JP5283936B2 - 立体模様付きチューブ容器の成形方法及び立体模様付きチューブ容器、並びに立体模様付きスリーブの成形金型 - Google Patents

立体模様付きチューブ容器の成形方法及び立体模様付きチューブ容器、並びに立体模様付きスリーブの成形金型 Download PDF

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Description

本発明は、射出成形により首部と、樹脂成形により胴部の立体模様が成形される立体模様付きチューブ容器の成形方法及び立体模様付きチューブ容器とその収容部を構成するスリーブに立体模様を成形するための立体模様付きスリーブの成形金型に関する。
チューブ容器を製造する方法として、チューブ容器の収容部を形成するスリーブの一端部に、樹脂材を射出してチューブ容器の首部を成形する方法が知られている。また、チューブ容器の装飾効果を高めるために、チューブ容器の収容部に立体模様を成形することも知られている。立体模様を首部の射出成形と併せて行うチューブ容器として特許文献1が知られている。
特許文献1におけるチューブ本体の側面には立体模様が形成され、該立体模様の裏側である模様裏面には、ネックと同一の材質が充填されている。立体模様は、肩部から凹部に対応する位置に樹脂材が射出され、チューブ本体が樹脂材の熱と圧力により膨出して凹部の形状に沿って変形することにより形成される。立体模様の裏側には樹脂材が充填され、模様裏面が形成される。また、肩部の裏面には、前記模様裏面に樹脂材を導いた湯道の痕跡であるスプールが形成されている。
特開平10ー129691号公報
上記特許文献1における、チューブ容器への立体模様の成形では、模様裏面の樹脂材は立体模様を裏打ちするものとしてチューブ本体に残存するため、チューブ本体の立体模様部分が肉厚に形成される。このため、チューブ本体の可撓性が損なわれ、チューブ容器から内容物を取り出す機能(スクイズ性)が阻害される。また、チューブ容器の収容部には、立体模様へ樹脂材を導いた湯道の痕跡として樹脂材が残存する。残存した樹脂材は、肩部の裏面から下方へ棒状に突出するため、チューブ容器内の内容物を取り出す際に障害となる場合がある。さらに、この棒状の樹脂材が折れてチューブ容器から内容物を取り出す際等に、チューブ本体に損傷を与える場合もある。また、コアの内部に湯道を成形することは手間がかかる上、金型開き時にコア内部に樹脂材が残った場合にこれを除去するのに手間が係る。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、チューブ容器の収容部を構成するスリーブの立体模様が成形された部分の可撓性が損なわれず、チューブ容器のスクイズ性が確保された立体模様付きチューブ容器の成形方法及び立体模様付きチューブ容器、並びにチューブ容器の収容部を構成するスリーブに立体模様を成形するための立体模様付きスリーブの成形金型を提供することを目的とする。
本発明にかかる立体模様付きチューブ容器の成形方法は、チューブ容器の収容部を構成するスリーブの上端部にチューブ容器の首部が射出成形され、該スリーブの周面に立体模様が成形される立体模様付きチューブ容器の成形方法において、該スリーブの周面に装飾を施すスリーブ加飾工程と、該装飾が施された該スリーブが挿着される胴部および該胴部の周面上端から上記立体模様の成形位置まで延びる周面凹部を有するコアに、該周面凹部と該スリーブの該装飾が施された部分を対向させて装着するスリーブ挿着工程と、該スリーブが挿着された上記コアの外側に、上記立体模様を成形するための模様凹凸部を有するキャビティを、当該模様凹凸部が上記周面凹部に対向し、上記コアの上端部を覆う射出空間が該周面凹部と連通して形成されるよう配置する金型組立工程と、該射出空間から該周面凹部を介して、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材を該スリーブの内面に射出して該スリーブを変形させて上記模様凹凸部へ押圧することにより、該スリーブの上記装飾が施された部分に上記立体模様を形成するとともに、該模様成形樹脂材により、上記射出空間に仮設首部を成形し、上記周面凹部に、該仮設首部の周縁から該立体模様の成形位置まで延び、該立体模様の成形位置に該立体模様と同じ形状が設けられたスカート部を上記仮設首部と一体に成形する樹脂射出工程と、該模様成形樹脂材の硬化後に、該スリーブから上記コアおよび上記キャビティを脱型する金型脱型工程と、脱型された該スリーブから、該模様成形樹脂材を除去する樹脂材除去工程と、該模様成形樹脂材が除去された該スリーブの上端部に、上記首部を射出成形する首部付け工程とを有することを特徴とする。
本発明にかかる立体模様付きチューブ容器は、上記立体模様付きチューブ容器の成形方法により、チューブ容器の収容部を構成する前記スリーブの上端部にチューブ容器の前記首部が射出成形され、該スリーブの周面に前記立体模様が成形される立体模様付きチューブ容器であって、上記スリーブの周面に装飾が施され、該装飾が施された部分に、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材が該スリーブの内面に射出され、該スリーブが変形して、上記立体模様が形成され、該スリーブから、硬化後の該模様成形樹脂材が除去されるとともに、該模様成形樹脂材が除去された該スリーブの上端部に、上記首部が射出成形され、該立体模様が形成された部分の該スリーブ内面が上記収容部内に露出されることを特徴とする。
本発明にかかる立体模様付きスリーブの成形金型は、上記立体模様付きチューブ容器の成形方法で前記スリーブの周面に立体模様を成形するのに用いる成形金型であって、該スリーブを挿着する胴部および該胴部の周面上端から上記立体模様の成形位置まで延びる周面凹部を有するコアと、上記立体模様を成形するための模様凹凸部を有するキャビティで構成され、上記スリーブが挿入された該コアの外側に該キャビティが、当該模様凹凸部と上記周面凹部とが対向し、上記コアの上端部を覆う射出空間が該周面凹部と連通して形成されるよう配置されるとともに、該射出空間から該周面凹部を介して、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材を該スリーブの内面に射出して該スリーブを変形させて上記模様凹凸部へ押圧することにより、該スリーブに上記立体模様が形成され、該模様成形樹脂材により、上記射出空間に仮設首部が成形され、上記周面凹部に、該仮設首部の周縁から該立体模様の成形位置まで延び、該立体模様の成形位置に該立体模様と同じ形状が設けられたスカート部が上記仮設首部と一体に成形されることを特徴とする。
前記周面凹部には、前記スカート部を分割するための仕切り部が設けられることを特徴とする。
前記仕切り部が、線状であることを特徴とする。
本発明にかかる立体模様付きチューブ容器の成形方法及び立体模様付きチューブ容器、並びに立体模様付きスリーブの成形金型にあっては、チューブ容器の収容部を構成するスリーブの立体模様が成形された部分の可撓性が損なわれず、チューブ容器のスクイズ性が確保される。
以下に、本発明にかかる立体模様付きチューブ容器の成形方法や立体模様付きチューブ容器、立体模様付きスリーブの成形金型の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる立体模様付きチューブ容器は基本的には、図1〜図4に示すように、後述する立体模様付きチューブ容器の成形方法により、チューブ容器1の収容部を構成するスリーブ2の上端部にチューブ容器1の首部3が射出成形され、スリーブ2の周面に立体模様4が成形される立体模様付きチューブ容器1であって、スリーブ2の周面に装飾5が施され、装飾5が施された部分に、スリーブ2に接着しない模様成形樹脂材αがスリーブ2の内面に射出され、スリーブ2が変形して、立体模様4が形成され、スリーブ2から、硬化後の模様成形樹脂材αが除去されるとともに、模様成形樹脂材αが除去されたスリーブ2の上端部に、首部3が射出成形され、立体模様4が形成された部分のスリーブ2内面が収容部内に露出される。
本実施形態における立体模様付きチューブ容器1(以下「チューブ容器1」と呼ぶ)は、主にチューブ容器1内の内容物を取り出すための首部3と、内容物が充填される収容部を構成するスリーブ2で形成される。スリーブ2の上端部には、チューブ容器1の首部3が射出成形される。首部3は、立体模様4が形成されたスリーブ2の上端部に樹脂材により射出成形される。首部3を成形する樹脂材としては、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)等がある。首部3には、肩部分3aと口部分3bが形成され、口部分3bの先端には内容物を取り出すための注出孔が設けられている。首部3の周縁部、すなわち肩部分3aの周縁部には、スリーブ2の上端部が溶着されている。首部3の形態は、スリーブ2の上端部に射出成形可能なものであれば、その形態は限定されない。
スリーブ2は熱可塑性樹脂で成形された中空円筒形の部材である。スリーブ2を構成する熱可塑性樹脂材としては、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)や高密度ポリエチレン(HDPE)等がある。また、スリーブ2は、これらの熱可塑性樹脂材と金属材を積層した素材、例えばアルミラミネート材等により構成してもよい。スリーブ2の下端部は、スリーブ2に内容物が充填された後、溶着等によりシールされてチューブ容器1の底部を構成する。本実施形態におけるチューブ容器1は、内容物が充填される前段階であり、スリーブ2の下端部は開放状態である。本実施形態における「チューブ容器1」には、スリーブ2の端部がシールされる前のチューブ容器1も含まれる。
スリーブ2の周面には装飾5が施される。装飾5は、ホットスタンプやシルク印刷などにより装飾模様や彩色などの平面的な装飾である。本実施形態の装飾5は、ホットスタンプにより、スリーブ2の上部、すなわち首部3下の周面に、その周方向で帯状のホログラムが施される。
装飾5が施された部分のスリーブ2が変形して立体模様4が形成される。立体模様4は、スリーブ2の周面を凹凸に変形させて形成される。本実施形態における立体模様4は、スリーブ2の装飾5が施された帯状の部分を変形させて形成され、スリーブ2の上部、すなわち首部3に近い周面に形成される。立体模様4は、スリーブ2の周面を外方へ突出させた四角錐台(四角錐の頂部を平坦に切りとった形状)の立体形状を、周方向に連続して帯状に形成される。なお、立体模様4は、首部3とスリーブ2との接着を考慮して、スリーブ2の上端面から離れた位置に形成される。本実施形態の立体模様4は、スリーブ2内面に射出された樹脂材の熱と圧力によりスリーブ2の周面が変形して成形されるが、スリーブ2内面には、立体模様4を形成した際の樹脂材は除去されており残存しない。このため、立体模様4が形成された部分のスリーブ2の内面は、チューブ容器1の収容部内に露出されている。これにより、立体模様4が形成されたスリーブ2の部分は厚さが増加せず、スリーブ2の可撓性が損なわれることがない。このため、チューブ容器1のスクイズ性が確保される。また、スリーブ2の装飾5が施された部分に重ねて、立体模様4を成形することにより、装飾5に光の反射や陰影によるアクセントを付けることが可能となり装飾効果が大きくなる。スリーブ2における装飾5の施される部分と立体模様4の成形される部分は、少なくとも一部が重複すればよい。
本実施形態における立体模様付きチューブ容器1の成形方法について説明する。まず立体模様付きスリーブの成形金型について説明する。本実施形態の立体模様付きスリーブ2の成形金型10は、スリーブ2を装着するコア11の外側に、キャビティ12が配置されて構成される。
本実施形態におけるコア11は、基盤部に立設された円柱状の雄金型である。コア11はスリーブ2を挿装着する胴部11aと、コア11の上端面を形成する頭部11bで形成される。胴部11aは、コア11に装着されたスリーブ2の内面に接触又は対向する、コア11の側面部分である。胴部11aの長さは、挿入されるスリーブ2の長さより長く設定される。本実施形態の胴部11aは、そこに装着されるスリーブ2の内径とほぼ等しい円形断面の円柱に加工される。頭部11bは、コア11の上端面、すなわち円柱の上部端面であり、胴部11aの上部に位置する部分である。頭部11bは、コア11の断面中心部が上方へ突出した円形の笠状に加工される。頭部11bの縁部は、胴部11aの周面上端11cに接続される。
胴部11aの周面には、その周面上端11cから立体模様4の成形位置まで延びる周面凹部13が形成される。周面凹部13は胴部11aの周面に形成され、その上端部は頭部11bに接続される。周面凹部13の終点(下端)としての「立体模様4の成形位置」は、立体模様4の下端を形成する胴部11aの部分を意味する。周面凹部13は、胴部11aの周面をコア11の内方へ後退させた段差部として形成される。本実施形態における周面凹部13は、胴部11aの上端部の周面を一周する帯状の段差部として形成される。本実施形態の胴部11aの周面上端11cは、胴部11aの周面を後退させた、周面凹部13の周面(以下「後退周面」呼ぶ)の上端と一致する。周面凹部13は、その段差部に射出された樹脂材を成形する型枠の機能を有している。コア11に挿入されたスリーブ2の内面は、胴部11aの周面に接し、周面凹部13の後退周面とは、段差分の隙間を有して対向する。本実施形態の周面凹部13の周面には、段差部を周方向で分割するための仕切り部13aが立設される。仕切り部13aは、胴部11aの周方向に複数位置される。仕切り部13aは、コア11の上下方向に伸びる線状の部材であり、周面凹部13の段差部とほぼ等しい高さを有している。
キャビティ12は、コア11の外側に配置され、コア11に嵌合される雌金型である。
本実施形態のキャビティ12は、コア11の頭部11bの外側に配置される部分12b(以下「キャビティ頭部12b」という)とコア11の胴部11aの外側に配置される部分12a(以下「キャビティ胴部12a」という)で構成される。
キャビティ頭部12bは、頭部11bとの隙間を確保して配置され、樹脂材が射出される射出空間Nを形成する。すなわち、コア11の上端部、すなわち胴部11aを覆う射出空間Nを形成する。キャビティ頭部12bは、その内面(頭部11bに対向する面)の形状を、頭部11bの形状にほぼ一致させて形成される。従って、射出空間Nは頭部11bを覆う笠状空間として形成される。キャビティ頭部12bには樹脂材を射出空間Nに導くための湯道Yが形成される。
キャビティ胴部12aは、その内面(胴部11a周面に対向する面)が、胴部11aに挿着されたスリーブ2の外面に接するように配置される。したがって、スリーブ2が装着されたコア11にキャビティ12を配置した場合、キャビティ胴部12aと胴部11aでスリーブ2を挟んでスリーブ2を保持する。また、キャビティ胴部12aの周面凹部13に対向する部分は、周面凹部13の後退周面との間に隙間空間(以下「凹部空間」)が形成される。周面凹部13の上端部は、コア11の頭部11bに連続しているため、周面凹部13、すなわち凹部空間がその上端部で射出空間Nと連通する。したがって、コア11の上端部を覆う射出空間Nが周面凹部13と連通して形成される。
キャビティ胴部12aには、立体模様4を成形するための模様凹凸部14が設けられる。模様凹凸部14は、チューブ2の立体模様4の形成位置に対応して設けられる。模様凹凸部14は、立体模様4の形状とほぼ同一形状の凹凸部として設けられる。模様凹凸部14は、キャビティ胴部12aの内面を切削して形成される。本実施形態における模様凹凸部14は、立体模様4の四角錐台の模様とほぼ同じ形状の切削部を、スリーブ2の周方向で連続して配置して帯状に形成される。
キャビティ胴部12aは、その模様凹凸部14と周面凹部13とが対向する位置に配置される。対向して配置された模様凹凸部14と周面凹部13は横方向で連通して、立体模様4の形成位置に模様成形空間Sを形成する。模様成形空間Sは周面凹部13に連通される空間として形成される。模様凹凸部14と周面凹部13は、少なくともそれらの一部分が対向するように配置されればよいが、模様凹凸部14全面が周面凹部13に対向する方が望ましい。コア11にスリーブ2が装着された場合、スリーブ2は模様凹凸部14と周面凹部13で挟まれるため、模様成形空間Sはスリーブ2により周面凹部13側の空間と模様凹凸部14側の空間に分断される。本実施形態における模様凹凸部14は、その下端部が、周面凹部13の下端部に一致するようキャビティ胴部12a形成される。このように成形金型10には、湯道Y、射出空間N、周面凹部13、模様成形空間Sが連通して形成される(図3(c)、図7参照)。
本実施形態におけるキャビティ12は、一般的な金型と同様に、形成部分の形状に応じて複数の金型を組み合わせて構成される。キャビティ12を構成する各金型は、成形完了後のチューブ容器1の取り出しを考慮し、必要に応じて横方向での型開きが可能に構成される。なお、本実施形態のキャビティ胴部12aは、模様凹凸部14を形成する模様凹凸部キャビティ120bと、それより下方の胴部下キャビティ120aとで形成される。
次に立体模様付きチューブ容器1の成形方法について説明する。本実施形態における、立体模様付きチューブ容器1の成形方法は、図3、図4に示すように、成形スリーブ加飾工程、スリーブ挿着工程、金型組立工程、樹脂射出工程(以上図3(a)〜(d)参照)、金型脱型工程、樹脂材除去工程、首部付け工程(以上図4(e)〜(i)参照)により構成される。
スリーブ加飾工程はスリーブ2の周面に装飾5を施す工程である。装飾5は、スリーブ2の周面に印刷やホットスタンプにより平面的に形成される。本実施形態の装飾5は、ホットスタンプにより、スリーブ2の一方の端部付近にその周方向で、帯状のホログラムを取り付けて形成される。なお本実施形態では、装飾5が形成された側の端部がスリーブ2の上端部となり、チューブ容器1の首部3が形成される端部となる(図3(a)参照。図3(a)の斜線部は装飾5を表す)。
スリーブ挿着工程は、胴部11aと周面凹部13を有するコア11に、周面凹部13とスリーブ2の装飾5が施された部分を対向させて装着する工程である。本実施形態においては、コア11の胴部11aにスリーブ2を挿入し、その装飾5を周面凹部13に対向させて、スリーブ2をコア11に装着する。スリーブ2は、その上端面が、周面凹部13の下端部から周面上端11cの間に位置するようコア11に挿着される(図3(b)参照)。
金型組立工程はスリーブ2が挿着されたコア11の外側に、模様凹凸部14が設けられたキャビティ12を、模様凹凸部14が周面凹部13に対向し、コア11の上端部を覆う射出空間Nが周面凹部13と連通して形成されるよう配置する工程である。本工程は、コア11にキャビティ12を所定位置で組み付けることにより、成形金型10を組み立てる工程である(図3(c)、図7参照。なお図7は成形金型10の上部において、キャビティ12の一部を取り除いて、スリーブ2が挿着されたコア11とキャビティ12の状態を示した図である)。
スリーブ2が挿着されたコア11の外側にキャビティ12を配置する。この際、胴部下キャビティ120aとコア11の胴部11aで、スリーブ2の周面を挟んでスリーブ2を保持する。また、模様凹凸部キャビティ120bと周面凹部13の間に凹部空間を形成する。さらに、模様凹凸部キャビティ120bの模様凹凸部14と周面凹部13を対向させ、仕切り部13aを模様凹凸部14の四角錐台の模様間に位置するよう配置しながら、模様成形空間Sを形成する。模様成形空間Sはスリーブ2により周面凹部13側の空間と模様凹凸部14の空間に分断されて形成される。スリーブ2の装飾5の部分は、少なくともその一部分が模様成形空間Sに位置すればよい。また、キャビティ頭部12bを、頭部11bとの隙間を確保して、頭部11bを覆うように配置して射出空間Nを形成する。頭部11bには周面凹部13の上端部が連続するため、首部成形空間Nと周面凹部13(凹部空間)が連通して形成される。この工程により組み立てられた成形金型10には、キャビティ12の湯道Y、首部成形空間N、周面凹部13(凹部空間)、模様成形空間Sが連通して形成される(図3(c)、図7参照)。
樹脂射出工程は、射出空間Nから周面凹部13を介して、スリーブ2に接着しない模様成形樹脂材αをスリーブ2の内面に射出してスリーブ2を変形させて模様凹凸部14へ押圧することにより、スリーブ2の装飾5が施された部分に立体模様4を形成するとともに、模様成形樹脂材αにより、射出空間Nに仮設首部20を成形し、周面凹部13に、仮設首部20の周縁20aから立体模様4の成形位置まで延びて立体模様4の成形位置に立体模様4と同じ形状が設けられたスカート部21を仮設首部20と一体に成形する工程である(図3(d)参照)。
キャビティ頭部12bの湯道Yから、模様成形樹脂材αを射出空間Nへ射出し仮設首部20を形成する。本実施形態の模様成形樹脂材αは、スリーブ2を構成する直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)や高密度ポリエチレン(HDPE)等と溶着しない、アイオノマー樹脂や一般用ポリスチレン(GPPS)等が用いられる。仮設首部20は、コア11の頭部11bを覆って形成される。仮設首部20の周縁20aは、コア11の周面上端11cの位置に成形される。さらに、模様成形樹脂材αを射出空間Nから周面凹部13(凹部空間)へ射出してスカート部21を形成する。スカート部21は、仮設首部20と一体に形成される。スカート部21は、仮設首部20の周縁20aから、周面凹部13内へ延び、周面凹部13内でスリーブ2の内面に沿って立体模様4の成形位置まで延出される。本実施形態のスカート部21は、仮設首部20の周縁20aが下方へ延びたスカート状に形成される。本実施形態の周面凹部13には、仕切り部13aが設けられているため、スカート部21にスリット21bが形成される。このスリット21bによりスカート部21がその周方向で分割される。
スカート部21の立体模様4の成形位置では、周面凹部13と連通する模様成形空間S内に模様成形樹脂材αが射出されて、スリーブ2の装飾5が施された部分の内面を模様凹凸部14方向へ押圧する。スリーブ2の装飾5が施された部分は、射出された模様成形樹脂材αの熱と圧力により変形して模様凹凸部14へ密着し、その形状に変形される。これにより、スリーブ2の装飾5が施された部分に立体模様4が形成される。スリーブ2の装飾5部分に立体模様4が形成されることにより平面装飾と立体模様が組み合わされ、スリーブ2の装飾性が高まる。
このスリーブ2に立体模様4を成形する過程において、周面凹部13から模様成形空間Sへ射出される模様成形樹脂材αは、スリーブ2を介して模様凹凸部14に充填され、その接触面が模様凹凸部14と同一形状に形成される。これにより、スカート部21に、立体模様4の成形位置に立体模様4と同じ形状を有する部分21a(以下「模様裏部分21a」という)が形成される。模様裏部分21aの形状は、立体模様4の形状とほぼ同じ形状であればよく、形状の厳密な同一性は要求されない。本実施形態における模様裏部分21aはスリーブ2の外方へ突出する四角錐台に形成される。スカート部21の四角錐台の模様の各間にスリット21bが形成される。
金型脱型工程は、模様成形樹脂材αの硬化後に、スリーブ2からコア11およびキャビティ12を脱型する工程である(図4(e)参照)。金型脱型後に、スリーブ2の上端部に仮設首部20とスカート部21が一体に形成され、周面に立体模様4が形成されスリーブ2を金型から取り出す。
樹脂材除去工程は、脱型されたスリーブ2から、模様成形樹脂材を除去する工程である(図4(f)参照)。仮設首部20とスカート部21を一体に形成している模様成形樹脂材α(図5、図6参照)を上方へ引き上げて(または押し上げて)、スリーブ2の上端部から除去する。これにより、立体模様4が形成された部分のスリーブ2の内面に模様成形樹脂材αが残存しない、立体模様付きのスリーブ2が形成される。模様成形樹脂材αは、スリーブ2に接着しないため容易に除去できる。模様成形樹脂材αによりスカート部21が仮設首部20と一体に形成されているため、仮設首部20を引き上げる(または押し上げる)ことによりスカート部21をスリーブ2から容易に除去できる。また、スカート部21は、スリット21bにより分割されているため、引き上げに伴ってスリーブ2の内方へ容易に変形できる。加えて、本実施形態の立体模様4は、上方への引き上げ(又は押し上げ)に対する抵抗が少ない円錐台形である。このため、模様裏部分21aが模様凹凸部14に嵌合していても、模様成形樹脂材αをスリーブ2から容易に除去でき、スリーブ2の内面に傷等を与える可能性が少なくなる。なお、本実施形態において、仮設首部20の上部には、湯道Y内の模様成形樹脂材αにより湯道樹脂部20yが突設され、湯道樹脂部20yを仮設首部20の引き上げ等の際、把持部として利用できる。
首部付け工程は、樹脂材が除去された、スリーブ2の上端部に首部3を射出成形する工程である(図4(g)〜(i)参照)。首付け工程は、一般的なチューブ容器のスリーブの上部に首部を、樹脂材で射出成形する工程と同一である。本実施形態では、仮設首部20とスカート部21形成する模様成形樹脂材αが除去され、周面に立体模様が形成されたチューブ2を、成形金型100に取り付けて、その上端部に首部3を成形する。これにより、立体模様4が形成された部分のスリーブ2の内面がチューブ容器1内に露出される立体模様付きチューブ容器1が成形される。
本実施形態における立体模様付きチューブ容器1にあっては、上記実施形態に係る立体模様付きチューブ容器1の成形方法により、チューブ容器1の収容部を構成するスリーブ2の上端部にチューブ容器1の首部が射出成形され、スリーブ2の周面に立体模様4が成形される立体模様付きチューブ容器1であって、スリーブ2の周面に装飾5が施され、装飾5が施された部分に、スリーブ2に接着しない模様成形樹脂材αがスリーブ2の内面に射出され、スリーブ2が変形して、立体模様4が形成され、スリーブ2から、硬化後の模様成形樹脂材αが除去されるとともに、模様成形樹脂材αが除去されたスリーブ2の上端部に、首部3が射出成形され、立体模様4が形成された部分のスリーブ2内面がチューブ容器1の収容部内に露出されているため、チューブ容器1の収容部を構成するスリーブ2の立体模様4が成形された部分の可撓性が損なわれず、チューブ容器1のスクイズ性が確保される。また、立体模様4を装飾5の部分に形成することにより、装飾性に富んだ立体模様付きチューブ容器1を提供できる。
また、本実施形態における立体模様付きチューブ容器1の成形方法にあっては、スリーブ2の周面に装飾5を施すスリーブ加飾工程と、装飾5が施されたスリーブ2が挿着される胴部11aおよび胴部11aの周面上端11cから立体模様4の成形位置まで延びる周面凹部13を有するコア11に、周面凹部13とスリーブ2の装飾5が施された部分を対向させて装着するスリーブ挿着工程と、スリーブ2が挿着されたコア11の外側に、立体模様4を成形するための模様凹凸部14を有するキャビティ12を、模様凹凸部14が周面凹部13に対向し、コア11の上端部(胴部11a)を覆う射出空間Nが周面凹部13と連通して形成されるよう配置する金型組立工程と、射出空間Nから周面凹部13を介して、スリーブ2に接着しない模様成形樹脂材αをスリーブ2の内面に射出してスリーブ2を変形させて模様凹凸部14へ押圧することにより、スリーブ2の装飾5が施された部分に立体模様4を形成するとともに、模様成形樹脂材αにより、射出空間Nに仮設首部20を成形し、周面凹部13に、仮設首部20の周縁20aから立体模様4の成形位置まで延び、立体模様4の成形位置に立体模様4と同じ形状が設けられたスカート部21を仮設首部20と一体に成形する樹脂射出工程と、模様成形樹脂材αの硬化後に、スリーブ2からコア11およびキャビティ12を脱型する金型脱型工程と、脱型されたスリーブ2から、模様成形樹脂材αを除去する樹脂材除去工程と、模様成形樹脂材αが除去されたスリーブ2の上端部に、首部3を射出成形する首部付け工程とを有している。このため、チューブ容器1の収容部を構成するスリーブ2の立体模様4が成形された部分の可撓性が損なわれず、チューブ容器1のスクイズ性が確保された、立体模様付きチューブ容器1を容易に成形することが出来る。
また、本実施形態における立体模様付きスリーブ2の成形金型10にあっては、上記実施形態に係る立体模様付きチューブ容器1の成形方法でスリーブ2の周面に立体模様4を成形するのに用いる成形金型10であって、スリーブ2を挿着する胴部11aおよび胴部11aの周面上端11cから立体模様4の成形位置まで延びる周面凹部13を有するコア11と、立体模様4を成形するための模様凹凸部14を有するキャビティ12で構成され、スリーブ2が挿入されたコア11の外側にキャビティ12が、模様凹凸部14と周面凹部13とが対向し、コア11の上端部(胴部11a)を覆う射出空間Nが周面凹部13と連通して形成されるよう配置されるとともに、射出空間Nから周面凹部13を介して、スリーブ2に接着しない模様成形樹脂材αをスリーブ2の内面に射出してスリーブ2を変形させて模様凹凸部14へ押圧することにより、スリーブ2に立体模様4が形成され、模様成形樹脂材αにより、射出空間Nに仮設首部20が成形され、周面凹部13に、仮設首部20の周縁20aから立体模様4の成形位置まで延び、立体模様4の成形位置に立体模様4と同じ形状が設けられたスカート部21が仮設首部20と一体に成形されるため、立体模様4が形成されたチューブ容器1の収容部を構成するスリーブ2に対し、その可撓性を損なうことなく立体模様4を成形できる
周面凹部13には、スカート部21を分割するための仕切り部13aが設けられるため、スカート部21を分割して形成で、スカート部21をスリーブ2から除去する作業が容易になる。
仕切り部13aが線状であるため、スカート部21が単純な形状のスリットにより分割される。このため、スカート部21を、仮設首部20との一体性を確保しつつ、変形が容易な形態に成形できる。
本実施形態における立体模様付きチューブ容器1の成形方法において、仮設首部20の形状を首部3と異なる形状で形成したが、首部3と同一形状で形成してもよい。これにより、首部3を成型するための成形金型100の一部を、仮設首部20を成形するための成形金型10の一部に兼用することが可能となり、成形コストを低減することができる。
また、本実施形態における立体模様付きスリーブ2の成形金型10の、仕切り部13aを線状としたが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示す成形金型10ように、仕切り部13aをスリーブ2の長さ方向に「T字状」に設けても良い。なお図8は成形金型10の上部において、キャビティ12の一部を取り除いて、スリーブ2が挿着されたコア11とキャビティ12の状態を示した図である。スカート部21の柔軟性が確保できる場合は仕切り部13aを設けなくてもよい。
本発明に係る立体模様付きチューブ容器の好適な一実施形態におけるチューブ容器の側面図である。 図1に示した立体模様付きチューブ容器の縦断面図である。 本発明に係る立体模様付きチューブ容器の成形方法の好適な一実施形態における成形方法の前半を示すフロー図である。 図3に示した立体模様付きチューブ容器の成形方法に続く成形方法の後半を示すフロー図である。 図4(f)に示した模様成形樹脂材の側面図である。 図4(f)に示した模様成形樹脂材のスカート部の水平断面図である。 本発明に係る立体模様付きスリーブの成形金型の好適な一実施形態における成形金型の上部部分のキャビティとスリーブとコアの関係を説明する縦断面図である。 本発明に係る立体模様付きスリーブの成形金型の変形例における、成形金型の上部部分のキャビティとスリーブとコアの関係を説明する縦断面図である。
符号の説明
1 チューブ容器
2 スリーブ
3 首部
4 立体模様
5 装飾
10 成形金型
11 コア
11a 胴部
11c 周面上端
12 キャビティ
13 周面凹部
13a 仕切り部
14 模様凹凸部
20 仮設首部
20a 仮設首部の周縁
21 スカート部
N 射出空間
α 模様成形樹脂材

Claims (5)

  1. チューブ容器の収容部を構成するスリーブの上端部にチューブ容器の首部が射出成形され、該スリーブの周面に立体模様が成形される立体模様付きチューブ容器の成形方法において、該スリーブの周面に装飾を施すスリーブ加飾工程と、該装飾が施された該スリーブが挿着される胴部および該胴部の周面上端から上記立体模様の成形位置まで延びる周面凹部を有するコアに、該周面凹部と該スリーブの該装飾が施された部分を対向させて装着するスリーブ挿着工程と、該スリーブが挿着された上記コアの外側に、上記立体模様を成形するための模様凹凸部を有するキャビティを、当該模様凹凸部が上記周面凹部に対向し、上記コアの上端部を覆う射出空間が該周面凹部と連通して形成されるよう配置する金型組立工程と、該射出空間から該周面凹部を介して、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材を該スリーブの内面に射出して該スリーブを変形させて上記模様凹凸部へ押圧することにより、該スリーブの上記装飾が施された部分に上記立体模様を形成するとともに、該模様成形樹脂材により、上記射出空間に仮設首部を成形し、上記周面凹部に、該仮設首部の周縁から該立体模様の成形位置まで延び、該立体模様の成形位置に該立体模様と同じ形状が設けられたスカート部を上記仮設首部と一体に成形する樹脂射出工程と、該模様成形樹脂材の硬化後に、該スリーブから上記コアおよび上記キャビティを脱型する金型脱型工程と、脱型された該スリーブから、該模様成形樹脂材を除去する樹脂材除去工程と、該模様成形樹脂材が除去された該スリーブの上端部に、上記首部を射出成形する首部付け工程とを有することを特徴とする立体模様付きチューブ容器の成形方法。
  2. 請求項1に記載の立体模様付きチューブ容器の成形方法により、チューブ容器の収容部を構成する前記スリーブの上端部にチューブ容器の前記首部が射出成形され、該スリーブの周面に前記立体模様が成形される立体模様付きチューブ容器であって、
    上記スリーブの周面に装飾が施され、該装飾が施された部分に、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材が該スリーブの内面に射出され、該スリーブが変形して、上記立体模様が形成され、該スリーブから、硬化後の該模様成形樹脂材が除去されるとともに、該模様成形樹脂材が除去された該スリーブの上端部に、上記首部が射出成形され、該立体模様が形成された部分の該スリーブ内面が上記収容部内に露出されることを特徴とする立体模様付きチューブ容器。
  3. 請求項1に記載の立体模様付きチューブ容器の成形方法で前記スリーブの周面に立体模様を成形するのに用いる成形金型であって、該スリーブを挿着する胴部および該胴部の周面上端から上記立体模様の成形位置まで延びる周面凹部を有するコアと、上記立体模様を成形するための模様凹凸部を有するキャビティで構成され、上記スリーブが挿入された該コアの外側に該キャビティが、当該模様凹凸部と上記周面凹部とが対向し、上記コアの上端部を覆う射出空間が該周面凹部と連通して形成されるよう配置されるとともに、該射出空間から該周面凹部を介して、該スリーブに接着しない模様成形樹脂材を該スリーブの内面に射出して該スリーブを変形させて上記模様凹凸部へ押圧することにより、該スリーブに上記立体模様が形成され、該模様成形樹脂材により、上記射出空間に仮設首部が成形され、上記周面凹部に、該仮設首部の周縁から該立体模様の成形位置まで延び、該立体模様の成形位置に該立体模様と同じ形状が設けられたスカート部が上記仮設首部と一体に成形されることを特徴とする立体模様付きスリーブの成形金型。
  4. 前記周面凹部には、前記スカート部を分割するための仕切り部が設けられることを特徴とする請求項3に記載の立体模様付きスリーブの成形金型
  5. 前記仕切り部が、線状であることを特徴とする請求項4に記載の立体模様付きスリーブの成形金型
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