JP5286109B2 - 補器取付用ブラケット及びその取付方法 - Google Patents

補器取付用ブラケット及びその取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、電装品付きサンバイザ等の補器に給電を可能にする補器取付用ブラケット及びその取付方法に関するものである。
自動車に備えられる補器として、例えば前席のルーフに設置される照明付きサンバイザや、ルーフに設置される可動のルームランプ等がある。これらの補器の車体取付用ブラケットとしては、引用文献1等のものが知られている。そして、引用文献1では、最小本数のビスを用い、そのビスの緩みが電気的事故に直結しないと共に、固定作業時に大きな力が各ブラケットに作用せずに、破損事故のおそれがなく、双方のブラケット間の固定力が大きく結合を安定させるブラケット固定構造が記載されている。
特開2006−2895号公報
しかしながら、従来のブラケット固定構造は、コネクタの嵌合方向が例えば鉛直方向等の補器側ブラケットと交わる方向であったため、該嵌合方向のスペースが大きくなってしまうという問題があった。該問題により、従来のブラケットでは取り付ける相手側の省スペース化を図ることが困難であった。また、補器側ブラケットをビスで取付板に固定していたため、車両の振動等によるビスの緩みが懸念されていた。さらに、ビスで固定するため、車両の組み立て工程において、位置合わせ、ビス締め工程が必要となり、組み立て作業の簡単化を図ることが困難であった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、車両側パネルに簡単に取り付けられて、取付先の省スペース化を可能とする補器取付用ブラケット及びその取付方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の補器取付用ブラケットは、車両側パネルに補器を取り付ける補器取付用ブラケットにおいて、前記補器が支持されたブラケット本体と、前記ブラケット本体に設けられ且つ前記補器と電気的に接続される電線と接続可能な第1コネクタと、前記補器取付用ブラケットの延在方向に沿って前記車両側パネルに取り付けられ且つ前記第1コネクタが嵌合される第2コネクタと、を有し、前記第2コネクタが、前記補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で前記第1コネクタと電気的に接続する接続部と、前記第1コネクタを前記延在方向に沿った状態で収容する収容部と、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の補器取付用ブラケットによれば、第2コネクタは補器取付用ブラケットの延在方向に沿って該車両側パネルに取り付けられる。また、第1コネクタはブラケット本体に設けられ、補器と電気的に接続される。そして、第1コネクタが延在方向に沿って第2コネクタに近づけられと、第1コネクタは第2コネクタの収容部に収容されると共に、延在方向に向いた接続部と電気的に接続されて、車両側パネルにブラケット本体が取り付けられる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の補器取付用ブラケットにおいて、前記第2コネクタが、前記補器取付用ブラケットの延在方向に沿って前記第1コネクタを前記接続部に案内し且つ前記車両側パネルに形成されたスリットに係止されるガイド部を有することを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の補器取付用ブラケットによれば、第2コネクタはガイド部によって車両側パネルのスリットに係止されることで、車両側パネルに取り付けることができる。そして、第2コネクタのガイド部は、補器取付用ブラケットの延在方向に沿って第1コネクタを接続部に案内することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の補器取付用ブラケットにおいて、前記ガイド部が、前記車両側パネルの取付側とは反対側に突出して前記車両側パネルの開口縁に係止されるロックを有することを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の補器取付用ブラケットによれば、第2コネクタのガイド部のロックは、車両側パネルの反対側に突出され、車両側パネルの開口縁のスリット等に係止される。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の補器取付用ブラケットにおいて、前記ブラケット本体が、前記第2コネクタに係止される係止ガイドと、該係止ガイドに設けられたフックと、を有し、前記第2コネクタが、前記係止ガイドと係合して前記フックを係止するフック受け部を有することを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の補器取付用ブラケットによれば、ブラケット本体の係止ガイドは第2コネクタと係合し、フックがフック受け部と係止することで、ブラケット本体を第2コネクタに係止することができる。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項5記載の補器取付用ブラケットの取付方法は、請求項1〜4の何れか1項に記載の補器取付用ブラケットの取付方法であって、前記接続部が前記補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で前記第2コネクタを前記車体側パネルに取り付ける過程と、前記第1コネクタを前記延在方向にスライドさせて前記第2コネクタに近づけ、前記第1コネクタと第2コネクタとを電気的に接続して、前記ブラケット本体を前記車両側パネルに取り付ける過程と、を有することを特徴とする。
上記請求項5に記載した本発明の補器取付用ブラケットの取付方法によれば、第2コネクタの接続部が補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で第2コネクタが車体側パネルに取り付けられる。そして、第1コネクタが延在方向にスライドされて第2コネクタに近づけられて、第1コネクタと第2コネクタとが電気的に接続された後に、ブラケット本体は車両側パネルに取り付けられる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の補器取付用ブラケットによれば、補器取付用ブラケットの延在方向に沿って該車両側パネルに取り付けた第2コネクタに、該延在方向に沿って第1コネクタをスライドさせて接続させて取り付ける構成としたことから、第1コネクタと第2コネクタとの接続と同時に、ブラケット本体の車両側パネルへの取り付けが完了するため、取り付け作業の簡単化を図ることができる。また、第2コネクタの接続部を補器取付用ブラケットの延在方向に向けるようにしたことから、車両側パネルの鉛直方向等のスペースを不要とすることができるため、取り付け先の省スペース化を図ることができる。従って、車両側パネルに簡単に取り付けられて、取付先の省スペース化を可能とする補器取付用ブラケットを提供することができる。また、車両側パネルを車両の天井とし、天井の裏側に第1,2コネクタを配置する場合、本発明により天井裏側のスペースを小さくすることができるため、車両の車高を低くして空気抵抗を減らすことが可能となり、燃費の低減に貢献することができる。
請求項2に記載した本発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、第2コネクタのガイド部を車両側パネルのスリットに係止し、該ガイド部によって第1コネクタを第2コネクタの接続部に案内するようにしたことから、第1コネクタと第2コネクタとの接続方向を延在方向に規制して、第1コネクタと第2コネクタを接続されることができるため、組み付け性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した本発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、第2コネクタのガイド部のロックを車両側パネルの反対側に突出させ、該ロックを車両側パネルの開口縁に係止させるようにしたことから、ビス等の固定部材を用いなくても、第2コネクタを車両側パネルに容易に取り付けることができ、さらに、組み付け作業の簡単化を図ることができる。
請求項4に記載した本発明によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明の効果に加え、ブラケット本体の係止ガイドを第2コネクタと係合させ、フックをフック受け部と係止させて、ブラケット本体を第2コネクタに係止する構成としたことから、ブラケット本体と第2コネクタとを確実に係止することができるため、ブラケット本体に設けられた第1コネクタと第2コネクタとの保持強度を向上させることができる。
以上説明したように請求項5に記載した本発明の補器取付用ブラケットの取付方法によれば、第2コネクタの接続部が補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で第2コネクタを車体側パネルに取り付け、第1コネクタを延在方向にスライドさせて第2コネクタに近づけて、第1コネクタと第2コネクタとを電気的に接続した後に、ブラケット本体を車両側パネルに取り付けるようにしたことから、第1コネクタと第2コネクタとの接続と同時に、ブラケット本体の車両側パネルへの取り付けが完了するため、取り付け作業の簡単化を図ることができる。また、第2コネクタの接続部を補器取付用ブラケットの延在方向に向かうことから、車両側パネルの鉛直方向等のスペースを不要とすることができるため、取り付け先の省スペース化を図ることができる。従って、車両側パネルに簡単に取り付けられて、取付先の省スペース化を可能とする補器取付用ブラケットの取付方法を提供することができる。また、車両側パネルを車両の天井とし、天井の裏側に第1,2コネクタを配置する場合、本発明により天井裏側のスペースを小さくすることができるため、車両の車高を低くして空気抵抗を減らすことが可能となり、燃費の低減に貢献することができる。
本発明の補器取付用ブラケットの概略構成を示す断面図である。 図1に示された第1コネクタの外観を示す斜視図である。 図1に示された第2コネクタの外観を示す斜視図である。 第2コネクタと車両側パネルとの取り付け関係を説明するための図である。 補器取付用ブラケットと車両側パネルとの組み付け関係の一例を説明するための図である。
以下、本発明に係る補器取付用ブラケットの一実施形態を、図1〜図5の図面を参照して以下に説明する。
図1乃至図5に示された補器取付用ブラケット1は、例えば、車両の前席のルーフに設置される照明付きサンバイザや、ルーフに設置される可動のルームランプ等の補器の取り付けに用いられる。
本実施形態では、補器を図5に示す車両用サンバイザ7とした場合について説明する。そして、車両用サンバイザ7は、公知であるように、バイザ本体71と、該バイザ本体71を支持するサンバイザアーム72と、を有している。サンバイザアーム72は、図1,5に示すように、車両用サンバイザ7と電気的に接続された電線8を通す孔73を有する筒状に形成されている。そして、電線8の端部には、雌端子9が設けられている。
補器取付用ブラケット1は、サンバイザアーム72の端部に設けられる。補器取付用ブラケット1は、車両のウインドシールド101の上端近傍の車両側パネル102に形成された開口103に、車両用サンバイザ7と共に取り付けられる。
補器取付用ブラケット1は、図1乃至図4に示すように、ブラケット本体2と、第1コネクタ3と、第2コネクタ4と、を有して構成している。
ブラケット本体2は、合成樹脂部材によって略楕円の板状に形成されている。ブラケット本体2は、サンバイザアーム72を保持する保持部21が、車両側パネル102に向かって突出している。保持部21は、その穴22にサンバイザアーム72が圧入され、その先端の一部が車両側パネル102に向かって突出した状態で保持する。
第1コネクタ3は、ブラケット本体2に設けられ、車両用サンバイザ7と電気的に接続される電線8と接続可能な構成となっている。第1コネクタ3は、図1,2に示すように、基部31と、雌コネクタ32と、係止部33と、を有している。そして、基部31は、ブラケット本体2上に積層可能な板状に形成されている。基部31は、その中央付近に保持部21を通す穴部31aを有している。
雌コネクタ32は、合成樹脂部材によって略箱状に形成されており、その先端部32aが基部31から突出している。雌コネクタ32は、電線8の雌端子9を収容する挿入口34を有している。挿入口34は、補器取付用ブラケット1の延在方向Xに沿った貫通穴となっており、内壁から中心に向かって突出して雌端子9の抜けを防止する突起34aを有している。
係止部33は、車両側パネル102に向かって基部31から立設している。係止部33は、車両側パネル102の開口103から車両側パネル102内に進入し、その端部に形成された凸部33aが、車両側パネル102及び車両ブラケット104に係止される。
第2コネクタ4は、補器取付用ブラケット1の延在方向Xに沿って車両側パネル102に取り付けられ、第1コネクタ3が嵌合される。第2コネクタ4は、図1,3,4に示すように、雄コネクタとなっている。第2コネクタ4は、接続部41と、収容部42と、を有している。
接続部41は、補器取付用ブラケット1の延在方向Xに向かった状態で第1コネクタ3と電気的に接続する複数(図3中では2つ)の雄端子43を有している。複数の雄端子43は、車両側パネル102内を配索される電線10の端部に電気的に接続されている。雄端子43は、第2コネクタ4のコネクタハウジング40内の端子穴40aに収容されている。
収容部42は、合成樹脂部材によって略ドーム状に形成されている。収容部42は、接続部41に連設しており、その内部に複数の雄端子43を収容している。収容部42は、補器取付用ブラケット1の延在方向Xに沿って第1コネクタ3を接続部41に案内し、且つ、車両側パネル102に形成されたスリット105に係止されるガイド部44を有している。
ガイド部44は、収容部42の天井から車両側パネル102に向かって立設する一対の壁44aと、一対のロック44bと、を有している。一対の壁44aの各々は、板状に形成されており、延在方向Xに沿って互いに平行に配置されている。壁44aは、車両側パネル102の表面近傍まで延在している。そして、第2コネクタ4が車両側パネル102に組み付けられたときに、一対の壁44aと該一対の壁44aに挟まれた収容部42の天井42aと車両側パネル102との間に、第1コネクタ3を嵌合する空間Aを形成し、該空間Aに進入した第1コネクタ3を延在方向Xに沿って案内する。
一対のロック44bは、収容部42の入口付近の壁44aの端部から延在する延在部44cの端部に形成している。延在部44cは、図4に示すように、第2コネクタ4を車両側パネル102に組み付けたときに、隙間Sを形成するサイズとなっている。これにより、該隙間S分だけ第2コネクタ4を隙間Sを小さくする方向(図4中の上方向)に移動させることができるため、第1コネクタ1、第2コネクタ4、車両側パネル102、等の公差を組み付け時に吸収することが可能となる。
また、車両側パネル102の一対のスリット105の各々は、前記補器取付用ブラケット1の延在方向Xに沿って形成されている。そして、各スリット105は、車両側パネル102の開口103の縁から補器取付用ブラケット1の取付位置まで延在している。よって、一対のスリット105に一対のロック44bを延在方向Xに沿ってスライドさせて係止させることで、第2コネクタ4を延在方向Xに沿った状態で車両側パネル102に係止することができる。
従って、第2コネクタ4のガイド部44のロック44bを車両側パネル102の反対側(車内側)に突出させ、該ロック44bを車両側パネル102の開口103の縁近傍に係止させることができるため、ビス等の固定部材を用いなくても、第2コネクタ4を車両側パネル102に容易に取り付けることができ、さらに、組み付け作業の簡単化を図ることができる。
また、ブラケット本体2はさらに、図2に示すように、第2コネクタ4に係止される一対の係止ガイド24と、該一対の係止ガイド24の各々に設けられたフック25と、を有して構成している。一対の係止ガイド24は、所望の弾力性を有している。そして、一対の第2コネクタ4は、進入した係止ガイド24を係止してフック25と嵌合するフック受け部45を有している。
フック受け部45は、一対の係止穴45aと、嵌合部45bとを有している。係止穴45aは、収容部42の両側に一体に形成している。即ち、係止穴45aは、前記第1コネクタ3を嵌合する空間Aの両側に設けられ、外壁45cと上記壁44aによって形成される空間となっている。各係止穴45a内に係止ガイド24が進入すると、フック25が外壁45cに接触した状態で、係止ガイド24は外壁45cに沿って内部に進み、係止穴45aにフック25が嵌合する。これにより、ブラケット本体2の係止ガイド24を第2コネクタ4と係合させ、フック25をフック受け部45bと係止させて、ブラケット本体2を第2コネクタ4に係止する構成としたことから、ブラケット本体2と第2コネクタ4とを確実に係止することができるため、ブラケット本体2に設けられた第1コネクタ3と第2コネクタ4との保持強度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、ブラケット本体2に一対の係止ガイド24とフック25を形成し、且つ、第2コネクタ4にフック受け部45を形成する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、これらの構造を削除しても良い。
次に、上述した補器取付用ブラケット1の組み付け方法の一例を、以下に説明する。
まず、第2コネクタ4の接続部41が、開口103から車両側パネル102内に収容され、車内に配索された電線10と電気的に接続される。そして、第2コネクタ4の延在部44cを車両側パネル102のスリット105にセットし、第2コネクタ4を延在方向X(図1中の左方向)にスライドさせて、第2コネクタ4を車両側パネル102内に組み付ける。
第1コネクタ3の挿入口34に、車両用サンバイザ7に接続された電線8の端子9がセットされ、保持部21の穴22にサンバイザアーム72が圧入される。そして、第2コネクタ4の収容部42に第1コネクタ3の雌コネクタ32、一対のフック受け部45に一対の係止ガイド24がそれぞれ進入するように、第1コネクタ3を車両側パネル102の開口103内に押し込み、第1コネクタ3を延在方向Xにスライドさせて、第2コネクタ4と第1コネクタ3を互いに押し付けることで、第2コネクタ4の接続部41と第1コネクタ3の雌コネクタ32とを接続すると共に、ブラケット本体2の係止ガイド24を第2コネクタ4と係合させ、フック25をフック受け部45bと係止させる。そして、第1コネクタ3の係止部33を車両側パネル102の開口103内に係止させることで、車両側パネル103に対する補器取付用ブラケット1の組み付けを完了する。これにより、補器取付用ブラケット1によって車両側パネル103内の電線10と電線8とが電気的に接続されて、車両用サンバイザ7への給電可能状態となる。
以上説明した補器取付用ブラケット1によれば、補器取付用ブラケット1の延在方向Xに沿って該車両側パネル102に取り付けた第2コネクタ4に、該延在方向にX沿って第1コネクタ3をスライドさせて接続させて取り付ける構成としたことから、第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続と同時に、ブラケット本体2の車両側パネル102への取り付けが完了するため、取り付け作業の簡単化を図ることができる。また、第2コネクタ4の接続部41を補器取付用ブラケット1の延在方向Xに向けるようにしたことから、車両側パネルの鉛直方向等のスペースを不要とすることができるため、取り付け先である車体パネル102内の省スペース化を図ることができる。従って、車両側パネル102に簡単に取り付けられて、取付先の省スペース化を可能とする補器取付用ブラケット1を提供することができる。また、車両側パネル102を車両の天井とし、天井の裏側に第1,2コネクタ3,4を配置する場合、本発明により天井裏側のスペースを小さくすることができるため、車両の車高を低くして空気抵抗を減らすことが可能となり、燃費の低減に貢献することができる。
また、補器取付用ブラケット1によれば、第2コネクタ4のガイド部44を車両側パネル102のスリット105に係止し、該ガイド部44によって第1コネクタ3を第2コネクタ4の接続部41に案内するようにしたことから、第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続方向を延在方向Xに規制して、第1コネクタ3と第2コネクタ4を接続されることができるため、組み付け性の向上を図ることができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 補器取付用ブラケット
2 ブラケット本体
3 第1コネクタ
4 第2コネクタ
7 補器
41 接続部
42 収容部
X 延在方向

Claims (5)

  1. 車両側パネルに補器を取り付ける補器取付用ブラケットにおいて、
    前記補器が支持されたブラケット本体と、
    前記ブラケット本体に設けられ且つ前記補器と電気的に接続される電線と接続可能な第1コネクタと、
    前記補器取付用ブラケットの延在方向に沿って前記車両側パネルに取り付けられ且つ前記第1コネクタが嵌合される第2コネクタと、
    を有し、
    前記第2コネクタが、前記補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で前記第1コネクタと電気的に接続する接続部と、前記第1コネクタを前記延在方向に沿った状態で収容する収容部と、を有することを特徴とする補器取付用ブラケット。
  2. 前記第2コネクタが、前記補器取付用ブラケットの延在方向に沿って前記第1コネクタを前記接続部に案内し且つ前記車両側パネルに形成されたスリットに係止されるガイド部を有することを特徴とする請求項1に記載の補器取付用ブラケット。
  3. 前記ガイド部が、前記車両側パネルの取付側とは反対側に突出して前記車両側パネルの開口縁に係止されるロックを有することを特徴とする請求項2に記載の補器取付用ブラケット。
  4. 前記ブラケット本体が、前記第2コネクタに係止される係止ガイドと、該係止ガイドに設けられたフックと、を有し、
    前記第2コネクタが、前記係止ガイドと係合して前記フックを係止するフック受け部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の補器取付用ブラケット。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の補器取付用ブラケットの取付方法であって、
    前記接続部が前記補器取付用ブラケットの延在方向に向かった状態で前記第2コネクタを前記車体側パネルに取り付ける過程と、
    前記第1コネクタを前記延在方向にスライドさせて前記第2コネクタに近づけ、前記第1コネクタと第2コネクタとを電気的に接続して、前記ブラケット本体を前記車両側パネルに取り付ける過程と、
    を有することを特徴とする補器取付用ブラケットの取付方法。
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