JP5289621B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、HD(High Definition)ラジオ放送などのディジタルラジオ放送を受信する受信装置に関するものである。
IBOC(In Band On Channel)方式とは、既存のAM/FM周波数帯を用いて、アナログ放送とディジタル放送の両立が可能な放送方式である。この方式は、2002年にFCC(Federal Communication Commission)によって認可され、HDラジオとして、現在普及が加速している。
また、FM多重放送であるRDS(Radio Data System)又はBDS(Broadcast Data System)の受信装置では、AF(Alternative Frequencies)チェックを採用している。AFチェックとは、現受信局の受信状態が悪くなった場合、同一放送内容を放送し、かつ現受信局より受信品質の良い放送局を見つけるために、代替周波数の受信品質を確認するチェック動作である。代替周波数の方が受信品質が良ければ、その代替周波数を継続受信し、代替周波数の方が受信品質が悪ければ、元の受信局の受信へ戻る。
IBOC方式の放送波を受信する従来の受信装置として、例えば、特許文献1に開示されるものがある。この装置では、ダイバーシティ受信手段を備え、受信した放送波にIBOC放送波がないと判定したときには、ダイバーシティ切替部をイネーブル状態で、かつ狭帯域用フィルタの出力を選択するよう制御し、IBOC放送波が存在すると判定したときは、ダイバーシティ切替部をディスイネーブル状態で、かつ広帯域用フィルタの出力を選択するよう制御する。このようにすることで、IBOC放送の受信時とアナログ放送の受信時の受信状態の最適化を図っている。
特開2004−349805号公報
しかしながら、特許文献1に代表される従来の受信装置では、ディジタル放送受信中にAFチェックが実施されて短時間であっても代替周波数を受信してしまうと、当該代替周波数から上記ディジタル放送を受信していた現受信局へ切り替わる際、ディジタルデータを取得するタイミングに“同期外れ”が発生するおそれがあり、ディジタル放送の受信性能を低下させる場合があるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、AFチェックによるディジタル放送受信の同期外れを抑制できる受信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る受信装置は、アナログ放送とディジタル放送が混在したハイブリッド放送を受信するとともに、同一内容を放送している放送局の周波数を確認するAFチェックを実行して受信状態が良好な放送波を受信する受信装置において、ハイブリッド放送におけるディジタル放送を受信するにあたり、所定時間内にAFチェックを実行する回数をアナログ放送の受信時よりも減らす制御を行う制御部を備えるものである。
この発明によれば、ハイブリッド放送におけるディジタル放送を受信するにあたり、所定時間内にAFチェックを実行する回数をアナログ放送の受信時よりも減らすので、AFチェックによるディジタル放送受信の同期外れを抑制できるという効果がある。
FMハイブリッド方式の放送波伝送形態を示す図である。 アナログ音声とディジタル音声の切り替わりを示す説明図である。 FMハイブリッド方式のディジタル音声及びアナログ音声の音声品質と受信品質との関係を示す図である。 この発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法1)の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法2)の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法3)の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法4)の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法5)の流れを示すフローチャートである。
実施の形態1.
ディジタル放送波の伝送方式には、FMハイブリッド方式がある。
図1は、FMハイブリッド方式の放送波伝送形態を示す図である。図1に示すように、FMハイブリッド方式のディジタル放送伝送では、従来のアナログFM/AM放送と同一の周波数帯を使用するため、新たな割り当てが不要である。なお、FMハイブリッド方式とは、FMアナログ信号の上側波帯及び下側波帯の両側のそれぞれに、約70kHz幅のディジタル変調波を付加したアナログ/ディジタル混成の方式である。
上述のFMハイブリッド方式の形態で伝送されたディジタル放送を受信するHDラジオ受信機では、図2に示すように、先ず放送局からアナログ放送を受信し、ディジタル変調波が存在している場合は、そのディジタル放送波を復調し、ブレンドという処理によってアナログ出力からディジタル出力への切り替えを行う。
つまり、ディジタル放送を受信可能な強・中電界地域では、ディジタル放送を受信し、ディジタル放送の受信が不可能な弱電界地域は、音切れ防止のためにアナログ放送受信へスムーズに切り替わる。
HDラジオ受信機では、ディジタル放送を受信する場合にディジタルデータを取得するタイミングであるクロックに同期をとって復調する処理が必要となる。このため、ディジタル放送の受信中にAFチェックを実施し、短時間でも代替周波数を受信してしまうと、代替周波数の受信前にディジタル放送を受信していた受信局へ切り替わる際に、復調処理の“同期外れ”が発生してディジタル放送の受信性能が低下する。
図3は、FMハイブリッド方式のディジタル音声及びアナログ音声の音声品質と受信品質との関係を示す図である。図3に示すように、ディジタル放送の受信が不可能な弱電界地域では、HDラジオ受信機において、ディジタル音声が出力されないため、音声品質が“0”となる。また、ディジタル放送の受信が可能となる一定以上の電界強度になると、一気にCD音声並の高品質の音声になる。
アナログ放送の場合は、受信品質が上がるにつれて音声品質も緩やかに上昇し、一定の音声品質になると、それ以上は品質が向上せず、ディジタル音声の品質ほどは良くならない。
さらに、アナログ音声は、複数の経路から同じ電波の遅延波を受信する現象であるマルチパスや、信号の強度等が時間的・空間的に大きく変化する現象であるフェージングの影響を受けやすい。従って、ユーザにとって、できる限り高音質のディジタル放送の受信を保持するのが望ましい。
図4は、この発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図であって、本発明をHDラジオ受信機に適用した構成を示している。図1に示すHDラジオ受信機は、アンテナ11、アンテナ切替部12、フロントエンド13、FM検波部14、マルチプレクス(MPX;multiplexer)復調回路15、PLL(Phase Locked Loop)回路16、受信品質検出部17、ディジタル信号デコード部18、ディジタル音声データ用メモリ19、音声切替部20、及び制御部21を有している。なお、当該HDラジオ受信機は、車両等の移動体に設けられる。ここでは、ナビゲーションシステム22及び車速センサ23を有する車両に設けた場合について説明する。
アンテナ11で受信されたFM HDラジオ放送波は、アンテナ切替部12を経由してフロントエンド13へ送られる。フロントエンド13では、受信した放送波から、希望の放送局の周波数の信号を選択して中間周波数(IF)に変換した後、FM検波部14及びディジタル信号デコード部18へ供給する。
なお、フロントエンド13は、プログラマブル分周器を含むPLL回路16によって制御されており、制御部21が、分周比をPLL回路16に設定して選局動作を行なう構成となっている。FM検波部14からの検波出力はMPX復調回路15に供給されており、ステレオ放送の場合には、L(左)、R(右)チャンネルの信号に分離されアナログ音声データとして、音声切替部20に出力される。
ディジタル信号デコード部18は、中間周波数に変換されたディジタルデータを、動作クロックに同期した所定のタイミングで取得してデコード(復調)する。ディジタル信号デコード部18にデコードされた音声データは、一旦ディジタル音声データ用メモリ19に格納され、ディジタル音声データとして音声切替部20に出力される。制御部21は、ディジタル音声データ用メモリの使用状況を確認し、ディジタル放送の出力が可能な場合は、音声切替部20に対してディジタル音声データ用メモリ19からの出力であるディジタル音声を選択するよう指令する。一方、ディジタル音声の出力が不可能な場合には、制御部21が、音声切替部20に対して、MPX復調回路15からの出力であるアナログ音声を選択するよう指令する。
AFチェックの頻度(回数/秒)及びAFチェック開始閾値は、制御部21に設定されている。AFチェック開始閾値とは、AFチェックを開始する受信電界強度等の受信品質を規定するパラメータに関する閾値である。制御部21は、当該閾値をAFチェック開始条件として保持しており、受信品質検出部17で検出された上記パラメータの値と当該閾値との比較結果からAFチェック開始条件を満たしていると判断すると、MPX復調回路15が現受信局の放送波から取得したAFリストに基づいてAFチェックを実行する。
なお、AFリストとは、現受信局と同一放送内容(番組)を放送している放送局の周波数(代替周波数)のリストである。
次に動作について説明する。
以下では、放送局の受信状況に応じてAFチェック制御を切り替える、方法1〜方法5の詳細を述べる。
(方法1)ディジタル放送受信中はAFチェックの頻度を減らす方法
図5は、実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法1)の流れを示すフローチャートである。HDラジオ受信機において、放送を受信し始めたときには、上述のように必ずアナログ放送から最初に受信される。このとき、制御部21は、アナログ放送受信におけるAFチェック頻度(回数/秒)を初期値として設定する(ステップST1)。
次に、制御部21は、受信品質検出部17で検出された受信品質レベルに基づいて、HDラジオ放送におけるディジタル放送の受信が可能か否か、すなわち受信中のHDラジオ放送のディジタル音声出力が可能か否かを判定する(ステップST2)。つまり、ディジタル放送の受信が不可な受信品質レベルでは、ディジタル音声出力が“0”となり、ディジタル放送の受信が可能な受信品質レベルではディジタル音声出力される。
制御部21は、ディジタル音声出力が可能と判定すると(ステップST2;YES)、現在の頻度よりもAFチェック頻度を下げる(ステップST3)。AFチェック頻度をどの程度下げるかは、頻度を下げることによる効果が十分に期待できる値とする。例えば、現在の頻度から半減させたり、完全に0としてもよい。AFチェック頻度を下げる目標値は、制御部21に予め設定しておく。
一方、ディジタル音声出力が不可能と判定した場合(ステップST2;NO)、制御部21は、現在のAFチェック頻度を継続する(ステップST4)。現在の頻度を維持するのではなく、ディジタル音声出力が不可能であれば、現在の頻度よりもAFチェック頻度を上げるようにしてもよい。
なお、ディジタル音声出力が可能か否かに応じてAFチェックの頻度を変更するだけでなく、受信品質(受信電界値やマルチパス、隣接妨害等)の影響も考慮して、より細かくAFチェックの頻度を設定してもよい。
例えば、受信電界値、マルチパス、隣接妨害等の受信品質を規定するパラメータから、AFチェックの頻度の最適値(実験的、統計的に決定した値)を算出する方程式を制御部21に設定しておく。制御部21は、ディジタル放送受信中に受信品質検出部17で検出された受信品質の検出結果の上記パラメータと当該方程式を用いて最適値を算出し、算出した値をAFチェック頻度として設定する。
アナログ放送受信中の場合もディジタル放送受信中の場合も、AFチェック開始条件を満たした時点で、AFチェックを実施する。例えば、受信電界値やマルチパス、隣接妨害等から規定される受信品質レベルに関する閾値をAFチェック開始条件として制御部21に設定しておく。制御部21は、アナログ放送又はディジタル放送の受信中に、受信品質検出部17で検出された結果から導出した受信品質レベルと上記閾値とを比較して、現受信局の受信品質レベルが閾値未満となり、AFチェック開始条件を満たしたと判断された時点でAFチェックを行う。
(方法2)ディジタル放送受信中はAFチェック開始閾値を下げる方法
図6は、実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法2)の流れを示すフローチャートである。HDラジオ受信機において、放送を受信し始めたときには、上述のように必ずアナログ放送から最初に受信される。このとき、制御部21は、アナログ放送受信におけるAFチェック開始閾値を初期値として設定する(ステップST1a)。
なお、このAFチェック開始閾値とは、例えば、受信電界値やマルチパス、隣接妨害等から規定される受信品質レベルに関する閾値であり、受信品質レベルが当該閾値未満まで低下すると、AFチェックが開始される。
次に、制御部21は、方法1と同様に、受信中のHDラジオ放送のディジタル音声出力が可能か否かを判定する(ステップST2a)。ディジタル音声出力が可能と判定すると(ステップST2a;YES)、制御部21は、現在よりもAFチェック開始閾値を下げる(ステップST3a)。AFチェック開始閾値をどの程度下げるかについては、AFチェックを行う必要がない受信レベルとなる値とする。AFチェック開始閾値を下げる目標値は、制御部21に予め設定しておく。
一方、ディジタル音声出力が不可能と判定した場合(ステップST2a;NO)、制御部21は、現在のAFチェック開始閾値を維持する(ステップST4a)。また、現在の閾値を維持するのではなく、ディジタル音声出力が不可能であり、暫くアナログ音声出力が継続されるような場合あれば、現在の値よりもAFチェック開始閾値を上げるようにしてもよい。
なお、ディジタル音声出力が可能か否かに応じてAFチェック開始閾値を変更するだけでなく、受信品質(受信電界値やマルチパス、隣接妨害等)の影響も考慮して、より細かくAFチェック開始閾値を設定してもよい。
例えば、受信電界値、マルチパス、隣接妨害等の受信品質を規定するパラメータから、AFチェック開始閾値の最適値(実験的、統計的に決定した値)を算出する方程式を制御部21に設定しておく。制御部21は、ディジタル放送受信中に、受信品質検出部17で検出された受信品質の検出結果の上記パラメータと当該方程式を用いて最適値を算出し、算出した値をAFチェック開始閾値として設定する。
アナログ放送受信中の場合もディジタル放送受信中の場合も、AFチェック開始条件を満たした時点で、AFチェックを実施する。例えば、受信電界値や、マルチパス、隣接妨害等から規定される受信品質レベルに関する閾値を、AFチェック開始条件として制御部21に設定しておく。制御部21は、アナログ放送又はディジタル放送の受信中に、受信品質検出部17で検出された結果から導出した受信品質レベルと上記閾値とを比較して、現受信局の受信品質レベルが閾値未満となり、AFチェック開始条件を満たしたと判断された時点でAFチェックを行う。
(方法3)AF局のディジタル放送局率からAFチェックを制御する方法
図7は、実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法3)の流れを示すフローチャートである。HDラジオ受信機において、制御部21は、ナビゲーションシステム22から自車の位置情報を取得し、当該位置情報から特定される自車が位置する地域ごとのディジタル放送局の情報、すなわち、当該地域における現受信局に対する全てのAFリストをMPX復調回路15から入力する。次に、制御部21は、現在の受信局における全てのAFリストに対するディジタル放送局の割合を示すディジタル放送局率を算出して、当該ディジタル放送局率が所定の基準値以上であるか否かを判定する(ステップST1b)。
制御部21は、ディジタル放送局率が所定の基準値以上であると判定すると(ステップST1b;YES)、AFチェックによってアナログ放送へ切り替わる可能性が低いことから、現在のAFチェック頻度を継続する(若しくは現在よりAFチェック頻度を上げる)、又は現在のAFチェック開始閾値を維持する(若しくは現在よりAFチェック開始閾値を上げる)、のうちの少なくとも一方を実行する(ステップST2b)。
一方、ディジタル放送局率が所定の基準値未満であると判定すると(ステップST1b;NO)、AFチェックによってアナログ放送へ切り替わる可能性が高いことから、制御部21は、現在の頻度よりAFチェック頻度を下げる、又は現在よりAFチェック開始閾値を下げる、のうちの少なくとも一方を実行する(ステップST3b)。なお、AFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を下げる目標値は、制御部21に予め設定しておく。
なお、AF局のディジタル放送局率が所定の基準値以上であるか否かに応じてAFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を変更するだけでなく、AF局のディジタル放送局率の値に応じて段階的にAFチェック頻度又はAFチェック開始閾値の最適値を決定しておき、AF局のディジタル放送局率の値に応じてAFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を段階的により細かく変更するようにしてもよい。
(方法4)車速度情報に応じてAFチェックを制御する方法
図8は、実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法4)の流れを示すフローチャートである。HDラジオ受信機において、制御部21は、先ず、ディジタル放送受信中に、車速センサ23から自車の車速度情報を取得し、現在の車速度が所定の基準値未満であるか否か(ある一定の基準値より遅いか否か)を判定する(ステップST1c)。
制御部21は、車速度が所定の基準値未満であると判定すると(ステップST1c;YES)、自車が一定時間に移動する距離が短くなり、放送局の受信状態の変化が小さいため、現在の頻度よりAFチェック頻度を下げる、又は現在よりAFチェック開始閾値を下げる、のうちの少なくとも一方を実行する(ステップST2c)。
AFチェック頻度又はAFチェック開始閾値をどの程度下げるかについては、方法1,2と同様とする。AFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を下げる目標値は、制御部21に予め設定しておく。
一方、車速度が所定の基準値以上であると判定すると(ステップST1c;NO)、自車が一定時間に移動する距離が長く、放送局の受信環境の変化が大きいため、制御部21は、現在のAFチェック頻度を継続する(若しくは現在のAFチェック頻度よりも上げる)、又は、現在のAFチェック開始閾値を維持する(若しくは現在のAFチェック開始閾値よりも上げる)、のうちの少なくとも一方を実行する(ステップST3c)。
なお、車速度が所定の基準値未満であるか否かに応じてAFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を変更するだけでなく、車速度の値に応じて、より細かくAFチェックの回数を設定してもよい。さらに、車が停止している場合は、放送局の受信状態が変化しないため、AFチェックを停止してもよい。
(方法5)方法1〜方法4の組み合わせの方法
図9は、実施の形態1のHDラジオ受信機による動作(方法5)の流れを示すフローチャートである。HDラジオ受信機において、制御部21は、放送を受信し始めたときに、上述のように必ずアナログ放送から最初に受信される。このとき、制御部21は、アナログ放送受信におけるAFチェック頻度及びAFチェック開始閾値を初期値として設定する(ステップST1d)。
次に、制御部21は、受信中のHDラジオ放送のディジタル音声出力が可能か否かを判定し、制御部21による処理で得られた情報を記録するワーク領域を形成したメモリ(図4で図示を省略)に、当該判定結果を記録する(ステップST2d)。なお、ディジタル音声出力が可能か否かの判定結果だけではなく、受信品質検出部17で取得された現時点の受信品質(受信電界値やマルチパス、隣接妨害等)を示す検出結果についても記録するようにしてもよい。
続いて、制御部21は、ナビゲーションシステム22から自車の位置情報を取得して、当該位置情報から特定される自車が位置する地域ごとのディジタル放送局の情報、すなわち、当該地域における現在の受信局に対する全てのAFリストをMPX復調回路15から入力し、現在の受信局における全てのAFリストに対するディジタル放送局の割合を示すディジタル放送局率を算出して上記メモリに記録する(ステップST3d)。
また、制御部21は、ディジタル放送受信中であると、車速センサ23から現在の自車の車速度情報を取得して上記メモリに記録する(ステップST4d)。
ステップST5dにおいて、制御部21は、上記メモリに記録されている、現在の受信状態がディジタル音声出力が可能であるか否か、ディジタル放送局率が所定の基準値以上であるか否か、又は、ディジタル放送受信中で車速度が所定の基準値未満であるか否かを考慮して、AFチェック頻度又はAFチェック開始閾値を制御する。
具体的には、現在の受信状態がディジタル音声出力が可能であるか否か、ディジタル放送局率が所定の基準値以上であるか否か、又は、ディジタル放送受信中で車速度が所定の基準値未満であるか否かを、ディジタル値で表現したパラメータを用いて、AFチェック頻度及びAFチェック開始閾値の最適値(実験的、統計的に決定した値)を算出する方程式を制御部21に設定しておく。
制御部21は、ステップST2dからステップST4dまでの処理を完了した時点で、上記メモリに記録されている上記パラメータを用いて、当該方程式から算出した最適値をAFチェック頻度及びAFチェック開始閾値とする。
以上のように、この実施の形態1によれば、ディジタル音声出力が可能か(ディジタル放送受信が可能か)、現受信局の全AF局のディジタル放送局率、車速度情報のうちの少なくとも一つの変化から、ディジタル放送の受信中に実行されるAFチェックの回数が減るように、AFチェック頻度又はAFチェック開始閾値の少なくとも一方を制御する。
このようにすることで、AFチェックに起因したディジタル放送受信時の同期外れを効果的に抑制することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。

Claims (4)

  1. アナログ放送とディジタル放送が混在したハイブリッド放送を受信するとともに、同一内容を放送している放送局の周波数を確認するAF(Alternative Frequencies)チェックを実行して受信状態が良好な放送波を受信する受信装置において、
    前記ハイブリッド放送におけるディジタル放送を受信するにあたり、所定時間内にAFチェックを実行する回数を前記アナログ放送の受信時よりも減らす制御を行う制御部を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. アナログ放送とディジタル放送が混在したハイブリッド放送を受信するとともに、同一内容を放送している放送局の周波数を確認するAFチェックを実行して受信状態が良好な放送波を受信する受信装置において、
    前記ハイブリッド放送におけるディジタル放送を受信するにあたり、AFチェックを開始する受信品質レベルの閾値を、前記アナログ放送の受信時よりも下げる制御を行う制御部を備えたことを特徴とする受信装置。
  3. アナログ放送とディジタル放送が混在したハイブリッド放送を受信するとともに、同一内容を放送している放送局の周波数を確認するAFチェックを実行して受信状態が良好な放送波を受信する受信装置において、
    受信中の前記ハイブリッド放送で同一内容を放送している切り替え可能な全ての放送局に対するディジタル放送局の割合であるディジタル放送局率に応じて、前記ディジタル放送の受信時に実行されるAFチェックの回数が減るように、所定時間内にAFチェックを実行する回数又はAFチェックを開始する受信品質レベルの閾値を変更する制御を行う制御部を備えたことを特徴とする受信装置。
  4. アナログ放送とディジタル放送が混在したハイブリッド放送を受信するとともに、同一内容を放送している放送局の周波数を確認するAFチェックを実行して受信状態が良好な放送波を受信する受信装置において、
    前記ハイブリッド放送におけるディジタル放送を受信可能か否か、受信中の前記ハイブリッド放送で同一内容を放送している切り替え可能な全ての放送局に対するディジタル放送局の割合であるディジタル放送局率及び自装置を搭載する移動体の移動速度に応じて、前記ディジタル放送の受信時に実行されるAFチェックの回数が減るように、所定時間内にAFチェックを実行する回数又はAFチェックを開始する受信品質レベルの閾値を変更する制御を行う制御部を備えたことを特徴とする受信装置。
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