JP5292240B2 - オゾン供給方法及びオゾン供給装置 - Google Patents
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Description
・微量のオゾン添加効果は、供給オゾンと汚泥との接触を薄く均一にすることが重要であるが、局所的に高濃度オゾンと排水有機成分が接触すると、一部のオゾンは有機成分の完全酸化あるいは有用な分解菌(汚泥)の不活化に消費されてしまう。
・送気量(ガス容積)が少ないと、広い槽内への均一な供給が難しくなる。
(1)空気ばっきをしている生物処理槽においては、空気ばっき系統にオゾン供給系を合流させることで、槽内に均一にオゾンを供給する(特許文献1)。
(2)希釈せずにオゾンを供給することで、局所的にオゾンが過剰消費されることによる全体への効果の低下を補うため、より多くのオゾンを供給する。
またその他、たとえば、空気(ブロワー送気あるいはコンプレッサーによる圧縮空気)を別途用意して、数倍程度にオゾンを希釈することで総供給ガス流量を増やし、それと共に、槽内に多くの給気ポイントをとることで、槽内に均一にオゾンを供給することも考えられる。
まず前記(1)については、オゾン発生装置から供給されるオゾン含有空気量と比べて、ばっき空気量は数十倍以上と非常に多く、混合されたオゾン含有空気は槽内に短時間で一様に供給される反面、給気量が多くなると気泡が大きくなり短時間で槽外へ放出される。そのためオゾンと水との接触時間が非常に短く、かつ希釈率が高くオゾン濃度が非常に低くなっているため溶解効率が低くなる。つまり、供給オゾン量に対する有効利用率が下がることから、結果的により大量のオゾンを生成する装置が必要となり、設備コスト、ランニングコスト共に高くなる。しかも排オゾンの処理負荷も増えるために、排オゾン処理コストも高くなるという問題もある。
また前記(2)については、高濃度オゾンによりオゾンとの接触部において汚泥や有機物質(TOC,COD,BOD)との強い酸化分解反応が生じることによるオゾンの消費量が増加するため、供給槽内全体にオゾンの効果を行き渡らせるためにはより多くのオゾンの供給が必要となり、(1)と同様に、オゾン発生装置コストおよび運転コストの増加が課題となる。また生物処理槽への供給においては、高濃度なオゾンガスが供給されることから、槽内へのオゾンガス吹き出し付近では排水内へのオゾン溶解量が多くなり、悪玉菌である糸状菌ばかりか、排水処理に有用な菌までがダメージを受け、処理性能の低下リスクが高くなる。
その他、希釈ガス供給用の設備を別途設けて希釈する方法は、ブロワーあるいはコンプレッサーが新たに必要となり、設備コストが上昇すると共に、これら機器の電力が余計にかかることから、運転コストも上昇するという問題がある。
ただし、装置コストとしては昇温機能追加分が上昇する。
(1)供給水槽内において、希釈しないオゾン含有ガスの供給では、供給ガス流量が少ないため水槽内広範囲において散気注入することが難しく、結果的に局所的な効果になってしまう。
(2)有機性排水の活性汚泥処理へのオゾン添加では、オゾン添加量を適正値よりも多くしていくと次第に殺菌効果が顕在化し始め、活性汚泥の活性度が低下していくことを確認している。一方、オゾンに対する活性汚泥構成微生物の耐性においては、活性汚泥処理のトラブル元の悪玉菌である糸状菌と他の有効な菌では、糸状菌の方がオゾン耐性が低く、より不活性化しやすいことが分かっている。つまり、より低濃度のオゾン添加では有効な菌にはダメージを与えなく糸状菌に対しては繁殖を抑制するのに対して、高濃度オゾンの供給においては局所的に糸状菌と一緒に有効な菌にもダメージを与えることから、結果的に槽内全体では有効菌のダメージ増加と、これにオゾンが消費されることによる糸状菌の抑制効果の低下が起こっている。
2 圧力スイング式吸着減湿装置
3 プレ除湿機
4 オゾン発生装置
5、6、7 配管
8 供給管
11 希釈配管
12、23、24、28 三方弁
21 第1の吸着筒
22 第2の吸着筒
27 バルブ
31 コンプレッサー
32 冷却器
41 ポンプ
42 第1の散気管
43 第2の散気管
Claims (4)
- 空気を原料としてオゾンを生成するオゾン発生装置を用いて、有機性排水または有機性汚泥が存在する槽または配管内に対して、オゾンを供給する方法であって、
前記原料となる空気の一部を圧力スイング式吸着減湿装置で減湿した後、前記オゾン発生装置に供給するようにし、他の一部は前記圧力スイング式吸着式減湿装置の吸着材の再生に使用し、
前記圧力スイング式吸着式減湿装置の吸着材の再生に使用された後の排気を、希釈ガスとして前記オゾン発生装置の下流側で、前記オゾンに混合させて希釈オゾンガスを生成し、
当該希釈オゾンガスを、前記槽または配管内に供給することを特徴とする、オゾン供給方法。 - 空気を原料としてオゾンを生成するオゾン発生装置を用いて、有機性排水または有機性汚泥が存在する槽または配管内に対して、オゾンを供給する装置であって、
原料となる空気を減湿した後の空気を、前記オゾン発生装置に対して供給する圧力スイング式減湿装置と、
前記原料となる空気の一部を前記圧力スイング式減湿装置の減湿処理系統に、他の一部を前記圧力スイング式減湿装置の再生処理系統に供給する管路と、
前記減湿処理系統を経て減湿された後の空気を前記オゾン発生装置に供給する供給路と、
前記オゾン発生装置によって生成されたオゾンと、前記圧力スイング式減湿装置の再生処理系統にて吸着材の再生に使用された後の排気とが、混合されて前記槽または配管内に対して供給される供給路と、を有し、
前記原料となる空気によって前記吸着剤を再生した後の排気を、前記オゾン発生装置によって生成されたオゾンと混合するようにしたことを特徴とする、オゾン供給装置。 - 前記排気の混合量を可変とする流量調整装置を有することを特徴とする、請求項2に記載のオゾン供給装置。
- 前記圧力スイング式減湿装置の前段に、プレ減湿装置を有することを特徴とする、請求項2または3に記載のオゾン供給装置。
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JP2009217815A JP5292240B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | オゾン供給方法及びオゾン供給装置 |
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