、電話装置20を備えている。
外部端末10は、電話番号情報101を記憶しており、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等である。外部端末10は、電話番号情報101を記憶している端末であれば、携帯オーディオプレーヤーやIDカード、IC(Integrated Circuit)チップを搭載した名刺等であってもよい。ここで、電話番号情報101は、少なくとも電話番号を含み、さらにその電話番号と関連付けられた宛先情報等の電話番号に関連する情報も含んでいてもよい。また、外部端末10は、有線または無線通信回線を介して電話装置20と接続されている。なお、図1においては、電話装置20に対して、外部端末10が1つだけ接続されているが、電話装置20は複数の外部端末と同時に接続可能である。
電話装置20は、主装置30と、ボタン電話機40を備えている。主装置30は、複数のボタン電話機40を制御する制御装置であり、有線または無線通信回線を介して複数のボタン電話機40と接続されている。図1においては、3つのボタン電話機40a〜40cと接続されている例を示している。ボタン電話機40は、番号取得手段201と、番号発信手段202を備えている。番号取得手段201は、外部端末10が記憶する電話番号情報101を取得する。番号発信手段202は、番号取得手段201が取得した電話番号情報101を用いて、主装置30を介して発信動作を行う。
続いて、図2を用いて、電話システム1の動作例について説明する。図2は、電話システム1の詳細な構成例である。ボタン電話機40は、外部端末接続インターフェース401、制御部402、ユーザインターフェース403を備えている。外部端末接続インターフェース401は、外部端末10と接続するためのインターフェースである。制御部402は、番号取得手段201、番号発信手段202を備えており、ユーザインターフェース403の操作及び主装置30からの命令に基づいて、電話番号取得及び電話番号発信を行う。ユーザインターフェース403は、ボタン電話機40と利用者とのインターフェースであり、例えば、ボタンキットやハンドセット、スピーカー、マイク等である。
まず、ボタン電話機40の利用者は、外部端末10を外部端末接続インターフェース401に接続する。外部端末10が接続されると、制御部402は、外部端末10が記憶している電話番号情報101を取得する。この電話番号情報101の取得は、利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、主装置30が制御部402に番号取得手段201を実行するように命令を出してもよいし、外部端末10とボタン電話機40との接続をトリガとして、番号取得手段201を実行してもよい。
利用者は、ユーザインターフェース403を用いて、外部端末10から取得した電話番号情報101の宛先に発信操作を行う。制御部402は、ユーザインターフェース403の発信操作に基づいて番号発信手段202を実行し、主装置30を介して当該電話番号により特定される相手先に対して発信する。なお、図示はしていないが、主装置30が外部端末接続インターフェース401を備え、外部端末10と主装置30が接続されてもよい。また、主装置30が番号取得手段201及び番号発信手段202を備える構成としてもよい。
このような構成とすることで、ボタン電話機40の利用者は、ボタン電話機40に予め電話番号情報101を登録しておく必要がない。また、主装置30に電話番号情報101を取得させる構成とすれば、主装置30と接続された複数のボタン電話機40において取得した電話番号情報101の共有が可能となる。したがって、ボタン電話機40及び主装置30において電話帳の管理をする必要がなくなるため、電話帳管理の利便性を向上させることができる。
実施の形態2
本発明にかかる実施の形態2について説明する。図3は、本実施の形態にかかる電話システム2の構成例を示す図である。図3において、ボタン電話機40は電話システム1の構成に加えて、さらに番号記憶手段203を備えている。
番号記憶手段203は、制御部402が取得した電話番号情報101を格納する。番号記憶手段203としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等のメモリである。なお、図示はしていないが、主装置30が番号記憶手段203を備える構成としてもよい。また、電話装置20は、取得及び格納した電話番号情報101や番号発信手段202の実行に伴い生成された発着信履歴を、外部端末10の接続解除をトリガとして消去する構成としてもよい(記憶消去手段)。
このような構成とすることで、取得した電話番号情報101を記憶させておくことができるので、外部端末10の電話番号情報101を使用したい場合に、その都度ボタン電話機40と外部端末10を接続させる手間を省くことができる。
実施の形態3
本発明にかかる実施の形態3について説明する。図4は、本実施の形態にかかる電話システム3の構成例を示す図である。電話システム3は、図2に示した電話システム1の構成に加えて、ボタン電話機40の制御部402はさらに識別情報取得手段204を備え、外部端末10はさらに識別情報102を記憶している。また、主装置30は、第1の発信制御手段301を備えている。
識別情報102は、外部端末10を識別可能な情報であり、例えば、携帯電話機の製造番号やIDカードに記憶されているID等である。識別情報取得手段204は、外部端末10が記憶する識別情報102を取得する。第1の発信制御手段301は、識別情報取得手段204が取得した外部端末10の識別情報102に基づいて、番号発信手段202を制御する。
続いて、電話システム3の動作例について説明する。まず、外部端末10が接続されると、制御部402が接続された外部端末10の識別情報102を取得する。この識別情報102の取得は、利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、主装置30が制御部402に識別情報取得手段204を実行するように命令を出してもよいし、外部端末10とボタン電話機40との接続をトリガとして、識別情報取得手段204を実行してもよい。なお、外部端末10と主装置30が接続される構成の場合には、主装置30が識別情報取得手段204を備えてもよい。
第1の発信制御手段301は、取得した識別情報102に基づいて、番号発信手段202を制御する。識別情報102に基づいて、番号発信手段202を制御するとは、例えば、予め主装置30に登録された識別情報と取得した識別情報102とを比較して、識別情報102が登録されている場合には発信動作を可能とする等である。第1の発信制御手段301により発信動作が可能となった場合には、利用者は制御部402が取得した電話番号情報101を用いて発信する。なお、番号取得手段201の動作については、実施の形態1の説明と同様であるので説明を省略する。
次に、電話システム3の変形例として、識別情報として生体情報を用いた場合の構成例を図5に示す。図5に示した電話システム4においては、外部端末10は識別情報102に替えて生体情報検出手段103を備え、主装置30は第1の発信制御手段301に替えて第2の発信制御手段302を備え、ボタン電話機40の制御部402は識別情報取得手段204に替えて生体情報処理手段205を備えている。
生体情報検出手段103は、ボタン電話機40の利用者の生体情報を検出する。例えば、指紋認証、顔認証等を行う際の指紋読み取り装置や顔認識装置である。生体情報処理手段205は、生体情報を取得し、処理する。第2の発信制御手段302は、生体情報の処理結果に基づいて、番号発信手段202を制御する。なお、外部端末10と主装置30が接続される構成の場合には、主装置30が生体情報処理手段205を備えていてもよい。
続いて、図5に示した電話システム4の動作例について説明する。まず、ボタン電話機40の利用者は、外部端末10をボタン電話機40に接続する。そして、外部端末10の生体情報検出手段103を用いて、利用者の生体情報を検出する。このとき、生体情報検出手段103は、主装置30からの命令によって制御される。
制御部402は、生体情報検出手段103により検出された生体情報を取得し、処理する。ここで、処理とは、取得した生体情報を利用者の識別ができるような情報に加工することをいう。なお、この生体情報の取得及び処理は、利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、主装置30が制御部402に生体情報処理手段205を実行するように命令を出してもよいし、生体情報の検出をトリガとして生体情報処理手段205を実行してもよい。また、外部端末10の内部において既に生体情報の処理が済んでいる場合には、処理後の情報を識別情報として扱い、図4に示した電話システム3の構成を用いてもよい。
生体情報の処理が済むと、第2の発信制御手段302は当該処理結果に基づいて、番号発信手段202を制御する。処理結果に基づいて、番号発信手段202を制御するとは、例えば、予め設定してある利用者の生体情報と、検出された生体情報とが一致する場合には、発信動作を可能とする等である。第2の発信制御手段301により発信動作が可能となった場合には、利用者は制御部402が取得した電話番号情報101を用いて発信する。なお、番号取得手段201の動作については、実施の形態1の説明と同様であるので説明を省略する。
以上のように、実施の形態3にかかる電話システムを用いると、ボタン電話機40の利用者に応じて発信動作を制御するので、ボタン電話機の利用者が正しい利用者であることを確認することができ、電話システムのセキュリティ向上を図ることができる。
実施の形態4
本発明にかかる実施の形態4について説明する。図6は、本実施の形態にかかる電話システム5の構成例を示す図である。電話システム5は、図4に示した電話システム3の構成に加えて、ボタン電話機40が実施の形態2において説明した番号記憶手段203をさらに備え、主装置30が第1の発信制御手段301に替えて第1の記憶制御手段303を備えている。
番号記憶手段203は、実施の形態2の説明と同様に制御部402が取得した電話番号情報101を格納する。第1の記憶制御手段303は、取得した識別情報102に基づいて、制御部402が取得した電話番号情報101を番号記憶手段203に格納するか否かを制御する。その他の構成については、電話システム3と同様であるので説明を省略する。
続いて、図6に示した電話システム5の動作例について説明する。まず、外部端末10がボタン電話機40に接続されると、制御部402が識別情報102を取得する。同様に、外部端末10に記憶された電話番号情報101も取得する。
そして、取得した識別情報102に基づいて、第1の記憶制御手段303が、取得した電話番号情報101を番号記憶手段203に格納するか否かを制御する。例えば、外部端末10の識別情報102として社員IDが取得された場合には、第1の記憶制御手段303は、当該外部端末10から取得した電話番号情報101を番号記憶手段203に格納するように制御する。一方、第1の記憶制御手段303が、取得した識別情報102に基づいて、利用者が社員以外の者(例えば、来客者等)であると識別した場合には、ボタン電話機40によって電話番号情報101を取得し、当該番号に発信することはできるが、当該取得した電話番号情報101を記憶しないように、第1の記憶制御手段303は、番号記憶手段203を制御する。
次に、電話システム5の変形例として、識別情報に生体情報を用いた場合の構成例を図7に示す。図7に示した電話システム6においては、外部端末10は識別情報102に替えて生体情報検出手段103を備え、主装置30は第1の記憶制御手段303に替えて第2の記憶制御手段304を備え、ボタン電話機40の制御部402は識別情報取得手段204に替えて生体情報処理手段205を備えている。
第2の記憶制御手段304は、上記の第1の記憶制御手段303と同様に、制御部402の処理結果に基づいて、番号記憶手段203を制御する。なお、生体情報検出手段103及び生体情報処理手段205については、実施の形態3における説明と同様であるので説明を省略する。
続いて、図7に示した電話システム6の動作例について説明する。まず、外部端末10がボタン電話機40に接続されると、制御部402は外部端末10の電話番号情報101を取得する。一方、利用者は外部端末10の生体情報検出手段103を用いて生体情報を検出する。
検出された生体情報は、制御部402が取得し、処理する。そして、当該処理結果に基づいて、第2の記憶制御手段304は、取得した電話番号情報101を番号記憶手段203に格納するか否かを制御する。
以上のように、本実施の形態にかかる電話システムを用いると、ボタン電話機40の利用者に応じて電話番号情報101を記憶するか否かを制御できるため、電話番号情報101をボタン電話機40に記憶させたい利用者と記憶させたくない利用者が、1つのボタン電話機40を共用するような場合に電話帳管理及びセキュリティ管理が容易となる。
実施の形態5
本発明にかかる実施の形態5について説明する。図8は、本実施の形態にかかる電話システム7の構成例を示す図である。電話システム7は、図2に示した電話システム1の構成に加えて、外部端末10がさらに情報表示手段104を備え、主装置30が表示制御手段305を備えている。
情報表示手段104は、電話装置20が取得した情報を表示する。情報表示手段104とは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等であり、外部端末10とは、例えば、持ち運び可能な大画面LCDや携帯電話機等である。電話装置20が取得した情報とは、例えば、電話番号情報101や発着信履歴、テレビ電話の際の通話相手の映像等である。また、表示制御手段305は、上記のような電話装置20が取得した情報を外部端末10の情報表示手段104に表示させる。
続いて、図8に示した電話システム7の動作例について説明する。まず、外部端末10が接続されると、制御部402が電話番号情報101を取得する。そして、表示制御手段305は、取得した情報(電話番号情報101)を情報表示手段104に表示させる。また、発信した場合には、発信履歴を情報表示手段104に表示させる。なお、図示はしていないが、電話装置20がさらに番号記憶手段203を備えており、既に他の外部端末から番号記憶手段203に電話番号情報が格納されていた場合には、当該格納されている電話番号情報を表示させてもよい。
このとき、表示制御手段305は、利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、外部端末接続インターフェース401及び制御部402を介して情報表示手段104を制御してもよいし、電話装置20が情報を取得したことをトリガとして情報表示手段104に表示させてもよい。なお、外部端末10が主装置30と接続されている場合には、表示制御手段305は、ボタン電話機40の制御部402を介さずに情報表示手段104を制御してもよい。
次に、電話システム7の変形例として、テレビ電話が可能な電話システム8の構成例を図9に示す。図9に示した電話システム8においては、電話システム7の構成に加えて、外部端末10はさらに撮影手段105を備え、主装置30はさらに撮影制御手段306を備えている。
撮影手段105は、画像や映像を撮影するカメラ等である。撮影制御手段306は、撮影手段105が撮影を行うようにボタン電話機40の制御部402を介して制御する。この場合も、上記の表示制御手段305と同様に、外部端末10が主装置30と接続されている場合には、制御部402を介す必要はない。
続いて、図9に示した電話システム8の動作例について説明する。まず、ボタン電話機40に外部端末10が接続され、制御部402が電話番号情報101を取得する。取得した電話番号情報101を用いて、制御部402が主装置30を介して発信する。そして、通話相手と電話が繋がると、主装置30は通話相手の映像を受信し、当該映像を表示制御手段305が情報表示手段104に表示させる。一方、ボタン電話機40の利用者は、撮影手段105を用いて自らの映像を撮影する。撮影された映像は、主装置30によって通話相手に送信される。このとき、表示制御手段305及び撮影制御手段306は、利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、外部端末接続インターフェース401及び制御部402を介して情報表示手段104及び撮影手段105を制御してもよいし、通話相手と電話が繋がったことをトリガとして、情報表示手段104及び撮影手段105を制御してもよい。
このように、本実施の形態にかかる電話システムの構成とすることで、電話装置20が取得した情報を情報表示手段104に表示させ確認することができるので、電話帳や発着信履歴を参照する際の利便性が向上する。また、テレビ電話機能を持たないボタン電話機であっても、テレビ電話を利用することができる。
実施の形態6
本発明にかかる実施の形態6について説明する。図10は、本実施の形態にかかる電話システム9の構成例を示す図である。電話システム9は、図2に示した電話システム1の構成に加えて、外部端末10がさらに音声録音手段106を備え、主装置30は録音制御手段307を備えている。
音声録音手段106は、通話相手との会話を録音する。音声録音手段106は、音声を記憶する記憶領域(例えばRAM等)及びコーデック等の音声録音に必要なデバイスから構成される。録音制御手段307は、音声録音手段106を制御するための信号を送出し、音声録音手段106を制御する。なお、外部端末10と主装置30が接続されている場合には、制御部402を介して制御する必要はない。
続いて、本実施の形態にかかる電話システム9の動作例について説明する。まず、ボタン電話機40に外部端末10が接続され、制御部402が電話番号情報101を取得する。利用者の操作に応じて、制御部402は取得した電話番号情報101を用いて、主装置30を介して発信する。
通話相手と電話がつながると、ボタン電話機40の利用者と通話相手との会話の音声を音声録音手段106が録音する。このとき、音声録音は利用者によるユーザインターフェース403の操作に基づいて、録音制御手段307が、外部端末接続インターフェース401及び制御部402を介して音声録音手段106に録音するように命令を出してもよいし、通話相手と電話がつながったことをトリガとして、録音制御手段307が命令を出してもよい。
本実施の形態にかかる電話システム9を用いると、音声録音機能を備えていないボタン電話機であっても、音声録音が可能となる。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1〜9 電話システム
10 外部端末
20 電話装置
30 主装置
40 ボタン電話機
101 電話番号情報
102 識別情報
103 生体情報取得手段
104 情報表示手段
105 撮影手段
106 音声録音手段
201 番号取得手段
202 番号発信手段
203 番号記憶手段
204 識別情報取得手段
205 生体情報処理手段
301 第1の発信制御手段
302 第2の発信制御手段
303 第1の記憶制御手段
304 第2の記憶制御手段
305 表示制御手段
306 撮影制御手段
307 録音制御手段
401 外部端末接続インターフェース
402 制御部
403 ユーザインターフェース

Claims (8)

  1. 電話番号情報を記憶する外部端末と、
    主装置及び前記主装置と接続された複数のボタン電話機を有し、前記外部端末と接続可能な電話装置と、を備える電話システムであって、
    前記外部端末は、
    前記外部端末を識別可能な識別情報と、
    生体情報を検出する生体情報検出手段と、を備え、
    前記電話装置は、
    前記外部端末に記憶された前記電話番号情報を取得する番号取得手段と、
    前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記番号取得手段が前記外部端末から取得した前記電話番号情報を用いて前記主装置を介して当該電話番号情報により特定される相手先に対して発信する番号発信手段と、
    前記外部端末から取得した前記電話番号情報を記憶する番号記憶手段と、
    接続された前記外部端末に記憶された前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    接続された前記外部端末が検出した前記生体情報を取得し、取得した前記生体情報を、当該生体情報が検出された利用者を識別可能な情報に処理する生体情報処理手段と、を備え、
    前記主装置は、
    前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報と予め前記主装置に登録された識別情報とを比較し、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報が前記主装置に登録されている場合、前記番号発信手段による発信動作を可能とする第1の発信制御手段と、
    前記生体情報処理手段の処理結果と予め前記主装置に登録された生体情報とが一致する場合、前記番号発信手段による発信動作を可能とする第2の発信制御手段と、を備える電話システム。
  2. 前記電話装置は、前記識別情報取得手段により取得した前記識別情報と予め前記主装置に登録された識別情報とを比較し、比較結果に基づいて、前記番号取得手段が取得した電話番号情報を前記番号記憶手段に格納するか否かを制御する第1の記憶制御手段をさらに備える請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記主装置は、前記生体情報処理手段の処理結果と予め前記主装置に登録された生体情報とを比較し、比較結果に基づいて、前記番号取得手段が取得した電話番号情報を前記番号記憶手段に格納するか否かを制御する第2の記憶制御手段をさらに備える請求項1または2に記載の電話システム。
  4. 前記外部端末は、情報表示手段をさらに備え、
    前記主装置は、前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記電話装置に接続された前記外部端末の前記情報表示手段に、前記電話装置が取得した情報を表示させる表示制御手段をさらに備える請求項1〜のいずれか一項に記載の電話システム。
  5. 前記外部端末は、撮影手段をさらに備え、
    前記主装置は、前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記電話装置に接続された前記外部端末の前記撮影手段を制御する撮影制御手段をさらに備え、
    前記主装置は、通信回線を介して通話相手から受信した情報を前記外部端末の情報表示手段に表示し、前記撮影手段により撮影した情報を前記主装置を介して前記通話相手に送信する請求項に記載の電話システム。
  6. 前記外部端末は、音声を記憶する音声録音手段をさらに備え、
    前記主装置は、前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記電話装置に接続された前記外部端末の前記音声録音手段を制御し、通話相手との会話を録音する録音制御手段をさらに備える請求項1〜のいずれか一項に記載の電話システム。
  7. 前記電話装置は、前記外部端末と前記電話装置が接続を解除した場合に、取得した前記電話番号情報及び発着信履歴を消去する記憶消去手段をさらに備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の電話システム。
  8. 電話番号情報を記憶する外部端末と、
    主装置及び前記主装置と接続された複数のボタン電話機を有し、前記外部端末と接続可能な電話装置と、を備える外部端末制御方法であって、
    前記外部端末は、前記外部端末を識別可能な識別情報を有し、
    前記外部端末が生体情報を検出するステップを備え、
    前記電話装置が
    前記外部端末に記憶された前記電話番号情報を取得するステップと、
    前記ボタン電話機の操作に基づいて、前記電話装置が前記外部端末から取得した前記電話番号情報を用いて前記主装置を介して当該電話番号情報により特定される相手先に対して発信するステップと、
    前記外部端末から取得した前記電話番号情報を記憶するステップと、
    接続された前記外部端末に記憶された前記識別情報を取得するステップと、
    接続された前記外部端末が検出した前記生体情報を取得し、取得した前記生体情報を、当該生体情報が検出された利用者を識別可能な情報に処理するステップと、を備え、
    前記主装置が、
    取得された前記識別情報と予め前記主装置に登録された識別情報とを比較し、取得された前記識別情報が前記主装置に登録されている場合、前記電話装置の発信動作を可能とするステップと、
    前記生体情報の処理結果と予め前記主装置に登録された生体情報とが一致する場合、前記電話装置の発信動作を可能とするステップと、を備える外部端末制御方法。
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