JP5142516B2 - モータ制御用シリアル通信装置 - Google Patents

モータ制御用シリアル通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5142516B2
JP5142516B2 JP2006342016A JP2006342016A JP5142516B2 JP 5142516 B2 JP5142516 B2 JP 5142516B2 JP 2006342016 A JP2006342016 A JP 2006342016A JP 2006342016 A JP2006342016 A JP 2006342016A JP 5142516 B2 JP5142516 B2 JP 5142516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor drive
communication
data
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006342016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008154407A (ja
Inventor
純一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2006342016A priority Critical patent/JP5142516B2/ja
Publication of JP2008154407A publication Critical patent/JP2008154407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5142516B2 publication Critical patent/JP5142516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

本発明は、モータ制御用シリアル通信装置、更に詳細には、上位制御装置(ホスト制御装置)と、この制御対象となるモータ駆動装置との間を接続するモータ制御用シリアル通信装置に関するものである。
近年、上位制御装置と複数のモータ駆動装置との間をシリアル通信で接続し、このシリアル通信を介してモータに対する動作指令を与えることが省配線化、高機能化などを目的として広く行われるようになった。このようなものの例としてシリアル通信の物理層にイーサネット(登録商標)等を適用したものがある。
図10は、従来のモータ制御用シリアル通信装置の一構成例を示すブロック図である。マスタ装置として機能する上位制御装置101は、通信ケーブル106および通信コネクタ109を介してネットワークの中継装置となるハブ102に接続されている。ハブ102は、通信ケーブル106および通信コネクタ109を介してサーボモータの駆動を行うモータ駆動装置103〜105に接続されている。上位制御装置101は、送受信データをフレームフォーマットにエンコード/デコードするアクセス制御部107、データの交換を行う通信I/F部108、及び通信コネクタ109を備えている。同様に、モータ駆動装置103〜105も、同様なアクセス制御部107、通信I/F部108及び通信コネクタ109を備えている。
通常これらモータ駆動装置は、多数台配置されることになるが、図10においては、説明を簡略にするために、モータ駆動装置が3台の場合を例として示している。全体としては、ハブ102に対して上位制御装置101と全てのモータ駆動装置103〜105が、送信と受信に各々独立した経路を持つ通信ケーブル106によって接続された構成になっている。
この構成において、上位制御装置101からの指令送信に対し、モータ駆動装置103〜105が応答返信を行うマスタ・スレーブ方式の通信が一般に行われる。図10においては、上位制御装置101がマスタ装置に相当し、モータ駆動装置103〜105がスレーブ装置に相当する。上位制御装置101から送信された指令データはハブ102を経由しモータ駆動装置103〜105に伝送され、また、モータ駆動装置103〜105からの応答データもハブ102を経由して上位制御装置101に伝送される。上位制御装置101は、1つのモータ駆動装置103との送受信が終わると次のモータ駆動装置104との送受信を行う、ということを順に実行し、全てのモータ駆動装置103〜105との送受信が完了した時点で1つの通信サイクルが完了する。この通信サイクルを繰り返し実行することでリアルタイム通信を実現している。
さらに、図11は、特許文献1で示すような、モータ制御用シリアル通信装置の他の構成例を示すブロック図である。図11に示す上位制御装置201は、送受信一組の通信制御を行う第1の通信IC202と、送信端子が第1の通信IC202の送信端子に、受信端子が第1の通信IC202の受信端子にそれぞれ接続された第1の通信コネクタ203とを備えている。モータ駆動装置204は、送受信一組の通信制御を行う第2の通信IC205と、受信端子が第2の通信IC205の受信端子に接続された第2の通信コネクタ206と、送信端子が第2の通信IC205の送信端子に、受信端子が第2の通信コネクタ206の送信端子にそれぞれ接続された第3の通信コネクタ207とを備えている。
上位制御装置201と最前段に配置されたモータ駆動装置204との間の接続においては、送信と受信に各々独立した経路を有する第1の通信ケーブル208を用いて第1の通信コネクタ203と第2の通信コネクタ206とを接続している。また、各モータ駆動装置204どうしの接続においては、第1の通信ケーブル208を用いて一方のモータ駆動装置204が備える第3の通信コネクタ207と他方のモータ駆動装置204が備える第2の通信コネクタ206を接続している。最後段に配置されたモータ駆動装置204においては、第3の通信コネクタ207にこの送信端子と受信端子を結ぶ第2の通信ケーブル209を接続し、これらの構成により上位制御装置201と各モータ駆動装置204をデイジィチェーン接続するようにしている。
図12は従来のモータ駆動装置の一構成例を示すブロック図である。モータ駆動装置1012は、通信制御を行う通信処理部1002、位置指令1003、位置制御部1004、速度制御部1005、電流制御部1006、サーボアンプ1007、電流検出用抵抗1008、速度検出部1011から構成され、マスタ装置として機能する上位制御装置1001からの指令データに基づいてモータ1009を駆動する。モータ1009の位置はエンコーダ1010で検出され、その位置信号が速度検出部1011、位置指令部1003、通信処理部1102に入力されて、モータ1009がサーボ制御される。
従来の装置は、通信の周期毎に実行される通信データ受信処理において、通信ケーブルの断線や通信エラー等の要因による受信異常発生の有無を判定しており、受信異常が発生してなければ、受信したデータより位置指令1003を更新し、位置指令1003から速度指令を演算し、速度指令から電流指令を演算し、電流指令をサーボアンプ1007に出力することでモータ1009の駆動を行っていた。
また、受信異常が発生した場合は、即時にアラーム処理を実行し、モータ駆動装置1012内の処理だけでモータ1009の駆動を停止させていた。
特開2003−189654号公報
しかしながら、図10に示した従来例では、伝送経路の中心にハブ102を配置したいわゆるスター配線であり、実際の機器の配置として、ハブ102を中心にして放射状に上位制御装置101とモータ駆動装置103〜105を設置することは、スペース効率が悪くなるので避けられがちである。したがって、図10の上位制御装置101とモータ駆動装置103〜105を横に並べる配置とするのが通常である。この場合、通信ケーブル106が束になる箇所ができるため配線効率が悪く、シリアル通信で接続することの大きな目的である省配線の利点が十分には得られないという問題があった。また、ハブ102の存在がシステム全体のコストを上昇させていることも問題である。
また、特許文献1に示す従来例では、上記問題点を解決するため、モータ駆動装置内部に配した通信経路と通信ケーブルの経路を合わせて、全体としてループ状の通信経路を形成しているために、以下の問題がある。
(1)ある区間で通信ケーブルが断線した場合、上位制御装置との通信が全て停止するとともに、通信ケーブルが断線した区間を特定することができないため、障害時のケーブル断線箇所の特定は人間によって区間ごとに確認する必要がある
(2)モータ駆動装置内部に配置した通信コネクタ及び通信経路を多段中継するために、多重反射が発生し、高速通信には不向きである
(3)ある区間で通信ケーブルが断線又は通信エラーが発生した場合、上位制御装置との通信が全て停止するため、異常発生区間以降に接続されるモータ駆動装置間でサーボ周期の同期を合わせる事が出来なくなる。そのためモータ駆動装置に接続されているモータの停止動作等にずれが生じ、並列駆動時にモータを固定している軸にダメージを与えたり、複軸で制御している軸同士が衝突したり、安全性に問題が生じる
という問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、効率的なシリアル通信を行うとともに、通信回線に断線や異常が発生した場合でも、モータのサーボ特性を劣化させることなく同期駆動させることが可能なモータ制御用シリアル通信装置を提供することを課題とする。
本発明は、
複数のモータに対する制御指令信号を発生させる上位制御装置と、該上位制御装置からの制御指令信号に基づいて各モータを駆動するモータ駆動装置から構成され、上位制御装置と各モータ駆動装置がシリアルに接続されて、データを相互にシリアルに送受信するモータ制御用シリアル通信装置であって、
上位制御装置からモータ駆動装置へ入力される制御指令信号の欠如あるいは異常を検出する検出手段を設け、
制御指令信号に欠如あるいは異常が検出されたとき、欠如あるいは異常のある制御指令信号を受けるモータ駆動装置のうち最上位のモータ駆動装置により上位制御装置を代替させ、上位制御装置として機能する最上位にあるモータ駆動装置から該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置を同期させる同期信号を出力させ、前記最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置により駆動されるモータを同期駆動させると共に、前記最上位のモータ駆動装置に、該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置により駆動されるモータを緊急駆動させるための、モータを停止させるデータ、あるいはモータを目標位置に移動させる駆動データが入力されることを特徴とする。
本発明によれば、制御指令信号に欠如あるいは異常が検出されたとき、欠如あるいは異常のある制御指令信号を受けるモータ駆動装置のうち最上位のモータ駆動装置から該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置を同期させる同期信号を出力させ、該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置により駆動されるモータを同期駆動させるようにしているので、サーボ特性を劣化させることなく、各モータを同期して停止させたりあるいは目標位置に移動させることができ、安全性に優れたモータ制御が可能となる。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明のモータ制御用シリアル通信装置の一実施例のブロック図で、上位制御装置401からモータ駆動装置402〜404への下りデータ伝送時の信号の流れを示している。説明を簡略にするために、モータ駆動装置が3台の場合を例として示しているが、それ以上のモータ駆動装置を接続することもできる。また各モータ駆動装置402〜404には、それぞれモータ(不図示)が接続されていて、各モータ駆動装置は、上位制御装置401から送信される指令データ(制御指令信号)をアクセス制御部412で受信してモータに出力するとともに、モータの位置、速度、電流値などのデータをアクセス制御部412に取り込んで、上位制御装置401あるいは他のモータ駆動装置に送信する。
上位制御装置401は、送受信データをフレームフォーマットにエンコード/デコードするアクセス制御部406と、モータ駆動装置402〜404と通信しデータの交換を行う通信I/F部407と、通信コネクタ408を備えている。
各モータ駆動装置402〜404は、上位側装置と通信しデータの交換を行う上位側通信I/F部409と、下位側装置と通信しデータの交換を行う通信I/F部410と、送受信データをフレームフォーマットにエンコード/デコードするアクセス制御部412と、上位側通信I/F部409と下位側通信I/F部410の端末側インタフェースの回線設定並びに両通信I/F部409、410とアクセス制御部412間の回線設定を行う回線設定部411と、2つの通信ポート408を備えている。
各モータ駆動装置402〜404の回線設定部411は、回線設定用のスイッチ414〜416を有する。スイッチ414〜416は、A点またはB点のどちらかに接続する2点スイッチで説明するが、A点およびB点にも接続しない中間点を有するスイッチであってもよい。また、モータ駆動装置402〜404は、下位側通信I/F部410で検出されたケーブル断線検出信号413をそれぞれアクセス制御部412に送信する。
モータ駆動装置402の上位側通信ポート408は、通信ケーブル405を介して上位制御装置401の通信ポート408と接続され、その下位側通信ポート408は、通信ケーブル405を介してモータ駆動装置403の上位側通信ポート408と接続される。モータ駆動装置403の下位側通信ポート408は、通信ケーブル405を介してモータ駆動装置404の上位側通信ポート408と接続される。モータ駆動装置404の下位側には、モータ駆動装置は設けられていないので、その下位側通信ポート408は空き状態となっている。
図2は、モータ制御用シリアル通信装置の伝送路上のデータの時間的配置を示した図であり、伝送タイミングデータSYNは、上位制御装置401からモータ駆動装置402〜404へ伝送タイミングを与える同期用のデータ(同期信号)である。RSP1〜RSP3は、モータ駆動装置402〜404から上位制御装置401へ送信されるデータである。CMDは、上位制御装置401からモータ駆動装置402〜404への送信データである。また、DDはモータ駆動装置間で通信を行う時の下りデータで、UDはモータ駆動装置間で通信を行う時の上りデータである。ある伝送タイミングデータSYNが発生してから次の伝送タイミングデータSYNが発生するまでが、1通信サイクルの周期となる。
以上の構成において、上位制御装置401からモータ駆動装置402〜404にデータを伝送するときは、図1に示すように、モータ駆動装置402〜404の内部に設けられた回線設定部411のスイッチ414、スイッチ415及びスイッチ416は全てA側に設定され、図1で太く示されている伝送路が形成される。この状態で、上位制御装置401は全てのモータ駆動装置402〜404に対して図2に示す伝送タイミングデータSYNを送信する。
上位制御装置401からの伝送タイミングデータSYNを受信することにより、モータ駆動装置402〜404は自局の内部タイマーを上位制御装置401に同期させる。モータ駆動装置402〜404は、内部タイマーが予め自局に設定されている値になったら、自局のサーボアンプ、主軸アンプ等のモータ位置データ、モータ速度データ、モータ電流データ、アラームステータス等を含むモータのデータを上位制御装置401に伝送する。
たとえば、図3には、モータ駆動装置403が、このモータ駆動装置によって駆動されるモータのデータを上位制御装置401に伝送する状態が図示されている。データ伝送のために、このモータ駆動装置403の回線設定部411のスイッチ415はB側に設定され、上位側通信I/F部409とアクセス制御部412間が接続され、また上位側のモータ駆動装置402の通信I/F部409と410間がスイッチ415を介して接続される。これにより、図3で太く図示されている伝送路が形成され、モータ駆動装置403のアクセス制御部412から、このモータ駆動装置によって駆動されるモータのデータを上位制御装置401に伝送することができる。
上記では、モータ駆動装置403がそのモータデータを上位制御装置401に伝送する例を示したが、モータ駆動装置402あるいは404がモータデータを伝送する場合には、上記説明したのと同様に、関連するモータ駆動装置の回線設定部411のスイッチ415をB側に、他のスイッチをA側に設定する。モータ駆動装置402〜404から送信されるデータは、図2のタイミングでは、RSP1〜RSP3に相当するので、そのタイミングでスイッチ415をB側に設定するようにすればよい。
各モータ駆動装置402〜404が、上位制御装置401へのデータ送信を終了すると、各回線設定部のスイッチ414〜416は、図1の状態に戻される。
上位制御装置401は、モータ駆動装置402〜404からそれぞれのモータに関するデータを受信したら、その後サーボアンプ、主軸アンプに対する指令データ(図2に示すデータCMD)を、図1に示す太線の伝送路にそって各モータ駆動装置402〜404に送信する。各モータ駆動装置は、自局に対する指令データのみを、アクセス制御部412に取り込み、自局のモータを指令データに従って駆動する。このように1通信サイクルの周期で上位制御装置401とモータ駆動装置402〜404の間で同様の交信を行うことにより、モータ制御を実現している。
図4には、通信ケーブルの断線が発生した場合、たとえば、モータ駆動装置403とモータ駆動装置404との間の通信ケーブル405に断線が発生した場合の例が図示されている。
この断線のため、モータ駆動装置404の上位制御装置とデータ交換を行う上位側通信I/F部409から常に送出しているアイドル信号がモータ駆動装置403へ到達しなくなる。そのため、モータ駆動装置403の下位側装置とデータの交換を行う下位側通信I/F部(検出手段)410で、モータ駆動装置404とモータ駆動装置403間の通信ケーブル405が断線したこと(図4で×印で図示)を検出し、太線で図示したように、その情報をケーブル断線検出信号413としてアクセス制御部412に送出する。
モータ駆動装置403のアクセス制御部412は、そのケーブル断線検出信号413を自局データ(図2に示す状態送信データRSP2)のアラームステータスとして、上位制御装置401に送信する。そのために、回線設定部411は、スイッチ415をB側に設定する。これにより、上位制御装置401は、モータ駆動装置403からの断線発生ステータスを受信することで、モータ駆動装置403の下位側装置に接続される通信ケーブル405で断線が発生したこと、並びにその断線が上位制御装置から何番目のモータ駆動装置間の断線であるかを認識することができる。
図5、図6には、モータ駆動装置402〜404間で通信を行うときの信号の流れが、また、モータ駆動装置間の通信データ(図2の下りデータDD及び上りデータUD)のフレームフォーマットの一例が図7に図示されている。
下りデータ送信のために、図5に示すように、モータ駆動装置402〜404内部にある回線設定部411は、スイッチ414はA側に、スイッチ415はA側に、スイッチ416はB側に設定され、太線で示した伝送路が形成される。この状態で、上位制御装置401はモータ駆動装置402に対して下りデータDDを送信する。モータ駆動装置402では下りデータDDをそのアクセス制御部412で取り込む。モータ駆動装置402が他のモータ駆動装置403、404と通信を行う場合は、アクセス制御部412が、図7に示すフレームフォーマット901の自局データ領域902に、モータ駆動装置403宛またはモータ駆動装置404宛のデータを書き込み、フレーム信号を再生成する。そして、モータ駆動装置402は、モータ駆動装置403へフレーム信号を送信するとともに、図6に示したように、モータ駆動装置402の回線設定部411のスイッチ414をB側に、スイッチ415をA側に、スイッチ416をB側に設定する。
モータ駆動装置403も、モータ駆動装置402と同様な動作を行い、上記再生成されたフレーム信号(DD)を受信して、モータ駆動装置402から自局宛のデータがある場合には、そのデータの読み込みを行う。それと同時に、自局のデータ領域903に、通信したい他のモータ駆動装置宛てのデータを書き込み、フレーム信号を再生成する。そして、モータ駆動装置403は、モータ駆動装置404へフレーム信号を送信するとともに、図6に示したように、モータ駆動装置403の回線設定部411のスイッチ414をB側に、スイッチ415をA側に、スイッチ416をB側に設定する。
最後段のモータ駆動装置404についても、モータ駆動装置402、403と同様な動作を行い、他のモータ駆動装置402、403から自局宛のデータがある場合には、そのデータを読み込むとともに、自局のデータ領域904に、通信したい他のモータ駆動装置宛てのデータを書き込み、フレーム信号を再生成する。そして、図6に示したように、モータ駆動装置404の回線設定部411のスイッチ414をA側に、スイッチ415をB側に、スイッチ416をA側に設定する。
上述したように、モータ駆動装置402〜404内部にある回線設定部411の各スイッチが切り替わると、図6で示した、太く示されている伝送路が形成される。
モータ駆動装置404は、自局の処理が終わったら、上述したように、再生成された下りデータDDを上りデータUDとして出力する。モータ駆動装置404からの出力された上りデータUDは、図6に示すように、モータ駆動装置403、モータ駆動装置402、上位制御装置401とバス状に伝送される。このとき、モータ駆動装置403とモータ駆動装置402は、この上りデータから自局宛てのデータがある場合には、それを各モータ駆動装置のアクセス制御部412を介して取り込むことができる。
以上のようにして、モータ駆動装置402、モータ駆動装置403およびモータ駆動装置404の三者間における通信を確保することができるとともに、上位制御装置401では、モータ駆動装置402〜404間での通信内容を上りデータUDより全て把握することができる。
図8には、本発明で使用されるモータ駆動装置402などの制御部の構成が詳細に図示されている。これらの構成は、図12に示す従来から公知のデジタルサーボ回路に位置指令制御部1101を設けたものである。位置指令制御部1101は、複数の駆動データ及びシステム構成データを記憶しておく記憶部1102、位置・速度データ及びシステム構成データより最適な駆動データを選択するコントローラ部1103より構成され、断線など通信異常が発生した場合、下位に接続されているモータ駆動装置からのデータを受信し、各々のモータ駆動装置の位置・速度データ及び通信回線初期化時に上位制御装置1001からダウンロードされたシステム構成データから、予め記憶部1102に記憶されている複数の駆動データより最適な駆動データを選択し下位に接続されているモータ駆動装置に送信を行う。
位置制御部1004は位置指令1003とエンコーダ1010で検出されるモータ1009の位置データとの位置偏差に基づき速度指令を出力し、速度制御部1005は速度指令と速度検出部1011で検出されるモータ1009の速度データとの速度偏差に基づいて電流指令を出力する。電流制御部1006は電流指令と抵抗1008で検出されるモータ電流との電流偏差に基づいてサーボアンプ1007を駆動しモータ電流を制御する。このように、モータ1009は位置、速度、電流制御により通信処理部1002から出力される指令データあるいは駆動データに対応する目標位置に駆動される。
図9には、図8に示す位置、速度、電流制御部を備えたモータ駆動装置1209、1210、.....120nが、図1に示したように通信ケーブルを介してシリアルに接続され、上位制御装置401(1001)により制御される状態が図示されている。図8の通信処理部1002は、図9の通信I/F部、回線設定部1202、アクセス制御部1208からなるブロックに、また位置指令制御部1101は位置指令制御部1206に対応している。
図9において、モータ駆動装置1209、1210、.....120nに接続されたそれぞれのモータ1009は、図2に示したサイクルで、図1、図3に関連して説明したように、上位制御装置401からの制御指令信号(指令データ)に基づいて駆動され、また図5、図6に関連して説明したように、モータ駆動装置1209、1210、.....120n間で通信を行う。
このような構成で、通信ケーブル(通信回線)1201が、モータ駆動装置1209と上位制御装置401とを接続する通信ケーブル、あるいはモータ駆動装置1209とそれより上位にあるモータ駆動装置とを接続する通信ケーブルであるとして、この通信ケーブル1201で断線又は通信エラーが発生したとする。
通信ケーブル1201の断線又は通信エラーの発生は、制御指令信号の欠如あるいは異常を検出する検出手段としての通信I/F部により検出される。このとき、モータ駆動装置1209は、上位制御装置401からの制御指令信号を受信できなくなったり、あるいは入力される制御指令信号に異常が発生しているので、モータ駆動装置1209は、その情報をケーブル断線検出信号あるいは異常検出信号1207として通信I/F部からアクセス制御部1208に送出する。制御指令信号の欠如あるいは異常を検出したモータ駆動装置1209内部にある回線設定部1202のスイッチ1203はB側、スイッチ1204はA側、スイッチ1205はB側に設定され、その他の下位に接続されるモータ駆動装置1210〜120n内部にある回線設定部1202のスイッチ1203はA側、スイッチ1204はA側、スイッチ1205はA側に設定され、図9の太線で示されるような伝送路が形成される。
この状態で、欠如あるいは異常のある制御指令信号を受けるモータ駆動装置のうち最上位に位置するモータ駆動装置1209は上位制御装置401に代わって、その他のモータ駆動装置1210〜120nに対して図2に示す伝送タイミングデータ、つまり同期信号(SYN)を送信する。従って、モータ駆動装置1209が上位制御装置401に代わってマスタ装置の機能を果たすことになり、モータ駆動装置1209〜120nは同期動作するようになる。
各モータ駆動装置1210〜120nは最上位のモータ駆動装置1209からの伝送タイミングデータ(SYN)を受信することにより、自局の内部タイマーを最上位のモータ駆動装置1209に同期させる。各々のモータ駆動装置1210〜120nは自局のサーボアンプ、主軸アンプ等のモータ位置データ、モータ速度データ、モータ電流データ、アラームステータス等を含むモータ1009の駆動データを内部タイマーが予め自局に設定されている値になったら回線設定部1202のスイッチ1203をA側、スイッチ1204をB側、スイッチ1205をA側に設定し最上位のモータ駆動装置1209に送信する。これは図3のモータ駆動装置403の状態に対応する。この送信が終了すると同時に回線設定部1202のスイッチ1203、スイッチ1204及びスイッチ1205を図1の状態(全てA側に設定)に戻す。
このように、マスタ装置として機能する最上位のモータ駆動装置1209が下位に接続されているモータ駆動装置1210〜120nからの実際のモータ駆動データ(図2でRSP1、RSP2、RSP3などに対応)を受信したら、位置指令制御部1206からの最適なパターンの駆動データ(図2でCMDに対応)を下位に接続されているモータ駆動装置1210〜120nに対して図9に太線で示した経路に沿って送信を行う。それにより、上位制御装置として機能するモータ駆動装置1209並びにそれより下位にあるモータ駆動装置1210〜120nにより駆動されるモータ1009を同期してサーボ駆動させることができる。
この最適なパターンの駆動データの一例は、各モータ1009を停止させるデータである。位置指令制御部1206からモータ停止データが出力されると、モータ駆動装置1209、1210、.....120nは各アクセス制御部1208から停止指令を出力し、各速度検出部1011により各モータ1009の速度が0となるようにモータ制御を行って各モータ1009を停止させる。
また、通信ケーブル1201で断線又は通信エラーが発生した場合には、位置指令制御部1206から出力される最適なパターンの駆動データとして、モータを目標位置、たとえば予め定められたデフォルト位置(原点位置)に移動させるようなデータとすることができる。この場合、位置指令制御部1206からモータを目標位置に移動させる駆動データが出力されると、モータ駆動装置1209、1210、.....120nは各アクセス制御部1208から指令データとして目標位置のデータを出力し、各エンコーダ1010により各モータ1009が目標位置に達したことが検出されるまで、各モータ1009を同期駆動する。
このように、ある区間で通信ケーブルが断線又は通信エラーが発生した場合、異常発生区間以降に接続されている各モータを、同時に停止させたり、あるいは同期して同じ目標位置(原点位置)に移動させるなど緊急駆動することが可能となる。
また、通信ケーブル1201で断線又は通信エラーが発生した場合には、モータ駆動装置1209より上位にあるモータ駆動装置により、その情報を上位制御装置401に伝達させるようにする(図4)。
なお、以上の実施例では、回線設定部411、1202の内部構成をスイッチ414〜416、1203〜1205で記述したが、スイッチの代わりにデジタル回路で実現しても良い。また、通信インタフェースをイーサネット(登録商標)で説明しているが、通信インタフェースを光通信としても実現は可能である。
本発明では、
(1)各モータ駆動装置402〜404に、上位装置側と下位装置側のそれぞれに通信I/F部409と通信I/F部410とを設け、その通信I/F部409と通信I/F部410の端末側インタフェースを回線設定制御する回線設定部411が設けられるので、ハブが不要となり、配線効率を高めることができる。
(2)モータ駆動装置402〜404の下位側通信I/F部410で入力信号を監視し、その情報をアラームステータスとして上位制御装置401に通知できるようにしたので、ネットワーク上の通信ケーブル405で断線が発生した場合でも自動的に断線の発生区間も特定することができ、障害時に通信ケーブル405の断線箇所を人間によって確認する必要がなくなる。
(3)下りデータ伝送時は回線設定部411でデイジィチェーン状に回線を設定し、アクセス制御部412がモータ駆動装置間通信専用フレームをデータの書き込み動作をできるようにし、また、上りデータ伝送時は回線設定部411でバス状に回線設定し、アクセス制御部412がデータの読み出し動作をできるようにしているので、複数のモータ駆動装置間でデータ交換することができる。
(4)伝送路毎に通信I/F部409および410を設け再生中継するようにしたので、多段中継した場合でも、通信品質は安定している。
(5)ある区間で通信ケーブルが断線又は通信エラーが発生した場合、上位制御装置に代わり異常発生区間以降に接続されているモータ駆動装置の中で最上位のモータ駆動装置にサーボ周期の同期を合わせるようにしたので、異常発生区間以降に接続されているモータ駆動装置のサーボ制御を性能劣化させることなくモータの制御が行える。
(6)通信ケーブルが断線又は通信エラーが発生した場合でも、モータ駆動装置は自局のモータの状態に最適な停止パターンの駆動データを受信できるようにしたので、並列駆動時にモータを固定している軸にダメージを与えたり、複軸で制御している軸同士が衝突したりすることを防ぐことができ、安全性が向上する。
等の効果が得られる。
上位制御装置401からモータ駆動装置402〜404への下りデータ伝送時の構成例を示すブロック図である。 伝送路上のデータの時間的配置を示した信号図である。 モータ駆動装置から上位制御装置401への上りデータ伝送時の例を示すブロック図である。 通信ケーブルに断線が発生した状態の例を示すブロック図である。 モータ駆動装置402〜404間で通信を行う時の下りデータ伝送時の例を示すブロック図である。 モータ駆動装置402〜404間で通信を行う時の上りデータ伝送時の例を示すブロック図である。 図2の下りデータDD及び上りデータUDのフレームフォーマットの一例を示す説明図である。 本発明で用いられるモータ駆動装置の構成図である。 本発明の一実施例を示すモータ制御用シリアル通信装置で通信ケーブルの断線又は通信エラーが発生した状態のモータ駆動装置の動作を示すブロック図である。 従来のモータ制御用シリアル通信装置の第一構成例を示すブロック図である。 従来のモータ制御用シリアル通信装置の第二構成例を示すブロック図である。 従来のモータ駆動装置の構成図である。
符号の説明
401 上位制御装置
406 アクセス制御部
407 通信I/F部
402、403、404 モータ駆動装置
409 通信I/F部
410 通信I/F部
411 回線設定部
412 アクセス制御部
414、415、416 スイッチ
1009 モータ
1010 エンコーダ
1206 位置指令制御部
1209〜120n モータ駆動装置

Claims (2)

  1. 複数のモータに対する制御指令信号を発生させる上位制御装置と、該上位制御装置からの制御指令信号に基づいて各モータを駆動するモータ駆動装置から構成され、上位制御装置と各モータ駆動装置がシリアルに接続されて、データを相互にシリアルに送受信するモータ制御用シリアル通信装置であって、
    上位制御装置からモータ駆動装置へ入力される制御指令信号の欠如あるいは異常を検出する検出手段を設け、
    制御指令信号に欠如あるいは異常が検出されたとき、欠如あるいは異常のある制御指令信号を受けるモータ駆動装置のうち最上位のモータ駆動装置により上位制御装置を代替させ、上位制御装置として機能する最上位にあるモータ駆動装置から該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置を同期させる同期信号を出力させ、前記最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置により駆動されるモータを同期駆動させると共に、前記最上位のモータ駆動装置に、該最上位のモータ駆動装置並びにそれより下位にあるモータ駆動装置により駆動されるモータを緊急駆動させるための、モータを停止させるデータ、あるいはモータを目標位置に移動させる駆動データが入力されることを特徴とするモータ制御用シリアル通信装置。
  2. 制御指令信号に欠如あるいは異常が検出されたとき、欠如あるいは異常のある制御指令信号を受けるモータ駆動装置のうち最上位のモータ駆動装置より上位にあるモータ駆動装置が、制御指令信号に欠如あるいは異常が検出されたことを上位制御装置に伝達することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御用シリアル通信装置。
JP2006342016A 2006-12-20 2006-12-20 モータ制御用シリアル通信装置 Active JP5142516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006342016A JP5142516B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 モータ制御用シリアル通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006342016A JP5142516B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 モータ制御用シリアル通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008154407A JP2008154407A (ja) 2008-07-03
JP5142516B2 true JP5142516B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=39656011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006342016A Active JP5142516B2 (ja) 2006-12-20 2006-12-20 モータ制御用シリアル通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5142516B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012066939A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 株式会社日立製作所 電力制御装置、電力制御システム
KR102013778B1 (ko) * 2015-09-10 2019-08-23 엘에스산전 주식회사 원격감시 제어 시스템
KR101747365B1 (ko) 2016-05-24 2017-06-14 주식회사 루텍 T-분기 없는 시리얼 통신 연결을 위한 소켓 보드 및 이를 이용한 모터제어반용 시스템
JP6237938B1 (ja) * 2016-10-18 2017-11-29 株式会社安川電機 多軸モータ制御システム、モータ制御装置、及びモータ制御方法
WO2018105047A1 (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社Fuji 通信制御装置
KR101911265B1 (ko) 2017-03-24 2018-10-24 엘지전자 주식회사 병렬 운전 모터의 구동 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
JP6741924B1 (ja) * 2019-12-23 2020-08-19 株式会社安川電機 分散モータ制御システム、モータ制御装置、及び分散モータ制御方法
CN111123843B (zh) * 2019-12-26 2023-03-28 深圳科士达科技股份有限公司 一种伺服驱动器周期同步位置指令处理方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03289323A (ja) * 1990-04-05 1991-12-19 Hitachi Ltd シリアル回線制御方法
JPH10248293A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Toshiba Corp 移動体の走行駆動装置
JPH10304696A (ja) * 1997-04-21 1998-11-13 Toshiba Corp 電動機制御システム
JP3632170B2 (ja) * 1999-07-08 2005-03-23 株式会社山武 通信システム
JP3807301B2 (ja) * 2001-12-20 2006-08-09 松下電器産業株式会社 モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008154407A (ja) 2008-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5142516B2 (ja) モータ制御用シリアル通信装置
JP4782823B2 (ja) ユーザ端末、マスタ・ユニット、通信システムおよびその稼動方法
US8001306B2 (en) Interface unit and communication system having a master/slave structure
JP4879312B2 (ja) リモート配線チェックシステムおよびそのシステムに使用する接続コネクタ
JP5615832B2 (ja) 自動化制御システムにおけるデータ伝送方法
US8290602B2 (en) Electronic system with component redundancy, and control chain for a motor implementing such system
CA2968432C (en) Bus participant device and method for the operation of a bus participant device
CN101523310B (zh) 用于冗余控制子设备的方法及系统
CN102804699A (zh) 用于在分布式i/o系统中实现冗余网络接口模块的方法和系统
CN110099402B (zh) 具有额外主控器的无线io链路通信网络和所述无线io链路通信网络的操作方法
JP2008054040A (ja) データ転送方式及びデータ転送装置
JP5301088B2 (ja) モータ制御用シリアル通信装置
US10386832B2 (en) Redundant control system for an actuator and method for redundant control thereof
JP4991274B2 (ja) 通信構造体及び該通信構造体の動作方法
JP6596239B2 (ja) 多重化通信装置
JP5890521B2 (ja) モーションコントローラ装置と同装置における通信方法
JP3445668B2 (ja) 通信システム
JP6717104B2 (ja) 電子制御装置
JP2010136038A (ja) 伝送装置及び冗長構成部の系切替え方法
JP3385828B2 (ja) エレベータの信号伝送装置
JP4605043B2 (ja) 通信処理方法
JP6833137B1 (ja) 増設ベースユニット、制御装置、制御システム及び制御方法
JP5245464B2 (ja) モータ駆動用通信システム
JP2007134906A (ja) 監視制御装置
JP2007067922A (ja) フィルタリングリピート機能

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5142516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150