JP5293483B2 - 車両シート用のロータリダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、粘性流体を収容する収容体の内部に回転体を回転自在に収容して、隙間を通過する粘性流体により回転体の回転に対して制動を与え、これにより座部に回転自在に連結されて折り畳み自在とされた背もたれ部に適度な回転制動を与える車両シート用のロータリダンパに関する。
隙間を通過する粘性流体により、回転体の一方の回転に対しては大きな制動を与える一方、回転体の他方の回転に対しては小さな制動を与えるようにしたこの種のロータリダンパは、特許文献1等によって知られている。
特開2005−188636号公報 特開平9−42350号公報 特開平9−329173号公報 特開平8−109940号公報 特開平8−296687号公報
ところで、斯かるロータリダンパでは、粘性流体の粘度が温度によって変化するために、高温下の使用では制動が低下する一方、低温下の使用では制動が増大することとなり、高温でも低温でも変化のない制動が要求される機器、例えば自動車用等の車両シートへのこの種ロータリダンパの使用は適さないことになる。
また、自動車用等の車両シートでは、手動により背もたれ部を初期回転位置から折畳み回転位置に、またその逆に回転させる場合に、背もたれ部の回転位置に応じた背もたれ部の自重による回転力(回転モーメント)の変化で手動力を変化させることになり、特に、背もたれ部を折畳み回転位置から初期回転位置に向かって回転させる際には、大きな手動力を必要とする。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、発生する制動に温度依存性がなく、高温でも低温でも変化のない制動を得ることができる上に、背もたれ部の自重による回転力に影響されないで手動による背もたれ部の回転を軽快に行わせることができる車両シート用のロータリダンパを提供することにある。
本発明による車両シート用のロータリダンパは、車両用シートの座部及び当該座部に初期回転位置と折畳み回転位置との間で回転できるように回転自在に連結された背もたれ部のうちの一方に固定される収容体と、この収容体の内部に回転自在に配されて車両用シートの座部及び背もたれ部のうちの他方に固定されると共に収容体と協働して温度上昇に伴って粘度が低下する粘性流体を収容する室を形成する回転体と、当該室を少なくとも二室に区画する弾性的可撓ベーンと、一端部で車両用シートの座部に連結される一方、他端部で車両用シートの背もたれ部に連結されると共に背もたれ部に初期回転位置と折畳み回転位置との間の所定回転位置から折畳み回転位置に近づくに連れて増大しかつ折畳み回転位置に向かう方向の回転に抗する弾性的回転力を付与する弾性手段とを具備しており、弾性的可撓ベーンは、一端部では収容体及び回転体のうちの一方に連接する一方、他端部では収容体及び回転体のうちの他方に対面すると共に二室のうちの一方の室を規定した湾曲状の凸面と、この凸面に対応して一端部では収容体及び回転体のうちの一方に連接する一方、凸面に沿って延びると共に二室のうちの他方の室を規定した湾曲状の凹面とを具備しており、凸面は、その他端部側で、収容体に対する回転体の回転方向において対峙した一対の楔空間を収容体及び回転体のうちの他方との間で形成する円弧状凸面となっており、この円弧状凸面は、二室のうちの一方の室に連通する一方の楔空間における収容体に対する回転体の回転方向に直交する径方向の幅が収容体に対する回転体の回転方向において他方の楔空間に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該一方の楔空間の径方向の幅を決定していると共に二室のうちの他方の室に連通する他方の楔空間における径方向の幅が収容体に対する回転体の回転方向において一方の楔空間に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該他方の楔空間の径方向の幅を決定しており、一対の楔空間を通過する粘性流体は、弾性的可撓ベーンを弾性的に撓ませてその粘度によって一対の楔空間の径方向の幅を決定するようになっており、初期回転位置から所定回転位置を介する折畳み回転位置への背もたれ部の座部に対する回転において他方の室から一方の室に幅が狭められた一対の楔空間を通って流れて当該幅が狭められた一対の楔空間によって規定されると共に当該回転に抗する流動抵抗を発生するようになっている一方、折畳み回転位置から所定回転位置を介する初期回転位置への背もたれ部の座部に対する回転において一方の室から他方の室に幅が広げられた一対の楔空間を通って流れて当該幅が広げられた一対の楔空間によって規定されると共に当該回転に抗する流動抵抗を発生するようになっている。
本発明による車両シート用のロータリダンパによれば、背もたれ部が初期回転位置から折畳み回転位置に向かう方向に回転されて、一方の室を拡大すると共に他方の室を縮小するように収容体に対して回転体が回転される際には、弾性的可撓ベーンの凹面に粘性流体の圧力が付与されるために、弾性的可撓ベーンの他端部側が収容体及び回転体のうちの他方に近づいて一対の楔空間を縮小するように弾性的可撓ベーンが弾性変形される結果、粘性流体は縮小された一対の楔空間を通って他方の室から一方の室に流れて、この縮小された一対の楔空間を通過する粘性流体の流動抵抗による大きな制動が収容体に対する回転体の回転に与えられると共に折畳み回転位置に近づくに連れて増大する背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の回転力が初期回転位置と折畳み回転位置との間の所定回転位置から折畳み回転位置に近づくに連れて増大する初期回転位置に向かう方向の弾性手段の回転力により打ち消されて、背もたれ部は同方向に緩慢に折畳み回転位置まで回転される一方、背もたれ部が手動により折畳み回転位置から初期回転位置に向かう方向に回転されて、一方の室を縮小すると共に他方の室を拡大するように収容体に対して回転体が回転される際には、弾性的可撓ベーンの湾曲状の凸面に粘性流体の圧力が付与されるために、弾性的可撓ベーンの他端部側が収容体及び回転体のうちの他方から離れて一対の楔空間を広げるように弾性的可撓ベーンが弾性変形される結果、粘性流体は広げられた一対の楔空間を通って一方の室から他方の室に流れて、この広げられた一対の楔空間を通過する粘性流体の比較的小さな流動抵抗による小さな制動が収容体に対する回転体の回転に与えられると共に折畳み回転位置から所定回転位置に近づくに連れて減少する背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の回転力に抗する弾性手段の回転力も徐々に減少するために、背もたれ部は、小さな手動力により所定回転位置まで容易に回転されると共に所定回転位置から初期回転位置までは弾性手段による徐々に増大する弾性的制動をもって回転されるようになっており、而して、背もたれ部の折畳み回転位置及び初期回転位置への回転を軽快に行うことができる上に、折畳み回転位置及び初期回転位置での背もたれ部の激突を回避できると共に背もたれ部の初期回動力を弾性手段に予め蓄えることができる。
そして、一方向ダンパとして機能する本発明によるロータリダンパによれば、温度上昇に伴って粘度が低下する粘性流体が収容体に対する回転体の回転において一対の楔空間を通過おいて、例えば、低温下で常温(20℃)時よりも粘度が増加した粘性流体が一対の楔空間を通過する場合には、一対の楔空間での粘性流体の圧力増大により弾性的可撓ベーンの他端部側が収容体及び回転体のうちの他方から離れるように弾性的可撓ベーンが弾性変形されて一対の楔空間が広げられる結果、粘性流体自体の粘度増加と一対の楔空間の拡大による流動抵抗の低下とにより、低温にも拘らず常温時の制動を維持できる一方、高温下で常温時よりも粘度が低下した粘性流体が一対の楔空間を通過する場合には、一対の楔空間での粘性流体の圧力減少により弾性的可撓ベーンの他端部側が収容体及び回転体のうちの他方に近づくように弾性的可撓ベーンが弾性変形されて一対の楔空間が狭められる結果、粘性流体自体の粘度低下と一対の楔空間の縮小による流動抵抗の増大とにより、高温にも拘らず常温時の制動を維持できるようになり、而して、発生する制動に温度依存性がなく、高温でも低温でも変化のない制動を得ることができる。
好ましい例では、凹面は、凸面の一端部から他端部にかけて徐々に当該凸面に近づくように凸面に沿って延びており、収容体は、円弧状凸面と協働して一方の楔空間を形成する円筒状内周面と、凸面に相補的な形状の湾曲凹状内周面とを有した内周面を具備しており、円弧状凸面は、円筒状内周面の曲率半径よりも小さな曲率半径を有している。
本発明では、初期回転位置と折畳み回転位置との間の所定回転位置は、背もたれ部の回転可能範囲において背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の回転力が背もたれ部に生じ始める位置であるとよく、弾性手段は、斯かる所定回転位置から折畳み回転位置まで背もたれ部に初期回転位置に向かう方向の漸次増大する弾性的回転力を付与するようになっているとよい。
弾性手段は、所定回転位置から折畳み回転位置までにおいて背もたれ部に初期回転位置に向かう方向の弾性的回転力を付与する一方、所定回転位置から初期回転位置までにおいて背もたれ部に折畳み回転位置に向かう方向の弾性的回転力を付与するようになっていても、所定回転位置から折畳み回転位置に向かう方向の背もたれ部の回転において背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の背もたれ部に生じる漸次増大する回転力に抗する漸次増大する弾性的回転力を背もたれ部に付与するようになっていても、一端部で収容体に連結されていると共に他端部で回転体に連結されている渦巻きばねを具備していてもよい。
本発明に係る粘性流体としては、シリコーンオイルを好ましい例として挙げることができるが、その他の粘性流体であってもよく、また、収容体は、金属製であってもよいが、軽量化、費用の削減等の理由により硬質の合成樹脂製であってもよく、回転体もまた、金属製であってもよいが、軽量化、費用の削減等の理由により硬質の合成樹脂製であってもよく、弾性的可撓ベーンは、収容体及び回転体のうちの一方に溶接、嵌着、接着等により固着してもよいが、好ましくは収容体及び回転体のうちの一方に一体形成されており、収容体及び回転体のうちの一方と弾性的可撓ベーンとが一体形成される場合には、収容体及び回転体のうちの一方は、弾性的可撓ベーンに適度な弾性が付与される合成樹脂素材が用いられるのが好ましく、好ましい例では、弾性的可撓ベーンは、回転体に一体形成されている。
本発明では、収容体を背もたれ部に連結する一方、回転体を座部に連結して、背もたれ部の回転に応じて収容体を回転体に対して回転させてもよく、逆に、収容体を座部に連結する一方、回転体を背もたれ部に連結して、背もたれ部の回転に応じて回転体を収容体に対して回転させてもよく、また、背もたれ部への収容体又は回転体の連結は、直接的に又は回転軸、歯車等を介して間接的に行ってもよい。
本発明によれば、発生する制動に温度依存性がなく、高温でも低温でも変化のない制動を得ることができる上に、背もたれ部の自重による回転力に影響されないで手動による背もたれ部の回転を快適に行わせることができる車両シート用のロータリダンパを提供することができる。
図1は本発明の好ましい一例の図2のI−I線矢視断面説明図である。 図2は図1に示す例の図3のII−II線矢視断面説明図である。 図3は図1に示す例の正面説明図である。 図4は図1に示す例の背面説明図である。 図5は図1に示す例の斜視説明図である。 図6は図1に示す例の一部拡大説明図である。 図7は図1に示す例に用いられる回転軸の例の斜視説明図である。 図8は図1に示す例に図7に示す例を用いた説明図である。 図9は図1に示す例を車両シートに用いた説明図である。 図10は図1に示す例の動作説明図である。 図11は図1に示す例の動作説明図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図9において、本例の車両シート用のロータリダンパ1は、内部2にシリコーンオイル等からなって温度上昇に伴って粘度が低下する粘性流体3を収容すると共に車両用シート4の座部5及び座部5に初期回転位置P0と折畳み回転位置P2との間で回転できるように回転軸心Oを中心としてR1及びR2方向に回転自在に連結された背もたれ部6のうちの一方、本例では座部5に固定されるようになった合成樹脂製の収容体7と、収容体7の内部2にR1及びR2方向に回転自在に配されていると共に収容体7と協働して粘性流体3を収容する室、本例では二室、本例では、室8及び9からなる室と室10及び11からなる室とを形成する合成樹脂製の回転体12と、各室を少なくとも二室8及び9並びに室10及び11に区画する弾性的可撓ベーン13及び14と、一端部15で車両用シート4の座部5に連結される一方、他端部16で車両用シート4の背もたれ部6に連結されると共に背もたれ部6に初期回転位置P0と折畳み回転位置P2との間の所定回転位置P1から折畳み回転位置P2に近づくに連れて増大しかつ折畳み回転位置P2に向かう方向であるR1方向の回転に抗する初期回転位置P0に向かう方向であるR2方向の弾性的回転力を付与する弾性手段17とを具備している。
収容体7は、回転軸心Oに関して対称の形状をもって互いに同様に形成されている円筒状内周面21及び22を有した内周面23を具備している円筒状の筒体24と、筒体24の軸心方向であるA方向の一方の環状の端部25に径方向内方に向かって一体的に形成されていると共に貫通孔26を規定する内周面27を有した鍔部28と、筒体24のA方向の他方の環状の端部29に複数のねじ30により固着された蓋体31と、筒体24に回転軸心Oに関して対称の形状をもって互いに同様に一体的に形成されていると共にR1及びR2方向に関して室8及び9からなる二室と室10及び11からなる二室とを区画する一対の突部32及び33とを具備している。
鍔部28は、A方向の一方の側面35で内部2の室8及び9からなる二室と室10及び11からなる二室とのA方向の一方を規定している。
蓋体31は、中央に貫通孔38を有していると共にA方向の一方の側面39で内部2の室8及び9からなる二室と室10及び11からなる二室とのA方向の他方を規定した楕円形の板体からなっていると共に貫通孔40を通ったねじ41により座部5に固定されており、斯かる蓋体31を介して収容体7は座部5に固定されている。
突部32は、円筒状内周面22のR2方向の一端部に連接されている湾曲凹状内周面としての凹面45と、一端部で円筒状内周面21のR1方向の一端部に平坦面46を介して連接されている湾曲凸状内周面としての凸面47とを有しており、突部33は、突部32と同様に、円筒状内周面21のR2方向の一端部に連接されている湾曲凹状内周面としての凹面48と、一端部で円筒状内周面22のR1方向の他端部に平坦面49を介して連接されている湾曲凸状内周面としての凸面50とを有している。
中空の回転体12は、収容体7の円筒状内周面21及び22との間で粘性流体3を収容する室8及び9からなる室と室10及び11からなる室とを形成する円筒状の外周面51及び52並びに凹凸(セレーション)53が形成された内周面54を有すると共に軸方向Aの円環状の各端部55及び56で鍔部28の内周面27と貫通孔38を規定する蓋体31の内周面57とにR1及びR2方向に回転自在となるように支持された中空の円筒状の回転体本体61と、内周面54で規定された回転体本体61の中心部の中空部64に一端部65の凹凸(セレーション)66がセレーション(凹凸)結合をもって嵌装されていると共に車両用シートの背もたれ部6に固着された回転軸67(図7及び図8参照)とを具備しており、回転体本体61は、回転軸67のR1及びR2方向の回転で同方向に回転されるようになっており、背もたれ部6は斯かる回転軸67に連結されている。
回転体本体61の外周面51及び52の夫々は、突部32及び33の夫々の円弧状の先端面71にR1及びR2方向に滑り移動自在に接触しており、回転体本体61の外周面51及び52と突部32及び33の夫々の円弧状の先端面71との滑り移動自在な接触により、突部32及び33は、室8及び9からなる室と室10及び11からなる室とを相互に液密に分離している。
回転体本体61の円筒状の外周面51及び52の夫々に一体的に設けられている弾性的可撓ベーン13及び14は、回転軸心Oに関して対称の形状をもって互いに同様に形成されているので、以下、弾性的可撓ベーン13について説明すると、弾性的可撓ベーン13は、一端部では回転体本体61の外周面52に連接する一方、他端部では収容体7の内周面23のうちの円筒状内周面21に近接して対面すると共に収容体7の円筒状内周面21と協働して二室8及び9のうちの一方の室8を形成した湾曲状の凸面75と、凸面75に対応して一端部では回転体本体61の外周面51に連接する一方、凸面75に沿って延びると共に収容体7の円筒状内周面21と協働して二室8及び9のうちの他方の室9を形成した湾曲状の凹面76とを具備している。
凹面48と相補的な形状の凸面75は、その他端部の自由端77側で、R1及びR2方向において対峙した一対の楔空間78及び79を収容体7の筒体24の円筒状内周面21と協働して形成すると共に円筒状内周面21の曲率半径よりも小さな曲率半径を有している円弧状凸面80となっており、円弧状凸面80は、室8に連通する一方の楔空間78における収容体7に対する回転体12のR1方向及びR2方向からなる回転方向Rに直交する径方向Bの幅が回転方向Rにおいて他方の楔空間79に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該一方の楔空間78の径方向Bの幅を決定していると共に、室9に連通する他方の楔空間79の径方向Bの幅が回転方向Rにおいて一方の楔空間78に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該他方の楔空間79の径方向Bの幅を決定しており、楔空間78及び79を通過する粘性流体3は、弾性的可撓ベーン13を弾性的に撓ませてその粘度によって室8と室9とを連通する楔空間78及び79の径方向Bの幅を決定するようになっている。
凸面47と相補的な形状をもった凹面76は、凸面75の一端部から他端部にかけて徐々に当該凸面75に近づくように凸面75に沿って延びて凸面75の終端と共に終端しており、これにより、弾性的可撓ベーン13は、回転体本体61に連接された基部81からその自由端77に至るまで徐々に薄くなるように形成されていると共に凸面75で凹面48に、凹面76及び自由端77の端面で平坦面46及び凸面47に夫々ぴったりと接触できるようになっており、収容体7は、円弧状凸面80と協働して一方の楔空間78及び79を形成する円筒状内周面21と、円筒状内周面21に連接されていると共に凸面75に相補的な形状の凹面48とを有した内周面23を具備している。
弾性的可撓ベーン13の軸心方向Aの一方の端面82は、鍔部28の側面35にR1及びR2方向に回転できるように、滑り自在に密に接触しており、弾性的可撓ベーン13の軸心方向Aの他方の端面83は、蓋体31の側面39にR1及びR2方向に回転できるように、滑り自在に密に接触している。
楔空間78及び79を通過する粘性流体3は、初期回転位置P0から所定回転位置P1を介する折畳み回転位置P2への背もたれ部6の座部5に対するR1方向の回転において室9から室8に狭められた楔空間78及び79を通って流れて当該狭められた楔空間78及び79によって規定されると共に当該R1方向の回転に抗する大きな流動抵抗を発生するようになっている一方、折畳み回転位置P2から所定回転位置P1を介する初期回転位置P0への背もたれ部6の座部5に対するR2方向の回転において室8から室9に広げられた楔空間78及び79を通って流れて当該広げられた楔空間78及び79によって規定されると共に当該R2方向の回転に抗する小さな流動抵抗を発生するようになっている。
背もたれ部6に固着された回転軸67は、一端部65に凹凸66に加えて、スリット又は溝85を有している。
筒体24の端部29と蓋体31の側面39との間、鍔部28の内周面27と回転体本体61の端部55との間及び回転体本体61の端部56と蓋体31の内周面57との間の夫々には、室8及び9並びに室10及び11から収容体7外部への粘性流体3の漏出を防止するシールリング86が配されている。
弾性手段17は、一端部15で蓋体31の軸方向Aの他方の側面91に植設されたピン92に巻かれて係合して、当該ピン92を介して収容体7に、より具体的には蓋体31に連結されていると共に他端部16で回転軸67の一端部65に形成された溝85に挿入されて、当該回転軸67を介して回転体12に、より具体的には回転体本体61に連結されている一方、一端部15及び他端部16の間で蓋体31の側面91に沿って巻かれた渦巻きばね93を具備しており、蓋体31の側面91には、ピン92に加えて、当該ピン92から一端部15が外れないようにして一端部15のピン92への巻き付き係合を維持すると共にピン92からの一端部15の離脱を阻止するピン94が植設されている。
渦巻きばね93は、背もたれ部6が所定回転位置P1から折畳み回転位置P2にR1方向に回転されて回転軸67も同方向に回転される場合には、縮径方向に巻かれてR1方向の回転に抗する漸次増大する弾性回転力を発生する一方、背もたれ部6が折畳み回転位置P2から所定回転位置P1に回転されて回転軸67も同方向に回転される場合には、拡径方向に巻き戻されてR1方向の回転に抗する弾性回転力を漸次減少するようになっており、更に、背もたれ部6が所定回転位置P1から初期回転位置P0にR2方向に回転されて回転軸67も同方向に回転される場合には、拡径方向に巻き戻されてR2方向の回転に抗する漸次増大する弾性回転力を発生する一方、背もたれ部6が初期回転位置P0から所定回転位置P1にR1方向に回転されて回転軸67も同方向に回転される場合には、縮径方向に巻かれてR2方向の回転に抗する弾性回転力を漸次減少するようになっており、而して、背もたれ部6の回転可能範囲において背もたれ部6の自重に基づく折畳み回転位置P2に向かう方向の回転、即ちR1方向の回転が背もたれ部6に生じ始める所定回転位置P1では弾性回転力を発生しない渦巻きばね93は、背もたれ部6の座部5に対する所定回転位置P1から折畳み回転位置P2までにおいて、背もたれ部6の自重に起因する所定回転位置P1から折畳み回転位置P2に向かうに連れて漸次増大するように変化する折畳み回転位置P2に向かう方向の回転力に抗する弾性的回転力を背もたれ部6の座部5に対する回転に付与するようになっている。
而して、渦巻きばね93は、所定回転位置P1から折畳み回転位置P2まで背もたれ部6に初期回転位置P0に向かう方向であるR2方向の漸次増大する弾性的回転力を付与する一方、所定回転位置P1から初期回転位置P0まで背もたれ部6に折畳み回転位置に向かう方向であるR1方向の弾性的回転力を付与するようになっている。
自動車の車体95に取り付けられた座部5と座部5に回転自在に連結された背もたれ部6とを具備している車両用シート4においては、背もたれ部6は、所定回転位置P1での自動車の前後方向に対して直交する鉛直面に対して所定角度α、例えばα=25°だけ後方に傾いた初期回転位置P0から所定回転位置P1での鉛直面96に対して所定角度β、例えばβ=90°だけ前方に傾いた折畳み回転位置P2まで回転軸心Oを中心としてR1及びR2方向に回転自在に座部5に連結されており、初期回転位置P0では、図示しないロック解除自在なロック機構によりR1方向及びR2方向の回転を禁止されるようになっており、ロック機構のロック解除で、初期回転位置P0から所定回転位置P1までは楔空間78及び79を通過する比較的大きな粘性流体3の流動抵抗に抗して渦巻きばね93の縮径弾性回転力によりR1方向に回転されるようになっており、所定回転位置P1から折畳み回転位置P2までは、一対の楔空間78及び79を通過する比較的大きな粘性流体3の流動抵抗と背もたれ部6の自重に基づく漸次増大するR1方向の回転力に抗する渦巻きばね93のR2方向の拡径弾性回転力とに抗して自重によりR1方向に回転するようになっている一方、折畳み回転位置P2から所定回転位置P1までは、背もたれ部6の自重に基づく漸次減少するR1方向の回転力に抗する渦巻きばね93のR2方向の漸次減少する拡径弾性回転力の助力の下で、一対の楔空間78及び79を通過する比較的小さな粘性流体3の流動抵抗に抗して手動によりR2方向に回転されるようになっており、所定回転位置P1から初期回転位置P0までは、楔空間78及び79を通過する比較的小さな粘性流体3の流動抵抗と徐々に増加する渦巻きばね93のR1方向の縮径弾性回転力に抗して手動によりR2方向に回転されるようになっていると共に渦巻きばね93に縮径弾性回転力を蓄えさせるようになっている。
一方向ダンパとして機能する以上のロータリダンパ1では、図10に示す回転体12の回転位置(初期回転位置P0に相当)で、ロック機構のロック解除でもって背もたれ部6が渦巻きばね93の縮径弾性回転力によりR1方向に回転されて、室9を縮小する一方、室8を拡大するように収容体7に対して回転体12がR1方向に回転される際には、弾性的可撓ベーン13の凹面76に粘性流体3の圧力が付与されるために、弾性的可撓ベーン13の他端部である自由端77側が収容体7の円筒状内周面21に近づいて楔空間78及び79を縮小するように弾性的可撓ベーン13が弾性変形される結果、粘性流体3は縮小された楔空間78及び79を通って室9から室8に流れて、この縮小された楔空間78及び79を通過する粘性流体3の比較的大きな流動抵抗による大きな制動を回転体12のR1方向の回転に与えて背もたれ部6を同方向にゆっくりと所定回転位置P1まで回転させ、所定回転位置P1から折畳み回転位置P2まで背もたれ部6がR1方向に回転される際には、渦巻きばね93が漸次縮径されて背もたれ部6の自重に基づく折畳み回転位置P2に向かうに連れて漸次増加するR1方向の回転力が渦巻きばね93の漸次増大するR2方向の拡径弾性回転力により打ち消されて背もたれ部6のR1方向の回転が縮小された楔空間78及び79を通過する粘性流体3の比較的大きな流動抵抗による大きな制動でもって行われる一方、図11に示す回転体12の回転位置(折畳み回転位置P2に相当)で、折畳み回転位置P2から所定回転位置P1まで背もたれ部6が手動によりR2方向に回転されて、室9を拡大する一方、室8を縮小するように収容体7に対して回転体12がR2方向に回転される際には、弾性的可撓ベーン13の湾曲状の凸面75に粘性流体3の圧力が付与されるために、弾性的可撓ベーン13の他端部である自由端77側が収容体7の円筒状内周面21から離れて楔空間78及び79を広げるように弾性的可撓ベーン13が弾性変形される結果、粘性流体3は広げられた楔空間78及び79を通って室8から室9に流れて、この広げられた楔空間78及び79を通過する粘性流体3の比較的小さな流動抵抗による小さな制動が回転体12のR2方向の回転に与えられて折畳み回転位置P2から所定回転位置P1まで背もたれ部6が手動によりR2方向に回転される結果、背もたれ部6は、小さな手動力により所定回転位置P1まで回転させることができ、所定回転位置P1から初期回転位置P0まで背もたれ部6が手動によりR2方向に回転されて、室9を更に拡大する一方、室8を更に縮小するように収容体7に対して回転体12がR2方向に回転される際には、広げられた楔空間78及び79を通過する粘性流体3の比較的小さな流動抵抗による小さな制動と渦巻きばね93に縮径弾性回転力を蓄えるための渦巻きばね93による徐々に増大する弾性的制動とを手動力によるR2方向の回転において受けるようになっている。
また、一方向ダンパとして機能するロータリダンパ1では、温度上昇に伴って粘度が低下する粘性流体3が回転体12のR1及びR2方向の回転において楔空間78及び79を通過するようになっているために、例えば、低温下で常温時より粘度が増加した粘性流体3が楔空間78及び79を通過する場合には、楔空間78及び79での粘性流体3の圧力増大により弾性的可撓ベーン13の自由端77側が収容体7の円筒状内周面21から常温時よりより離れるように弾性的可撓ベーン13が大きく弾性変形されて楔空間78及び79が常温時と比較して大きく広げられる結果、粘性流体3自体の粘度増加による流動抵抗の増大と楔空間78及び79の拡大による流動抵抗の低下とにより、低温にも拘らず常温時の制動を維持できる一方、高温下で常温時より粘度が低下した粘性流体3が楔空間78及び79を通過する場合には、楔空間78及び79での粘性流体の圧力減少により弾性的可撓ベーン13の自由端77側が収容体7の円筒状内周面21に常温時より近づくように弾性的可撓ベーン13が小さく弾性変形されて楔空間78及び79が狭められる結果、粘性流体3自体の粘度低下による流動抵抗の減少と楔空間78及び79の縮小による流動抵抗の増大とにより、高温にも拘らず常温時の制動を維持できるようになり、而して、発生する制動に温度依存性がなく、高温でも低温でも変化のない制動を得ることができると共に背もたれ部6の自重による回転力を渦巻きばね93により打ち消すことができる結果、背もたれ部6を折畳み回転位置P2に確実に回転させることができると共に一定の小さな手動力により背もたれ部6を初期回転位置P0に戻し回転させることができる。
本ロータリダンパ1では、弾性的可撓ベーン14側でも弾性的可撓ベーン13側と同様に動作して、上記の作用を同様に得ることができる。
以上のロータリダンパ1は、一対の弾性的可撓ベーン13及び14を有しているが、本発明のロータリダンパは、斯かる一対の弾性的可撓ベーンに代えて、一個又は三個以上の弾性的可撓ベーンを有していてもよく、また、一端部15をピン92に巻き付けて当該一端部15を収容体7に連結する代わりに、一端部15をねじ41に巻き付けて当該一端部15を収容体7に連結してもよく、この場合にも、必要に応じてピン94をねじ41の近傍において蓋体31の側面91に植設して、一端部15のねじ41からの離脱を阻止するようにしてもよい。
1 ロータリダンパ
2 内部
3 粘性流体
4 車両用シート
5 座部
6 背もたれ部
7 収容体
8、9、10、11 室
12 回転体
13、14 弾性的可撓ベーン
15 一端部
16 他端部
17 弾性手段
21、22 円筒状内周面
23 内周面
51、52 外周面
61 回転体本体
67 回転軸
75 凸面
76 凹面
77、78 楔空間
79 円弧状凸面
93 渦巻きばね

Claims (5)

  1. 車両用シートの座部及び当該座部に初期回転位置と折畳み回転位置との間で回転できるように回転自在に連結された背もたれ部のうちの一方に固定される収容体と、この収容体の内部に回転自在に配されて車両用シートの座部及び背もたれ部のうちの他方に固定されると共に収容体と協働して温度上昇に伴って粘度が低下する粘性流体を収容する室を形成する回転体と、当該室を少なくとも二室に区画する弾性的可撓ベーンと、一端部で車両用シートの座部に連結される一方、他端部で車両用シートの背もたれ部に連結されると共に背もたれ部に初期回転位置と折畳み回転位置との間の所定回転位置から折畳み回転位置に近づくに連れて増大しかつ折畳み回転位置に向かう方向の回転に抗する弾性的回転力を付与する弾性手段とを具備しており、弾性的可撓ベーンは、一端部では収容体及び回転体のうちの一方に連接する一方、他端部では収容体及び回転体のうちの他方に対面すると共に二室のうちの一方の室を規定した湾曲状の凸面と、この凸面に対応して一端部では収容体及び回転体のうちの一方に連接する一方、凸面に沿って延びると共に二室のうちの他方の室を規定した湾曲状の凹面とを具備しており、凸面は、その他端部側で、収容体に対する回転体の回転方向において対峙した一対の楔空間を収容体及び回転体のうちの他方との間で形成する円弧状凸面となっており、この円弧状凸面は、二室のうちの一方の室に連通する一方の楔空間における収容体に対する回転体の回転方向に直交する径方向の幅が収容体に対する回転体の回転方向において他方の楔空間に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該一方の楔空間の径方向の幅を決定していると共に二室のうちの他方の室に連通する他方の楔空間における径方向の幅が収容体に対する回転体の回転方向において一方の楔空間に向かうに連れて徐々に狭くなるように、当該他方の楔空間の径方向の幅を決定しており、一対の楔空間を通過する粘性流体は、弾性的可撓ベーンを弾性的に撓ませてその粘度によって一対の楔空間の径方向の幅を決定するようになっており、初期回転位置から所定回転位置を介する折畳み回転位置への背もたれ部の座部に対する回転において他方の室から一方の室に幅が狭められた一対の楔空間を通って流れて当該幅が狭められた一対の楔空間によって規定されると共に当該回転に抗する流動抵抗を発生するようになっている一方、折畳み回転位置から所定回転位置を介する初期回転位置への背もたれ部の座部に対する回転において一方の室から他方の室に幅が広げられた一対の楔空間を通って流れて当該幅が広げられた一対の楔空間によって規定されると共に当該回転に抗する流動抵抗を発生するようになっており、所定回転位置は、背もたれ部の回転可能範囲において背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の回転力が背もたれ部に生じ始める位置であり、弾性手段は、当該所定回転位置から折畳み回転位置まで背もたれ部に初期回転位置に向かう方向の漸次増大する弾性的回転力を付与するようになっており、弾性手段は、所定回転位置から折畳み回転位置までにおいて背もたれ部に初期回転位置に向かう方向の弾性的回転力を付与する一方、所定回転位置から初期回転位置までにおいて背もたれ部に折畳み回転位置に向かう方向の弾性的回転力を付与するようになっている車両シート用のロータリダンパ。
  2. 弾性的可撓ベーンの凹面は、弾性的可撓ベーンの凸面の一端部から他端部にかけて徐々に弾性的可撓ベーンの当該凸面に近づくように弾性的可撓ベーンの凸面に沿って延びている請求項1に記載の車両シート用のロータリダンパ。
  3. 収容体は、円弧状凸面と協働して一方の楔空間を形成する円筒状内周面と、弾性的可撓ベーンの湾曲状の凸面に相補的な形状の湾曲凹状内周面とを有した内周面を具備しており、円弧状凸面は、円筒状内周面の曲率半径よりも小さな曲率半径を有している請求項1又は2に記載の車両シート用のロータリダンパ。
  4. 弾性手段は、所定回転位置から折畳み回転位置に向かう方向の背もたれ部の回転において背もたれ部の自重に基づく折畳み回転位置に向かう方向の背もたれ部に生じる漸次増大する回転力に抗する漸次増大する弾性的回転力を背もたれ部に付与するようになっている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両シート用のロータリダンパ。
  5. 弾性手段は、一端部で収容体に連結されていると共に他端部で回転体に連結されている渦巻きばねを具備している請求項1から4のいずれか一項に記載の車両シート用のロータリダンパ。
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