JP4383462B2 - 光パッシブデバイス製用品の識別装置および接続性判定装置 - Google Patents

光パッシブデバイス製用品の識別装置および接続性判定装置 Download PDF

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Description

この発明は、光通信ネットワークにおいて使用される分散補償器のように光パッシブデバイスのみで構成される用品の識別装置および接続性判定装置に関するものである。
長距離光通信ネットワークでは、波長多重光信号の長距離伝送を実現するために、伝送路ファイバによる光信号の波形歪みを分散補償器によって補正している(例えば、特許文献1等)。そして、近年では、この分散補償器として、複数波長を一括して補償できるVIPA(Virtually Imaged Phased Array)型可変分散補償器も使用されているが、コスト・信頼性の問題から、未だDCF(Dispersion Compensation Fiber:分散補償ファイバ)が多く利用されている。このDCFは、伝送距離や伝送路ファイバの種類に応じて選択使用される。
特開2003−60577号公報
ところで、DCFは、電源が不要なパッシブデバイスであり分散補償用品として信頼性に優れているが、保守は必要である。この場合、電源が供給される用品では、内部に不揮発性の記憶媒体を保持させ、用品の識別情報を予め記録しておくことで、用品の識別・管理が可能であるが、DCFは、そのような記憶媒体による用品の識別ができないので、用品外面に貼られたラベルを視認する方法でしか識別することができない。そのため、遠隔地の伝送装置に装備されるDCFの保守作業が非常に面倒なものになっている。
また、長距離光通信ネットワークでは、伝送装置に装備したDCFの接続性確認を伝送装置毎に実施するのは非常に面倒であり、保守管理センターなどの一箇所から全ての伝送装置での接続性確認ができる方式の開発が望まれている。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、簡易な構成でパッシブデバイス製用品の識別・管理が可能な識別装置を得ることを目的とする。
また、この発明は、簡易な構成でパッシブデバイス製用品を装備する伝送装置での接続性確認が行える接続性判定装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、発明に係るパッシブデバイス製用品の識別装置は、光通信ネットワークの光ファイバ伝送路に配置された光伝送装置に実装されている光パッシブデバイス製用品を識別する識別装置であって、前記光ファイバ伝送路から伝送される光信号に基づいて、前記光パッシブデバイス製用品の光入力と光出力との光信号レベルをそれぞれモニタする光入出力モニタ手段と、前記光入出力モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記光入力と光出力との光信号レベルの差を算出し、前記光パッシブデバイス製用品での損失を求める損失演算手段と、損失特性と用品との対応を示す用品情報が予め記憶され、該記憶された用品情報と前記損失演算手段が求めた損失とを比較して前記光パッシブデバイス製用品を識別する用品識別手段とを有することを特徴とする。
発明によれば、遠隔地にある光伝送装置に実装される光パッシブデバイス製用品であっても、用品の識別情報を格納するための不揮発性の記録媒体を新たに搭載することなく、簡単に当該光パッシブデバイス製用品を識別して通知することができるので、集中的な管理が可能になる。
発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置は、光通信ネットワークの光ファイバ伝送路に配置された光伝送装置に実装されている光パッシブデバイス製用品の異常の有無を示す接続性を判定する接続性判定装置であって、前記光ファイバ伝送路から伝送される光信号に基づいて、前記光パッシブデバイス製用品の光入力と光出力との光信号レベルをそれぞれモニタする光入出力モニタ手段と、前記光入出力モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記光入力と光出力との光信号レベルの差を算出し、前記光パッシブデバイス製用品での損失を求める損失演算手段と、前記光パッシブデバイス製用品の損失特性情報が予め記憶され、該記憶された損失特性情報と前記損失演算手段が求めた損失とを比較して前記光パッシブデバイス製用品の異常の有無を示す接続性を判定する接続性判定手段とを有することを特徴とする。
発明によれば、簡単な構成で、光伝送装置に実装した、ないしは実装されている光パッシブデバイス製用品の接続性(接続の良否や異常の有無)を検出して通知することができるので、伝送装置の信頼性を高めることができる。
発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置は損失特性と用品との対応を示す用品情報と前記光パッシブデバイス製用品の実装情報とを格納する格納手段を有し、前記接続性判定手段は、前記損失特性情報を、前記格納手段に格納される前記実装情報によって前記用品情報の中から選択することを特徴とする。
発明によれば、接続性判定手段は、接続性判定の基準を与える当該光パッシブデバイス製用品の損失特性情報を簡単に取得することができる。
発明によれば、遠隔地にある伝送装置に実装される光パッシブデバイス製用品であっても、現地に出向かなくとも簡単に用品識別が行なえるので、保守性が向上するという効果を奏する。
発明によれば、光パッシブデバイス製用品を実装する伝送装置の信頼性が高まるという効果を奏する。
発明によれば接続性判定の基準を与える損失特性情報を簡単に取得することができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明に係るパッシブデバイス製用品の識別装置および接続性判定装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施例1として、請求項1の発明に係る光パッシブデバイス製用品の識別装置を装備する光伝送装置の基本構成を示すブロック図である。図1において、光ファイバ伝送路1の途中に配置される光伝送装置10aの受信部は、基本的に、光ファイバ伝送路1で減衰した光信号を増幅するために前段側に配置される光増幅部11と、前段側の光増幅部11が出力する光信号に基づき光ファイバ伝送路1における波長分散を補償する分散補償器(DCF)15と、前段側の光増幅部11での増幅不足分や分散補償器15での減衰分を補って所望レベルの光信号を後段の処理系に引き渡すために後段側に配置される光増幅部13と、当該伝送装置10aの警報監視・制御を行う監視・制御部16aとを備えている。
このような光伝送装置10aにおいて、光パッシブデバイス製用品である分散補償器15の識別装置として、前段側の光増幅部11が分散補償器15に出力する光信号のレベルをモニタする光出力モニタ部12と、分散補償器15から後段側の光増幅部13に入力する光信号のレベルをモニタする光入力モニタ部14と、監視・制御部16aに設けられる損失演算手段17および用品識別手段18とを設けてある。用品識別手段18に外部から与えられる用品情報は、損失特性と用品との対応を示す情報である。
損失演算手段17は、光出力モニタ部12からの光出力モニタ値と光入力モニタ部14からの光入力モニタ値とを用いて分散補償器15での損失を計算する。用品識別手段18は、外部から与えられる用品情報と損失演算手段17が求めた損失とに基づき分散補償器15がどのような特性の用品であるかを識別する。監視・制御部16aは、識別結果を外部に通知するようになっている。例えば、LANを用いて管理センター等へ通知することができる。
以下、図2を参照して、請求項1の発明に係る光パッシブデバイス製用品の識別装置の動作について説明する。なお、図2は、図1に示す監視・制御部16aでの用品識別手順を説明するフローチャートである。なお、処理手順を示すステップは、単に「ST」と略記する。
図2において、監視・制御部16aは、光出力モニタ部12と光入力モニタ部14とに出力指示を発行して光出力モニタ部12から光出力モニタ値[F_PM]を、光入力モニタ部14から光入力モニタ値[R_PM]をそれぞれ収集し(ST1,ST2)、損失演算手段17に引き渡す。
損失演算手段17は、Loss=F_PM−R_PMの演算を行って損失[Loss]を求める(ST3)。
用品識別手段18は、損失演算手段17が求めた損失と予め用意してある用品情報(損失と用品との対応テーブル)とを比較して当該伝送装置10aに実装されている分散補償器15がどのような特性の用品であるかを識別する。監視・制御部16aは、識別結果を外部に通知する(ST4)。
以上のように、分散補償器15に用品の識別情報を格納するための不揮発性の記録媒体を新たに搭載することなく、簡単に当該分散補償器15の用品識別を行って通知することができるので、集中的な管理が可能になる。
そして、光伝送装置10aが光入出力のモニタ機能を備えている場合は、光出力モニタ部12と光入力モニタ部14は、既設のものであるので、この請求項1の発明は、ハードウェアの追加・変更を行うことなく、監視・制御部16aに、損失演算手段17と用品識別手段18の処理を行う若干のソフトウェアを追加するだけで実現することができる。
なお、図1では、説明の便宜から、光パッシブデバイス製用品として分散補償器15を示したが、この請求項1の発明は、これに限定されるものではなく、光パッシブデバイス製用品である光固定減衰器などのように、用品の特性種別によって損失特性が異なる光パッシブデバイス製用品の全てに適用できるものである。
以下、図3〜図5を参照して、具体的な適用例について説明する。図3は、請求項1の発明に係る光パッシブデバイス製用品の識別装置の一実施例によるパッシブデバイス製用品の識別装置を装備する光伝送装置の構成を示すブロック図である。
図3において、光ファイバ伝送路1aは、例えばSMF(Single Mode Fiber)による伝送路である。光ファイバ伝送路1aの途中に配置される光伝送装置20aの受信部は、基本的に、光ファイバ伝送路1aで減衰した光信号を増幅する前段光増幅器21と、前段光増幅器21が出力する光信号に基づき光ファイバ伝送路1aにおける波長分散を補償する分散補償モジュール(DCM:Dispersion Compensation Module)25と、前段光増幅部21での増幅不足分やDCM25での減衰分を補って所望レベルの光信号を後段の処理系に引き渡す後段光増幅器23と、当該伝送装置20aの警報監視・制御を行う監視・制御部26aとを備えている。
このような光伝送装置20aにおいて、パッシブデバイス製用品であるDCM25の識別装置として、前段光増幅器21がDCM25に出力する光信号のレベルをモニタする光出力モニタ部22と、DCM25から後段光増幅器23に入力する光信号のレベルをモニタする光入力モニタ部24と、監視・制御部26aに設けられる損失演算部27、用品識別部28およびDCM用品情報格納部29とを設けてある。
光出力モニタ部22と光入力モニタ部24とは、それぞれ、監視・制御部26aの出力指示に従ってモニタ情報を損失演算部27に与える。
損失演算部27は、光出力モニタ部22から受け取った光入力モニタ値[F_PM]と光入力モニタ部24から受け取った光出力モニタ値[R_PM]とからDCM25の損失[Loss]を、DCM Loss[dB]=F_PM[dBm]−R_PM[dBm]の演算を行って求め、用品識別部28に渡す。例えば、F_PM=10[dBm]、R_PM=4[dBm]の場合、損失[Loss]は、Loss=10−4=6[dB]と求まる。
DCM用品情報格納部29には、当該光伝送装置20aの初期設定の一つとして、DCM用品情報(DCM損失と用品との対応テーブル:図4参照)が予め用意されている。用品識別部28は、損失演算手段17が求めたDCM25の損失[Loss]とDCM用品情報格納部29に予め用意してあるDCM用品情報とを比較して、DCM25の用品識別を行う。
図4は、DCM損失と用品との対応テーブルの一例を示す図である。図4に示す対応テーブルでは、分散特性「ps/nm」によって分けた5種類のDCM用品(用品A,B,C,D,F))のそれぞれについて、損失特性が波長1550nmにおける最小損失Loss min[dB]と最大損失Loss max[dB]とによって規定されている。
すなわち、用品識別部28は、損失演算手段17が求めたDCM Lossが、例えば5dBの場合は、図6に示すテーブルから、DCM25は、用品C(1000ps/nm)のDCMであると判定できる。
前記したように、請求項1の発明は、用品の特性種別によって損失特性が異なる光パッシブデバイス製用品の全てに適用できるものであり、その一例として、光固定減衰器(PAD)を搭載している場合は、図5に示すようなテーブルを予め用意することで、同様の用品識別が行える。
図5は、光固定減衰器の損失と用品との対応テーブルの一例を示す図である。図5に示す対応テーブルでは、減衰量[dB]毎に分けた3種類の光固定減衰器(用品G,H,J)のそれぞれについて、損失特性が波長1550nmにおける最小損失Loss min[dB]と最大損失Loss max[dB]とによって規定されている。
このように、実施例1によれば、簡単に、実装されているDCMや光固定減衰器などの光パッシブデバイス製用品の識別が行える。
図6は、この発明の実施例2として、請求項2の発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置を装備する光伝送装置の基本構成を示すブロック図である。なお、図6では、説明の便宜から、図1(請求項1の発明)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この請求項2の発明に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、請求項2の発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置を装備する光伝送装置10bは、図1(請求項1の発明)に示した構成において、監視・制御部16aに代えて監視・制御部16bが設けられている。監視・制御部16bでは、用品識別手段18に代えて接続性判定手段19が設けられている。接続性判定手段19に外部から与えられる損失特性情報は、実装されている分散補償器15がどのような損失特性のものかを示す情報である。
以下、図7を参照して、請求項2の発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置の動作について説明する。なお、図7は、図6に示す監視・制御部での接続性判定手順を説明するフローチャートである。但し、図7では、図2に示した処理手順と同等ないしは同一である手順には、同じ符号を示してある。すなわち、図7では、図2に示した処理手順において、ST4に代えてST10の処理が行われる。
ST10では、接続性判定手段19が、外部から与えられる損失特性情報と損失演算手段17が求めた損失とを比較して分散補償器15の接続性(接続の良否や異常の有無)を判定する。監視・制御部16bは、判定結果を外部に通知する。例えば、LANを用いて管理センター等へ通知することができる。
以上のように、簡単な構成で、光伝送装置10bに実装した、ないしは実装されている分散補償器15の接続性(接続の良否や異常の有無)を検出して通知することができるので、光伝送装置の信頼性を高めることができる。
そして、請求項1の発明と同様に、光伝送装置10bが光入出力のモニタ機能を備えている場合は、光出力モニタ部12と光入力モニタ部14は、既設のものであるので、この請求項2の発明は、ハードウェアの追加・変更を行うことなく、監視・制御部16bに、損失演算手段17と接続性判定手段19の処理を行う若干のソフトウェアを追加するだけで実現することができる。
なお、図6では、説明の便宜から、光パッシブデバイス製用品として分散補償器15を示したが、この請求項2の発明は、これに限定されるものではなく、光パッシブデバイス製用品である光固定減衰器などのように、用品の種類によって損失特性が異なる光パッシブデバイス製用品の全てに適用できるものである。
以下、図8、図9を参照して、具体的な適用例について説明する。図8は、この発明の実施例2として、請求項2の発明に係る光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置の一実施例によるパッシブデバイス製用品の接続性判定装置を装備する光伝送装置の構成を示すブロック図である。なお、図8では、説明の便宜から図3(実施例1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施例2に関わる部分を中心に説明する。
図8に示すように、実施例2によるパッシブデバイス製用品の接続性判定装置を装備する光伝送装置20bは、図3(実施例1)に示した構成において、監視・制御部26aに代えて監視・制御部26bが設けられている。監視・制御部26bでは、用品識別部28に代えて接続性判定部30が設けられ、DCM用品情報格納部29に代えてDCM用品情報格納部31が設けられている。
DCM用品情報格納部31には、当該光伝送装置20aの初期設定の一つとして、予め実施例1にて説明した用品情報(DCM損失と用品との対応テーブル:図4参照)と、実装されている分散補償モジュール(DCM)25がどのような種類であるかを示す実装情報とが格納されている。
接続性判定部30は、損失演算部27から実装されているDCM25の損失値を受け取ると、まず、DCM用品情報格納部31に格納される用品情報の中からDCM25の実装情報における損失特性を選択し、その選択した損失特性と損失演算部27が算出した損失値とを比較してDCM25の接続性を判定する。
この接続性判定動作の一例を示す図9を参照して具体的に説明する。例えば、DCM用品情報格納部31に格納されるDC25の実装情報が図6に示す用品C(1000ps/nm)であれば、その損失特性は、DCM用品情報格納部31に格納される用品情報(図6参照)の中から、Loss min=4.5[dB]、Loss max=6.0と選択される。この場合、接続性判定部30では、例えば図9に示すような接続性判定が行われる。
すなわち、図9において、損失演算結果が4.5dB〜6.0dBの範囲内であれば、用品Cの損失特性内であるので、接続性は「正常」と判定される。これに対して、損失演算結果が用品Cの損失特性以下の0〜4.4dBの範囲内であれば、接続性は「異常(直結、誤実装など)」と判定される。また、損失演算結果が用品Cの損失特性を若干超えた6.1〜10.0dBの範囲内であれば、接続性は「異常(コネクタ汚れ、誤実装など)」と判定される。さらに、損失演算結果が用品Cの損失特性を大きく超えた10.0dB以上であれば、接続性は「異常(誤接続、断線など)」と判定される。
このように、実施例2によれば、簡単に、運用過程での経年変化(コネクタの汚れや断線など)による異常な接続性だけでなく、システムの構築時や保守時に実装したDCMや光固定減衰器などの光パッシブデバイス製用品の直結、誤実装、誤接続、断線などの異常な接続性も検出することができる。
以上のように、請求項1の発明に係るパッシブデバイス製用品の識別装置は、光パッシブデバイス製用品を実装する光伝送装置が遠隔地に配置される長距離光通信ネットワークの保守性を向上するのに有用である。
また、請求項2の発明に係るパッシブデバイス製用品の接続性判定装置は、長距離光通信ネットワークにおいて光パッシブデバイス製用品を実装する光伝送装置の信頼性を向上するのに有用である。
この発明の実施例1として、請求項1の発明に係るパッシブデバイス製用品の識別装置を装備する伝送装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す監視・制御部での用品識別手順を説明するフローチャートである。 一実施例によるパッシブデバイス製用品の識別装置を装備する伝送装置の構成を示すブロック図である。 DCM損失と用品との対応テーブルの一例を示す図である。 光固定減衰器の損失と用品との対応テーブルの一例を示す図である。 この発明の実施例2として、請求項2の発明に係るパッシブデバイス製用品の接続性判定装置を装備する伝送装置の構成を示すブロック図である。 図6に示す監視・制御部での接続性判定手順を説明するフローチャートである。 一実施例による接続性判定装置を装備する光伝送装置の構成を示すブロック図である。 用品C(1000ps/nm)接続性判定動作例を説明する図である。
符号の説明
1 光ファイバ伝送路
10a,10b 光伝送装置
11 前段側の光増幅部
12 光出力モニタ部
13 後段側の光増幅部
14 光入力モニタ部
15 分散補償器(DCF)
16a,16b 監視・制御部
17 損失演算手段
18 用品識別手段
19 接続性判定手段
1 光ファイバ伝送路
20a,20b 光伝送装置
21 前段光増幅部
22 光出力モニタ部
23 後段光増幅部
24 光入力モニタ部
25 分散補償モジュール(DCM)
26a,26b 監視・制御部
27 損失演算部
28 用品識別部
29,31 DCM用品情報格納部
30 接続性判定部

Claims (3)

  1. 光通信ネットワークの光ファイバ伝送路に配置された光伝送装置に実装されている光パッシブデバイス製用品を識別する識別装置であって、
    前記光ファイバ伝送路から伝送される光信号に基づいて、前記光パッシブデバイス製用品の光入力と光出力との光信号レベルをそれぞれモニタする光入出力モニタ手段と、
    前記光入出力モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記光入力と光出力との光信号レベルの差を算出し、前記光パッシブデバイス製用品での損失を求める損失演算手段と、
    損失特性と用品との対応を示す用品情報が予め記憶され、該記憶された用品情報と前記損失演算手段が求めた損失とを比較して前記光パッシブデバイス製用品を識別する用品識別手段と
    有することを特徴とする光パッシブデバイス製用品の識別装置。
  2. 光通信ネットワークの光ファイバ伝送路に配置された光伝送装置に実装されている光パッシブデバイス製用品の異常の有無を示す接続性を判定する接続性判定装置であって、
    前記光ファイバ伝送路から伝送される光信号に基づいて、前記光パッシブデバイス製用品の光入力と光出力との光信号レベルをそれぞれモニタする光入出力モニタ手段と、
    前記光入出力モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記光入力と光出力との光信号レベルの差を算出し、前記光パッシブデバイス製用品での損失を求める損失演算手段と、
    前記光パッシブデバイス製用品の損失特性情報が予め記憶され、該記憶された損失特性情報と前記損失演算手段が求めた損失とを比較して前記光パッシブデバイス製用品の異常の有無を示す接続性を判定する接続性判定手段と
    有することを特徴とする光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置。
  3. 損失特性と用品との対応を示す用品情報と前記光パッシブデバイス製用品の実装情報とを格納する格納手段を有し
    前記接続性判定手段は、前記損失特性情報を、前記格納手段に格納される前記実装情報によって前記用品情報の中から選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光パッシブデバイス製用品の接続性判定装置。
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