JP5291646B2 - コケ緑化基盤 - Google Patents

コケ緑化基盤 Download PDF

Info

Publication number
JP5291646B2
JP5291646B2 JP2010049623A JP2010049623A JP5291646B2 JP 5291646 B2 JP5291646 B2 JP 5291646B2 JP 2010049623 A JP2010049623 A JP 2010049623A JP 2010049623 A JP2010049623 A JP 2010049623A JP 5291646 B2 JP5291646 B2 JP 5291646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moss
ceramic substrate
convex portion
ceramic
greening base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010049623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011182679A (ja
Inventor
健二 中村
晃宏 奥谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Seiren Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Komatsu Seiren Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Seiren Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Komatsu Seiren Co Ltd
Priority to JP2010049623A priority Critical patent/JP5291646B2/ja
Publication of JP2011182679A publication Critical patent/JP2011182679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5291646B2 publication Critical patent/JP5291646B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/254Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Description

本発明は、コケ緑化基盤に関し、特に、多孔質のセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤上にコケを植栽したコケ緑化基盤に関する。
近年、都市部におけるヒートアイランド現象の緩和や大気の浄化、アメニティ空間の創出などを目的として、植物を植栽した緑化基盤を屋上に設置する屋上緑化が行われている。屋上緑化の技術には、緑化基盤の軽量化や高い施工性、維持管理の簡素化などが求められている。
緑化基盤として、例えば、特許文献1および特許文献2には、コケを植栽したマットやシートが開示され、特許文献3には、発泡ガラスを用いたコケ類を育成できる保水性ブロックが開示されている。また、特許文献4には水溶性無機塗料製の接着層を備え、この接着層にコケを植毛したコケ緑化用パネルが開示されている。
また、特許文献5には、繊維が絡み合ったマットに土壌を吹きつけ、この土壌でコケを育成する壁面緑化工法が開示されている。
また、特許文献6には、セラミックス基盤上に土壌を載せて、植物を植栽する植物育成マットが開示されている。このようなセラミックス基盤は、例えば、特許文献7に開示されたセラミックス焼結体などで形成されている。
特開平6−173267号公報 特開2005−168370号公報 特開2004−338957号公報 特開2009−125016号公報 特開2005−287513号公報 特開2007−189903号公報 特開2005−239467号公報
しかしながら、特許文献1乃至3に記載されたコケを植栽したマットやシート、発泡ガラスを用いた保水性ブロックなどでは、雨や風によってコケが流亡してしまうという問題があった。また、特許文献4に記載されたコケ緑化用パネルは、塗料によりコケの流亡は防げるものの、保水性が乏しくコケが枯死する可能性が高い。
また、特許文献5および特許文献6に示すように土壌を使用するものは、雑草などが侵入しやすく、雑草によりコケが衰退してしまうことがあった。また、土壌の飛散を防ぐために周り縁を設けるなどの対策が必要であると共に、飛散した土壌の清掃などの維持管理が大変であった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、保水性が高く維持管理が容易なコケ緑化基盤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るコケ緑化基盤は、珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤と、前記セラミックス基盤から突出し帯状で延在方向に直交する方向へ互いに間隔をあけて複数配列された凸部と、隣り合う前記凸部間に配設されたコケとを備えることを特徴とする。
本発明では、珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤を備えることにより、保水性が高く潅水などのメンテナンスにかかる労力を軽減させることができる。そして、コケは、凸部間に配設されていることにより、流亡することがないと共に、セラミックス基盤内に水が溜まるので、常に水が供給された状態とすることができる。
また、本発明に係るコケ緑化基盤では、前記凸部は、珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体から形成されていることが好ましい。
本発明では、凸部は、珪藻土由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体から形成されていることにより、凸部の保水力を高めることができ、凸部に保水された水をコケへ供給することができる。
また、本発明に係るコケ緑化基盤では、前記凸部は、ステンレス鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の高耐食性鋼板で形成されていてもよい。
本発明では、前記凸部はステンレス鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の高耐食性鋼板で形成されていることにより、凸部の加工が行いやすいと共に、凸部が腐食しにくく、長期にわたって使用することができる。
また、本発明に係るコケ緑化基盤では、前記凸部は、光および熱を反射する反射塗料が上面に塗布されていることが好ましい。
本発明では、凸部は、光および熱を反射する反射塗料が上面に塗布されていることにより、凸部およびセラミックス基盤が高温となることを防ぐことができる。また、コケが日射を好む場合、凸部から反射された光をコケへ当てることができる。
また、本発明に係るコケ緑化基盤では、前記セラミックス基盤は、前記凸部の延在方向に直交する方向へ傾斜していて、傾斜している前記セラミックス基盤の上側の端部には、前記セラミックス基盤に給水する給水機構が設けられていることが好ましい。
本発明では、セラミックス基盤は、凸部の延在方向に直交する方向へ傾斜していて、傾斜しているセラミックス基盤の上側の端部には、前記セラミックス基盤に給水する給水機構が設けられていることにより、セラミックス基盤に給水機構より給水された水を傾斜の上方から下方に移動させてセラミックス基盤全体に水を行き渡らせる事ができる。また、セラミックス基盤は、凸部の延在方向に直交する方向へ傾斜していることにより、コケが下方に流されることを防ぐことができる。
本発明によれば、二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤に複数の帯状の凸部を設け、凸部間にコケを植栽することにより、保水性が高く、コケを育成し易いと共に、維持管理にかかる労力を軽減させることができる。
(a)は本発明の第一の実施の形態によるコケ緑化基盤の一例を示す上面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)は本発明の第二の実施の形態によるコケ緑化基盤の一例を示す上面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は本発明の第三の実施の形態によるコケ緑化基盤の一例を示す上面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。
以下、本発明の第一の実施の形態によるコケ緑化基盤について、図1に基づいて説明する。
図1(a)、(b)に示すように、本実施の形態によるコケ緑化基盤1は、ビルなどの建築物の屋上11に設置されている。
コケ緑化基盤1は、多孔質のセラミックス焼結体からなる板状のセラミックス基盤2と、セラミックス基盤2の一方の面から突出した複数の凸部3と、複数の凸部3間に設けられたコケ4と、セラミックス基盤2に給水を行う潅水チューブ(給水機構)5とから概略構成される。
凸部3は、多孔質のセラミックス焼結体を帯状に形成した部材で、複数の凸部3が互いに幅W方向に間隔Dをあけてセラミックス基盤2上に配設されている。隣り合う凸部3間には溝状の凹部6が形成されている。凸部3は、接着剤などでセラミックス基盤2に接着されている。
例えば、セラミックス基盤2および凸部3は、共に25mm程の厚さに形成されていて、凹部6の幅は10〜100mm程に形成されている。
凸部3の上面には、日射や熱を反射させる高反射塗料7が塗布されている。
セラミックス基盤2および凸部3は、珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体によって形成されている。この二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体およびその製造方法ついては、特開2005−239467号公報に記載されており、天然資源として「珪藻土」が持つ気孔特性を利用して従来からこれらを原料としてセラミックスを造る際の欠点とされた加熱時の収縮キレツの発生を改善する為に加熱膨張性のスラグ等によって調整し、かつ商品の要求される機能に応じた大きいサイズのトンネル型の貫通気孔を共存させるという特徴を持つものである。
この二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体は、トンネル構造孔隙の周りを微細なスポンジ状の気孔が取り巻いた連続貫通気孔を備えているので、連続貫通気孔により透水性が高く、気孔率が高いので保水性に優れている。また、二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体は、切断や穴あけ、釘やネジなどの金物の使用も可能であると共に軽量であるので、加工性および施工性に優れている。
また、所定の厚さの板状に形成されたセラミックス焼結体は、その面方向を上下方向として設置され上方から給水されると、給水された水を吸収し、許容保水量を超えた水を、主に側面から排出し下面からはほとんど排出しない構造である。
コケ4は、スナゴケやスギゴケ、フデゴケなどの日射を好むコケで、凹部6に配設されている。コケ4の高さは、凹部6の深さよりも低いことが好ましい。
コケ4は、セラミックス基盤2および凸部3が保水している水分を吸収して育成される。
凹部6の長さ方向の一方の端部には、コケ4の流出を防ぐ縁部8(図1(a)参照)が形成されている。なお、凹部6の長さ方向の端部には、縁部8が設けられていなくてもよく、両方の端部に縁部8が設けられていてもよい。
次に、上述したコケ緑化基盤1の設置方法について説明する。
まず、セラミックス基盤2の上面に互いに間隔Dをあけて凸部3を配列する。
そして、凸部3が設置されたセラミックス基盤2を、凸部3の幅W方向が、屋上11の水勾配の方向と同じとなるように屋上11の水勾配に沿って配設する。なお、屋上11の水勾配が15°を超える場合は、屋上11とコケ緑化基盤1との間に角度を調整するスペーサーなどを設けて、コケ緑化基盤1の傾斜が15°を超えないように調整することが好ましい。これは、セラミックス基盤2および凸部3に保水された水が傾斜によって側方から排出されることを防ぐためである。、
続いて、セラミックス基盤2の傾斜の上側に潅水チューブ5を設置する。この潅水チューブ5は、常にセラミックス基盤2へ給水を行う必要はなく、必要に応じて給水を行えばよい。セラミックス基盤2に供給された水は、セラミックス基盤2に保水され、この水分を吸収してコケ4が育成される。
なお、潅水チューブ5は、例えば乾燥時期のみに設置し常時設置しなくてもよい。
続いて、セラミックス基盤2上の凹部6にコケ4を植栽する。このとき、コケ4を植栽したシートなどを凹部6に設置してもよい。
次に、上述した第一の実施の形態によるコケ緑化基盤の作用について図面を用いて説明する。
第一の実施の形態によるコケ緑化基盤1によれば、セラミックス基盤2が保水性を有するため、セラミックス基盤2に含まれる水分を吸収してコケ4が育成することができる。
また、セラミックス基盤2は、二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体から形成されているので、従来のセラミックス焼結体よりも保水性が高く、コケ緑化基盤1への給水のメンテナンスを軽減することができる。
また、セラミックス基盤2および凸部3は、その面方向を上下方向として設置され上方から給水されると給水された水を吸収し許容保水量を超えた水を主に側面から排出し下面からはほとんど排出しない構造のセラミックス焼結体で形成されているので、セラミックス基盤2に給水された水をセラミックス基盤2全体に均一に行き渡らせることができる。また、凸部3に吸収され許容保水量を超えた水は、凸部3の側面から排出されるので、凹部6に流入してコケ4に給水することができる。
また、コケ4は、凹部6に配設されているので、セラミックス基盤2から流れることが防止される。また、凹部6は常に湿った状態となるので良好な環境でコケ4を育成することができる。
また、従来のような土壌にコケ4を植栽する構成と比べて、土壌を必要としないので、飛散した土壌を回収する必要がなく、また土壌の流出をふせぐ回り縁などの施工が必要ないと共に、コケ4以外の雑草などが侵入することを防ぐことができる。
また、コケ緑化基盤1は、セラミックス焼結体から形成されたセラミックス基盤2を使用しているため、可燃物はコケ4だけであるので、耐火性が高い。
また、凸部3の上面には、高反射塗料7が塗布されていることにより、熱や日光を反射しコケ緑化基盤1の温度を低下させることができ環境改善を図ることができる。
また、コケ4は凹部6内に配設されて、高さが凹部6の深さよりも低いので、コケ緑化基盤1に、人が載った場合にも、人に踏まれることがなく、コケ4を凹部6内に良好に維持することができるので、コケ緑化基盤1の施工やメンテナンスなどの作業が行いやすい。
また、凸部3とコケ4とが交互に配列したデザインであるので、デザイン性を高めることができる。
上述した本実施の形態によるコケ緑化基盤1によれば、二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤2に複数の帯状の凸部3を設け、凸部3間の凹部6にコケ4を植栽することにより、保水性が高く、コケ4を育成し易いと共に、維持管理にかかる労力を軽減させることができる効果を奏する。
次に、第二の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第一の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
図2(a)、(b)に示すように、第二の実施の形態によるコケ緑化基盤21は、板状のセラミックス基盤2の上にステンレス鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の高耐食性鋼板で形成された凸部22が形成されている。
この凸部22は、第一の実施の形態の凸部3(図1参照)と同様に帯状に形成されており、複数の凸部22が延在方向に直交する方向へ互いに間隔をあけて設けられている。隣り合う凸部22間に形成された凹部23にはコケ4が配設されている。
凸部22は、上面がセラミックス基盤2の上面に対して斜めとなるように設けられている。また、凸部22の上面には高反射塗料7が塗布されている。このとき、凸部22の上面への日射がコケ4に反射するように凸部22の上面の傾斜を設定すると良い。
第二の実施の形態によるコケ緑化基盤21では、第一の実施の形態と同様の効果を奏すると共に、コケ4への日射を増やすことができ、コケ4の育成を効率的に行うことができる。また、凸部22の上面が傾斜していることにより、凸部22上の雨水を凹部23に導くことができる。
図3に示すように、第三の実施の形態では、コケ緑化基盤31は、構造物の折版屋根32上に設置されている。コケ緑化基盤31は、第一または第二の実施の形態によるコケ緑化基盤1、21(図1および図2参照)と同等のものを採用することができ、図3では、第一の実施の形態によるコケ緑化基盤1を示している。
コケ緑化基盤31は、折版屋根32の上部側に突出する凸部32aに固定金具33で固定されている。
第三の実施の形態では、設置する屋根の形状に関わらずコケ緑化基盤31を設置できることがわかる。
以上、本発明によるコケ緑化基盤の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、コケ緑化基盤1、21の凸部3、22の上面に高反射塗料7を塗布しているが、高反射塗料7を塗布しない構造としても良い。
また、上述した第一の実施の形態では、セラミックス基盤2に凸部3を接着しているが、セラミックス基盤2の一部を削って複数の凹部6を形成し、この凹部6間を凸部3としてもよく、セラミックス基盤2と凸部3とを一体に成形してもよい。
また、上述した第二の実施の形態では、凸部22の上面が傾斜しているが、凸部22の上面は傾斜していなくてもよい。
また、本実施の形態では、コケ緑化基盤1、21、31に潅水チューブ5が設けられているが、潅水チューブ5を設けないコケ緑化基盤としてもよい。
1、21、31 コケ緑化基盤
2 セラミックス基盤
3、22 凸部
4 コケ
5 潅水チューブ(給水機構)
6、23 凹部
7 高反射塗料(反射塗料)

Claims (5)

  1. 珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体からなるセラミックス基盤と、
    前記セラミックス基盤から突出し帯状で延在方向に直交する方向へ互いに間隔をあけて複数配列された凸部と、
    隣り合う前記凸部間に配設されたコケとを備えることを特徴とするコケ緑化基盤。
  2. 前記凸部は、珪藻土およびバイオマスケイク由来のマイクロ気孔と人工的に生成させたミリメートルサイズのトンネル構造孔隙とが相互に連結された二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコケ緑化基盤。
  3. 前記凸部は、ステンレス鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板等の高耐食性鋼板で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコケ緑化基盤。
  4. 前記凸部は、光および熱を反射する反射塗料が上面に塗布されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコケ緑化基盤。
  5. 前記セラミックス基盤は、前記凸部の延在方向に直交する方向へ傾斜していて、傾斜している前記セラミックス基盤の上側の端部には、前記セラミックス基盤に給水する給水機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコケ緑化基盤。
JP2010049623A 2010-03-05 2010-03-05 コケ緑化基盤 Expired - Fee Related JP5291646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049623A JP5291646B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 コケ緑化基盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049623A JP5291646B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 コケ緑化基盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011182679A JP2011182679A (ja) 2011-09-22
JP5291646B2 true JP5291646B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44789712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010049623A Expired - Fee Related JP5291646B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 コケ緑化基盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5291646B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6046356B2 (ja) * 2011-12-01 2016-12-14 小松精練株式会社 屋根の基盤敷設構造
JP6076185B2 (ja) * 2013-04-18 2017-02-08 住友林業株式会社 反射材を用いた壁面緑化構造体
JP2018201389A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 みのる産業株式会社 コケ用育成基盤材およびコケの育成方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2740779B2 (ja) * 1991-12-13 1998-04-15 月島機械株式会社 園芸用資材の製造方法
JPH08103799A (ja) * 1994-10-07 1996-04-23 Nitsutai Kk 無機質粒状材料
JP2003070358A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Kurimoto Ltd 立体花壇用植栽ブロック
JP2004092325A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 F One N:Kk 防水工法
JP4460916B2 (ja) * 2004-02-25 2010-05-12 株式会社アースエンジニアリング 二元構造の気孔を持つセラミックス焼結体とその製造方法
JP2005261318A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Eekoo Japan:Kk 緑化ブロック
JP4305924B2 (ja) * 2004-12-28 2009-07-29 新東株式会社 発電機能と植生機能を備えた屋根構造
JP4794210B2 (ja) * 2005-05-17 2011-10-19 新東株式会社 緑化瓦
JP4794211B2 (ja) * 2005-05-17 2011-10-19 新東株式会社 緑化瓦

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011182679A (ja) 2011-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120260572A1 (en) Construction Element Covered With Vegetation For Horizontal Pitched And/Or Vertical Surfaces Of Structures
JP2006118119A (ja) 壁面構造
US20130025199A1 (en) Substrate having a porous surface for vegetation
JP5291646B2 (ja) コケ緑化基盤
GB2520510A (en) Layered facade panel
JP2011182680A (ja) 緑化構造
JP2009293201A (ja) 断熱ユニットの支持構造
JP4794210B2 (ja) 緑化瓦
JP2006241812A (ja) 環境温度低減装置
JP2006230355A (ja) 面状緑化材
JP5231134B2 (ja) 壁面緑化パネルとこれを用いた壁面緑化構造
JP2007129958A (ja) 緑化屋根
JP2009022245A (ja) 屋上緑化施工用パネル、及びその屋上緑化施工用パネルを用いた屋上緑化の施工システム
JP4794211B2 (ja) 緑化瓦
JP2005001976A (ja) 複合セラミックス構造体及びその製造方法
JP2010045976A5 (ja)
JP5300510B2 (ja) 建物取付構造物および支持体
JP2008212124A (ja) 保水排水基盤材とそれを用いた緑化構造体
EP3337922B1 (en) Composite, greening system and device for thermal insulation
KR101468700B1 (ko) 건축물의 벽면 장식용 다공성 에코 패널
JP5416378B2 (ja) 壁面冷却用タイル及び壁面構造
CN206371182U (zh) 一种花盆
JP4027165B2 (ja) 植栽設置構造
JP2005348631A (ja) 植栽用タイル
JP2006025768A (ja) 折板屋根緑化システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5291646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees