JP5281374B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ及びエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5281374B2
JP5281374B2 JP2008304894A JP2008304894A JP5281374B2 JP 5281374 B2 JP5281374 B2 JP 5281374B2 JP 2008304894 A JP2008304894 A JP 2008304894A JP 2008304894 A JP2008304894 A JP 2008304894A JP 5281374 B2 JP5281374 B2 JP 5281374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
folded
frame
twisted
mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008304894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010126078A (ja
Inventor
康悟 長澤
琢己 谷地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2008304894A priority Critical patent/JP5281374B2/ja
Publication of JP2010126078A publication Critical patent/JP2010126078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5281374B2 publication Critical patent/JP5281374B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、例えば、細長く折り畳まれた状態からガスが導入されて展開するエアバッグ及びエアバッグを備えたエアバッグ装置に関する。
従来、ガスを導入して膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、細長く折り畳まれた状態で車両に搭載され、ガスが導入されて膨張展開すると車両の所定面を覆う構成が知られている。このようなエアバッグ装置として、例えば、自動車の車室の側部のドアの窓部などに沿ってエアバッグを展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置のエアバッグは、通常時は細長く折り畳まれ、窓部の上縁部のルーフサイド部に沿って配置されている。そして、側面衝突や横転などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給され、エアバッグが車室の側部の窓部やピラー部などに沿って下方に展開し、乗員を拘束して保護する。
このようなエアバッグ装置において、折り畳んだエアバッグの一部を捩り、エアバッグの展開方向を制御する構成が知られている。例えば、折り畳んだエアバッグの一部を反転させるように捩って粘着テープなどの止着手段で仮止めし、展開するエアバッグが、センターピラーに設けられたシートベルトの中間部を支持するショルダーアンカーに干渉しないようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、エアバッグの捩り角度は、エアバッグの展開特性に大きく関係するが、粘着テープなどの止着手段のみを用いて仮止めする構成では、量産規模において、捩り角度のばらつきを抑制して性能を高度に均一化することが容易でなく、量産性の向上や製造コストの低減が容易でない。
また、カーテンエアバッグ装置については、折り畳んだエアバッグを筒状の被覆部材で覆い、エアバッグの折畳形状を保持する構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
このように、折り畳んだエアバッグを被覆部材で覆うことにより、エアバッグの折畳形状を保持できるとともに、運搬や組み付けを通じてエアバッグを保護することが可能となるが、一部分を捩ったエアバッグに被覆部材を被せる作業は容易ではない。
特開2002−193064号公報 (第1−2頁、図1−4) 特開2003−170798号公報 (第2頁、図1、図4)
上記のように、折り畳まれたエアバッグの一部を所定の角度だけ捩った状態で保持する構成については、量産性の向上や製造コストの低減が容易ではなく、折り畳んだエアバッグを他の部材で覆って保護することが容易でない問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、一部分が捩られた状態で備えられるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグは、長手方向を軸方向として細長く折り畳まれ、前記軸方向に沿った一部分を他の部分に対して前記軸方向を軸として一定量捩った状態で設置されるとともに、ガスが導入されて展開するエアバッグ本体と、この折り畳まれたエアバッグ本体を前記軸方向に沿って覆い折り畳んだ形状を保持するとともに、前記エアバッグ本体とともに捩られて前記一定量の捩れを識別可能なマークが設けられた保持体とを具備し、前記マークは、一定量だけ捩られた状態で目視により識別可能な識別用図形を形成し、前記識別用図形は、長手方向に沿って位置する基部と、この基部と平行でかつこの基部からずれて位置する指示部と、前記基部と前記各指示部とを連結する連結部とを備えたものである。
そして、この構成では、エアバッグ本体は、折り畳まれ、保持体により形状が保持され保護されるとともに、保持体とともに一部分を一定量だけ捩った状態で配置され、所望の特性で展開する。エアバッグ本体は、保持体に設けたマークを利用して、容易に正確に一定量だけ捩ることが可能となり、所望の展開特性が容易に実現されるとともに、マークが一定量だけ捩られた状態で目視により識別可能な識別用図形であるため、目視により直感的に一定量だけ捩られた状態が容易に確認され、製造コストの低減が可能になる
求項記載のエアバッグは、請求項記載のエアバッグにおいて、識別用図形は、連続する線であるものである。
そして、この構成では、目視により直感的に一定量だけ捩られた状態が容易に確認されるとともに、線が所定の範囲内に位置することを確認することにより、正確に一定量だけ捩ることが容易となる。
求項記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、マークは、エアバッグ本体の展開時に保持体が破断する破断予定部を含むものである。
そして、この構成では、マークとして破断予定部を利用することにより、構造が簡略化され、製造コストが低減される。
請求項記載のエアバッグ装置は、請求項1ないしいずれか一記載のエアバッグと、このエアバッグが取り付けられるプロテクタと、前記エアバッグにガスを供給するインフレータとを具備したものである。
そして、この構成では、請求項1ないしいずれか一記載のエアバッグを備えたため、エアバッグを容易に正確に一定量だけ捩った状態でプロテクタに取り付けられ、所望の展開特性を備えたエアバッグ装置が容易に提供される。
請求項記載のエアバッグ装置は、請求項記載のエアバッグ装置において、エアバッグは、エアバッグ本体が折り畳まれた状態で、フレーム部を備えた被設置部に沿って配置され、ガスが導入された前記エアバッグ本体を折り畳みの軸方向に交差する方向に展開して被保護物を保護し、前記エアバッグ本体は、折り畳まれた状態で、前記フレーム部に沿って配置される一部分としてのフレーム添置部と、このフレーム添置部に連続する他の部分としてのフレーム外添置部とを備え、前記フレーム添置部は、前記フレーム外添置部に対して捩られた状態で配置され、マークは、前記フレーム添置部から前記フレーム外添置部にかかる部分に位置して保持体に設けられたものである。
そして、この構成では、フレーム部に沿った部分で、他の部分とは異なる特性で展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置が提供される。
請求項記載のエアバッグ装置は、請求項記載のエアバッグ装置において、被設置部は、車両の側部上方に位置し前後方向に沿って設けられ、フレーム部は上下方向に延びるピラー部を構成し、エアバッグ本体は、細長く折り畳まれた状態からガスが導入され方に向かって展開して車室の側部を覆うものである。
そして、この構成では、下方に向かって展開して車室の側部を覆うとともに、ピラー部に沿った部分で、他の部分とは異なる特性で展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置が提供される。
本発明によれば、折り畳んだエアバッグ本体を、保持体により形状を保持し保護できるとともに、保持体とともに一部分を一定量だけ捩った状態で配置することにより、所望の特性で展開させることができる。エアバッグ本体は、保持体に設けたマークを利用して、容易に正確に一定量だけ捩ることができ、所望の展開特性を容易に実現できるとともに、マークが一定量だけ捩られた状態で目視により識別可能な識別用図形であるため、目視により直感的に一定量だけ捩られた状態を容易に確認でき、製造コストを低減できる
以下、本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図4において、1はエアバッグ装置で、このエアバッグ装置1は、カーテンエアバッグあるいは側突用エアバッグなどとも呼ばれるエアバッグ2を備え、図3に示すように、通常時には、車両である自動車の車体3の車室4の被設置部としてのルーフサイド部5に配置され、側面衝突の衝撃を受けた際や横転の際などに、主として上方から下方あるいはほぼ下方である所定方向Fに向かい、乗員の側方の所定面Sに沿って広く面状に展開し、被保護物である乗員を保護するようになっている。なお、以下の記載において、上下方向、前後方向などの方向は、車両の直進方向を基準とし、内側及び外側は、車室4から両側の外方に向かう方向を外側あるいは車外側、車外から車室4内に向かう方向を内側あるいは車内側として説明する。
そして、この自動車の車体3は、車室4内に乗員が着座可能な前席及び後席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ窓部を備えた図示しないドアが設けられている。また、車室4の両側には、前側から順に、Aピラーとも呼ばれるフロントピラー11、Bピラーあるいはポスト、支柱などとも呼び得る車両側部のフレーム部を構成するピラー部としてのセンターピラー12、Cピラーとも呼ばれるリアピラー13が設けられている。そして、これら窓部、ドア及び各ピラー11,12,13により、車室4の両側部に所定面Sが構成されている。また、これらピラー11,12,13の上側、すなわち窓部の一縁部である上縁部のルーフサイド部5にルーフサイドレールなどとも呼ばれる車体パネル15が設けられ、この車体パネル15を介して天井部としての天井パネル16が支持されている。
また、両側のフロントピラーの前側にはフロントガラス(フロントウインドシールド)17が設けられ、両側のリアピラー13の後側にはリアガラス(リアウインドシールド)が設けられている。そして、ルーフサイド部5は、天井パネル16の両側の縁部の部分から、この縁部といわば交差する方向に伸びるフロントピラー11の一部あるいは全長、及び、必要に応じてリアピラー13の一部あるいは全長にかかる部分に設定されている。
また、車体パネル15及び天井パネル16の車室4側の一部は、各ピラー11,12,13の一部とともに、軟質すなわち変形可能な天井板であり室内装飾パネルであるヘッドライニング(ルーフライニング)により覆われている。そして、各ピラー11,12,13の全長あるいは一部の車室4側には、それぞれ内装材である第1ないし第3のピラーガーニッシュが取り付けられ、これらピラー11,12,13が覆われている。さらに、本実施の形態では、フロントピラーからルーフサイド部5を介してリアピラーに係る部分に、エアバッグ装置1を構成するカバー体である内装材としての樹脂製のガーニッシュ20が備えられている。
そして、エアバッグ装置1は、カーテンエアバッグモジュールあるいはルーフサイドモジュールなどとも呼ばれる車両の側面衝突時に乗員の頭部などを保護する膨張式拘束装置であり、図3及び図4などに示すように、エアバッグ2及びガーニッシュ20に加え、エアバッグ2にガスを供給するガス発生器であるインフレータ22、エアバッグ装置1を車体パネル15に取り付ける単数あるいは複数のブラケット25、このブラケット25に取り付けられ折り畳んだエアバッグ2に沿って配置される案内体であるプロテクタ28などを組み合わせ、いわばサブアッセンブリーしてモジュールが構成され、このモジュールが車体パネル15のルーフサイド部5に沿って配置されている。すなわち、エアバッグ装置1及び折り畳まれたエアバッグの軸方向である長手方向(図4における矢印A方向)は、ルーフサイド部5の長手方向である前後方向に沿って車体3に取り付けられている。
そして、エアバッグ2は、サイドカーテンエアバッグ(SCAB)あるいは側突用エアバッグなどとも呼ばれるもので、各図においては模式的に示しているが、単数あるいは複数の基布を組み合わせ、例えば1枚の基布を折り返し、あるいは2枚の基布を重ねて外周部などを接合して、扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体31と、このエアバッグ本体31の複数カ所から延設された図示しない取付片部と、筒状の形状保持部材である保持体33と、エアバッグ本体31の前端部とフロントピラー11の前端部近傍とを連結するテザーベルト34となどを備え、所定の折り畳み方法で長手方向を有して細長く折り畳まれたエアバッグ本体31が、保持体33により覆われて折畳形状を保持されている。そして、このエアバッグ2は、前後の座席の乗員を保護可能な、前後方向に長尺ないわゆる前後席用エアバッグであり、図3に示すように、エアバッグ本体31には、ガスが流入して膨張展開する袋状の膨張部36と、エアバッグ本体31の後端上部あるいは長手方向の中央上部などに位置して膨張部36を外部に連通するガス導入口37と、ガスが流入せず膨張展開しない非膨張部38となどが設けられている。そして、膨張部36は、中空部である気室であり、展開時に前席の乗員の側方に対向して展開する前席保護部36aと、展開時に後席の乗員の側方に対向して展開する後席保護部36bと、これら前席保護部36aと後席保護部36bとを連通するガス案内部36cとを備えている。また、このガス案内部36cは、エアバッグ本体31の上縁部に沿って前後方向を長手方向とする直線状をなし、前席保護部36aと後席保護部36bとを連通している。また、エアバッグ2の取付片部は、エアバッグ本体31の上縁部に連続して複数形成されている。そして、各取付片部は、エアバッグ本体31を構成する基布部と一体に形成され、エアバッグ本体31から舌片状に突設されているとともに、先端部近傍に円孔状をなす取付片部取付孔が形成されている。
そして、保持体33は、サックあるいはスリーブなどとも呼ばれるもので、折り畳んだエアバッグ本体31の全長あるいは一部を覆う円筒あるいは円筒状などをなし、例えば、細長矩形状をなす1枚の基布の両側の縁部を重ね縫い合わせるなどして接合して形成されている。そして、この保持体33には、長手方向にほぼ沿って全長にわたり、破断予定部40が設けられ、この破断予定部40が、識別用図形である線を構成するマーク41を兼ねている。そして、この破断予定部40は、断続的な切れ目が形成されたいわばミシン目状のスリットであり、他の部分より脆弱で容易に破断され、エアバッグ本体31の膨張展開を阻害しないように、例えば打ち出し方向付近に設定される。また、この破断予定部40は、マーク41としては、目視可能な識別用図形である線を構成し、エアバッグ本体31を捩る方向及び量すなわち角度を指示するため、長手方向に沿った直線状の基部43と、この基部43と平行でかつ基部43からずれて位置する指示部44と、これら基部43と指示部44とを連結する一対の連結部45,45とが備えられている。本実施の形態では、車体3に備えた状態で、基部43は、折り畳んだエアバッグ本体31の一側部である車内側に水平状に位置し、指示部44は、基部43より下方に水平状に位置し、各連結部45は傾斜して設けられている。さらに、保持体33には、エアバッグ本体31の取付片部が挿通する図示しないスリット状の挿通部が複数形成されている。
また、インフレータ22は、後席の後方あるいは上方などに位置して収納された円柱状の本体部を備え、接続管を介してエアバッグ2のガス導入口に接続されている。
そして、ガーニッシュ20は、ルーフサイドガーニッシュ、あるいはルーフサイドトリムなどとも呼ばれるもので、弾性的に変形可能な合成樹脂にて滑らかに湾曲して一体に形成され、折り畳まれたエアバッグ2や車体パネル15などが車室4内に露出しないように覆っている。
また、ブラケット25は、ベースブラケットとも呼ばれ、車両の両側のルーフサイド部5に単数あるいは複数配置され、ねじなどの固定具にて取り付け固定されるもので、金属製で、例えば鉄板をプレス加工して形成されている。
さらに、プロテクタ28は、膨張展開するエアバッグ本体31を案内するとともに車体3の溶接部やバリなどから保護するエアバッグの傷付き防止用カバーであり、図2及び図4に示すように、折り畳んだエアバッグ2の略全長あるいは一部に沿って配置されている。本実施の形態では、折り畳んだエアバッグ2の一部に沿うプロテクタ28が複数用いられ、各プロテクタ28は、合成樹脂にて一体に断面略U字状などに形成されている。すなわち、各プロテクタ28は、折り畳んだエアバッグ2の上側に曲面状に沿う曲面部28aを備えるとともに、この曲面部28aの外側部と内側部とからそれぞれ下方に向かい外面部28bと内面部28cとが平板状に延設されている。そして、内面部28cに対して、外面部28bは長手寸法が若干大きく形成されている。さらに、各プロテクタ28には、曲面部28aに位置して、エアバッグ本体31の取付片部が挿通する溝状の取付片部挿通部が形成されている。また、1個のプロテクタ28には、上方に湾曲した添置部28dが形成されている。
次に、このエアバッグ装置1の組立動作及び車両への取付動作を説明する。
まず、エアバッグ本体31を、前後方向を長手方向とする細長い所定の形状に折り畳み、保持体33を被せて折畳形状を保持した状態で、プロテクタ28に沿わせる。
ここで、このエアバッグ本体31の折畳形状すなわち折畳方法は種々の構成を採ることができるが、例えば、図2に示すように、下側部をロール状に折り畳んで集積部51を形成するとともに、上側部はこの集積部51を上側から両側部まで包むパラソル状の案内部52として折り畳まれている。そして、集積部51は、エアバッグ本体31の下端部から外向きあるいは内向きに所定長さだけ巻回して形成されている。また、案内部52は、ガス案内部36cを含む部分であり、上側部と下側部とを互いに反対側に折り返して構成され、例えば、上側部を車室4側に折り線が向くように折返すとともに下側部を車外側に折り線が向くように折返し、あるいは、上側部を車外車室4側に折り線が向くように折返すとともに下側部を車室4側に折り線が向くように折返して構成されている。そこで、このエアバッグ本体31にガスを導入すると、展開初期に案内部52が集積部51を押圧し、エアバッグ本体31が所定方向Fである下方を中心方向として展開する。
そして、折り畳んだエアバッグ本体31に保持体33を被せ、取付片部を挿通部に挿入して、これらエアバッグ本体31と保持体33とを位置決めした状態では、図1(a)及び図2(a)に示すように、破断予定部40すなわちマーク41の基部43は、折り畳んだエアバッグ本体部31の側部に位置し、マーク41の指示部44は、折り畳んだエアバッグ本体部31の下側に位置する。さらに、この状態で、マーク41の指示部44は、プロテクタ28の添置部28dに沿った部分に位置するようになっている。
この状態から、指示部44の部分を手作業あるいは治具や自動機を用いて一定量θだけ捩り、捩った状態で、取付部材であるテープ55でプロテクタ28に取り付けて形状を保持する。そして、この捩る位置及び捩る一定量θは、図1(a)に示す状態から、図1(b)に示すように、マーク41の指示部44をマーク41の基部43と並ばせ、いわば、マーク41の全体を略一直線の線状とするまで捩ることにより、容易に正確に実現される。
この状態で、捩らない部分は、図2(a)に示すように、他の部分としてのフレーム外添置部60となり、所定方向Fである下方を中心方向としてエアバッグ本体31が膨張展開する。一方、捩った部分は、図2(b)に示すように、他の部分に連続する一部分としてのフレーム添置部61となり、所定方向Fより一定量(角度)θだけ傾斜した車室4方向F1を中心方向としてエアバッグ本体31が膨張展開する傾向が付与される。
そして、エアバッグ2の取付片部及びプロテクタ28をブラケット25を取り付けるとともに、ガス導入口37にインフレータ22を接続することにより、図4に示すように、ブラケット25に、エアバッグ2、及びプロテクタ28などが取り付けられたモジュールが構成される。
そして、このモジュール化されたエアバッグ装置1を車体3に取り付ける際は、機械あるいは作業者により、ブラケット25をルーフサイド部5に沿わせた状態で保持し、このブラケット25を、図示しないビスあるいはリベットなどの固着具により車体パネル15に固定して車体に取り付けるとともに、インフレータ22を車体3側に備えた制御装置に電気的に接続するとともに、エアバッグ装置1をガーニッシュ20で覆うことにより、エアバッグ装置1の車体3への取付作業が完了する。
そして、このエアバッグ装置1を車体3へ取り付けた状態では、エアバッグ本体31を捩ったフレーム添置部61は、センターピラー12の上方に位置するようになっている。
次に、エアバッグ2の展開動作を説明する。
車両の側面衝突あるいは横転などの際には、制御装置によりインフレータ22が作動し、このインフレータ22から噴射されるガスが接続管を介しガス導入口37からエアバッグ本体31内の膨張部36に導入される。すると、前後方向を長手方向として細長く折り畳まれたエアバッグ本体31の膨張部36が膨張展開を開始し、まず、保持体33の破断予定部40及びテープ55を破断する。さらに、エアバッグ本体31は、ガーニッシュ20を押しのけながら膨張展開し、プロテクタ28に案内されながら、所定面Sに沿った所定方向Fである下方あるいは略下方に迅速にカーテン状に膨張展開して、窓部及びセンターピラー12などを覆い、乗員とセンターピラー12などとの衝突の衝撃を緩和するとともに、乗員の車外放出を防止して保護する。
また、このエアバッグ本体31の展開挙動をより詳細に説明すると、例えばフレーム外添置部60の部分を前側から見た状態では、まず、ガス導入口37から導入されたガスが案内部52に導入され、この案内部52を一気に膨張展開させて、保持体33の破断予定部40を破断し、ガーニッシュ20を押しのけるとともに、集積部51を主として下方に押し出す。次いで、案内部52を介して集積部51にガスが導入され、集積部51の巻回方向により、窓部をこするように、あるいは、窓部を転がるようにして、下端部まで膨張展開する。
さらに、フレーム添置部61の部分すなわちセンターピラー12に沿った部分では、エアバッグ本体31が捩られているため、フレーム外添置部60の部分に対して、エアバッグ本体31が車室4側に傾斜して膨張展開する。そこで、膨張展開するエアバッグ本体31は、センターピラー12を覆うピラーガーニッシュや、センターピラー12に設けられたシートベルトの保持部材などに干渉することなく、円滑に膨張展開する。
このように、本実施の形態によれば、細長く折り畳まれたエアバッグ本体31を保持体33で覆い、例えば長手方向である軸方向を前後方向として細長く折り畳まれ、自動車のルーフサイド部5に配置され、長手方向と交差する下方に膨張展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置であるエアバッグ装置1について、エアバッグ本体31の、センターピラー12に沿ったフレーム添置部61の部分を、フレーム外添置部60の部分に対して軸方向を軸として一定量θだけ捩った状態で設置したため、フレーム添置部61の部分をフレーム外添置部60の部分に対して異なる方向に展開させ、所望の展開特性を実現できる。すなわち、センターピラー12などの部材との干渉を容易に防止でき、カーテンエアバッグ装置として好適な特性を実現できる。
そして、折り畳んだエアバッグ本体31は、保持体33で覆うことにより保護できるとともに、捩ったエアバッグ本体に保持体を被せる構成に比べ、エアバッグ本体31を保持体33とともに捩ることにより、製造工程を簡略化し、製造コストを低減できる。
さらに、保持体33には、エアバッグ本体31とともに捩られて一定量θの捩れを識別可能なマーク41を設けたため、このマーク41を利用して、容易に正確に一定量θだけ捩ることができ、所望の展開特性を容易に実現できる。
そして、このマーク41は、一定量θだけ捩られた状態で目視により識別可能な識別用図形であり、例えば、一定量θだけ捩られた状態で一直線状となる連続した線としたため、曲がった線を捩って真っ直ぐにするという簡単な作業で目視により直感的に一定量θだけ捩ることができるとともに、簡略な構造で製造コストを低減できる。
さらに、マーク41は、保持体33の破断予定部40と兼用することにより、構造を簡略化し、製造コストを低減できる。
また、捩ったエアバッグ本体31及び保持体33は、プロテクタ28に固定することにより、容易に形状を保持でき、所望の展開特性を備えたエアバッグ装置1が容易に提供される。
また、エアバッグ本体31を所望の方向に向かって正確に膨張展開させることができるため、エアバッグ本体31とプロテクタ28との干渉を防ぎ、プロテクタ28を保護しつつ、エアバッグ本体31を円滑に膨張展開させることができる。
なお、上記の実施の形態では、マーク41は、連続した線としたが、この構成に限られず、直線、滑らかな曲線とすることもでき、図形、文字の組み合わせとすることもできる。
例えば、図5に示すように、識別用図形であるマーク41を、文字を印刷などして形成し、この文字が真っ直ぐすなわち一直線上に並ぶように捩った状態を、管理値の範囲内すなわち所望の展開特性を実現できる構成とすることもできる。なお、この図5において、長さ方向と直交する方向に延びる2本の線は、捩る位置の範囲を示す捩り範囲案内表示63である。
また、文字の内容により、目視により直感的に一定量だけ捩られた状態を容易に確認できるとともに、誤りのない正確な作業を誘導して実現することが容易になる。例えば、図6に示すように、線であるマーク41とともに、連結部45の部分に沿って不良を示す「NG」印刷して表示し、基部43と指示部44との部分に分けて、合格を示す「O」と「K」とを印刷して表示することもできる。この図6に示す構成では、捩っていない状態では、不良を示す「NG」を読むことができるとともに、合格を示す「OK」は読むことができず、不良であることを直感的に認識できる。一方、一定量θだけ捩った状態では、連結部45に沿った「NG」の表示は基布が捩られるため崩れて読めなくなるとともに、合格を示す「OK」の文字が横に並んで読むことができ、合格であることを直感的に認識できる。
また、目視により直感的に確認するのみならず、検査装置を用いて、捩る量をより正確に確認することもできる。例えば、図7(a)に示すように、検査装置として、透明な樹脂製の検具65を用いることができる。この検具65は、検査板部65aと、この検査板部65aの両側縁から延びる側板部65bとを有した断面コの字状で、検査板部65aには2本の管理ライン65cが印刷されている。そこで、捩ったエアバッグ本体31及び保持体33を両側の側板部65b内に嵌め込み、図7(b)に示すように、マーク41の線が所定の範囲内としての管理ライン65c内に位置していることを確認することにより、捩った量を容易に正確に確認できる。
また、上記の実施の形態では、マーク41は、作業者が目視により容易に認識できる構成としたが、エアバッグ本体31とともに保持体33を自動機により捩るとともに、画像認識により捩る量の自動計測を行い捩る量を制御することもできる。例えば、図8に示すように、保持体33に、マーク41として白色などのドットを複数印刷し、このドットをCCDカメラで撮影し、撮影した画像を解析して、捩った量を判断することもできる。
また、保持体33は、折り畳んだエアバッグ本体31の全長を覆う構成のみならず、この図8に示すように、エアバッグ本体31が捩られる部分を含む一部のみに設けることもできる。
さらに、上記の実施の形態では、エアバッグ本体31は、一部分であるフレーム添置部61を、他の部分であるフレーム外添置部60に対して車室4側に捩り、車体3の側面の部材との干渉を抑制したが、この構成に限られない。例えば、エアバッグ本体31の一部分を他の一般部に対して車外側に捩り、車外側に捩った部分を膨張展開時に一度車体3側の部材に当接させることにより、展開初期の大きな衝撃を吸収し、好適な特性を実現することもできる。また、エアバッグ本体31の中央部分の1カ所のみならず、両端部近傍、あるいは複数カ所を適宜の角度で捩ることもできる。
また、捩ったエアバッグ本体31及び保持体33は、プロテクタ28ではなく、ブラケット25など他の部材に固定することもできる。
また、プロテクタ28は、長手方向などに分割する構成の他、エアバッグ本体31の全長にわたり一体に形成することもできる。
さらに、上記の実施の形態では、エアバッグ装置1は、車室4の内側に備えるカーテンエアバッグ装置としたが、この構成に限られず、細長く折り畳まれるエアバッグ本体31を備えた種々のエアバッグ装置1に適用できる。例えば、図9に示すように、非乗員保護装置である歩行者保護用のエアバッグ装置1に適用することもできる。このエアバッグ装置1は、車体3の前部のフード70の後端部の下方に折り畳んで収納されたエアバッグ本体72を備えている。そして、このエアバッグ装置1は、車体3と歩行者との衝突を検知あるいは予測した状態で、ガスを供給してエアバッグ本体72を膨張展開させ、フード70の後端部を持ち上げることにより、フード70の衝撃吸収特性を向上させる。さらに、エアバッグ本体72の両端部には、他の部分より上方に突出して膨張展開する延設部74,74が設けられており、これら延設部74,74をフロントピラー11の外側に沿って膨張展開させることにより、フロントピラー11を覆い、歩行者の頭部がフロントピラー11に当接する際の衝撃の緩和を図っている。
そして、このような歩行者保護用のエアバッグ装置1では、長手方向の中央部分に対して、長手方向の両端部に位置する延設部74,74の展開方向を調整することにより、好適な展開特性を容易に実現できる。例えば、図10(a)に示すように、両側方向を長手方向として細長く折り畳んだエアバッグ本体72に保持体75を被せた構成について、他の部分としての中央部76にマーク41の基部43を形成するとともに、一部分としての両側の端部77に位置して、マーク41の指示部44を前側に偏位して設けることができる。そして、このマーク41を利用し、図10(b)に示すように、両側の端部77を後側に捩ることにより、延設部74,74が他の一般部に対して後側方向に向かう傾向が付与されたエアバッグ装置1を容易に実現できる。
そして、これら図9及び図10に示した構成によれば、フロントピラー11に沿って膨張展開する両側の延設部74,74の打ち出し角度が低くすなわち仰角が小さくなり、延設部74,74はより車体3に沿うように偏倚されて膨張展開する。一方、それら延設部74,74の間に位置する中央部分は、打ち出し角度が高くすなわち仰角が大きくなり、フード70の下面を持ち上げる分力を効果的に発生するとともに、フロントガラス17の下端側に設けられたカウルカバーの凹凸やワイパーアームをより円滑に超えて膨張展開する。このようにして、歩行者保護用のエアバッグ本体72として好ましい展開特性を容易に付与することができる。
なお、これら図9及び図10に示した歩行者保護用のエアバッグ装置1に、図1ないし図8に示す構成を適用することができる。
本発明は、例えば、自動車の側部のドアの窓部などに沿って展開するカーテンエアバッグ装置や、フロントガラスの下側部からフロントピラーの外側部に沿って展開する歩行者保護用のエアバッグ装置に適用できる。
本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す説明図であり、(a)は捩る前の一部の斜視図、(b)は捩った後の一部の斜視図である。 同上エアバッグ装置の説明図であり、(a)は図4のI−I相当位置の断面図、(b)はII−II相当位置の断面図である。 同上エアバッグ装置を備えた車両の説明図である。 同上エアバッグ装置の側面図である。 本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示す一部の斜視図である。 本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形態を示す一部の斜視図である。 本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形態を示す説明図であり、(a)は作業工程図、(b)は(a)に続く作業工程図である。 本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形態を示す一部の側面図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示すエアバッグ装置を備えた車両の説明図である。 同上エアバッグ装置の説明図であり、(a)は捩る前のエアバッグの斜視図、(b)は捩った後のエアバッグの斜視図である。
1 エアバッグ装置
2 エアバッグ
4 車室
5 被設置部としてのルーフサイド部
12 フレーム部を構成するピラー部としてのセンターピラー
22 インフレータ
28 プロテクタ
31,72 エアバッグ本体
33,75 保持体
40 破断予定部
41 識別用図形である線を構成するマーク
43 基部
44 指示部
45 連結部
60 他の部分としてのフレーム外添置部
61 一部分としてのフレーム添置部
θ 一定量

Claims (6)

  1. 長手方向を軸方向として細長く折り畳まれ、前記軸方向に沿った一部分を他の部分に対して前記軸方向を軸として一定量捩った状態で設置されるとともに、ガスが導入されて展開するエアバッグ本体と、
    この折り畳まれたエアバッグ本体を前記軸方向に沿って覆い折り畳んだ形状を保持するとともに、前記エアバッグ本体とともに捩られて前記一定量の捩れを識別可能なマークが設けられた保持体とを具備し、
    前記マークは、一定量だけ捩られた状態で目視により識別可能な識別用図形を形成し、
    前記識別用図形は、
    長手方向に沿って位置する基部と、
    この基部と平行でかつこの基部からずれて位置する指示部と、
    前記基部と前記各指示部とを連結する連結部とを備えた
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. 識別用図形は、連続する線である
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. マークは、エアバッグ本体の展開時に保持体が破断する破断予定部を含む
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載のエアバッグと、
    このエアバッグが取り付けられるプロテクタと、
    前記エアバッグにガスを供給するインフレータと
    を具備したことを特徴とするエアバッグ装置。
  5. エアバッグは、エアバッグ本体が折り畳まれた状態で、フレーム部を備えた被設置部に沿って配置され、ガスが導入された前記エアバッグ本体を折り畳みの軸方向に交差する方向に展開して被保護物を保護し、
    前記エアバッグ本体は、折り畳まれた状態で、前記フレーム部に沿って配置される一部分としてのフレーム添置部と、このフレーム添置部に連続する他の部分としてのフレーム外添置部とを備え、前記フレーム添置部は、前記フレーム外添置部に対して捩られた状態で配置され、
    マークは、前記フレーム添置部から前記フレーム外添置部にかかる部分に位置して保持体に設けられた
    ことを特徴とする請求項4記載のエアバッグ装置。
  6. 被設置部は、車両の側部上方に位置し前後方向に沿って設けられ、フレーム部は上下方向に延びるピラー部を構成し、
    エアバッグ本体は、細長く折り畳まれた状態からガスが導入され下方に向かって展開して車室の側部を覆う
    ことを特徴とする請求項5記載のエアバッグ装置。
JP2008304894A 2008-11-28 2008-11-28 エアバッグ及びエアバッグ装置 Expired - Fee Related JP5281374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304894A JP5281374B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 エアバッグ及びエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304894A JP5281374B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 エアバッグ及びエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010126078A JP2010126078A (ja) 2010-06-10
JP5281374B2 true JP5281374B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=42326741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008304894A Expired - Fee Related JP5281374B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 エアバッグ及びエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5281374B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5626121B2 (ja) 2011-05-26 2014-11-19 豊田合成株式会社 頭部保護エアバッグ装置
JP2013249020A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置
US9242615B2 (en) 2012-10-04 2016-01-26 Honda Motor Co., Ltd. Automated vision inspection of a side curtain airbag assembly
JP2014180925A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ
US9409543B2 (en) 2014-07-10 2016-08-09 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Variable trajectory side curtain airbags
JP6451303B2 (ja) * 2014-12-22 2019-01-16 Joyson Safety Systems Japan株式会社 歩行者用エアバッグ装置
JP6443039B2 (ja) * 2014-12-25 2018-12-26 Joyson Safety Systems Japan株式会社 歩行者用エアバッグ装置
WO2016167087A1 (ja) * 2015-04-13 2016-10-20 オートリブ ディベロップメント エービー カーテンエアバッグ装置
KR102056425B1 (ko) 2015-04-20 2019-12-16 오토리브 디벨로프먼트 에이비 커튼 에어백 장치
CN109094507A (zh) * 2018-08-09 2018-12-28 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 行人保护气囊装置及汽车
CN115257619A (zh) * 2022-08-29 2022-11-01 宁波均胜汽车安全系统有限公司 侧气帘安装结构

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3914425B2 (ja) * 2001-12-04 2007-05-16 日本プラスト株式会社 エアバッグ
JP4019927B2 (ja) * 2002-12-20 2007-12-12 豊田合成株式会社 頭部保護エアバッグ装置
JP2004291724A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束装置
JP3838645B2 (ja) * 2003-04-14 2006-10-25 本田技研工業株式会社 乗員拘束装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010126078A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5281374B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
US7874579B2 (en) Curtain airbag bracket and curtain airbag device
JP2005510390A (ja) 膨張可能な折畳コンビネーションカーテンのための装置及び方法
US9283917B2 (en) Curtain airbag device
JP5401288B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP4911760B2 (ja) エアバッグ装置
KR101207394B1 (ko) 차량용 커튼 에어백의 꼬임방지장치
US7815216B2 (en) Bracket for use in curtain airbag and curtain airbag apparatus
EP3305604B1 (en) Curtain airbag device
JP2019043197A (ja) エアバッグ
JP2010235043A (ja) エアバッグ装置
JP2011073562A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2010052513A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2010083240A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
US11427151B2 (en) Airbag
JP2018114838A (ja) エアバッグ
EP2112033B1 (en) Curtain airbag device
JP4919476B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP5762108B2 (ja) エアバッグ
JP2011116154A (ja) エアバッグ装置
KR20080008111A (ko) 차량의 커튼 에어백 장치
JP6320264B2 (ja) エアバッグの取付装置及びエアバッグ装置
KR20120039262A (ko) 커튼 에어백 장치
JP5537624B2 (ja) エアバッグ装置
US20230065990A1 (en) Curtain airbag apparatus having twist prevention structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130408

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5281374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees