JP5284252B2 - 耐割れ性に優れたNi−Cr−Fe合金系溶接金属 - Google Patents
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Cは、耐割れ性向上に寄与する析出物(主に炭化物)の生成に有用な元素である。詳細にはCは、Ti、Nb、Crなどの炭化物形成元素と反応し、炭化物として溶接金属中に生成されるが、この炭化物がないと粒界すべりが起こり易くなり、割れが発生する。このような作用を有効に発揮させるため、C量を0.010%以上とする。ただし、C量が過剰になると、炭化物の粗大化を招き、特に粗大なCr炭化物が生成して高温割れが発生し、また粒界におけるCr量の欠乏により応力腐食割れも発生するため、その上限を0.05%とする。
Siは脱酸元素であり、靱性向上に寄与する。このような作用を有効に発揮させるため、Si量を0.05%とする。ただし、Si量が過剰になると、Siが偏析して割れが発生するほか、スラグの発生が増加するため、その上限を0.5%とする。
Mnは、Siと同様に脱酸元素として作用し、靭性向上に寄与する。このような作用を有効に発揮させるため、Mn量を0.20%とする。ただし、Mn量が過剰になると、スラグの発生が増加するため、その上限を1.0%とする。
Crは耐食性改善元素であり、応力腐食割れ防止にも寄与する元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Cr量を17%とする。ただし、Cr量が過剰になると、粒界に粗大なCr炭化物が発生し、割れが促進されるため、その上限を35%とする。
TiおよびNbは、粒界上でTiC(おおむね、0.010%以上のTi量で析出)やNbCなどの微細な析出物を生成し、粒界を波状化して粒界すべりを抑制し、耐割れ性向上に寄与する元素である。また、凝固段階でNと結合してTiNやNbNなどの窒化物を生成し、溶接金属の凝固組織を微細化するため溶接金属の結晶粒が微細化され、結果的に耐割れ特性が向上する。このような作用を有効に発揮させるため、Ti量を0.010%以上、Nb量を0.01%以上とする。なお、これらの元素は単独で添加しても良いし、併用しても良い。TiとNbを併用するとき、厳密には、一方の量によって他方の量を決定することが好ましい。例えばTi量が約0.1%以上の場合は、Nb量は少なくとも0.01%以上に制御することが好ましい。
N量は過剰になると溶接金属中にブローホールの発生、靭性低下が起こるため、その上限を0.0600%とする。0.0600%以下のN量では割れ性やその他の特性にほとんど影響しないため、N量の下限は特に限定しないが、Nは、凝固段階でTiと結合してTiNを生成し、溶接金属の凝固組織を微細化するため溶接金属の結晶粒が微細化し、溶接金属の耐割れ特性向上に寄与する元素である。このような作用を有効に発揮させるため、好ましくはN量を0.005%以上とする。
Oは、酸化物として存在し、強度向上などに寄与するが、添加量が多いと粗大な酸化物が生成してスラグ巻き込みやスラグ発生などが起こる。このような観点から、O量の上限を0.020%とする。
Cuは強度、耐食性、冷間加工性の向上に有効な元素であるが、0.300%を超えて添加すると、強度過剰により割れが発生する。このため、Cu量の上限を0.300%と規定する。
Alは、酸化物として存在し、スラグ発生量の増加を促すことから、その上限を1.00%とする。
Feは、強度向上に有用な元素であり、その下限を7%とする。但し、過剰に添加すると、靱性の低下を招くため、その上限を11%とする。
Pは粒界偏析し易い元素であり、割れを促進するため、その上限を0.010%とする。
Sは粒界偏析し易い元素であり、割れを促進するため、その上限を0.010%とする。
Ta、MoおよびVは、溶接金属の高強度化に寄与する元素であり、これらの元素を単独または併用して用いることができる。各元素を含有する場合の好ましい含有量は以下のとおりである。
Taは溶接金属中に固溶し、強度を増加させる。また、炭化物としても安定な元素であり、TiやNbと同様に粒界に微細な炭化物が生成し、高温割れが抑制される。ただし、Taを過剰に添加すると、強度過剰により割れが発生するため、その上限を1.00%とすることが好ましい。
Moは溶接金属の高強度化に用いられる元素であるが、0.30%を超えて含有すると強度過剰により割れが発生する。このため、Moの好ましい上限は0.30%以下とする。
Vは溶接金属の高強度化に用いられる元素であるが、0.30%を超えて含有すると強度過剰により割れが発生する。このため、Vの好ましい上限は0.30%以下とする。
Mg、Zr、およびBは、高温延性向上により加工性の改善に寄与する元素であり、これらの元素を単独または併用して用いることができる。各元素を含有する場合の好ましい含有量は以下のとおりである。
Mgは、Zrと同様に脱酸元素としても作用し、0.020%を超えて添加するとスラグの発生が顕著となる。このため、その好ましい上限を0.020%以下とする。
Zrは、上記作用のほか脱酸元素としても作用し、0.090%を超えて添加するとスラグの発生が顕著となる。このため、その好ましい上限を0.090%とする。
Bを、0.0080%を超えて添加すると高温割れを発生させるため、その好ましい上限を0.0080%以下とする。
C:0.010〜0.05%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.20〜1.0%、Cr:17〜35%、Ti:0.010〜0.80%および/またはNb:0.01〜1.00%、Fe:7〜11%、N:0.0600%以下、O:0.020%以下、Cu:0.300%以下、Al:1.00%以下、P:0.010%以下(0%を含まない)、S:0.010%以下(0%を含まない)、残部:Niおよび不可避的不純物。
更に、Ta、Mo、およびVよりなる群から選択される少なくとも一種の元素を含有し、且つ、Ta:1.00%以下、Mo:0.30%以下、V:0.30%以下であるか;または、
更に、Mg、Zr、およびBよりなる群から選択される少なくとも一種の元素を含有し、且つ、Mg:0.020%以下、Zr:0.090%以下、およびB:0.0080%以下である。
シールドガス:Ar
電流:150〜300A
電圧:10〜14V
溶接速度:5〜15cm/min
パス間温度:150℃以下
本実施例では、表1に記載の母材と、表2に記載のソリッドワイヤ(φ1.2mm)を用い、以下に記載の条件で自動TIG溶接を行った。
電流−電圧:200A−11V
溶接速度:6cm/min
運棒:ウィービング
溶加量:9g/min
パス間温度:100〜150℃
JIS Z−3122の記載に基づいて曲げ試験用ジグを作製し、JIS Z−3011の項目6203に基づいて5層肉盛(10パス/層)の溝埋込みで側曲げ割れ試験を行い、割れ数を測定した。本実施例では、以下の基準で耐割れ性を評価し、◎または○を合格(耐割れ性に優れる)とした。
◎ :割れ数0
○ :ほとんど割れないが、ごく稀に微小な割れが発生する。
△ :数十個の割れが起こる。
× :割れ数100個以上。
溶接直後の試料をデジタルカメラで撮影し、ビードに被覆しているスラグの面積を、画像解析ソフト(Image−Pro Plus)を用いて算出し、ビード上のスラグ被覆率を求めた。被覆率が10%以下のときを○、10%超のときを×と判定した。
耐割れ性の評価に用いた溝埋め込み試験片の溶接金属断面を光学顕微鏡で観察し、ブローホールの有無を確認した。
Claims (4)
- C:0.010〜0.05%(%は質量%の意味。以下、同じ)、
Si:0.05〜0.5%、
Mn:0.20〜1.0%、
Cr:17〜35%、
Ti:0.010〜0.80%および/またはNb:0.01〜1.00%、
Fe:7〜11%、
N:0.0600%以下、
O:0.020%以下、
Cu:0.005%以上0.300%以下、
Al:1.00%以下、
P:0.010%以下(0%を含まない)、
S:0.010%以下(0%を含まない)、
残部:Niおよび不可避的不純物
であり、
粒界上または粒界からの距離が0.5μm以内の範囲に存在する析出物を観察したとき、平均粒子径は150nm以下であり、平均個数密度は5.0個/μm2以上を満足する
ことを特徴とする耐割れ性に優れたNi−Cr−Fe合金系溶接金属。 - Ti:0.10%以上およびN:0.0050%以上であり、且つ、
Tiの含有量(%)およびNの含有量(%)をそれぞれ、[Ti]および[N]としたとき、[Ti]×[N]≧0.0020を満足するものである請求項1に記載のNi−Cr−Fe合金系溶接金属。 - 更に、Ta、Mo、およびVよりなる群から選択される少なくとも一種の元素を含有し、且つ、Ta:1.00%以下、Mo:0.30%以下、V:0.30%以下である請求項1または2に記載のNi−Cr−Fe合金系溶接金属。
- 更に、Mg、Zr、およびBよりなる群から選択される少なくとも一種の元素を含有し、且つ、Mg:0.020%以下、Zr:0.090%以下、およびB:0.0080%以下である請求項1〜3のいずれかに記載のNi−Cr−Fe合金系溶接金属。
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