JP5282561B2 - 伝送装置および分散値設定方法 - Google Patents

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Description

この発明は、多重化された信号の分散補償を実行する伝送装置および分散値設定方法に関する発明である。
近年、ネットワークへの高速・広帯化需要に伴い、波長多重伝送装置においても40Gbps回線の導入が始まっている。波長多重伝送装置においては、分散値をもつ伝送路を経由することにより、波形ひずみが生じるため、伝送路と逆特性をもつ分散媒質を受信部に具備することにより波形を整形する分散補償が必要である。
図13は、各種ファイバにおける分散特性の一例を示す図である。図13に示すように、ファイバの種類や波長によって、ファイバ分散係数がそれぞれ異なっている。信号を疎通させるためには、光電気変換部における残留分散(伝送路回線の分散値から分散補償による補償値を除いた分散値)がある一定の範囲(分散トレランス)に収まっている必要がある。図14は、各種ファイバの伝送距離と残留分散との関係を示す図である。
従来の波長多重伝送装置は、10Gbpsの信号を送信する場合に、波長多重された信号に対して一括して回線の分散値を補償する回線設計を行っていた。図15は、従来の波長多重伝送装置の構成を示す図(1)である。図15に示すように、この波長多重伝送装置10は、分散補償器11と、AMP12と、光分波器13と、光受信部14a〜14cを有する。
図15において、波長多重伝送装置10は、分散補償器11が波長多重された信号に対して一括で分散補償を行い、分散補償を行った信号をAMP12に出力する。そして、波長多重された信号を、AMP12で増幅した後に、光分波器13により各波長(λ〜λ)の信号に分波し、各光受光器(OR)14a〜14cに出力する。
しかし、40Gbpsの信号を伝送する場合には、1bit時間が10Gbpsの信号を伝送する場合に比べて短くなるため、より正確な分散補償を実行する必要があった。そこで、より正確な分散補償を実行するために、可変分散補償器を波長毎に具備する回線設計も行われている。図16は、従来の波長多重伝送装置の構成を示す図(2)である。図16において、波長多重伝送装置20は、分散補償器21と、AMP22と、光分波器23と、可変分散補償器24a〜24cと、光受信部25a〜25cとを有する。なお、可変分散補償器24a〜24cと光受信部25a〜25cとをそれぞれ合わせたものを受信部26a〜26cとする。
図16において、波長多重伝送装置20は、分散補償器21が波長多重された信号に対して一括で分散補償を行い、分散補償を行った信号をAMP22に出力する。そして、波長多重された信号をAMP22で増幅した後に、光分波器23により、信号を波長毎に分波し、各波長の信号をそれぞれ、各可変分散補償器24a〜24cに入力し、波長毎に分散補償を実行した後に、各光受光器(OR)25a〜25cに出力する。
図17は、受信部26aの構成を示す図である(受信部26b,26cも同様)。同図に示すように、受信部26aは、TDC(可変分散補償部)30と、O/E(光電気変換部)31と、Frame検出部32と、エラー検出部33と、TDC制御部34とを有する。
受信部26aは、回線を立ち上げる場合に、TDC30によって分散補償された信号(光信号)を、O/E31が電気信号に変換し、Frame検出部32が電気信号からフレーム(誤り符合を含むフレーム)を検出する。
そして、エラー検出部33が、フレームに含まれる誤り符号を基にして、フレームの誤りを検出し、検出結果(誤り検出数または誤り訂正数)をTDC制御部34に出力する。TDC制御部34は、エラー検出部33により検出される誤り検出数が最小となるように、TDC30を走査し、最適な分散値を設定する。
図18は、TDC30の構成の一例を示す図である。図18では、TDC30の一例として、VIPAを示している。図18に示すように、このTDC30は、光サーキュレータ40と、コリメータレンズ41と、ライン焦点レンズ42と、VIPAガラス板43と、焦点レンズ44と、ミラー45とを有する。
TDC30は、TDC制御部34からの制御命令に応じて、ミラー45を平行移動させることにより、分散値を調整する。信号にあわせて分散値を最適に調整すれば、エラー検出部33により検出される誤り検出数を抑制することが出来る。なお、ミラー45を図の手前に平行移動させると分散値が小さくなり、奥に平行移動させると分散値が大きくなる。
ところで、波長多重伝送装置20が、未設波長の回線を新たに立ち上げる場合には、出来る限り最適な分散値の初期値(以下、初期分散値)をTDC30に設定することが望ましい。なぜなら、的外れな初期分散値をTDC30に設定すると、誤り検出数が許容範囲に収束するまでTDC30を走査しなければならず、回線を立ち上げるまでに多くの時間を要してしまうからである。
従って、未設波長の初期分散値を算出する各種の技術が提案されている。例えば、未設波長に一番隣接している既設波長(既に開設されている回線の波長)に設定されている分散値をそのまま未設波長の初期分散値として用いる手法や、伝送距離や伝送路の種別により各既設回線の分散補償量を演算して記憶装置に記憶しておき、回線増設時には、記憶装置に記憶された各既設回線の分散補償量を平均化して、増設回線の初期分散値を求める手法が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−72555号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、回線を新設する場合に、TDCの初期分散値を精度よく設定することが出来ず、回線立ち上げに時間を要してしまうという問題があった。
具体的には、従来の技術では、未設波長に一番隣接している波長の分散値をそのまま未設波長の初期分散値として用いる手法や、全ての既存波長の分散値を平均化した値を未設波長の初期分散値として利用する手法を用いていた。しかし、かかる手法では、未設波長と既設波長との波長間隔が大きくなればなるほど、また、受信部の性能固有差があればあるほど、未設波長に設定される初期分散値の誤差が大きくなってしまうため、誤差を補正するための時間を余分に要していた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、回線を新設する場合に、TDCの初期分散値を精度よく設定し、回線立ち上げに要する時間を短縮することが出来る伝送装置および分散値設定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この伝送装置は、波長が多重化された信号を受信した場合に、当該信号から単一波長の信号を受け付け、受け付けた信号を、分散値を調整した可変分散補償器に入力することにより前記信号に対する分散補償を実行する複数の分散補償実行手段と、前記複数の分散補償実行手段が調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち所定の範囲に含まれる分散値のみを用いて、新設する回線に割当てられる波長の分散値を算出し、算出した分散値を初期値として新設する回線の可変分散補償器に設定する分散値算出手段とを有することを要件とする。
この伝送装置によれば、各分散補償手段が調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち、所定の範囲に含まれる分散値のみを利用して、新設回線の初期分散値を算出するので、TDCの初期分散値を精度よく設定し、回線立ち上げに要する時間を短縮することが出来る。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る伝送装置および分散値設定方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1にかかる波長多重伝送装置の概要および特徴について説明する。以下の説明において、TDC(可変分散補償器)の初期値として設定される分散値を初期分散値と表記し、既存波長のTDCに設定された調整後の分散値を分散実績値と表記する。
本実施例1にかかる波長多重伝送装置は、未設の波長の回線を新たに立ち上げ、未設の波長の初期分散値を算出する場合に、既設の波長の分散実績値を取得し、取得した分散実績値の内、所定の範囲に含まれる分散実績値のみを利用して、初期分散値を算出する。
図1および図2は、本実施例1にかかる波長多重伝送装置の概要および特徴を説明するための図である。図1において、縦軸を分散実績値(分散補償値)、横軸を波長とし、λ1〜λ15を既設の波長とする。C(λ1〜λ15)は、各波長の信号の誤り率が基準値を満たす分散実績値の範囲である。また、直線1は、初期分散値算出に採用する分散値の下限閾値でありであり、直線2は同様にその上限閾値である。
波長多重伝送装置は、各波長の分散実績値を比較して、所定の分散幅(直線1、2間)に収まっていない分散実績値を特定し、特定した分散実績値を除いた残りの分散実績値を用いて再度、既存波長と分散実績値との関係を近似した直線3を算出する。
例えば、図1に示す例では、直線1、2と各波長の分散実績値とを比較すると、所定の分散幅に収まっていない分散実績値は、波長λ10の分散実績値となる。従って、波長多重伝送装置は、波長λ10の分散実績値を除いた残りの分散実績値を用いて既存波長と分散実績値との関係を近似した直線3を算出する。
そして、波長多重伝送装置は、例えば、既設波長λ2とλ10との間に存在する未設の波長λ’の回線を立ち上げ、この波長λ’の初期分散値を算出する場合には、図2に示すように、λ=λ’と、直線2との交点を初期分散値として算出する。
このように、本実施例1にかかる波長多重伝送装置は、未設の波長の回線を新たに立ち上げ、未設の波長の初期分散値を算出する場合に、既設の波長の分散実績値を取得し、取得した分散実績値の内、所定の範囲に含まれる分散実績値のみを利用して、初期分散値を算出するので、TDCの初期分散値を精度よく設定することができ、回線立ち上げに時間を最小限に抑えることが出来る。
次に、本実施例1にかかる波長多重伝送装置100の構成について説明する。図3は、本実施例1にかかる波長多重伝送装置100の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、この波長多重伝送装置100は、各波長の信号の分散補償を行う受信装置100a〜100cを有する。
また、受信装置100aは、TDC(可変分散補償部)101と、O/E(光電気変換部)102と、Frame検出部103と、エラー検出部104と、TDC制御部105と、補正値判定部106と、TDC初期設定演算部107と、TDC制御DB108と、TDC実績値DB109と、TDC特性情報DB110と、TDC操作記録寿命演算部111とを有する。受信装置100b,100cの構成は、受信装置100aと同様であるため、説明を省略する。
このうち、TDC101は、TDC制御部105の制御命令に応じて、ミラーを平行移動させることにより、光分波器(図示略)から入力される波長nの信号に対する分散補償を行う装置である。TDC101の構成は、図18に示したTDC(VIPA)30と同様である。
O/E102は、TDC101から出力された光信号を電気信号に変換する装置である。O/E102は、変換後の信号をFrame検出部103に出力する。Frame検出部103は、O/E102から出力された電気信号からフレーム(誤り符合を含むフレーム)を検出する処理部である。Frame検出部103は、検出したフレームをエラー検出部104および外部装置(図示略)に出力する。
エラー検出部104は、Frame検出部103から出力されたフレームを取得し、取得したフレームに含まれる誤り符号を基にして、フレームの誤り率を検出し、検出結果(誤り検出数または誤り訂正数)をTDC制御部105に出力する処理部である。
TDC制御部105は、エラー検出部104の検出結果に基づいて、エラー検出部33により検出される誤り率が最小となるように、TDCを走査し(例えば、図18のミラー45を平行移動させ)、最適な分散値を設定する処理部である。
TDC制御部105は、例えば、ミラーの移動距離と分散値との関係を示すテーブルを保持しており、ミラーを駆動させて分散値を調整するたびに、調整する際に移動させた駆動部(例えば、ミラー)の移動距離の情報(以下、移動距離情報と表記する)をTDC実績値DBに出力する。
また、TDC制御部105は、TDC101の初期設定を行う場合(波長nが未設の状態であり、かかる波長nの回線を新たに立ち上げる場合)には、TDC制御DB108に格納された初期分散値に基づいてTDC101の初期設定を行った後に、上記手法と同様にしてエラー検出部104の検出結果に基づいてTDC101の分散値を調整する。
ところで、TDC制御部105は、エラー検出部104から検出結果を取得し、取得した検出結果から得られたる誤り率が所定値(許容される誤り率)を超えた場合には、TDC101の再設定を実行すると共に、エラー通知を他の受信装置(例えば、受信装置100b,100c)に出力する。
また、TDC制御部105は、他の受信装置(例えば、受信装置100b,100c)からエラー通知を取得した場合には、エラー検出部104から取得した検出結果に含まれる誤り率が所定値を超えていない場合であっても、TDC101の再設定を行う。
他の受信装置からエラー通知を取得した場合には、温度・ファイバ経路などの環境が変化している恐れがある。従って、TDC制御部105は、エラー検出部104から出力される検出結果の誤り率が所定値を超えていない場合であっても、誤り率が所定値に限りなく近くなっている可能性がある(もう少しで、誤り率が所定値を超える可能性が高い)ので、TDC101の分散値を再設定し、誤り率を最小限に抑え、エラーを未然に防止する。
図4および図5は、稼働中の波長λ1とλnとの分散値―BER特性を示す図である。ここでは説明の便宜上、波長λ1の分散値を制御するTDC制御部をTDC制御部Aとし、波長λnの分散値を制御するTDC制御部をTDC制御部105とする。
TDC制御部Aが、TDCの分散値を調整した(図4の(a)参照)後に、例えば、温度・ファイバ路線等の環境の変化で、λ1がエラーになったとする(分散設定値における誤り率が再設定閾値を超過した;図4の(b)参照)。λ1がエラーになった場合には、TDC制御部Aは、エラー通知をTDC制御部105に出力し、分散補償範囲に入るように(誤り率が所定値を超えないように)分散値を調整する(図4の(c)参照)。
一方、TDC制御部105が、TDCの分散値を調整した(図5の(a)参照)後に、温度・ファイバ経路の環境が変化した場合であっても、λnがエラーとならない場合がある(図5の(b)参照)。しかし、図5の(b)に示すように、エラーとならないぎりぎりの状態であるため、TDC制御部105は、TDC101の分散値の再設定を実行する(図5の(c)参照)。
なお、TDC制御部Aが、分散値を調整した後に、調整した分散値の情報(以下、分散値補正情報)をTDC制御部105に出力し、TDC制御部105が、TDC制御部Aから取得した分散値補正情報にあわせて、TDC101の分散値を調整しても良い。この分散補正により、エラーが発生していない既設回線についても、エラー発生の余裕度の向上を図ることができる。
補正値判定部106は、各受信装置100b,100c(波長多重伝送装置100に含まれる受信装置)から分散実績値の情報(波長と分散実績値との関係を示す情報)を取得し、取得した分散実績値の内、所定範囲に含まれる分散実績値の情報をTDC初期設定演算部107に出力する。以下の説明において、波長と分散実績値との関係を示す情報を、分散実績値情報と表記する。
例えば、補正値判定部106は、各受信装置から取得した分散実績値情報を基にして、各波長に対応する分散実績値を近似する直線(図1の直線1に対応)を算出する。分散実績値をy1、傾きa1、波長λ、定数C1とすると、分散実績値y1は、
y1=a1λ+C1・・・(1)
と表すことが出来る。
補正値判定部106は、分散実績値情報を基にして、波長を式(1)に代入し、代入した結果得られる理論値と、分散実績値との差分を算出し、算出した差分の絶対値が、所定値未満となる分散実績値情報を特定する。
例えば、図1を用いて説明すると、補正値判定部106は、式(1)にλ1を代入して理論値を得、λ1の分散実績値と理論値とを比較する。その結果、差分の絶対値が、所定値未満となるので、λ1の分散実績値情報を特定する。そして、補正値判定部106は、各受信装置から取得した分散実績情報のうち、式(1)を用いて特定した分散実績値情報のみをTDC初期設定演算部107に出力する。
TDC初期設定演算部107は、補正値判定部106から出力された各分散実績値情報に基づいて、TDC101の初期分散値を算出する処理部である。例えば、TDC初期設定演算部107は、各分散実績値情報を基にして、各波長に対応する分散実績値を近似する直線(図1の直線2に対応)を算出する。分散実績値をy2、傾きをa2、波長λ、定数C2とすると、実績値y2は、
y2=a2λ+C2・・・(2)
と表すことが出来る。
新たに開設する波長を波長λnとすると、TDC初期設定演算部107は、式(2)にλnを代入することにより、波長λnの初期分散値を算出する。TDC初期設定演算部107は、算出した初期分散値をTDC制御DB108に格納する。TDC制御DB108は、波長λnの初期分散値を格納する記憶部である。
TDC実績値DB109は、TDC制御部105から出力される移動距離情報等を格納する記憶部である。図6は、TDC実績値DB109のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このTDC実績値DB109は、移動距離情報と、累積移動距離情報と、移動速度とを格納している。このうち、累積移動距離情報は、TDC101に含まれる駆動部(例えば、ミラー)が今までに移動した総移動距離を示す情報である。
TDC特性情報DB110は、TDC101の寿命に関する情報(例えば、移動可能な最大移動距離の情報;以下、特性情報)を格納する記憶部である。
TDC操作記録寿命演算部111は、TDC実績値DB109に格納された情報と、TDC特性情報DBに格納された情報とを基にして、TDC101の残りの移動距離、保障寿命までの残りの時間を算出する処理部である。
具体的に、残りの移動距離を算出する場合には、TDC操作記録寿命演算部111は、特性情報に含まれる最大移動距離と累積移動距離との差分を算出することで、残りの移動距離を算出する。なお、TDC操作記録寿命演算部111は、TDC制御部105が移動距離情報をTDC実績値DB109に出力するたびに、移動距離を累積移動距離に加算して、累積移動距離を更新する。
保障寿命までの残り時間を算出する場合には、TDC操作記録寿命演算部111は、上記手法により算出した残りの移動距離を移動速度で割り算することで、残り時間を算出する。TDC操作記録寿命演算部111は、残りの移動距離と残り時間の情報を外部装置に出力する。また、TDC操作記録寿命演算部111は、残りの移動距離が0を下回った場合には、警告を外部装置に出力しても良い。
次に、波長多重伝送装置100の処理手順について説明する。図7は、受信装置が初期分散値を算出する場合の処理を示すフローチャートである。図7に示すように、受信部100aは、回線が新設され(ステップS101)、補正値判定部106が、既設回線の分散実績値を取得する(ステップS102)。
そして、補正値判定部106は、所定の範囲を外れる分散実績値が存在するか否かを判定し(ステップS103)、存在する場合には(ステップS104,Yes)、TDC初期設定演算部107が、所定の範囲を外れる分散実績値を外した残りの分散実績値を用いて初期分散値を算出し(ステップS105)、TDC制御部105は、新設回線の初期分散値を設定する(ステップS106)。
一方、補正値判定部106は、所定の範囲を外れる分散実績値が存在しない場合には(ステップS104,No)、TDC初期設定演算部107が、各分散実績値を用いて初期分散値を算出し(ステップS107)、ステップS106に移行する。
このように、補正値判定部106は、所定の範囲を外れる分散実績値を取り除いた後に、TDC初期設定演算部107が初期分散値を算出するので、回線を新設する際の初期設定を精度よく実行することができる。
図8は、エラーを検出した場合の処理を示すフローチャートである。図8に示すように、波長多重伝送装置100は、特定の波長のBER特性にエラーが発生したか否かを判定する(ステップS201)。
そして、波長多重伝送装置100は、特定の波長のBER特性にエラーが発生していない場合には(ステップS202,No)、ステップS201に移行する。一方、波長多重伝送装置100は、特定の波長のBER特性にエラーが発生している場合には(ステップS202,Yes)、対象波長の分散補正を実施し(ステップS203)、他波長の分散補正を実施する(ステップS204)。
このように、波長多重伝送装置100は、いずれかの波長のBER特性にエラーが発生した場合には、エラーの発生した波長のみではなく、他の波長に対しても分散補償(TDCの分散値の再設定)を行うので、エラーの発生を予防することができる。
次に、TDC操作記録寿命演算部111の処理手順について説明する。図9は、TDC操作記録寿命演算部111の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、TDC操作記録寿命演算部111は、累積移動距離に今回の移動距離を加算する(ステップS301)。
そして、TDC操作記録寿命演算部111は、最大移動距離(TDC寿命)から累積移動距離を減算し(ステップS302)、最大移動距離を経過したか否かを判定する(ステップS303)。
TDC操作記録寿命演算部111は、最大移動距離を経過したと判定した場合には(ステップS304,Yes)、警告を出力する(ステップS305)。一方、TDC操作記録寿命演算部111は、最大移動距離を経過していないと判定した場合には(ステップS304,No)、残移動可能時間を算出し(ステップS306)、残移動可能時間を出力する(ステップS307)。
このように、TDC操作記録寿命演算部111が、TDCの残りの移動可能時間を算出し、算出結果を出力するので、管理者は、かかる算出結果を参照することにより、予め回線への影響が少ないタイミングでTDCの保守交換を実施することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかる波長多重伝送装置100は、未設の波長の回線を新たに立ち上げ、未設の波長の初期分散値を算出する場合に、既設の波長の分散実績値を取得し、補正値判定部106が、取得した分散実績値の内、所定の範囲に含まれる分散実績値のみを抽出し、TDC初期設定演算部107が、所定の範囲に含まれる分散実績値のみを基にして初期分散値を算出するので、TDCの初期分散値を精度よく設定することができ、回線立ち上げに時間を最小限に抑えることが出来る。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上述した実施例1では、未設の波長の初期分散値を算出する場合に、既設の波長の分散実績値を取得し、所定の範囲に含まれる分散実績値を特定し、特定した分散実績値に基づいて、初期分散値を算出していた。
しかしながら、光ファイバおよび光信号を送受信する送受信機の特性が想定した特性よりも良い場合、既存回線の分散実績値は、想定している許容分散幅よりも広く分布することが起こりえる。従って、初期分散値の算出に利用する分散実績値を判定する場合の範囲を、分散実績値の分布に基づいて調整することで、より最適な初期分散値を算出することが可能となる。
図10および図11は、分散実績値の分布に基づいて範囲を調整する処理を説明するための図である。図10に示すように、各既設回線の分散実績値が偏りをもって分布し、そのばらつき(σ:統計分散)が現状の設定分散幅以下である場合(例えば、想定分散値の−100psに±50psの範囲に分布する場合)、採用する分散値の幅を維持した状態で、回線の想定分散値を分散実績値の平均値(μ)に更新する。
また、図11に示すように、分散実績値の統計平均は、現状の所定範囲内に収まっているが、分散実績値の分布(σ:統計分散)が所定の分散幅と比較して異なる(大きい、または小さい)場合には、分散幅を統計分散にあわせて変更する。例えば、所定の分散幅よりも大きい場合には、範囲を広め、所定の分散幅よりも小さい場合には、範囲を狭める。図11に示す例では、分散実績値の統計分散が所定の分散幅よりも大きいので、採用する分散値の幅を統計分散に対応させて広めている。
図10および図11に示した、範囲を調整する処理は、例えば、図3に示した補正値判定部106が実行する。すなわち、補正値判定部106は、各既設回線から分散実績値を取得し、分散実績値の統計平均および統計分散を算出する。そして、算出した統計平均および統計分散に基づいて、図10または図11に示した要領で、範囲を調整する。
図12は、補正値判定部の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、補正値判定部106は、分散実績値が所定の分散値に収束しているか否かを判定し(ステップS401)、収束していない場合には(ステップS402,No)、処理を終了する(範囲の調整は行わない)。
一方、補正値判定部106は、分散実績値が所定の分散値に収束している場合には(ステップS402,Yes)、分散実績値の統計処理を行い(ステップS403)、範囲を調整する(ステップS404)。
このように、補正値判定部106が、分散実績値の分布に基づいて、分散実績値(初期分散値を算出するために用いる分散実績値)を特定する範囲を調整するので、初期分散値を算出するための最適な分散実績値を特定できる。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図3に示した波長多重伝送装置100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
上記の実施例を含む実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)波長が多重化された信号を受信した場合に、当該信号から単一波長の信号を受け付け、受け付けた信号を、分散値を調整した可変分散補償器に入力することにより前記信号に対する分散補償を実行する複数の分散補償実行手段と、
前記複数の分散補償実行手段が調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち信号の誤り率が許容範囲内の分散値を用いて、新設する回線に割当てられる波長の分散値を近似し、近似した分散値を初期値として新設する回線の可変分散補償器に設定する分散値算出手段と
を有する伝送装置。
(付記2)前記複数の分散補償実行手段から取得する分散値の分布に基づいて、前記許容範囲を調整する調整手段を更に有する付記1に記載の伝送装置。
(付記3)波長毎の信号にエラーが発生したか否かを判定するエラー判定手段を更に有し、前記エラー判定手段が、前記波長毎の信号のうちいずれかの信号からエラーを検出した場合に、前記複数の分散補償手段は、可変分散補償器の分散値を再調整する付記1または2に記載の伝送装置。
(付記4)前記可変分散補償器の分散値を調整する際に、当該可変分散補償器に含まれる駆動部の駆動距離を測定し、測定した駆動距離に基づいて前記可変分散補償器の寿命を算出する寿命算出手段を更に有する付記1、2または3に記載の伝送装置。
(付記5)伝送装置が、
波長が多重化された信号を受信した場合に、波長毎に受け付けた信号を、分散値を調整した可変分散補償器に入力することにより各波長の信号に対する分散補償を実行する分散補償ステップと、
前記分散補償ステップにより調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち信号の誤り率が許容範囲内の分散値を用いて、新設する回線に割当てられる波長の分散値を近似し、近似した分散値を初期値として新設する回線の可変分散補償器に設定する分散値算出ステップと
を含んだ分散値設定方法。
(付記6)前記分散補償ステップによって調整された分散値の分布に基づいて、前記許容範囲を調整する調整ステップを更に含んだ付記5に記載の分散値設定方法。
(付記7)波長毎の信号にエラーが発生したか否かを判定し、前記波長毎の信号のうちいずれかの信号からエラーを検出した場合に、可変分散補償器の分散値を再調整する再調整ステップをさらに含んだ付記5または6に記載の分散値設定方法。
(付記8)前記可変分散補償器の分散値を調整する際に、当該可変分散補償器に含まれる駆動部の駆動距離を測定し、測定した駆動距離に基づいて前記可変分散補償器の寿命を算出する寿命算出ステップを更に含んだ付記5、6または7に記載の分散値設定方法。
本実施例1にかかる波長多重伝送装置の概要および特徴を説明するための図(1)である。 本実施例1にかかる波長多重伝送装置の概要および特徴を説明するための図(2)である。 本実施例1にかかる波長多重伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 稼働中の波長λ1とλnとのBER特性を示す図(1)である。 稼働中の波長λ1とλnとのBER特性を示す図(2)である。 TDC実績値DBのデータ構造の一例を示す図である。 受信装置が初期分散値を算出する場合の処理を示すフローチャートである。 エラーを検出した場合の処理を示すフローチャートである。 TDC操作記録寿命演算部の処理手順を示すフローチャートである。 分散実績値の分布に基づいて範囲を調整する処理を説明するための図(1)である。 分散実績値の分布に基づいて範囲を調整する処理を説明するための図(2)である。 補正値判定部の処理手順を示すフローチャートである。 各種ファイバにおける分散特性の一例を示す図である。 各種ファイバの伝送距離と残留分散との関係を示す図である。 従来の波長多重伝送装置の構成を示す図(1)である。 従来の波長多重伝送装置の構成を示す図(2)である。 受信部の構成を示す図である。 TDCの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10,20,100 波長多重伝送装置
11,21 分散補償器
12,22 AMP
13,23 光分波器
14a,14b,14c,25a,25b,25c 光受信部
30,101 TDC
24a,24b,24c 可変分散補償器
26a,26b,26c 受信部
31,102 O/E
32,103 Frame検出部
33,104 エラー検出部
34,105 TDC制御部
40 光サーキュレータ
41 コリメータレンズ
42 ライン焦点レンズ
43 VIPAガラス板
44 焦点レンズ
45 ミラー
100a,100b,100c 受信装置
106 補正値判定部
107 TDC初期設定演算部
108 TDC制御DB
109 TDC実績値DB
110 TDC特性情報DB
111 TDC操作記録寿命演算部

Claims (4)

  1. 波長が多重化された信号を受信した場合に、当該信号から単一波長の信号を受け付け、受け付けた信号を、分散値を調整した可変分散補償器に入力することにより前記信号に対する分散補償を実行する複数の分散補償実行手段と、
    前記複数の分散補償実行手段から取得する分散値の分布に基づいて、許容範囲を調整する調整手段と、
    前記複数の分散補償実行手段が調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち信号の誤り率が前記許容範囲内の分散値を用いて、新設する回線に割当てられる波長の分散値を近似し、近似した分散値を初期値として新設する回線の可変分散補償器に設定する分散値算出手段と
    を有する伝送装置。
  2. 波長毎の信号にエラーが発生したか否かを判定するエラー判定手段を更に有し、前記エラー判定手段が、前記波長毎の信号のうちいずれかの信号からエラーを検出した場合に、前記複数の分散補償手段は、可変分散補償器の分散値を再調整する請求項に記載の伝送装置。
  3. 前記可変分散補償器の分散値を調整する際に、当該可変分散補償器に含まれる駆動部の駆動距離を測定し、測定した駆動距離に基づいて前記可変分散補償器の寿命を算出する寿命算出手段を更に有する請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 伝送装置が、
    波長が多重化された信号を受信した場合に、波長毎に受け付けた信号を、分散値を調整した可変分散補償器に入力することにより各波長の信号に対する分散補償を実行する分散補償ステップと、
    複数の分散値の分布に基づいて、許容範囲を調整する調整ステップと、
    前記分散補償ステップにより調整した各分散値を取得し、取得した各分散値のうち信号の誤り率が前記許容範囲内の分散値を用いて、新設する回線に割当てられる波長の分散値を近似し、近似した分散値を初期値として新設する回線の可変分散補償器に設定する分散値算出ステップと
    を含んだ分散値設定方法。
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