JP2008294784A - ストリーム通信品質測定方法、ストリーム通信品質測定システム並びに受信端末およびルータ - Google Patents

ストリーム通信品質測定方法、ストリーム通信品質測定システム並びに受信端末およびルータ Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワーク(NW)から映像・音声コンテンツを取得する機能を備える受信端末が、視聴前に受信可能な伝送レートを測定して視聴可否を判断し、視聴不可の場合の問題箇所を、サーバのセッション管理不可を増やさずに提示できるストリーム通信品質観測方法、システムおよび機器を提供する。
【解決手段】受信端末が第1のNWで接続された通信品質測定機能を有するルータを経由して第2のNWを介してサーバから映像コンテンツなどを受信するように構成し、受信端末とルータは、受信端末の要求に応じてサーバから送信されるテストコンテンツを受信して夫々サーバと受信端末、サーバとルータ間の通信品質を測定して受信可能か否かを判断し、前者が受信不可で後者が受信可能の場合、受信端末はサーバから受信しているテストコンテンツを切り替えずに、ルータに該テストコンテンツのデータ量を削減させたストリームを受信して通信品質の測定を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、通信ネットワークを介して映像・音声コンテンツのストリームデータなどを送受信する装置に関し、特に、通信ネットワークにおけるストリームデータ通信の通信品質を測定する機能を有するシステム/装置、並びに通信品質測定方法に関するものである。
近年、通信回線(通信ネットワーク)を用いた動画配信サービスが盛んになりつつあり、ユーザは動画を視聴するための端末(映像受信端末)を操作し、望む時間に、望むコンテンツを、望む量だけ視聴することが可能となってきた。しかし、通信回線を用いて動画を視聴する場合、映像受信端末が設置される環境によって視聴できるコンテンツの品質が大きく異なる。例えば、映像受信端末が接続されている通信回線がFTTH(Fiber To The Home)であるか、あるいはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)であるかによって、すなわち通信回線の種類や接続状態によって視聴可能なコンテンツの画質や受信レートなどに差が生じる。このように、通信回線の種類や接続状態によって送信される動画コンテンツの品質に差異はあるが、それぞれの通信回線や接続状況において通信品質を保持することは重要なことであり、そのため、動画の視聴を行う際に、映像コンテンツのストリームデータが送信される通信ネットワークのストリーム通信品質を測定することにより、通信障害が発生した場合の通信ネットワーク上の問題箇所を特定する技術が開発されてきた。このネットワークのストリーム通信品質を測定する技術は、通信ネットワーク上での障害発生時のトラブルシューティングを行う場合に重要なポイントとなり、問題箇所が家庭内ネットワークにあるのか家庭外ネットワークにあるのか、を特定することができるようにするためばかりでなく、通信ネットワークに接続されたそれぞれの映像受信端末において、受信可能な受信レート(伝送レート)を確認することができるようにするために重要な技術となっている。
このような通信ネットワークにおけるストリーム通信品質を測定する技術として、例えば、特許文献1に、ストリーム品質観測装置に関する従来技術が開示されている。
特許文献1においては、通信ネットワークを介して互いに接続されている映像受信端末とコンテンツサーバ装置の間に設置された通信品質測定装置(以下、ルータと称す)が、ルータを挟む両ネットワークに伝送される映像コンテンツのストリーム通信品質の測定を行い、ユーザが映像コンテンツのストリームデータを受信している際に障害が発生した場合、ルータは測定したストリーム通信品質から両ネットワークのうちのどちらで障害が発生したか判断するように構成されている。
次に、図8および図9を用いて、特許文献1に開示されている従来の通信品質測定システムについて説明する。なお、図8は、特許文献1に開示されている従来の通信品質測定システムの構成を示すブロック図であり、図9は、図8に示すルータの内部の構成を示すブロック図である。
図8において、ルータ810は、ネットワークA840を介してサーバ装置(配信サーバ)830と接続されるとともに、ネットワークB850を介して映像受信装置(映像受信端末)820と接続されている。ここで、映像受信端末820は、デジタルテレビ、セットトップボックス、パーソナルコンピュータ等の通信ネットワークを用いる映像配信に対応した家電製品が考えられるが、これに限定されるものではない。また、配信サーバ830は、映像コンテンツや音声コンテンツ等のストリームデータを配信するサーバが考えられるが、これに限定されるものではない。また、ネットワークA840やネットワークB850は、インターネットやアクセス回線あるいは家庭内ネットワーク等が考えられるが、これに限定されるものではない。
一方、ルータ810は、図9に示すとおり、通信制御部811、ストリームデータ解析部812、ストリーム管理データベース(以下、DBと称す)813および受信状況メッセージ解析部814で構成されており、ネットワークA840とネットワークB850のそれぞれの通信品質を測定する機能を有している。
通信制御部811は、ネットワークA840を介して配信サーバ830と、ネットワークB850を介して映像受信端末820とそれぞれ接続され、配信サーバ830と映像受信端末820間の通信セッションを管理する機能を有し、管理する通信セッションには、RTSP(Real Time Streaming Protocol)、RTP(Real−time Transport Protocol)およびRTCP(RTP Control Protocol)が含まれる。ストリーム管理DB813は、配信サーバ830と映像受信端末820間の通信セッション毎のデータを管理する。ストリームデータ解析部812は、ルータ810を流れるストリームを解析してネットワークA840の通信品質を測定し、その測定結果をストリーム管理DBに送信する。受信状況メッセージ解析部814は、映像受信端末820から送信されるRTCPパケットを解析するとともに、ネットワークB850の通信品質を測定し、その測定結果をストリーム管理DBに送信する。
次に、以上のように構成されたルータ810における通信品質の測定方法の手順について説明する。
映像受信端末820は、配信サーバ830に対してRTSPのSETUP要求を送信してコンテンツの取得を行う。このとき、ルータ810の通信制御部811は、配信サーバ830からの応答メッセージに記述されるストリームデータと受信状況メッセージのポート番号を取得し、映像受信端末820のIPアドレス、配信サーバ830のIPアドレス、ストリームデータの受信ポート、受信状況メッセージの受信ポートの組み合わせをストリーム管理DB813に送信して記録する。以後、ルータ810は、通信制御部811内を流れるパケットを監視し、以下に示すように、ネットワークA840およびネットワークB850の通信品質を測定する。
まず、通信制御部811は、配信サーバ830から送信されているストリームデータを検出した場合、検出したストリームデータをストリームデータ解析部812に転送し、ストリームデータ解析部812は、ストリームデータに記述されているシーケンス番号とタイムスタンプからパケットロス率およびジッタを算出してネットワークA840の通信品質を測定し、その測定結果をストリーム管理DB813に送信して記録する。
また、通信制御部811は、映像受信端末820から送信されている受信状況メッセージを検出した場合、検出した受信状況メッセージを受信状況メッセージ解析部814に転送し、受信状況メッセージ解析部814は、受信状況メッセージに記述されている配信サーバ830と映像受信端末820間のパケットロス率およびジッタの2つの情報を取得し、取得したこの2つの情報と、ストリームデータ解析部812で測定されストリーム管理DB813に記録されているネットワークA840の通信品質の情報であるパケットロス率およびジッタから、ネットワークB850の通信品質としてのパケットロス率およびジッタを算出し、その算出結果をネットワークB850の通信品質の情報としてストリーム管理DB813に送信して記録する。
ストリーム管理DB813は、ストリームデータ解析部812から送信されたネットワークA840の通信品質の測定結果および受信状況メッセージ解析部814から送信されたネットワークB850の通信品質の算出結果を記録するとともに、それぞれの測定結果あるいは算出結果であるパケットロス率およびジッタの値と予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値とをそれぞれ比較することにより、ネットワークA840とネットワークB850の通信品質が受信(通信)可能であるか受信(通信)不可能であるかを判定する。
以上のようにして、コンテンツの配信に問題が生じた場合、ルータ810は、通信障害の原因となっている問題箇所がネットワークA840とネットワークB850のどちらにあるかを判断することができるとともに、ネットワークA840およびネットワークB850のそれぞれのネットワークにおける通信品質を測定あるいは算出することが可能となっている。
特開2004−228746号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、通信品質の測定とネットワーク上の問題箇所の特定を、ユーザが映像コンテンツを視聴している最中に行う必要があるため、ネットワーク上で通信品質の障害が発生してコンテンツが視聴できない状態になっていたとしても、ユーザは実際にコンテンツを視聴し始めるまで、コンテンツが視聴できない状態になっていることを認知することができない。そのため、ユーザには不快感を与え、ネットワークには不要な負荷を与えてしまうという課題を有していた。
本発明は、このような課題を解決するため、映像受信端末が、配信サーバへの接続回数を低減する方法で、すなわち、配信サーバのセッション管理の負荷を増やさない方法で、事前に複数のテストコンテンツを受信することで受信可能な受信(伝送)レートを測定することにより、ユーザが映像コンテンツの視聴を始める前に、受信可能な受信(伝送)レートを認知することができるとともに、コンテンツの視聴可否を判断し、視聴できない場合はどのネットワークに問題があるかを、ユーザに提示することができるストリーム通信品質測定方法、ストリーム通信品質測定システム並びに受信端末およびルータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の第1の発明のストリーム通信品質測定方法は、受信端末が第1のネットワークで接続された通信品質測定機能を有するルータを経由して第2のネットワークを介してサーバから映像および音声コンテンツなどのストリームデータを受信するシステムにおいて用いられるストリーム通信品質測定方法であって、前記受信端末から前記サーバに対して、所定のレートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求するステップ1と、前記ルータおよび前記受信端末は、前記受信端末からの送信要求に対応して前記サーバから送信される前記所定の伝送レートの前記テストコンテンツのストリームデータをそれぞれ受信し、前記サーバは前記第2のネットワークで接続されている前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を、前記受信端末は前記第1のネットワークで接続された前記ルータを介して前記第2のネットワークで接続されている前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値をそれぞれ測定するステップ2と、測定した前記通信品質の値と予め定めた前記通信品質の基準値を比較することにより、前記サーバと前記ルータ間および前記サーバと前記受信端末間のそれぞれで前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが受信可能か否かを判断し、前記サーバと前記ルータ間が受信可能と判断されるまで、前記受信端末は前記サーバに対して、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータの送信要求を行い、前記ルータは前記受信端末からの送信要求に対応して前記サーバから送信される前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信し、前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、測定した前記通信品質の値と予め定めた前記通信品質の前記基準値を比較することにより、前記サーバと前記ルータ間で前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが受信可能か否かを判断する動作を繰り返すステップ3と、前記ステップ3において、前記サーバと前記ルータ間で受信可能と判断された伝送レート(以下、伝送レートaと称す)の前記テストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断するステップ4と、前記ステップ4において、前記サーバと前記受信端末間の受信が不可能と判断された場合、前記受信端末は前記ルータに対し、前記伝送レートaの前記テストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を送信するステップ5と前記ステップ5における前記受信端末からのデータ量の削減(間引き)要求に対応して、前記ルータは前記受信端末に対して、前記伝送レートaの前記テストコンテンツのストリームデータのデータを削減(間引き)したデータ(以下、ストリームデータbと称す)と、データ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減(間引き)情報を送信するステップ6と、前記受信端末は、前記ステップ6において前記ルータから送信される前記ストリームデータbと前記削減(間引き)情報を用いて、前記ステップ2および前記ステップ3における受信可能か否かの判断手順と同様の手順により、前記ストリームデータbが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、受信可能となるまで前記ステップ6におけるデータの削減(間引き)量を順次増加させて受信可能か否かの判断を繰り返すステップ7、を有することを特徴とするものである。
また、本願の第2の発明のストリーム通信品質測定システムは、第1のネットワークで接続された受信端末と通信品質測定機能を有するルータと、前記ルータと第2のネットワークで接続され、前記受信端末に対し、前記ルータを中継して前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して映像および音声コンテンツなどのストリームデータを送信するサーバとにより構成されるストリーム通信品質測定システムであって、前記受信端末は、所定の伝送レートのテストコンテンツのリストを有し、前記サーバに対して前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記サーバと前記ルータ間が受信可能となるまで前記所定の伝送レートを順次下げ、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求する手段(イ)と、前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の基準値とを比較することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質測定結果と受信可能か否かの判断結果を前記第1のネットワークを介して前記ルータに送信する手段(ロ)と、前記ルータにおいて測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報および受信可能か否かの判断結果の情報と、前記手段(ロ)から送信された前記サーバと前記受信端末間の通信品質の情報と前記ルータが測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報から前記ルータにおいて算出された前記ルータと前記受信端末間の通信品質の情報などの通信品質情報を前記ルータから受信する手段(ハ)と、前記サーバに対して前記手段(イ)により送信要求する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記ルータおよび前記受信端末で受信して測定したそれぞれの通信品質の測定結果が、前記サーバと前記ルータ間が受信可能で前記サーバと前記受信端末間が受信不可能の場合に、前記ルータに対し、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を、前記サーバと前記受信端末間で受信可能となるまで順次削減(間引き)量を増加させて送信する手段(ニ)と、前記手段(ニ)により送信された要求に対応して、前記ルータが送信するデータ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータとデータ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減(間引き)情報を受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の前記基準値とを比較判断することにより、データ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質の測定結果および受信可能か否かの判断結果を前記ルータに送信する手段(ホ)とを具備し、前記ルータは、前記受信端末の前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定のレートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、その測定結果の値と予め定めた前記通信品質の基準値とを比較判断することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記ルータ間で受信可能か否かを判断する手段(a)と、前記受信端末の前記手段(ロ)あるいは前記手段(ホ)から送信される前記サーバと前記受信手段間の通信品質の値と、前記手段(a)において測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値から、前記ルータと前記受信端末間の通信品質の値を算出する手段(b)と、前記受信端末の前記手段(ニ)から送信されるデータ量の削減(間引き)要求に対応して、前記受信端末に対して、前記サーバから送信された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)したストリームデータと前記削減(間引き)情報を送信する手段(c)と、前記手段(a)および前記手段(b)において測定、判断および算出することにより得られた情報やデータを前記受信端末に送信する手段(d)と、を具備することを特徴とするものである。
また、本願の第3の発明の受信端末は、本願の第2の発明のストリーム通信品質測定システムを構成する受信端末であって、所定の伝送レートのテストコンテンツのリストを有し、前記サーバに対して前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記サーバと前記ルータ間が受信可能となるまで前記所定の伝送レートを順次下げ、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求する手段(イ)と、前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の基準値とを比較することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質測定結果と受信可能か否かの判断結果を前記第1のネットワークを介して前記ルータに送信する手段(ロ)と、前記ルータにおいて測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報および受信可能か否かの判断結果の情報と、前記手段(ロ)から送信された前記サーバと前記受信端末間の通信品質の情報と前記ルータが測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報から前記ルータにおいて算出された前記ルータと前記受信端末間の通信品質の情報などの通信品質情報を前記ルータから受信する手段(ハ)と、前記サーバに対して前記手段(イ)により送信要求する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記ルータおよび前記受信端末で受信して測定したそれぞれの通信品質の測定結果が、前記サーバと前記ルータ間が受信可能で前記サーバと前記受信端末間が受信不可能の場合に、前記ルータに対し、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を、前記サーバと前記受信端末間で受信可能となるまで順次削減(間引き)量を増加させて送信する手段(ニ)と、前記手段(ニ)により送信された要求に対応して、前記ルータが送信するデータ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータとデータ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減情報を受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の前記基準値とを比較判断することにより、データ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質の測定結果および受信可能か否かの判断結果を前記ルータに送信する手段(ホ)とを具備することを特徴とするものである。
また、本願の第4の発明のルータは、本願の第2の発明のストリーム通信品質測定システムを構成するルータであって、前記受信端末の前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、その測定結果の値と予め定めた前記通信品質の基準値とを比較判断することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記ルータ間で受信可能か否かを判断する手段(a)と、前記受信端末の前記手段(ロ)あるいは前記手段(ホ)から送信される前記サーバと前記受信手段間の通信品質の値と、前記手段(a)において測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値から、前記ルータと前記受信端末間の通信品質の値を算出する手段(b)と、前記受信端末の前記手段(ニ)から送信されるデータ量の削減(間引き)要求に対応して、前記受信端末に対して、前記サーバから送信された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)したストリームデータと前記削減情報を送信する手段(c)と、前記手段(a)および前記手段(b)において測定、判断および算出することにより得られた情報やデータを前記受信端末に送信する手段(d)と、を具備することを特徴とするものである。
以上のように、本発明のストリーム通信品質測定方法、ストリーム通信品質測定システム並びに受信端末およびルータによれば、受信端末が、サーバへ接続する回数を低減する方法で、すなわち、サーバのセッション管理の負荷を増加させない方法で、ユーザが映像および音声コンテンツの視聴を始める前に、サーバから受信するストリームデータの受信可能な伝送レートを認知することができるとともに、映像および音声コンテンツのストリームデータが受信不可の状態にある場合、サーバとルータ間の通信ネットワークと、ルータとサーバ間の通信ネットワークのいずれの通信ネットワークに問題があるかを特定してユーザに提示することができるので、トラブルシューティングを容易に行うことが可能となる。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1においては、映像受信端末の受信可能な受信(伝送)レートを測定する過程において、映像受信端末はルータに対しテストコンテンツの受信(伝送)レートを下げる要求を送信し、ルータは映像受信端末からの要求に応じて受信(伝送)レートを下げるために映像受信端末へ送信するコンテンツのストリームデータを間引くことで、サーバのセッション管理負荷を低減する場合を例に取って説明する。また、説明を簡単にするため、映像受信端末(映像受信装置)が映像コンテンツのみを受信する場合を例に取って説明するが、これに限るものではなく、映像受信端末が通信ネットワークを介して配信サーバ(サーバ装置)から受信/処理するデータが映像コンテンツのみならず音声コンテンツや映像/音声以外のデータなどを含んでいても、同様の効果を発揮することは言うまでもない。また、ルータは、特許文献1に開示されている通信品質測定装置と同様、ストリーム通信品質の測定機能を有するルータであり、本発明の実施の形態1においてもルータと称することにする。
図1は、本発明の実施の形態1におけるストリーム通信品質測定システムの構成を示すブロック図である。なお、本発明の実施の形態1におけるストリーム通信品質測定システムの構成は、従来例として図8に示したストリーム通信品質測定システムの構成と構成上は同じである。また、ネットワークA400およびネットワークB500は、それぞれネットワークA840およびネットワークB850とほぼ同様の機能/性能等を有するものであり、配信サーバ300は、テスト用の映像コンテンツを保持している以外は配信サーバ830とほぼ同様の機能/性能等を有するものであるので、ここでは説明を省略する。また、図1においては、ネットワークB500で接続されているルータ100と映像受信端末200は、ネットワークA400に一組しか接続されていないが、一般的には、多数組のネットワークで接続されたルータと映像受信端末がネットワークA400に接続されている。
図1において、ルータ100は、ネットワークB500を介して映像受信端末200と接続され、映像受信端末200へ送信するテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減する機能を有するとともに、ネットワークA400を介して配信サーバ300と接続されている。また、映像受信端末200は、ルータ100に対してテストコンテンツのストリームデータの伝送レートを下げる要求を送信する機能を有している。ここで、映像受信端末200は、デジタルテレビ、セットトップボックスあるいはパーソナルコンピュータ等、通信ネットワークを用いた映像配信サービスに対応した家電製品が考えられるが、これに限定されるものではない。また、ネットワークA400は宅外ネットワークであるインターネット、ネットワークB500は宅内ネットワークが考えられるが、これに限定されるものではない。
次に、図2を用いて、ルータ100の具体的な構成を説明する。なお、図2は、本発明の実施の形態1におけるルータ100の内部の構成を示すブロック図である。また、通信制御部101、ストリームデータ解析部102、ストリーム管理DB103および受信状況メッセージ解析部104は、それぞれ、図9における通信制御部811、ストリームデータ解析部812、ストリーム管理DB813および受信状況メッセージ解析部814とほぼ同様の機能/性能を有するものであるので、ここでは説明を省略する。
図2において、通信品質送信部105は、ストリームデータ解析部102が解析したネットワークA400の通信品質の情報と、受信状況メッセージ解析部104が解析したネットワークB500の通信品質の情報およびストリーム管理DB103が、これらの解析結果の通信品質の情報であるパケットロス率およびジッタの値と、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値とをそれぞれ比較することにより、ネットワークA400とネットワークB500の通信品質が受信(通信)可能であるか受信(通信)不可能であるかを判定した判定結果をストリーム管理DB103から取得し、解析、判定および取得したこれらの通信品質の情報および受信状態判定結果を通信制御部101からネットワークB500を介して映像受信端末200へ送信する。
ストリームデータ削減部106は、映像受信端末200から送信されるストリームデータ削減要求を、ネットワークB500を介して通信制御部101から受け取り、受け取ったストリームデータ削減要求にしたがって、削除(間引き)するストリームデータのシーケンス番号とともに、削除するストリームデータのシーケンス番号に該当するストリームデータを削除したストリームデータを通信制御部101からネットワークB500を介して映像受信端末200へ送信する。
ここで、ルータ100のストリーム管理DB103が、ネットワークA400およびネットワークB500における通信品質の測定結果から、如何にして受信(通信)可能か不可能かの判定を行うかについて、もう少し詳しく説明する。
ストリームデータ解析部102が解析/測定したネットワークA400の通信品質の情報と、受信状況メッセージ解析部104が解析/算出したネットワークB500の通信品質の情報であるパケットロス率およびジッタの値と、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値とをそれぞれ比較し、測定あるいは算出したパケットロス率およびジッタの値の内少なくとも一方の値が、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値以上に良好な場合は、そのネットワークの通信品質は受信(通信)可能であると判断し、測定あるいは算出したパケットロス率およびジッタの値のいずれもが、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値よりも悪い値である場合は、そのネットワークの通信品質は受信(通信)不可能であると判断する。
なお、ここで示した判断基準は一例であり、これに限定されるものではなく、例えば、測定あるいは算出したパケットロス率およびジッタの両方の値が、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値以上に良好な場合は、そのネットワークの通信品質は受信(通信)可能であると判断し、測定あるいは算出したパケットロス率およびジッタの値の内少なくとも一方の値が、予め定めたパケットロス率およびジッタの基準値よりも悪い値である場合は、そのネットワークの通信品質は受信(通信)不可能であると判断してもよい。
また、ルータ100のストリーム管理DB103が、ネットワークA400およびネットワークB500における通信品質が受信(通信)可能か不可能かの判断を行う場合を例に取って説明したが、これに限るものではなく、例えば、映像受信端末200のストリーム管理DB204が、ネットワークA400およびネットワークB500における通信品質が受信(通信)可能か不可能かの判断を行うようにしても、同様の効果を発揮することは明白である。
次に、図3を用いて、映像受信端末200の具体的な構成を説明する。なお、図3は、本発明の実施の形態1における映像受信端末200の内部の構成を示すブロック図である。
図3において、通信制御部201は、ネットワークB500とのインターフェースの機能を有し、映像受信端末200とネットワークB500間の入出力の制御を行う。
ストリームデータ解析部202は、映像受信端末200からの送信要求に応じて配信サーバ300から送信されるテストコンテンツのストリームデータを、ネットワークA400、ルータ100およびネットワークB500を介して通信制御部201から受信し、受信したストリームデータを解析することにより配信サーバ300と映像受信端末200間の通信品質を測定し、その測定結果をストリーム管理DB204に送信して記録する。
ストリーム制御部203は、配信サーバ300に対して、通信制御部201からネットワークB500、ルータ100およびネットワークA400を介してRTSPのSETUPリクエスト等のテストコンテンツの送信要求を送信し、この送信要求に対応して配信サーバ300から送信されるテストコンテンツのストリームをストリームデータ解析部202で受信するための制御を行う。
ストリーム管理DB204は、ストリームデータ解析部202が測定した配信サーバ300と映像受信端末200間の通信品質の情報、映像受信端末200が配信サーバ300との間の通信品質の測定を行うための配信サーバ300が具備するテストコンテンツ(テスト映像ストリーム)のリストおよび後述する通信品質受信部206が通信制御部201を介してルータ100から受信するテスト映像ストリーム毎のネットワークA400とネットワークB500のそれぞれの通信品質の情報や、それぞれのネットワークが受信(通信)可能か受信(通信)不可能かの情報などを記録する。
受信状況メッセージ送信部205は、映像受信端末200にて測定した配信サーバ300と映像受信端末200間の通信品質の情報を、通信制御部201を経由してルータ100へ送信する。
通信品質受信部206は、ルータ100から送信されるテスト映像ストリーム毎のネットワークA400とネットワークB500のそれぞれの通信品質の情報や、それぞれのネットワークが受信(通信)可能か受信(通信)不可能かの情報などを、通信制御部201を介して取得する。
ストリームデータ削減要求部207は、通信制御部201を介してルータ100に対し、ルータ100が中継して送信している配信サーバ300からのストリームデータのデータ量を削減する要求を送信する。
結果表示部208は、ストリーム管理DB204から通信品質の測定結果および/あるいは判定結果を取得して、ユーザが認知できるように表示する。なお、測定結果の表示に関しては、ディスプレイに表示する方法やプリントアウトする等の方法が考えられるが、これに限定されるものではない。
次に、図4を用いて、以上のように構成された本発明の実施の形態1の通信品質測定システムにおいて、配信サーバ300とルータ100間のネットワークA400における通信品質と、ルータ100と映像受信端末200間のネットワークB500における通信品質を測定し、映像受信端末200が受信可能な伝送レートを判断する手順について説明する。なお、図4は、本発明の実施の形態1におけるテストコンテンツを利用して通信品質を測定する場合の手順を示すフローチャートである。
映像受信端末200において、ストリーム制御部203は、配信サーバ300が具備しているテストコンテンツ(テスト映像ストリーム)であって、ストリーム管理DB204が保持しているテストコンテンツのリストに記載されているテストコンテンツの中から一つのテストコンテンツを選択し、通信制御部201を介して配信サーバ300に対してRTSPのSETUP要求を送信する(S401)。例えば、ストリーム制御部203は、ストリーム管理DB204が保持している図5に示すような4本のテストコンテンツのリストの中から、コンテンツBをテストコンテンツとして選択し、配信サーバ300に対してコンテンツBに対応する映像ストリームの送信要求を行うこととする。なお、図5は、本発明の実施の形態1におけるテストコンテンツのリストと通信品質の測定結果の一例を示す図である。
ルータ100は、特許文献1に開示されている従来技術と同様の方法により、ネットワークA400およびネットワークB500の通信品質の測定として、それぞれのネットワークにおけるパケットロス率とジッタを測定する(S402)。
ルータ100の通信品質送信部105は、ストリームデータ解析部102および受信状況メッセージ解析部104で測定あるいは算出したネットワークA400とネットワークB500の通信品質の情報や、それぞれのネットワークが受信(通信)可能であるか受信(通信)不可能であるかの情報などを映像受信端末200へ送信し、映像受信端末200においては、通信品質受信部206がそれらの情報を通信制御部201を介して受信する。
映像受信端末200のストリーム管理DB204は、通信品質受信部206がルータ100から受信した通信品質に関する情報などを基に、配信サーバ300とルータ100間および配信サーバ300と映像受信端末200間でテストコンテンツのストリームデータを受信することが可能か否かを判断する。判断した結果、いずれの間も受信が不可能であれば、配信サーバ300とルータ100間で受信が可能となるまで、伝送レートを現在のテストコンテンツよりも低い伝送レートのテストコンテンツ(例えば、図5に示すコンテンツC)に切り替えて、再度同様にテストコンテンツの受信を行い、受信することが可能か否かを判断することを繰り返す(S403)。
配信サーバ300とルータ100間で受信が可能になったところで、配信サーバ300と映像受信端末200間で受信が可能か否かを判断し(S404)、配信サーバ300と映像受信端末200間で受信が不可能な場合は、ルータ100と映像受信端末200間の通信品質を表す伝送レートの測定を行うステップに移行する。
まず、映像受信端末200における受信レートを下げるため、映像受信端末200のストリームデータ削減要求部207は、通信制御部201を介してルータ100に対し、ルータが中継し送信している配信サーバ300からのテストコンテンツのストリームデータのデータ量の削減を要求する(S405)。
映像受信端末200のストリームデータ削減要求部207からのデータ量の削減要求に対応して、ルータ100のストリームデータ削減部106は、映像受信端末200に対し、ストリームデータ量の削減(間引き)を行うために特定のシーケンス番号のストリームデータを削除(間引き)したストリームデータとともに、削除したシーケンス番号を、データ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減情報として送信する(S406)。
ここで、図6を用いて、伝送レートを削減(間引き)する方法の一例を説明する。なお、図6は、本発明の実施の形態1における伝送レートを削減(間引き)する方法の一例を示す図である。
図6において、映像受信端末200が15MbpsのストリームデータAを受信している状態で、通信品質の測定結果から、配信サーバ300とルータ100間は受信(通信)が可能であるが、配信サーバ300と映像受信端末200間は受信(通信)が不可能である場合、映像受信端末200のストリーム制御部203は、ストリーム管理DB204に保持されている図5に示されるテストコンテンツのリストから受信(伝送)レートが10MbpsのコンテンツCを選択して配信サーバ300に対して送信要求を行い、この送信要求に対応して配信サーバ300から送信されたコンテンツCのストリームデータを受信して、すなわち、伝送レートを落としたストリームデータを受信して再度通信品質の測定を行うといった方法が考えられるが、しかしながらこの方法においては、配信サーバ300に対して映像受信端末200との接続管理の負荷、すなわちセッション管理の負荷を増大させるという課題を有する。
このため、本発明の実施の形態1においては、映像受信端末200のストリームデータ削減要求部207が、通信制御部201を介してルータ100に対し、ストリームデータを現在の15Mbpsから10Mbpsに削減(間引き)する要求を行う(S405)。この映像受信端末200のストリームデータ削減要求部207からのデータ量削減要求に対し、ルータ100のストリームデータ削減部106は、配信サーバ300から送信されているストリームデータAからストリームデータ量の3分の1を削減するため、3の倍数のシーケンス番号のデータを削除してストリームデータBを生成し、映像受信端末200に対し、生成したストリームデータBを送信するとともに、3の倍数のシーケンス番号のデータを削除するというデータの削減情報を通知する(S406)。
次に、映像受信端末200は、削減(間引き)したテストコンテンツ(図6に示すストリームデータB)に対して受信可能であるか否かを判断し、受信不可であれば再度ルータ100に対してストリームデータのさらなる削減(間引き)要求を行い、受信が可能になるまでデータ量削減要求と受信可能か否かの判断を繰り返し(S407)、受信可能であれば結果表示部208にテスト結果を表示してテストを終了する(S408)。なお、図7は、本発明の実施の形態1における結果表示部208がユーザに対して提示するテスト結果の画面の一例を示す図である。
また、ステップS404において、配信サーバ300と映像受信端末200の間で受信が可能な場合は、結果表示部208にテスト結果を表示してテストを終了する(S408)。
以上説明したように、本発明の実施の形態1によれば、ユーザはコンテンツを視聴する前に、映像受信端末200は事前に受信可能な伝送レートを測定することが可能となるので、ユーザはコンテンツを視聴する前にコンテンツの視聴可否を判断でき、かつ、コンテンツが視聴不可である場合は、配信サーバ300とルータ100間あるいはルータ100と映像受信端末間のいずれのネットワークにおける通信品質に問題があるかを判断することが出来る。また、映像受信端末200の受信(伝送)レートを測定する際に、映像受信端末200は、配信サーバ300から送信されるテストストリーム(テストコンテンツ)を切り替えることなくルータ100と映像受信端末200間の通信品質の測定を行うことができるため、配信サーバ300がセッションを管理する負担を軽減することが可能となる。
本発明に係るストリーム通信品質測定方法、ストリーム通信品質測定システム並びに受信端末およびルータは、通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、映像および音声などのコンテンツのストリームデータを送受信するシステム並びに機器に適用できる。
本発明の実施の形態1における通信品質測定システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるルータの内部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における映像受信端末の内部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるテストコンテンツを利用して通信品質を測定する場合の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるテストコンテンツのリストと通信品質の測定結果の一例を示す図 本発明の実施の形態1における伝送レートを削減(間引き)する方法の一例を示す図 本発明の実施の形態1における結果表示部がユーザに対して提示するテスト結果の画面の一例を示す図 特許文献1に開示されている従来の通信品質測定システムの構成を示すブロック図 特許文献1に開示されている従来の通信品質測定システムを構成するルータの内部の構成を示すブロック図
符号の説明
100 ルータ
101 通信制御部
102 ストリームデータ解析部
103 ストリーム管理DB
104 受信状況メッセージ解析部
105 通信品質送信部
106 ストリームデータ削減部
200 映像受信端末
201 通信制御部
202 ストリームデータ解析部
203 ストリーム制御部
204 ストリーム管理DB
205 受信状況メッセージ送信部
206 通信品質受信部
207 ストリームデータ削減要求部
208 結果表示部
300 配信サーバ(サーバ装置)
400 ネットワークA
500 ネットワークB
810 ルータ
811 通信制御部
812 ストリームデータ解析部
813 ストリーム管理DB
814 受信状況メッセージ解析部
820 映像受信端末
830 配信サーバ
840 ネットワークA
850 ネットワークB

Claims (4)

  1. 受信端末が第1のネットワークで接続された通信品質測定機能を有するルータを経由して第2のネットワークを介してサーバから映像および音声コンテンツなどのストリームデータを受信するシステムにおいて用いられるストリーム通信品質測定方法であって、
    前記受信端末から前記サーバに対して、所定のレートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求するステップ1と、
    前記ルータおよび前記受信端末は、前記受信端末からの送信要求に対応して前記サーバから送信される前記所定の伝送レートの前記テストコンテンツのストリームデータをそれぞれ受信し、前記サーバは前記第2のネットワークで接続されている前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を、前記受信端末は前記第1のネットワークで接続された前記ルータを介して前記第2のネットワークで接続されている前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値をそれぞれ測定するステップ2と、
    測定した前記通信品質の値と予め定めた前記通信品質の基準値を比較することにより、前記サーバと前記ルータ間および前記サーバと前記受信端末間のそれぞれで前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが受信可能か否かを判断し、前記サーバと前記ルータ間が受信可能と判断されるまで、前記受信端末は前記サーバに対して、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータの送信要求を行い、前記ルータは前記受信端末からの送信要求に対応して前記サーバから送信される前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信し、前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、測定した前記通信品質の値と予め定めた前記通信品質の前記基準値を比較することにより、前記サーバと前記ルータ間で前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが受信可能か否かを判断する動作を繰り返すステップ3と、
    前記ステップ3において、前記サーバと前記ルータ間で受信可能と判断された伝送レート(以下、伝送レートaと称す)の前記テストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断するステップ4と、
    前記ステップ4において、前記サーバと前記受信端末間の受信が不可能と判断された場合、前記受信端末は前記ルータに対し、前記伝送レートaの前記テストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を送信するステップ5と、
    前記ステップ5における前記受信端末からのデータ量の削減(間引き)要求に対応して、前記ルータは前記受信端末に対して、前記伝送レートaの前記テストコンテンツのストリームデータのデータを削減(間引き)したデータ(以下、ストリームデータbと称す)と、データ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減(間引き)情報を送信するステップ6と、
    前記受信端末は、前記ステップ6において前記ルータから送信される前記ストリームデータbと前記削減(間引き)情報を用いて、前記ステップ2および前記ステップ3における受信可能か否かの判断手順と同様の手順により、前記ストリームデータbが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、受信可能となるまで前記ステップ6におけるデータの削減(間引き)量を順次増加させて受信可能か否かの判断を繰り返すステップ7、
    を有することを特徴とするストリーム通信品質測定方法。
  2. 第1のネットワークで接続された受信端末と通信品質測定機能を有するルータと、前記ルータと第2のネットワークで接続され、前記受信端末に対し、前記ルータを中継して前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して映像および音声コンテンツなどのストリームデータを送信するサーバとにより構成されるストリーム通信品質測定システムであって、
    前記受信端末は、
    所定の伝送レートのテストコンテンツのリストを有し、前記サーバに対して前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記サーバと前記ルータ間が受信可能となるまで前記所定の伝送レートを順次下げ、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求する手段(イ)と、
    前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の基準値とを比較することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質測定結果と受信可能か否かの判断結果を前記第1のネットワークを介して前記ルータに送信する手段(ロ)と、
    前記ルータにおいて測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報および受信可能か否かの判断結果の情報と、前記手段(ロ)から送信された前記サーバと前記受信端末間の通信品質の情報と前記ルータが測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報から前記ルータにおいて算出された前記ルータと前記受信端末間の通信品質の情報などの通信品質情報を前記ルータから受信する手段(ハ)と、
    前記サーバに対して前記手段(イ)により送信要求する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記ルータおよび前記受信端末で受信して測定したそれぞれの通信品質の測定結果が、前記サーバと前記ルータ間が受信可能で前記サーバと前記受信端末間が受信不可能の場合に、前記ルータに対し、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を、前記サーバと前記受信端末間で受信可能となるまで順次削減(間引き)量を増加させて送信する手段(ニ)と、
    前記手段(ニ)により送信された要求に対応して、前記ルータが送信するデータ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータとデータ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減(間引き)情報を受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の前記基準値とを比較判断することにより、データ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質の測定結果および受信可能か否かの判断結果を前記ルータに送信する手段(ホ)とを具備し、
    前記ルータは、
    前記受信端末の前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定のレートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、その測定結果の値と予め定めた前記通信品質の基準値とを比較判断することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記ルータ間で受信可能か否かを判断する手段(a)と、
    前記受信端末の前記手段(ロ)あるいは前記手段(ホ)から送信される前記サーバと前記受信手段間の通信品質の値と、前記手段(a)において測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値から、前記ルータと前記受信端末間の通信品質の値を算出する手段(b)と、
    前記受信端末の前記手段(ニ)から送信されるデータ量の削減(間引き)要求に対応して、
    前記受信端末に対して、前記サーバから送信された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)したストリームデータと前記削減(間引き)情報を送信する手段(c)と、
    前記手段(a)および前記手段(b)において測定、判断および算出することにより得られた情報やデータを前記受信端末に送信する手段(d)と、
    を具備することを特徴とするストリーム通信品質測定システム。
  3. 請求項2に記載のストリーム通信品質測定システムを構成する受信端末であって、
    所定の伝送レートのテストコンテンツのリストを有し、前記サーバに対して前記所定の伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記サーバと前記ルータ間が受信可能となるまで前記所定の伝送レートを順次下げ、前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを送信要求する手段(イ)と、
    前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の基準値とを比較することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質測定結果と受信可能か否かの判断結果を前記第1のネットワークを介して前記ルータに送信する手段(ロ)と、
    前記ルータにおいて測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報および受信可能か否かの判断結果の情報と、前記手段(ロ)から送信された前記サーバと前記受信端末間の通信品質の情報と前記ルータが測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の情報から前記ルータにおいて算出された前記ルータと前記受信端末間の通信品質の情報などの通信品質情報を前記ルータから受信する手段(ハ)と、
    前記サーバに対して前記手段(イ)により送信要求する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを、前記ルータおよび前記受信端末で受信して測定したそれぞれの通信品質の測定結果が、前記サーバと前記ルータ間が受信可能で前記サーバと前記受信端末間が受信不可能の場合に、前記ルータに対し、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)する要求を、前記サーバと前記受信端末間で受信可能となるまで順次削減(間引き)量を増加させて送信する手段(ニ)と、
    前記手段(ニ)により送信された要求に対応して、前記ルータが送信するデータ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータとデータ量を如何にして削減(間引き)したかを示す削減情報を受信して前記サーバと前記受信端末間の通信品質を測定し、測定した前記サーバと前記受信端末間の通信品質の値と予め定めた通信品質の前記基準値とを比較判断することにより、データ量が削減(間引き)された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが、前記サーバと前記受信端末間で受信可能か否かを判断し、これらの通信品質の測定結果および受信可能か否かの判断結果を前記ルータに送信する手段(ホ)と、
    を具備することを特徴とする受信端末。
  4. 請求項2に記載のストリーム通信品質測定システムを構成するルータであって、
    前記受信端末の前記手段(イ)からの送信要求に対応して、前記サーバが送信する前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータを受信して前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値を測定し、その測定結果の値と予め定めた前記通信品質の基準値とを比較判断することにより、前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータが前記サーバと前記ルータ間で受信可能か否かを判断する手段(a)と、
    前記受信端末の前記手段(ロ)あるいは前記手段(ホ)から送信される前記サーバと前記受信手段間の通信品質の値と、前記手段(a)において測定した前記サーバと前記ルータ間の通信品質の値から、前記ルータと前記受信端末間の通信品質の値を算出する手段(b)と、
    前記受信端末の前記手段(ニ)から送信されるデータ量の削減(間引き)要求に対応して、
    前記受信端末に対して、前記サーバから送信された前記所定の伝送レートあるいは前記所定の伝送レートより低伝送レートのテストコンテンツのストリームデータのデータ量を削減(間引き)したストリームデータと前記削減情報を送信する手段(c)と、
    前記手段(a)および前記手段(b)において測定、判断および算出することにより得られた情報やデータを前記受信端末に送信する手段(d)と、
    を具備することを特徴とするルータ。
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