JP5285545B2 - 金属光沢を有する樹脂被覆物 - Google Patents

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Description

本発明は、金属光沢を有する樹脂被覆物に関し、詳細には金属光沢を有する基材上に樹脂層を被覆してなる金属光沢を有する樹脂被覆物に関する。
金属光沢性をもち意匠性に富む金属缶として、例えば、特許文献1には、金属蒸着層と印刷インキ層とを設けた樹脂製フィルムを、金属蒸着層の方が印刷インキ層よりも金属製の缶胴本体の金属面に近くなるように、缶胴の外面側に貼着する、金属光沢を有するフィルム貼着缶体が開示されている。
また、特許文献2には、基材である樹脂フィルムの片面に光輝印刷層又は蒸着層が積層された缶体積層用加飾フィルムを加飾フィルムの光輝印刷層又は蒸着層が缶胴の外面側に接するように加飾フィルムを積層し、その加飾フィルムの外面側に印刷インキ層を設けた加飾フィルム付き缶体が開示されている。
しかしながら、これらの金属光沢物は視角の変化に応じて明度が変化するという特徴をもっており、光輝性が高い商品に文字や模様が印刷された場合、斜めから見ると印刷が見え難くなる、という欠点があった。例えば、丸筒缶であれば円柱状体の左右両側部に位置する印刷の文字、模様が見え難くなる。
特開2000−95248号公報 特開2005−1676号公報
本発明は、印刷を施した場合に斜めから見ても文字等の印刷部が見え難くならないものとした金属光沢を有する樹脂被覆体の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため金属光沢を有する基材上へ、特定の酸化チタンを特定量含有する樹脂層を被覆することで、本発明を完成するに至った。本発明は、酸化チタンを含有する樹脂層を設けることにより、被覆体正面からは、樹脂層が透明となり正反射光が金属光沢基材の高い明度を維持し印刷部は鮮明に見え、また、被覆体の斜めからは、樹脂層が白色化して見えるため明度の低下を抑制し、印刷部が見難くなるのを抑えることができる、ことを主な特徴としている。
すなわち、本発明は、
(1)金属光沢を有する基材上に樹脂層を被覆した金属光沢を有する樹脂被覆物であって、前記樹脂層は平均粒径10〜120nmの酸化チタンを樹脂中に0.05〜1.3質量%含有し、かつ、JIS K7361−1による全光線透過率が85%以上であり、前記樹脂層に着色層をさらに積層し、前記着色層の印刷部明度が70以下、であることを特徴とする金属光沢を有する樹脂被覆物、
(2)前記印刷部は文字及び/または模様であることを特徴とする上記(1)に記載の金属光沢を有する樹脂被覆物、
(3)前記樹脂層は色材を樹脂中に0.05質量%以下含有していることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の金属光沢を有する樹脂被覆物、
に関するものである。
本発明によれば、金属光沢を有する樹脂被覆体であって、印刷部の文字、模様を斜めから見た場合にも容易に識別、読みとることができる印刷物を得ることができる。
図1は平面である金属光沢を有する基材を使用した実施例の断面図である。 (矢印は視線を示す。矢印aは金属光沢面を面に対して垂直に見る向き、矢印bは金属光沢面を斜めから見る向きを示す。θ1は、視線と金属光沢面との成す角度で、視角を示す。θ1=90度のとき、垂直に見る向きを表す。) 図2は湾曲した金属光沢面を有する基材を使用した実施例の断面図である。 (矢印aは金属光沢面を面に対して垂直に見る向き、矢印bは金属光沢面を斜めから見る向きを示す。) 図3は、視角θ1=45度における明度測定時の光照射角θ2を示す図である。 図4は、実施例1,比較例1,6,7における視角θ1=45度における各照射角の光による明度(L*)測定結果の図である。(多角度分光光度計(サカタインクスエンジニアリング社製、CE−741GL)により計測)
本発明で使用する金属光沢を有する基材は、フィルム、シート、容器、成型物等であり、形状は特に限定されない。フィルム、シートの場合、樹脂層を被覆した後に成型することも可能である。
本発明で使用する基材は外観が金属光沢を有すればよく、基材表面の材質として金属および/または金属化合物を含有するものが使用できる。具体的な金属もしくは金属化合物からなる、または金属もしくは金属化合物を蒸着してなる、金属光沢を有する基材としては、例えばアルミニウム、ステンレス、銅、スズ、黄銅、鉄等の金属またはこれら金属をベースとする合金、金属化合物が挙げられる。また、これら金属等を公知の方法で加工して得られる箔、繊維等を被覆した基材または箔、繊維等の破砕品を樹脂コーティングして得られる金属光沢を有する基材等が挙げられる。さらに蒸着もしくは被覆される基材本体が合成樹脂または天然物であってもよい。特に基材として、アルミニウム、ステンレス、銅が好ましく利用できる。
本発明に使用する樹脂層は、平均粒径10〜120nmの酸化チタンを樹脂組成物中に0.05〜1.3質量%含有する。0.05質量%より少ないと印刷部を斜めから見たときの明度が維持されにくく印刷部が識別しにくくなり、酸化チタン添加による効果が十分に得られない。また、1.3質量%を超えると斜めから見たときの印刷部識別効果は十分であるが、樹脂層の透明性が落ち金属光沢を低下させるおそれがある。0.05〜1.3質量%含有すると金属光沢および良好な印刷部視認効果を発揮する。
本発明で使用する酸化チタンの平均粒径は10〜120nmである。平均粒径が10nmより小さい酸化チタンは、斜めから見たときの明度が維持され難いため印刷部が視認しにくくなる。また、平均粒径が120nmを超える酸化チタンを用いると樹脂層の透明性が低下し金属光沢が得られ難い。本発明では平均粒径10〜120nmの酸化チタンが好ましく使用される。酸化チタンの粒径は電子顕微鏡で測定することができる。特に酸化チタンの形状が針状の場合、平均粒径は短軸と長軸の相加平均で求めた。
本発明で使用する樹脂層の主成分である樹脂としては、樹脂層として被覆でき、透明性のあるものが使用できる。具体的な樹脂としては、結晶性の熱可塑性樹脂が好ましく、その例として、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリルエステル共重合体、アイオノマー等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、等を挙げることができる。
本発明の樹脂層は、JIS K7361−1による全光線透過率が85%以上であることが好ましい。全光線透過率が85%より小さいと金属光沢が良好に発現し難い。
酸化チタンを樹脂に混合分散する方法は、公知の分散法による。分散状態が悪いと全光線透過率及び/または金属光沢が低下することがあるため、カラーコンパウンド、マスターバッチ等、一旦押出機で樹脂に酸化チタンを練り込む工程を経ることが好ましい。
樹脂層には、酸化チタンのほか、色材、帯電防止剤、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤を公知の処方に従い配合してもよいが、金属光沢を維持するために全光線透過率が85%を下らないようにする。特に、色材を添加する場合、樹脂組成部中に0.05質量%を超えて添加すると全光線透過率が低下し金属光沢を失うことがあるので、色材の配合量は0.05質量%以下であることが好ましい。
具体的な色材としては、銅フタロシアニンブルー、銅フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系染顔料、ニッケルアゾイエロー等のアゾ系、チオインジゴ系、ペリノン系、ペリレン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、キノフタロン系等の縮合多環染顔料、アンスラキノン系、複素環系、メチル系の染顔料等の有機顔料及び有機染料、カーボンブラック、カドミウムレッド、カドミウムイエロー等の硫化物系顔料、群青等のケイ酸塩系顔料、亜鉛華、弁柄、酸化クロム、鉄黒、チタンイエロー、亜鉛/鉄系ブラウン、チタンコバルト系グリーン、コバルトグリーン、コバルトブルー、銅/クロム系ブラック、銅/鉄系ブラック等の酸化物系顔料、黄鉛、モリブデートオレンジ等のクロム酸系顔料、紺青等のフェロシアン系顔料等の無機顔料等が挙げられる。これらは単独ないし二種以上を選択して用いることができる。
本発明の樹脂層は、樹脂組成物を押出成形、押出ラミ、インフレーション成形、射出成形等、公知の成形法によりシートまたはフィルムに加工することにより得られる。
基材上に樹脂層を被覆する方法としては、シートまたはフィルムを基材面に直接展着する方法、接着剤を介して展着する方法が挙げられ、公知のラミネート法が適用できる。この場合、ラミネート接着剤層により金属光沢が低下しないように接着剤層は激しく着色及び/または曇っていないことが必要である。通常、ラミネート接着剤層は十分に薄いためほとんど着色しないので、汎用のラミネート接着剤から選択して使用することができる。本発明では、基材上にシートまたはフィルムを被覆するにあたり必ずしも接着する必要はなく、必要に応じて固定することができる。
本発明では、印刷部としての着色層を前記樹脂層の上側へさらに積層する。着色層は、公知のインキ組成物を1)インクジェット等により直接樹脂層上側表面へ印刷する方法、2)オフセットにより樹脂層上側表面へ印刷する方法、3)グラビア印刷により樹脂層上側表面へ印刷する方法、4)着色インキ層を有するフィルムを樹脂層上側へさらに積層する方法、5)油性インクペン等で直接樹脂層上側表面に書く等により積層することができる。
本発明では、着色層による印刷部の明度(L*)は70以下であることが好ましい。印刷部の明度が70を超えると斜めから見たときの印刷なし部樹脂層表面部の明度が高いことから両者に明度差が無くなり明確に識別し難くなる。本発明に使用される着色インキとしては、各印刷法に使用される汎用のインキが使用できる。
本発明は、印刷部の視認に対して効果をもつものであるが、特に文字、模様である場合、情報の伝達を確実にすることができるため視認の効果は有効に発揮される。文字が数字である場合、情報伝達に大きく寄与するためさらに効果的であり、有用である。
本発明においては、本発明の効果を阻害しない程度に、全光線透過率を低下させることなく金属光沢を維持できる範囲内で、着色層の外側にさらにコート等により層を被覆することが可能である。
以下の実施例、比較例により本発明を詳しく説明する。但し、実施例により本発明を限定するものではない。なお、実施例、比較例中の部数や%は、断り書きがない限り、質量部、質量%を表す。
なお、本発明の積層体の金属光沢感、斜めから見たときの印刷部視認性は次のように評価した。その他の評価項目についても下記により実施した。
<評価>
(1)金属光沢感
実施例および比較例で得られた被覆体の光沢面を垂直(θ1=90°)から見たときの金属光沢感の程度を以下の基準で評価した。
○:金属光沢感が十分にある
△:金属光沢感がある
×:金属光沢感がない
(2)斜めから見たときの印刷部視認性
実施例および比較例により得られた被覆体を屋内で斜め30度(θ1=30°)から見たときの印刷部(文字)の見え方(視認性)を以下の基準で評価した。
○:文字が良く見え識別が良好
△:文字が見え、読むことができる
×:文字が見難くい
××:文字が良く見えず読めない
(3)全光線透過率
実施例および比較例で作製した樹脂フィルムを、JIS K7361−1に準じ、東洋精機製作所製:ヘイズ-ガード
2を使用して全光線透過率を測定した。
(4)印刷部の明度(L*)
印刷部について、分光測色計(GretagMacbeth社製:ColorEye7000A、光源:D65、d/8°(拡散照明8°方向受光))を使用して、CIE L*a*b*表色系におけるL*を計測した。
上記した項目について、実施例、比較例の評価結果を表1に示す。
実施例1
酸化チタン20部(堺化学工業社製、STR−100A−LP、平均粒径:60nm)、LDPE79部(宇部興産社製、UBEポリエチレン F522)、ステアリン酸亜鉛1部(堺化学工業社製、SZ−2000)を混合し二軸押出機を用いて酸化チタン含量20%樹脂組成物aを作製した。樹脂組成物aとLDPEとからなる樹脂混合物をインフレーション成形により酸化チタン濃度1%で厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。得られたフィルムを市販のアルミニウム箔(厚さ0.1mm、光沢値780:(BYK−Gardner社製、micro−TRI−gloss)光沢計で測定)にドライラミネート後、フィルム表面に乾燥後の印刷部明度L*=28の墨色インキで文字を印刷し、実施例1の積層体を得た。
実施例2
実施例1と同様に酸化チタン20部、銅フタロシアニンブルー(DIC社製、FastogenBlue GB−7)1部、LDPE78部、ステアリン酸亜鉛1部を混合し二軸押出機を用いて樹脂組成物bを作製し実施例1と同様にして酸化チタン濃度1%、銅フタロシアニンブルー濃度0.05%の厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして実施例2の積層体を得た。
実施例3
実施例1の樹脂組成物aを使用し、酸化チタン濃度0.05%の厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして実施例3の積層体を得た。
実施例4
実施例1の樹脂組成物aを使用し、酸化チタン濃度1.3%の厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして実施例4の積層体を得た。
実施例5
酸化チタンを石原産業社製、TTO−51(C)(平均粒径:20nm)に替えた以外は実施例1と同様にして実施例5の積層体を得た。
実施例6
インキを灰色インキに変え印刷部明度L*を28から60に変えた以外は実施例1と同様にして実施例6の積層体を得た。
比較例1
酸化チタンを石原産業社製、タイペーク A−100(平均粒径:150nm)に替えた以外は実施例1と同様にして比較例1の積層体を得た。
比較例2
酸化チタン濃度を0.01%にする以外は実施例1と同様にして厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして比較例2の積層体を得た。
比較例3
酸化チタン濃度を2%にする以外は実施例1と同様にして厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様にして比較例3の積層体を得た。
比較例4
実施例2と同様の酸化チタン20部、銅フタロシアニンブルー2部、LDPE77部、ステアリン酸亜鉛1部を混合し二軸押出機を用いて樹脂組成物cを作製し実施例2と同様にして酸化チタン濃度1%、銅フタロシアニンブルー濃度0.1%の厚さ0.05mmの酸化チタン含有フィルムを作製した。さらに、実施例2と同様に比較例4の積層体を得た。
比較例5
インキを淡灰色インキに変え印刷部明度L*を28から80に変えた以外は実施例1と同様にして比較例5の積層体を得た。
比較例6
酸化チタンを石原産業社製、ST−1(平均粒径:7nm)に変えた以外は実施例1と同様にして比較例6の積層体を得た。
比較例7
酸化チタン含有フィルムの代わりに実施例1で使用したLDPEをそのままフィルムとし、実施例1と同様にして比較例7の積層体を得た。
表1に示された評価より、実施例では金属光沢感と斜め視認性とが実用レベルにあるのに対し、比較例においては金属光沢感と斜め視認性との両方を満足することがない。
図4は、実施例および比較例の積層体印刷なし部を斜め45度から見たときの明度について光照射角度を変化させて測定したものである。実施例を代表し実施例1、比較例を代表し比較例1,6,7のデータで示したものであり、実施例は全例において実施例1とほぼ同様の数値を示す。光源の照射角により明度は変化しているが全照射角度において実施例の明度が大きいことがわかる。特に光源が目の位置に近い場合、すなわち光源(光照射角)が視角(θ=45°)の付近では、実施例と比較例との明度の差が著しく、比較例の明度が大きく低下している。比較例では斜めから見たときの明度が低いことを示しており、よって印刷部周りが暗く見難くなり、視認性が悪くなることを明示している。
本発明によれば、文字や数字、模様が印刷等表示される金属光沢を有するフィルム貼着缶、チューブに利用することができる。説明書きや日付等の印刷部が見易い金属光沢容器等として適用できる。
1 金属光沢を有する基材
2 接着剤層
3 酸化チタンを含有する樹脂層
4 着色層(印字または印刷部)
5 明度計測部(測定器または目の位置)
6 明度測定部
7 光源
a 光沢面を正面から見たときの視線の向き(視角a,θ1=90度)
b 光沢面を斜めから見たときの視線の向き(視角b,θ1=30度)
θ1 視角(視線と金属光沢面とのなす角度)
θ2 光照射角(光源と金属光沢面とのなす角度)

Claims (3)

  1. 金属光沢を有する基材上に樹脂層を被覆した金属光沢を有する樹脂被覆物であって、
    前記樹脂層は
    平均粒径10〜120nmの酸化チタンを樹脂中に0.05〜1.3質量%含有し、
    かつ、JIS K7361−1による全光線透過率が85%以上であり、
    前記樹脂層に着色層をさらに積層し、前記着色層の印刷部明度が70以下、
    であることを特徴とする金属光沢を有する樹脂被覆物。
  2. 前記印刷部は文字及び/または模様であることを特徴とする請求項1に記載の金属光沢を有する樹脂被覆物。
  3. 前記樹脂層は色材を樹脂中に0.05質量%以下含有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属光沢を有する樹脂被覆物。
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