JP5290930B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給装置に係り、特に、燃料タンク内の燃料を燃料噴射装置に圧送する燃料ポンプを燃料タンクの外側に配設するようにした燃料供給装置に関する。
従来から、燃料タンク内の燃料を燃料噴射装置に圧送するための燃料ポンプを、燃料タンクの外側に配設した燃料供給装置が知られている。このような燃料供給装置には、燃料ポンプの作動に伴って発生するベーパガス等の気泡を燃料タンク内に戻すためのリターン通路が設けられている。
特許文献1には、ベーパを燃料タンクに戻すためのリターン通路を、燃料タンクの内部を通して上方に延ばし、その開口端部を、燃料を満タンにした際の油面より上方に配置するようにした燃料供給装置が開示されている。
特開2006−1308号公報
しかしながら、特許文献1に記載された燃料供給装置では、リターン通路用の長いパイプ部材を燃料タンクの内部に配設する必要があるため、燃料タンクの構造が複雑化して生産工数が増すという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、一方向弁を用いることでリターン通路の構成を簡略化することができる燃料供給装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、燃料タンク(9)内の燃料を該燃料タンク(9)より低い位置に配設された燃料ポンプ(20)へ供給通路(200,201)を介して供給し、前記燃料ポンプ(20)を駆動することで燃料噴射装置(19,70)へ燃料を供給し、前記燃料ポンプ(20)内に発生した気泡(150)をリターン通路(100,101)を介して燃料タンク(9)へ戻すようにした燃料供給装置において、前記リターン通路(100,101)に、前記燃料ポンプ(20)側から燃料タンク(9)側への通過のみを許可する一方向弁(30)が配設されている点に第1の特徴がある。
また、前記リターン通路(100)の上側端部が、前記燃料タンク(9)の底部に接続されている点に第2の特徴がある。
また、前記供給通路(200,201)にフィルタ部材(50)が設けられている点に第3の特徴がある。
また、前記フィルタ部材(50)の上流側の前記供給通路(202,203)に、前記燃料の流量を調整するコック(60)が設けられている点に第4の特徴がある。
前記一方向弁(30)が、傘部(42)を有するアンブレラバルブ(40)からなり、前記傘部(42)は、前記一方向弁(30)内に設けられた燃料通路(35a)の開口(37)端部を下流側から覆うことで、燃料タンク(9)側から燃料ポンプ(20)側への燃料の通過を禁止し、他方、燃料ポンプ(20)側から圧力を受けた場合には、前記傘部(42)が変形することで前記リターン通路(100,101)を連通させるように構成されている点に第5の特徴がある。
また、前記傘部(42)が、鉛直方向に対して傾けられて配置されている点に第6の特徴がある。
また、前記フィルタ部材(50)は、燃料タンク(9)から吐出された燃料を濾過するろ材を含み、前記燃料ポンプ(20)の内部には、前記フィルタ部材(50)による濾過後の燃料をさらに濾過して電動ポンプ(23)に供給するための、不織布からなるサクションフィルタ(24)が設けられており、前記フィルタ部材(50)のろ材の目の粗さを、前記サクションフィルタ(24)の不織布の目の粗さより小さくした点に第7の特徴がある。
また、前記フィルタ部材(50)のろ材の目の粗さを略10μmとし、前記サクションフィルタ(24)の不織布の目の粗さを略70μmとした点に第8の特徴がある。
また、前記フィルタ部材(50)は、本体部(52)と該本体部(52)の開口部に取り付けられて蓋をする蓋部材(51)とからなるケースに、ろ材(55)を収納して構成されている点に第9の特徴がある。
さらに、前記供給通路(200,201)は、前記フィルタ部材(50)の蓋部材(51)に接続される上側供給通路(200)と、前記フィルタ部材(50)の本体部(52)に接続される下側供給通路(201)とからなり、前記下側供給通路(201)の他端部が、前記燃料ポンプ(20)のケーシング(22)に連通する点に第10の特徴がある。
第1の特徴によれば、リターン通路に、燃料ポンプ側から燃料タンク側への通過のみを許可する一方向弁が配設されているので、リターン通路内の燃料が、燃料タンク側から燃料ポンプ側へ逆流することを防止することができる。これにより、リターン通路の燃料タンク側の開口端部を、燃料タンクの油面の上方まで延ばす必要がなくなり、例えば、燃料タンクの底部等に接続できるようになる。このため、燃料タンクの構造を簡略化することができ、燃料タンクの生産工数を低減することが可能となる。
第2の特徴によれば、リターン通路の上側端部が燃料タンクの底部に接続されているので、燃料タンクの内側にリターン通路を突出させる構成に比して、燃料タンクの構成が簡単になると共にリターン通路の全長を短くすることが可能となり、生産工数をさらに低減することが可能となる。
第3の特徴によれば、供給通路にフィルタ部材が設けられているので、燃料タンク内等にフィルタ部材を設ける場合に比して、燃料ポンプに供給される燃料のすべてを濾過するフィルタ部材を簡単に取り付けることが可能となる。また、燃料タンク内等にフィルタ部材を設ける場合に比してその着脱作業が容易となり、さらに、フィルタ部材が目詰まりして流路抵抗が増した場合でも、リターン通路からの燃料の逆流を防ぐことができる。
第4の特徴によれば、フィルタ部材の上流側の供給通路に燃料の流量を調整するコックが設けられているので、コックを閉じることで、燃料タンク内の燃料をこぼすことなくフィルタ部材を供給通路から取り外すことが可能となる。また、コックを閉じた状態でエンジンを駆動することで、フィルタ部材および燃料ポンプ内の燃料を簡単に抜くことが可能となる。
第5の特徴によれば、一方向弁が、傘部を有するアンブレラバルブからなり、前記傘部は、一方向弁内に設けられた燃料通路の開口端部を下流側から覆うことで、燃料タンク側から燃料ポンプ側への燃料の通過を禁止し、他方、燃料ポンプ側から圧力を受けた場合には、前記傘部が変形することでリターン通路を連通させるように構成されているので、単一の部品によって一方向弁を構成することが可能となる。
第6の特徴によれば、傘部が鉛直方向に対して傾けられて配置されているので、傘部の一部分に気泡が集中して、気泡がよりスムーズに通過できるようになる。
第7の特徴によれば、フィルタ部材は、燃料タンクから吐出された燃料を濾過するろ材を含み、燃料ポンプの内部には、フィルタ部材による濾過後の燃料をさらに濾過して電動ポンプに供給するための不織布からなるサクションフィルタが設けられており、フィルタ部材のろ材の目の粗さを、サクションフィルタの不織布の目の粗さより小さくしたので、供給通路上のフィルタ部材によって細かな不純物等まで吸着することで、燃料ポンプ内のサクションフィルタの目詰まりを抑制して、その交換時期を長期化することが可能となる。また、供給通路上のフィルタ部材は、燃料ポンプ内のサクションフィルタに比して交換作業が容易であるため、整備性を大幅に高めることができる。
第8の特徴によれば、フィルタ部材のろ材の目の粗さを略10μmとし、サクションフィルタの不織布の目の粗さを略70μmとしたので、供給通路上のフィルタ部材によって細かな不純物等まで吸着する一方、燃料ポンプ内のサクションフィルタの交換時期をより長期化することができる。
第9の特徴によれば、フィルタ部材は、本体部および該本体部の開口部に取り付けられて蓋をする蓋部材からなるケースに、ろ材を収納して構成されているので、本体部から蓋を取り外すことでフィルタ部材の内部のろ材を容易に交換することができる。これにより、フィルタ部材を車体から取り外すことなくろ材の交換が可能となり、整備性を高めることができる。
第10の特徴によれば、供給通路は、フィルタ部材の蓋部材に接続される上側供給通路と、フィルタ部材の本体部に接続される下側供給通路とからなり、下側供給通路の他端部が、燃料ポンプのケーシングに連通するので、フィルタ部材を通過後の配管構造が簡単となり、燃料ポンプのケーシング内へ不純物が侵入することを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る燃料供給装置を適用した自動二輪車の側面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の構成を示すブロック図である。 燃料ポンプの断面図である。 一方向弁ユニットの側面図である。 一方向弁ユニットの断面図である。 一方向弁の上面図である。 プレフィルタの一部断面側面図である。 プレフィルタに内装されるろ材の斜視図である。 車体右側方から見た燃料ポンプの配置説明図である。 車体正面から見た燃料ポンプの配置説明図である。 燃料タンクの燃料がなくなった際の燃料供給装置の作動状態を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料供給装置の構成を示す模式図である。 燃料供給装置の変形例の構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る燃料供給装置を適用した自動二輪車1の側面図である。車体フレーム6の前端部には、不図示のステアリングステムを回動自在に軸支するヘッドパイプ7が結合されている。前記ステアリングステムには、左右一対のフロントフォーク2が連結されており、該フロントフォーク2の下端部に回転自在に軸支された前輪WFは、フロントフォーク2の上部に固定された操向ハンドル4によって操舵可能とされている。また、前輪WFの上部にはフロントフェンダ3が取り付けられ、ヘッドパイプ7の前方には前照灯5が配設されている。
自動二輪車1の駆動源としてのV型2気筒のエンジン7は、車体フレーム6に支持されている。前後気筒の間には燃料噴射装置19が設けられており、その車体右側にエアクリーナボックス8が取り付けられている。2本のマフラ18は、前側気筒の前部および後側気筒の後部に形成される排気口にそれぞれ取り付けられている。
車体フレーム6の後端部には、不図示のピボットプレートが結合されている。駆動輪としての後輪WRを回転自在に軸支するスイングアーム11は、前記ピボットプレートに設けられたピボット軸によって揺動自在に軸支され、かつその後部側は、左右一対のリヤショックユニット12によって車体フレーム6の後部から吊り下げられている。また、後輪WRの上方には、尾灯装置15が設けられたリヤフェンダ14が取り付けられており、その前方には、シート13が配設されている。
エンジン7の上方には、給油口の蓋10が取り付けられた燃料タンク9が配設されている。燃料タンク9は、その下面に車体前後方向に延設された凹部が、車体前後方向に延設する車体フレーム6をその上方から跨ぐようにして取り付けられている。シート13の下部には、左右一対のサイドカバー16が取り付けられており、このサイドカバー16の内側にアウトタンク式の燃料ポンプ20が配設されている。燃料ポンプ20は、燃料タンク9から供給される燃料を、前記燃料噴射装置19およびそのインジェクタ70(図2参照)に所定圧力で圧送する装置であり、本実施形態では、燃料タンク9の最下部より下方の位置に配設されている。以下では、少なくとも、燃料タンク9、燃料ポンプ20およびこれらを連結する複数の配管を含む装置全体を「燃料供給装置」と呼称する。
図2は、本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の構成を示す模式図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。燃料タンク9の底面には、燃料ポンプ20に向かう燃料の出口である供給側開口9aおよび燃料ポンプ20からの燃料の戻り口(入口)であるリターン側開口9bが設けられている。供給側開口9aには、燃料ポンプ20に燃料を供給するための「供給通路」が取り付けられる。本実施形態に係る「供給通路」は、上側供給通路200および下側供給通路201からなり、この両者間に、燃料を濾過するフィルタ部材としてのプレフィルタ50が配設されている。
燃料ポンプ20に供給される燃料は、そのすべてがプレフィルタ50で濾過されてから、燃料の貯留空間を形成するケーシング22内に入る。同様の機能を有するフィルタ部材を燃料タンク9の内部に設けようとすると、燃料タンク9内に新たな配管構造が必要となるが、上記した構成によれば、上側供給通路200および下側供給通路201の間に配置することで、燃料タンク9の外に交換可能なプレフィルタ50を備えた燃料供給装置を得ることができる。
燃料ポンプ20には、ケーシング22内の燃料を、サクションフィルタ24を介して吸入すると同時に吐出通路300から吐出する電動ポンプ23が内設されている。吐出通路300の他端部は、燃料噴射装置19(図1参照)のインジェクタ70に連結されている。吐出通路300には、燃料の圧力を所定値に保つためのプレッシャレギュレータ28が設けられており、圧力調整に伴って生じた余剰燃料は、ケーシング22内に排出される。
燃料タンク9のリターン側開口9bには、燃料ポンプ20内に発生した気泡を燃料タンク9に戻すための「リターン通路」が取り付けられる。本実施形態に係る「リターン通路」は、上側リターン通路100および下側リターン通路101からなり、この両者間に、燃料ポンプ20側から燃料タンク9側への通過のみを許可する一方向弁ユニット30が配設されている。
ケーシング22内の燃料およびプレッシャレギュレータ28から排出された燃料には、主に燃料の気化によって発生したベーパガスからなる気泡150が含まれている。燃料ポンプ20には、ケーシング22内に存在し、かつ浮力で上昇する気泡150を、すべて下側リターン通路101に誘導する内部構造が備えられている。
本実施形態では、燃料タンク9とケーシング22を連結するリターン通路の途中に一方向弁ユニット30を設けることにより、気泡150の上方への通過を可能としながら、燃料タンク9側から燃料ポンプ20側への燃料の逆流を防止した点に特徴がある。これにより、上側リターン通路100の開口端部を、燃料タンク9内の燃料の液面より下方、すなわち、燃料内に沈む位置に設けることが可能となる。本実施形態では、上側リターン通路100の開口端部をリターン側開口9bに直接接続して、燃料タンク9の内側にパイプ等が突出しない構成としている。
なお、気泡150は、プレッシャレギュレータ28から排出される余剰燃料に含まれるものに限られない。例えば、電動ポンプ23内に気液分離機構を設けて、電動ポンプ23からケーシング22内に直接排出されるように構成し、プレッシャレギュレータ28から排出される余剰燃料に気泡150が含まれないようにしてもよい。
図3は、燃料ポンプ20の断面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。燃料ポンプ20は、有底円筒状のケーシング22の開口部を、蓋部材21によって密閉して構成されている。蓋部材21には、下側供給通路201(図2参照)と接続されると共にケーシング22内の空間と連通する吸入口25と、下側リターン通路101が接続される排出口29と、吐出通路300が接続される吐出口27と、電動ポンプ23に電力を供給するコネクタ45とが設けられている。電動ポンプ23の駆動に伴って発生した気泡は、その浮力によって、圧送口26およびプレッシャレギュレータ28の収容部近傍に形成された通路(不図示)から、排出口29と連通する上部空間を通って、排出口29から排出される。
蓋部材21の下面側には、円筒状の電動ポンプ23が嵌合されており、電動ポンプ23の下端部には、燃料を濾過するサクションフィルタ24が取り付けられている。電動ポンプ23を駆動すると、サクションフィルタ24を介して燃料を吸入すると共に圧送口26から送り出し、この送り出された燃料が圧送口26と連通する吐出口27から吐出されることとなる。本実施形態では、サクションフィルタ24は多層式とされ、その目の粗さは略70μm(60〜80μm)に設定されている。なお、本実施形態に係るサクションフィルタ24は、図示上下方向の寸法が燃料ポンプ23とほぼ同じフィルタ部材を図示上下方向に配設するものであるが、サクションフィルタ24の形状や取付位置等は種々の変形が可能であり、例えば、燃料ポンプ23の下部に図示横方向に向けて配設してもよい。
また、蓋部材21の吐出口27には、燃料の圧力を所定値に保つプレッシャレギュレータ28が設けられており、圧力調整に伴う余剰燃料はケーシング22内の空間に戻される。下側リターン通路101が接続される排出口29は、ケーシング22内の空間と連通しており、気泡150は、この排出口29から上方に排出される。上記したような燃料供給装置の構成により、燃料ポンプ20の通常運転中、ケーシング22の内部および各燃料通路は、すべて燃料で満たされることとなる。
図4は、一方向弁ユニット30の側面図である。また、図5はその断面図であり、図6は一方向弁ユニット30内に収納される一方向弁の上面図である。一方向弁ユニット30は、樹脂等で形成された略円筒状のケース31内に、一方向弁を収納した構成とされている。ケース31の上部(図示右方)には上側リターン通路100に挿嵌される排出管34が形成されており、他方、ケース31の下部(図示左方)には下側リターン通路101に挿嵌される吸入管35が形成されている。
図5を参照して、ケース31の内部空間には、一方向弁としてのアンブレラバルブ40が配設されている。アンブレラバルブ40は、径方向外側に向かって厚みが少なくなる円盤状の傘部42と、この傘部42の径方向中心位置に立設する支持部41とから構成されている。ケース31内には、流路を遮蔽するように径方向内側に向けて立設した壁部が設けられており、アンブレラバルブ40は、この壁部に形成されている貫通孔に支持部41を挿入することによって、燃料通路34a,35aの略径方向中心位置に支持されている。また、壁部には、複数の開口37が形成されている。
傘部42は、燃料通路35aと連通する複数の開口37を完全に覆うことが可能な直径を有している。複数の開口37は、吸入管35の燃料通路35aと同心のアンブレラバルブ40の支持部41を中心とする傘部42の内側の円上に等ピッチに形成されている。このため一方向弁ユニット30を、その流路方向(支持部41の中心軸方向)を、鉛直方向に対して傾けた状態で車体に取り付ける場合にも、この開口37の少なくとも1つが鉛直方向上側に位置するように配設できるので、その開口37からの気泡150の排出をよりスムーズに行うことができる。
そして、アンブレラバルブ40は、開口37を下流側(図示右方)から塞ぐことで、排出管34側(燃料タンク9側)から燃料が逆流することを防ぎ、他方、吸入管35側(燃料ポンプ20側)から気泡150が上昇し傘部42の裏面に到達し、気泡150同士が集合してある程度の大きさになると浮力により傘部42の外周縁部がめくられるように変形することで、気泡150を通過させることとなる。このようにして傘部42は、気泡150の浮力のみで変形して、気泡150を通過させることができる。
図7は、プレフィルタ50の一部断面側面図である。また、図8は、プレフィルタ50に収納されるろ材(ろ紙)55の斜視図である。プレフィルタ50は、樹脂等で形成された略円筒状の本体部52と、該本体部52の開口部に取り付けられて蓋をする蓋部材51とからなるケースに、ろ材(ろ紙)55を収納した構成とされている。蓋部材51と本体部52とは、ネジ込み式や締結部材を用いた結合とすることで着脱可能とされており、プレフィルタ50を車体から取り外すことなくろ材(ろ紙)55のみを容易に交換することができる。
なお、蓋部材51と本体部52とは、スピンウェルド等による溶着により結合してもよい。この場合、ろ材(ろ紙)55の交換は、プレフィルタ50の交換によって行う。
蓋部材51の図示右方(上流側)には、上側供給通路200に挿嵌される吸入管54が形成されており、他方、本体部52の図示左方(下流側)には下側供給通路201に挿嵌される吐出管53が形成されている。上側供給通路200および下側供給通路201は、それぞれゴム等の樹脂で形成されており、吸入管54および吐出管53に挿嵌した後にクリップ56でそれぞれ固定されている。下側供給通路201の他端側は、燃料ポンプ20の蓋部材21に形成された吸入口25に接続され、ケーシング22と連通する(図3参照)。
プレフィルタ50のろ材(ろ紙)55は、蓋部材51の方向に開口する有底円筒状とされており、本体部52内に収納して蓋部材51で蓋をすることにより、燃料の入口を囲むように構成されている。本実施形態では、プレフィルタ50のろ材(ろ紙)55の目の粗さが略10μm(5〜20μm)に設定され、一方、燃料ポンプ20内のサクションフィルタ24(図3参照)の不織布の目の粗さは略70μmと大きく設定することで、プレフィルタ50を通過する不純物の粒径より、サクションフィルタ24を通過する不純物の粒径が粗く設定されている。この構成によれば、供給通路上のプレフィルタ50によって細かな不純物等まで吸着することで、サクションフィルタ24の目詰まりを抑制して、サクションフィルタ24の交換時期を長期化することが可能となる。前記したように、プレフィルタ50の交換作業は、燃料ポンプ20内のサクションフィルタ24の交換作業に比して容易であるため、整備性も大幅に高められる。
図9は、車体右側方から見た燃料ポンプ20の配置説明図である。また、図10は、車体正面から見た燃料ポンプ20の配置説明図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。燃料ポンプ20は、左右一対のサイドカバー16の内側の空間に、車体右側寄りで配設されている。燃料ポンプ20の車体左側には、バッテリ17が配設されている。燃料ポンプ20は、燃料タンク9に対して車体後方下方の位置に配設されており、これに伴って、供給通路およびリターン通路も後ろ下がりに傾斜して配置されている。供給通路およびリターン通路は、それぞれゴム等からなるフレキシブルチューブで形成され、左右一対の車体フレーム6の間に配設されている。
燃料タンク9は鋼板等の金属で形成されており、供給側開口9aおよびリターン側開口9bの外側には、上側供給通路200および上側リターン通路100に挿嵌するためのパイプ部材がそれぞれ溶着されている。本実施形態では、供給側開口9aとリターン側開口9bを車体前後方向に離間させ、かつリターン側開口9bの方を高い位置に設けることで、燃料タンク9に戻された気泡150が再び供給側開口9aに吸い込まれることを防止する。なお、供給側開口9aおよびリターン側開口9bは、車幅方向に離間して設けてもよい。
プレフィルタ50は、車体フレームにネジ等で固定されたサイドカバー16の内側に配設されているため、その交換作業が容易である。燃料ポンプ20内のサクションフィルタ24を清掃または交換するには、燃料ポンプ20を分解する必要があるが、本実施形態に係る燃料供給装置によれば、プレフィルタ50が設けられているため、サクションフィルタ24のメンテナンス時期を大幅に延ばすことが可能となる。
一方向弁ユニット30は、上側リターン通路100および下側リターン通路101の傾斜に応じて、鉛直方向に対して所定角度だけ前傾した状態で配設されている。このとき、一方向弁ユニット30内の開口37(図5参照)が車体上方に位置するように配設すると、気泡150をよりスムーズに上方に通過させることが可能となる。また、プレフィルタ50と同様に、一方向弁ユニット30も車体からの着脱が容易である。
図11は、燃料タンク9の燃料がなくなった際の燃料供給装置の作動状態を説明する模式図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。燃料タンク9内が空になった状態でエンジン7の運転を継続すると、次第に燃料ポンプ20内の液面が下がってくる。この場合でも、一方向弁ユニット30が設けられているため、上側リターン通路100内の燃料、すなわち、プレフィルタ50で濾過されていない燃料が、燃料ポンプ20に吸入されることが防止される。なお、ケーシング22の側面等には、燃料ポンプ20内の燃料残量を目視できる確認窓を設けてもよい。
また、プレフィルタ50に汚れが蓄積して濾過抵抗が大きくなると、燃料タンク9内に燃料が存在するにもかかわらず、燃料ポンプ20内の液面が下がる現象が生じる可能性がある。この場合でも、一方向弁ユニット30が設けられているため、プレフィルタ50で濾過されていない燃料が燃料ポンプ20に吸入されることはない。
図12は、本発明の第2実施形態に係る燃料供給装置の構成を示す模式図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。本実施形態では、プレフィルタ50の上流側の供給通路に、流量を任意に調整可能なコック60が設けられている。なお、コック60は、オンオフの2段階切替式としてもよい。コック60は、第1供給通路202と第2供給通路203との間に設けられており、コック60をオフ状態にしてエンジン7の運転を継続すると、プレフィルタ50および燃料ポンプ20内の燃料を抜くことができる。これにより、燃料が抜けた状態でこれらを取り外すことが可能となる。
なお、供給通路の途中には、機械式や超音波式の流量センサ等からなる流量検知手段を設けることも可能である。これにより、単位時間あたりの流量変化に基づいて燃料ポンプや配管等の異常を検知したり、また、流量の累積値に基づいてプレフィルタ50の交換時期等の所定期間を検知することが可能となる。
図13は、燃料供給装置の変形例の構成を示す模式図である。燃料供給装置は、リターン通路の途中に一方向弁ユニット30を設けずに構成することも可能である。この変形例では、リターン通路102の上端を燃料タンク9の底部に直接接続し、これに伴って、燃料満タン時の油面Aより高い位置まで伸びるタンク内リターン通路103が設けられている。この構成によっても、アウトタンク式の燃料ポンプから燃料タンクに気泡を戻すことができる。
上記したように、本発明に係る燃料供給装置によれば、アウトタンク式の燃料ポンプから燃料タンクに気泡を戻すリターン通路の途中に、アンブレラバルブによる一方向弁ユニットを設けたので、気泡をリターン通路を介して燃料タンクに戻すと共に、リターン通路の逆流を防ぐことが可能となる。また、供給通路にプレフィルタを設けたので、燃料ポンプに供給されるすべての燃料を濾過するフィルタ部材を簡単に取り付けることが可能となる。
なお、燃料ポンプ、一方向弁ユニット、燃料タンクの構造や配置、燃料タンクの供給側開口およびリターン側開口の配置や形状、アンブレラバルブの形状や材質、供給通路およびリターン通路の配管レイアウト等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、燃料供給装置は、供給通路にプレフィルタ等を設けずに、リターン通路に一方向弁ユニットを備えるのみの構成としてもよい。本発明に係る燃料供給装置は、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車等の種々の車両に適用できる。
1…自動二輪車、9…燃料タンク、9a…供給側開口、9b…リターン側開口、16…サイドカバー、19…燃料噴射装置、20…燃料ポンプ、22…ケーシング、23…電動ポンプ、24…サクションフィルタ、28…プレッシャレギュレータ、30…一方向弁ユニット、37…開口、40…アンブレラバルブ、41…支持部、42…傘部、50…プレフィルタ(フィルタ部材)、60…コック、100…上側リターン通路、101…下側リターン通路、150…気泡、200…上側供給通路、201…下側供給通路、300…吐出通路

Claims (10)

  1. 燃料タンク(9)内の燃料を該燃料タンク(9)より低い位置に配設された燃料ポンプ(20)へ供給通路(200,201)を介して供給し、前記燃料ポンプ(20)を駆動することで燃料噴射装置(19,70)へ燃料を供給し、前記燃料ポンプ(20)内に発生した気泡(150)をリターン通路(100,101)を介して燃料タンク(9)へ戻すようにした燃料供給装置において、
    前記リターン通路(100,101)に、前記燃料ポンプ(20)側から燃料タンク(9)側への通過のみを許可する一方向弁(30)が配設されており、
    前記リターン通路(100)の上側端部が、前記燃料タンク(9)の底部に接続されており、
    前記燃料ポンプ(20)が、前記燃料タンク(9)の下方に離間して配置され、かつ前記燃料噴射装置(19,70)と別個独立して構成されるアウトタンク式であることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記供給通路(200,201)にフィルタ部材(50)が設けられていることを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
  3. 前記フィルタ部材(50)の上流側の前記供給通路(202,203)に、前記燃料の流量を調整するコック(60)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記一方向弁(30)が、傘部(42)を有するアンブレラバルブ(40)からなり、
    前記傘部(42)は、前記一方向弁(30)内に設けられた燃料通路(35a)の開口(37)端部を下流側から覆うことで、燃料タンク(9)側から燃料ポンプ(20)側への燃料の通過を禁止し、他方、燃料ポンプ(20)側から圧力を受けた場合には、前記傘部(42)が変形することで前記リターン通路(100,101)を連通させるように構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の燃料供給装置。
  5. 前記傘部(42)が、鉛直方向に対して傾けられて配置されていることを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
  6. 前記フィルタ部材(50)は、本体部(52)と該本体部(52)の開口部に取り付けられて蓋をする蓋部材(51)とからなるケースに、ろ材(55)を収納して構成されていることを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
  7. 前記供給通路(200,201)は、前記フィルタ部材(50)の蓋部材(51)に接続される上側供給通路(200)と、前記フィルタ部材(50)の本体部(52)に接続される下側供給通路(201)とからなり、
    前記下側供給通路(201)の他端部が、前記燃料ポンプ(20)のケーシング(22)に連通することを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
  8. 燃料タンク(9)内の燃料を該燃料タンク(9)より低い位置に配設された燃料ポンプ(20)へ供給通路(200,201)を介して供給し、前記燃料ポンプ(20)を駆動することで燃料噴射装置(19,70)へ燃料を供給し、前記燃料ポンプ(20)内に発生した気泡(150)をリターン通路(100,101)を介して燃料タンク(9)へ戻すようにした燃料供給装置において、
    前記リターン通路(100,101)に、前記燃料ポンプ(20)側から燃料タンク(9)側への通過のみを許可する一方向弁(30)が配設されており、
    前記供給通路(200,201)にフィルタ部材(50)が設けられており、
    前記フィルタ部材(50)は、燃料タンク(9)から吐出された燃料を濾過するろ材を含み、
    前記燃料ポンプ(20)の内部には、前記フィルタ部材(50)による濾過後の燃料をさらに濾過して電動ポンプ(23)に供給するための、不織布からなるサクションフィルタ(24)が設けられており、
    前記フィルタ部材(50)のろ材の目の粗さを、前記サクションフィルタ(24)の不織布の目の粗さより小さくしたことを特徴とする燃料供給装置。
  9. 前記フィルタ部材(50)のろ材の目の粗さを略10μmとし、
    前記サクションフィルタ(24)の不織布の目の粗さを略70μmとしたことを特徴とする請求項8に記載の燃料供給装置。
  10. 前記燃料ポンプ(20)には、ケーシング(22)内の燃料を、サクションフィルタ(24)を介して吸入すると共に吐出通路(300)を介して前記燃料噴射装置(19,70)へ吐出する電動ポンプ(23)が内設されており、
    前記リターン通路(100,101)が前記ケーシング(22)の上部に接続されており、
    前記電動ポンプ(23)にプレッシャレギュレータ(28)が配設されると共に、前記プレッシャレギュレータ(28)より下方に前記供給通路(200,201)の出口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
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