JP5203279B2 - ハーネスプロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスを保護するためにパネル孔に取り付けられるハーネスプロテクタに関するものである。
自動車が備える車体パネルにパネル孔を形成し、このパネル孔にワイヤハーネスを挿通する場合、当該パネル孔のエッジによってワイヤハーネスが損傷することがある。これを防止する方法として、ワイヤハーネス自体にコルゲートチューブのような保護材を巻き付ける方法や、例えば樹脂製のハーネスプロテクタをパネル孔に取り付けてエッジをカバーする方法等が用いられている。
ハーネスプロテクタをパネル孔のエッジ部分に取り付けたものとして、例えば特許文献1がある。特許文献1は、貫通孔に挿入されたワイヤハーネスを保護するプロテクタにおいて、以下のような構成を開示する。即ち、特許文献1のプロテクタは、前記貫通孔に装着される装着部と、その装着部に設けられ、少なくとも前記貫通孔の開口部内のワイヤハーネスを着脱自在に取り付ける保護部と、を備える。前記保護部は、貫通孔内のほぼ中央部でワイヤハーネスを貫通孔の延在方向に沿って取り付ける取付板として構成することができる。また、前記保護部は、ワイヤハーネスが収容される断面ほぼ凹状の収容体とその収容体の開口部を閉塞する蓋体とからなる筒状保護体として構成することもできる。
特開2003−304618号公報
ところで、パネル孔近傍でワイヤハーネスをコネクタ結合する必要がある場合は、その結合作業を考慮して、設計段階で予め余長を有するようにワイヤハーネスを構成することがある。この場合、コネクタの結合作業の完了後に、当該余長分がパネル孔の近傍でダブつくことになる。ダブついたワイヤハーネスをそのままの状態にしておけば、車体の振動等によってパネル孔に衝突する等して、ワイヤハーネスの損傷等の原因となる。
この点、特許文献1の構成では、ワイヤハーネスの余長分を十分に収容することができないため、ワイヤハーネスの余長分が車体の振動によって暴れることを防止できず、この点で改善の余地が残されていた。
また、車体パネルの構造上の理由等により、パネル孔への挿通作業を車体パネルの片側からしか行えないことがある。この場合、ワイヤハーネスのダブつきを収容する収容部を車体パネルの反対側に配置しようとすると、当該収容部にパネル孔を通過させる必要があり、収容部の大きさ(即ち、収容能力)を確保することが困難である。従って、車体の振動によってワイヤハーネスが損傷するおそれを解消することができない。また、作業者からみて収容部が車体パネルの向こう側にある場合、余長分を収容部に収容させる作業も困難である。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイヤハーネスの余長分を十分に収容できるとともに、車体パネルの片側からパネル孔に容易に取り付けることができ、組立作業性の高いハーネスプロテクタを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、車体パネルに設けられるパネル孔に取り付けられてワイヤハーネスを保護するハーネスプロテクタにおいて、以下の構成が提供される。即ち、ハーネスプロテクタは、前記パネル孔のエッジを覆うことが可能な枠部と、袋状のハーネス収容部と、を備える。前記ハーネス収容部は固定部と可動部とを有する。前記可動部は、凸部とスライド溝とによって構成される1又は複数のスライド機構によってスライド可能に前記固定部に接続されている。ハーネスプロテクタは、前記可動部がスライド移動することによって前記ハーネス収容部の断面積及び収容容積を変更可能に構成されている。ハーネスプロテクタは、前記ハーネス収容部の開口が上に向けられたときに、前記固定部に対して前記可動部が斜め下向きにスライド移動可能に構成される。
これにより、ワイヤハーネスが車体パネルのエッジに接触して損傷することを枠部によって防ぐことができる。また、ハーネス収容部をパネル孔に挿入するときは、可動部をスライド移動させて、断面積及び収容容積を小さくすることができる。従って、パネル孔のサイズを小さくすることができ、車体パネルの強度低下を抑えることができる。また、挿入完了後には断面積及び収容容積を大きくすることができるので、ワイヤハーネスを収容するために十分な容積を確保できる。また、凸部とスライド溝からなる簡素な構成で、断面積及び収容容積を拡大する機構を実現することができる。また、ハーネス収容部の開口が上に向けられたときに、固定部に対して可動部が斜め下向きにスライド移動可能に構成されるので、下方向及び水平方向のスペースを有効に活用して、ハーネス収容部の断面積及び収容容積を効率的に拡大することができる。また、可動部がスライド移動する方向が斜め下向きなので、重力を利用して当該可動部をスムーズに移動させることができる。従って、例えば、ハーネスプロテクタをパネル孔に挿入した後に、可動部が自重によって自動的に収容容積及び断面積を拡大する方向に移動するような構成を容易に実現することができる。
前記のハーネスプロテクタにおいては、前記可動部は、前記車体パネルの面に略平行にスライド移動することが好ましい。
これにより、パネル面に平行な方向のスペースを有効に活用して、断面積及び容積を拡大することができる。従って、パネルの面に垂直な向きのスペースが十分に確保できない狭い場所に当該ハーネスプロテクタを取り付ける場合であっても、十分な収容容積及び断面積を確保することができる。
前記のハーネスプロテクタにおいては、前記スライド機構のうち少なくとも1つにおいて、前記凸部が前記スライド溝の端部に接触することで前記可動部の可動範囲を制限するストッパとして機能することが好ましい。
これにより、凸部がスライド溝の端部に接触することで可動部の移動が制限されることになるので、ハーネス収容部の断面積及び収容容積が過大になることを防止できる。また、固定部と可動部の接続を簡素な構成で実現できる。
前記のハーネスプロテクタにおいては、前記スライド機構のうち少なくとも1つにおいて、前記凸部の先端に抜止め部が形成されていることが好ましい。
これにより、車体パネルに生じた振動等によって凸部がスライド溝から抜けようとした場合でも、固定部から可動部が脱落するのを抜止め部によって確実に防止できる。
前記のハーネスプロテクタにおいては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、ハーネスプロテクタは、前記ハーネス収容部の開口に対面するように配置されるカバー状のハーネスガイドを備える。前記ハーネスガイドは、ワイヤハーネスの前記ハーネス収容部への収容方向に対して傾斜する部分を有する。
これにより、ハーネスガイドによってワイヤハーネスがハーネス収容部に向けて誘導されるので、ワイヤハーネスの収容が容易になる。また、収容したワイヤハーネスの飛出しをハーネスガイドによって防止できる。
本発明の一実施形態に係るハーネスプロテクタの外観斜視図。 ハーネスプロテクタをパネル孔に取り付けるとともに、ハーネス収容部にワイヤハーネスを収容した様子を示す斜視図。 本体部のハーネス収容部をパネル孔に差し込む様子を示す側面図。 ハーネス収容部をパネル孔に差し込んだ状態で本体部を引き起こす作業を説明する側面図。 本体部の枠部をパネル孔に固定した状態を示す側面図。 ハーネスガイドを本体部に取り付けた状態を示す側面図。 ハーネスプロテクタの組立工程において、可動部の貫通溝にボス部を挿通する様子を示す斜視図。 ハーネスプロテクタの組立工程において、ボス部が可動部の貫通溝に挿通された状態で当該可動部を上方に移動させる様子を示す斜視図。 ハーネスプロテクタの組立工程において、ボス部を回転中心にして可動部が下方に回動する様子を示す斜視図。 ハーネスプロテクタの組立工程において、固定側正面壁の背面側のボス部を下部正面壁に形成される貫通溝に挿通する様子を示す斜視図。
次に、発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るハーネスプロテクタ10を示す外観斜視図である。図2は、ハーネスプロテクタ10をパネル孔51に取り付けるとともに、当該ハーネスプロテクタ10が有するハーネス収容部15にワイヤハーネス90の余長分及びコネクタ91を収容した様子を示す斜視図である。なお、図1は、ハーネス収容部15の断面積及び収容容積(詳細は後述)が縮小している状態を示しており、図2は、断面積及び収容容積が拡大している状態を示している。
図1に示す本実施形態のハーネスプロテクタ10は、自動車の車体パネルにおいて、インストルメントパネルの下方近傍に形成されているパネル孔に取り付けられるものである。このパネル孔には、例えばインストルメントパネルとドアハーネスとを接続するワイヤハーネスが挿通され、前記ハーネスプロテクタ10はこのワイヤハーネスの保護のために前記パネル孔に取り付けられる。
なお、詳細は後述するが、前記ハーネスプロテクタ10は、前記車体パネルのパネル孔に乗員室側から差し込まれることによって装着され、当該車体パネルと図略のフロントフェンダとの間の空間に配置される。本実施形態では車体パネルを挟んで前記乗員室と反対側には前記フロントフェンダが配置されているので、ハーネスプロテクタ10の取付作業は乗員室側からのみ行うことが可能で、反対側から行うことができない。
このハーネスプロテクタ10は、図1に示すように、本体部11と、ハーネスガイド20と、を備える。本体部11とハーネスガイド20とは別部品として構成され、それぞれ適宜の合成樹脂を用いて射出成形することによって製造される。
前記本体部11について説明する。この本体部11は、図1に示すように、枠部19と、固定部12と、可動部13と、を備える。これらの枠部19と、固定部12と、可動部13と、は別部品として構成され、それぞれが合成樹脂により構成されている。
図2には、前記ハーネスプロテクタ10を車体パネル50のパネル孔51に取り付けた様子が示されている。この図2に示すように、前記枠部19は、ハーネスプロテクタ10を車体パネル50に取り付けたときに、当該パネル孔51のエッジを全周にわたって覆うように構成されている。なお、図2において紙面奥側が乗員室側であり、紙面手前側がフロントフェンダ側である。また、構成を判り易く示すために、図2において前記車体パネル50は一部のみ描かれている。
前記固定部12及び可動部13は、内部空間を有するハーネス収容部15を構成している。このハーネス収容部15は、図1等に示すように、上方に開口部が形成された袋状(容器状、カップ状)に形成されているので、ワイヤハーネスを収容するための十分な容積を確保できる。また、ハーネス収容部15は図2に示すように、車体パネル50の面にほぼ沿う方向(具体的には、上下方向)に細長く形成されている。これにより、ハーネス収容部15をコンパクトに構成できるとともに、ワイヤハーネス90の余長分の収容容積を大きく確保することが可能になっている。
次に、前記固定部12及び可動部13について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、各部の位置関係を特定する便宜のため、乗員室側を背面側と称し、フロントフェンダ側を正面側と称することがある。
まず、固定部12について説明する。前記固定部12は、固定側正面壁35と、固定側背面壁38と、固定側側壁36と、固定側底壁37と、を備えている。
前記固定部12には前記枠部19が接続されている。より具体的には、固定側側壁36の外側面の上部には係止部62が形成されており、この係止部62には、枠部19に形成されるスナップフィット部61を係止できるように構成されている。更に、前記係止部62と同様の構成である係止部(図面において省略)が固定側背面壁38の背面側上部に形成されており、この係止部に、前記スナップフィット部61とは別に枠部19に形成されるスナップフィット部(図面において省略)を係止できるように構成されている。これら複数の係止部及びスナップフィット部によって、枠部19が固定部12に固定されている。
固定側正面壁35は、ハーネス収容部15の正面側に位置しており、上下方向に細長く形成されている。
固定側背面壁38は、前記固定側正面壁35に対向する位置にあり、前記枠部19との接続部分から下方に延びている。この固定側背面壁38は、側面視において上下方向の中途部で折れ曲がるように形成されており、その折れ曲がった部分には段差部26が形成されている。また、固定側背面壁38は、側面視において、段差部26よりも下側の部分が上側の部分よりも正面側に位置するように形成されている。
固定側正面壁35及び固定側背面壁38は、それぞれの端部の同じ一側(正面視において右側)が固定側側壁36によって接続されている。また、固定側底壁37は、前記固定側正面壁35、固定側背面壁38及び固定側側壁36同士を接続するように下端部に形成される。
固定側正面壁35の正面側の上部であって、固定側側壁36に接続されていない側(正面視において左側)には、後述の第1貫通溝81に対応する第1ボス部(凸部)71が正面側に突出するように形成されている。第1ボス部71の先端部分には抜止め部71aが形成されており、第1ボス部71は、側面視においてT字を横向きにしたような形状に構成されている。この抜止め部71aは、平面部分を正面側に向けた細長い平板状に形成されており、その長手方向が上下方向を向くように配置されている。
また、図1において破線で示すように、固定側正面壁35の背面側(内面)の下部であって固定側側壁36に接続されていない側(正面視において左側)には、円柱状の第2ボス部72が形成されている。第2ボス部72はハーネス収容部15の内側に向けて突出している。
固定側背面壁38の正面側(内側面)の上部であって、固定側側壁36に接続されていない側(正面視において左側)には、第3ボス部73がハーネス収容部15の内側に突出している。この第3ボス部73の先端部分には抜止め部73aが形成されており、第3ボス部は、側面視においてT字を横向きにしたような形状に構成されている。この第3ボス部73の抜止め部73aについても第1ボス部71の抜止め部71aと同様に、平面部分を正面側に向けた細長い平板状に形成されており、その長手方向が上下方向に向くように配置されている。
次に、可動部13について説明する。前記可動部13は、上部正面壁95と、下部正面壁96と、可動側背面壁48と、可動側側壁46と、可動側底壁47と、を備える。
上部正面壁95は可動部13の正面側上部に位置しており、下部正面壁96は、正面側であって、前記上部正面壁95の下方に位置している。上部正面壁95には、前記第1ボス部71に対応する第1貫通溝(スライド溝)81が形成され、下部正面壁96には、前記第2ボス部72に対応する第2貫通溝82が形成されている。この下部正面壁96は、上部正面壁95よりも若干背面側にオフセットした位置に配置されており、平面視で見たときに、当該下部正面壁96の正面と、前記上部正面壁95の背面と、の間には隙間が形成されている。
可動側背面壁48は可動部13の背面側に位置しており、その上部には前記第3ボス部73に対応する第3貫通溝83が形成されている。また、可動側背面壁48の下部は、前記固定部12における固定側背面壁38の傾斜部分に沿うように正面側に傾斜しながら下方に延びている。この可動側背面壁48の上部と下部は段差を形成しつつ互いに接続されており、下部よりも上部が若干正面側にオフセットするように構成されている。
本実施形態においては図1に示すように、固定部12と可動部13はカップを横方向に2分割したような分割カップ状に形成されており、互いに向かい合うように配置されている。そして、図1に示す状態(収容容積が縮小している状態)では、固定側正面壁35は、上部正面壁95と下部正面壁96とによって挟み込まれており、この状態で第1貫通溝81に第1ボス部71が挿通されている。より具体的には、固定側正面壁35の正面側には上部正面壁95が位置しており、背面側には下部正面壁96が位置しており、上部正面壁95と下部正面壁96との間に固定側正面壁35が差し込まれる形になっている。また、ハーネス収容部15の内側では第2貫通溝82に第2ボス部72が挿通されている。
また、図1に示す状態(収容容積が縮小している状態)では、固定側背面壁38の正面側であって段差部26よりも上側の部分には、可動側背面壁48の上部が位置している。また、固定側背面壁38の背面側であって、段差部26よりも下側の部分には可動側背面壁48が位置している。従って、可動側背面壁48の上部と下部との間に固定側背面壁38が差し込まれるような形となっている。
第3貫通溝83には第3ボス部73が挿通されている。また、図1の状態では、可動側背面壁48に形成されている段差状の部分は、固定側背面壁38の段差部26と側面視で接するように配置される。
上記で説明した第1貫通溝81、第2貫通溝82及び第3貫通溝83は何れも、正面視において左下がりの長孔状に構成されている。また、これらの貫通溝81,82,83は、車体パネル50にハーネスプロテクタ10が取り付けられた状態では、車体パネル50のパネル面に対して平行となるように形成されている。これにより、貫通溝81,82,83に沿って可動部13を移動させることで、可動部13を固定部12に対して、車体パネル50のパネル面に平行な斜め方向にスライド移動(平行移動)させることが可能になっている。このように、本実施形態では、ボス部71,72,73と貫通溝81,82,83によって構成される3つのスライド機構によって、可動部13のスライド移動が実現されている。
また、本実施形態では、第1貫通溝81、第2貫通溝82及び第3貫通溝83は、略同形状で互いに平行になるように構成されている。これによって、可動部13の安定した移動が可能になっている。
この構成で、可動部13を固定部12に対して斜め下向きにスライド移動させることによって、図1の鎖線又は図2に示すように、ハーネス収容部15の断面積及び内部空間の容積(収容容積)を拡大することができる。なお、本明細書においてハーネス収容部15の「断面積」とは、ハーネス収容部15をパネル孔51に差し込む差込方向(図1に示す矢印方向)に対して略直交する面でハーネス収容部15の内部の空間を切った場合の断面積をいう。
また、可動部13がハーネス収容部15の断面積及び収容容積を増大させる方向にスライド移動すると、貫通溝81,82,83の端部にボス部71,72,73が接触して、それ以上の可動部13の移動が規制される。このように、本実施形態のボス部71,72,73は可動部13の移動を制限するストッパとして機能している。そして、この構成では、可動部13の移動ストロークは貫通溝81,82,83の形状によって規定されることになる。
また、本実施形態では、上下方向に細長く形成された前記抜止め部71aが、傾斜状の第1貫通溝81に対して交差するように配置されており、これにより、第1貫通溝81から第1ボス部71が抜けるのを阻止できるようになっている。同様に、前記抜止め部73aについても、第3貫通溝83から第3ボス部73が抜けるのを阻止できるようになっている。
更に、本実施形態では、ハーネスプロテクタ10の組立てのために、抜止め部71a,73aの左右方向の幅が、対応する第1貫通溝81及び第3貫通溝83の溝幅よりも小さくなるように第1ボス部71及び第3ボス部73が構成されている。なお、ハーネスプロテクタ10の組立工程の詳細については後述する。
次に枠部19について説明する。この枠部19は、パネル孔51のエッジからワイヤハーネス90を保護するために、パネル孔51の輪郭形状に対応して形成される。前記ハーネスプロテクタ10をパネル孔51に取り付けた状態では、前記枠部19が図2に示すようにパネル孔51に嵌合し、当該パネル孔51のエッジに内側から覆いかぶさるように配置される。
図1に示すように、前記枠部19にはスナップフィット部30及び嵌合部31が形成されている。前記スナップフィット部30は、パネル孔51のエッジに図2のように係合することができる。また、前記嵌合部31は凸状に形成されており、この嵌合部31は、前記パネル孔51の近傍位置において車体パネル50に形成された貫通状の取付孔(図面において省略)に係合可能に構成されている。これらスナップフィット部30及び嵌合部31によって、本体部11をパネル孔51に固定することができる。
また、図1に示すように、枠部19の左右方向の一側(正面視において右側)には貫通状のフック孔25が形成されている。このフック孔25には、図2に示すように、ワイヤハーネス90に固定された係止部92を係止可能に構成されている。これによってワイヤハーネス90の一部をハーネスプロテクタ10に対して固定することができ、ハーネスプロテクタ10によるワイヤハーネス90の保持をより確実なものにすることができる。
また、前記枠部19には、前記ハーネスガイド20を嵌合するための図略のハーネスガイド嵌合部が備えられている。このハーネスガイド嵌合部にハーネスガイド20を嵌合させることで、本体部11にハーネスガイド20を固定することができる。
次に、ハーネスガイド20について説明する。即ち、このハーネスガイド20は、図1に示すように、ハーネスガイド枠部24と、カバー状(屋根状)に形成される上側ガイド部21と、を備える。
前記ハーネスガイド枠部24は枠状に形成され、前記ハーネスガイド嵌合部を介して前記本体部11の枠部19に嵌合可能に構成されている。これによって、ハーネスガイド20が本体部11に固定される。
また、前記上側ガイド部21は、前記ハーネスガイド枠部24の上部から前記本体部11の枠部19内を通過するように延びた後、更に斜め上方へ向けて延出するように形成される。この上側ガイド部21は、ハーネス収容部15の開口部に上下方向でほぼ対面するように形成されている。更に、この上側ガイド部の両端に接続するように、ガイド側壁が一体的に形成されている。
この上側ガイド部21及びガイド側壁により、ワイヤハーネス90の経路を無理なくハーネス収容部15まで導くことができる。また、上側ガイド部21は、ハーネス収容部15に差し込まれたワイヤハーネス90の部分が上方向に飛び出して外れることを防止する機能をも有している。
図2には、以上のように構成されるハーネスプロテクタ10に対し、ワイヤハーネス90の余長分とコネクタ91を収容した状態が示されている。本実施形態において前記ワイヤハーネス90はコネクタ91を備えており、このコネクタ91をドアハーネス側に電気的に接続する作業のために、当該ワイヤハーネス90は長さに若干余裕を持たせて設計されている。この長さの余裕(余長)は、コネクタ91の嵌合作業のために必要なものであるが、嵌合作業の完了後は不要になり、かえってワイヤハーネス90のダブつきの原因になってしまう。
この点、本実施形態のハーネスプロテクタ10は、図2に示すように袋状のハーネス収容部15を備えている。従って、ワイヤハーネス90の余長部分をハーネス収容部15内に容易かつ余すところなく収容できるとともに、コネクタ91等も同時に収容できる。更に、袋状のハーネス収容部15によって、ワイヤハーネス90の動きを前後左右の広範囲にわたって規制できる。これにより、ワイヤハーネス90やコネクタ91が振動によってバタつき、車体パネル50等に衝突することを良好に防止できる。更に、可動部13が移動することによってハーネス収容部15の開口面積が大きくなるので、ワイヤハーネス90の収容が行い易くなり、作業の効率化を達成できる。
特に、本実施形態のハーネス収容部15は上下方向に若干細長く形成されている。従って、ワイヤハーネス90の余長部分を、ハーネス収容部15の長手方向に沿う向きで(即ち、上下向きで)収容することができる。また、図2に示すように、ハーネス収容部15への収容時にワイヤハーネス90を必要に応じて折り畳むことも可能である。以上により、コンパクトであると同時に、ワイヤハーネス90の余長分の収容能力に優れたハーネスプロテクタ10を提供することができる。
次に、図3から図6を参照して、ハーネスプロテクタ10の車体パネル50への取付方法について説明する。図3から図6には、車体パネルにハーネスプロテクタを取り付ける工程が順を追って示されている。なお、図3から図6において図面の左側はフロントフェンダ側であり、右側は乗員室側となっている。
本実施形態のハーネスプロテクタ10を車体パネル50に取り付けるには、まず図3に示すように、本体部11のハーネス収容部15の固定側正面壁35を上側に向けた状態で、底部側からパネル孔51に挿入する。なお、図3等に示すように、ハーネス収容部15は底部に近づくに従って若干細くなる形状に構成されているので、ハーネス収容部15の挿入作業をスムーズに行うことができる。
また、この挿入時において、作業者は前記可動部13が固定部12から離れないように両側(可動側側壁46側と固定側側壁36側)を押さえるようにして本体部11を持つことで、ハーネス収容部15の断面積を小さくすることができる。これによって、ハーネス収容部15のパネル孔51への挿通作業を容易なものにすることができるともに、ハーネス収容部15を通過させるためにパネル孔51の開口面積を大きく確保する必要がなくなる。
ハーネス収容部15をパネル孔51に挿通した後は、枠部19を上方へ引き起こすように本体部11を回動させる。この結果、図4に示すように、前記ハーネス収容部15は車体パネル50とフロントフェンダとの間で下方へ回動する。
本体部11を引き起こして起立姿勢(ハーネス収容部15の開口が上向きになる姿勢)とした後は、前記枠部19のスナップフィット部30をパネル孔51のエッジに係合させ、更に、前記嵌合部31を前記取付孔に嵌合させる。これによって、本体部11が図5に示すようにパネル孔51に固定される。
また、図5の工程においては図3の工程と異なり、前記可動部13に対する押さえ付けが解除されている。従って、可動部13は図5の白抜き矢印で示すように、可動部13の自重によって(貫通溝81,82,83によって規定されるストローク端部まで)スライド移動する。従って、ハーネス収容部15の開口面積(断面積)及び収容容積を、付勢バネなどの部品や特別な作業を要することなく自動的に増大させることができる。この図5には、前記可動部13が前述のようにスライド移動して、ハーネス収容部15の断面積及び収容容積を増大させた状態が鎖線で示されている。
なお、取付時に可動部13に軽い衝撃を与えることで可動部13を斜め下向きに移動させる構成や、ワイヤハーネス90を収容する際に手動で可動部13を移動させる構成とすることもできる。何れの場合においても、少しの力で可動部13をスライド移動させることができ、取付作業を効率的に行うことができる。
次に、図6に示すように、車体パネル50に固定された状態の本体部11に対し、ハーネスガイド20が取り付けられる。具体的には、まず、前記枠部19の内側に、ハーネスガイド20の上側ガイド部21及びガイド側壁を先端側から差し込む。そして、上述したように、ハーネスガイド20が備えるハーネスガイド枠部24を枠部19に嵌合させることで、ハーネスガイド20を本体部11に固定することができる。
次に、ワイヤハーネス90の余長部分を折り畳み、コネクタ91とともにハーネス収容部15の内部へ収容する。なお、このとき、ハーネス収容部15の開口面積及び収容容積は前述のとおり増大しているので、ワイヤハーネス90等を収容する作業は容易である。続いて、ワイヤハーネス90に固定されている係止部92を前記フック孔25に係止することで、ワイヤハーネス90をハーネスプロテクタ10に固定する。
以上により図2の状態が実現され、ワイヤハーネス90をパネル孔51のエッジから保護することができる。また、車体パネル50とフロントフェンダとの間にハーネス収容部15を配置するとともに、このハーネス収容部15の内部にワイヤハーネス90の余長分を収容することで、ワイヤハーネス90のダブつきを防止することができる。
次に、図7から図10までを参照して、可動部13と固定部12とを接続する際の組立方法について説明する。図7から図10は、固定部12に可動部13を取り付ける工程を段階的に示した側面図である。
図7に示すように、可動部13の第1貫通溝81及び第3貫通溝83の長手方向が、抜止め部71a,73aの長手方向と同じ方向(上下方向)を向くように、当該可動部13を傾ける。そして、この状態で、第1ボス部71及び第3ボス部73を、対応する第1貫通溝81及び第3貫通溝83にそれぞれ挿通させる。前述したように、抜止め部71a,73aの幅は第1貫通溝81及び第3貫通溝83の溝幅よりも小さくなるように形成されているので、抜止め部71a,73aを貫通溝81,83にスムーズに差し込むことができる。
次に、図8に示すように、固定部12の第1ボス部71及び第3ボス部73を第1貫通溝81及び第3貫通溝83に差し込んだ状態のまま、貫通溝81,83に沿って可動部13を上方に移動させる。固定部12の第1ボス部71及び第3ボス部73が第1貫通溝81及び第3貫通溝83の端部に接触する位置又はその近傍まで可動部13を移動させたところで、図9に示すように、当該可動部13を下方に回転させる。
そして、図10に示すように可動部13と固定部12の下部同士が互いに接近したところで、第2貫通溝82に第2ボス部72を差し込む。これによって、3つのボス部71,72,73が対応する貫通溝81,82,83にそれぞれ挿通された状態になり、固定部12への可動部13の取付けが完了する。
以上に示すように、本実施形態のハーネスプロテクタ10は、パネル孔51のエッジを覆うことが可能な枠部19と、袋状のハーネス収容部15と、を備える。ハーネス収容部15は固定部12と可動部13とを有する。可動部13は、ボス部71,72,73と貫通溝81,82,83とによって構成される複数のスライド機構によって、スライド可能に固定部12に接続されている。また、ハーネスプロテクタ10は、可動部13がスライド移動することによって、ハーネス収容部15の断面積及び収容容積を変更可能に構成されている。
これにより、ワイヤハーネス90が車体パネル50のエッジに接触して損傷することを枠部19によって防ぐことができる。また、ハーネス収容部15をパネル孔51に挿入するときは、可動部13をスライド移動させて、断面積及び収容容積を小さくすることができる。従って、パネル孔51のサイズを小さくすることができ、車体パネル50の強度低下を抑えることができる。また、挿入完了後には、図5等に示すように断面積及び収容容積を大きくすることができるので、ワイヤハーネス90を収容するために十分な容積を確保できる。また、ボス部71,72,73と貫通溝81,82,83からなる簡素な構成で、断面積及び収容容積を拡大する機構を実現することができる。
また、本実施形態のハーネスプロテクタ10においては、ハーネス収容部15の開口が上に向けられたときに、固定部12に対して可動部13が斜め下向きにスライド移動可能に構成される。
これにより、下方向及び水平方向のスペースを有効に活用して、ハーネス収容部15の断面積及び収容容積を効率的に拡大することができる。また、可動部13がスライド移動する方向が斜め下向きなので、重力を利用して当該可動部13をスムーズに移動させることができる。従って、ハーネスプロテクタ10をパネル孔51に挿入した後に、可動部13が自重によって自動的に収容容積及び断面積を拡大する方向に移動するような構成を容易に実現することができる。この構成は、本実施形態のように、車体パネル50と奥側(ハーネスプロテクタ10の挿入方向)に配置されるフロントフェンダとの間の空間が狭く、可動部13を移動させる作業を車体パネル50の反対側から行うことができない場合に特に有利である。
また、本実施形態のハーネスプロテクタ10においては、可動部13は、車体パネル50の面に略平行にスライド移動する。
これにより、車体パネル50面に平行な方向のスペースを有効に活用して、断面積及び容積を拡大することができる。従って、車体パネル50の面に垂直な向きのスペースが十分に確保できない狭い場所に当該ハーネスプロテクタを取り付ける場合であっても、十分な収容容積及び断面積を確保することができる。
また、本実施形態のハーネスプロテクタ10においては、スライド機構のボス部71,72,73が、貫通溝81,82,83の端部に接触することで可動部13の可動範囲を制限するストッパとして機能する。
これにより、ハーネス収容部15の断面積及び収容容積が過大になることを防止できる。また、固定部12と可動部13の接続を簡素な構成で実現できる。
また、本実施形態のハーネスプロテクタ10においては、第1ボス部71及び第3ボス部73の先端に抜止め部71a,73aが形成されている。
これにより、第1ボス部71及び第3ボス部73が第1貫通溝81及び第3貫通溝83から抜けるのを抜止め部71a,73aによって確実に防止できる。従って、車体パネル50に振動が生じた場合でも、固定部12からの可動部13の脱落を回避することができる。
また、本実施形態のハーネスプロテクタ10は、ハーネス収容部15の開口に対面するように配置されるカバー状のハーネスガイド20を備える。そして、前記ハーネスガイド20は上側ガイド部21を備え、この上側ガイド部21は、ワイヤハーネス90をハーネス収容部15へ収容する方向(即ち、上下方向)に対して傾斜するように配置される。
この構成により、ハーネスガイド20によってワイヤハーネス90がハーネス収容部15に向けて誘導されるので、ワイヤハーネス90の収容が容易になる。また、収容したワイヤハーネス90の飛出しをハーネスガイド20によって防止できる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
上記実施形態のハーネスプロテクタ10はハーネスガイド20を備えているが、これに限定されず、ハーネスガイド20を省略するように変更することができる。
上記実施形態のハーネスプロテクタ10は、インストルメントパネルの近傍以外の位置に形成されたパネル孔に取り付けることもできる。また、車体パネル50の片側からしか作業が行うことができない場合に限らず、車体パネル50の両側から作業できる場合においても、上記実施形態のハーネスプロテクタ10を適用することができる。
また、上記実施形態では、抜止め部71a,73aは第1ボス部71及び第3ボス部73の先端側に一体的に形成されているが、例えば、別部品として用意された抜止め部をボス部の先端に固定する構成に変更することもできる。また、上記実施形態の構成から抜止め部を省略することもできる。
固定部12に対して可動部13をスライド可能とするスライド機構は、上記実施形態の構成に限定されず、その数及び位置等を適宜変更することができる。
また、上記実施形態ではスライド溝として貫通溝が採用されているが、凹状(非貫通状)の溝をスライド溝として採用することもできる。
10 ハーネスプロテクタ
12 固定部
13 可動部
15 ハーネス収容部
20 ハーネスガイド
50 車体パネル
51 パネル孔
71,72,73 ボス部(凸部)
71a,73a 抜止め部
81,82,83 貫通溝(スライド溝)
90 ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 車体パネルに設けられるパネル孔に取り付けられてワイヤハーネスを保護するハーネスプロテクタにおいて、
    前記パネル孔のエッジを覆うことが可能な枠部と、
    袋状のハーネス収容部と、
    を備え、
    前記ハーネス収容部は固定部と可動部とを有し、
    前記可動部は、凸部とスライド溝とによって構成される1又は複数のスライド機構によってスライド可能に前記固定部に接続されており、
    前記可動部がスライド移動することによって前記ハーネス収容部の断面積及び収容容積を変更可能に構成されており、
    前記ハーネス収容部の開口が上に向けられたときに、前記固定部に対して前記可動部が斜め下向きにスライド移動可能に構成されることを特徴とするハーネスプロテクタ。
  2. 請求項1に記載のハーネスプロテクタであって、
    前記可動部は、前記車体パネルの面に略平行にスライド移動することを特徴とするハーネスプロテクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のハーネスプロテクタであって、
    前記スライド機構のうち少なくとも1つにおいて、前記凸部が前記スライド溝の端部に接触することで前記可動部の可動範囲を制限するストッパとして機能することを特徴とするハーネスプロテクタ。
  4. 請求項1からまでの何れか一項に記載のハーネスプロテクタであって、
    前記スライド機構のうち少なくとも1つにおいて、前記凸部の先端に抜止め部が形成されていることを特徴とするハーネスプロテクタ。
  5. 請求項1からまでの何れか一項に記載のハーネスプロテクタであって、
    前記ハーネス収容部の開口に対面するように配置されるカバー状のハーネスガイドを備え、
    前記ハーネスガイドは、ワイヤハーネスの前記ハーネス収容部への収容方向に対して傾斜する部分を有することを特徴とするハーネスプロテクタ。
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