JP2005332092A - コンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 コピーワンスなどのコンテンツ保護規定が設定された著作権対応コンテンツを好適に録画並びに再生する。
【解決手段】 録画機から再生装置にコンテンツをコピーしたとき、録画機上で暗号鍵Ksを用いて録画機上の録画コンテンツを暗号化して保管するとともに、鍵Ksを再生装置の暗号鍵Kcを用いて暗号化し、暗号化された暗号鍵Ks'と端末機固有IDを録画機で保管する。コンテンツを録画機上で回復する際には、暗号鍵Ks'を再生装置の暗号鍵Kcを用いて復号して元の暗号鍵Ksを取得し、その暗号鍵Ksを用いて録画コンテンツを復号する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配信コンテンツを記録するコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムに係り、特に、放送局から提供される番組コンテンツを録画するコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定が設定された著作権対応コンテンツを録画するコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムに係り、特に、著作権保護に配慮した上で、録画機で録画したコンテンツをダウンコンバートして携帯端末に移動した後も、録画機側で元の品質の録画コンテンツを得るコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムに関する。
現代の情報文明社会において、放送の役割は計り知れない。とりわけ、音響とともに映像情報を視聴者の下に直接届けるテレビ放送の影響は大きい。放送技術は、信号処理やその送受信、音声や映像の情報処理など、幅広い技術を包含する。また、番組コンテンツをユーザに提供する伝送形態は、地上波や衛星波などの電波による放送方式やケーブル・テレビ方式、さらにはコンピュータ通信を利用して提供されるネット番組などさまざまである。
テレビの普及率は極めて高く、ほとんどすべての家庭内に設置されており、各放送局から配信される放送コンテンツは不特定多数の人々によって視聴されている。また、放送コンテンツを視聴する他の形態として、受信したコンテンツを視聴者側で一旦録画しておき、好きな時間に再生するということが挙げられる。
最近では、デジタル放送が開始され、普及が進んでいる。これは、デジタルデータの方がアナログデータよりも帯域を効率よく利用でき高画質化・高音質化を図ることができる点や、映像や音声以外のデータとの親和性が高い点などに依拠する。
放送コンテンツがデジタルデータであれば、1チャンネルで4本分のデータを搬送することができ、ハイビジョン用のデータをそのまま送信することができることから、サービスの高度化や多様化をもたらす。例えば、EPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)など各種のシステム情報などを映像情報や音声情報とともに送ることによって、ユーザ(視聴者)へのサービスを向上させることができる(EPGは、放送番組の放送スケジュールや番組名などの提示情報の他、VTRへの録画予約などの機能を包含する)。
また、情報技術の発達により、映像や音声からなるAVデータを大量に蓄積することが可能になってきた。例えば、数十GBあるいはそれ以上の容量を持つHDD(ハードディスク・ドライブ)が比較的安価に入手することが可能となり、HDDベースの録画機が登場してきている。
HDDは、記録データへのランダム・アクセスが可能な装置である。したがって、録画コンテンツを再生するときは、従来のビデオテープに録画した場合のように、録画しておいた番組を単に先頭から順に再生する必要はなく、好きな番組(あるいは、番組中の特定のシーンや特定のコーナー)から直接再生を開始することができる。ハードディスク装置などの大容量ストレージを搭載した受信機(テレビやビデオ録画再生装置)を使用し、受信した放送コンテンツ一旦受信機内に蓄積してから再生するという視聴形態のことを、「サーバ型放送」と呼ぶ。サーバ型放送システムによれば、通常のテレビ受像のようなリアルタイムで視聴するだけでなく、あらかじめ映像や音声を配信しておき、指定した時刻から視聴できるようにしたり、同時に配信される情報などを利用してシーン検索やダイジェスト視聴を行なったりすることが可能となる。
近年では、家庭内のホームサーバ内でさまざまなコンテンツを管理し、必要に応じて各種ディスクやモバイル機器にコンテンツをコピーして持ち運ぶというスタイルが急速に浸透している。例えば、家庭に設置されているテレビ放送録画で録画したコンテンツを、パソコンや携帯型AVプレーヤなどにコピーして視聴することが一般に行なわれている。
例えば、放送されたコンテンツを利用者がホームサーバで受信して蓄積しておき、この蓄積されたコンテンツを携帯端末へ配信することを利用者が希望するときには、携帯端末から認証データをホームサーバに送信し、携帯端末が利用者によって登録されたものであることをホームサーバが確認し、この確認が行なわれると、ホームサーバは蓄積されているコンテンツの中から、利用者によって指定された対象コンテンツを携帯端末に配信する(例えば、特許文献1を参照のこと)。
ここで、携帯端末はコンテンツ用の記憶装置の容量が制限されていることや、表示画面サイズが小さいことから、録画機においてコンテンツを保存するファイル形式よりも画質や画面サイズを落とすような変換を行なうことにより、ファイル容量を小さくしてから携帯端末へ転送されるのが一般的である。このような変換は、「ダウンコンバート」と呼ばれる。
ところで、録画したコンテンツを利用する際に、著作権やその他コンテンツの利用に関する権限の取扱い上で問題となる可能性がある。
例えば、著作権法(昭和45年法律第48号)第30条では、「著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とする場合には、その使用する者が複製することができる。」と規定しており、著作物の種類や複製の態様を限定することなく、個人的に又は家庭内などで使用する目的であれば、使用する者本人が複製することができることとされている。一方、同法第49条第1項では、私的使用のために作成した複製物をその目的以外のために使用した場合には著作権者の複製権が動く旨を規定し、いわゆる目的外使用を禁止している。
特に、上述したデジタル放送においては、デジタルコンテンツの複製が容易であることから、著作権管理の強化が図られている。例えば、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:電波産業会)では、「1世代のみコピー可」(コピーワンス)といったコピー制御機能の導入を義務付け、厳しいコンテンツ保護規定を設けている(例えば、非特許文献1を参照のこと)。
コピーワンスのコンテンツは、1個だけのコピー作成が許可されているだけであり、それ以上の複製を作ることができない。このため、モバイル機器にコピーして持ち運ぶためには、ホームサーバ内のコンテンツを削除する、若しくは削除したのと同じように利用できない形に変換しなくてはならず、ホームサーバとモバイル機器両方に録画コンテンツを保持することができない。
上述したように、録画機上のコンテンツを一旦ダウンコンバートしてから携帯端末に移動し、録画機上では元のコンテンツを削除する場合、ダウンコンバートしたコンテンツは、削除したのと同じように利用できない形に変換されているとみなされることから、コピー保護規定に合致する。ところが、この場合、ダウンコンバートされたデータを録画機に戻したところで、元の品質は当然得ることができない、という問題がある。
また、何らかの事故で携帯端末上のデータが破壊されてしまった場合は、コンテンツそのものが失われてしまう。特に、携帯端末上のコンテンツ記録用の記憶装置としてハードディスクを用いた場合、携行時に受ける不測の衝撃などによりハードディスクが故障する可能性が十分にあり得る。あるいは、故障でないとしても、ユーザが操作を誤ってコンテンツを削除してしまうケースもある。
要言すれば、現在考えられているコピーワンスコンテンツの管理方法によれば、録画コンテンツそのものが失われたり、ダウンコンバートされたコンテンツだけが手元に残ってしまったりした場合には、元の品質の録画コンテンツを回復することができず、コンテンツ利用者の利益が十分に確保されないことになる。
特開2003−37802号公報 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20031211/1/
本発明の目的は、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定が設定された著作権対応コンテンツを好適に録画並びに再生することができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、録画機で録画したコンテンツをダウンコンバートし、著作権保護に配慮した上で携帯端末に移動した後も、録画機側で元の品質の録画コンテンツを得ることができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、録画機で録画したコンテンツを携帯端末へ移動した後、携帯端末上の記憶装置の故障やコンテンツを誤って消失した場合であっても、録画機側で元の品質の録画コンテンツを回復することができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの処理を行なうコンテンツ処理システムであって、
コンテンツを録画若しくは蓄積する録画機と、コンテンツを視聴する再生装置を備え、
コンテンツを前記録画機から前記再生装置へコピーするコンテンツ複製手段と、
前記再生装置へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化手段と、
暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管手段と、
コンテンツの暗号鍵を前記再生装置が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理手段と、
前記再生装置の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号し前記録画機上で再現するコンテンツ再現手段と、
を具備することを特徴とするコンテンツ処理システムである。
但し、ここで言う「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない。
最近では、家庭に設置されている録画機でテレビ放送を録画したコンテンツを、パソコンや携帯型AVプレーヤなどにコピーして視聴することが一般に行なわれている。例えば、録画機上の録画コンテンツをダウンコンバートしてから携帯端末に移動し、コンテンツを視聴するという利用形態がある。
ところが、コピーワンスのコンテンツの場合、コピー保護規定により、携帯端末に移動した後、録画機上では元の録画コンテンツを削除してしまう。このため、ダウンコンバートされたデータを録画機に戻したところで、元の品質が得ることができない。
また、何らかの事故で携帯端末上のデータが破壊されてしまった場合は、コンテンツそのものが失われてしまう。このような場合も、元の品質の録画コンテンツを回復することができず、コンテンツ利用者の利益が十分に確保されないことになる。
これに対し、本発明は、著作権保護に配慮して、録画コンテンツを録画機から再生装置に移動し、再生装置でコンテンツを視聴した後に、録画機上で元の品質で録画コンテンツを再現することができるコンテンツ処理システムを提供する。
本発明に係るコンテンツ処理システムは、固有の暗号鍵Kcを保持した再生装置と、テレビ放送を内蔵記憶装置に録画する機能又は外部記憶媒体からコンテンツを内蔵記憶装置にコピーする機能を備えた録画機で構成される。再生装置は、例えば携帯端末に相当し、録画機から携帯端末へコンテンツを移動する際にダウンコンバートを施すようにしてもよい。
本発明によれば、再生装置にコンテンツを移動する際に、録画機から再生装置にコンテンツをコピーした後で、録画機上で暗号鍵Ksを用いて録画機上の録画コンテンツを暗号化し、その暗号化データは録画機でそのまま保管する。そして、暗号鍵Ksを再生装置に送信し、暗号鍵Ks自体を暗号鍵Kcを用いて暗号化し、暗号化された暗号鍵K及び端末機固有IDを録画機に送信し、録画機ではこれらを保管するようにする。
また、再生装置に存在しているコンテンツを録画機上で回復する際には、録画機上で管理している暗号化された暗号鍵Ksを再生装置に転送し、再生装置上で暗号鍵Kcを用いて復号することにより、元の暗号鍵Ksを取得することができる。そして、その暗号鍵Ksを録画機へ転送し、録画機上で暗号鍵Ksを用いて録画コンテンツを復号するようにすればよい。
また、本発明の第2の側面は、コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの録画又は録画コンテンツの蓄積を行なうコンテンツ録画装置におけるコンテンツの処理をコンピュータシステム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラムであって、
外部端末へ録画コンテンツをコピーするコンテンツ複製ステップと、
前記外部端末へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化ステップと、
暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管ステップと、
コンテンツの暗号鍵を前記外部端末が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理ステップと、
前記外部端末の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号するコンテンツ再現ステップと、
を具備することを特徴とするコンピュータプログラムである。
また、本発明の第3の側面は、コンテンツ保護規定に従った録画コンテンツの視聴を行なうコンテンツ再生装置におけるコンテンツの処理をコンピュータシステム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラムであって、
録画コンテンツを保持するコンテンツ録画装置からコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
前記コンテンツ録画装置においてコンテンツの暗号化に用いた暗号鍵を前記コンテンツ録画装置単独では利用不能な形式にするコンテンツ暗号鍵管理ステップと、
を具備することを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明の第2及び第3の各側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータシステム上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2及び第3の各側面に係るコンピュータプログラムをコンピュータシステムにインストールすることによって、コンピュータシステム上では協働的作用が発揮され、それぞれコンテンツ録画装置並びにコンテンツ再生装置として動作し、これらの装置が協調してコンテンツ保護規定に基づいたコンテンツの移動操作を行なうことで、本発明の第1の側面に係るコンテンツ処理システムと同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定が設定された著作権対応コンテンツを好適に録画並びに再生することができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、録画機で録画したコンテンツをダウンコンバートし、著作権保護に配慮した上で携帯端末に移動した後も、録画機側で元の品質の録画コンテンツを得ることができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、録画機で録画したコンテンツを携帯端末へ移動した後、携帯端末上の記憶装置の故障やコンテンツを誤って消失した場合であっても、録画機側で元の品質の録画コンテンツを回復することができる、優れたコンテンツ処理システム、コンテンツ録画装置、コンテンツ再生装置、コンテンツ処理方法、並びにコンピュータプログラムを提供することができる。
本発明によれば、著作権保護に配慮した上で、録画機にて録画したデータをダウンコンバートして携帯端末に移動した場合でも、録画機側で元の品質の録画コンテンツを得ることができる。また、携帯端末上のハードディスクが故障した場合や、コンテンツが消失してしまったとしても、携帯端末上にデータが残ってさえいれば、録画機側で元の品質の録画コンテンツを得ることができる。携帯端末という性質上、衝撃を受ける場面が多いため、常にハードディスク故障の危険性に面している。したがって、本発明のようにハードディスクの故障を想定した管理方法は非常に有益である。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
A.システム構成
図1には、本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理システム構成を模式的に示している。図示のシステムは、コンテンツを録画する録画機と、録画したコンテンツを再生する携帯端末で構成される。このようなシステムは、家庭内に設置されている録画機でテレビ放送を録画したコンテンツを、携帯端末に移動して視聴する場合などに利用される。録画機上の録画コンテンツは、一旦ダウンコンバートしてから携帯端末に移動する。
本実施形態に係るコンテンツ処理システムでは、コピーワンスのコンテンツの場合、コピー保護規定により、携帯端末に移動した後、録画機上では元の録画コンテンツを削除してしまうが、ダウンコンバートされたデータを録画機において元の品質に再現することができる。
AVプレーヤなどの携帯端末10は、携帯端末毎に固有な暗号鍵Kcと、携帯端末毎に固有な機器IDとを保管する記憶装置(例えばflash ROMなどの不揮発性メモリ)11と、暗号鍵Kcにて暗号化を行なう暗号化処理部12と、暗号鍵Kcにて復号を行なう復号処理部13と、後述の録画機と通信するための通信装置(通信規格には例えばIEEE1394を使う)14と、通信装置14を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部15と、ダウンロードしたコンテンツを管理するコンテンツ管理処理部16と、コンテンツ及びコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置(例えばハードディスク)17を備えている。
一方、テレビ放送録画装置などのコンテンツを録画する録画機20は、ランダムな暗号鍵Ksを生成する暗号鍵生成処理部21と、暗号鍵Ksにて暗号化を行なう暗号化処理部22と、暗号鍵Ksにて復号を行なう復号処理部23と、録画コンテンツをダウンコンバートする処理部24と、携帯端末と通信するための通信装置(通信規格には例えばIEEE1394を使う)25と、通信装置25を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部26と、携帯端末にダウンロードしたコンテンツを管理するダウンロードコンテンツ管理処理部27と、録画コンテンツ、及び録画コンテンツを暗号化したデータ、及びダウンロードコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置(例えばハードディスク)28を備えている。
ここで、ダウンコンバートとは、記録フォーマット(コーデック)を変更したり(例えば、MPEG2からMPEG4へのフォーマット変換)、画サイズを小さくしたり、ビットレートを下げたりするなどを含む、データ変換の総称であり、要するに画質や画サイズを落としてデータの容量を少なくするためのデータ変換である。
また、本実施形態に係るシステムでは、携帯端末10、録画機20ともに暗号化処理部並びに復号処理部が存在するが、暗号アルゴリズムは共通鍵方式であれば、特に問わない。
B.録画機から携帯端末へのコンテンツのダウンロード
図2には、本実施形態に係るシステムにおいて、録画機20から携帯端末10へ、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
ここでは、録画機20上のコンテンツ記録用の記憶装置28には既にテレビ放送データなどを録画したデータが保存されているものとする。録画処理自体は本発明の要旨に直接関連しないので、本明細書では説明しない。記録装置28に蓄積されているコンテンツのことを「録画コンテンツ」と呼ぶことにする。また、携帯端末10と録画機20は、上述したように互いの通信装置14及び25に含まれる通信方式で相互接続され、通信可能な状態であるとする。
録画コンテンツをそのまま携帯端末10に転送するには、携帯端末10が持つ演算処理能力や記憶容量に比較してデータ容量が大き過ぎる。そこで、録画機20側では、まずダウンコンバート処理部24によりデータ容量を少なく変換する(ステップS11)。
次いで、録画機20及び携帯端末10それぞれのデータ転送処理部28及び15、並びに通信装置25及び14(以降データ転送機能と表記する)を用いて、ダウンコンバート済みコンテンツを録画機20から携帯端末10に転送し(ステップS12)、携帯端末10上のコンテンツ保管用の記憶装置17に保存する(ステップS21)。この時点では、携帯端末10側のコンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録は行なわない。
デジタル放送においては、録画機20から携帯端末10へコンテンツの移動を行なう際に、通信経路をDTCP(Digital Transmission Content Protection)という規格で保護する必要がある。DTCPでは、著作権が保護された形でコンテンツを伝送させるために、コンテンツ伝送時における機器間の認証プロトコルと、暗号化コンテンツの伝送プロトコルについて取り決めている(詳細はhttp://www.dtcp.com/を参照されたい)。但し、DTCPの仕組み自体は本発明の要旨に直接関連しないので、本明細書ではこれ以上説明しない。
このようにして、録画機20から携帯端末へコンテンツの移動が実行された後は、録画機20側のコンテンツを使用できなくするために、以下の処理を行なう。
まず、鍵生成処理部21を用いて、録画コンテンツの暗号化に用いるランダムな暗号鍵Ksを生成する(ステップS13)。次に、生成した暗号鍵Ksを、録画機20及び携帯端末10それぞれのデータ転送処理部26及び15を用いて、携帯端末10の暗号化処理部12に転送する(ステップS14)。
携帯端末10の暗号化処理部12では、携帯端末10に固有の暗号鍵Kcを用いて、暗号鍵Ksを暗号化する(ステップS22)。これを以下ではKs'と表記する。この暗号化された暗号鍵Ks'と携帯端末10の機器IDをそれぞれのデータ転送機能を用いて、携帯端末10から録画機20のダウンロードコンテンツ管理処理部27に転送する(ステップS23)。
携帯端末10における暗号鍵Ksの暗号化処理と並行して、録画機20の暗号化処理部22では、その暗号鍵Ksを用いて録画機20上の録画コンテンツを暗号化する(ステップS15)。但し、この時点では暗号化前の録画コンテンツは削除しない。
ダウンロードコンテンツ管理処理部27では、ダウンロードコンテンツ管理表を用いて、携帯端末10へダウンロードしたコンテンツを個別に管理している。下表1には、ダウンロードコンテンツ管理テーブルの構成例を示している。
Figure 2005332092
同テーブルは、録画コンテンツ毎にレコードを用意し、各レコードは、コンテンツ名(タイトル)と、コンテンツの暗号化に用いた暗号鍵Ksについての暗号文Ks'と、コンテンツの移動先である携帯端末を識別する端末IDと、暗号鍵Ksで暗号化されたコンテンツの実体ファイル名(アクセス先)を管理している。
録画機20では、コンテンツを携帯端末に移動し、携帯端末10側から暗号鍵Ksの暗号文Ks'並びに端末IDを得る度に、ダウンロードコンテンツ管理テーブルにレコードの登録を行なう(ステップS16)。そして、録画機20では暗号化前の録画コンテンツを削除する(ステップS17)。
録画機20側でのダウンロードコンテンツ管理テーブルの登録に並行して、携帯端末10側では、この時点で初めて、コンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録を行なう(ステップS24)。コンテンツ管理処理部16では下表2のようなコンテンツ管理表を管理している。
Figure 2005332092
同テーブルは、録画コンテンツ毎にレコードを用意し、各レコードは、コンテンツ名(タイトル)と、ダウンロードされたコンテンツの実体ファイル名(アクセス先)を管理している。
ここで、携帯端末10側でこの時点でコンテンツの登録を行なうのは、録画機20側でコンテンツを利用できなくなって初めて、携帯端末10側でコンテンツを利用可能とするためである。つまり、携帯端末10側ではコンテンツ管理処理部16に登録されないと録画コンテンツを利用できない。
以上のようにして、録画機20においては、暗号鍵Ksによって暗号化された録画コンテンツと、暗号鍵の暗号文Ks'が存在しているが、このような状態では、携帯端末10側の暗号鍵Kcが無いと録画コンテンツを再生することはできない。言い換えれば、録画機20では、録画コンテンツは、削除したのと同様に利用できない形に変換されているので、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定を満足する。ここで、録画機20において、携帯端末10に移動したコンテンツを再生しようとした場合には、再生不可であることを表示するとともに、移動先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、ユーザにとって分かり易い表示を行なうことも考えられる。
一方、携帯端末10側ではダウンコンバートされた録画コンテンツが存在しているので、携帯端末自体を持ち出して好きな場所で、それを視聴することが可能である。また、前述のコンテンツ管理表はコンテンツ移動元である録画機20を示す録画機IDなどの録画機固有情報も併せて管理してもよい。これによって、携帯端末10でコンテンツ視聴する場合に、そのコンテンツの移動元である録画機20を示す情報を表示することにより、ユーザにとって分かり易い表示を実現できる。
ここで、携帯端末10と録画機20との通信において、暗号鍵Ks、並びにKs'を送受信する際は、盗聴に備えて、これらとは別な鍵を用いて暗号化してから送受信するべきである。しかしながら、この暗号化通信処理は本発明の要旨に直接関連しないので、本明細書では説明を省略する。
C.携帯端末へダウンロードしたコンテンツの録画機上への取り戻し
本実施形態に係るコンテンツ処理システムでは、コピーワンスのコンテンツを、図2に示した処理手順に従うことで、コンテンツ保護規定を満足しながら、録画機20が携帯端末10に移動することができる。録画機10上では元の録画コンテンツを削除してしまうが、さらに、ダウンコンバートされたデータを録画機において元の品質に再現することができる。図3には、携帯端末10に移動したコンテンツを、録画機20が携帯端末10から取り戻すための処理手順をフローチャートの形式で示している。
以下では、図2の場合と同様に、携帯端末10と録画機20はそれぞれのデータ転送処理部15及び26に含まれる通信方式で接続され、通信可能な状態であるとする。
まず、携帯端末10側では、自身の端末IDを記憶装置11から読み出し、携帯端末10及び録画機20それぞれのデータ転送処理部15及び26を使って、携帯端末10から録画機20へ端末IDを送信する(ステップS41)。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27でダウンロードコンテンツ管理テーブル(前述)に記録されているコンテンツ名をすべてテレビ画面(若しくはその他のモニタ画面)に表示し、ユーザに戻すべきコンテンツを選択させる(ステップS31)。このとき、そのコンテンツのダウンロード先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、よりユーザにとって分かり易くすることも考えられる。
コンテンツが選択されると、ダウンロードコンテンツ管理テーブルを参照し、そのコンテンツのダウンロード先である端末IDを取得する(ステップS32)。そして、テーブルから取得された端末IDを、携帯端末10から送信された端末IDと比較照合することにより、選択されたコンテンツに対して、そのコンテンツに対応する端末IDが現在この録画機20に接続されている携帯端末10と同一であるかどうかを確認する(ステップS33)。
ここで、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一でない場合には、エラー画面を表示し(ステップS34)、本処理ルーチン全体を終了する。
一方、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一の場合は、以下の処理を行なう。
まず、録画機20は、携帯端末10のコンテンツ管理処理部16に対し、携帯端末10側の録画コンテンツを削除するように指示を出す。携帯端末10では、この指示に応答して、該当する録画コンテンツのデータを削除し、同時にコンテンツ管理テーブルからも削除する(ステップS42)。
なお、この時点よりも後で障害などが発生し、携帯端末10から録画コンテンツを戻す処理が正しく機能しなかった場合には、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための別途の手段を備えることができるが、この点の詳細については後述に譲る。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27にて、ユーザが指定したコンテンツに対応する暗号化された暗号鍵Ks'を取得し(ステップS35)、暗号鍵Ks'を携帯端末10に転送する(ステップS36)。
携帯端末10側では、復号処理部13にて、暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ks'から元の暗号鍵Ksを復号する(ステップS43)。そして、暗号鍵Ksを録画機20に戻す(ステップS44)。
ここで、録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理テーブルを何らかの手段で偽造して、異なる端末機器にダウンロードしたことにしたとしても、暗号化された暗号鍵Ks'を復号するための端末機器固有の暗号鍵Kcが異なるため、勝手に暗号化された暗号鍵Ks'を復号することはできない。
続いて、録画機20では、復号された暗号鍵Ksを用いて、暗号化されている録画コンテンツを復号する(ステップS37)。
その後、記録装置28内の暗号化された録画コンテンツを削除するとともに(ステップS38)、ダウンロードコンテンツ管理テーブルから当該データも削除する(ステップS39)。
以上にして、録画機20側では、携帯端末10へコンテンツを転送する処理を行なう前と全く同じコンテンツのデータを回復することができる。
D.携帯端末上で消失したコンテンツの回復
上述の説明では、録画機20上で録画コンテンツを回復するためには、携帯端末10上のコンテンツを上記手順に従って削除する必要があった。ところが、携帯端末10上のコンテンツを管理している記憶装置が故障するかもしれない。あるいは、ユーザの操作ミスや製品の不良などにより、携帯端末上のコンテンツデータをユーザが意図しないにもかかわらず削除してしまうかもしれない。ユーザは1個のみのコピーを保持する権利があるにも拘らず、コンテンツの回復処理が行なえなくなってしまう。
そこで、この項では、障害などが発生し、携帯端末10から録画コンテンツを戻す処理が正しく機能しなかった場合に、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための処理について説明する。
図4には、本発明では、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
録画機20に接続された携帯端末10では、ダウンロードしておいたコンテンツを消失するなどの障害が発生すると、コンテンツ管理テーブルに登録されているすべてのコンテンツのリストと、端末固有IDを録画機20に転送する(ステップS61)。
録画機20側では、携帯端末10からの通知に応答して、ダウンロードコンテンツ管理処理部27にて、ダウンロードコンテンツ管理テーブルを参照し、当該携帯端末10にダウンロードしたコンテンツのタイトルの中で、受信したリストに含まれないコンテンツがあるかどうかを確認する(ステップS51)。つまり、携帯端末10に存在しているべきコンテンツが、消失していないかを確認する。
消失したコンテンツが存在した場合は、消失したコンテンツそれぞれに対して以下の処理を行なう。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27にて、消失したコンテンツに対応する暗号化された暗号鍵Ks'を取得する(ステップS53)。次いで、暗号化された暗号鍵Ks'を携帯端末10に転送する(ステップS54)。これに対し、携帯端末10側では、復号処理部13が、端末固有の暗号鍵Kcを用いて、暗号鍵Ks'を復号処理し(ステップS62)、得られた暗号鍵Ksを録画機20に戻す(ステップS63)。
続いて、録画機20では、携帯端末10から戻された暗号鍵Ksを用いて、暗号化されている録画コンテンツを復号する(ステップS55)。その後、ダウンロードコンテンツ管理テーブルから当該データを削除し、記録装置28内の暗号化された録画コンテンツも削除する。
以上のようにして、携帯端末10側にコンテンツが存在していなくても、録画機20側で元の録画コンテンツを回復することができる。
この点について説明を補足すると、録画機10側で元の録画コンテンツを回復するために携帯端末10側で必要な情報としては、携帯端末の端末IDと端末固有の暗号鍵Kcだけである。そのため、この2種類の情報は、通常のハードディスクよりもはるかに信頼性の高い(耐タンパ性のある)、半導体記憶装置に保管しておくことが好ましい。携帯端末10のハードディスクの故障や誤消去(誤って、ハードディスクを初期化した場合も含む)が生じた場合であっても、元の録画コンテンツを回復することができる。
E.システムの変形例
図5には、図1に示したコンテンツ処理システムの変形例を示している。図示のシステムは、図1と同様に、コンテンツを録画する録画機と、録画したコンテンツを再生する携帯端末で構成される。そして、家庭内に設置されている録画機でテレビ放送を録画したコンテンツを、携帯端末に移動して視聴する場合などに利用される。録画機上の録画コンテンツは、一旦ダウンコンバートしてから携帯端末に移動する。
AVプレーヤなどの携帯端末10は、携帯端末毎に固有な暗号鍵Kcと、携帯端末毎に固有な機器IDとを保管する記憶装置11と、録画機20と通信するための通信装置14と、通信装置14を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部15と、ダウンロードしたコンテンツを管理するコンテンツ管理処理部16と、コンテンツ及びコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置17を備えている。
一方、テレビ放送録画装置などのコンテンツを録画する録画機20は、ランダムな暗号鍵Ksを生成する暗号鍵生成処理部21と、暗号鍵Ksにてコンテンツの暗号化を行なうとともに、暗号鍵Kcにて暗号鍵Ksの暗号化を行なう暗号化処理部22と、暗号鍵Ksにて暗号化コンテンツの復号を行なうとともに、暗号鍵Kcにて暗号化された暗号鍵Ks'の復号を行なう復号処理部23と、録画コンテンツをダウンコンバートする処理部24と、携帯端末10と通信するための通信装置25と、通信装置25を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部26と、携帯端末にダウンロードしたコンテンツを管理するダウンロードコンテンツ管理処理部27と、録画コンテンツ、及び録画コンテンツを暗号化したデータ、及びダウンロードコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置28を備えている。
図1に示したシステム構成では、コンテンツの暗号化に使用した暗号鍵Ksを魂胆角ダウンロード先である携帯端末10固有の暗号鍵Kcを用いて暗号化する処理を、携帯端末上で実現している。これに対し、図5に示した変形例では、コンテンツの暗号鍵Ksを暗号化する処理を録画機20側で実施するように構成されている。
この場合、図5に示すように、携帯端末機10側における暗号化処理部12と復号処理部13で行なう処理が不要になる。但し、録画機20側の暗号化処理部22と復号処理部23では、暗号鍵Ksによるコンテンツの暗号化並びに復号処理に加え、暗号鍵Ksを暗号鍵Kcにより暗号化並びに復号する処理がそれぞれ必要になる。
図5に示したシステム構成では、携帯端末10は、コンテンツのダウンロードに応答して、暗号鍵Kcを録画機20に転送する。そして、録画機20側では、暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksの暗号化を行なうことになる。
図6には、図5に示したシステムにおいて、録画機20から携帯端末10へ、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
ここでは、録画機20上のコンテンツ記録用の記憶装置28には既にテレビ放送データなどを録画したデータが保存されているものとする。また、携帯端末10と録画機20は、上述したように互いの通信装置14及び25に含まれる通信方式で相互接続され、通信可能な状態であるとする。
録画コンテンツはデータ容量が大き過ぎるため、録画機20側では、まずダウンコンバート処理部24によりデータ容量を少なく変換する(ステップS71)。
次いで、録画機20及び携帯端末10それぞれのデータ転送機能を用いて、ダウンコンバート済みコンテンツを録画機20から携帯端末10に転送し(ステップS72)、携帯端末10上のコンテンツ保管用の記憶装置17に保存する(ステップS81)。この時点では、携帯端末10側のコンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録は行なわない。
このようにして、録画機20から携帯端末へコンテンツの移動が実行された後は、録画機20側のコンテンツを使用できなくするために、以下の処理を行なう。
録画機20は、鍵生成処理部21を用いて、録画コンテンツの暗号化に用いるランダムな暗号鍵Ksを生成する(ステップS73)。また、携帯端末10は、録画コンテンツを受信した後、端末に固有の暗号鍵Kcと携帯端末10を一意に識別する端末IDを録画機20に転送する(ステップS82)。
そして、録画機20側では、暗号処理部22において、暗号鍵Ksを用いて録画機20上の録画コンテンツを暗号化する(ステップS74)。これに続いて、携帯端末10側から送られてきた暗号鍵Kcを用いて、コンテンツの暗号化に用いた暗号鍵Ksを暗号化する(ステップS75)。
次いで、ダウンロードコンテンツ管理処理部27は、ダウンロードしたコンテンツと、ダウンロード先である携帯端末10を識別する端末IDと、携帯端末10の暗号鍵Kcで暗号化された暗号鍵Ks'を格納したレコードを、ダウンロードコンテンツ管理テーブルに追加登録する(ステップS75)。そして、録画機20では暗号化前の録画コンテンツを削除する(ステップS76)。
一方、携帯端末10側では、この時点で初めて、コンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録を行なう(ステップS83)。
以上のようにして、録画機20においては、暗号鍵Ksによって暗号化された録画コンテンツと、暗号鍵の暗号文Ks'が存在しているが、このような状態では、携帯端末10側の暗号鍵Kcが無いと録画コンテンツを再生することはできない。言い換えれば、録画機20では、録画コンテンツは、削除したのと同様に利用できない形に変換されているので、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定を満足する。ここで録画機20において、携帯端末10に移動したコンテンツを再生しようとした場合には、再生不可であることを表示するとともに、移動先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、ユーザにとって分かり易い表示を行なうことも考えられる。また、携帯端末10側ではダウンコンバートされた録画コンテンツが存在しているので、携帯端末自体を持ち出して好きな場所で、それを視聴することが可能である。また、携帯端末10でコンテンツ視聴する場合に、そのコンテンツの移動元である録画機20を示す情報を表示することにより、ユーザにとって分かり易い表示を実現できる。
図7には、図5に示したシステムにおいて、携帯端末10に移動したコンテンツを、録画機20が携帯端末10から取り戻すための処理手順をフローチャートの形式で示している。
以下では、図6の場合と同様に、携帯端末10と録画機20はそれぞれのデータ転送処理部15及び26に含まれる通信方式で接続され、通信可能な状態であるとする。
まず、携帯端末10側では、自身の端末IDを記憶装置11から読み出し、携帯端末10及び録画機20それぞれのデータ転送処理部15及び26を使って、携帯端末10から録画機20へ端末IDを送信する(ステップS101)。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27でダウンロードコンテンツ管理テーブル(前述)に記録されているコンテンツ名をすべてテレビ画面(若しくはその他のモニタ画面)に表示し、ユーザに戻すべきコンテンツを選択させる(ステップS91)。このとき、そのコンテンツのダウンロード先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、よりユーザにとって分かり易くすることも考えられる。
コンテンツが選択されると、ダウンロードコンテンツ管理テーブルを参照し、そのコンテンツのダウンロード先である端末IDを取得する(ステップS92)。そして、テーブルから取得された端末IDを、携帯端末10から送信された端末IDと比較照合することにより、選択されたコンテンツに対して、そのコンテンツに対応する端末IDが現在この録画機20に接続されている携帯端末10と同一であるかどうかを確認する(ステップS93)。
ここで、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一でない場合には、エラー画面を表示し(ステップS94)、本処理ルーチン全体を終了する。
一方、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一の場合は、以下の処理を行なう。
まず、録画機20は、携帯端末10のコンテンツ管理処理部16に対し、携帯端末10側の録画コンテンツを削除するように指示を出す。携帯端末10では、この指示に応答して、該当する録画コンテンツのデータを削除し、同時にコンテンツ管理テーブルからも削除する(ステップS102)。また、携帯端末10は、端末固有の暗号鍵Kcを録画機10に転送する(ステップS103)。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27にて、ユーザが指定したコンテンツに対応する暗号鍵Ks'を取得し(ステップS95)、これを携帯端末10から送られてきた暗号鍵Kcを用いて復号し、元の暗号鍵Ksを取り戻す(ステップS96)。
続いて、録画機20では、復号された暗号鍵Ksを用いて、暗号化されている録画コンテンツを復号する(ステップS97)。
その後、記録装置28内の暗号化された録画コンテンツを削除するとともに(ステップS98)、ダウンロードコンテンツ管理テーブルから当該データも削除する(ステップS99)。
以上にして、録画機20側では、携帯端末10へコンテンツを転送する処理を行なう前と全く同じコンテンツのデータを回復することができる。
F.システムの変形例
図8には、図1に示したコンテンツ処理システムについてのさらに他の変形例を示している。図示のシステムは、図1と同様に、コンテンツを録画する録画機と、録画したコンテンツを再生する携帯端末で構成される。そして、家庭内に設置されている録画機でテレビ放送を録画したコンテンツを、携帯端末に移動して視聴する場合などに利用される。録画機上の録画コンテンツは、一旦ダウンコンバートしてから携帯端末に移動する。
AVプレーヤなどの携帯端末10は、携帯端末毎に固有な暗号鍵Kcと、携帯端末毎に固有な機器IDとを保管する記憶装置11と、暗号鍵Kcにて暗号化を行なう暗号化処理部12と、暗号鍵Kcにて復号を行なう復号処理部13と、後述の録画機20と通信するための通信装置14と、通信装置14を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部15と、ダウンロードしたコンテンツを管理するコンテンツ管理処理部16と、コンテンツ及びコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置17を備えている。
一方、テレビ放送録画装置などのコンテンツを録画する録画機20は、録画コンテンツをダウンコンバートする処理部24と、携帯端末と通信するための通信装置25と、通信装置25を用いてデータの転送を行なうデータ転送処理部26と、携帯端末にダウンロードしたコンテンツを管理するダウンロードコンテンツ管理処理部27と、録画コンテンツ、及び録画コンテンツを暗号化したデータ、及びダウンロードコンテンツ管理テーブルを保管するための記憶装置28を備えている。
図1に示したシステム構成では、録画コンテンツを暗号化する処理を録画機20上で行なうようになっているが、図8に示した変形例では、携帯端末10上で録画コンテンツの暗号化を行なうように構成されている。この場合、録画機20側では、そもそもコンテンツ暗号化用の暗号鍵Ks自体が不要となる。また、録画機20上に鍵生成処理部21と暗号化処理部22、復号処理部23を備える必要がなくなる。また、ダウンロードコンテンツ管理テーブル(前述)の各レコードでは、暗号化された暗号鍵Ks'の項目が不要になる。逆に、録画コンテンツを暗号化するため、ダウンコンバート済みデータの転送だけでなく、ダウンコンバート前の録画コンテンツを端末に転送する必要がある。
一方、携帯端末10上では、コンテンツ暗号化用の暗号鍵Ksを暗号化する処理並びに復号する処理が不要になり、代わりに、録画コンテンツ自体を暗号化並びに復号する処理も携帯端末10側で行なうことになる。
図9には、図8に示したシステムにおいて、録画機20から携帯端末10へ、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
ここでは、録画機20上のコンテンツ記録用の記憶装置28には既にテレビ放送データなどを録画したデータが保存されているものとする。また、携帯端末10と録画機20は、上述したように互いの通信装置14及び25に含まれる通信方式で相互接続され、通信可能な状態であるとする。
録画コンテンツをそのまま携帯端末10に転送するには、携帯端末10が持つ演算処理能力や記憶容量に比較してデータ容量が大き過ぎる。そこで、録画機20側では、まずダウンコンバート処理部24によりデータ容量を少なく変換する(ステップS111)。
次いで、録画機20及び携帯端末10それぞれのデータ転送機能を用いて、ダウンコンバート済みコンテンツを録画機20から携帯端末10に転送し(ステップS112)、携帯端末10上のコンテンツ保管用の記憶装置17に保存する(ステップS121)。この時点では、携帯端末10側のコンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録は行なわない。
このようにして、録画機20から携帯端末へコンテンツの移動が実行された後は、録画機20側のコンテンツを使用できなくするために、以下の処理を行なう。
録画機20は、変換前の録画コンテンツを携帯端末10へ転送する(ステップS113)。
携帯端末10側では、暗号化処理部12が、暗号鍵Kcを用いて録画コンテンツを暗号化する(ステップS122)。そして、暗号化した録画コンテンツを、携帯端末10に固有の端末IDとともに録画機20に転送する(ステップS123)。
録画機20では、コンテンツを携帯端末10に移動し、携帯端末10側から暗号化された録画コンテンツ並びに端末IDを得る度に、ダウンロードコンテンツ管理テーブルにレコードの登録を行なう(ステップS114)。そして、録画機20では暗号化前の録画コンテンツを削除する(ステップS115)。
録画機20側でのダウンロードコンテンツ管理テーブルの登録に並行して、携帯端末10側では、この時点で初めて、コンテンツ管理処理部16にてコンテンツの登録を行なう(ステップS124)。
ここで、携帯端末10側でこの時点でコンテンツの登録を行なうのは、録画機20側でコンテンツを利用できなくなって初めて、携帯端末10側でコンテンツを利用可能とするためである。つまり、携帯端末10側ではコンテンツ管理処理部16に登録されないと録画コンテンツを利用できない。
以上のようにして、録画機20においては、携帯端末10の暗号鍵Kcによって暗号化された録画コンテンツが存在しているが、このような状態では、携帯端末10側の暗号鍵Kcが無いと録画コンテンツを再生することはできない。言い換えれば、録画機20では、録画コンテンツは、削除したのと同様に利用できない形に変換されているので、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定を満足する。ここで録画機20において、携帯端末10に移動したコンテンツを再生しようとした場合には、再生不可であることを表示するとともに、移動先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、ユーザにとって分かり易い表示を行なうことも考えられる。
図10は、図8に示したシステム構成において、携帯端末10に移動したコンテンツを、録画機20が携帯端末10から取り戻すための処理手順をフローチャートの形式で示している。
以下では、図9の場合と同様に、携帯端末10と録画機20はそれぞれのデータ転送処理部15及び26に含まれる通信方式で接続され、通信可能な状態であるとする。
録画機20側では、ダウンロードコンテンツ管理処理部27でダウンロードコンテンツ管理テーブル(前述)に記録されているコンテンツ名をすべてテレビ画面(若しくはその他のモニタ画面)に表示し、ユーザに戻すべきコンテンツを選択させる(ステップS151)。このとき、そのコンテンツのダウンロード先である携帯端末10を示す端末IDなどの携帯端末固有情報も併せて表示し、よりユーザにとって分かり易くすることも考えられる。
コンテンツが選択されると、ダウンロードコンテンツ管理テーブルを参照し、そのコンテンツのダウンロード先である端末IDを取得する(ステップS152)。そして、テーブルから取得された端末IDを、携帯端末10から送信された端末IDと比較照合することにより、選択されたコンテンツに対して、そのコンテンツに対応する端末IDが現在この録画機20に接続されている携帯端末10と同一であるかどうかを確認する(ステップS153)。
ここで、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一でない場合には、エラー画面を表示し(ステップS154)、本処理ルーチン全体を終了する。
一方、接続中の携帯端末10と選択されたコンテンツのダウンロード先が同一の場合は、以下の処理を行なう。
まず、録画機20は、携帯端末10のコンテンツ管理処理部16に対し、携帯端末10側の録画コンテンツを削除するように指示を出す。携帯端末10では、この指示に応答して、該当する録画コンテンツのデータを削除し、同時にコンテンツ管理テーブルからも削除する(ステップS162)。
録画機20側では、選択されたコンテンツを携帯端末10に転送する(ステップS155)。
携帯端末10側では、復号処理部13にて、暗号鍵Kcを用いて暗号化された録画コンテンツを復号する(ステップS163)。そして、復号された録画コンテンツを録画機20に戻す(ステップS164)。
続いて、録画機20では、記録装置28内の暗号化された録画コンテンツを削除するとともに(ステップS156)、ダウンロードコンテンツ管理テーブルから当該データも削除する(ステップS157)。
以上にして、録画機20側では、携帯端末10へコンテンツを転送する処理を行なう前と全く同じコンテンツのデータを回復することができる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理システム構成を模式的に示した図である。 図2は、録画機20から携帯端末10へ、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順を示したフローチャートである。 図3は、携帯端末10に移動したコンテンツを、録画機20が携帯端末10から取り戻すための処理手順を示したフローチャートである。 図4は、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための処理手順を示したフローチャートである。 図5は、図1に示したコンテンツ処理システムの変形例を示した図である。 図6は、図5に示したシステムにおける、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順を示したフローチャートである。 図7は、図5に示したシステムにおける、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための処理手順を示したフローチャートである。 図8は、図1に示したコンテンツ処理システムについての他の変形例を示した図である。 図9は、図8に示したシステムにおける、コピーワンスなどのコンテンツ保護規定に遵守しながら録画コンテンツを移動するための処理手順を示したフローチャートである。 図10は、図8に示したシステムにおける、携帯端末10上で消失した録画コンテンツを回復するための処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10…携帯端末
11…暗号鍵、端末固有ID用記憶装置
12…暗号化処理部
13…復号処理部
14…通信装置
15…データ転送処理部
16…コンテンツ管理処理部
17…コンテンツ用記憶装置
20…録画機
21…暗号化鍵生成処理部
22…暗号化処理部
23…復号処理部
24…ダウンコンバート処理部
25…通信装置
26…データ転送処理部
27…ダウンロードコンテンツ管理処理部
28…記憶装置

Claims (31)

  1. コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの処理を行なうコンテンツ処理システムであって、
    コンテンツを録画若しくは蓄積する録画機と、コンテンツを視聴する再生装置を備え、
    コンテンツを前記録画機から前記再生装置へコピーするコンテンツ複製手段と、
    前記再生装置へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化手段と、
    暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管手段と、
    コンテンツの暗号鍵を前記再生装置が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理手段と、
    前記再生装置の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号する前記録画機上で再現するコンテンツ再現手段と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ処理システム。
  2. 前記暗号鍵管理手段は、前記再生装置でのみ復号可能な形式で暗号化されたコンテンツの暗号鍵を前記再生装置の識別情報とともに前記録画機上で管理する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  3. 前記暗号鍵管理手段は、コンテンツの暗号鍵を前記再生装置の識別情報とともに前記再生装置上で管理する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  4. 前記暗号化手段は、前記録画機上の暗号鍵Ksを用いてコンテンツを暗号化し、
    前記暗号鍵管理手段は、前記再生装置の暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化し、暗号化された暗号鍵Ks及び前記再生装置の識別情報を前記録画機で保管し、
    前記コンテンツ再現手段は、前記再生装置の暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを復号して元の暗号鍵Ksを取得し、暗号鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  5. 前記暗号鍵管理手段は、暗号鍵Ksを前記録画機から前記再生装置に送信し、前記再生装置において暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化し、暗号化された暗号鍵Ks及び前記再生装置の識別情報を前記再生装置から前記録画機に送信し、前記録画機において管理し、
    前記コンテンツ再現手段は、前記暗号鍵管理手段において管理されている暗号化された暗号鍵Ksを対応する識別情報で指定される再生装置に送信し、該再生装置上で暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを復号して元の暗号鍵Ksを取得して前記録画機に送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ処理システム。
  6. 前記暗号鍵管理手段は、前記再生装置から前記録画機へ暗号鍵Kcを送信し、前記録画機上で暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ処理システム。
  7. 前記暗号化手段は、前記録画機から前記再生装置にコンテンツを転送し、前記再生装置上で暗号鍵Kcを用いてコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツ及び前記再生装置の識別情報を前記録画機に転送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ処理システム。
  8. コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの録画又は録画コンテンツの蓄積を行なうコンテンツ録画装置であって、
    外部端末へ録画コンテンツをコピーするコンテンツ複製手段と、
    前記外部端末へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化手段と、
    暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管手段と、
    コンテンツの暗号鍵を前記外部端末が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理手段と、
    前記外部端末の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号するコンテンツ再現手段と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ録画装置。
  9. 前記暗号鍵管理手段は、前記外部端末でのみ復号可能な形式で暗号化されたコンテンツの暗号鍵を前記外部端末の識別情報とともに管理する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ録画装置。
  10. 前記暗号化手段は、前記コンテンツ録画装置上の暗号鍵Ksを用いてコンテンツを暗号化し、
    前記暗号鍵管理手段は、前記外部端末の暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化し、暗号化された暗号鍵Ks及び前記外部端末の識別情報を保管し、
    前記コンテンツ再現手段は、前記外部端末の暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを復号して元の暗号鍵Ksを取得し、暗号鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ録画装置。
  11. 前記暗号鍵管理手段は、暗号鍵Ksを前記外部端末に送信し、前記外部端末において暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを受け取り、前記外部端末の識別情報とともに管理し、
    前記コンテンツ再現手段は、前記暗号鍵管理手段において管理されている暗号化された暗号鍵Ksを対応する識別情報で指定される外部端末に送信し、該外部端末上で暗号鍵Kcを用いて復号された暗号鍵Ksを受け取り、該復号された暗号鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ録画装置。
  12. 前記暗号鍵管理手段は、前記外部端末から受信した暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ録画装置。
  13. 前記暗号化手段は、コンテンツを前記外部端末に転送し、
    前記暗号化コンテンツ保管手段は、前記外部端末から転送される暗号鍵Kcでコンテンツを暗号化して保管する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ録画装置。
  14. コンテンツ保護規定に従った録画コンテンツの視聴を行なうコンテンツ再生装置であって、
    録画コンテンツを保持するコンテンツ録画装置からコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ録画装置においてコンテンツの暗号化に用いた暗号鍵を前記コンテンツ録画装置単独では利用不能な形式にするコンテンツ暗号鍵管理手段と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  15. 前記コンテンツ暗号鍵管理手段は、コンテンツの暗号鍵を当該装置の識別情報とともに管理する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のコンテンツ再生装置。
  16. 前記コンテンツ暗号鍵管理手段は、前記コンテンツ録画装置からコンテンツ暗号鍵Ksを受信して、当該装置内の暗号鍵Kcを用いて暗号化して前記コンテンツ録画装置に返信するとともに、前記コンテンツ録画装置から暗号化されたコンテンツ暗号鍵を受信して、当該装置内の暗号鍵Kcを用いて復号して前記コンテンツ録画装置に返信する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のコンテンツ再生装置。
  17. 前記コンテンツ暗号鍵管理手段は、前記コンテンツ録画装置へ暗号鍵Kcを送信する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンテンツ再生装置。
  18. 前記コンテンツ暗号鍵管理手段は、前記コンテンツ録画装置からコンテンツを受信し、暗号鍵Kcを用いて暗号化し、暗号化コンテンツを前記コンテンツ録画装置に返信する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンテンツ再生装置。
  19. コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの録画又は録画コンテンツの蓄積を行なうコンテンツ録画装置におけるコンテンツ処理方法であって、
    外部端末へ録画コンテンツをコピーするコンテンツ複製ステップと、
    前記外部端末へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化ステップと、
    暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管ステップと、
    コンテンツの暗号鍵を前記外部端末が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理ステップと、
    前記外部端末の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号するコンテンツ再現ステップと、
    を具備することを特徴とするコンテンツ処理方法。
  20. 前記暗号鍵管理手段は、前記外部端末でのみ復号可能な形式で暗号化されたコンテンツの暗号鍵を前記外部端末の識別情報とともに管理する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツ処理方法。
  21. 前記暗号化ステップでは、前記コンテンツ録画装置上の暗号鍵Ksを用いてコンテンツを暗号化し、
    前記暗号鍵管理ステップでは、前記外部端末の暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化し、暗号化された暗号鍵Ks及び前記外部端末の識別情報を保管し、
    前記コンテンツ再現ステップでは、前記外部端末の暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを復号して元の暗号鍵Ksを取得し、暗号鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツ処理方法。
  22. 前記暗号鍵管理ステップでは、暗号鍵Ksを前記外部端末に送信し、前記外部端末において暗号鍵Kcを用いて暗号化された暗号鍵Ksを受け取り、前記外部端末の識別情報とともに管理し、
    前記コンテンツ再現ステップでは、前記暗号鍵管理ステップにおいて管理されている暗号化された暗号鍵Ksを対応する識別情報で指定される外部端末に送信し、該外部端末上で暗号鍵Kcを用いて復号された暗号鍵Ksを受け取り、該復号された暗号鍵Ksを用いて暗号化コンテンツを復号する、
    ことを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ処理方法。
  23. 前記暗号鍵管理ステップでは、前記外部端末から受信した暗号鍵Kcを用いて暗号鍵Ksを暗号化する、
    ことを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ処理方法。
  24. 前記暗号化ステップでは、コンテンツを前記外部端末に転送し、
    前記暗号化コンテンツ保管ステップでは、前記外部端末から転送される、暗号鍵Kcで暗号化されたコンテンツを保管する、
    ことを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ処理方法。
  25. コンテンツ保護規定に従った録画コンテンツの視聴を行なうコンテンツ再生装置におけるコンテンツ処理方法であって、
    録画コンテンツを保持するコンテンツ録画装置からコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ録画装置においてコンテンツの暗号化に用いた暗号鍵を前記コンテンツ録画装置単独では利用不能な形式にするコンテンツ暗号鍵管理ステップと、
    を具備することを特徴とするコンテンツ処理方法。
  26. 前記コンテンツ暗号鍵管理ステップでは、コンテンツの暗号鍵を当該装置の識別情報とともに管理する、
    ことを特徴とする請求項25に記載のコンテンツ処理方法。
  27. 前記コンテンツ暗号鍵管理ステップでは、前記コンテンツ録画装置からコンテンツ暗号鍵Ksを受信して、当該装置内の暗号鍵Kcを用いて暗号化して前記コンテンツ録画装置に返信するとともに、前記コンテンツ録画装置から暗号化されたコンテンツ暗号鍵を受信して、当該装置内の暗号鍵Kcを用いて復号して前記コンテンツ録画装置に返信する、
    ことを特徴とする請求項25に記載のコンテンツ処理方法。
  28. 前記コンテンツ暗号鍵管理ステップでは、前記コンテンツ録画装置へ暗号鍵Kcを送信する、
    ことを特徴とする請求項27に記載のコンテンツ処理方法。
  29. 前記コンテンツ暗号鍵管理ステップでは、前記コンテンツ録画装置からコンテンツを受信し、暗号鍵Kcを用いて暗号化し、暗号化コンテンツを前記コンテンツ録画装置に返信する、
    ことを特徴とする請求項27に記載のコンテンツ処理方法。
  30. コンテンツ保護規定に従ったコンテンツの録画又は録画コンテンツの蓄積を行なうコンテンツ録画装置におけるコンテンツの処理をコンピュータシステム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラムであって、
    外部端末へ録画コンテンツをコピーするコンテンツ複製ステップと、
    前記外部端末へコピーした元のコンテンツを暗号化する暗号化ステップと、
    暗号化されたコンテンツを保管する暗号化コンテンツ保管ステップと、
    コンテンツの暗号鍵を前記外部端末が介在してのみ利用可能な形式で管理する暗号鍵管理ステップと、
    前記外部端末の介在によりコンテンツの暗号鍵を回復し、暗号化コンテンツを復号するコンテンツ再現ステップと、
    を具備することを特徴とするコンピュータプログラム。
  31. コンテンツ保護規定に従った録画コンテンツの視聴を行なうコンテンツ再生装置におけるコンテンツの処理をコンピュータシステム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラムであって、
    録画コンテンツを保持するコンテンツ録画装置からコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ録画装置においてコンテンツの暗号化に用いた暗号鍵を前記コンテンツ録画装置単独では利用不能な形式にするコンテンツ暗号鍵管理ステップと、
    を具備することを特徴とするコンピュータプログラム。
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