JP5937764B2 - 鞍乗り型車両および燃料ストレーナ - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内に燃料ストレーナを有する鞍乗り型車両および燃料ストレーナに関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、ガソリンなどの燃料を貯留する燃料タンク内に燃料ストレーナを備えた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、燃料タンク内に連通する吸入管を備え、この吸入管の上下に渡ってメッシュ状のフィルタ(以下、メッシュ部と言う)を有し、このメッシュ部を通過して吸入管内に入った燃料を燃料噴射ポンプに供給することが記載されている。
特開2008−138616号公報
ところで、燃料タンク内外の温度差により燃料タンク内に結露が生じ、燃料タンク内に水が溜まることがある。水は、燃料と比べて表面張力が高いため、水よりも燃料の方がメッシュ部を通過し易い。このため、燃料がメッシュ部を通過し、水は燃料タンク内に残留して徐々に増えてしまうおそれがあった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、燃料タンク内に残留する水を低減可能な鞍乗り型車両および燃料ストレーナを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、燃料を貯留する燃料タンク(11)と、前記燃料タンク(11)内に設けられる燃料ストレーナ(24)とを備え、前記燃料ストレーナ(24)は、タンク底板(11A)から上方へ延びるパイプ部(31)と、前記パイプ部(31)に設けられ、前記燃料を濾過して前記パイプ部(31)内に流入させるメッシュ部(32)とを有する鞍乗り型車両において、前記燃料ストレーナ(24)のパイプ部(31)は、前記タンク底板(11A)の近傍に、全周に渡って前記燃料が流入しない閉塞部(31Y)を有するとともに、前記閉塞部(31Y)の下方に、前記メッシュ部(32)の一部として機能する下メッシュ部(32B2)を有することを特徴とする。
この構成によれば、水がタンク底板(11A)近傍の閉塞部(31Y)の下端まで溜まり、水の上の燃料液面が前記閉塞部(31Y)の上方まで下がってくると、下メッシュ部(32B2)を通過することができなくなるので、水と燃料のヘッド圧力が、水を、下メッシュ部(32B2)を通過させる力として作用する。これにより、水を、下メッシュ部を通過させて燃料タンクから排出させることが可能になり、燃料タンク内に残留する水を低減することが可能になる。
上記構成において、前記燃料は、水より比重が軽く、水よりも前記メッシュ部(32)を通過し易い燃料が好ましい。この構成によれば、燃料より下方に溜まり易くメッシュ部を通過しにくい水を、燃料のヘッド圧力を有効利用してメッシュ部に向けて押し出すことができる。
また、上記構成において、前記パイプ部(31)は、前記メッシュ部(32)として、前記燃料タンク(11)内の予備燃料の上限を規定する上限位置よりも上方の燃料が流入する第1メッシュ部(32A)と、前記上限位置よりも下方の燃料が流入する第2メッシュ部(32B)とを有し、前記第2メッシュ部(32B)は、前記閉塞部(31Y)の上下にそれぞれ設けられるようにしても良い。この構成によれば、予備燃料の上限位置を変更することなく、タンク底板の近傍に閉塞部および下メッシュ部を設けることができる。
また、上記構成において、前記パイプ部(31)は、前記第1メッシュ部(32A)を通過した燃料が流入する第1管路(41)と、前記第2メッシュ部(32B)を通過した燃料が流入する第2管路(42)とを備え、前記パイプ部(31)の下部に、前記第1管路(41)と前記第2管路(42)のいずれかをエンジン(12)側に切り替える燃料コック(23)を備えるようにしても良い。この構成によれば、燃料コックにより予備燃料への切り替えができるとともに、燃料コックにゴミ等が流れず、また、燃料タンクの取付部が一箇所で済む。
また、上記構成において、前記パイプ部(31)は、前記第1メッシュ部(32A)と前記第2メッシュ部(32B)との間に、全周に渡って前記燃料が流入しない他の閉塞部(31X)を有し、前記他の閉塞部(31X)の内面と前記第1管路(41)との間にシール部材(43)を有するようにしても良い。この構成によれば、上側メッシュ部と下側メッシュ部とが同時に使われることがなく、両方が同時にゴミ等で閉塞することがない。また、水の液面が他の閉塞部の下端まで上昇した場合に、水と燃料のヘッド圧力を、水を、上側メッシュ部を通過させる力として作用させることができ、水排出の機会を増やすことができる。
また、上記構成において、前記タンク底板(11A)から下方に突出するボス部(15)を有し、このボス部(15)の内側を前記パイプ部(31)が通り、前記ボス部(15)と前記パイプ部(31)との間に、前記燃料タンク(11)内の燃料が溜まる燃料溜まり部(51)を設けるようにしても良い。この構成によれば、下メッシュ部の上端位置の調整により、燃料タンク内の水残量高さを燃料溜まり部の範囲に抑えることができ、燃料タンク内に残留する水をより低減することが可能になる。
また、本発明は、燃料を蓄える燃料タンク(11)内でタンク底板(11A)から上方に延びるパイプ部(31)と、前記パイプ部(31)に設けられ、前記燃料を濾過して前記パイプ部(31)内に流入させるメッシュ部(32)とを有する燃料ストレーナにおいて、前記パイプ部(31)は、前記タンク底板(11A)の近傍に対応する位置に、全周に渡って前記燃料が流入しない閉塞部(31Y)を有するとともに、前記閉塞部(31Y)の下方に、前記メッシュ部(32)の一部として機能する下メッシュ部(32B2)を有することを特徴とする。この構成によれば、燃料タンク内に残留する水を低減することが可能である。
本発明は、鞍乗り型車両において、燃料タンク内に設けられる燃料ストレーナのパイプ部は、タンク底板の近傍に、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部を有するとともに、前記閉塞部の下方に、燃料を濾過して前記パイプ部内に流入させるメッシュ部の一部として機能する下メッシュ部を有するので、燃料タンク内に残留する水を低減することが可能である。
また、前記燃料は、水よりも比重が軽く、水よりも前記メッシュ部を通過し易い燃料であれば、燃料より下方に溜まり易くメッシュ部を通過しにくい水を、燃料のヘッド圧力を有効利用してメッシュ部に向けて押し出すことができる。
また、前記パイプ部は、前記メッシュ部として、前記燃料タンク内の予備燃料の上限を規定する上限位置よりも上方の燃料が流入する第1メッシュ部と、前記上限位置よりも下方の燃料が流入する第2メッシュ部とを有し、前記第2メッシュ部は、前記閉塞部の上下にそれぞれ設けられるようにすれば、予備燃料の上限位置を変更することなく、タンク底板の近傍に閉塞部および下メッシュ部を設けることができる。
また、前記パイプ部は、前記第1メッシュ部を通過した燃料が流入する第1管路と、前記第2メッシュ部を通過した燃料が流入する第2管路とを備え、前記パイプ部の下部に、前記第1管路と前記第2管路のいずれかをエンジン側に切り替える燃料コックを備えるようにすれば、燃料コックにより予備燃料への切り替えができるとともに、燃料コックにゴミ等が流れず、また、燃料タンクの取付部が一箇所で済む。
また、前記パイプ部は、前記第1メッシュ部と前記第2メッシュ部との間に、全周に渡って前記燃料が流入しない他の閉塞部を有し、前記他の閉塞部(31X)の内面と前記第1管路との間にシール部材を有するようにすれば、上側メッシュ部と下側メッシュ部の両方が同時にゴミ等で閉塞することがなく、水排出の機会を増やすことができる。
また、前記タンク底板から下方に突出するボス部を有し、このボス部の内側を前記パイプ部が通り、前記ボス部と前記パイプ部との間に、前記燃料タンク内の燃料が溜まる燃料溜まり部を設けるようにすれば、下メッシュ部の上端位置の調整により、燃料タンク内の水残量高さを燃料溜まり部の範囲に抑え、燃料タンク内に残留する水をより低減することが可能になる。
また、本発明は、燃料ストレーナにおいて、燃料タンク内に設けられるパイプ部は、タンク底板の近傍に、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部を有するとともに、前記閉塞部の下方に、燃料を濾過して前記パイプ部内に流入させるメッシュ部の一部として機能する下メッシュ部を有するので、燃料タンク内に残留する水を低減することができる。
図1は第1実施形態に係る自動二輪車の燃料タンクを周辺構成と共に示した図である。 図2は燃料コックユニットの外観図である。 図3は燃料コックユニットの側断面図である。 図4はパイプ部からの水排出の説明に供する図である。 図5(A)は参考例の水排出の説明に供する図であり、図5(B)は本実施形態の水排出の説明に供する図である。 図6は第2実施形態に係る自動二輪車に使用される燃料コックユニットを示した図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号Rは車体右方を示している。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る自動二輪車の燃料タンクを周辺構成と共に示した図である。
この燃料タンク11は、自動二輪車が備える内燃機関であるエンジン12に供給する燃料(本実施形態ではガソリン)を貯留するタンクであり、上下長に比して前後に長いタンク形状に形成され、エンジン12を懸架する車体フレームに支持される。
この燃料タンク11には、燃料コックユニット21が取り付けられ、この燃料コックユニット21が燃料ホース22を介してエンジン12の吸気系の一部を構成する気化器13に接続される。これによって、燃料タンク11内の燃料が、燃料コックユニット21から燃料ホース22を経由して気化器13に供給される。
より具体的には、燃料タンク11は、自動二輪車の車体フレーム上に配置されるタンク底板11Aと、タンク底板11Aを上方から覆ってタンク底板11Aとの間に燃料空間を形成するタンク外壁11Bとを有し、金属製の燃料タンクに形成されている。
この燃料タンク11の上面には、燃料を燃料タンク11内に供給する燃料供給口11Cが設けられ、燃料タンク11の下面を構成するタンク底板11Aには、燃料コックユニット21を取り付けるためのボス部15が設けられる。
ボス部15は、タンク底板11Aに溶接等で接合された部品であり、タンク底板11Aから下方に突出するともに外周に雌ねじ(図示されず)を有し、その内側にタンク底板11Aを上下に貫通する貫通孔を有している。このボス部15の貫通孔には、下方から燃料ストレーナ24が挿入され、ボス部15の雌ねじに、燃料コックユニット21に設けられた取り付けナット26が締結されることによって、燃料コックユニット21が燃料タンク11に取り付けられる。
図2は、燃料コックユニット21の外観図であり、図3は、燃料コックユニット21の側断面図(図2のIII−III断面図)である。
燃料コックユニット21は、燃料の供給経路を開閉可能な燃料コック23と、燃料コック23の入口に設けられて燃料を濾過する燃料ストレーナ24と、燃料コック23の出口を構成する燃料吐出管25とを備えている。
燃料ストレーナ24は、図1に示すように、燃料タンク11内に設けられてタンク底板11Aから上方へ延びる樹脂製のパイプ部31と、パイプ部31の燃料取入口に設けられるメッシュ部32とを有している。
パイプ部31は、上下に延びる円筒形状であって、その上端が閉塞され、メッシュ部32以外の領域からはパイプ部31内に燃料が浸入しない構成に形成されている。
メッシュ部32は、ナイロン製の網状部材で形成され、燃料を濾過するフィルタ部として機能する。パイプ部31を樹脂成形する際にメッシュ部32をインサートしておくことによって、パイプ部31とメッシュ部32とが一体に形成される(インサート成形)。
図1に示すように、燃料タンク11は、予め規定された燃料高さ(図中、符号M1を付して示す)よりも上方の部分が、予備燃料を除く燃料(メイン燃料)を貯留するメインタンクとして機能し、燃料高さM1よりも下方の部分が、予備燃料を貯留するリザーブタンクとして機能する。この燃料高さM1は、予備燃料の量を規定するために予備燃料の上限位置を規定しており、以下、予備燃料上限位置M1と表記する。
図3に示すように、メッシュ部32は、この予備燃料上限位置M1を基準として、上方に設けられた上側メッシュ部32Aと、下方に設けられた下側メッシュ部32Bとを備えている。このため、予備燃料上限位置M1よりも上方に位置する燃料(メインタンク内の燃料に相当)は、上側メッシュ部32Aを通ってパイプ部31内に流入する。また、予備燃料上限位置M1よりも下方に位置する燃料(リザーブタンク内の燃料に相当)は、下側メッシュ部32Bを通ってパイプ部31内に流入する。
なお、上側メッシュ部32Aと下側メッシュ部32Bとは上下に間隔を空けて配置され、パイプ部31の上側メッシュ部32Aと下側メッシュ部32Bとの間は、パイプ部31の全周に渡って燃料が流入しない閉塞部31Xに形成されている。
同図3に示すように、パイプ部31の内側には、パイプ部31よりも小径の小径パイプ部(第1管路)41が配置される。
小径パイプ部41は、上端が予備燃料上限位置M1と同じ高さに設けられて開口するとともに、下方に延びて燃料コック23の入口ポート(不図示)につながる。また、この小径パイプ部41は、上端のみが開口し、周壁は開口しない円筒形状で形成される。このため、上端よりも上方に位置するメイン燃料、つまり、上側メッシュ部32Aを通過した燃料が小径パイプ部41に流入し、下側メッシュ部32Bを通過した燃料は小径パイプ部41に流入しない。
この小径パイプ部41とパイプ部31との間には、隙間42が形成されており、この隙間42は、下方に連続して燃料コック23の他の入口ポート(不図示)につながる。
より具体的には、この隙間42は、小径パイプ部41とパイプ部31の間に全周に渡って延びる環状であって、下方に延びる隙間に形成される。また、小径パイプ部41の上端部とパイプ部31の内面との間には、環状のシール部材43が介挿され、このシール部材43によって、小径パイプ部41が位置決めされる。これによって、この隙間42には、予備燃料上限位置M1よりも下方の燃料、つまり、下側メッシュ部32Bを通過した燃料が流入する。
すなわち、小径パイプ部41は、上側メッシュ部32Aに流入した燃料が通る第1管路として機能し、小径パイプ部41とパイプ部31との間の隙間42は、下側メッシュ部32Bを通過した予備燃料が流入する第2管路として機能する。
燃料コック23は、第1管路(小径パイプ部41)と第2管路(パイプ部31、41間の隙間42)のいずれかを燃料吐出管25に接続する切替弁として機能するとともに、第1管路と第2管路のいずれも燃料吐出管25に接続させない開閉弁として機能する。
この燃料コック23は、燃料ストレーナ24の下部に連結され、燃料タンク11のタンク底板11Aの下方に露出する。より具体的には、この燃料コック23は、燃料ストレーナ24のパイプ部31および小径パイプ部41の下部に連結される燃料コック本体23Aと、燃料コック本体23Aに回動自在に設けられるコックレバー23Bとを備えている。
コックレバー23Bは、ON位置と、RESERVE位置(RES位置)と、OFF位置とに回動可能である。そして、コックレバー23BがON位置に操作されると(図2中、23B(ON))、小径パイプ部(第1管路)41が燃料吐出管25に連通する。これにより、予備燃料上限位置M1よりも上方に位置する燃料(メイン燃料)が上側メッシュ部32Aを通過し、気化器13へ供給される。
また、コックレバー23BがRES位置に操作されると(図2中、23B(RES))、パイプ部31、41間の隙間(第2管路)42が燃料吐出管25に連通する。これにより、予備燃料上限位置M1よりも下方に位置する燃料が下側メッシュ部32Bを通過し、気化器13へ供給される。
また、コックレバー23BがOFF位置に操作されると(図2中、23B(OFF))、燃料ストレーナ24と燃料吐出管25との間の燃料流路が閉じられ、燃料タンク11内の燃料は気化器13へ供給されない。
ところで、燃料タンク11内には、燃料タンク11内外の温度差により結露が生じ、水が溜まることがある。水は、燃料と比べて表面張力が高いため、水よりも燃料の方がメッシュ部32を通過し易く、水が燃料タンク11内に残留し、徐々に増えてしまうおそれがある。また、水は、燃料よりも比重が重いため、燃料タンク11の底部に溜まり易く、特に停車時はガソリンと分離して燃料タンク11の底部に溜まっている。
図4は、パイプ部31を模式的に示した図である。
発明者等が検討したところ、燃料と水が入っている状態では、水がメッシュ部32の上端位置T1まで溜まっていない場合、燃料がメッシュ部32を通過し、水はメッシュ部32を通過しない。つまり、水の液面よりも上にある燃料が優先的にメッシュ部32を通過する。
図4中、高さT1〜T2の間は、以下の式(1)が成立する範囲であり、高さT2未満は、以下の式(2)が成立する範囲である。また、高さT2<高さT1<パイプ部31の上端である。
水の表面張力≦(水+燃料)のヘッド圧力・・・式(1)
水の表面張力>(水+燃料)のヘッド圧力・・・式(2)
なお、ヘッド圧力は、水柱メートルで表される圧力である。
水がメッシュ部32の上端位置T1まで溜まると、水の上の燃料の行き場がなくなるので、「(水+燃料)のヘッド圧力」の全てが、水をメッシュ部32に向けて押し出す力として作用する。発明者等の検討によれば、この「(水+燃料)のヘッド圧力」が水に全て作用した場合に、水をメッシュ部32に向けて押し出し、メッシュ部32を通過させることが可能であった。この場合、水と燃料の表面張力の差によってバランスが取れる高さ(本実施形態では高さT2)まで水を抜くことができる。
図5(A)は、予備燃料が通る下側メッシュ部32Bが、燃料タンク11のタンク底板11Aから図中T1で示す高さ(T1<M1)まで延在した場合の参考例である。この参考例では、水が徐々に溜まり、下側メッシュ部32Bの上端位置T1まで溜まると、(水+燃料)のヘッド圧力が水だけに作用するため、水が下側メッシュ部32Bを通過して燃料タンク11から抜け始める。そして、水と燃料の表面張力の差によってバランスが取れる高さTBまで水が抜ける。
つまり、高さTBが、燃料タンク11内に残ってしまう水の高さ(水残量高さ)に相当し、この高さTBは、下側メッシュ部32Bの上端位置T1(以下、メッシュ部上端位置T1と言う)から約5mm下がった位置であった。なお、この水の排出は、燃料コック23のコックレバー23BをRES位置に操作しているときに行われる。
上記の水の排出は、自動二輪車が停止状態の場合に限らず、自動二輪車が走行中の場合にも行われる。すなわち、自動二輪車が走行中の場合、加速や減速等により燃料タンク11内の水の液面の高さが変動し、水の液面がメッシュ部上端位置T1を超えると、(水+燃料)のヘッド圧力により、水を、下側メッシュ部32Bを通過させ、燃料タンク11から抜くことができる。
なお、水がメッシュ部上端位置T1よりもかなり低い位置に溜まっている場合は、走行中であっても、水の液面がメッシュ部上端位置T1を超えないので、水を排出することは困難である。
図5(A)に示す参考例では、水の液面がメッシュ部上端位置T1を超えるまでは水が抜けず、メッシュ部上端位置T1を超えてもメッシュ部上端位置T1より若干低い高さTBまでしか水が抜けない。このため、燃料タンク11内に溜まった水の分だけ貯留できる燃料が減ってしまうだけでなく、予備燃料に切り替えても直ぐにガス欠になってしまうおそれが生じる。
そこで、本発明者等は、図3に示すように、燃料ストレーナ24のパイプ部31に対して、タンク底板11Aの近傍に、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部31Yを設け、この閉塞部31Yの下方に、燃料を濾過してパイプ部31内に流入させる下メッシュ部32B2を設けるようにしている。なお、発明者等の試験によれば、閉塞部31Yの高さは5mm以上が望ましい。
なお、本実施形態では、下側メッシュ部(第2メッシュ部)32Bを、この閉塞部31Yの上下に設けられる上下一対のメッシュ部32B1、32B2に分割することにより、閉塞部31Yの下方に下メッシュ部32B2を設けている。この下メッシュ部32B2は、第2メッシュ部32Bの最下部を構成している。
図5(B)は、本実施形態の水の排出を説明する図である。
図5(B)に示すように、水が徐々に溜まり、タンク底板11Aの近傍に設けられた閉塞部31Yの下端の高さTAまで水が溜まり、水の上の燃料液面がメッシュ部32B1を下回ると、水の上の燃料の行き場がなくなる。このため、水と燃料のヘッド圧力が、水を、下メッシュ部32B2を通過させる力として作用する。これにより、水が下メッシュ部32B2を通過して燃料タンク11から抜け始め、水と燃料の表面張力の差によってバランスが取れる高さTBまで水を抜くことができる。
ここで、図5(B)に示すように、この高さTAは、タンク底板11Aの近傍に位置するため、メッシュ部上端位置T1(図5(A)に示す高さTAと同じ)よりも格段に低く、高さTBについても、図5(B)に示す高さTBよりも格段に低い位置となる。
これによって、本実施形態では、水の液面がタンク底板11A近傍の高さTAまで溜まると水が抜け始め、タンク底板11A近傍の高さTBまで抜くことができる。これにより、燃料タンク11内の水の高さ(水残量高さ)を、タンク底板11A近傍の高さに低減することができる。従って、燃料タンク11内に貯留できる燃料が少なくなってしまうことを回避でき、予備燃料に切り替えても直ぐにガス欠になることを回避することができる。
また、自動二輪車が走行している場合、燃料タンク11内の水の液面が変動し、液面がタンク底板11A近傍の高さTAを超えると、(水+燃料)のヘッド圧力により、水が抜ける。従って、タンク底板11A近傍の高さTA近傍まで水が溜まっていれば、走行時に水を抜くことができる。
なお、このようにして燃料ストレーナ24を通過した水は、燃料コックユニット21下部の燃料溜まり部23C(図3)を経て気化器13に流入する。一般に、気化器13には、気化器13内の水を排出するドレン口(不図示)およびドレン口につながるドレンホース(不図示)が設けられている。このため、ドレンボルト(不図示)を操作することにより、気化器13内の水をドレン口およびドレンホースを介して排出させることができる。
また、燃料ストレーナ24の燃料溜まり部23C(図3)の六角頭部を操作することによって、燃料ストレーナ24内の水を抜くことが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、燃料ストレーナ24のパイプ部31は、タンク底板11Aの近傍に対応する位置、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部31Yを有するとともに、閉塞部31Yの下方に、下側メッシュ部32Bの一部として機能する下メッシュ部32B2を有するので、燃料タンク11内に残留する水をタンク底板11Aの近傍まで低減することが可能である。これにより、燃料タンク11内に溜まる水を低減することができ、貯留できる燃料が減ってしまうことを抑制することができる。
また、燃料ストレーナ24に閉塞部31Yと下メッシュ部32B2を設けることは比較的容易であるため、複雑な構造にすることなく、燃料タンク11内に残留する水を低減することができる。
また、本実施形態では、燃料にガソリンを使用するので、燃料よりも比重が重くメッシュ部32を通過しにくい水を、燃料のヘッド圧力を有効利用してメッシュ部32に向けて押し出すことができる。
また、本実施形態では、パイプ部31は、メッシュ部32として、燃料タンク11内の予備燃料の上限を規定する予備燃料上限位置M1よりも上方の燃料が流入する上側メッシュ部(第1メッシュ部)32Aと、予備燃料上限位置M1よりも下方の燃料が流入する下側メッシュ部(第2メッシュ部)32Bとを有している。そして、下側メッシュ部32Bを、閉塞部31Yの上下にそれぞれ設けられるメッシュ部32B1、32B2で構成している。
この構成によれば、予備燃料の上限位置M1を変更することなく、タンク底板11Aの近傍に閉塞部31Yおよび下メッシュ部32B2を設けることができる。また、従来の燃料ストレーナからの設計変更がし易い、という効果も得られる。
また、本実施形態では、パイプ部31は、上側メッシュ部32Aを通過した燃料が流入する小径パイプ部(第1管路)41と、下側メッシュ部32Bを通過した燃料が流入する、パイプ部31、41間の隙間(第2管路)42とを備え、パイプ部31の下部に、小径パイプ部41と隙間42のいずれかをエンジン12側に切り替える燃料コック23を備える。この構成によれば、燃料コック23により予備燃料への切り替えができるとともに、燃料コック23にゴミ等が流れず、また、燃料タンク11の取付部が一箇所で済む、といった効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、図3に示したように、パイプ部31は、上側メッシュ部32Aと下側メッシュ部32Bとの間に、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部(他の閉塞部)31Xを有し、この閉塞部31Xの内面と小径パイプ部41との間にシール部材43を設けている。このため、上側メッシュ部32Aと下側メッシュ部32Bとが同時に使われることがなく、両方が同時にゴミ等で閉塞することがない。
また、上側メッシュ部32Aと下側メッシュ部32B1との間にも、閉塞部31Xを有するので、自動二輪車の走行時などに、水の液面が上記閉塞部31Xの下端まで上昇すると、水の上の燃料の行き場がなくなり、(水+燃料)のヘッド圧力により、水を、上側メッシュ部32Aを通過させることが可能になる。これにより、水排出の機会を増やすことができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る自動二輪車に使用される燃料コックユニット21を示した図である。なお、上記第1実施形態と同様の構成は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、タンク底板11Aから下方に突出して燃料コックユニットが取り付けられるボス部15の内面と、ボス部15内を通るパイプ部31との間に、燃料タンク11内の燃料が溜まる燃料溜まり部となる隙間51を設けている。
また、燃料タンク11内に残ってしまう水の高さ(水残量高さ)TBが、燃料溜まり部となる隙間51内の範囲となるように、閉塞部31Xの下端位置(=下メッシュ部32B2の上端位置)TAを、第1実施形態よりも低く設定している。
この構成によれば、水が閉塞部31Xの下端位置TAまで溜まると、水が下メッシュ部32B2を通過して燃料タンク11から抜け始め、水と燃料の表面張力の差によってバランスが取れる高さTBまで水が抜ける。
同図6に示すように、この高さTBは、タンク底板11Aから下方に突出するボス部15内に位置するので、このボス部15内にしか水が残留せず、タンク底板11Aよりも上方まで水が溜まることを回避することが可能になる。従って、第1の実施形態と比べて、水の残量をより減らすことができる。
このように第2実施形態では、タンク底板11Aから下方に突出するボス部15とパイプ部31との間に、燃料溜まり部として機能する隙間51を設けたので、閉塞部31Xの下端位置(=下メッシュ部32B2の上端位置)TAの調整により、燃料タンク11内の水残量高さTBを隙間51内の範囲に抑えることが可能になる。従って、第1実施形態と同様の各種効果に加えて、水の残量をより低減することが可能になる。この結果、貯留できる燃料が減ってしまうことをより抑制することが可能になる。
上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、燃料コック23と連結された燃料ストレーナ24に本発明を適用する場合について説明したが、燃料コック23と連結されない燃料ストレーナ24に本発明を適用しても良い。
また、燃料タンク11内に残留する水をタンク底板11Aの近傍まで低減するためには、要は、燃料ストレーナ24のパイプ部31に対して、タンク底板11Aの近傍に、全周に渡って燃料が流入しない閉塞部31Yを設け、閉塞部31Yの下方に、メッシュ部32の最下部を構成する下メッシュ部32B2を設けるようにすれば良い。本発明は、その構成を有する範囲で他の構成を削除しても良いし、或いは、変更しても良い。また、上述の各実施形態では、燃料がガソリンの場合を説明したが、ガソリン以外の燃料でも良い。
また、上述の各実施形態では、自動二輪車に使用される燃料ストレーナ24に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両に使用される燃料ストレーナ24に本発明を広く適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)やトライク等に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。また、重力落下式の燃料タンクと切替え式の燃料コックを備える、汎用エンジンにも適用可能である。
11 燃料タンク
11A タンク底板
12 エンジン
13 気化器
15 ボス部
21 燃料コックユニット
23 燃料コック
24 燃料ストレーナ
25 燃料吐出管
31 パイプ部
31X 閉塞部(他の閉塞部)
31Y 閉塞部
32 メッシュ部
32A 上側メッシュ部(第1メッシュ部)
32B 下側メッシュ部(第2メッシュ部)
32B2 下メッシュ部
41 小径パイプ部(第1管路)
42 隙間(第2管路)
43 シール部材
51 隙間(燃料溜まり部)

Claims (6)

  1. 燃料を貯留する燃料タンク(11)と、前記燃料タンク(11)内に設けられる燃料ストレーナ(24)とを備え、前記燃料ストレーナ(24)は、タンク底板(11A)から上方へ延びるパイプ部(31)と、前記パイプ部(31)に設けられ、前記燃料を濾過して前記パイプ部(31)内に流入させるメッシュ部(32)とを有する鞍乗り型車両において、
    前記燃料ストレーナ(24)のパイプ部(31)は、前記タンク底板(11A)の近傍に、全周に渡って前記燃料が流入しない閉塞部(31Y)を有するとともに、前記閉塞部(31Y)の下方に、前記メッシュ部(32)の一部として機能する下メッシュ部(32B2)を有し、
    前記パイプ部(31)は、前記メッシュ部(32)として、前記燃料タンク(11)内の予備燃料の上限を規定する上限位置よりも上方の燃料が流入する第1メッシュ部(32A)と、前記上限位置よりも下方の燃料が流入する第2メッシュ部(32B)とを有し、
    前記第2メッシュ部(32B)は、前記閉塞部(31Y)の上下にそれぞれ設けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記燃料は、水よりも比重が軽く、水よりも前記メッシュ部(32)を通過し易い燃料であることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記パイプ部(31)は、前記第1メッシュ部(32A)を通過した燃料が流入する第1管路(41)と、前記第2メッシュ部(32B)を通過した燃料が流入する第2管路(42)とを備え、
    前記パイプ部(31)の下部に、前記第1管路(41)と前記第2管路(42)のいずれかをエンジン(12)側に切り替える燃料コック(23)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記パイプ部(31)は、前記第1メッシュ部(32A)と前記第2メッシュ部(32B)との間に、全周に渡って前記燃料が流入しない他の閉塞部(31X)を有し、
    前記他の閉塞部(31X)の内面と前記第1管路(41)との間にシール部材(43)を有することを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記タンク底板(11A)から下方に突出するボス部(15)を有し、このボス部(15)の内側を前記パイプ部(31)が通り、前記ボス部(15)と前記パイプ部(31)との間に、前記燃料タンク(11)内の燃料が溜まる燃料溜まり部(51)を設けたことを特徴とする請求項1、2及び4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 燃料を蓄える燃料タンク(11)内でタンク底板(11A)から上方に延びるパイプ部(31)と、前記パイプ部(31)に設けられ、前記燃料を濾過して前記パイプ部(31)内に流入させるメッシュ部(32)とを有する燃料ストレーナにおいて、
    前記パイプ部(31)は、前記タンク底板(11A)の近傍に対応する位置に、全周に渡って前記燃料が流入しない閉塞部(31Y)を有するとともに、前記閉塞部(31Y)の下方に、前記メッシュ部(32)の一部として機能する下メッシュ部(32B2)を有し、
    前記パイプ部(31)は、前記メッシュ部(32)として、前記燃料タンク(11)内の予備燃料の上限を規定する上限位置よりも上方の燃料が流入する第1メッシュ部(32A)と、前記上限位置よりも下方の燃料が流入する第2メッシュ部(32B)とを有し、
    前記第2メッシュ部(32B)は、前記閉塞部(31Y)の上下にそれぞれ設けられることを特徴とする燃料ストレーナ。
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