JP5283853B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うパチンコ遊技機に関し、特に、特別図柄抽選に係る抽選結果を示唆する画像を、動画となっている物語の完結後に演出表示装置に表示させるパチンコ遊技機に関する。
従来から、特別図柄抽選に係る抽選結果を、動画となっている物語の完結後に演出表示装置に表示させるという機能を搭載したパチンコ遊技機が開発されている。そして、このようなパチンコ遊技機を改良したものとして、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置に表示させるものが知られている。例えば、特許文献1には、演出表示装置の表示画面を複数の表示領域に分割し、分割された各表示領域でそれぞれ異なる物語を実行するパチンコ遊技機が開示されている。このパチンコ遊技機では、複数の物語を同時に実行し、各物語の終了タイミングをそれぞれ異ならせているが、このような演出は、各物語の内容を遊技者が認識し難いため、複数の物語を一つずつ順番に実行するパチンコ遊技機も開発されている。
特開2004−129738号公報
しかしながら、複数の物語を行う従来のパチンコ遊技機では、特別図柄抽選の抽選結果が大当りの場合に、どの物語の終了時に大当りを示す画像が表示されるのかという事項や、各物語がどのタイミングで終了するのかという事項を、物語が開始される前に遊技機内部で予め決定している。そのため、複数の物語を発生させたパチンコ遊技機は、遊技者に対して、複数の物語が終了するまでの比較的長い時間に亘り、物語の進行という趣向しか提供できないという問題点があった。
そこで、本発明は、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置に表示させるパチンコ遊技機において、遊技者に物語の進行以外の趣向を提供することができるパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、前記特別図柄抽選の抽選結果を表示するタイミングを決定する主制御基板と、前記タイミングに至るまでに完結する動画を演出表示装置に表示させる演出制御基板と、を備えるパチンコ遊技機において、前記動画は、それそれ異なった複数の物語で構成され、一の物語の完結の後、他の物語が開始されるものであり、前記特別図柄抽選の抽選結果が大当りの場合に、実行される前記複数の物語の中から、その物語の終了時に、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を決定する大当り物語決定手段と、実行される前記複数の物語の中から、遊技者の選択操作に基づいて、次回実行される物語を決定する次回実行物語決定手段と、前記次回実行物語決定手段で決定された物語が、前記大当り物語決定手段で決定された物語であった場合に、次回以降に実行される物語の終了時に表示する画像を、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像に変換する終了時画像変換手段と、を備えることを特徴とする。このようにすると、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置に表示させるパチンコ遊技機において、その終了時に大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を遊技者に探させるという新たな趣向を遊技者に提供することができる。また、遊技者がその終了時に大当りのという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を探し当てたら、それ以降に実行される物語の終了時にも大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像を表示させるように変換するので、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を早く探し当てた遊技者に対して、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を多く見ることができるというメリットを遊技者に提供することができる。
また、前記演出制御基板は、前記大当り物語決定手段と、前記次回実行物語決定手段と、前記終了時画像変換手段と、を備えると共に、前記演出制御基板には、遊技者が操作可能な演出ボタンが電気的に接続されており、前記演出制御基板は、前記主制御基板から送信される前記タイミングを指示する変動コマンドを受信するようになっており、前記次回実行物語決定手段は、遊技者の前記演出ボタンの操作に基づいて、次回実行される物語を決定することを特徴とする。このようにすると、演出制御基板のプログラムを書き換える程度の簡単な変更だけで、本発明を実施することが可能になる。
さらに、前記動画には、複数列又は複数行に配置された各図柄を少なくとも一つ順次更新する図柄変動動画が含まれ、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像は、前記更新が停止された前記複数列又は複数行に配置された各図柄の停止態様画像であることを特徴とする。このようにすると、前記物語の進行状況を図柄の更新や停止を介して遊技者に伝達することができる。
以上のような本発明によれば、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置に表示させるパチンコ遊技機において、その終了時に大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を遊技者に探させるという新たな趣向を遊技者に提供することができる。
[パチンコ遊技機の全体構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を貯留する上皿6と、上皿6の余剰球を貯留する下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10と、遊技者によって操作される演出ボタンBとを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を貯留する遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、始動口14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲート(図示せず)、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16に誘導される。また、遊技盤4には、特別図柄表示装置18、演出図柄表示装置(演出表示装置)19、普通図柄表示装置20などの表示装置が配置されている。特別図柄表示装置18は、特別図柄を形式的に変動表示した後に特別図柄抽選の結果である特別図柄を停止表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。演出図柄表示装置19は、複数列又は複数行にそれぞれ配置表示される特別図柄に対応した図柄(以下、演出図柄とする)を順次更新する動画(以下、変動表示という)や、各図柄の停止態様画像(以下、停止表示)や、物語となっている動画を含む様々な演出表示を行う表示装置であり、例えば、液晶パネルやLED表示器で構成される。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上皿6に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口(図示せず)に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球がゲートを通過したときは、普通図柄表示装置20において普通図柄の変動表示が行われ、その停止図柄が所定の当り図柄である場合は、始動口14に設けられる普通電動役物14aが所定時間にわたって開放動作され、始動口14の入口の大きさが拡がり、入賞が発生しやすい状態へ変化するようになっている。また、遊技球が始動口14に入賞した際には、特別図柄抽選に用いる数値を取得すると共に、該数値を用いた特別図柄抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置18及び演出図柄表示装置19において特別図柄及び特別図柄に係る演出図柄の変動表示及び停止表示が行われるようになっている。そして、これらの図柄が予め決められた当り配列(特図特定表示、演図特定表示)で停止すると、遊技者が多くの遊技球を獲得可能な大当りモード(大当り状態)となる。
なお、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて取得した抽選用の数値は、予め設定される上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として記憶されるようになっており、先に行われた抽選の結果表示を待って、次の記憶数値に基づいた抽選が行われるようになっている。
以下、大当り状態の開始、終了などを契機として切換えられるパチンコ遊技機1の各種遊技モードについて、図4を参照して説明する。
(1)通常モード
このモードでは、特別図柄抽選における2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
(2)大当りモード(大当り状態)
このモードは、特別図柄(演出図柄)が予め決められた当り配列で停止したときに実行され、大入賞口15に設けられる特別電動役物15aの開放動作が行われる。この開放動作は、所定時間の経過(例えば、30秒)又は所定個数の入賞(例えば、10球)を1ラウンドとし、所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返される。
(3)確率変動モード
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。すなわち、特別図柄抽選の大当りには、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を低確率にする通常当りと、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を高確率にする確率変動当りとがある。例えば、大当り時の停止図柄が特定の確率変動図柄であったとき、確率変動当りとなる。そして、確率変動モードでは、大当り確率が高確率(例えば、1/30)となり、また、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
(4)時間短縮モード
このモードは、通常当りの大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、特別図柄抽選の大当り確率が低確率であるが、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。
[パチンコ遊技機の基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含み、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板(演出制御基板)26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。
払出制御基板24には、玉切れスイッチ29、払出センサ30、払出モータ31などが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板25には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)32、タッチセンサ33、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ32及びタッチセンサ33がONのとき、発射モータ13を駆動させる。つまり、遊技者が発射ハンドル8に触れると、タッチセンサ33がONとなり遊技球の発射が可能な状態になるようになっている。
主制御基板23には、入賞口に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲートにおける遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4などのセンサ類と、普通電動役物14aや特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18、普通図柄表示装置20などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW4の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、コマンド送信処理、大入賞口開閉処理などを行う。
演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置19や演出ボタンBが接続されており、主制御基板23からのコマンドや、演出ボタンBの操作に応じて、演出図柄表示装置19の表示制御を行う。主制御基板23から演出図柄表示装置19に送信されるコマンドには、変動パターンや確定コマンドが含まれている。
変動パターンは、演出図柄の変動表示態様や実行される物語を指示するコマンドであるとともに、特別図柄抽選の結果を表示するタイミングを指示するものとなっている。このタイミングの指示は、主制御基板23が変動パターンを送信した際から計時される時間がどれだけであるかという時間の指示となっている。また、変動パターンには、停止図柄などの情報が含まれている。
また、確定コマンドは、演出図柄表示制御基板26に対して、一回の演出表示の終了を指示するコマンドであるが、変動パターンには、時間情報を含まれているため、確定コマンドは省略することが可能である。
また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
以下、主制御基板23が行う特別図柄抽選処理と、演出図柄表示制御基板26が行うものであってそれぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置19に表示させるという複数回物語処理について詳細に説明する。
[特別図柄抽選処理]
主制御基板23は、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否か及び大当りの種別を何にするかという特別図柄抽選に用いる数値を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として記憶する。そして、記憶領域に記憶された数値を記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて特別図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。主制御基板23は、特別図柄抽選を行った後、さらに、リーチ乱数(例えば、1〜100)を取得すると共に、取得したリーチ乱数及びリーチ決定テーブルにより、特別図柄変動時間(=演出表示の時間)を決定する。リーチ決定テーブルは、特別図柄抽選の結果が大当りの場合に使用するものと、ハズレの場合に使用するものとが別途用意されており、大当りの場合の方が演出表示の時間の長いものが選択され易くなっている。そして、決定された演出表示の時間は、前述した変動パターンとして演出図柄表示制御基板26に送信されるようになっている。一方、演出図柄表示制御基板26は、主制御基板23から変動パターンを受信し、その変動パターンに対応する動画や、前記動画と重ねられる演出図柄の更新表示、つまり図柄変動動画を特定する。
[複数回物語処理]
前記演出図柄表示制御基板26によって特定された動画が、それぞれ異なった複数の物語で構成され、一の物語の完結の後、他の物語が開始されるものであった場合に、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置19に表示させるという複数回物語処理を行う。なお、前記した物語とは、例えば、その結末が成功又は不成功、達成又は未達成や勝利又は敗北となるように構成された物語となっている。従来の複数回物語処理では、例えば、四種類の物語となっている動画を一つずつ順番に実行する場合に、どの物語の終了時に大当りを示す画像が表示されるのかという事項や、これらの物語をどのような順番で実行するかという事項を予め決定した上で複数回物語を開始するようになっている。
一方、本発明に係る複数回物語処理では、どの物語の終了時に大当りを示す画像が表示されるのかという事項は予め決定するものの、これらの物語をどのような順番で実行するかという事項は、遊技者の選択操作に基づいて決定するようになっている。つまり、本発明に係る複数回物語処理には、特別図柄抽選の抽選結果が大当りの場合に、実行される複数の物語の中から、その演出終了時に大当りを示す画像が表示される物語を決定する大当り物語決定手段と、実行される複数の物語の中から、遊技者の選択操作に基づいて、次回実行される物語を決定する次回実行物語決定手段とが含まれている。このようにすると、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出表示装置に表示させるパチンコ遊技機において、その終了時に大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を遊技者に探させるという新たな趣向を遊技者に提供することができる。
さらに、本発明に係る複数回物語処理には、次回実行物語決定手段で決定された物語が、大当り物語決定手段で決定された物語であった場合に、次回以降に実行される物語の終了時に表示する画像を、大当りを示す画像に変換する終了時画像変換手段が含まれている。このようにすると、遊技者がその終了時に大当りのという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を探し当てたら、それ以降に実行される物語の終了時にも大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像を表示させるように変換するので、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を早く探し当てた遊技者に対して、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を多く見ることができるというメリットを遊技者に提供することができる。例えば、上記の物語をリーチ演出として実行すると共に、異なる4つのリーチ演出を一つずつ順番に実行するという複数回リーチ演出として本発明の複数回物語処理を実施した場合には、図6に示すように、遊技者によるリーチ演出(物語)の選択パターンに応じて、大当りとなるリーチ演出の数が変更される。なお、リーチ演出とは、複数列又は複数行に配置された各図柄の少なくとも2つが同一図柄で停止している状態で、少なくとも一つの図柄が順次更新されている図柄変動動画を意味する。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1は、特別図柄抽選を行う主制御基板23と、主制御基板23から送信される変動コマンドに基づいて、演出図柄表示装置19を表示制御する演出図柄表示制御基板26とを有し、演出制御基板26が、大当り物語決定手段、次回実行物語決定手段及び終了時画像変換手段を備えると共に、電気的に接続される演出ボタンBを遊技者が操作することに基づいて、次回実行される物語を決定する。このようにすると、演出図柄表示制御基板26のプログラムを書き換える程度の簡単な変更だけで、本発明を実施することが可能になる。
次に、本発明の実施形態に係る複数回物語処理を複数回リーチ演出として実施する場合の画面表示例について、図7及び図8を参照して説明する。
図7及び図8は、リーチ演出選択画面の例を示す説明図である。図7は、4つのリーチ演出(物語)の中から、1回目のリーチ演出を選択するためのリーチ演出選択画面(1回目選択画面)の例を示しており、まず、演出図柄表示装置19の表示画面を4つの表示領域に分割し、分割された各表示領域にそれぞれ異なるリーチ演出の初期画面を表示すると共に、「好きな画面を選択してね」などのリーチ選択指示メッセージを表示する(図7(A)参照)。次に、一つの分割表示領域を囲むリーチ選択バー19aを表示すると共に(図7(B)参照)、このリーチ選択バー19aを隣接する分割表示領域に順次移動(駆動)させる(図7(C)参照)。そして、遊技者が演出ボタンBを押下したら、そのタイミングでリーチ選択バー19aを停止させ、当該停止位置のリーチ演出が選択されたものとする(図7(D)参照)。
図8は、図7で選択された1回目のリーチ演出が終わり、残りの3つのリーチ演出の中から、2回目のリーチ演出を選択するためのリーチ演出選択画面の例を示している。この画面では、分割表示領域のうち、終了したリーチ演出の表示領域に、「完了」などの終了マークを表示すると共に、他の分割領域に残りのリーチ演出の初期画面を表示した後(図8(A)参照)、「好きな画面を選択してね」などのリーチ選択指示メッセージを表示する(図8(B)参照)。次に、終了したリーチ演出以外の分割表示領域を囲むリーチ選択バー19aを表示すると共に、このリーチ選択バー19aを隣接する分割表示領域に順次移動させる(図8(C)参照)。そして、遊技者が演出ボタンBを押下したら、そのタイミングでリーチ選択バー19aを停止させ、当該停止位置のリーチ演出が選択されたものとする(図8(D)参照)。
尚、2回目以降のリーチ演出を選択するためのリーチ演出選択画面は、図示及び説明を省略する。
次に、本発明の実施形態に係る複数回物語処理を複数回リーチ演出として実施する場合の具体的な処理手順について、図9〜図19を参照して説明する。図9に示すように、演出図柄表示制御基板メインでは、主制御基板23から複数回リーチ演出の変動パターンを受信したか否かを判断し(S11)、この判断結果がYESの場合は、複数回リーチ演出基本フラグをONにする(S12)。また、複数回リーチ演出基本フラグがONであるか否かを判断し(S13)、この判断結果がYESの場合は、複数回リーチ演出処理を実行する(S14)。
図10に示すように、複数回リーチ演出処理では、まず、複数回リーチ演出フラグ(初期=リセット)がセットされているか否かを判断する(S101)。この判断結果がNOの場合は、複数回リーチ演出処理の開始時であると判断し、続いて、複数回リーチ演出の変動パターンが大当りであるか否かを判断する(S102)。そして、この判断結果がYESの場合は、実行する4つのリーチ演出の中から、大当りの結果を示すリーチ演出(停止位置S)を抽選(抽選確率=1/4)で決定する(S103:大当り物語決定手段)。
次に、複数回リーチ演出の時間を管理するタイマT1(初期=0)が0よりも大きいか否かを判断する(S104)。この判断結果がNOで、かつ、複数回リーチ演出フラグがリセット状態の場合は(S105)、複数回リーチ演出処理の開始時であると判断し、複数回リーチ演出フラグをセットする処理(S106)と、変動パターンで指定された変動時間NをタイマT1にセットする処理(S107)と、第1回目のリーチ演出選択指示画面を表示する期間を示す表示判定時間Mをセットする処理(S108)と、第1回目のリーチ選択バー駆動画面を表示する最大期間を示すの表示判定時間Lをセットする処理(S109)とを実行する。また、タイマT1が「0」で、かつ、複数回リーチ演出フラグがセット状態の場合は(S105)、複数回リーチ演出処理の終了時であると判断し、複数回リーチ演出基本フラグをOFFにする処理(S110)と、複数回リーチ演出フラグをリセットする処理(S111)と、第4リーチ選択バー確定フラグをリセットする処理(S112)とを実行する。
一方、タイマT1をセットした後は、タイマT1をデクリメント(T1←T1−1)すると共に(S113)、タイマT1がリーチ演出選択指示画面の表示判定時間Mよりも大きいか否かを判断し(S114)、この判断結果がYESの場合は、リーチ演出選択指示画面(図7(A)参照)を表示する(S115)。また、タイマT1がリーチ演出選択指示画面の表示判定時間M以下になったら、タイマT1がリーチ選択バー駆動画面の表示判定時間Lよりも大きいか否かを判断し(S116)、この判断結果がYESの場合は、後述する第1リーチ選択バー駆動処理(S117)を実行する。さらに、タイマT1がリーチ選択バー駆動画面の表示判定時間L以下になったら、第1リーチ選択バーフラグをリセットし(S118)、後述するリーチ実行処理1〜4(S119〜S122)及びタイマ処理(S123)を実行する。
図11に示すように、第1リーチ選択バー駆動処理では、まず、タイマT2(初期=0)が0よりも大きいか否かを判断する(S201)。この判断結果がNOで、かつ、第1リーチ選択バーフラグ(初期=リセット)がリセット状態の場合は(S202)、1回目リーチ演出の選択開始時であると判断し、第1リーチ選択バーフラグをセットする処理(S203)と、タイマT2にリーチ選択バー駆動時間Pをセットする処理(S204)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための係数Bに初期値である「1」をセットする処理(S205)と、リーチ選択バー駆動処理(1秒毎にB←B+1、ただし、B=4の次はB=1)を開始させる処理(S206)とを実行する。また、タイマT2が「0」で、かつ、第1リーチ選択バーフラグがセット状態の場合は(S207)、1回目リーチ演出の選択終了時であると判断し、停止位置Sを取得済みか否かを判断する(S208)。この判断結果がNOの場合は、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S209)と、停止位置Sを取得する処理(S210)と、第1リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S211)とを実行する。
一方、タイマT2をセットした後は、タイマT2をデクリメント(T2←T2−1)すると共に(S213)、係数Bにてリーチ選択バー19aの停止位置Sを特定する(S214)。さらに、第1リーチ選択バー確定フラグがセットされているか否かを判断し(S215)、この判断結果がNOの場合は、演出ボタンBの操作に応じて(S216)、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S217)と、停止位置Sを取得する処理(S218:次回実行物語決定手段)と、第1リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S219)とを実行する。
図12に示すように、リーチ実行処理1では、まず、第1リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断する(S301)。この判断結果がYESで、かつ、第1リーチ実行フラグ(初期=リセット)がリセット状態である場合は(S302)、1回目リーチ演出の開始時であると判断し、続いて、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出が大当りであるか否かを判断すると共に(S303)、この判断結果がYESの場合は、1回目以降のリーチ演出も大当りとする(S304:終了時画像変換手段)。その後、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出時間をタイマT3にセットする処置(S305)と、第1リーチ実行フラグをセットする処理(S306)と、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出の表示を開始させる処理(S307)とを実行する。
図13に示すように、タイマ処理(リーチ演出移行処理)では、まず、タイマT3が「0」よりも大きいか否かを判断し(S401)、この判断結果がYESの場合は、タイマT3をデクリメント(T3←T3−1)する(S402)。一方、タイマT3が「0」の場合は、第1リーチ選択バー確定フラグがセット状態か否かを判断し(S403)、この判断結果がYESの場合は、後述する第2リーチ選択バー駆動処理(S404)を実行する。また、第1リーチ選択バー確定フラグがリセット状態である場合は、第2リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断し(S405)、この判断結果がYESの場合は、後述する第3リーチ選択バー駆動処理(S406)を実行する。また、第2リーチ選択バー確定フラグがリセット状態である場合は、第3リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断し(S407)、この判断結果がYESの場合は、後述する第4リーチ選択バー駆動処理(S408)を実行する。
図14に示すように、第2リーチ選択バー駆動処理では、まず、タイマT2(初期=0)が0よりも大きいか否かを判断する(S501)。この判断結果がNOで、かつ、第2リーチ選択バーフラグ(初期=リセット)がリセット状態の場合は(S502)、2回目リーチ演出の選択開始時であると判断し、第2リーチ選択バーフラグをセットする処理(S503)と、タイマT2にリーチ選択バー駆動時間Pをセットする処理(S504)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための数値(1〜3)を残りのリーチ演出に割り当てる処理(S505)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための係数Bに初期値である「1」をセットする処理(S506)と、リーチ選択バー駆動処理(1秒毎にB←B+1、ただし、B=3の次はB=1)を開始させる処理(S507)とを実行する。また、タイマT2が「0」で、かつ、第2リーチ選択バーフラグがセット状態の場合は(S508)、2回目リーチ演出の選択終了時であると判断し、停止位置Sを取得済みか否かを判断する(S509)。この判断結果がNOの場合は、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S510)と、停止位置Sを取得する処理(S511)と、第2リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S512)とを実行する。また、2回目リーチ演出の選択終了時には、第2リーチ選択バーフラグ及び第1リーチ選択バー確定フラグのリセット処理を行う(S513、S514)。
一方、タイマT2をセットした後は、タイマT2をデクリメント(T2←T2−1)すると共に(S515)、係数Bにてリーチ選択バー19aの停止位置Sを特定する(S516)。さらに、第2リーチ選択バー確定フラグがセットされているか否かを判断し(S517)、この判断結果がNOの場合は、演出ボタンBの操作に応じて(S518)、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S519)と、停止位置Sを取得する処理(S520:次回実行物語決定手段)と、第2リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S521)とを実行する。
図15に示すように、リーチ実行処理2では、まず、第2リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断する(S601)。この判断結果がYESで、かつ、第2リーチ実行フラグ(初期=リセット)及び第2リーチ選択バーフラグがリセット状態である場合は(S602、S603)、2回目リーチ演出の開始時であると判断し、続いて、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出が大当りであるか否かを判断すると共に(S604)、この判断結果がYESの場合は、2回目以降のリーチ演出も大当りとする(S605:終了時画像変換手段)。その後、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出時間をタイマT3にセットする処置(S606)と、第2リーチ実行フラグをセットする処理(S607)と、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出の表示を開始させる処理(S608)とを実行する。
図16に示すように、第3リーチ選択バー駆動処理では、まず、タイマT2(初期=0)が0よりも大きいか否かを判断する(S701)。この判断結果がNOで、かつ、第3リーチ選択バーフラグ(初期=リセット)がリセット状態の場合は(S702)、3回目リーチ演出の選択開始時であると判断し、第3リーチ選択バーフラグをセットする処理(S703)と、タイマT2にリーチ選択バー駆動時間Pをセットする処理(S704)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための数値(1、2)を残りのリーチ演出に割り当てる処理(S705)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための係数Bに初期値である「1」をセットする処理(S706)と、リーチ選択バー駆動処理(1秒毎にB←B+1、ただし、B=2の次はB=1)を開始させる処理(S707)とを実行する。また、タイマT2が「0」で、かつ、第3リーチ選択バーフラグがセット状態の場合は(S708)、3回目リーチ演出の選択終了時であると判断し、停止位置Sを取得済みか否かを判断する(S709)。この判断結果がNOの場合は、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S710)と、停止位置Sを取得する処理(S711)と、第3リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S712)とを実行する。また、3回目リーチ演出の選択終了時には、第3リーチ選択バーフラグ及び第2リーチ選択バー確定フラグのリセット処理を行う(S713、S714)。
一方、タイマT2をセットした後は、タイマT2をデクリメント(T2←T2−1)すると共に(S715)、係数Bにてリーチ選択バー19aの停止位置Sを特定する(S716)。さらに、第3リーチ選択バー確定フラグがセットされているか否かを判断し(S717)、この判断結果がNOの場合は、演出ボタンBの操作に応じて(S718)、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S719)と、停止位置Sを取得する処理(S720:次回実行物語決定手段)と、第3リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S721)とを実行する。
図17に示すように、リーチ実行処理3では、まず、第3リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断する(S801)。この判断結果がYESで、かつ、第3リーチ実行フラグ(初期=リセット)及び第3リーチ選択バーフラグがリセット状態である場合は(S802、S803)、3回目リーチ演出の開始時であると判断し、続いて、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出が大当りであるか否かを判断すると共に(S804)、この判断結果がYESの場合は、3回目以降のリーチ演出も大当りとする(S805:終了時画像変換手段)。その後、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出時間をタイマT3にセットする処置(S806)と、第3リーチ実行フラグをセットする処理(S807)と、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出の表示を開始させる処理(S808)とを実行する。
図18に示すように、第4リーチ選択バー駆動処理では、まず、タイマT2(初期=0)が0よりも大きいか否かを判断する(S901)。この判断結果がNOで、かつ、第4リーチ選択バーフラグ(初期=リセット)がリセット状態の場合は(S902)、4回目リーチ演出の選択開始時であると判断し、第4リーチ選択バーフラグをセットする処理(S903)と、タイマT2にリーチ選択バー駆動時間Pをセットする処理(S904)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための数値(1)を残りのリーチ演出に割り当てる処理(S905)と、リーチ選択バー19aの停止位置Sを特定するための係数Bに初期値である「1」をセットする処理(S906)と、リーチ選択バー駆動処理(1秒毎にB←B+1、ただし、B=1の次はB=1)を開始させる処理(S907)とを実行する。また、タイマT2が「0」で、かつ、第4リーチ選択バーフラグがセット状態の場合は(S908)、4回目リーチ演出の選択終了時であると判断し、停止位置Sを取得済みか否かを判断する(S909)。この判断結果がNOの場合は、リーチ選択バー駆動処理を停止させる処理(S910)と、停止位置Sを取得する処理(S911)と、第4リーチ選択バー確定フラグをセットする処理(S912)とを実行する。また、4回目リーチ演出の選択終了時には、第4リーチ選択バーフラグ及び第3リーチ選択バー確定フラグのリセット処理を行う(S913、S914)。尚、タイマT2をセットした後は、タイマT2をデクリメント(T2←T2−1)する処理(S915)のみを行い、演出ボタンBに応じたリーチ選択処理は行わない。
図19に示すように、リーチ実行処理4では、まず、第4リーチ選択バー確定フラグがセット状態であるか否かを判断する(S1001)。この判断結果がYESで、かつ、第4リーチ実行フラグ(初期=リセット)及び第4リーチ選択バーフラグがリセット状態である場合は(S1002、S1003)、3回目リーチ演出の開始時であると判断し、続いて、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出時間をタイマT3にセットする処置(S1004)と、第4リーチ実行フラグをセットする処理(S1005)と、取得した停止位置Sに対応するリーチ演出の表示を開始させる処理(S1006)とを実行する。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、前記特別図柄抽選の抽選結果を表示するタイミングを決定する主制御基板23と、前記タイミングに至るまでに完結する動画を演出図柄表示装置19に表示させる演出図柄表示制御基板26と、を備えるパチンコ遊技機1において、前記動画は、それそれ異なった複数の物語で構成され、一の物語の完結の後、他の物語が開始されるものであり、前記特別図柄抽選の抽選結果が大当りの場合に、実行される前記複数の物語の中から、その物語の終了時に、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を決定する大当り物語決定手段と、実行される前記複数の物語の中から、遊技者の選択操作に基づいて、次回実行される物語を決定する次回実行物語決定手段と、前記次回実行物語決定手段で決定された物語が、前記大当り物語決定手段で決定された物語であった場合に、次回以降に実行される物語の終了時に表示する画像を、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像に変換する終了時画像変換手段と、を備えるので、それぞれ異なる物語となっている動画を複数実行し、一回分の特別図柄抽選に係る抽選結果を、その内の一つの物語の完結後に演出図柄表示装置19に表示させるパチンコ遊技機1において、その終了時に大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を遊技者に探させるという新たな趣向を遊技者に提供することができる。
また、遊技者がその終了時に大当りのという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を探し当てたら、それ以降に実行される物語の終了時にも大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像を表示させるように変換するので、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を早く探し当てた遊技者に対して、大当りという特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を多く見ることができるというメリットを遊技者に提供することができる。
また、演出図柄表示制御基板26は、前記大当り物語決定手段と、前記次回実行物語決定手段と、前記終了時画像変換手段と、を備えると共に、前記演出図柄表示制御基板26には、遊技者が操作可能な演出ボタンBが電気的に接続されており、前記演出図柄表示制御基板26は、前記主制御基板23から送信される前記タイミングを指示する変動コマンドを受信するようになっており、前記次回実行物語決定手段は、遊技者の前記演出ボタンBの操作に基づいて、次回実行される物語を決定するので、演出図柄表示制御基板26のプログラムを書き換える程度の簡単な変更だけで、本発明を実施することが可能になる。
さらに、前記動画には、複数列又は複数行に配置された各図柄を少なくとも一つ順次更新する図柄変動動画が含まれ、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像は、前記更新が停止された前記複数列又は複数行に配置された各図柄の停止態様画像であるため、前記物語の進行状況を図柄の更新や停止を介して遊技者に伝達することができる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技モードを示すフローチャートである。 パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 複数回リーチ演出の大当りパターンを示す説明図である。 リーチ演出選択画面(1回目)の例を示す説明図である。 リーチ演出選択画面(2回目)の例を示す説明図である。 演出図柄表示制御基板メインを示すフローチャートである。 複数回リーチ演出処理を示すフローチャートである。 第1リーチ選択バー駆動処理を示すフローチャートである。 リーチ実行処理1を示すフローチャートである。 タイマ処理を示すフローチャートである。 第2リーチ選択バー駆動処理を示すフローチャートである。 リーチ実行処理2を示すフローチャートである。 第3リーチ選択バー駆動処理を示すフローチャートである。 リーチ実行処理3を示すフローチャートである。 第4リーチ選択バー駆動処理を示すフローチャートである。 リーチ実行処理4を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 始動口
18 特別図柄表示装置
19 演出図柄表示装置
23 主制御基板
26 演出図柄表示制御基板
B 演出ボタン

Claims (3)

  1. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、前記特別図柄抽選の抽選結果を表示するタイミングを決定する主制御基板と、
    前記タイミングに至るまでに完結する動画を演出表示装置に表示させる演出制御基板と、
    を備えるパチンコ遊技機において、
    前記動画は、それそれ異なった複数の物語で構成され、一の物語の完結の後、他の物語が開始されるものであり、
    前記特別図柄抽選の抽選結果が大当りの場合に、実行される前記複数の物語の中から、その物語の終了時に、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像が表示される物語を決定する大当り物語決定手段と、
    実行される前記複数の物語の中から、遊技者の選択操作に基づいて、次回実行される物語を決定する次回実行物語決定手段と、
    前記次回実行物語決定手段で決定された物語が、前記大当り物語決定手段で決定された物語であった場合に、次回以降に実行される物語の終了時に表示する画像を、前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像に変換する終了時画像変換手段と、を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記演出制御基板は、前記大当り物語決定手段と、前記次回実行物語決定手段と、前記終了時画像変換手段と、を備えると共に、
    前記演出制御基板には、遊技者が操作可能な演出ボタンが電気的に接続されており、
    前記演出制御基板は、前記主制御基板から送信される前記タイミングを指示する変動コマンドを受信するようになっており、
    前記次回実行物語決定手段は、遊技者の前記演出ボタンの操作に基づいて、次回実行される物語を決定することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記動画には、複数列又は複数行に配置された各図柄を少なくとも一つ順次更新する図柄変動動画が含まれ、
    前記特別図柄抽選の結果を示唆する画像は、前記更新が停止された前記複数列又は複数行に配置された各図柄の停止態様画像であることを特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
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