JP2006352312A - 家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法 - Google Patents

家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法を提供する。
【解決手段】 暗号処理部23は、放送局から受信したコンテンツを暗号化し、暗号化したコンテンツを複数のホーム機器の少なくとも1つに、コンテンツの再生要求時よりも前もって送信する。鍵管理情報記憶部27は、暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する。鍵管理部26は、ホーム機器でのコンテンツの再生要求時に送信される復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵がそのホーム機器に所有された場合に、そのホーム機器のみが復号鍵を所有できることとなる可能性があるときのみ、復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報をそのホーム機器に送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法に関し、特に、同時再生に制限のあるコンテンツを家庭内で共同利用するための家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法に関する。
これからはじまる地上波デジタル放送などにおいて、著作権を保護するために、多くの番組が「コピーワンスコンテンツ(1度のみ録画可能な番組)」になる予定である。このようなコピーワンスコンテンツでは、一度録画してしまうと、その番組は他の機器にコピーすることができない。したがって、複数の機器でコンテンツが無許可で同時に再生されるのを防止することができ、コンテンツの著作権を保護することができる(たとえば、非特許文献1参照)。
「コピーワンスコンテンツ」がもたらす弊害、[平成17年4月5日検索]、インターネット <URL : http://www.itmedia.co.jp/news/0307/29/cjad_redwave.html>
しかしながら、コピーワンスコンテンツをホームサーバで録画しておき、ユーザが視聴したいときに家庭内のホーム機器で再生しようとする場合には、ホームサーバ内からそのコンテンツを削除するとともに、ホーム機器に転送しなければならず、ユーザはすぐに視聴することができない。
それゆえに、本発明の目的は、著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる家庭内コンテンツ共同利用システム、ホームサーバ、ホーム機器および家庭内コンテンツ共同利用方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムであって、ホームサーバは、コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、受信したコンテンツを暗号化し、暗号化したコンテンツを複数のホーム機器の少なくとも1つに、受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信する暗号処理部と、暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する鍵管理情報記憶部と、暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つから、コンテンツの再生要求時に送信される復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、復号鍵を転送要求したホーム機器のみが復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、可能性があるときのみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報を送信する鍵管理部とを備え、ホーム機器は、コンテンツの再生要求時よりも前もって、ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、コンテンツの再生要求時に、ホームサーバに取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信し、ホームサーバから復号鍵を受信、またはホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信して、情報に基づいて他のホーム機器から復号鍵を受信する鍵取得部と、受信した復号鍵で、受信した暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、復号したコンテンツを再生する再生部とを備える。
好ましくは、ホーム機器において、鍵取得部は、受信した復号鍵の使用後に、ホームサーバに受信した復号鍵を送信するとともに、自装置内の復号鍵を削除し、ホームサーバにおいて、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバが復号鍵を所有しているか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、ホームサーバが復号鍵を所有している場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置内の復号鍵を削除し、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新し、鍵管理部は、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を受信したときに、ホームサーバが復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する。
好ましくは、ホームサーバにおいて、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバまたは複数個のホーム機器のいずれが復号鍵を所有しているか表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報をホーム機器に送信し、鍵管理部は、復号鍵を転送要求したホーム機器から復号鍵を所有したことを表わす情報を受信したときには、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新し、ホーム機器において、鍵取得部は、ホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、復号鍵を所有するホーム機器に復号鍵の転送要求を送信し、復号鍵を所有するホーム機器が復号鍵を使用していない場合のみ復号鍵を所有するホーム機器から送信される復号鍵を受信して、ホームサーバに復号鍵を所有したことを表わす情報を送信し、鍵取得部は、他のホーム機器から復号鍵の転送要求を受信したときには、復号鍵を使用していない場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置から復号鍵を削除する。
好ましくは、ホームサーバにおいて、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバまたは複数個のホーム機器のいずれが復号鍵を所有し、かつ復号鍵が使用中であるか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵が使用中でない場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報を送信するとともに、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有することを表わすように鍵管理情報を更新し、鍵管理部は、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を使用済みである旨の情報を受信したときには、復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵管理情報を更新し、ホーム機器において、鍵取得部は、ホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、復号鍵を所有するホーム機器に復号鍵の転送要求を送信し、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を受信し、鍵取得部は、復号鍵の使用後に、復号鍵が使用中でない旨の情報をホームサーバに送信し、鍵取得部は、他のホーム機器から復号鍵の転送要求を受信したときに、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置から復号鍵を削除する。
また、本発明は、ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムにおけるホームサーバであって、コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、受信したコンテンツを暗号化し、暗号化したコンテンツを複数のホーム機器の少なくとも1つに、受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信する暗号処理部と、暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する鍵管理情報記憶部と、暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つから、コンテンツの再生要求時に送信される復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、復号鍵を転送要求したホーム機器のみが復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、可能性があるときのみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報を送信する鍵管理部とを備える。
好ましくは、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバが復号鍵を所有しているか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、ホームサーバが復号鍵を所有している場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置内の復号鍵を削除し、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新し、鍵管理部は、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を受信したときに、ホームサーバが復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する。
好ましくは、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバまたは複数個のホーム機器のいずれが復号鍵を所有しているか表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報をホーム機器に送信し、鍵管理部は、復号鍵を転送要求したホーム機器から復号鍵を所有したことを表わす情報を受信したときには、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する。
好ましくは、鍵管理情報記憶部は、ホームサーバまたは複数個のホーム機器のいずれが復号鍵を所有し、かつ復号鍵が使用中であるか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、鍵管理部は、復号鍵の転送要求を受信したときに、鍵管理情報を参照して、復号鍵が使用中でない場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報を送信するとともに、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有することを表わすように鍵管理情報を更新し、鍵管理部は、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を使用済みである旨の情報を受信したときには、復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵管理情報を更新する。
また、本発明は、ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムにおけるホーム機器であって、コンテンツの再生要求時よりも前もって、ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、コンテンツの再生要求時に、ホームサーバに取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信し、復号鍵を受信する鍵取得部と、受信した復号鍵で、受信した暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、復号したコンテンツを再生する再生部とを備える。
好ましくは、鍵取得部は、受信した復号鍵の使用後に、ホームサーバに受信した復号鍵を送信するとともに、自装置内の復号鍵を削除する。
好ましくは、鍵取得部は、ホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、復号鍵を所有するホーム機器に復号鍵の転送要求を送信し、復号鍵を所有するホーム機器が復号鍵を使用していない場合のみ復号鍵を所有するホーム機器から送信される復号鍵を受信して、ホームサーバに復号鍵を所有したことを表わす情報を送信し、鍵取得部は、他のホーム機器から復号鍵の転送要求を受信したときには、復号鍵を使用していない場合のみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置から復号鍵を削除する。
好ましくは、鍵取得部は、ホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、復号鍵を所有するホーム機器に復号鍵の転送要求を送信し、復号鍵を所有するホーム機器から復号鍵を受信し、鍵取得部は、復号鍵の使用後に、復号鍵が使用中でない旨の情報をホームサーバに送信し、鍵取得部は、他のホーム機器から復号鍵の転送要求を受信したときに、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置から復号鍵を削除する。
また、本発明は、ホームサーバと接続された複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用方法であって、ホームサーバが、コンテンツを受信するステップと、ホームサーバが、受信したコンテンツを暗号化し、暗号化したコンテンツを複数のホーム機器の少なくとも1つに、受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信するステップと、ホーム機器が、コンテンツの再生要求時よりも前もって、ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、ホーム機器が、コンテンツの再生要求時に、ホームサーバに取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信するステップと、ホームサーバが、暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つからコンテンツの再生要求時に送信される復号鍵の転送要求を受信したときに、暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を参照して、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、復号鍵を転送要求したホーム機器のみが復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、可能性があるときのみ、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または復号鍵の所在を表わす情報を送信するステップと、ホーム機器が、ホームサーバから復号鍵を受信、またはホームサーバから復号鍵の所在を表わす情報を受信して、情報に基づいて他のホーム機器から復号鍵を受信するステップと、ホーム機器が、受信した復号鍵で、受信した暗号化されたコンテンツを復号するステップと、ホーム機器が、復号したコンテンツを再生するステップとを含む。
本発明によれば、著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、ホームサーバで番組コンテンツの復号鍵がどこで所有されているかを管理し、ホーム機器が番組コンテンツの復号鍵の使用後、ホームサーバに復号鍵を返却する家庭内コンテンツ利用システムに関する。
(構成)
図1は、家庭内コンテンツ共同利用システムの機能ブロック図である。
図1を参照して、家庭内コンテンツ利用システムは、ホームサーバ2と、複数台のホーム機器A、ホーム機器B、ホーム機器C、ホーム機器D、ホーム機器Eからなる。
ホームサーバ2、ホーム機器A、ホーム機器B、ホーム機器C、ホーム機器Dおよびホーム機器Eの相互間は、ネットワーク4で接続される。
ホームサーバ2は、家庭内の機器であるホーム機器A〜Eから、番組コンテンツの転送要求および番組コンテンツを復号するための復号鍵の転送要求があったときに、これらの転送要求に応じ、番組コンテンツおよび復号鍵がホーム機器A〜Eで取得できるような処理を行なうが、家庭内の機器以外の機器から番組コンテンツの転送要求および復号鍵の転送要求があったときには、これらの転送要求を拒否する。
図2は、ホームサーバ2の機能ブロック図である。
図2を参照して、ホームサーバ2は、チューナ21と、番組コンテンツ受信部22と、暗号処理部23と、番組コンテンツ蓄積部24と、番組コピー情報記憶部28と、鍵管理部26と、鍵管理情報記憶部27と、通信部25と、鍵記憶部29とを備える。
チューナ21は、放送局から送信される番組コンテンツを受信する。
番組コンテンツ受信部22は、チューナ21を指示して所望の番組の番組コンテンツを受信させる。ここで、番組コンテンツが放送局によって暗号化されている場合には、番組コンテンツ受信部22はこれを復号する。
暗号処理部23は、受信した番組コンテンツ(暗号化されている場合には番組コンテンツ受信部22で復号化された番組コンテンツ)を暗号化して、暗号化した番組コンテンツを番組コンテンツ蓄積部24に保存するとともに、暗号化した番組コンテンツを復号するための復号鍵を鍵記憶部29に保存する。暗号処理部23による番組コンテンツの暗号化は、家庭内でのコンテンツ管理を目的としており、暗号化方式は、放送局による番組コンテンツの暗号化とは異なる方式である。
また、暗号処理部23は、家庭内のホーム機器A〜Eから番組コンテンツの転送要求があったときに、通信部25を介して、番組コンテンツをホーム機器に送信し、番組コピー情報を更新する。
図3は、番組コピー情報記憶部に記憶される番組コピー情報の例を表わす図である。
図3を参照して、番組コピー情報は、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組X、Y、Zの番組コンテンツが、ホーム機器A、ホーム機器B、ホーム機器C、ホーム機器Dおよびホーム機器Eに存在するか否かを表わす。
図4は、第1の実施形態の鍵管理情報記憶部27で保存される鍵管理情報の例を表わす図である。
図4を参照して、鍵管理情報は、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組X、Y、Zの番組コンテンツを復号するための復号鍵が、ホームサーバ2で所有されているか否かを表わす。
鍵管理部26は、家庭内のホーム機器A〜Eから番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信したときには、鍵管理情報を参照して、転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、そのホーム機器のみが復号鍵を所有できることとなる可能性があるか否かを調べ、その可能性があるときに復号鍵をそのホーム機器に送信する。
具体的には、鍵管理部26は、ホームサーバ2が復号鍵を所有していない場合には、通信部25を通じて復号鍵が使用中である旨の情報をホーム機器に送信し、ホーム機器で復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示させる。また、鍵管理部26は、ホームサーバ2が復号鍵を所有している場合には、通信部25を通じて復号鍵をホーム機器に送信するとともに、鍵記憶部29から復号鍵を削除する。そして、鍵管理部26は、ホームサーバ2が復号鍵を所有していないことを表わすように鍵管理情報を更新する。
また、鍵管理部26は、復号鍵を所有しているホーム機器から復号鍵を受信したときには、復号鍵を鍵記憶部29に保存するとともに、ホームサーバ2が復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する。
図5は、ホーム機器Aの機能ブロック図である。
図5を参照して、ホーム機器Aは、番組コンテンツ取得部32と、番組コンテンツ記憶部33と、鍵取得部34と、復号部35と、再生部36と、通信部31と、鍵記憶部37とを備える。
番組コンテンツ取得部32は、暗号化された番組コンテンツの転送要求を通信部31を通じてホームサーバ2に送信し、ホームサーバ2から送信される暗号化された番組コンテンツを通信部31を通じて取得して番組コンテンツ記憶部33に保存する。
鍵取得部34は、暗号化された番組コンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を通信部31を通じてホームサーバ2に送信し、ホームサーバ2から送信される復号鍵を通信部31を通じて取得して鍵記憶部37に保存する。
また、鍵取得部34は、復号鍵の使用後に、ホームサーバ2に復号鍵を送信するとともに、鍵記憶部37から復号鍵を削除する。
復号部35は、受信した復号鍵で、番組コンテンツ記憶部33の暗号化された番組コンテンツを復号する。
再生部36は、復号された番組コンテンツを再生する。
通信部31は、暗号化された番組コンテンツおよび暗号化された番組コンテンツの復号鍵を送信する。
(全体の動作)
図6は、本発明の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムの動作手順の全体の概要を表わすフローチャートである。
図6を参照して、まず、番組コンテンツの再生要求時よりも前もって、いずれかのホーム機器(ホーム機器I、J、Kとする)かで、ユーザが番組コンテンツの転送を要求したときには、ホームサーバ2は、既に放送局から受信して暗号化して記憶している番組コンテンツをホーム機器(ホーム機器I、J、Kとする)へ転送する(ステップS101)。
その後、番組コンテンツを取得したホーム機器のいずれか(ホーム機器Iとする)で、ユーザが、番組コンテンツの再生を要求したときに、ホーム機器Iへ暗号化された番組コンテンツを復号するための復号鍵が転送され、ホーム機器Iは番組コンテンツの再生処理を行なう(ステップS102)。
番組コンテンツの再生終了後に、番組コンテンツを復号するための復号鍵についての情報が更新される(ステップS103)。
(番組コンテンツの転送処理)
図7は、第1の実施形態における、図6のステップS101の番組コンテンツの転送処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図7を参照して、まず、番組コンテンツの再生要求時よりも前もって、ホーム機器(ホーム機器I、J、Kとする)で、ユーザが番組(番組Pとする)の転送が指示されたときには、ホーム機器I、J、Kの番組コンテンツ取得部32は、ホームサーバ2に番組Pの番組コンテンツの転送要求を送信する(ステップS201)。
ホームサーバ2の番組コンテンツ受信部22は、ホーム機器I、J、Kから番組Pの番組コンテンツの転送要求を受信し、番組コンテンツ蓄積部24に記憶されている番組Pの番組コンテンツをホーム機器I、J、Kに送信する(ステップS202)。
ホーム機器I、J、Kの番組コンテンツ取得部32は、番組Pの暗号化された番組コンテンツを受信し、番組コンテンツ記憶部33に保存する(ステップS203)。
(番組コンテンツの再生処理)
図8は、第1の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図8を参照して、まず、番組コンテンツを取得しているホーム機器のいずれか(ホーム機器Iとする)で、ユーザが番組Pの番組コンテンツの再生を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する(ステップS301)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Iから番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有しているか否かを調べる。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有している場合には(ステップS302でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を鍵記憶部29から読み出し、通信部25を通じてホーム機器Iに送信するとともに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2の鍵記憶29から削除する(ステップ303)。
次に、ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有していないことを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS304)。
一方、ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有していない場合には(ステップS302でNO)、復号鍵が使用中である旨の情報をホーム機器Iに送信する(ステップS305)。
ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信したときには(ステップS306でYES)、鍵記憶部37に復号鍵を保存し、ホーム機器Iの復号部35は、受信した復号鍵で番組Pの暗号化された番組コンテンツを復号する(ステップS308)。
次に、ホーム機器Iの再生部36は、番組Pの復号された番組コンテンツを再生する(ステップS309)。
一方、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信しなかったとき(ステップS306でNO)、つまり、復号鍵が使用中である旨の情報を受信したときには、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示する(ステップS307)。
(再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理)
図9は、第1の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図9を参照して、ユーザが、ホーム機器Iでの番組Pの番組コンテンツの復号鍵の返却を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2に送信するとともに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Iの鍵記憶部37から削除する(ステップS401)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信し(ステップS402)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS403)。
(動作例)
ホーム機器(ホーム機器A、B、Cとする)で、ユーザが番組Yの番組コンテンツの転送を要求したときには、ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの転送要求を送信する。ホームサーバ2の暗号処理部23は、番組Yの番組コンテンツの転送要求を受信し、番組コンテンツ蓄積部24内の番組Yの暗号化された番組コンテンツを通信部25を通じてホーム機器A、B、Cに送信し、番組コピー情報を更新する。ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、番組Yの暗号化された番組コンテンツを受信し、番組コンテンツ記憶部33に保存する。
図10は、この段階での番組コピー情報を表わす図である。図10に示すように、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組Yの暗号化された番組コンテンツが、ホーム機器A、ホーム機器Bおよびホーム機器Cに存在する。
ホーム機器Bで、ユーザが番組Yの番組コンテンツの再生を要求したときには、ホーム機器Bの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Bから番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有しているか否かを調べる。
図11は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図11に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2が所有していると定められている。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有しているので、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Bに送信するとともに、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2の鍵記憶部29から削除する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2で所有していないことを表わすように鍵管理情報を更新する。
図12は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図12に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2で所有されていないように変更される。
ホーム機器Bの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵を受信する。ホーム機器Bの復号部35は、受信した復号鍵で番組Yの暗号化された番組コンテンツを復号する。ホーム機器Bの再生部36は、番組Pの復号された番組コンテンツを再生する。ユーザが、ホーム機器Bでの番組Yの番組コンテンツの復号鍵の返却を指示したときには、ホーム機器Bの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2に送信するとともに、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Bの鍵記憶部37から削除する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵を受信し、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2が所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する。
図13は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図13に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないと変更される。
以上のように、第1の実施形態に係る家庭内コンテンツ共同利用システムによれば、番組コンテンツの再生要求時に前もって番組コンテンツがホームサーバ2からホーム機器に送られ、番組コンテンツの再生要求時に、番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2から1つのホーム機器にのみ送られるので、著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は、ホームサーバで番組コンテンツの復号鍵がどこで所有されているか、およびその復号鍵が使用されているかを管理し、ホーム機器が番組コンテンツの復号鍵の使用後、ホームサーバに使用終了を知らせる家庭内コンテンツ利用システムに関する。
(構成)
第2の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムは、第1の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムと、以下の点で相違する。
ホームサーバ2の鍵管理情報記憶部27は、復号鍵の所在および、復号鍵が使用中であるか否かを表わす鍵管理情報を記憶する。
図14は、第2の実施形態の鍵管理情報の例を表わす図である。
図14を参照して、鍵管理情報は、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組X、Y、Zの番組コンテンツの復号鍵の所在(ホームサーバ2、ホーム機器A、ホーム機器B、ホーム機器C、ホーム機器Dおよびホーム機器Eのいずれに存在するか)と、その復号鍵が使用中であるか否かを表わす。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信したときには、鍵管理情報を参照して、転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、そのホーム機器のみが復号鍵を所有できることとなる可能性があるか否かを調べ、その可能性があるときに復号鍵をそのホーム機器に送信する。
具体的には、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するのかを調べ、復号鍵がホームサーバ2内に存在する場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するととともに、ホームサーバ2の鍵記憶部29から復号鍵を削除する。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、復号鍵がホーム機器のいずれかに存在する場合には、さらに鍵管理情報を参照して、そのホーム機器で復号鍵が使用中であるかどうかを調べ、復号鍵が使用中でない場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵の所在を表わす鍵所在情報を送信する。また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、そのホーム機器で復号鍵が使用中である場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵が使用中である旨の情報を送信し、そのホーム機器にて復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示させる。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵または鍵所在情報を送信したときには、復号鍵を転送要求したホーム機器が復号鍵を所有し、かつ復号鍵が使用中であることを表わすように鍵管理情報を更新する。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から復号鍵が使用済みであることを表わす情報を受信したときには、その復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵管理情報を更新する。
ホーム機器の鍵取得部34は、番組の復号鍵を受信するか、または番組の復号鍵がいずれかのホーム機器に存在することを表わす鍵所在情報を受信する。ホーム機器の鍵取得部34は、復号鍵がいずれかのホーム機器に存在することを表わす鍵所在情報を受信した場合には、復号鍵の転送要求をそのホーム機器に送る。
また、ホーム機器の鍵取得部34は、番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信したときには、転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、自装置の鍵記憶部37から復号鍵を削除する。
また、ホーム機器の鍵取得部34は、復号鍵の使用後にユーザの指示に応じて、復号鍵が使用済みであることを表わす情報をホームサーバ2に送信する。
(動作)
第2の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムの動作手順の全体概要は、第1の実施形態で説明した図6のフローチャートと同じである。また、第2の実施形態の番組コンテンツの転送処理の詳細な動作手順は、第1の実施形態で説明した図7のフローチャートと同じである。
(番組コンテンツの再生処理)
図15は、第2の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図15を参照して、まず、番組コンテンツを取得しているホーム機器のいずれか(ホーム機器Iとする)で番組Pの番組コンテンツの再生を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する(ステップS501)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Iから番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するのかを調べる。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2内に存在する場合には(ステップS502でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Iに送信するととともに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホームサーバ2から削除する(ステップS503)。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器のいずれか(ホーム機器Jとする)に存在する場合には(ステップS502でNO)、さらに鍵管理情報を参照して、ホーム機器Jで番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中であるかどうかを調べる。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Jで番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でない場合には(ステップS504でNO)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Jに存在することを表わす鍵所在情報をホーム機器Iに送信する(ステップS505)。
ステップS503およびS505の後、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Iが番組Pの番組コンテンツの復号鍵を所有し、かつ番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS506)。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Jで番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中である場合には(ステップS504でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中である旨の情報をホーム機器Iに送信する(ステップS507)。
ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が他のホーム機器Jに存在することを表わす鍵所在情報を受信した場合には(ステップS508でYES、かつステップS509でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求をホーム機器Jに送る。ホーム機器Jの鍵取得部34は、ホーム機器Iから番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、ホーム機器Iに番組Pの番組コンテンツの復号鍵を送信するとともに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Jから削除する。ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信し、鍵記憶部に保存する(ステップS510)。
ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信したときには(ステップS508でYES、かつステップS509でNO)、鍵記憶部37に保存する。
次に、ホーム機器Iの復号部35は、受信した復号鍵で番組Pの暗号化された番組コンテンツを復号する(ステップ511)。
次に、ホーム機器Iの再生部36は、番組Pの復号された番組コンテンツを再生する(ステップS512)。
一方、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵または鍵所在情報を受信しなかったとき(ステップS508でNO)、つまり、復号鍵が使用中である旨の情報を受信したときには、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示する(ステップS513)。
(再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理)
図16は、第2の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図16を参照して、ユーザが、ホーム機器Iでの番組Pの番組コンテンツの復号鍵の使用の終了を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用済みであることを表わす情報をホームサーバ2に送信する(ステップS601)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用済みであることを表わす情報を受信し、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS602)。
(動作例)
ホーム機器(ホーム機器A、B、Cとする)で、ユーザが番組Yの番組コンテンツの転送を要求したときには、ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの転送要求を送信する。ホームサーバ2の暗号処理部23は、番組Yの番組コンテンツの転送要求を受信し、番組コンテンツ蓄積部24内の番組Yの暗号化された番組コンテンツを通信部25を通じてホーム機器A、B、Cに送信し、番組コピー情報を更新する。ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、番組Yの暗号化された番組コンテンツを受信し、番組コンテンツ記憶部33に保存する。
図17は、この段階での番組コピー情報を表わす図である。図17に示すように、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組Yの暗号化された番組コンテンツが、ホーム機器A、ホーム機器Bおよびホーム機器Cに存在する。
次に、ユーザが、ホーム機器Aで番組Yの番組コンテンツの再生を指示したときには、ホーム機器Aの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Aから番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するのかを調べる。
図18は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図18に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在し、使用中でないと定められている。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在し、ホーム機器Bで番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないので、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在することを表わす鍵所在情報をホーム機器Aに送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Aが番組Yの番組コンテンツの復号鍵を所有し、かつ番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わすように鍵管理情報を更新する。
図19は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図19に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Aに存在し、使用中であると変更される。
ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在することを表わす鍵所在情報を受信し、番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求をホーム機器Bに送る。ホーム機器Bの鍵取得部34は、ホーム機器Aから番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、ホーム機器Aに番組Yの番組コンテンツの復号鍵を送信するとともに、番組Yの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Bの鍵記憶部37から削除する。ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵を受信し、復号部35は、受信した復号鍵で番組Yの暗号化された番組コンテンツを復号する。ホーム機器Aの再生部36は、番組Yの復号された番組コンテンツを再生する。
次に、ユーザが、ホーム機器Aでの番組Yの番組コンテンツの復号鍵の使用終了を指示したときには、ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用済みであることを表わす情報をホームサーバ2に送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用済みであることを表わす情報を受信し、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵管理情報を更新する。
図20は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図20に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないと変更される。
以上のように、第2の実施形態に係る家庭内コンテンツ共同利用システムによれば、番組コンテンツの再生要求時に前もって番組コンテンツがホームサーバ2からホーム機器に送られ、番組コンテンツの再生要求時に、番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2または復号鍵を所有しているホーム機器から1つのホーム機器にのみ送られるので、著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、ホームサーバで番組コンテンツの復号鍵がどこで所有されているかを管理し、いずれかのホーム機器が復号鍵を所有している場合には、復号鍵が必要なホーム機器が復号鍵を所有するホーム機器に復号鍵の転送を要求し、復号鍵の転送を要求されたホーム機器は復号鍵が使用後であれば、転送を要求したホーム機器に復号鍵を送信する家庭内コンテンツ利用システムに関する。
(構成)
第3の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムは、第1の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムと、以下の点で相違する。
ホームサーバ2の鍵管理情報記憶部27は、復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する。
図21は、第3の実施形態の鍵管理情報の例を表わす図である。
図21を参照して、鍵管理情報は、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組X、Y、Zの番組コンテンツの復号鍵の所在(ホームサーバ2、ホーム機器A、ホーム機器B、ホーム機器C、ホーム機器Dおよびホーム機器Eのいずれに存在するか)を表わす。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信したときには、鍵管理情報を参照して、転送要求したホーム機器に復号鍵が所有された場合に、そのホーム機器のみが復号鍵を所有できることとなる可能性があるか否かを調べ、その可能性があるときに復号鍵をそのホーム機器に送信する。
具体的には、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するのかを調べ、復号鍵がホームサーバ2内に存在する場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、鍵記憶部29から復号鍵を削除する。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組の復号鍵がホーム機器のいずれかに存在する場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵の所在を表わす鍵所在情報を送信する。
また、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器から番組コンテンツの復号鍵を所有していることを表わす情報を受信したときには、そのホーム機器で復号鍵が所有されていることを表わすように鍵管理情報を更新する。
ホーム機器の鍵取得部34は、番組コンテンツの復号鍵または番組の復号鍵がいずれかのホーム機器に存在することを表わす鍵所在情報を受信する。ホーム機器の鍵取得部34は、復号鍵がいずれかのホーム機器に存在することを表わす鍵所在情報を受信した場合には、復号鍵の転送要求を復号鍵を所有するホーム機器に送信する。
ホーム機器の鍵取得部34は、他のホーム機器から番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信したときには、自装置内の図示しない記憶部に記憶されている鍵使用情報を参照して、その復号鍵を使用中か否かを調べ、復号鍵が使用中の場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵が使用中であることを表わす情報を送信して、復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示させる。
また、ホーム機器の鍵取得部34は、鍵使用情報を参照して、復号鍵が使用中でない場合には、復号鍵を転送要求したホーム機器に復号鍵を送信するとともに、鍵記憶部37から復号鍵を削除する。
また、ホーム機器の鍵取得部34は、復号鍵を取得したときには、復号鍵を所有したことを表わす情報をホームサーバ2に送信する。
また、ホーム機器の鍵取得部34は、ユーザが復号鍵の使用後、復号鍵の使用終了を指示したときには、復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵使用情報を更新する。
図22は、ホーム機器の鍵使用情報の例を表わす図である。
図22を参照して、鍵使用情報は、ホーム機器の番組コンテンツ記憶部33に記憶されている番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中であるか否かを表わす。
(動作)
第3の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムの動作手順の全体概要は、第1の実施形態で説明した図6のフローチャートと同じである。また、第3の実施形態の番組コンテンツの転送処理の詳細な動作手順は、第1の実施形態で説明した図7のフローチャートと同じである。
(番組コンテンツの再生処理)
図23および図24は、第3の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
図23および図24を参照して、まず、番組コンテンツを取得しているホーム機器のいずれか(ホーム機器Iとする)で番組Pの番組コンテンツの再生を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する(ステップS701)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Iから番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するかを調べる。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2内に存在する場合には(ステップS702でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Iに送信するとともに、ホームサーバ2から番組Pの番組コンテンツの復号鍵を削除する(ステップS703)。
さらに、ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Iが番組Pの番組コンテンツの復号鍵を所有していることを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS704)。
一方、ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器のいずれか(ホーム機器Jとする)に存在する場合には(ステップS702でNO)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Jに存在することを表わす鍵所在情報をホーム機器Iに送信する(ステップS705)。
ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホームサーバ2から番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Jに存在することを表わす鍵所在情報を受信した場合には(ステップS706でYES)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求をホーム機器Jに送る(ステップS707)。
ホーム機器Jの鍵取得部34は、ホーム機器Iから番組Pの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵使用情報を参照して、その復号鍵を使用中か否かを調べる。
ホーム機器Jの鍵取得部34は、鍵使用情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でない場合には(ステップS708でNO)、ホーム機器Iに番組Pの番組コンテンツの復号鍵を送信するとともに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵をホーム機器Jから削除する(ステップS709)。
一方、ホーム機器Jの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中の場合には(ステップS708でYES)、ホーム機器Iに番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わす情報を送信する(ステップS710)。
ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホーム機器Jから番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信したときには(ステップS711でYES)、鍵記憶部29に保存し、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を所有したことを表わす情報をホームサーバ2に送信する(ステップS712)。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Iで所有していることを表わす情報を受信し、番組Pの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Iで所有されていることを表わすように鍵管理情報を更新する(ステップS713)。
ホーム機器Iの鍵取得部34が、ホームサーバ2から鍵所在情報を受信せずに、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信し、鍵記憶部29に保存したとき(ステップS706でNOのとき)、およびステップS712の後、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わすように鍵使用情報を更新する(ステップS714)。
次に、ホーム機器Iの復号部35は、受信した復号鍵で番組Pの暗号化された番組コンテンツを復号する(ステップS715)。
ホーム機器Iの再生部36は、番組Pの復号された番組コンテンツを再生する(ステップS716)。
一方、ホーム機器Iの鍵取得部34は、ホーム機器Jから番組Pの番組コンテンツの復号鍵でなく、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わす情報を受信したときには(ステップS711でNO)、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中である旨のメッセージを表示する(ステップS717)。
図25は、第3の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。
(再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理)
図25を参照して、ユーザが、ホーム機器Iでの番組Pの番組コンテンツの復号鍵の使用の終了を指示したときには、ホーム機器Iの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵使用情報を更新する(ステップS801)。
(動作例)
ホーム機器(ホーム機器A、B、Cとする)で、ユーザが番組Yの番組コンテンツの転送を要求したときには、ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの転送要求を送信する。ホームサーバ2の暗号処理部23は、番組Yの番組コンテンツの転送要求を受信し、番組コンテンツ蓄積部24内の番組Yの暗号化された番組コンテンツを通信部25を通じてホーム機器A、B、Cに送信し、番組コピー情報を更新する。ホーム機器A、B、Cの番組コンテンツ取得部32は、番組Yの暗号化された番組コンテンツを受信し、番組コンテンツ記憶部33に保存する。
図26は、この段階での番組コピー情報を表わす図である。図26に示すように、番組コンテンツ蓄積部24に蓄積されている番組Yの暗号化された番組コンテンツが、ホーム機器A、ホーム機器Bおよびホーム機器Cに存在する。
次に、ユーザが、ホーム機器Aで番組Yの番組コンテンツの再生を指示したときには、ホーム機器Aの鍵取得部34は、ホームサーバ2に番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、ホーム機器Aから番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵管理情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が現在どこに存在するのかを調べる。
図27は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図27に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵はホーム機器Bに存在する。
ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在するので、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在することを表わす鍵所在情報をホーム機器Aに送信する。ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Bに存在することを表わす鍵所在情報を受信する。ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求をホーム機器Bに送る。ホーム機器Bの鍵取得部34は、ホーム機器Aから番組Yの番組コンテンツの復号鍵の転送要求を受信し、鍵使用情報を参照して、その復号鍵を使用中か否かを調べる。
図28は、この段階でのホーム機器Bの鍵使用情報を表わす図である。図28に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵は使用中でない。
また、ホーム機器Bの鍵取得部34は、鍵使用情報を参照して、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないので、ホーム機器Aに番組Yの番組コンテンツの復号鍵を送信する。ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵を受信する。ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵を所有したことを表わす情報をホームサーバ2に送信する。ホームサーバ2の鍵管理部26は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Aで所有していることを表わす情報を受信し、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Aで所有されていることを表わすように鍵管理情報を更新する。
図29は、この段階での鍵管理情報を表わす図である。図29に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵がホーム機器Aに存在することを示すように鍵管理情報が変更される。
ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを表わすように鍵使用情報を更新する。
図30は、この段階でのホーム機器Aの鍵使用情報を表わす図である。図30に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中であることを示すように鍵使用情報が変更される。
ホーム機器Aの復号部35は、受信した復号鍵で番組Yの暗号化されたコンテンツを復号する。ホーム機器Aの再生部36は、番組Yの復号されたコンテンツを再生する。次に、ユーザが、ホーム機器Aでの番組Yの番組コンテンツの復号鍵の使用終了を指示したときには、ホーム機器Aの鍵取得部34は、番組Pの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないことを表わすように鍵使用情報を更新する。
図31は、この段階でのホーム機器Aの鍵使用情報を表わす図である。図31に示すように、番組Yの番組コンテンツの復号鍵が使用中でないことを示すように鍵使用情報が変更される。
以上のように、第3の実施形態に係る家庭内コンテンツ共同利用システムによれば、番組コンテンツの再生要求時に前もって番組コンテンツがホームサーバ2からホーム機器に送られ、番組コンテンツの再生要求時に、番組コンテンツの復号鍵がホームサーバ2または復号鍵を所有しているホーム機器から1つのホーム機器にのみ送られるので、著作権の保護を図りつつ、ユーザの要求に応じて素早くコンテンツを再生できる。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、たとえば、以下の変形例も包含する。
(1) 番組コンテンツの送信のタイミング
ホームサーバ2は、放送局から受信した番組コンテンツを暗号化して記憶した後、番組コンテンツの転送要求を受信したときに、転送要求したホーム機器に暗号化された番組コンテンツを送信するものとしたが、これに限定するものではない。
たとえば、ホームサーバ2でユーザが指定した番組の番組コンテンツを受信して、受信した番組コンテンツを暗号化して、暗号化終了後すぐに予め定められたホーム機器に送信するものとしてもよい。
また、ホームサーバ2ですべての番組の番組コンテンツを受信して、受信したすべての番組コンテンツを暗号化して、暗号化終了後すぐに予め定められたホーム機器に送信するものとしてもよい。
また、ホームサーバが、ホーム機器での番組の録画予約に基づいて、放送局からの番組コンテンツを受信し、受信した番組コンテンツを暗号化して、暗号化処理の終了後すぐに、録画予約したホーム機器に暗号化された番組コンテンツを送信するものとしてもよい。
(2) ホームサーバについて
本発明のホームサーバは、実施の形態で説明したような放送波を受信するチューナ内臓のタイプだけでなく、有線放送を受信するタイプのもの、あるいはインターネット経由でコンテンツを受信するタイプ(いわゆるIP−TVサービスによる放送を受信するタイプ)ものなどであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
家庭内コンテンツ共同利用システムの機能ブロック図である。 ホームサーバ2の機能ブロック図である。 番組コピー情報の例を表わす図である。 第1の実施形態の鍵管理情報の例を表わす図である。 ホーム機器の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の家庭内コンテンツ共同利用システムの動作手順の全体の概要を表わすフローチャートである。 第1の実施形態における、図6のステップS101の番組コンテンツの転送処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである 第1の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 第1の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 番組コピー情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である 鍵管理情報を表わす図である。 第2の実施形態の鍵管理情報の例を表わす図である。 第2の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 第2の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 番組コピー情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 第3の実施形態の鍵管理情報の例を表わす図である。 ホーム機器の鍵使用情報の例を表わす図である。 第3の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 第3の実施形態における、図6のステップS102の番組コンテンツの再生処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 第3の実施形態における、図6のステップS103の再生終了後の復号鍵についての情報の更新処理の詳細な動作手順を表わすフローチャートである。 番組コピー情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 ホーム機器Bの鍵使用情報を表わす図である。 鍵管理情報を表わす図である。 ホーム機器Aの鍵使用情報を表わす図である。 ホーム機器Aの鍵使用情報を表わす図である。
符号の説明
2 ホームサーバ、4 ネットワーク、20 アンテナ、21 チューナ、22 番組コンテンツ受信部、23 暗号処理部、24 番組コンテンツ蓄積部、25,31 通信部、26 鍵管理部、27 鍵管理情報記憶部、28 番組コピー情報記憶部、29,37 鍵記憶部、32 番組コンテンツ取得部、33 番組コンテンツ記憶部、34 鍵取得部、35 復号部、36 再生部。

Claims (13)

  1. ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、前記複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムであって、
    前記ホームサーバは、
    コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記受信したコンテンツを暗号化し、前記暗号化したコンテンツを前記複数のホーム機器の少なくとも1つに、前記受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信する暗号処理部と、
    前記暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する鍵管理情報記憶部と、
    前記暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つから、前記コンテンツの再生要求時に送信される前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵が所有された場合に、前記復号鍵を転送要求したホーム機器のみが前記復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、前記可能性があるときのみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を送信する鍵管理部とを備え、
    前記ホーム機器は、
    前記コンテンツの再生要求時よりも前もって、前記ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツの再生要求時に、前記ホームサーバに前記取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信し、前記ホームサーバから前記復号鍵を受信、または前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信して、前記情報に基づいて他のホーム機器から前記復号鍵を受信する鍵取得部と、
    前記受信した復号鍵で、前記受信した暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、
    前記復号したコンテンツを再生する再生部とを備える、家庭内コンテンツ共同利用システム。
  2. 前記ホーム機器において、
    前記鍵取得部は、前記受信した復号鍵の使用後に、前記ホームサーバに前記受信した復号鍵を送信するとともに、自装置内の前記復号鍵を削除し、
    前記ホームサーバにおいて、
    前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有しているか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有している場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置内の前記復号鍵を削除し、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を受信したときに、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新する、請求項1記載の家庭内コンテンツ共同利用システム。
  3. 前記ホームサーバにおいて、
    前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバまたは前記複数個のホーム機器のいずれが前記復号鍵を所有しているか表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を前記ホーム機器に送信し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を転送要求したホーム機器から前記復号鍵を所有したことを表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記ホーム機器において、
    前記鍵取得部は、前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を所有するホーム機器に前記復号鍵の転送要求を送信し、前記復号鍵を所有するホーム機器が前記復号鍵を使用していない場合のみ前記復号鍵を所有するホーム機器から送信される前記復号鍵を受信して、前記ホームサーバに前記復号鍵を所有したことを表わす情報を送信し、
    前記鍵取得部は、他のホーム機器から前記復号鍵の転送要求を受信したときには、前記復号鍵を使用していない場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置から前記復号鍵を削除する、請求項1記載の家庭内コンテンツ共同利用システム。
  4. 前記ホームサーバにおいて、
    前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバまたは前記複数個のホーム機器のいずれが前記復号鍵を所有し、かつ前記復号鍵が使用中であるか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵が使用中でない場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を送信するとともに、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有することを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を使用済みである旨の情報を受信したときには、前記復号鍵が使用中でないことを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記ホーム機器において、
    前記鍵取得部は、前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を所有するホーム機器に前記復号鍵の転送要求を送信し、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を受信し、
    前記鍵取得部は、前記復号鍵の使用後に、前記復号鍵が使用中でない旨の情報を前記ホームサーバに送信し、
    前記鍵取得部は、他のホーム機器から前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置から前記復号鍵を削除する、請求項1記載の家庭内コンテンツ共同利用システム。
  5. ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、前記複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムにおける前記ホームサーバであって、
    コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記受信したコンテンツを暗号化し、前記暗号化したコンテンツを前記複数のホーム機器の少なくとも1つに、前記受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信する暗号処理部と、
    前記暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を記憶する鍵管理情報記憶部と、
    前記暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つから、前記コンテンツの再生要求時に送信される前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵が所有された場合に、前記復号鍵を転送要求したホーム機器のみが前記復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、前記可能性があるときのみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を送信する鍵管理部とを備えた、ホームサーバ。
  6. 前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有しているか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有している場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置内の前記復号鍵を削除し、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を受信したときに、前記ホームサーバが前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新する、請求項5記載のホームサーバ。
  7. 前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバまたは前記複数個のホーム機器のいずれが前記復号鍵を所有しているか表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を前記ホーム機器に送信し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を転送要求したホーム機器から前記復号鍵を所有したことを表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有していることを表わすように前記鍵管理情報を更新する、請求項5記載のホームサーバ。
  8. 前記鍵管理情報記憶部は、前記ホームサーバまたは前記複数個のホーム機器のいずれが前記復号鍵を所有し、かつ前記復号鍵が使用中であるか否かを表わす鍵管理情報を記憶し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記鍵管理情報を参照して、前記復号鍵が使用中でない場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を送信するとともに、前記復号鍵を転送要求したホーム機器が前記復号鍵を所有することを表わすように前記鍵管理情報を更新し、
    前記鍵管理部は、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を使用済みである旨の情報を受信したときには、前記復号鍵が使用中でないことを表わすように前記鍵管理情報を更新する、請求項5記載のホームサーバ。
  9. ホームサーバと複数のホーム機器とからなり、前記複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用システムにおける前記ホーム機器であって、
    前記コンテンツの再生要求時よりも前もって、前記ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツの再生要求時に、前記ホームサーバに前記取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信し、前記復号鍵を受信する鍵取得部と、
    前記受信した復号鍵で、前記受信した暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、
    前記復号したコンテンツを再生する再生部とを備える、ホーム機器。
  10. 前記鍵取得部は、前記受信した復号鍵の使用後に、前記ホームサーバに前記受信した復号鍵を送信するとともに、自装置内の前記復号鍵を削除する、請求項9記載のホーム機器。
  11. 前記鍵取得部は、前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を所有するホーム機器に前記復号鍵の転送要求を送信し、前記復号鍵を所有するホーム機器が前記復号鍵を使用していない場合のみ前記復号鍵を所有するホーム機器から送信される前記復号鍵を受信して、前記ホームサーバに前記復号鍵を所有したことを表わす情報を送信し、
    前記鍵取得部は、他のホーム機器から前記復号鍵の転送要求を受信したときには、前記復号鍵を使用していない場合のみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置から前記復号鍵を削除する、請求項9記載のホーム機器。
  12. 前記鍵取得部は、前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信したときには、前記復号鍵を所有するホーム機器に前記復号鍵の転送要求を送信し、前記復号鍵を所有するホーム機器から前記復号鍵を受信し、
    前記鍵取得部は、前記復号鍵の使用後に、前記復号鍵が使用中でない旨の情報を前記ホームサーバに送信し、
    前記鍵取得部は、他のホーム機器から前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵を送信するとともに、自装置から前記復号鍵を削除する、請求項9記載のホーム機器。
  13. ホームサーバと接続された複数のホーム機器でコンテンツを共同利用する家庭内コンテンツ共同利用方法であって、
    前記ホームサーバが、コンテンツを受信するステップと、
    前記ホームサーバが、前記受信したコンテンツを暗号化し、前記暗号化したコンテンツを前記複数のホーム機器の少なくとも1つに、前記受信したコンテンツの再生要求時よりも前もって送信するステップと、
    前記ホーム機器が、前記コンテンツの再生要求時よりも前もって、前記ホームサーバから転送される暗号化されたコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記ホーム機器が、前記コンテンツの再生要求時に、前記ホームサーバに前記取得した暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵の転送要求を送信するステップと、
    前記ホームサーバが、前記暗号化したコンテンツを取得したホーム機器の1つから前記コンテンツの再生要求時に送信される前記復号鍵の転送要求を受信したときに、前記暗号化したコンテンツを復号するための復号鍵の所在を表わす鍵管理情報を参照して、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵が所有された場合に、前記復号鍵を転送要求したホーム機器のみが前記復号鍵を所有することとなる可能性があるか否かを調べ、前記可能性があるときのみ、前記復号鍵を転送要求したホーム機器に前記復号鍵または前記復号鍵の所在を表わす情報を送信するステップと、
    前記ホーム機器が、前記ホームサーバから前記復号鍵を受信、または前記ホームサーバから前記復号鍵の所在を表わす情報を受信して、前記情報に基づいて他のホーム機器から前記復号鍵を受信するステップと、
    前記ホーム機器が、前記受信した復号鍵で、前記受信した暗号化されたコンテンツを復号するステップと、
    前記ホーム機器が、前記復号したコンテンツを再生するステップとを含む、家庭内コンテンツ共同利用方法。
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