JP5284806B2 - 遊技情報表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、役の内部当選確率を複数段階で設定するための設定値が使用可能な遊技台が設置されている遊技場に設けられ、遊技台の遊技情報を表示可能な遊技情報表示システムに関する。
一般的な遊技台(特にスロットマシン)は、役の内部当選確率を複数段階で設定するための設定手段(通常は6段階の設定値がある)を有しており、遊技店側は各遊技台の設定値を日々変更することで利益調整を行っている。一方、遊技者側は少しでも高い設定値の遊技台で遊技したいと考え、設定値が高いのか低いのかを推測しながら遊技するようにしており、設定値を推測することが遊技する上での1つの楽しみとなっている。このような事情を踏まえ、昨今の遊技台は特定小役の内部当選確率を設定値毎に異なるように設定し、その特定小役の入賞頻度を観察することで設定値を推測することができるように構成された機種が増えてきている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−323418号公報
このような機種で遊技する場合は、ボーナスの出現頻度に加え、特定小役の出現頻度を観察することにより設定値の高低を推測することができるようになるので、遊技の興趣が一層高まるという効果が期待できる。
しかしながら、ゲームの実行回数が少ないうちは特定小役の出現回数も少ないため、推測の精度をなかなか高めることができないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、設定値推測の精度を高め、ひいては設定値推測の楽しみを一層向上させることが可能な遊技情報表示システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数段階の抽選確率に対応する複数段階の設定値の中から何れか1つの設定値を選択して使用することにより抽選確率を段階的に設定することが可能な遊技台が複数設置された遊技場に設けられ、当該複数の遊技台の遊技情報を表示する遊技情報表示システムにおいて、前記複数の遊技台の遊技情報を収集して記憶する遊技情報記憶手段と、前記遊技情報記憶手段が記憶している遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段と、各遊技台で使用されている設定値を特定する設定値特定手段と、前記複数の遊技台のうち特定の遊技台の設定値と同一の設定値が使用されている他の遊技台を、同一設定台として特定する同一設定台特定手段と、前記同一設定台特定手段により特定された同一設定台を遊技者に報知する同一設定台報知手段と、を備え、前記遊技情報表示手段が遊技台毎に1対1で対応して設けられ、前記同一設定台特定手段は、前記遊技情報表示手段が1対1で対応している遊技台を前記特定の遊技台とし、前記遊技情報表示手段が対応していない他の遊技台の中で前記特定の遊技台と同一の設定値が使用されている台を同一設定台として特定することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記遊技情報表示手段は、前記遊技情報記憶手段が記憶している遊技情報の中から前記特定の遊技台の遊技情報と、前記同一設定台の遊技情報とを一緒に表示することを特徴とする
請求項1に記載した発明によれば、遊技者は、特定の遊技台と同じ設定値が使用されている遊技台(同一設定台)を特定することができるので、1台のデータ(遊技情報)だけでなく、他の同一設定台のデータも加味した上で設定値を推測することが可能となり、設定値推測の精度を高めることができる。
また、遊技者が遊技している台を特定の遊技台とするので、自台のデータを含んだ状態のデータの表示が可能となり、設定値推測に対する動機付けを高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、特定の遊技台のデータと同一設定台のデータとを一緒に視認可能となるので、設定値の推測を容易に行うことができる
本発明の一実施形態による遊技情報表示システムの概略を示す全体構成図 スロットマシン(遊技台)の正面図 スロットマシンの各リールの図柄配列を示す図 スロットマシンの内部当選役を示す図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 遊技情報表示装置の正面図 遊技情報表示装置の電気的構成を示す機能ブロック図 管理装置が記憶する台データのフォーマットを示す図 管理装置が記憶する会員データのフォーマットを示す図 管理装置が記憶する同一設定台データのフォーマットを示す図 会員カード未挿入時の液晶表示部の画面表示を示す図 同一設定台データ表示時の液晶表示部の画面表示を示す図 設定告知時の液晶表示部の画面表示を示す図 遊技情報表示装置による会員認証処理を示すフローチャート 遊技情報表示装置によるデータ更新処理を示すフローチャート 管理装置による会員データ記憶処理を示すフローチャート 管理装置による台データ記憶処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態による遊技情報表示システムを図面を参照して説明する。
図1は、遊技情報表示システムを概略的に示す全体構成図である。遊技情報表示システム1は、遊技場内に設置された複数のスロットマシン(本発明でいう遊技台)2、各スロットマシン2に1対1で対応して設けられている貸出装置3、遊技情報表示装置4、中継端末(呼出ランプ)5などから構成されている。中継端末5は、スロットマシン2、貸出装置3及び遊技情報表示装置4に接続されていると共に、LAN6を介して管理装置7などに通信可能に接続されている。管理装置7は、例えば遊技場内の事務所などに設置され、LAN6及び中継端末5介して、スロットマシン2、貸出装置3及び遊技情報表示装置4との間で各種の情報や信号の送受信を行う。尚、図示しないが、遊技場内には遊技台としてパチンコ遊技機も設置されている。
図2は、スロットマシン2の正面外観を概略的に示している。スロットマシン2の正面には表示窓11が設けられており、遊技者は表示窓11を通じて内部に設けられたリール12の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、左リール12a、中リール12b及び右リール12cの円周面に描かれている。これらの図柄は、各リール12a〜12cが停止した状態では、表示窓11の上段、中段及び下段に対応して表示される。表示窓11の左方には有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部13が設けられており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓11の上方には、各種の情報を表示する表示パネル14及びスピーカ15が設けられている。表示窓11の下方には、クレジットメダルの投入を行う投入ボタン16、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン17、メダルを投入するメダル投入口18が設けられており、これらの下方にはスタートレバー19、3つのストップボタン20が設けられている。表示窓11の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部21及びメダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部22が設けられている。また、スロットマシン2の正面最下部には受皿23が設けられ、正面最上部には装飾ランプ部24が設けられている。
図4は、スロットマシン2に設定されている内部当選役(入賞図柄)を示す図である。表示窓11に停止表示される図柄は、スタートレバー19が操作されたときに行われる内部抽選の結果に応じて決定される。また、内部当選役の当選確率は、各スロットマシン2に設定されている設定値によって変化する。設定値は、1〜6の6段階が設けられており、数値が大きくなるほどボーナス役(BIG、REG)、及び特定小役(15枚役)の内部当選確率が高くなる。この設定値は、スロットマシン2の扉を開け、設定キー25を挿入した上で所定の操作を行うことにより変更できる構成となっている。尚、特定小役以外の小役(7枚役、2枚役)及びリプレイ役の内部当選確率は、全設定値で共通である。
図5は、スロットマシン2の電気的構成を示す機能ブロック図である。制御部26は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、ROMに記憶した制御プログラム及び上記した各入力信号に基づいて、スロットマシン2を制御する。また制御部26は、投入ボタン16、精算ボタン17、スタートレバー19、ストップボタン20などからは各種の操作信号、メダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部27からは投入メダル検知信号、設定値操作部28からは当選確率などの設定信号が入力される。また、制御部26は、表示パネル14、装飾ランプ部24などの各種表示部、リール12を駆動するリール駆動部29、リール12の基準位置を検知する基準位置検知部30、音声出力部31、メダル払出部32などを制御する。
上記した構成のスロットマシン2は、それぞれ固有の台番が付与されて遊技場内に複数台設けられており、遊技の開始に応じて、つまり、メダルが投入された状態でスタートレバー19が操作されたときに、内部抽選を実行すると共にリール12を始動させ、内部抽選により当選した内部当選役に対応するフラグ(ボーナス役フラグ、小役フラグ、リプレイ役フラグなど)を成立させる。続いて、ストップボタン20の操作により対応するリール12の回転を停止させて1ゲームを終了する。このとき、所謂引込制御(ストップボタン20が操作された時点から規定時間内でリール12を遅らせて停止させることにより内部当選役のフラグに対応する図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる制御)が行われ、表示窓11に停止表示された図柄の組み合わせが所定の入賞図柄である場合には、その入賞役の種類に応じた利益が遊技者に付与される。
また、スロットマシン2は、遊技の進行に伴って、現在の設定値を示す設定値信号、投入されたメダルの枚数を示す投入信号、払出されたメダルの枚数を示す払出信号、入賞した役の種類を示す入賞役信号、ゲームが開始されたことを示すゲーム信号、ボーナス中であることを示すボーナス信号などの各種の稼動信号を生成し、信号出力端子33から外部へ出力する。これらの各信号は、中継端末5或いはLAN6を介して遊技情報表示装置4や管理装置7などに送信される。
貸出装置3は、図1に示すように、貨幣投入口3a下部にメダル払出口3bがそれぞれ上部及び下部に設けられており、遊技者が貨幣を投入すると、メダル払出口3bからメダルが払出され、スロットマシン2に供給される。このとき、払出したメダル数に応じた信号が中継端末5及びLAN6を介して管理装置7に送信される。また、貸出装置3の最上部には動作状態を示す動作ランプ3cが設けられており、動作に不具合が生じた場合などに従業員に報知する。
図6は、遊技情報表示装置4(本発明でいう遊技情報表示手段、同一設定台報知手段)の正面外観を概略的に示す図である。遊技情報表示装置4は、スロットマシン2の稼動状態やエラー状態などを表示するための状態表示ランプ41、遊技場が発行した会員カード8が挿入されるカード挿入口42、会員カード8を排出するための排出ボタン43及び各種の遊技情報を表示する液晶表示部44を備えている。この液晶表示部44には画面を覆うようにタッチパネル45が設けられており、遊技者は、このタッチパネル45を操作することにより液晶表示部44に表示される情報の種類などを切り換えることが可能となっている。
図7は、遊技情報表示装置4の電気的構成を示す機能ブロック図である。制御部46は、CPU、制御プログラムなどを記憶したROM、ワーキングエリア用のRAM、信号を入出力するための入出力部(I/O)などを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、制御プログラムに従って液晶表示部44への各種情報の表示、タッチパネル45からの操作入力、状態表示ランプ41の点滅などを制御する。カードリーダ47は、カード挿入口42に対応して設置されており、カード挿入口42に挿入された会員カード8から会員番号などの会員情報を読取るために設けられている。送受信部48は、中継端末5に接続されており、中継端末5及びLAN6を介してスロットマシン2及び管理装置7との間で各種の情報の送受信を実行する。
上記した構成の遊技情報表示装置4は、中継端末5を介して、会員カード8が挿入された状態で対応するスロットマシン2から出力される各種の情報を収集して液晶表示部44に表示する。
管理装置7(本発明でいう遊技情報記憶手段、設定値特定手段、同一設定台特定手段)は、図示しないCPU、ROM、RAMなどからなるコンピュータで構成されており、例えばROMに記憶されている制御プログラムに従って作動する。管理装置7は、各スロットマシン2から送信される各種の信号(設定値信号、投入信号、払出信号、入賞役信号、ゲーム信号、ボーナス信号)、及び貸出装置3から送信される信号(払出したメダル数)などの稼動信号を収集し、スロットマシン2の遊技情報を台番毎に集計して記憶している。
管理装置7は、稼動信号に基づいて、図8に示すように、以下の情報を台データとして互いに関連付けて記憶している。
台番:スロットマシン2の台番
機種コード:スロットマシン2の機種(種類)
設定値:現在の設定値
投入数:投入されたメダル枚数(遊技者が使用したメダル枚数)
払出数:払出されたメダル枚数(遊技者が獲得したメダル枚数)
ゲーム数:非ボーナス状態において実行された総ゲーム数
BIG回数:ビッグボーナス(BIG)の入賞回数
REG回数:レギュラーボーナス(REG)の入賞回数
小役1回数:15枚役の入賞回数
小役2回数: 7枚役の入賞回数
小役3回数: 2枚役の入賞回数
会員番号:現在の遊技者の会員番号
送信F:送信フラグ(詳細は後述する)
また、管理装置7は、稼動信号に基づいて、図9に示すように、遊技情報表示装置4が読み取った会員カード8の会員番号に基づいて、以下の情報を会員データとして会員毎のデータを収集し記憶している。
会員番号:遊技者の会員番号
台番号:遊技者が現在遊技しているスロットマシン2の台番
ゲーム数:遊技者が非ボーナス状態において遊技した総ゲーム数
次に、上記構成の遊技情報表示システム1の作用について説明する。
遊技情報表示装置4は、本発明に関連して、会員認証処理及びデータ更新処理を実行し管理装置7は、会員データ記憶処理及び台データ記憶処理を実行している。
遊技情報表示装置4は、会員カード8が挿入されていない場合には、図11に示すように液晶表示部44に会員カード8の挿入を促すメッセージM1を常時スクロール表示して遊技者に会員カード8の挿入を促している。
さて、会員カード8は例えば遊技情報の表示を許可するためなどにも使用されるため、多くの遊技者は会員カード8を所持しており、ゲーム開始時に会員カード8を遊技情報表示装置4に挿入する。
図14は、遊技情報表示装置4による会員認証処理を示すフローチャートである。遊技情報表示装置4は、図14に示す会員認証処理において、会員カード8が挿入されたかを判定しており(A1)、遊技者により会員カード8が挿入されると(A1:YES)、会員カード8から会員IDを読み出して照合し(A2)、自店の会員であるかを判定する(A3)。自店の会員でない場合には(A3:NO)、会員カード8を排出して(A6)、リターンする。自店の会員である場合には(A3:YES)、遊技情報を表示する遊技情報画面に切り替えて(A4)、中継端末5を介して管理装置7へ会員IDを送信して(A5)、リターンする。
図16は、管理装置7による会員データ記憶処理を示すフローチャートである。管理装置7は、会員IDを受信すると(C1:YES)、図8に示す台データに会員番号を記憶するとともに(C2)、図9に示す会員データに台番号を記憶して(C3)、リターンする。
遊技者がスロットマシン2で遊技を開始すると、スロットマシン2側から各種の稼動信号が出力される。
図17は、管理装置7による台データ記憶処理を示すフローチャートである。管理装置7は、稼動信号を受信したかを判断しており(D1)、稼動信号を受信したときは(D1:YES)、該当する台データを更新し(D3)、台データの送信フラグがオンであるか(送信Fが1であるか)を判定する(D3)。この送信フラグは、遊技者が遊技している遊技台と同一設定値である他の遊技台の遊技情報を送信するか否かを判断するためのフラグであり、その遊技者が当日において遊技したゲーム数が1000以上の場合にオンされる。尚、ゲーム数が1000ゲーム未満ではオフされている。
管理装置7は、ゲーム開始直後においては送信フラグがオフ(送信Fが0)であるので(D3:NO)、会員番号があるかを判定し(D4)、会員番号を記憶していることから(D4:YES)、ゲーム数が1000であるかを判定する(D5)。ゲーム数が1000未満であることから(D6:NO)、リターンする。
遊技者によるゲームの実行回数が増加し、ゲーム数が1000となった場合には(D6:YES)、送信フラグをオン(送信Fを1に設定)し(D7)、同一台設定データを新規に作成する(D8)。
図10は、同一設定台データの一例を示す図である。同一設定台データは、遊技場内に設置されている複数のスロットマシン2のうち、当日におけるゲーム数が1000となった遊技者が遊技しているスロットマシン2と同一の設定値のスロットマシン2の遊技情報をまとめたものである。図10の例では、上記遊技者が遊技しているスロットマシン2の台番が「0001」、そのスロットマシン2の遊技者の会員番号が「0135」、「0001」のスロットマシン2と同一の設定値のスロットマシン2の台番号が「0002」及び「0003」であることを示している。尚、本実施形態では、遊技場内に同一設定値のスロットマシン2が多数ある場合には、台番が小さいものから最大2台までの遊技情報を同一設定台データとして記憶するように構成されている。また、同一設定台が1台の場合は1台分、同一設定台が存在しない場合は存在しないことを示す情報が同一設定台データとして記憶される。
管理装置7は、遊技者が既に1000ゲーム以上を遊技している場合、つまり図17に示す台データ記憶処理において送信フラグがオンの状態で稼動信号を受信した場合には(D1:YES、D3:YES)、該当する同一設定台データを更新する(D10)。
管理装置7は、ステップD8において同一設定台データを作成した後、或いはステップD10において同一設定台データを更新した後、送信先台番へ同一設定台データを送信して(D9)、リターンする。
図12は、遊技情報表示装置4の液晶表示部44に表示される同一設定台データ表示画面の一例を示している。液晶表示部44には、「同一設定台のデータ」のメッセージM2により同一設定台データを表示中であることが示されるとともに、遊技情報メッセージM3により、同一設定値の他台の遊技情報が遊技者に報知される。また、画面の最下部には、遊技情報の合算データM4が表示される。これにより、遊技者は、自台を含む3台分の遊技情報に基づいて、自台の設定値の推測を行うことが可能となる。尚、同一設定台がない場合には、液晶表示部44には自台のデータのみが表示される。図12の例では、123番台が自台、117番台及び125番台が自台と設定値が同じである同一設定台であり、それぞれの台について、G数(非ボーナス時のゲーム数)、BIG(BIGボーナスの入賞回数)及びBIGボーナスの入賞確率(BIG/G数)、REG(REGボーナスの入賞回数)及びREGボーナスの入賞確率(REG/G数)、15枚(15枚役の入賞回数)及び15枚役の入賞確率(15枚/G数)が表示されるとともに、3台分のデータの合算データM4が表示されている。
ところで、遊技者がゲームを進めていくと、上記した同一設定台データは、自台の情報も含めて随時変化していく。
図15は、遊技情報表示装置4によるデータ更新処理を示すフローチャートである。遊技情報表示装置4は、自台のデータを受信したか(B1)、同一設定台データを受信したか(B4)及び設定台告知指令を受信したか(B6)を判定しており、中継端末5から自台のデータ(稼動信号)を受信した場合には(B1:YES)、データ表示画面における自台のデータ表示を更新するとともに(B2)、合算データM4も更新する(B3)。また、管理装置7から送信された同一設定台データを受信した場合には(D4:YES)、同一設定台のデータ(表示画面)を更新して(D5)、リターンする。
以上のようにして、遊技者は、自台及び他台の遊技情報に基づいて設定値の推測の精度を高めることができる。
さて、上述のように、自台及び他台の遊技情報に基づいて設定値の推測が可能となるものの、遊技者は自身が推測した設定値が正しかったかどうかを知りたいという欲求がある。そこで、本実施形態では、閉店時間が近づいたときに自台の設定値を遊技者に告知することにより、推測が正しかったか否かを遊技者が確認することが可能になっている。
管理装置7は、閉店の10分前となると設定告知信号を遊技情報表示装置4へ送信する。
遊技情報表示装置4は、設定告知指令を受信すると(B6:YES)、設定告知画面を表示する(B7)。尚、遊技情報表示装置4にタイマ機能を備えている場合には、遊技情報表示装置4自身が設定告知信号を生成してもよい。
図13は、自台の設定値を報知する設定告知画面の一例を示す図である。遊技情報表示装置4の液晶表示部44には、「この台の設定値は、5です」というメッセージM5がポップアップ表示されることにより、自台の設定値が告知される。これにより、遊技者は、自身の推測が実際の設定値と合っているか否かを確認することができる。尚、遊技者は、遊技を終了するとき会員カード8を取り出す。このとき、会員カード8を排出した信号(遊技終了信号)が中継端末5を介して管理装置7に送信される。管理装置7は、遊技終了信号を受信すると(C4:YES)、台データの会員番号を削除し(C5)、送信フラグをオフし(C6)、会員データのゲーム数をゼロにリセットして(C7)、リターンする。これにより、遊技が終了した台に対して無駄なデータの送信が行われることが防止される。
以上に説明したように、本実施形態の遊技情報表示システム1によれば次のような効果を奏する。
遊技情報表示装置4は、当日において遊技者が実行したゲーム数が1000となったときは、自台と同一の設定値が設定されている他のスロットマシン2の遊技情報を含めて表示するので、遊技者は、自台のデータ(遊技情報)と、自台と同じ設定値が使用されている他台(同一設定台)のデータも加味した上で設定値を推測することが可能となり、設定値推測の精度を高めることができる。
自台のデータと同一設定台のデータとを一緒に視認可能となるので、設定値の推測を容易に行うことができる。また、自台のデータを含んだ状態でデータ表示されるので、設定値推測に対する動機付けを高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
閉店10分前に設定告知を行うようにしたが、設定告知を行う条件は適宜設定することが可能である。例えば、ゲーム数が所定数を越えたとき、ボーナス回数が所定数を越えたとき、メダルの投入枚数が所定数を越えたき等の条件を例示することができる。或いは、設定告知をしなくてもよい。
同一設定台のデータを遊技者に提供する条件はどのような条件(無条件も含む)でもよい。例えばボーナス回数が所定数を越えたとき、メダルの投入枚数が所定数を越えたとき等の条件を設定することができる。
同一設定台のデータを2台分に制限したが、何台分でもよい。
遊技情報表示装置4は会員カード8の挿入を条件として遊技情報を可能としたが、会員カード8の有無に関わらず表示可能としてもよい。
同一設定台のデータを管理装置7から受信して表示するようにしたが、同一設定台の遊技情報表示装置4から直接的に受信するようにしてもよい。
遊技情報表示装置4を遊技台と分離して設けるようにしたが、遊技情報表示装置4を遊技台の一部として一体的に設けるようにしてもよい。
設定手段を有するパチンコ遊技機に適用してもよい。
各遊技台に遊技情報表示装置4を設けるようにしたが、遊技情報表示装置4は遊技場内の適宜場所に設置することが可能である。
15枚役の内部当選確率が設定値毎に異なるスロットマシンを対象としたが、2つ以上の小役の内部当選確率が設定値毎に異なるスロットマシンであっても本発明の対象とすることができる。また、設定値は少なくとも2段階以上あれば何段階でもよい。
図面中、1は遊技情報表示システム、2はスロットマシン(遊技台)、4は遊技情報表示装置(遊技情報表示手段、同一設定台報知手段)、7は管理装置(遊技情報記憶手段、設定値特定手段、同一設定台特定手段)を示す。

Claims (2)

  1. 複数段階の抽選確率に対応する複数段階の設定値の中から何れか1つの設定値を選択して使用することにより抽選確率を段階的に設定することが可能な遊技台が複数設置された遊技場に設けられ、当該複数の遊技台の遊技情報を表示する遊技情報表示システムにおいて、
    前記複数の遊技台の遊技情報を収集して記憶する遊技情報記憶手段と、
    前記遊技情報記憶手段が記憶している遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段と、
    各遊技台で使用されている設定値を特定する設定値特定手段と、
    前記複数の遊技台のうち特定の遊技台の設定値と同一の設定値が使用されている他の遊技台を、同一設定台として特定する同一設定台特定手段と、
    前記同一設定台特定手段により特定された同一設定台を遊技者に報知する同一設定台報知手段と、
    を備え
    前記遊技情報表示手段が遊技台毎に1対1で対応して設けられ、
    前記同一設定台特定手段は、前記遊技情報表示手段が1対1で対応している遊技台を前記特定の遊技台とし、前記遊技情報表示手段が対応していない他の遊技台の中で前記特定の遊技台と同一の設定値が使用されている台を同一設定台として特定することを特徴とする遊技情報表示システム。
  2. 前記遊技情報表示手段は、前記遊技情報記憶手段が記憶している遊技情報の中から前記特定の遊技台の遊技情報と、前記同一設定台の遊技情報とを一緒に表示することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示システム。
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