JP5281174B1 - 船舶用制御システム及びこれを搭載した船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン側ECUとエンジン側ECUの間の通信の信頼性及びロバスト性を保ちつつ、船舶推進装置を拡張する際にコスト上昇を抑制する船舶用制御システムを得る。
【解決手段】リモコン側ECU10は、2重系モードにより、各通信線に同一の制御信号を通信する2重系送受信手段21と、1重系×2chモードにより通信線ごとに個別の制御信号を通信する1重系2ch送受信手段22とを有し、通信動作モード判定手段18が、エンジン側ECUから送信される個体識別情報と通信線状態により、通信動作モードを決め、通信動作切り替え手段19が、決めた通信動作モードになるように2重系送受信手段21と1重系2ch送受信手段22とを切り替えるとともに、決めた通信動作モードをエンジン側ECUに送信して、エンジン側ECUでも当該通信動作モードに対応させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、船舶を制御する船舶用制御システム及びこれを搭載した船舶に関するものである。
従来の船舶用制御システムとして、特許文献1には、船体にリモコン側ECUとエンジン側ECUを設け、互いに電気的に接続されて、船舶を制御するものが記載されている。
この特許文献1に記載された船舶では、複数の船舶推進装置を備える船舶において、その船舶推進装置を制御するエンジン側ECUと1対1に対応するようにリモコン側ECUを配設し、互いに独立した通信線により接続して、リモコン側ECUとエンジン側ECUとの間の通信の信頼性を向上させ、かつ接続間違いを抑制し、さらに旧型リモコン装置または旧型船舶推進装置との接続においても互換性を保つことができるものである。
また、特許文献2には、リモコン側ECUとエンジン側ECUとの間の通信線を2重系により構成し、1系統が断線した際には別系統に切り替えることにより、ロバスト性の高い船舶用制御システムが記載されている。
特開2007−83767号公報(第4〜8頁、図3) 特開2008−273365号公報(第7〜13頁、図2)
しかしながら、特許文献1にあっては、エンジン側ECUと1対1に対応するようにリモコン側ECUを配設していることにより、4機掛け、5機掛けと拡張するにあたっては、その船舶推進装置の機数分のリモコン側ECUと通信線ハーネスが必要となり、非常にコストの高いシステムとなる。
また、特許文献2にあっては、2重系が必須の構成となっているため、通信線ハーネスのコストの高いシステムとなっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、リモコン側ECUとエンジン側ECUの間の通信の信頼性及びロバスト性を保ちつつ、船舶推進装置を拡張する際にコスト上昇を抑制する船舶用制御システム及びこれを搭載した船舶を得ることを目的とする。
この発明に係わる船舶用制御システムにおいては、船体に設置されたリモコン装置に設けられたリモコン側ECUと、船体に艤装された船舶推進装置を駆動制御するエンジン側ECUとが、複数の通信線を介して互いに通信するように構成された船舶用制御システムであって、リモコン側ECUは、各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第一の送受信手段、各通信線を1重系とする第二の通信動作モードにより、通信線ごとに個別の制御信号を通信する第二の送受信手段、エンジン側ECUから送信される、エンジン側ECUの個体を一意に識別する個体識別情報及び通信線ごとの通信線状態に基づいて、第一の通信動作モード及び第二の通信動作モードのいずれかの通信動作モードを判定する通信動作モード判定手段、この通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードになるように、第一の送受信手段及び第二の送受信手段を切り替える第一の通信動作モード切り替え手段、通信動作モード判定
手段により判定された通信動作モードをエンジン側ECUへ指令する通信動作モード指令手段、及び通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードを記憶する第一のメモリを備え、エンジン側ECUは、個体識別情報を保持する第二のメモリ、各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第三の送受信手段、各通信線ごとに通信線状態を監視する複数の通信線状態監視手段、第二のメモリに記憶された個体識別情報及び複数の通信線状態監視手段により監視された通信線状態を各別にリモコン側ECUへ通知する複数の通信線状態通知手段、及びリモコン側ECUから指令された通信動作モードが、第二の動作モードの場合に、第三の送受信手段の通信動作モードを単一の通信線を用いて通信する単一通信動作モードに切り替える第二の通信動作切り替え手段を備えたものである。
この発明によれば、船体に設置されたリモコン装置に設けられたリモコン側ECUと、船体に艤装された船舶推進装置を駆動制御するエンジン側ECUとが、複数の通信線を介して互いに通信するように構成された船舶用制御システムであって、リモコン側ECUは、各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第一の送受信手段、各通信線を1重系とする第二の通信動作モードにより、通信線ごとに個別の制御信号を通信する第二の送受信手段、エンジン側ECUから送信される、エンジン側ECUの個体を一意に識別する個体識別情報及び通信線ごとの通信線状態に基づいて、第一の通信動作モード及び第二の通信動作モードのいずれかの通信動作モードを判定する通信動作モード判定手段、この通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードになるように、第一の送受信手段及び第二の送受信手段を切り替える第一の通信動作モード切り替え手段、通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードをエンジン側ECUへ指令する通信動作モード指令手段、及び通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードを記憶する第一のメモリを備え、エンジン側ECUは、個体識別情報を保持する第二のメモリ、各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第三の送受信手段、各通信線ごとに通信線状態を監視する複数の通信線状態監視手段、第二のメモリに記憶された個体識別情報及び複数の通信線状態監視手段により監視された通信線状態を各別にリモコン側ECUへ通知する複数の通信線状態通知手段、及びリモコン側ECUから指令された通信動作モードが、第二の動作モードの場合に、第三の送受信手段の通信動作モードを単一の通信線を用いて通信する単一通信動作モードに切り替える第二の通信動作切り替え手段を備えたので、リモコン側ECUとエンジン側ECUの間の通信の信頼性及びロバスト性を保ちつつ、船舶推進装置を拡張する際にコスト上昇を抑制することができる。
この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECU−エンジン側ECU間の接続例1を示す模式図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例2を示す模式図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECUを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのエンジン側ECUを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECUの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの通信線状態監視処理を示す状態遷移図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの通信動作モード判定処理判定テーブルを示す図である。
この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECUの通信動作切り替え手段の動作を示す状態遷移図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのエンジン側ECUの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのエンジン側ECUの通信動作切り替え手段の動作を示す状態遷移図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの通信チャート(不揮発性メモリ初期化状態にて開始時)を示す図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの通信チャート(不揮発性メモリ登録済み状態にて開始時)を示す図である。 この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの多機掛け時のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例を示す模式図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1について図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECU−エンジン側ECU間の接続例1を示す模式図である。
図1において、船体に設置されたリモコン装置に設けられたリモコン側ECU10と、船体に艤装された船舶推進装置を駆動制御するエンジン側ECU30とが、コネクタ50を介して、CAN(Controller Area Network)1(CANバス第1ch)とCAN2(CANバス第2ch)の2つの通信線によって接続されている。すなわち、1リモコン−1エンジンの接続であり、通信線としてCANバスを2系統用いて、互いのノード(リモコン側ECU10とエンジン側ECU30)を結合して通信している。
図2は、この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例2を示す模式図である。
図2において、リモコン側ECU10とエンジン側ECU30aとが、コネクタ50を介し、CAN1によって接続され、リモコン側ECU10とエンジン側ECU30bとが、コネクタ50を介し、CAN2によって接続されている。すなわち、1リモコン−2エンジンの接続であり、通信線としてCANバスを2系統用いて1系統/1エンジンとして互いのノードを結合して通信している。
この発明は、図1の接続例1と図2の接続例2を、同一の構成のリモコン側ECUとエンジン側ECUを用いて構成することができ、かつ接続時の手間を省くことができるようにしたものである。
図3は、この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのリモコン側ECUを示す構成図である。
図3において、EEPROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ11(第一のメモリ)は、通信動作モード情報を記憶する。この通信動作モードとして、初期化状態、2重系モード(第一の通信動作モード)、旧2重系モード、1重系×2chモード(第二の通信動作モード)がある。本発明では、各々の通信線を多重系として、同一の制御信号を多重化して通信する2重系モードと、各々の通信線を1重系として、個別の制御信号を通信する1重系×2chモードとにより、通信を行うが、従来の同一の制御信号を多重化して通信する旧2重系モードにも対応している。
CAN1送受信手段12は、CAN1(CANバス第1ch)を介して送受信を行うように構成されたハードウェアである。CAN2送受信手段13は、CAN2(CANバス
第2ch)を介して送受信を行うように構成されたハードウェアである。
通信線状態監視手段14は、CAN1のタイムアウトを判定することによって、CAN1を介するエンジン側ECU30との通信線状態を監視する。通信線状態監視手段15は、CAN2のタイムアウトを判定することによって、CAN2を介するエンジン側ECU30との通信線状態を監視する。通信線状態16は、CAN1のタイムアウトフラグである。通信線状態17は、CAN2のタイムアウトフラグである。
通信動作モード判定手段18は、受信値及び通信線状態を基にして通信動作モードを判定する。
通信動作切り替え手段19(第一の通信動作切り替え手段)は、判定された通信動作モードになるように、エンジン側ECU30との通信動作を担う、後述する2重系送受信手段21と1重系2ch送受信手段22とによる通信を切り替える。この切り替えにより、後述する図8のようなCANバス状態遷移を行う。通信動作モード指令手段20は、判定された通信動作モードをエンジン側ECU30へ指令する。
2重系送受信手段21(第一の送受信手段)は、各々の通信線を多重系として、同一の制御信号を多重化して通信する通信動作モード「2重系モード」により通信を行う。1重系2ch送受信手段22(第二の送受信手段)は、各々の通信線を1重系として、個別の制御信号を通信する通信動作モード「1重系×2chモード」により通信を行う。
初期化手段23は、不揮発性メモリ11を初期化する。
図4は、この発明の実施の形態1による船舶用制御システムのエンジン側ECUを示す構成図である。
図4において、不揮発性メモリ31(第二のメモリ)は、エンジン側ECU30の個体を一意に識別できる個体識別情報として、Unique番号を保持している。CAN1送受信手段32は、CAN1を介して送受信を行うように構成されたハードウェアである。CAN2送受信手段33は、CAN2を介して送受信を行うように構成されたハードウェアである。
通信線状態監視手段34は、CAN1のタイムアウトを判定することによって、CAN1を介するリモコン側ECU10との通信線状態を監視する。通信線状態監視手段35は、CAN2のタイムアウトを判定することによって、CAN2を介するリモコン側ECU10との通信線状態を監視する。通信線状態36は、CAN1のタイムアウトフラグである。通信線状態37は、CAN2のタイムアウトフラグである。
通信線状態通知手段38は、CAN1のタイムアウトフラグを送信し、CAN1を介するリモコン側ECU10との通信線状態36をリモコン側ECU10へ通知する。通信線状態通知手段39は、CAN2のタイムアウトフラグを送信し、CAN2を介するリモコン側ECU10との通信線状態37をリモコン側ECU10へ通知する。
通信動作切り替え手段40(第二の通信動作切り替え手段)は、後述する図10のCANバス状態遷移を行って、2重系送受信手段41の通信動作を切り替える。
2重系送受信手段41(第三の送受信手段)は、各々の通信線を多重系として、同一の制御信号を多重化して通信する通信動作モード「2重系モード」により通信を行う。リモコン側ECU10から「1重系×2chモード」へ切り替えを指示する通信動作モード指令が送信された場合には、単一の通信線を使用して通信する「単一通信動作モード」に切り替えられる。
図13は、この発明の実施の形態1による船舶用制御システムの多機掛け時のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例を示す模式図である。
図13において、リモコン側ECU10a、10b、10cがリモコンECU間通信線を介して互いに通信を行うように接続されている。リモコン側ECU10a、10b、10cは、それぞれエンジン側ECU30a、30b、30cと通信を行うようにコネクタ50を介して接続されている。
次に、実施例1〜実施例3の3つのケースについて、リモコン側ECU10とエンジン側ECU30の動作を説明する。
実施例1.
実施例1は、図1に示す、リモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例1の接続形態で、かつ初めて新品のノード(リモコン側ECU及びエンジン側ECUのいずれかが新品)をネットワークに接続する場合についてのものである。
まず、リモコン側ECU10の処理を、図5のリモコン側ECUの動作を示すフローチャート及び図11の通信チャート(不揮発性メモリ初期化状態にて開始時)を用いて説明する。
図5(a)で、まず、リモコン側ECU10のプログラムが開始されると、ステップS510にて、不揮発性メモリ11より、通信動作モード情報を読み込む。
このときの通信動作モードの状態は、「初期化状態」「2重系モード」「旧2重系モード」「1重系×2chモード」の4状態がある。
この実施例1では、初めて新品のノードがネットワークに接続されるので、不揮発性メモリ11から読み出した通信動作モードは「初期化状態」になっている。
次に、ステップS520にて通信処理が行われる。この通信処理は、図5(b)に示したとおりである。これは、図11のステップSE10にあるように、リモコン側ECU10から送受信が開始される。なお、ステップSF10にあるように、CANバス状態は「STARTUP」から開始される。
図5(b)の通信処理では、まず、ステップS610にて、通信線状態監視処理が行われる。通信線監視状態処理は、図6により説明する。
図6の通信線状態監視処理の状態遷移図にて、各CANバスch(チャネル)のタイムアウトを判定する。
通信線状態監視処理は、図6のS410の両通信線が正常な状態から開始される。
CAN1がタイムアウトすると、S420のCAN1異常状態に遷移する。
なお、タイムアウト判定手順は、監視対象のCANメッセージが、前回の受信から所定時間受信されないときにタイムアウト判定する、一般的な手法を用いている。
S420の状態で、さらにCAN2がタイムアウト判定されると、S440のCAN1/CAN2両異常状態に遷移する。
S420の状態で、CAN1タイムアウトが解消されると、S410の両通信線正常状態に戻る。
CAN2についても同様の遷移を行うので、その説明を省略する。
続いて、図5(b)のステップS620にて、通信動作モード処理が行われる。この通信動作モード処理は、図5(c)に示している。通信動作モード処理ステップS710〜S740において、エンジン側のCAN状態、個体識別情報を受信処理するが、図11にあるように、この時点では未だエンジン側ECU30は、周期送信を開始していないので、受信処理はバイパスされる。
ステップS750にて、通信動作モード更新処理を行う。この通信動作モード更新処理は図5(d)に示している。
ステップS760にて「通信動作モード=初期化モード」かどうかを判定する。実施例1では、初めて新品のノードをネットワークに接続する場合であるので、ステップS761で、図7の通信動作モード判定処理判定テーブルに従い、通信動作モードが判定されるが、この時点では、未だエンジン側ECU30は、周期送信を開始していないので、処理No.7の前回値保持処理がなされ、通信動作モードは「初期化状態」のままである。
図5(b)のステップS630にて、通信動作切り替え処理を、図8の状態遷移図に従い行う。
通信動作モードは「初期化状態」のままであるので、通信動作状態は、ステップSD10「スタートアップ」に留まる。
ステップS640では、通信動作モードが「初期化状態」のままであるので、指令処理送信を行わない。
ステップS650では、その他の通信処理を行う。この時点では通信動作状態は、スタートアップに留まっているので、デフォルト値による送受信のみである。
以降、図11にあるように、エンジン側ECU30のタイムアウト有無が確定するまで、上記処理が繰りかえされる。
一方、エンジン側ECU30で、タイムアウト有無が確定したら、エンジン側ECU30は、タイムアウト周期送信と、Unique番号周期送信を開始する。
なお、本実施例1は、タイムアウト周期送信とUnique番号周期送信を常時周期送信としているが、リモコン側ECU10からの要求による「リクエスト−レスポンス」方式でもよい。
エンジン側ECU30からタイムアウトフラグとUnique番号を受信すると、図7の通信動作モード判定処理判定テーブルに従い、通信動作モードが判定されるが、本実施例1では、図1のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例1の接続であるので、通信動作モード判定処理判定テーブルの処理No.1の「2重系」として通信動作モードが更新される。
なお、図2に示すリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例2の場合は、CAN1、CAN2のそれぞれに異なるエンジン側ECU30a、30bが接続されているので、エンジン側タイムアウトフラグは、一方のchのみ正常であり、Unique番号は不一致となる。
これは、通信動作モード判定処理判定テーブルの処理No.2〜No.6のいずれかの状態に合致するので、この場合は、「1重系×2ch」として通信動作モードが更新される。
決定された通信動作モードは、リモコン側ECU10の不揮発性メモリ11に書き込まれる。
なお、従来の接続形態の場合、リモコン側ECUとエンジン側ECU間が単純冗長2重系であるが、従来では、Unique番号を送信していないので、リモコン側ECUでUnique番号を受信できず、この場合の通信動作モードは処理No.2の「旧2重系」と判定される。
次に、図5(b)のステップS630の通信動作切り替え処理を、図8に示すリモコン側ECU通信動作切り替え手段の状態遷移図に従い行う。
通信動作切り替え処理は、通信動作モード=2重系モードであるので、図8のステップSD20「通常」状態に遷移する。
続けて、通信動作モードが確定したので、図11のステップSE30にあるように、リモコン側ECU10は、エンジン側ECU30へ通信動作モード指令を送信する。
最後に、図5(b)のステップS650が実行され、以降は、図8に従い通信動作を行
う。
実施例1では、通信動作モードが「2重系モード」に決定されたので、CAN1とCAN2には、同一IDで同一値(制御値)が送受信される。
次に、実施例1におけるエンジン側ECU30の処理について、図9を用いて説明する。
図9(a)のステップS810にて、個体識別情報、すなわちUnique番号を不揮発性メモリ31より読み込む。
本実施例1の不揮発性メモリ31は、EEPROMでもよく、またフラッシュメモリでもよい。
続いて、ステップS820にて通信処理を行う。
図9(b)に示す通信処理では、まずステップS910にて、通信線状態監視処理が行われる。この通信線状態監視処理は、図6に示すものと同じである。
なお、本実施例1では、通信処理はエンジン制御周期と同一のメイン周期で行っているが、エンジン制御周期と異なる周期タスクでもよい。
図9(b)のステップS920では、図10のエンジン側ECUの通信動作切り替え手段の状態遷移図に従い、通信動作状態を切り替える。
図11の通信チャート(EEPROM初期化状態にて開始時)にあるように、プログラムが開始されると、まずステップSG10が動作し、受信動作のみ開始する。
リモコン側ECU10の送信動作もほぼ同時に開始されているので、周期通信が確認できる。
図11のステップSG20にて、通信線動作監視が開始されているので、ステップSG40にて、タイムアウト有無が確定し、ステップSG50にてタイムアウトフラグ送信と、ステップSG60にてUnique番号送信が開始される。
これらの動作は、図9(b)のステップS930の個体識別情報通信処理にあたり、この個体識別情報通信処理は、図9(c)に示すとおり、ステップSA10〜SA40にて上記情報が送信される。
上記一連の動作は周期的に実行される。そうすると図11のステップSG70にあるように、リモコン側ECU30からの通信動作モード指令を受信すると、通信動作モード=2重系モードであるので、図10のステップSC20「通常」状態に通信動作状態が遷移し、図11のステップSG80にて、エンジン側ECU30の通常制御が開始される。
実施例2.
実施例2は、図1のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例1の接続形態で、かつ、すでにリモコン側ECU10の不揮発性メモリ11に、通信動作モード情報として「2重系モード」が記録されている場合のものである。
まず、リモコン側ECU1010の処理を、図5のリモコン側ECUの処理を示すフローチャート及び図12の通信チャート(不揮発性メモリ登録済み状態にて開始時)を用いて説明する。
リモコン側ECU10のプログラムが開始されると、ステップS510にて、不揮発性メモリ11より、通信動作モード情報を読み込む。
通信動作モードの状態は、「初期化状態」「2重系モード」「旧2重系モード」「1重系×2chモード」の4状態があるが、実施例2は、すでに通信動作モードは「2重系モード」として設定されているので、読み込まれた通信動作モードは「2重系モード」である。
次に、ステップS520にて、通信処理が行われる。図12のステップSJ10にあるように、リモコン側ECU10から送受信が開始される。なお、ステップSK10にあるように、CANバス状態は「STARTUP」から開始される。
図5(b)の通信処理では、まずステップS610にて、通信線状態監視処理が行われる。通信線監視状態処理は、図6に示すとおりである。
続いて、ステップS620にて、通信動作モード処理が行われる。この通信動作モード処理は、図5(c)により行われる。
通信動作モード処理ステップS710〜S740において、エンジン側ECU30からのCAN状態、個体識別情報の受信処理を行うが、図11にあるように、この時点では未だエンジン側ECU30は、周期送信を開始していないので、受信処理はバイパスされる。
ステップS750にて、通信動作モード更新処理を行う。この通信動作モード更新処理は、図5(d)により行われる。
ステップS760にて「通信動作モード=初期化モード」かどうかを判定する。本実施例2では、すでに通信動作モードは「2重系モード」として設定されているので、ステップS760の判定は「No:初期化モード以外」となり、図7による通信動作モード判定処理は行われない。
図5(b)のステップS630にて、通信動作切り替え処理を、図8のリモコン側ECU通信動作切り替え手段の状態遷移図に従い行う。
通信動作モードは「2重系モード」であるので、通信動作状態は、即座にステップSD20「通常」に遷移する。
続けて、通信動作モードが確定したので、図12のステップSJ10にあるように、リモコン側ECU10は、エンジン側ECU30へ通信動作モード指令を送信する。
最後に、図5(b)のステップS650が実行され、以降は、図8に従い、通信動作を行う。
実施例2では、通信動作モードが「2重系モード」に設定されているで、CAN1とCAN2には同一IDで同一値(制御値)が送受信される。
また、図8のリモコン側ECU通信動作切り替え手段の状態遷移図に示すように、2重系モード時には「通常」状態以外に「警告」状態と「フェイル」状態がある。
「警告」状態においては、例えば、リモコン側ECU10がエンジン側ECU30に送信するスロットルリクエスト値の最大開度を通常状態に比して半分に制限し、フェイルセーフ動作をするものがある。
「フェイル」状態においては、例えば、リモコン側ECU10がエンジン側ECU30に送信するスロットルリクエスト値の最大開度をアイドル開度に制限し、「警告」状態よりより安全なフェールセーフ動作をするものがある。
次に、実施例2におけるエンジン側ECU30の処理について、図12を用いて説明する。
すでに、リモコン側ECU10の動作で説明した動作と重複するが、ステップSL10にて通信動作監視後まもなく通信動作モード指令を受信し、通信動作モード=2重系モードであるので、図10のSC20「通常」に遷移し、図12のステップSL20にて、通常制御が開始される。
図9(d)のステップSB10〜SB50は、リモコン側ECU10からの要求による
「リクエスト−レスポンス」方式の場合のエンジン側ECU30の動作を示している。
図9(d)のステップSB10〜SB20の動作は、図9(b)のステップS910、S920と同一である。
ステップSB30にて、リモコン側ECU10から個体識別情報のリクエストがあれば、ステップSB40にて個体識別情報を送信する。
この例では個体識別情報の周期送信がないので、CANバス負荷を低減できる。
実施例3.
実施例3は、図2のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例2の接続形態で、かつ、すでにリモコン側ECU10の不揮発性メモリ11の通信動作モード情報として「1重系×2chモード」が記録されている場合についてのものである。
まず、リモコン側ECU10の処理を、図5のリモコン側ECU10の処理を示すフローチャート及び図12の通信チャート(EEPROM登録済み状態にて開始時)を用いて説明する。
まず、リモコン側ECU10のプログラムが開始されると、図5(a)のステップS510にて、不揮発性メモリ11より、通信動作モード情報を読み込む。
通信動作モードの状態は、「初期化状態」「2重系モード」「旧2重系モード」「1重系×2chモード」の4状態があるが、実施例3では、すでに通信動作モードは「1重系×2chモード」として設定されているので、読み込まれた通信動作モードは「1重系×2chモード」である。
次に、ステップS520にて通信処理が行われる。図12のステップSJ10にあるように、リモコン側ECU10から送受信が開始される。なお、ステップSK10にあるように、CANバス状態は「STARTUP」から開始される。
図5(b)の通信処理では、まずステップS610にて、通信線状態監視処理が行われる。通信線監視状態処理は、図6のとおりである。
続いて、図5(b)のステップS620にて、通信動作モード処理が行われる。通信動作モード処理は、図5(c)のとおりである。ステップS710〜S740において、エンジン側CAN状態、個体識別情報の受信処理を行うが、図12にあるように、この時点では、未だエンジン側ECU10は周期送信を開始していないので、受信処理はバイパスされる。
ステップS750にて、通信動作モード更新処理を行う。この通信動作モード更新処理は図5(d)のとおりである。
ステップS760にて「通信動作モード=初期化モード」かどうかを判定する。本実施例3では、すでに通信動作モードは「1重系×2chモード」として設定されているので、ステップS760の判定は「No:初期化モード以外」となり、図7による通信動作モード判定処理は行われない。
次いで、図5(b)のステップS630にて、通信動作切り替え処理を、図8のリモコン側ECU通信動作切り替え手段の状態遷移図に従い、行う。
通信動作モードは「1重系×2chモード」であるので、通信動作状態は、即座にステップSD50「通常」に遷移する。
続けて、通信動作モードが確定したので、図12のステップSJ10にあるように、リモコン側ECU10は、エンジン側ECU30a、30bへ通信動作モード指令を送信す
る。
最後に、図5(b)のステップS650が実行され、以降は、図8に従い、通信動作を行う。
実施例3では、通信動作モードが「1重系×2chモード」に決定されているで、CAN1とCAN2には同一IDで異なる値(制御値)が送受信される。
ここで、異なる値とは、より具体的に言えば、例えばCAN−ID:0x100の第1dataがスロットル開度を示す場合、CAN1のCAN−ID:0x100の第1dataはP機用スロットル開度を、CAN2のCAN−ID:0x100の第1dataはS機用スロットル開度を、送信するような例である。
また、図8のリモコン側ECU通信動作切り替え手段の状態遷移図のように、「1重系×2chモード」時には「通常」状態以外に「フェイルCAN1」状態と「フェイルCAN2」と「フェイル」状態がある。
これらの各々状態の動作例としては、基本的に共通であり、例えば、リモコン側ECU10がエンジン側ECU30a、30bに送信するスロットルリクエスト値の最大開度をアイドル開度に制限し、安全なフェールセーフ動作をするものがある。
各々状態の違いは、各々状態を識別しておいて、ダイアグ情報として記録し、故障診断に資するためである。
なお、実施例3におけるエンジン側ECU30a、30bの動作については、実施例2におけるエンジン側ECU30の動作と同じである。
図12のステップSL10にて通信動作監視後まもなく通信動作モード指令を受信し、ステップSL20にて、通常制御が開始される。
実施例3のリモコン側ECU10からの通信動作モード指令は、通信動作モード=1重系×2chモードであるので、図10のステップSC50「通常」状態に通信動作状態が遷移する。ステップSC50「通常」状態では、2重系送受信手段41が「単一通信動作モード」に切り替えられる。
特に図示していないが、上記にて通信動作モードをリモコン側ECU10の不揮発性メモリ11に書き込んだ後に、外部からの初期化手段によって通信動作モードを初期化することにより、次回電源ON時に再度、通信動作モード判定シーケンスが実行できる。
これにより、中古エンジンを別の船舶に載せかえる等の場合、通信動作モードを再登録することができる。
また、この発明は、図13の多機掛け時のリモコン側ECU−エンジン側ECU間接続例にあるように、リモコン側ECU−エンジン側ECUの組み合わせ、及びリモコン側ECU間を別のCANバスにて接続することにより、多機掛けを構成できる。
この場合、多機掛け数は、(リモコン側ECU数×2)機となり、従来のものに比べて、少ないリモコン側ECUコストとハーネスコストにて多機掛けを実現できる。
また、図1、図2、図13に示すように、リモコン側ECU10とエンジン側ECU30はコネクタ50により接続されており、特に図2にあるように、CAN1をP機に接続、CAN2をS機に接続する接続形態をとると、ボートビルダーは容易に艤装でき、リモコン側ECUソフトウェアは、そのECUに識別用の端子なども必要なく、接続先のエンジン位置を識別できる。
なお、上述の実施の形態1の説明では、2重系の例を示したが、3重系、4重系またはそれ以上でもかまわない。
実施の形態1によれば、リモコン側ECUとエンジン側ECUの間の通信の信頼性及びロバスト性を保ちつつ、船舶推進装置を拡張する際にコスト上昇を抑制し、かつ接続間違いも抑制する船舶用制御システム及びこれを搭載した船舶を提供することができる。
また、リモコン側ECUは、上記通知結果を基にリモコン側ECUとエンジン側ECUが1対1接続か、リモコン側ECU1個に対しエンジン側ECU複数個接続かを判定し、1系統が断線した場合に別系統に切り替える冗長系用通信をするか、1系統×多チャンネルの通信を行うかを切り替えるようにしたので、1個のリモコン側ECUで船体を制御可能とならしめ、かつ、エンジン側ECUが1個である場合は、従来同等の信頼性、エンジン側ECUが複数である場合も一方のエンジン側ECU及び通信線が故障しても他方のECU及び通信線が機能し、従来相当のロバスト性を保ちつつ、従来より多機掛け時のECUコスト及びハーネスコストを抑制することができる。
また、不揮発性メモリを用いることにより、ソフトウェアによって容易に通信動作モードを記録・保持することができる。
また、エンジン側ECUの不揮発性メモリに記憶されたUnique番号を用いることにより、例えばノード識別用の端子をECUに設ける場合より、ECUコネクタコストを抑制することができる。
また、不揮発性メモリを初期化する手段を備えることによって、例えば、マニュアルに「艤装後最初の通電後に必ず初期化すること」と記載することにより、必ず通信動作モード自動判別を機能させることができ、艤装手順を単純化することができる。
さらに、通信線を2重系で構成することにより、最小のコストで冗長系を構成できる。
また、接続部をコネクタで構成することにより、2重系構成と1重系構成×多chを容易に切り替え可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 リモコン側ECU
11 不揮発性メモリ
12 CAN1送受信手段
13 CAN2送受信手段
14、15 通信線状態監視手段
16、17 通信線状態
18 通信動作モード判定手段
19 通信動作切り替え手段
20 通信動作モード指令手段
21 2重系送受信手段
22 1重系2ch送受信手段
23 初期化手段
30 エンジン側ECU
31 不揮発性メモリ
32 CAN1送受信手段
33 CAN2送受信手段
34、35 通信線状態監視手段
36、37 通信線状態
38、39 通信線状態通知手段
40 通信動作切り替え手段
41 2重系送受信手段
50 コネクタ

Claims (7)

  1. 船体に設置されたリモコン装置に設けられたリモコン側ECUと、上記船体に艤装された船舶推進装置を駆動制御するエンジン側ECUとが、複数の通信線を介して互いに通信するように構成された船舶用制御システムであって、
    上記リモコン側ECUは、
    上記各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、上記各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第一の送受信手段、
    上記各通信線を1重系とする第二の通信動作モードにより、上記通信線ごとに個別の制御信号を通信する第二の送受信手段、
    上記エンジン側ECUから送信される、上記エンジン側ECUの個体を一意に識別する個体識別情報及び上記通信線ごとの通信線状態に基づいて、上記第一の通信動作モード及び第二の通信動作モードのいずれかの通信動作モードを判定する通信動作モード判定手段、
    この通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードになるように、上記第一の送受信手段及び上記第二の送受信手段を切り替える第一の通信動作モード切り替え手段、
    上記通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードをエンジン側ECUへ指令する通信動作モード指令手段、
    及び通信動作モード判定手段により判定された通信動作モードを記憶する第一のメモリを備え、
    上記エンジン側ECUは、
    上記個体識別情報を保持する第二のメモリ、
    上記各通信線を多重系とする第一の通信動作モードにより、上記各通信線に同一の制御信号を多重化して通信する第三の送受信手段、
    上記各通信線ごとに通信線状態を監視する複数の通信線状態監視手段、
    上記第二のメモリに記憶された上記個体識別情報及び上記複数の通信線状態監視手段により監視された上記通信線状態を各別に上記リモコン側ECUへ通知する複数の通信線状態通知手段、
    及び上記リモコン側ECUから指令された上記通信動作モードが、第二の動作モードの場合に、上記第三の送受信手段の通信動作モードを単一の通信線を用いて通信する単一通信動作モードに切り替える第二の通信動作切り替え手段を備えたことを特徴とする船舶用制御システム。
  2. 上記第一及び第二のメモリは、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1に記載の船舶用制御システム。
  3. 上記第一のメモリを初期化する初期化手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の船舶用制御システム。
  4. 上記通信線は2本で構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の船舶用制御システム。
  5. 上記リモコン側ECUが複数設置され、この複数のリモコン側ECU同士が互いに通信できるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の船舶用制御システム。
  6. 上記通信線は、コネクタを介して、上記リモコン側ECUと上記エンジン側ECUが接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の船舶用制御システム。
  7. 上記請求項1〜請求項6のいずれか一項記載の船舶用制御システム、
    この船舶用制御システムの上記リモコン側ECUが設置されたリモコン装置、
    及び上記船舶用制御システムの上記エンジン側ECUによって駆動制御される船舶推進装置を備えたことを特徴とする船舶。

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