JP5290042B2 - 階段隅切り材 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の階段に備えられる階段隅切り材に関し、特に、屋内階段の曲がり部や廊下との接合部にて有効寸法を広げることが可能な階段隅切り材に関するものである。
一般的に屋内階段には、U型階段、J型階段、L型階段、直(I型)階段、上曲がり階段、下曲がり階段等と称される様々な形式の階段が存在する。
これらの階段は、有効幅が約1050mm〜760mm程度であり、手摺も含めると有効寸法が狭いという問題点があった。
特に、曲がり部分を有する構造の場合には、狭小な空間となるとともに、出隅部分が通行の障害となるという問題が生じる。
特に、重層長屋という建屋形成においては、階段の幅が狭く、界壁に囲まれていることから、容易に拡張することができない。
一般的に、曲がり部分を拡張するために、隅切りが行われることが多い。
これは、出隅部分を直線状若しくは若干のアールをもたせて切り取り、出隅部分の鋭利な凸部を取り除くとともに、有効幅を拡張するために用いられる方法である。
例えば、通行路の曲がり部分においては、このような方法が用いられる場合が多い(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、壁面出隅構造が開示されている。
この技術では、廊下の曲がり部分の出隅部分に、三角柱のコーナー材を使用することによって、曲がり部分の幅を拡張するとともに、鋭利な凸部をなくしている。
つまり、コーナー材は、両底面が直角二等辺三角形状の三角柱部材であり、コーナーを形成する2枚のパネルの接合部分に、両底面を形成する直角二等辺三角形の斜辺間に延びる面を外側に向けて嵌め込まれて固定される。
このため、コーナー部分は、コーナーを形成する2枚のパネルの外側面を交点まで延ばした延長線の内側に収まることとなり、本来形成されるはずの出隅部分が形成されることはない。
よって、曲がり部分の幅を拡張することができるとともに、快適な通行性をも同時に確保することができる。
実願平04−080276号(実開平06−040178号公報)の全文明細書及び図面
しかし、このような構造は、通行路に適用するには有効なものではあるが、階段の曲がり部分に適用するには、様々な問題があった。
つまり、単に曲がり部分に形成される出隅を隅切りするのみでは、却って転落を助長するような納まりとなり、通行性が損なわれる可能性を否定することができない。
例えば、隅切り部分に足を踏み込んでしまい、バランスを崩して通行に障害を来すような可能性を完全に否定することができない。
このような背景から、階段においては、単に一様な隅切りを行うのではなく、階段特有の問題である適切な通行性の確保、荷物搬入時への対応、手摺取付への対応を考慮に入れた隅切りを行う必要がある。
また、階段特有の複雑な納まりに対応するべく、納まりの複雑化を防止することができる独立製品としての部材が求められていた。
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、屋内階段の曲がり部や廊下との接合部にて有効寸法を広げることが可能であるとともに、収まりの複雑化を防止し、階段特有の問題を解消することが可能な階段隅切り材を提供することにある。
上記課題は、請求項1に係る階段隅切り材によれば、階段曲がり部分に形成された隅切り部分に配設される階段隅切り材であって、該階段隅切り材は、前記隅切り部分の床面に設置される底板と、該底板と対向して配設される天板と、前記底板及び前記天板を架橋する少なくとも一つの支柱と、を有して構成されており、前記底板は、前記隅切り部分に整合する形状であるとともに、前記天板は、前記隅切り部分上端部よりも低い位置に配設されることにより解決される。
このように、本発明における階段隅切り材は、階段曲がり部分に形成される隅切り部分に設置されるが、天板は、隅切り部分上端部よりも低い位置に配設されている。
このため、天板の上方部には、隅切り空間が形成され、この空間により階段曲がり部分の有効寸法を拡張することができるとともに、天板より下方部分は、この階段隅切り材が配設されていることとなる。
よって、この階段隅切り材が配設されているために、昇降者が隅切り部分の下端側に足を踏み込んでしまうことを防止することができ、通行性を向上させることができる。
また、天板の上方部には、奥まった隅切り空間が形成されるため、この空間に堅手摺等の部材を通行性を阻害することなく配設することができる。
このため、更に、機能性及び通行性が向上する。
更に、天板の上方部は隅切りが行われているため、出隅に荷物等が衝突して、クロスが汚れたり、剥離する等の問題をも有効に回避することができる。
よって、メンテナンス性が向上する。
また、請求項1に記載の発明において、前記天板は、前記底板に対して略平行に配設されていると好適である。
このように構成されていると、設計・作成及び設置が容易である。
更に、請求項1に記載の発明において、前記天板は、前記底板に対して傾斜して配設されており、前記天板と前記底板との距離は一定ではないよう構成されていると好適である。
また、請求項1に記載の発明において、前記天板の、前記隅切り部分の壁面に近接して配設される側と前記底板との距離は、前記天板の、前記隅切り部分の壁面と離隔して配設される側と前記底板との距離よりも大きくなるように傾斜していると好適である。
このように、天板が底板に対して傾斜するように構成されていると、天板上に物を載置したり、昇降者が足がかりにすることを有効に防止することができる。
このため、通行性が向上する。
更に、請求項1に記載の発明において、前記底板は、前記隅切り部分の隅切られた部分の平面形状に整合する略二等辺三角形状であるとともに、前記天板は、前記底板と略相似形状に形成されており、前記底板と前記天板とは、形状が整合するように対向して配置されており、前記底板の底辺と前記天板の底辺とは略平行に配設されるとともに、前記底板の頂角部分と前記天板の頂角部分との距離は、前記底板の底辺と前記天板の底辺との距離よりも小さくなるように前記天板は、前記底板に対して傾斜して配設されていると好適である。
このように構成されていることにより、隅切り部分の形状に整合した形状の階段隅切り材を提供することができ、簡易に設置することができるとともに、上記効果を同様に維持した状態で、収まりの複雑化を防止することができる。
なお、本発明に係る階段隅切り材は、下地としての底板付きの独立製品であるため、均一な品質の製品を安定的に施工及び供給できるため、施工性の向上に寄与する。
また、これらの階段隅切り材において、前記底板と前記天板の間には、照明が備えられていると好適である。
更に、天板の上側面には、照明が備えられていると好適である。
このように、照明を備えることによって、階段曲がり部をライティングすることができ、通行性が向上するとともに、意匠性もまた向上する。
本発明に係る階段隅切り材は、階段曲がり部分に形成される隅切り部分に設置され、天板は、隅切り部分上端部よりも低い位置に配設される。
このため、天板の上方部には、隅切り空間が形成され、この空間により階段曲がり部分の有効寸法を拡張することができる。
また、天板より下方部分は、この階段隅切り材が配設されていることとなるため、昇降者が隅切り部分の下端側に足を踏み込んでしまうことを防止することができ、通行性を向上させることができる。
更に、天板の上方部には、奥まった隅切り空間が形成されるため、この空間に堅手摺等の部材を通行性を阻害することなく配設することができる。
このため、機能性及び通行性が向上する。
更に、天板の上方部は隅切りが行われているため、出隅に荷物等が衝突して、クロスが汚れたり、剥離する等の問題をも有効に回避することができる。
よって、メンテナンス性が向上する。
また、天板を底板に対して傾斜をつけて配設すれば、天板上に物を載置したり、昇降者が足がかりにすることを有効に防止することができ、通行性が向上する。
更に、階段隅切り材に照明を装備することができ、このように照明を装備すれば、階段曲がり部をライティングすることができ、通行性が向上するとともに、意匠性もまた向上する。
本発明の一実施形態に係る階段隅切り材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り材を示す4面図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り材の納まりを示す要部拡大平面図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り材の納まりを示す説明図である。 図4をA方向から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り材の施工説明図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り材の施工説明図である。 本発明の一実施形態に係る隅切り部分の説明図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりを示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、各部材の材質・配置等、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、屋内階段の曲がり部や廊下との接合部にて有効寸法を広げることが可能であるとともに、収まりの複雑化を防止し、階段特有の問題を解消することが可能な階段隅切り材に関するものである。
図1乃至図12は、本発明に係る一実施形態を示すものであり、図1は階段隅切り材を示す斜視図、図2は階段隅切り材を示す4面図、図3は階段隅切り材の納まりを示す要部拡大平面図、図4は階段隅切り材の納まりを示す説明図、図5は図4をA方向から見た平面図、図6及び図7は階段隅切り材の施工説明図、図8は隅切り部分の説明図、図9乃至図12は各階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりを示す説明図である。
図1及び図2により、本実施形態に係る階段隅切り材1の構造を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る階段隅切り材1は、底板11、天板12、前方支柱13、後方支柱14,14を有して構成されている。
本実施形態に係る底板11及び天板12は、互いに略相似形状の略二等辺三角形状の板体であり、天板12の面積は底板11の面積よりも若干大きくなるように構成されている。
本実施形態においては、底板11及び天板12の頂角は、約80度〜約90度の範囲に設定されている。
また、天板12の底角及び頂角部分は各々面取りされているとともに、天板12の上側面周縁部はエッジがなくなるようにアール形成されている。
ただし、これらの寸法は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能であるとともに、面取り等の処理は、適宜行うものであって必ず必要なものではなく、またその方法も限定されるものではない。
本実施形態に係る前方支柱13は、略四角柱形状の角材であり、後方支柱14,14は略二等辺三角柱形状の角材である。
また、本実施形態に係る前方支柱13の長さは、後方支柱14,14の長さより短くなるように構成されている。
後方支柱14,14は、底板11及び天板12の両底角付近を各々架橋するように設置されるとともに、前方支柱13は、底板11及び天板12の頂角を架橋するように設置される。
このとき、後方支柱14,14は、底板11からはみ出すことがないよう、底面部の斜辺を底板11の斜辺に沿わせるように(つまり、底面部の頂角を底板11の内側方向に向けて)配設される。
また、底板11は、水平となるように配設される。
つまり、本実施形態においては、前方支柱13は、後方支柱14,14より短くなるように構成されているため、天板12は、頂角側が下方側(底板11に近づく側)に位置するように傾斜して配設されることとなる。
これは、階段隅切り材1が階段の曲がり部に設置された際に、この天板上に物が載置されたり、階段を昇降する人がこの天板を足がかりにすることを防止し、通行の利便性を向上させるためである。
また、水平及び鉛直な線で構成される周辺部にアクセントをつけて意匠性を向上させることもできる。
また、本実施形態に係る階段隅切り材1には、照明Lを備えることができる。
例えば、天板12の裏面側(内側)に照明Lを配設してもよいし、後方支柱14,14間に支持板を架橋し、この支持板に照明Lを配設してもよい。
また、照明Lを固定した支持板を底板11の内側に立設してもよい。
このように照明Lを備えることにより、階段の曲がり部の足元をライティングすることができるため、通行性が更に向上するとともに、インテリア性も向上する。
次いで、図3乃至図5により、本実施形態に係る階段隅切り材1の納まり状態の一例を説明する。
なお、以下の説明は納まり状態の一例であり、納まりの状態はこれに限られることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、実際の設置現場の形状及び状況に応じて適宜変更することができるものである。
階段Sの曲がり部Rには、間仕切りパネルP1,P1が出隅部分を覆わないように略直交する方向を向けて立設されている。
また、矩形平板状の閉塞用合板P2が、間仕切りパネルP1,P1間の間隙を閉塞することにより隅切りされている。
更に、出隅部分は、下地パネルQが配設されている。
下地パネルQは、下地角柱Q1,Q1、下地合板Q3で構成されている。
この下地パネルQは、2本の下地角柱Q1,Q1が一定の間隔をもって平行にともに配設されるとともに、矩形平板状の下地合板Q3が両者を架橋している。
この下地パネルQは、間仕切りパネルP1,P1の端部に配設された三角柱形状の現場桟P3,P3間に配設される。
つまり、下地角柱Q1,Q1の外側に2本の現場桟P3,P3が一定の僅かなクリアランスを有した状態で配設されるように、下地パネルQが配設される。
階段隅切り材1は、この下地パネルQに取付けられる。
このとき、階段隅切り材1は、底板11及び天板12の長辺側(つまり、後方支柱14,14側)が下地パネルQ側に接するように配設される。
このとき、この階段隅切り材1は、階段手摺T1より高い位置に配設される。
これは、階段下降時に人が堅手摺T2から階段手摺T1を把手し替えた際、服の袖口がこの階段隅切り材1に引っかかることを防止するためである。
次いで、図6及び図7により、本実施形態に係る階段隅切り材1の施工方法の一例を説明する。
図6(a)に示すように、まず、2階床面の階段側周縁部に間仕切りパネルP1,P1を立設する。
この間仕切りパネルP1,P1は、外枠内に縦桟及び横桟を配した一般的な公知のパネル材である。
間仕切りパネルP1,P1は、出隅部分を覆わないように略直交する方向に向けて立設されている。
次いで、図6(b)に示すように、閉塞用合板P2及び下地パネルQが、間仕切りパネルP1,P1間の間隙を閉塞するように立設され、この階段曲がり部Rが隅切りされる。
次いで、図7(a)に示すように、階段隅切り材1が下地パネルQの下端部に取付けられる。
前述したように、階段隅切り材1は、底板11及び天板12の長辺側(つまり、後方支柱14,14側)が下地パネルQ側に接するように配設される。
この状態で、後方支柱14,14が下地角柱Q1,Q1にビス留めされることにより、階段隅切り材1が下地パネルQに固定される。
次いで、図7(b)に示すように、間仕切りパネルP1,P1及び下地パネルQの表面に石膏ボードUを取り付ける。
なお、石膏ボードU,U間には、コーナー材が貼付されるとともに、パテ埋めされて完全に閉塞される。
次いで、石膏ボードUの表面にクロスを貼付して施工が終了する。
なお、階段隅切り材1の上部には、堅手摺T2を取付けることができる。
このように、本実施形態においては、階段隅切り材1の天板12より上方は、隅切り部分となっている。
つまり、間仕切りパネルP1,P1の外側面を結んだ交点Oよりも奥まった位置に下地パネルQの外側面Q2が配設される。
このように、階段曲がり部Rは、隅切りされて、隅切り空間Dが形成され、この隅切り空間Dの分だけ、有効寸法が拡大される。
このため、家具等の荷物を搬入する際の間口を広くとることが可能となるとともに、閉塞的になる階段曲がり部Rに開放感を与えることができ、空間のアクセントとなり意匠性もまた向上する。
また、この隅切り空間Dを形成する外側面Q2には、堅手摺T2等を配設することができるため、機能的にも作用するとともに、隅切りされた空間D内に堅手摺T2を取付けることができるため、堅手摺T2が人の昇降空間に突出することがなく通行性もまた向上する。
また、隅切り空間Dの下端部には、階段隅切り材1が配設されているため、階段昇降者が、この隅切り空間Dに足を踏み込んでしまうことが回避されるため、昇降者の通行性が向上する。
更に、階段手摺T1が、堅手摺T2及び階段隅切り材1よりも下部に配設されることとなるため、階段下降時に、昇降者が堅手摺T2から階段手摺T1に持ち替える際、昇降者の袖口がひっかかることが防止される。
また、階段隅切り材1には、照明Lを備えることができるため、この照明Lにより階段曲がり部Rを照らすことができ、昇降時の通行性をより一層高めることができるとともに、意匠性をもまた向上させることができる。
図9乃至図12に、各階段隅切り形状に対する隅切り材の納まりの例を示す。
なお、階段隅切り材1の配設箇所は、破線円形で示し、配設可能箇所Vとする。
図9及び図10は、隅切りの平面形状が略三角形状の場合である。
図9及び図10のように、階段隅切り材1は、略三角形状の隅切り部分に沿うように配設される。
図10は、2階の床面と同一面に、階段隅切り材1を配設する例である。
このように、隅切りの平面形状が略三角形状の場合には、この隅切り形状に沿って、階段隅切り材1が配置される。
また、図10のように、2階の床面と同一面に、階段隅切り材1を配設する例では、天板12は、底面11と略平行に配設されていてもよい。
つまり、この場合、昇降者が天板12に誤って足を踏み込む可能性が低いため(天板12に踏み込むためには足を意図的に持ち上げる必要がある)、天板12は、床面と水平に配設されていてもよい。
また、天板12の外面側(上部側)に照明Lを配設してもよい。
また、図11及び図12は、隅切りの平面形状が略矩形の場合である。
この場合には、隅切り部分に入隅を作ることにより、略矩形状面を形成している。
図11及び図12のように、階段隅切り材1は、入隅部分に沿うように配設される。
図12は、2階の床面と同一面に、階段隅切り材1を配設する例である。
このように、隅切りの平面形状が略矩形の場合には、この形成された入隅部分の形状に沿って、階段隅切り材1が配置される。
また、図12のように、2階の床面と同一面に、階段隅切り材1を配設する例では、天板12は、底面11と略平行に配設されていてもよい。
つまり、この場合、昇降者が天板12に誤って足を踏み込む可能性が低いため(天板12に踏み込むためには足を意図的に持ち上げる必要がある)、天板12は、床面と水平に配設されていてもよい。
また、天板12の外面側(上部側)に照明Lを配設してもよい。
1 階段隅切り材
11 底板
12 天板
13 前方支柱
14 後方支柱
D 空間
L 照明
P1 間仕切りパネル
P2 閉塞用合板
P3 現場桟
Q 下地パネル
Q1 下地角柱
Q2 外側面
Q3 下地合板
R 階段曲がり部
S 階段
T1 階段手摺
T2 堅手摺
U 石膏ボード

Claims (7)

  1. 階段曲がり部分に形成された隅切り部分に配設される階段隅切り材であって、
    該階段隅切り材は、
    前記隅切り部分の床面に設置される底板と、
    該底板と対向して配設される天板と、
    前記底板及び前記天板を架橋する少なくとも一つの支柱と、
    を有して構成されており、
    前記底板は、前記隅切り部分に整合する形状であるとともに、前記天板は、前記隅切り部分上端部よりも低い位置に配設されることを特徴とする階段隅切り材。
  2. 前記天板は、前記底板に対して略平行に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の階段隅切り材。
  3. 前記天板は、前記底板に対して傾斜して配設されており、
    前記天板と前記底板との距離は一定ではないことを特徴とする請求項1に記載の階段隅切り材。
  4. 前記天板の、前記隅切り部分の壁面に近接して配設される側と前記底板との距離は、前記天板の、前記隅切り部分の壁面と離隔して配設される側と前記底板との距離よりも大きくなるように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の階段隅切り材。
  5. 前記底板は、前記隅切り部分の隅切られた部分の平面形状に整合する略二等辺三角形状であるとともに、前記天板は、前記底板と略相似形状に形成されており、
    前記底板と前記天板とは、形状が整合するように対向して配置されており、
    前記底板の底辺と前記天板の底辺とは略平行に配設されるとともに、前記底板の頂角部分と前記天板の頂角部分との距離は、前記底板の底辺と前記天板の底辺との距離よりも小さくなるように前記天板は、前記底板に対して傾斜して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の階段隅切り材。
  6. 前記底板と前記天板の間には、照明が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の階段隅切り材。
  7. 前記天板の上側面には、照明が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか一項に記載の階段隅切り材。
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