JP2007306354A - 受信装置 - Google Patents

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卓 松田
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Abstract

【課題】ネットワークを介して映像パケットを受信する受信端末において、通信帯域の変化が発生し、映像が乱れたとき、その原因がネットワークにあるのか、ネットワーク以外の受信端末のほかの部分にあるのかを判断することは困難であった。
【解決手段】ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段101と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段102と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットから視聴選択されたストリームのパケットを抽出し出力するパケット処理手段103と、前記パケット処理手段の出力するパケットの受信レートを測定して保存する伝送能力測定手段104と、前記伝送能力測定手段において測定した受信レートを表示する情報表示手段106を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LANまたは有線LANからなるネットワークを用いてAVストリームを送受信する伝送機能を備える送受信システムにおいて、受信装置を設置するときの伝送性能の検出、送受信装置の追加や除去による伝送能力の変化や視聴時の伝送能力の変化を把握して伝送性能を検出し、表示する受信装置に関するものである。
近年、インターネット網の広帯域化に伴い、インターネット網を経由して通信されるデータとして、文字データや画像データのみならず、音声と動画像からなる映像ストリーム(以下AVストリームと記載する)がやりとりされるようになってきている。
AVストリームを用いたサービスの一例として、映像配信サーバ装置から送出されるAVストリームがインターネット網を介して多数の受信端末に同時配信されるインターネット放送がある。インターネット網は、複数のルータなどのネットワーク装置から構成されており、映像配信サーバ装置から受信端末に至る経路で、AVストリームを構成するデータパケットが欠落したり、ネットワークが混雑することなどにより、AVストリーム伝送に必要な伝送帯域を満足できず、受信端末において表示される映像が乱れたりすることが考えられる。
また、インターネット放送やテレビジョン放送などの放送番組を受信・表示するテレビなどの受信装置と、放送番組をAVストリームのデータとして記録・蓄積するDVDレコーダやHDDレコーダなどの記録・蓄積装置など、各種のAV装置で構成するAVシステムの設置や利用が家庭内においても増えてきている。
また、有線LAN(有線ケーブルを利用するイーサネット(登録商標)ネットワークなど)や無線LAN(IEEE802.11規格を利用した無線ネットワークなど)の技術開発・商品化が進み、ホームネットワークにパソコンやAVシステム構成装置を接続してネットワーク化することが普及し始めている。
このようなAVシステムとして利用できるように、無線LANのアクセスポイントも含めて、テレビや記録・蓄積装置などで構成されるAV装置のホームネットワークシステムの開発が行われている。
記録・蓄積装置に記録した放送番組のコンテンツはAV信号ケーブルで接続したモニタとなるテレビで視聴されるだけでなく、他の場所に設置されたテレビで視聴されるという機会もある。例えば、戸建の1階のリビングに設置された記録・蓄積装置に記録・蓄積された放送番組のコンテンツを2階の部屋で視聴されることなどが要望され、各装置は有線LANや無線LANを利用して接続され、ホームネットワークが構築される。
このような有線LANと無線LANとが混在した環境では、記録・蓄積装置と他の場所に設置された受信装置との間でのAVストリームの伝送品質、すなわち必要な伝送の帯域を確保できるかどうか、がわからず、ベストエフォートでの伝送となる。
さらに、無線LAN区間では、他の無線LANを用いる装置が同一周波数チャネルを利用した場合に、無線の干渉波などの影響により、AVストリームの伝送品質を確保することが必ずしも保証されない。
そこで、無線ネットワークの通信方式であるBluetoothにおいて、無線リンク状態を監視し、その状態情報を用いて上位のアプリケーションの実行を制御することを可能とする無線端末が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の受信性能表示装置では、映像配信サーバ装置からビットレートを変えたテストデータパケットを送出し、検出されたパケットロスに応じて適正なビットレートを判断し、当該ビットレートにより映像配信サーバ装置からAVストリームを伝送することで、受信端末における映像品質を保存しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図15は、特許文献2に記載された従来の受信性能表示装置の構成を表す。映像配信サーバ装置1500は、TVチューナー1501と、ビットレート変換手段1502と、受信端末通信手段1503と、パケット送信手段1504と、ネットワークインターフェース(ネットワークIF)1505から構成されている。この構成において、テレビジョン放送などをTVチューナー1501によりアナログデータとして受信し、アナログデータを映像ストリームに変換して、インターネット網1506を介して、受信端末1520に配信する。
受信端末1520は、ネットワークインターフェース(ネットワークIF)1527と、テレビのインターフェース(TV−IF)1521と、TV再生手段1522と、リモコン処理手段1523と、赤外線インターフェース(赤外線IF)1524と、ストリーム処理手段1525と、通信品質測定手段1526とから構成される。
ストリーム処理手段1525は、ネットワークIF1527を介して入力されたAVストリームデータを受信する。受信したAVストリームデータをTV再生手段1522及び通信品質測定手段1526に出力する。
TV再生手段1522は、ストリーム処理手段1525から出力されたデジタルデータをアナログデータに変換し、TV−IF1521を介して当該アナログデータをディスプレイに再生する。
通信品質測定手段1526は、AVストリームの通信品質を測定し、次のようにして最適な伝送品質を判断する。映像配信サーバ装置1500から通信帯域を増やしながら任意のテストデータパケットを送出して、受信したパケットの損失をチェックし、パケット損失が確認される直前の通信帯域を受信端末側の最終帯域として判断する。そして、映像配信サーバ装置1500に伝送品質を登録し、この伝送品質によりAVストリームの伝送を行う。
特開2001−103067号公報 特開2005−167514号公報
しかしながら、このような従来の構成では、有線LANや無線LANが混在するネットワークにおいて、有線LAN区間の伝送能力と無線LAN区間の伝送能力とが異なることがあり、また、接続される装置の増減や無線装置間の干渉などにより伝送能力への影響があるにもかかわらず、無線LAN区間を意識することなく固定的な伝送レートを前提としたAVストリームの伝送が行われている。
また、映像配信サーバ装置と受信装置との間で、通信帯域を任意に増やしながらテストデータパケットを送出して伝送レートを決定しているが、通信帯域の決定が初期設置時にのみなされたままであり、固定的な伝送レートが用いられている。
このため、有線LANや無線LANを含む経路の接続を把握するなどのネットワークの経路設定、ネットワーク機能、装置間のAVストリーム伝送能力、通信帯域の変化、さらにAVストリーム以外を伝送するアプリケーション(例えばブラウザやメール機能)が利用されることによる非映像パケットの転送など、ネットワークの構成や、システムを構成する装置間の伝送性能を、装置設置時ばかりでなくAVストリーム視聴時においても、ユーザが把握、認識することが困難であった。
従って、AVストリームの伝送能力、通信帯域の変化、及びネットワークの伝送経路の構成などの要因により、テレビに映像が映らない、あるいは乱れるなどの障害が発生した場合、その障害の要因がネットワークにあるのか、またはそれ以外にあるのかを判断することができず、その判断のための基にできる受信レートを知ることができないという課題を有した。
さらには、ユーザが視聴しているときに、映像に障害が発生することは、ユーザへ不快感を与えることになるという課題を有した。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、AVストリームの受信機能を備える送信装置と受信装置をネットワークに接続する構成において、視聴選択されたストリームのパケットの伝送能力を測定し、ユーザに提示できる受信装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、AVストリームの受信機能を備える送信装置と受信装置をネットワークに接続する構成において、リアルタイムに必要とする映像パケットと、必ずしもリアルタイムが求められない非映像パケットとを区別して、AVストリームの伝送能力を測定し、ユーザ提示できる受信装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の受信装置は、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットから視聴選択されたストリームのパケットを抽出し出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段の出力するパケットの受信レートを測定する伝送能力測定手段と、前記受信レートを表示する情報表示手段を備えたものである。
また、本発明の受信装置は、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットにおいて映像パケットと非映像パケットの判定を行い映像パケットと非映像パケットとを区別して出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段が出力する映像パケットの受信レートを測定する映像パケット伝送能力測定手段と、前記パケット処理手段が出力する非映像パケットの受信レートを測定する非映像パケット伝送能力測定手段と、少なくとも前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートのうちの一つを表示する情報表示手段を備えたものである。
本発明の受信装置によれば、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットから視聴選択されたストリームのパケットを抽出し出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段の出力するパケットの受信レートを測定する伝送能力測定手段と、前記受信レートを表示する情報表示手段を備える構成にしたことにより、視聴選択されたAVストリームの受信レートを測定して、画面に表示するため、ユーザが受信レートを確認することができ、映像が映らない、乱れるなどの障害が発生した際にはその原因がネットワークにあるのかそれ以外にあるのかを知ることができるという効果が得られる。
また本発明によれば、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットにおいて映像パケットと非映像パケットの判定を行い映像パケットと非映像パケットとを区別して出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段が出力する映像パケットの受信レートを測定する映像パケット伝送能力測定手段と、前記パケット処理手段が出力する非映像パケットの受信レートを測定する非映像パケット伝送能力測定手段と、少なくとも前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートのうちの一つを表示する情報表示手段を備える構成にしたことにより、視聴にかかわる映像パケットの受信レートと、視聴に直接にはかかわることのない非映像パケットの受信レートを抽出して、少なくともいずれか一方を画面に表示するため、ユーザが実際に視聴する映像の受信レートを知ることができ、映像に障害が発生した際にはその原因がネットワークにあるのかそれ以外にあるのかを知ることができるという効果が得られる。
本発明においては、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットから視聴選択されたストリームのパケットを抽出し出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段の出力するパケットの受信レートを測定する伝送能力測定手段と、前記受信レートを表示する情報表示手段を備える構成を有する。
これにより、視聴選択されたAVストリームの受信レートを測定し、画面に表示するため、ユーザが受信レートを確認することができ、映像が映らない、乱れるなどの障害が発生した際にはその原因がネットワークにあるのかそれ以外にあるのかを知ることができるという効果を奏する。
また、ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットにおいて映像パケットと非映像パケットの判定を行い映像パケットと非映像パケットとを区別して出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段が出力する映像パケットの受信レートを測定する映像パケット伝送能力測定手段と、前記パケット処理手段が出力する非映像パケットの受信レートを測定する非映像パケット伝送能力測定手段と、少なくとも前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートのうちの一つを表示する情報表示手段を備える構成にしてもよい。
これにより、視聴選択されたAVストリームのうち視聴に直接かかわる映像パケットの受信レートと、視聴に直接にはかかわることのない非映像パケットの受信レートを区別して、少なくともいずれか一方を画面に表示するため、ユーザが視聴に直接かかわる映像の受信レートを知ることができ、映像に障害が発生した際にはその原因がネットワークにあるのかそれ以外にあるのかを知ることができるという効果を奏する。
また、前記パケット処理手段の出力する映像パケットを入力してデコード処理し映像を出力するデコーダ手段を備え、前記情報表示手段は前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートと前記デコーダ手段から出力された映像とを同時に表示するという構成にしてもよい。
これにより、視聴選択した映像と同時に受信レートを画面に表示するため、ユーザが映像を視聴しながら受信レートを確認することができるという効果を奏する。
また、受信レートを表示するか否かの指示を受け付ける制御入力手段を備え、前記情報表示手段は、前記制御入力手段において受信レートを表示する指示が受け付けられた場合に前記受信レートまたは前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートを表示するという構成にしてもよい。
これにより、ユーザが受信レートを表示する指示をした際に、画面に受信レートが表示されるため、装置の設置やネットワークの構成を変更したとき、映像が乱れたときなどに、ユーザの指示により受信レートを確認することができるという効果を奏する。
また、前記情報表示手段に表示される受信レートは、物理伝送速度に対する絶対値または相対値をグラフまたは数値で表示するという構成にしてもよい。
これにより、受信レートは、物理伝送速度に対する絶対値、相対値のグラフまたは数値で表示されるため、受信レートを視覚的に確認することができるという効果を奏する。
また、前記映像パケットの受信に必要な伝送レートを保存するコンテンツ情報保存手段を備え、前記映像パケット伝送能力測定手段は、前記映像パケットの受信レートが前記伝送レートを下回ったときに警告表示するという構成にしてもよい。
これにより、映像パケットの受信レートがコンテンツの受信に必要な伝送レートを下回ったときに警告表示するため、ネットワークの受信性能が低下したときに映像に障害が発生する可能性があることを、ユーザに通知することができるという効果を奏する。
また、前記コンテンツ情報保存手段は、前記コンテンツを送信する映像配信サーバ装置から前記コンテンツの情報と前記コンテンツの伝送レートを取得し、保存するという構成にしてもよい。
これにより、映像配信サーバ装置からコンテンツの情報と伝送レートを取得するため、ネットワークの性能が低下したときに映像に障害が発生する可能性があるか否かを、視聴するコンテンツに対応して、ユーザに通知することができるという効果を奏する。
また、前記コンテンツ情報保存手段は、前記映像パケットの受信レートと、前記伝送レートとを比較して前記コンテンツが伝送可能であるか否かを判定し、前記判定の結果を前記情報表示手段に表示するという構成にしてもよい。
これにより、コンテンツ保存手段が保存しているコンテンツに対して、コンテンツの伝送レートとネットワークの伝送能力とを比較して、コンテンツが伝送可能かどうかを判定して画面表示するため、ユーザがコンテンツの一覧の確認とともに、映像に障害が発生せずに視聴することができるか否かを知ることができるという効果を奏する。
また、前記ネットワークは少なくとも無線ネットワークであり、前記ネットワーク手段は無線リンク状況の状態を検出する無線リンク検出手段を備え、前記無線リンク検出手段が無線リンクの状況に変化があったものと検出した場合に、前記映像パケット伝送能力測定手段または前記非映像パケット伝送能力手段により受信レートの測定をし、前記コンテンツ情報保存手段は前記伝送レートと測定した前記受信レートとを比較して前記コンテンツが伝送可能であるか否かを判定するという構成にしてもよい。
これにより、無線ネットワークで構成されている際に、ネットワーク手段が無線リンク状況の状態を検出し、無線リンクの状況に変化があった場合に、受信レートの測定を行い、コンテンツが伝送可能であるか否かを判定して、その結果を表示するため、ネットワークの伝送状況に変化があった際にも、ユーザがコンテンツ視聴前に映像に障害を発生する恐れがあるコンテンツであるか否かを、無線リンクの状況に応じて認識することができるという効果を奏する。
また、非映像パケットの処理を停止させる指示を受け付け、非映像パケットの処理を停止させる指示を受け付けた場合には、前記非映像パケットの処理を停止させる制御入力手段を備えるという構成にしてもよい。
これにより、非映像パケットの処理を停止させる指示を受けた場合には、非映像パケットの処理を停止するため、AVストリーム伝送における映像に障害が発生した際に、視聴にあまり影響を与えない非映像データ転送を停止することができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における受信装置の構成図である。
図1に示すように、本実施の形態1における受信装置100と、AVストリームを配信する映像配信サーバ装置200は、ネットワーク300により接続されており、映像配信サーバ装置200から配信されたAVストリームのパケットを受信装置100は受信する。受信装置100は、その一例としてチューナーや、セットトップボックス、テレビなどがある。ネットワーク300は、その一例として有線LANや無線LANなどがある。
受信装置100は、ネットワーク300との通信制御を行うネットワーク手段101と、ネットワーク手段101を介してネットワーク300からパケットを受信するパケット受信手段102と、受信したパケットの処理を行うパケット処理手段103と、受信したパケットの受信レートを測定する伝送能力測定手段104と、受信したAVストリームを映像信号にデコードするデコーダ手段105と、受信レートと映像を表示する情報表示手段106とから構成されている。
パケット受信手段102は、視聴するAVストリームをユーザに選択させパケット受信手段102に対し通知する制御手段(図示せず)からの指示を受け、ネットワーク300から配信されたパケットからユーザが視聴を選択したAVストリームに関するパケットを抽出する。
伝送能力測定手段104は、一定の時間ごとに、あらかじめ設定された単位時間内に到着したパケットのデータ量(以下、受信レートと呼ぶ)を測定し、保存し、情報表示手段106に表示する。
情報表示手段106は、モニタなどの画面表示するものなどを用いることができ、ここでは画面に映像を表示するモニタとして、また受信レートの表示手段として機能する。
図2は、情報表示手段106における受信レートをネットワーク手段101における物理伝送速度に対する絶対値や相対値で表した例である。
図2(a)では、ネットワーク手段101における物理伝送速度に対して絶対値で表した例である。1000Mイーサネット(登録商標)(1000Base−T)の場合に、フルレンジを“1000Mbps”として測定した受信レートが320Mbpsであることを示す。100Mイーサネット(登録商標)(100Base−TX)の場合ならば、フルレンジを“100Mbps”として表示する。
図2(b)では、ネットワーク手段101における物理伝送速度に対して相対値で表した例である。1000Mイーサネット(登録商標)(1000Base−T)の場合に、フルレンジを“1000Mbps”として測定した受信レートが42%(420Mbps)であることを示す。100Mイーサネット(登録商標)(100Base−TX)のときならば100Mbpsを100%として表示する。
このようにすることで、実際に受信しているパケットの受信レートをユーザが容易に読み取ることができる。
情報表示手段106に表示されるAVストリームの映像に障害が発生したときには、同時に表示される受信レートをユーザが確認することができる。そして、この受信レートが、AVストリーム伝送に必要な単位時間あたりのパケット量である伝送レートを満たしていない場合には、この映像の乱れがネットワークに起因しているものとしてユーザは認識することができる。そうでない場合には、受信装置100に起因しているものとしてユーザは認識することができる。
映像に障害が発生した際に、その原因が何であるか判断する具体例を、図2(c)、(d)を用いながら説明する。
図2(c)では、AVストリームの受信に必要な伝送レートがあらかじめわかっており、その値が30Mbpsであるにもかかわらず、受信レートが20Mbpsであることを示している。図2(c)の棒グラフのうち黒塗りの棒グラフ部分731で示している箇所は受信レートを、斜線部分732で示している箇所は受信レートの不足分を示す。このとき、情報表示手段106に示す映像に障害が発生しているとき、ユーザは受信レートが不足しているため障害の原因がネットワークにあるものと判断できる。AVストリームの受信に必要な伝送レートの取得方法については、後に説明する。
図2(d)では、AVストリームの受信に必要な伝送レートが30Mbpsであるのに対して、受信レートが30Mbpsであることを示している。このとき、情報表示手段106に示す映像に障害が発生しているとき、ユーザは受信レートが不足しておらず障害の原因がネットワーク以外にあるものと判断することができる。
なお、情報表示手段106における受信レートの表示は数値のみでも、数値も含めてグラフィカルに表示しても構わない。画面に表示するグラフの種類は、棒グラフだけでなく、円グラフ、折れ線グラフなどユーザが容易に受信レートを判断できるものであれば、どのようなものでもよい。色により区別しても構わない。また、グラフの画面上の表示位置についても、部分的に表示する場合、上下左右、あるいは中央のいずれでもよい。さらに、全画面に表示してもよい。
以上のように構成することで、実際に受信したパケットの受信レートを伝送能力測定手段104で定期的に測定し、リアルタイムに情報表示手段106に表示することができるため、ユーザに受信レートを知らせることができる。また、映像と同時に受信レートを画面に表示することができる。
なお、伝送能力測定手段104による受信レートの観測間隔は定期的(一定の時間ごと)に限らず、非定期的に観測しても構わない。
また、ユーザによる受信レートの確認のみならず、受信レートと伝送レートを映像配信サーバ装置200へ通知することにより、映像配信サーバ装置200は、受信レート不足が発生したことを認識することができるので、視聴料金の低減などの情報として利用できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における受信装置の構成図である。
図3において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
本実施の形態2における受信装置400において、実施の形態1の構成とは次の点で異なる。パケット処理手段103は映像パケットと非映像パケットを区別して送信すること、パケットの区別に応じてそれぞれ処理をする映像パケット処理手段107と非映像パケット処理手段108が設けられていること、伝送能力測定手段104はパケットの区別に応じてそれぞれ測定する映像パケット伝送能力測定手段111と非映像パケット伝送能力測定手段110とに分かれていること、非映像パケットの処理を行うアプリ処理手段109が設けられていることが異なる。
パケット処理手段103は、映像パケットと非映像パケットの解析と判定を行い、各々のパケットを映像パケット処理手段107及び非映像パケット処理手段108に出力する。映像パケットか否かの判定は、ネットワーク手段101を介して受信した通信プロトコルの各伝送データのパケットヘッダを解析することにより行われる。パケットヘッダはMACヘッダ、IPヘッダ、UDPヘッダ、及び映像パケットを伝送するRTPヘッダからなり、RTPヘッダを解析することで、該当するパケットが映像パケットか否かを判定する。映像パケットと判定された場合には受信したパケット(これを映像パケットと呼ぶ)を映像パケット処理手段107に、映像パケットでないと判定された場合には受信したパケット(これを非映像パケットと呼ぶ)を非映像パケット処理手段108に出力する。
映像パケット処理手段107は、映像パケットからAVストリームを抽出し、デコーダ手段105に出力する。
非映像パケット処理手段108は、非映像パケットの送受信処理を行う。非映像パケットの一例として、後述するコンテンツの情報の取得などや、装置間の接続情報に関した、情報データ送受信に関するパケットがある。
デコーダ手段105は、AVストリームをデコード(伸張)処理して、情報表示手段106に表示する。
映像パケット伝送能力測定手段111は、映像パケット処理手段107により受信されたパケットの受信レートを測定し、情報表示手段106に表示する。
非映像パケット伝送能力測定手段110は、非映像パケット処理手段108により受信されたパケットの受信レートを測定し、情報表示手段106に表示する。
アプリ処理手段109は、非映像パケットの処理、すなわち、コンテンツのタイトルや出演者、映像の撮影時間、あらすじ、関連情報へのリンクなどコンテンツに関する文字や静止画などの情報を、書式を整えて画面に表示する処理を行う。このような機能を持つアプリの例としてブラウザなどがある。また、テキスト文字の入力や編集などを行うアプリ(電子メール機能アプリ等)でも構わない。
以上のように構成することで、実際に受信されたパケットの受信レートを、映像パケット、非映像パケットそれぞれに測定することができ、リアルタイムに情報表示手段106に表示することが可能となり、ユーザに対して視聴している映像と同時にそれぞれの受信レートを知らせることができる。
このとき、情報表示手段106に表示されるAVストリームの映像に障害が発生した際には、同時に情報表示手段106に表示される受信レートをユーザが確認することができる。そして、この受信レートが、AVストリーム伝送に必要な伝送レートを満たない場合には、この映像の障害がネットワークに起因しているものとしてユーザは認識することができる。そうでない場合には、受信装置に起因しているものとしてユーザは認識することができる。
また、ユーザによる受信レートの確認のみならず、受信レートと伝送レートを映像配信サーバ装置200へ通知することにより、映像配信サーバ装置200は、受信レート不足が発生したことを認識することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における受信装置の構成図である。
図4において、図1、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
本実施の形態3における受信装置500においては、実施の形態2の受信装置の構成と比べ、ユーザからの操作の指示を受け付ける制御入力手段120をさらに備えている点が異なる。制御入力手段120の例として、リモコン(図示せず)などからの制御情報を受信する赤外線IF121や制御ボタン122などがある。
この構成により、ユーザがテレビを購入してからネットワークの設定やアンテナの設定などを行う際に、リモコンや受信装置500に設けられた制御ボタン122などを操作することにより受信レートを画面に表示することができる。
赤外線IF121は、ユーザによるリモコンの操作によって生じる、受信レートを情報表示手段106に表示するか否かの制御信号を受け付ける。このリモコンのボタンには、受信レートを表示する機能が直接割り当てられていてもよく、また、リモコンを利用して画面などに表示されるメニューを操作することによって、受信レートの表示をする、しないの設定ができるものであっても構わない。
このようにすることで、ユーザがリモコンや受信装置500に設けられた制御ボタン122などの操作により、AVストリームの映像とともに受信レートを画面に表示することができ、テレビなどを設置したときの設置設定や、他の装置をネットワークに接続したときなどにより生じるネットワーク構成を変更したときにも、ユーザの要求により受信レートを表示することが可能となる。
なお、映像パケット伝送能力測定手段111、非映像パケット伝送能力測定手段110による受信レートの測定は常時行われていても構わないが、ユーザにより受信レートの表示をする旨の設定がなされた場合にのみ動作するようにしても構わない。そのようにすることで、省電力やそれに割り当てられた実行資源を節約できる。
また、情報表示手段106に受信レートを表示することの指示がユーザによりなされた際に、受信レートを表示するか否かの確認画面を表示しても構わない。図5には、情報表示手段106に、受信レートを表示するか否かの確認を促すための画面の一例を示す。
さらに、電源投入時など受信装置の動作が開始してからの所定の間のみ、受信レートの測定と受信レートの表示を行うようにしても構わない。この場合、受信するAVストリームはユーザにより指示されたものであっても構わず、受信レート測定時に受信できる任意のAVストリームを装置が選択しても構わない。このようにすることにより、電源投入時の受信レートをユーザが確認することができる。
なお、制御入力手段120は、ユーザによるリモコン操作を受信する赤外線IF121や制御ボタン122などに限らず、パソコンによる遠隔指示のように、ネットワークに接続されたほかの装置からのネットワーク経由による指示でも構わない。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における受信装置の構成図である。図7は、本発明の実施の形態4における受信装置の情報表示手段106に示される受信レートの表示例を示す図である。
図6において、図1、3、4と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
本実施の形態4における受信装置600において、本発明の実施の形態3と異なる点は、制御入力手段120が映像配信サーバ装置200にコンテンツのリストを問い合わせる旨のユーザの指示を受け付けられるように構成したこと、コンテンツ情報保存手段112とパケット送信手段113とを備えることである。
ユーザによるリモコンの操作を制御入力手段120における赤外線IF121により受信することにより、映像配信サーバ装置200からコンテンツのリストを取得する指示を受信装置600が受け付ける。
パケット送信手段113は、コンテンツの情報の取得などの送信装置と受信装置間で行う送受信コマンドのパケットの送信処理を行う。
コンテンツ情報保存手段112は、コンテンツのリストを取得する指示を受けた場合、映像配信サーバ装置200に対して保存しているコンテンツのリストを要求し、映像配信サーバ装置200から送られるコンテンツのリストを取得し、保存する。続いて、保存しているコンテンツのリストに基づいて、映像配信サーバ装置200にコンテンツの伝送レートの設定値を問い合わせ、送信される映像パケットの伝送レートの設定値を入手する。映像配信サーバ装置200に対するコンテンツのリストの問い合わせと、伝送レートの問い合わせは同時に行っても構わない。問い合わせのパケットはパケット送信手段113を通じて送信する。
続いて、制御入力手段120からのユーザによる指示に応じて、受信装置600は、コンテンツ情報保存手段112に保存しているコンテンツの一覧を情報表示手段106に表示する。続いて、ユーザによりコンテンツを選択させ、選択されたコンテンツの配信を映像配信サーバ装置200に対して要求し、コンテンツの映像パケットを受信する。
映像パケット伝送能力測定手段111は、実際に受信している映像パケットの受信レートを測定し、測定している受信レートとコンテンツ情報保存手段112に設定されている受信する映像パケットの伝送レートとを比較する。コンテンツ情報保存手段112に設定されている伝送レートの方が、実際に受信中の映像パケットの受信レートより高ければ、図7に示す受信レート表示画面701とともに「受信レートが下回っている」旨を意味するメッセージを情報表示手段106に表示する。このような場合は、ネットワーク300に十分な帯域が確保されておらず、映像に障害が発生する可能性がある。また、同時に、受信レートが下回っている旨を映像配信サーバ装置200に通知しても構わない。図7において、斜線部分733は受信レートが伝送レートよりも不足していることを示す。図7のような画面以外にも、同様のメッセージを点滅してユーザに伝えても構わない。
このようにすることで、映像の障害の原因が、ネットワークにあるのか、ネットワーク以外の受信装置600にあるのかをユーザが判断することが可能になる。すなわち、コンテンツ情報保存手段112に設定されている伝送レートの方が、実際に受信中の映像パケットの受信レートより高ければ、映像の障害の原因がネットワークにあるものと判断できる。伝送レートの方が受信レートよりも低ければ、映像の障害の原因が受信装置600側にあるものと判断できる。
なお、情報表示手段106に表示するメッセージと受信レート表示画面の表示位置は、画面上であれば、どこに表示してもよいものとする。ユーザに伝われば、どのような表示形態をとってもよいものとする。
本構成を用いることで、受信装置において、映像に障害が発生するか否かをネットワークの受信レートから判断することができる。
また、受信レートが十分であるか否かをあらかじめユーザが知ることができるため、ユーザに視聴料を要求するような番組を受信する場合に、受信レートが不足する番組の視聴について注意喚起することもでき、画質が十分でないと想定される番組を選択させないことができ、ユーザが支払う視聴料を抑制することができる。画質劣化があらかじめわかっていれば、それを視聴したことをサーバ側に通知する、あるいはユーザ側で装置などに保存するなどして、視聴料の減額を図ることができる。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5について、図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態5では、有線LAN、無線LANを通じて送信装置と受信装置が接続されており、送信装置に保存されたコンテンツを受信装置で視聴することができるように構成している。図8は、その一例を示す。
まず、送信装置と受信装置の接続形態について説明する。
受信装置1001と送信装置1002とは、イーサネット(登録商標)コンバータ(EC)手段1007、アクセスポイント(AP)手段1005、アクセスポイント(AP)手段1006からなるネットワークを通じて接続されている。AP手段1005とAP手段1006は、有線LANで接続されている。
受信装置1001は、ユーザによる操作の指示に従い、前記ネットワークを通じて送信装置1002にコンテンツのリストを要求する。そして、取得したリストを表示手段1003に表示する。続いて、ユーザの指示によりリストの中から選択した番組のコンテンツを送信装置1002に送信するように要求し、そのコンテンツのAVストリームを受信する。受信装置1001は、例えばDVDレコーダや、HDDレコーダ、セットトップボックス、テレビなどである。
送信装置1002は、放送番組を記録して保存するものであり、ネットワークを介して接続される受信装置1001の要求に従い、保存されているコンテンツに関する情報を応答する。送信装置1002は、例えばDVDレコーダや、HDDレコーダなどの記録再生装置である。
表示手段1003と受信装置1001とはAV(音声及び映像)信号ケーブルで接続されている。また、表示手段1004と送信装置1002とはAV信号ケーブルで接続されている。表示手段1003と表示手段1004は、AVストリームの再生映像や番組のコンテンツのリストなどを表示する。受信装置1001と表示手段1003を一体として、テレビのような一つの装置として構成しても構わない。
EC手段1007は、送信装置1002を無線LANに接続するものである。
AP手段1005、AP手段1006は、受信装置1001と送信装置1002とを、無線LANを通じて有線LANで結ぶためのアクセスポイントである。AP手段1005、AP手段1006は、汎用のアクセスポイント装置を用いて構成できる。
図9は、その汎用のアクセスポイントのブロック図である。
無線アクセスポイント900は、無線アクセスポイント制御手段901、有線LANインターフェース手段902、無線LANインターフェース手段903、無線リンク接続手段904からなる。
無線アクセスポイント制御手段901は、有線LANインターフェース手段902、無線LANインターフェース手段903、無線リンク接続手段904を制御し、有線LANと、無線LANの間の接続や、動作制御を行う。
有線LANインターフェース手段902は、有線LANに接続され、有線LANに対応した装置と接続される。
無線LANインターフェース手段903は、無線LANに対応した装置と接続される。
無線リンク接続手段904は、無線LANインターフェース手段903の制御と無線リンクレベルを検出する。
続いて、図10、図11を用いて、受信装置1001及び送信装置1002の具体構成について説明する。ここでは、受信装置1001と送信装置1002は、ともに送受信機能を持つものとしてある。
図10は、送受信機能を備える装置のブロック図である。図11は、図10におけるネットワーク手段101のブロック構成を示したものである。
図10において、図1、3、4、6と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。本発明の実施の形態5における受信装置1001において、本発明の実施の形態4と異なる点は、放送番組を保存するなどの機能を持つレコーダ手段114が備えられている点と、またネットワーク手段101から無線リンクの状況に関する出力が映像パケット伝送能力測定手段111に加えられている点である。
ネットワーク手段101は、有線LAN、無線LANに対応して通信の制御をする。ネットワーク手段101は、有線LANとのインターフェースである有線LANインターフェース手段1012、無線LANとのインターフェースである無線LANインターフェース手段1011、ユーザ操作設定による無線設定情報に基づき該当する無線LANに受信装置を接続するための処理を制御する無線リンク接続手段1013からなる。
パケット受信手段102やパケット送信手段113は、無線LANインターフェース手段1011あるいは有線LANインターフェース手段1012を通じて、ネットワークに接続され、これらを通じてデータパケットの送受信が行われる。
無線リンク接続手段1013により検出される無線リンクの状況は、映像パケット伝送能力測定手段111に通知される。
コンテンツ情報保存手段112は、無線LANあるいは有線LANなどのネットワークにより接続された相手装置との間で、相手装置に保存されている放送番組などのコンテンツに関するコンテンツの情報を要求・取得して保存する。受信装置1001におけるコンテンツ情報保存手段112は、送信装置1002に対してコンテンツのリスト、コンテンツの情報や伝送レートを要求し、取得する。送信装置1002において、送信装置1002に保存されているコンテンツの情報は、少なくとも送信装置1002のレコーダ手段114に保存されているが、送信装置1002のコンテンツ情報保存手段112に保存されていても構わず、このような場合は後に説明するレコーダ手段114に代わり送受信することができる。
レコーダ手段114は、放送番組を保存する機能や、相手先の要求により保存されているコンテンツのリスト、コンテンツの情報や伝送レートなどを送信する機能や、デコーダ手段105にコンテンツを出力し、デコード処理して情報表示手段106に再生表示する機能を備える。レコーダ手段114は、例えば、DVDレコーダ、HDDレコーダなどの記録再生装置である。
送信装置1002はAP手段1005に接続されるために、ユーザ設定により無線LAN装置間の接続に必要な情報が、無線リンク接続手段1013、AP手段1005に設定される。そして、無線リンク接続手段1013は、無線LANインターフェース手段1011を介してAP手段1005と無線リンク接続される。この無線LAN装置間の接続に必要な情報の例としてIEEE802.11規格でのESSID、WEP情報などがある。
AP手段1005と無線リンク接続されるとき、無線リンク接続手段1013を介して接続された無線リンクの確立状況は映像パケット伝送能力測定手段111に通知される。
ここで、映像パケット伝送能力測定手段111による伝送能力測定について説明する。
受信装置1001に設けられた制御ボタン122やリモコンの操作など、制御入力手段120を通じて、ユーザは受信装置1001に対して伝送能力測定の指示を行う。このとき、図5に例示するような表示によりその旨を示し、受信装置1001からの引き続きの案内に従ってユーザが操作を行うと、伝送能力の測定が開始される。
受信装置1001によるネットワークを通じた伝送能力は、装置を設置してはじめてネットワークに接続したときの初期設置時の受信レートと、その後におけるユーザがコンテンツの視聴をしているときの最近の受信レートがある。まず、初期設置時の受信レートについて説明する。
受信装置1001による伝送能力の測定の際に、まず、映像パケット伝送能力測定手段111はネットワーク手段101を介して送信装置1002との通信接続を行い、伝送能力測定のためのテストデータパケットを伝送するよう要求する。送信装置1002の映像パケット伝送能力測定手段111は、テストデータパケットの伝送の指示を受け付け、テストパケット送信を開始する。受信装置1001の映像パケット伝送能力測定手段111は、送信装置1002から送られてくるテストデータパケットの受信レートを測定する。このときの受信レートは、例えば図2に示したような形式で情報表示手段106に表示される。
次に、ユーザが視聴中のコンテンツの伝送能力測定について説明する。
受信装置1001の制御入力手段120を通じて、ユーザは受信装置1001に対して、ネットワーク経由で接続される送信装置1002からコンテンツのリストを入手してコンテンツのAVストリームを伝送するよう指示する。受信装置1001による送信装置1002に対するコンテンツを送信する旨の要求に対し、送信装置1002はレコーダ手段114が保存している該当のコンテンツを映像パケット処理手段107に転送し、パケット処理手段103、パケット送信手段113、ネットワーク手段101を介して受信装置1001に対してAVストリームの送信を行う。この際に、ユーザにより受信レートを表示する旨の指示が制御入力手段120を通じて受け付けられた場合には、受信装置1001の情報表示手段106には、例えば図2に示したような形式で受信レートが表示される。
このような、ユーザによる明示的な指示以外にも、無線リンク接続手段904または無線リンク接続手段1013において無線リンクの確立状況を検出し、確立状況に変動があったときに受信レートを測定して、受信レートの情報を更新する。
以上により、受信装置1001の初期設置時の受信レート、さらに、その後における最近のコンテンツ視聴時の受信レートを測定することができる。
次に、コンテンツのリストの入手について説明する。
受信装置1001は、ユーザによるコンテンツのリストの入手指示を制御入力手段120で受け付け、受信装置1001のコンテンツ情報保存手段112は送信装置1002に対してネットワーク手段101を介してコンテンツの情報の要求をするパケットを送信し、送信装置1002はレコーダ手段114に存在するコンテンツの情報を受信装置1001に応答する。送信装置1002から応答されたコンテンツの情報は、受信装置1001のコンテンツ情報保存手段112に保存される。情報表示手段106では、図12のようにコンテンツのリストを表示する。
映像パケット伝送能力測定手段111で検出された受信レートは設置時にユーザの操作などで検出された情報であるため、その後の伝送路の状況変化により、ユーザが送信装置1002のコンテンツを視聴するときには受信レートが変わっていることもあり得る。初期設置時の受信レートよりも、その後における最近の受信レートの方が、より視聴の際の状況に近い受信レートを示す。さらに、コンテンツのリストの表示をユーザが指示したときに、映像パケット伝送能力測定手段111により送信装置間との受信レートを、都度検出することでより精度の高い情報を検出して表示できる。この都度検出には、テストデータパケットの受信レートの測定や、コンテンツのリストの送出の受信レートの測定や、現在伝送中の任意のAVストリームの受信レートの測定など種々の方法がある。
映像パケット伝送能力測定手段111は、このように初期設置時に測定した受信レートまたはその後における視聴時に検出して更新した受信レートと、コンテンツ情報保存手段112に保存された各コンテンツの伝送レートとを比較して、コンテンツ情報保存手段112の情報に保存された伝送レートの方が小さいもの、すなわち伝送レート以下のコンテンツを区別するための伝送制御フラグを付加する。
図13は、コンテンツ情報保存手段112で管理するコンテンツのテーブル情報の例を示す。図13において、コンテンツの伝送レートはコンテンツを受信するのに必要な伝送レートのことである。今、ネットワークを通じての受信レートが、例えば15Mbpsであるとすれば、伝送レートがそれ以下のコンテンツ(図13において、番号が2、4、5、6、7のコンテンツ)については伝送可能であることを示し、伝送制御フラグがONである。図13において、番号が1、3のコンテンツについては、伝送レートの方が高いため、映像に障害が発生する可能性があることを示し、伝送制御フラグがOFFになっている。
これにより、コンテンツを要求する受信装置1001は、コンテンツ情報保存手段112に保存されたコンテンツのリストの情報から映像に障害が発生せずに伝送できるコンテンツの情報を情報表示手段106で表示・通知することができる。
コンテンツの伝送レートが高くコンテンツの視聴が許容できない場合は、図14に示されるようにコンテンツのリストが表示される。コンテンツ情報保存手段112で保存されたコンテンツのリストの伝送制御フラグを参照して、情報表示手段106でコンテンツのリストを表示制御する。伝送レートが満たされない場合には、強調表示を行いユーザにコンテンツが選択できないことを通知し、また、受信装置1001ではコンテンツが選択できないような処理を施す。図14において、番号が1、2、3、7のコンテンツについては伝送レートが高いため視聴が許容できないことを示す。強調表示の例としては、伝送レートが十分であるコンテンツとは異なる色による表示や、網掛け表示、マーク付けなどの種々の装飾による表現法がある。
これによりユーザは、適切に伝送できるコンテンツをあらかじめ把握することができる。
なお、受信装置1001にもレコーダ手段114が備えられていればそのコンテンツの情報を送信装置1002に保存されているコンテンツの情報に加えて、受信装置1001のコンテンツ情報保存手段112に保存し、コンテンツのリストとして表示しても構わない。
また、図8では、送信装置1002は無線LANを経由して、受信装置1001は有線LANとEC手段1007を経由して接続された構成を示したが、他の構成としても構わない。例えば、送信装置1002、受信装置1001ともに無線の場合、また、送信装置1002を有線LAN、受信装置1001を無線LANで構成するなどである。
また、非映像パケット伝送能力測定手段110で測定した非映像パケットの受信レートも情報表示手段106に表示しても構わない。
本発明に係る受信装置は、受信端末において、時系列に伴った通信帯域の変化が発生し、映像に障害が発生したとき、その原因がネットワークにあるのか、ネットワーク以外の受信端末のほかの部分にあるのかを判断することが可能となるので、ネットワークから映像や音声を受信するデジタルテレビやDVDレコーダなどの家電機器における受信機能等として、有用である。
また、本発明の無線通信端末装置と、受信モニタ表示方法は、無線ネットワーク・有線ネットワークで構成するAVシステムにおける、コンテンツのAVストリームを受信できる伝送の品質を確認することで、安定的なAVストリームを伝送する状態を通知することができるという利点があり、ネットワーク対応の装置等に適用できる。
本発明に係る実施の形態1における受信装置の構成を表す図 本発明に係る実施の形態1における受信装置の情報表示手段に示される受信レートの表示例を示す図 本発明に係る実施の形態2における受信装置の構成を表す図 本発明に係る実施の形態3における受信装置の構成を表す図 本発明に係る実施の形態3における受信装置の情報表示手段に示される受信レートの操作を促すための表示例を示す図 本発明に係る実施の形態4における受信装置の構成を表す図 本発明に係る実施の形態4における情報表示手段に表示される受信レートの例を示す図 本発明に係る実施の形態5における送信装置、受信装置の接続の一例を表す図 本発明に係る実施の形態5における無線LANアクセスポイントの構成を表す図 本発明に係る実施の形態5における受信装置の構成を表す図 本発明に係る実施の形態5におけるネットワーク手段の構成を表す図 本発明に係る実施の形態5における情報表示手段に表示するコンテンツのリストの一例を示す図 本発明に係る実施の形態5におけるコンテンツ情報保存手段の管理するコンテンツのリストの一例を示す図 本発明に係る実施の形態5における情報表示手段に表示するコンテンツのリストの一例を示す図 従来の受信性能表示装置の構成を表す図
符号の説明
100 受信装置
101 ネットワーク手段
102 パケット受信手段
103 パケット処理手段
104 伝送能力測定手段
105 デコーダ手段
106 情報表示手段
107 映像パケット処理手段
108 非映像パケット処理手段
109 アプリ処理手段
110 非映像パケット伝送能力測定手段
111 映像パケット伝送能力測定手段
112 コンテンツ情報保存手段
113 パケット送信手段
114 レコーダ手段
120 制御入力手段
121 赤外線IF
122 制御ボタン
200 映像配信サーバ装置
300 ネットワーク
400 受信装置
500 受信装置
600 受信装置
701 受信レート表示画面
900 無線アクセスポイント
901 無線アクセスポイント制御手段
902 有線LANインターフェース手段
903 無線LANインターフェース手段
904 無線リンク接続手段
1001 受信装置
1002 送信装置
1003 表示手段
1004 表示手段
1005 AP手段
1006 AP手段
1007 EC手段
1011 無線LANインターフェース手段
1012 有線LANインターフェース手段
1013 無線リンク接続手段

Claims (10)

  1. ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットから視聴選択されたストリームのパケットを抽出し出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段の出力するパケットの受信レートを測定する伝送能力測定手段と、前記受信レートを表示する情報表示手段を備えることを特徴とする受信装置。
  2. ネットワークとの通信処理を行うネットワーク手段と、前記ネットワーク手段を介してデータパケットを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が受信したデータパケットにおいて映像パケットと非映像パケットの判定を行い映像パケットと非映像パケットとを区別して出力するパケット処理手段と、前記パケット処理手段が出力する映像パケットの受信レートを測定する映像パケット伝送能力測定手段と、前記パケット処理手段が出力する非映像パケットの受信レートを測定する非映像パケット伝送能力測定手段と、少なくとも前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートのうちの一つを表示する情報表示手段を備えることを特徴とする受信装置。
  3. 前記パケット処理手段の出力する映像パケットを入力してデコード処理し映像を出力するデコーダ手段を備え、前記情報表示手段は前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートと前記デコーダ手段から出力された映像とを同時に表示することを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 受信レートを表示するか否かの指示を受け付ける制御入力手段を備え、前記情報表示手段は、前記制御入力手段において受信レートを表示する指示が受け付けられた場合に前記パケットの受信レートまたは前記映像パケットの受信レートまたは前記非映像パケットの受信レートを表示する構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の受信装置。
  5. 前記情報表示手段に表示される受信レートは、物理伝送速度に対する絶対値または相対値をグラフまたは数値で表すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記映像パケットの受信に必要な伝送レートを保存するコンテンツ情報保存手段を備え、前記映像パケット伝送能力測定手段は、前記映像パケットの受信レートが前記伝送レートを下回ったときに警告表示する構成としたことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  7. 前記コンテンツ情報保存手段は、前記コンテンツを送信する映像配信サーバ装置から前記コンテンツの情報と前記コンテンツの伝送レートを取得し、保存する構成としたことを特徴とする請求項6記載の受信装置。
  8. 前記コンテンツ情報保存手段は、前記映像パケットの受信レートと、前記伝送レートとを比較して前記コンテンツが伝送可能であるか否かを判定し、前記判定の結果を前記情報表示手段に表示する構成を備えることを特徴とする請求項7記載の受信装置。
  9. 前記ネットワークは少なくとも無線ネットワークであり、前記ネットワーク手段は無線リンク状況の状態を検出する無線リンク検出手段を備え、前記無線リンク検出手段が無線リンクの状況に変化があったものと検出した場合に、前記映像パケット伝送能力測定手段または前記非映像パケット伝送能力手段により受信レートの測定をし、前記コンテンツ情報保存手段は前記伝送レートと測定した前記受信レートとを比較して前記コンテンツが伝送可能であるか否かを判定する構成としたことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  10. 非映像パケットの処理を停止させる指示を受け付け、非映像パケットの処理を停止させる指示を受け付けた場合には、前記非映像パケットの処理を停止させる制御入力手段を備えることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
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