JP5285093B2 - カバー連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の座席とトノカバー装置との間に設けられたシート状のカバーとトノカバー装置との連結構造に関する。
下記特許文献1のサブカバー構造では、車両のラゲージルームの上方にカバー装置が設けられている。カバー装置は、トノカバーと、トノカバーを巻取って収容する収容部と、を備えている。収容部の車両前側の部分には、フック係合部が設けられており、フック係合部には溝部と抜止部とが形成されている。
収容部の車両前方には、サブカバーが設けられており、サブカバーの前端は車両のシートバックの上部に取付けられている。また、サブカバーの後端には、枠状のフレームの一辺部が回動可能に支持されており、フレームの他辺部にはフックが設けられている。
フックが、フック係合部の溝部に挿入されて抜止部に係合されることで、サブカバーの後端がカバー装置に連結される。これにより、カバー装置とシートバックとの間にサブカバーが配置(展開)されて、サブカバーによってカバー装置とシートバックとの間からラゲージルーム内を視認することが抑制される。
ここで、このサブカバー構造では、サブカバーを前方へ引張ると、フレームが一辺部の軸線回りに回動されて、フックとフック係合部との係合が解除されるように構成されている。このため、サブカバーがカバー装置から意図せずに外れる可能性がある。
そこで、図6に示すように、サブカバーが引張られてもサブカバーがカバー装置から外れないように構成されたサブカバー構造が提案されている。このサブカバー構造では、カバー装置100に、カバー装置100の外周側に開口された連結溝102が設けられており、連結溝102の開口部の下側には、係合壁104が形成されている。また、サブカバー106の後端には、略板状のフック108が取付られており、フック108の先端には、断面略U字形状に形成された爪部110が一体に設けられている。爪部110は下方に向けて開口されており、爪部110の先端部が連結溝102内に配置されて、サブカバー106がカバー装置100に連結されている。
しかしながら、このサブカバー構造においても、サブカバー106が図6の矢印方向へ引張られた際には、爪部110の先端部が係合壁104から押圧されることで、爪部110の開口寸法が大きくなるように爪部110が弾性変形して、爪部110が連結溝102の開口部を通過してしまう可能性がある。
特開2009−292395号公報
本発明は、上記事実を考慮し、カバーがトノカバー装置の連結溝から外れることを抑制できるカバー連結構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載のカバー連結構造は、車両の荷室を覆うトノカバーを有した長尺状のトノカバー装置に設けられると共に、車両の座席と前記トノカバー装置との間に設けられたシート状のカバーの一端が連結される連結部を有し、前記トノカバー装置の外周側に開口されて前記連結部に連通されると共に高さ寸法が前記連結部の高さ寸法に比して小さく設定された開口部を有した連結溝と、前記カバーの前記一端に設けられると共に、前記開口部内を挿通し、前記連結部に係止されることで前記カバーの前記一端を前記連結部に連結させる係止部と、前記係止部の一端部において折り返されて弾性変形可能に形成され、先端と前記係止部との間に前記カバー側へ開放された間隙を有すると共に、前記連結部に係合されることで前記係止部を前記連結部に係止させ、且つ弾性変形した際の前記カバーの一側面に対する垂直方向における外形寸法が前記開口部の前記高さ寸法に比して大きく設定された弾性変形可能部と、を備えている。
請求項1に記載のカバー連結構造では、トノカバー装置に連結溝が設けられている。連結溝は、トノカバー装置の外周側に開口された開口部と、開口部に連通された連結溝と、を有しており、開口部の高さ寸法が連結部の高さ寸法に比して小さく設定されている。
車両の座席とトノカバー装置との間には、シート状のカバーが設けられている。カバーの一端には、係止部が設けられており、係止部は開口部内を挿通している。また、係止部には弾性変形可能部が設けられており、弾性変形可能部が連結部に係合することで、弾性変形可能部が係止部を連結部に係止させて、カバーの一端が連結部に連結される。これにより、カバーが座席とトノカバー装置との間の隙間を覆うため、座席とトノカバー装置との間から車両の荷室が視認されることが抑制される。
ここで、弾性変形可能部は弾性変形可能に形成されており、弾性変形可能部が弾性変形した際のカバーの一側面に対する垂直方向における弾性変形可能部の外形寸法が開口部の高さ寸法に比して大きく設定されている。
このため、カバーが引張られた際に、連結部から弾性変形可能部に押圧力が作用して弾性変形可能部が弾性変形しても、弾性変形可能部が連結溝の開口部を通過することが抑制される。
しかも、弾性変形可能部の寸法誤差が生じても、例えば、係止部をトノカバー装置の長手方向に沿って連結溝に挿入して係止部を開口部内に挿通させる場合に、弾性変形可能部が弾性変形することで、当該寸法誤差が吸収されて係止部を連結溝に円滑に挿入させることができる。
また、弾性変形可能部の先端と係止部との間にカバー側へ開放された間隙を有することで、弾性変形可能部が弾性変形できるため、弾性変形可能部を簡単な構造で弾性変形させることができる。
請求項に記載のカバー連結構造は、請求項に記載のカバー連結構造において、前記弾性変形可能部の縦断面形状が前記間隙を含む円環状に形成されている。このため、弾性変形可能部を成形しやすい形状にできる。
請求項に記載のカバー連結構造は、請求項1又は請求項2に記載のカバー連結構造において、前記カバーの前記一端が、前記弾性変形可能部と前記連結部との間に配置されて、前記弾性変形可能部と前記連結部との間の隙間を詰めている。
請求項に記載のカバー連結構造では、カバーによって弾性変形可能部と連結部との間の隙間が詰められるため、弾性変形可能部の連結部に対するガタが抑制される。
請求項に記載のカバー連結構造は、請求項1〜請求項の何れか一項に記載のカバー連結構造において、前記弾性変形可能部は、弾性変形した状態で前記連結部に係合されている。
請求項に記載のカバー連結構造では、弾性変形可能部が弾性変形した状態で連結部に係合されているため、弾性変形可能部の連結部に対するガタが効果的に抑制できる。
請求項1に記載のカバー連結構造によれば、カバーがトノカバー装置の連結溝から外れることを抑制でき、簡単な構造で係止部を形成できる。
請求項に記載のカバー連結構造によれば、係止部の成形性を向上できる。
請求項に記載のカバー連結構造によれば、弾性変形可能部と連結部との間における異音を抑制できる。
請求項に記載のカバー連結構造によれば、弾性変形可能部と連結部との間における異音を効果的に抑制できる。
本発明の実施の形態に係るカバー連結構造を車両右方から見た側面図である。 図1に示されるカバー連結構造に用いられる連結溝にフックの爪部が係合されている際を示す車両右方から見た断面図である。 図2に示される連結溝にフロントカバーの先端を挿入する際を示す斜視図である。 図1に示されるカバー連結構造に用いられるフロントカバーが引張られて、フックの爪部が弾性変形した際を示す車両右方から見た断面図である。 図1に示されるカバー連結構造に用いられる連結溝にフックの爪部が係合されている際を示す車両右方から見た断面図である。 従来のカバー連結構造に用いられる連結溝にフックが係合されている際を示す車両右方から見た断面図である。
図1には、本発明の実施の形態に係るカバー連結構造10が車両右方から見た側面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方をRHで示し、上方を矢印UPで示す。
この図に示すように、車室の車両後方部には、座席としてのリヤシート12が配置されている。リヤシート12は、乗員が着座するリヤシートクッション14とリヤシートバック16とを備えている。リヤシートバック16はリヤシートクッション14の車両後方端部に起立した状態で配置されている(図1に実線で示される位置であり、以下、この位置を「初期位置」と称する)。また、リヤシートバック16は初期位置から車両後方の位置(図1に2点鎖線で示される位置であり、以下、この位置を「リクライニング位置」と称する)へ傾動可能にリヤシートクッション14に連結されている。
リヤシート12の車両後方には、車両の荷室18が設けられている。
また、リヤシート12の車両後方には、荷室18の上方において、長尺状のトノカバー装置20が設けられている。トノカバー装置20は、長手方向を車幅方向(車両左右方向)にして配置されており、トノカバー装置20の両端が車両の側壁に設けられた凹部(図示省略)に取付けられている。
トノカバー装置20は樹脂により製作された略筒状のケース22を備えている。ケース22の断面形状は一部開放された略矩形状に形成されており、ケース22の車両後側の部分には、後述するトノカバー32が挿通されるスリット(図示省略)が貫通形成されている。
図2に示すように、ケース22の車両前側の部分には、断面略U字形状の連結溝24が設けられている。連結溝24は、ケース22の長手方向に沿って貫通形成されて、車両前方に向けて開口されている。連結溝24の車両後側の部分には、連結溝24を構成する断面略円形状の連結部としての係合溝部26が設けられている。また、連結溝24の車両前側の部分には、連結溝24を構成する開口部としての差込溝部28が設けられている。差込溝部28は、係合溝部26に連通されると共に、車両前方に向けて開口されている。差込溝部28の上面は水平に配置されており、差込溝部28の上面と下面とが平行に配置されている。さらに、差込溝部28の高さ方向(上下方向)の寸法W1(差込溝部28の上面と下面との間の寸法)は係合溝部26の高さ方向(上下方向)の寸法W2に比して小さく設定されている。
図1に示すように、ケース22の長手方向両端部には、図示しない一対の内カバーが設けられており、内カバーはケース22及び連結溝24の両端を閉塞している。ケース22の内部には、略円筒状の巻取軸30が設けられている。巻取軸30の両端は、前述した内カバーに回転可能に支持されている。巻取軸30には、シート状のトノカバー32の基端が連結固定されており、巻取軸30を軸線回り一方(以下、この方向を「巻取方向」と称する)へ回転させると、トノカバー32が基端から巻取軸30の外周部に層状に巻取られる。一方、トノカバー32の先端(基端と反対側端)を引張ると、巻取軸30が軸線回り他方(以下、この方向を「引出方向」と称する)へ回転しながらトノカバー32がケース22のスリットから引出される。これにより、巻取軸30から引出されたトノカバー32の先端を車両に係止させることによって、トノカバー32が車両の荷室18の上部を覆うことができるように構成されている。
巻取軸30の内部には、略螺旋状のコイルスプリング(図示省略)が設けられている。コイルスプリングの一端はトノカバー装置20の内カバーに係止されると共に、コイルスプリングの他端は巻取軸30に係止されており、コイルスプリングは巻取軸30を巻取方向へ付勢している。
リヤシート12とトノカバー装置20との間には、荷室18の上方において、長尺状のフロントカバー装置40が設けられている。フロントカバー装置40は、略円筒状の支軸44を備えており、支軸44の両端には、一対の略直方体状の取付ブラケット42が回転可能に支持されている。一対の取付ブラケット42は、第1位置(図1に実線で示される位置)及び第2位置(図1に2点鎖線で示される位置)において、車両の側壁に着脱できるように構成されている。フロントカバー装置40は、リヤシートバック16が初期位置に配置された状態で、長手方向を車幅方向にして第1位置に取付けられている。また、リヤシートバック16が初期位置から車両後側へ傾動されてリクライニング位置に配置される際には、フロントカバー装置40を第1位置から取外して、フロントカバー装置40が第2位置に取付けられる。
支軸44には、カバーとしての布により製作されたシート状のフロントカバー46の基端が連結固定されており、フロントカバー46は、支軸44から車両後方へ向けて延出されている。フロントカバー46の基端から先端(基端とは反対側端)までの長さは、フロントカバー装置40が第1位置に取付けられた際に、フロントカバー46の先端がトノカバー装置20に到達できる長さに設定されている。
図2に示されるように、フロントカバー46の先端部には、フロントカバー46の下面(一側面)において、係止部としての樹脂により製作された略長尺板状のフック48が設けられており、フック48は長手方向をフロントカバー46の先端の辺に沿って配置されている。フック48は略板状のベース50を備えており、ベース50がフロントカバー46の下面に縫製されて、フック48がフロントカバー46に取付けられている。
ベース50の先端部には、フック48を構成する弾性変形可能部としての爪部52が一体に設けられている。爪部52は一部開放された略円環状に形成されており、爪部52の先端とベース50との間には、間隙Gが設けられている。これにより、爪部52は爪部52の径方向内側へ弾性変形可能に形成されている。また、爪部52が上下方向に弾性変形して爪部52の先端がベース50に当接された際に、爪部52の高さ方向(上下方向)の寸法W3(フロントカバー46の下側の面に対して垂直方向における寸法)が最小となり、この際の爪部52の高さ方向の寸法W3が差込溝部28の高さ方向の寸法W1に比して大きくなるように設定されている(図4参照)。
フック48は、トノカバー装置20の車両右側からトノカバー装置20の長手方向に沿って連結溝24に挿入されて、差込溝部28内を挿通している(図3参照)。また、爪部52が係合溝部26内に配置されている。さらに、フロントカバー46の先端部が、爪部52の外周部と係合溝部26との間に配置されると共に、爪部52の外周部と係合溝部26とに当接されて、爪部52の外周部がフロントカバー46を介して係合溝部26に係合されている。このため、フック48が係合溝部26に係止されて、フロントカバー46の先端(一端)がトノカバー装置20に連結される。これにより、フロントカバー46がリヤシートバック16とトノカバー装置20との間に配置(展開)されて、フロントカバー46によってリヤシートバック16とトノカバー装置20との間から車両の荷室18を視認することが抑制されている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施の形態のカバー連結構造10では、リヤシートバック16が初期位置に配置されており、リヤシートバック16とトノカバー装置20との間には、フロントカバー装置40が第1位置において車両に取付けられている。フロントカバー46の支軸44には、フロントカバー46の基端が連結固定されており、フロントカバー46の先端(一端)にはフック48が設けられている。また、フック48の先端には、爪部52が弾性変形可能に形成されている。
フック48はトノカバー装置20の連結溝24の差込溝部28内を挿通しており、フック48の爪部52の外周部がフロントカバー46を介して連結溝24の係合溝部26に係合されている。このため、フロントカバー46がリヤシートバック16とトノカバー装置20との間に配置(展開)されて、フロントカバー46によってリヤシートバック16とトノカバー装置20との間から車両の荷室18を視認することが抑制される。
さらに、リヤシートバック16を初期位置からリクライニング位置へ傾動させる際には、フロントカバー装置40を第1位置から取外して、フロントカバー装置40が第2位置に取付けられる。この際には、フロントカバー46は、フロントカバー装置40とトノカバー装置20との間において、弛んだ状態で配置される。これにより、リヤシートバック16が車両後方へ傾動された際においても、トノカバー装置20がリヤシートバック16に干渉することなく、フロントカバー46によってリヤシートバック16とトノカバー装置20との間から車両の荷室18を視認することが抑制される。
ところで、フロントカバー46が車両前方へ引張られる際には、フロントカバー46の先端に設けられたフック48が車両前方へ移動しようとする。この際には、フロントカバー46の先端部が差込溝部28の上面と係合溝部26との境界部分に当接されて、連結溝24からフロントカバー46を介してフック48の爪部52に押圧力が作用する。
押圧力が爪部52に作用すると、爪部52が、爪部52の径方向内側かつベース50へ向かう方向へ弾性変形する。フロントカバー46が車両前方へさらに引張られると、爪部52の先端がベース50の上面に当接される。これにより、爪部52の弾性変形が制限される。
ここで、爪部52の先端がベース50の上面に当接された際の爪部52の高さ方向(上下方向)の寸法W3(フロントカバー46の下側の面に対して垂直方向における寸法)は、差込溝部28の高さ方向の寸法W1に比して大きく設定されている。このため、爪部52が差込溝部28の上面と係合溝部26との境界部分に当接されて、爪部52の差込溝部28側への移動が規制される。これにより、爪部52が差込溝部28を通過することが抑制(阻止)される。したがって、フロントカバー46がトノカバー装置20の連結溝24から外れることを抑制できる。
また、フック48は、樹脂により成形されて、長尺状に形成されている。このため、フック48が成形される際に、例えば、歪み等によって爪部52の外周寸法に誤差が生じても、爪部52が弾性変形することで当該寸法誤差を吸収できる。具体的には、フック48をトノカバー装置20の長手方向に沿って連結溝24に挿入させる場合に、爪部52が弾性変形することで爪部52の寸法誤差を吸収して、爪部52を係合溝部26に引っ掛かることなく挿入させることができる。これにより、フック48をトノカバー装置20の連結溝24に組付ける際の組付性も向上できる。
さらに、爪部52の先端とベース50との間には、間隙Gが設けられており、間隙Gによって爪部52が弾性変形可能にされている。このため、爪部52を簡単な構造で弾性変形させることができる。これにより、簡単な構造でフック48を形成できる。
また、爪部52の縦断面形状が間隙Gを含む円環状に形成されている。このため、爪部52を成形しやすい形状にできる。これにより、フック48の成形性を向上できる。
さらに、爪部52の外周部と係合溝部26との間にはフロントカバー46の先端部が配置されており、フロントカバー46の先端部は爪部52の外周部と係合溝部26とに当接されている。これにより、フロントカバー46が緩衝材として機能して、爪部52の係合溝部26に対するガタが抑制されるため、爪部52と係合溝部26との間における異音を抑制できる。
なお、本実施の形態では、係合溝部26の断面形状が略円形に形成されており、爪部52の断面形状が間隙Gを含む円環状に形成されているが、係合溝部26と爪部52との断面形状はこれに限らない。例えば、図5に示すように、係合溝部26の断面形状が略三角形に形成されており、爪部52の断面形状が間隙Gを含む略三角形環状に形成されてもよい。つまり、爪部52が弾性変形した際の爪部52の高さ方向の寸法W3が差込溝部28の高さ方向の寸法W1に比して大きく設定されていればよい。
また、本実施の形態では、フック48の爪部52が係合溝部26内に配置されている。また、フック48の外周部と係合溝部26との間にフロントカバー46の先端部が配置されており、フロントカバー46が爪部52の外周部と係合溝部26とに当接されている。これに替えて、例えば、フック48の外周部と係合溝部26との間にフロントカバー46の先端部が配置されずに、フック48の外周部が係合溝部26に直接当接されてもよい。また、例えば、爪部52が弾性変形した状態でフロントカバー46が爪部52の外周部と係合溝部26とに当接されてもよい。これにより、爪部52の係合溝部26に対するガタが効果的に抑制されるため、爪部52と係合溝部26との間における異音を効果的に抑制できる。
さらに、本実施の形態では、フロントカバー装置40が第1位置又は第2位置において車両の側壁に取付けられている。これに替えて、フロントカバー装置40がリヤシート12のリヤシートバック16内に取付けられてもよい。
また、本実施の形態では、フロントカバー46の基端部がフロントカバー装置40の支軸44に連結固定されている。これに替えて、フロントカバー46の基端部が直接リヤシートバック16の車両後側面に連結固定されてもよい。
10 カバー連結構造
12 リヤシート(座席)
20 トノカバー装置
24 連結溝
26 係合溝(連結部)
28 差込溝(開口部)
32 トノカバー
46 フロントカバー(カバー)
48 フック(係止部)
52 爪部(弾性変形可能部)
G 間隙

Claims (4)

  1. 車両の荷室を覆うトノカバーを有した長尺状のトノカバー装置に設けられると共に、車両の座席と前記トノカバー装置との間に設けられたシート状のカバーの一端が連結される連結部を有し、前記トノカバー装置の外周側に開口されて前記連結部に連通されると共に高さ寸法が前記連結部の高さ寸法に比して小さく設定された開口部を有した連結溝と、
    前記カバーの前記一端に設けられると共に、前記開口部内を挿通し、前記連結部に係止されることで前記カバーの前記一端を前記連結部に連結させる係止部と、
    前記係止部の一端部において折り返されて弾性変形可能に形成され、先端と前記係止部との間に前記カバー側へ開放された間隙を有すると共に、前記連結部に係合されることで前記係止部を前記連結部に係止させ、且つ弾性変形した際の前記カバーの一側面に対する垂直方向における外形寸法が前記開口部の前記高さ寸法に比して大きく設定された弾性変形可能部と、
    を備えたカバー連結構造。
  2. 前記弾性変形可能部の縦断面形状が前記間隙を含む円環状に形成された請求項1に記載のカバー連結構造。
  3. 前記カバーの前記一端が、前記弾性変形可能部と前記連結部との間に配置されて、前記弾性変形可能部と前記連結部との間の隙間を詰める請求項1又は請求項2に記載のカバー連結構造。
  4. 前記弾性変形可能部は、弾性変形した状態で前記連結部に係合されている請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のカバー連結構造。
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