JP5284017B2 - 情報記録再生装置及びその表示方法 - Google Patents
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Description
図1はデジタル放送をHDD(ハードディスクドライブ)に記録再生する装置のブロック構成図である。
デジタルチューナ101にて受信したデジタル放送信号は、パーシャル化処理部102にて選択されたサービスのみが多重化されたパーシャルTS(トランスポートストリーム)形式に変換され、ストリーム処理部103にてコピー禁止情報に基づくローカル暗号処理を施された上で、HDD104に記録される。HDDに記録されたコンテンツは、デコード処理部105にて暗号の複合化及びデコード処理が行われ、映像・音声信号として外部の映像表示装置109に出力される。また、HDDと電気的に接続され、デコード処理部105と並行して後述する受信ビットレート等を画面表示させるGUI処理部108がある。このGUI処理部108から画面表示させる情報が外部の映像表示装置109に出力される。
DTCP−IPでは、伝送したいパーシャルTS形式のストリームを保護するため、PCP(Protected Contents Packet)と呼ばれる構造で伝送する。PCP構造では、PCPヘッダと呼ばれる領域にE−EMIと呼ばれる暗号モードを示す値や、exchange key labelやNcという暗号鍵に関する情報が記載される。また、このPCPヘッダに含むデータのサイズをData Lengthとして記載している。このPCPヘッダに続き、暗号化すべきパーシャルTSストリームを暗号化した上でデータとして送信する。DTCP−IP復号部107ではPCPヘッダを受信することでデータ部の暗号鍵を入手し、復号処理を行う。よって、本発明におけるDTCP−IP復号部107では、PCPヘッダの受信間隔及びPCPヘッダに記載されたData Lengthの値を用いて、受信ビットレートを測定する。
DTCP−IP復号部107では、まず入力ストリームからPCPヘッダを抽出しストリーム解析する(ステップST1)。解析後、PCPヘッダであった場合は(ステップST3のY)、このヘッダを受信した時刻と、PCPヘッダに記載されているData Lengthの値を記録する(ステップST7)。前回記録された受信時刻がある場合、Data Lengthの値とPCPヘッダの受信時刻差から転送ビットレートを算出する(ステップST9)。また、PCPヘッダから得られた情報から暗号鍵を求め、ストリーム処理部103にて復号、及びローカル暗号化を行って記録する(ステップST11)。
上述したように、Live放送をネットワークに再配信するセットトップボックスからの信号を記録する場合、ネットワーク転送ビットレートが遅いことによって破綻するのはセットトップボックス側である。つまり、ネットワーク経由でデータを引き取ってもらえないため、セットトップボックス内バッファメモリがオーバーフローし、セットトップボックス側から接続が遮断されることになる。受信機である記録再生装置側では、オーバーフローで接続が遮断されたのか、セットトップボックス側でユーザ操作で接続を止められたため遮断されたのかの区別は付かない。
Claims (8)
- デジタル放送を受信する放送信号受信装置からローカルネットワークを介して前記デジタル放送を受信し、その放送信号を記憶媒体に記録する情報記録再生装置において、
リアルタイムで放送中のデジタル放送信号を前記ローカルネットワークから受信し、前記デジタル放送信号をリアルタイムで記録している間、一定の期間毎にデータの受信ビットレートを測定する復号手段と、
前記ローカルネットワークからの前記デジタル放送信号の記録処理が失敗した場合に、前記復号手段によって測定された前記受信ビットレートの中で低速である値を表示させるとともに、その表示をユーザ操作によって消去されるまで表示し続ける表示手段と
を具備することを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記復号手段は、前記ローカルネットワークからの前記デジタル放送信号を記録する際、受信した前記放送信号のヘッダ情報を元に前記受信ビットレートを算出することを特徴とする請求項1記載に記載の情報記録再生装置。
- 前記デジタル放送の録画の予約操作を受け付ける手段と、
前記予約操作に対応して、前記デジタル放送信号の記録処理を行なう記録処理手段と、
を更に備え、
前記表示手段は、前記予約操作に対応して行われた前記デジタル放送信号の記録処理が失敗した場合に、前記復号手段によって測定された前記受信ビットレートの中で低速である値を表示させるとともに、その表示をユーザ操作によって消去されるまで表示し続けること
を特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。 - 前記デジタル放送信号の記録処理中の受信ビットレートを前記記録されたデジタル放送信号に対応づけて保持する手段を更に備え、
前記表示手段が、前記保持された受信ビットレートを表示すること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報記録再生装置。
- デジタル放送を受信する放送信号受信装置からローカルネットワークを介して前記デジタル放送を受信し、その放送信号を記憶媒体に記録する情報記録再生装置の表示方法において、
リアルタイムで放送中のデジタル放送信号を前記ローカルネットワークから受信し、前記デジタル放送信号をリアルタイムで記録している間、一定の期間毎にデータの受信ビットレートを測定し、
前記ローカルネットワークからの前記デジタル放送信号の記録処理が失敗した場合に、測定された前記受信ビットレートの中で低速である値を表示させるとともに、その表示をユーザ操作によって消去されるまで表示し続けること
を特徴とする情報記録再生装置の表示方法。 - 前記ネットワークからの前記放送信号を記録する際、受信した前記放送信号のヘッダ情報を元に前記受信ビットレートを算出することを特徴とする請求項5に記載の情報記録再生装置の表示方法。
- デジタル放送の録画の予約操作を受け付け、
前記予約操作に対応して、前記デジタル放送信号の記録処理を行ない、
前記予約操作に対応して行われた前記デジタル放送信号の記録処理が失敗した場合に、前記測定された前記受信ビットレートの中で低速である値を表示させるとともに、その表示をユーザ操作によって消去されるまで表示し続けること
を特徴とする請求項5または6に記載の情報記録再生装置の表示方法。 - 前記デジタル放送信号の記録処理中の受信ビットレートを前記記録されたデジタル放送信号に対応づけて保持し、
前記表示手段が、前記保持された受信ビットレートを表示すること
を特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の情報記録再生装置の表示方法。
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