JP5280315B2 - 内燃機関の過給機潤滑構造 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の過給機潤滑構造に関する。
内燃機関には新気を加圧して周囲の大気圧力以上にした状態で供給するためにスクロール型の過給機が用いられる場合がある。この種の過給機の中にはシャフトの中央にロータのハブ部を支持するニードルベアリングを配置すると共に、ニードルベアリングに潤滑油を供給する構造が知られている(特許文献1参照)。
特開平4−81588号公報
前記従来の過給機を内燃機関に取り付ける場合には、ニードルベアリングの潤滑のための油路を外部配管によって内燃機関と接続する必要があるが、別体の外部配管を介して潤滑油を供給する構造を採用すると部品点数が増加する上、配管の取り回しが煩雑になり重量増やコスト増となる課題がある。また、外部配管を取り回と配管長が長くなるために、油圧が低いと十分な給油量を確保できず、潤滑油ポンプの能力を上げる必要がある。
そこで、この発明は、外部配管を用いることなく短い油路で過給機への給油を行い潤滑油ポンプを小型化できる内燃機関の過給機潤滑構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、クランク軸(20)に継ぎ手(103)を介して回転軸(101)を接続し、前記回転軸(101)に偏心軸部(126)を設け、この偏心軸部(126)にスクロール軸受(130)を介して旋回運動する可動スクロール(116)を設け、前記可動スクロール(116)に対応して固定スクロール(115F,115R)を設け、これら可動スクロール(116)と固定スクロール(115F,115R)とで内燃機関(E)の吸気ポート(57)に圧縮空気を供給する過給機において、前記クランク軸(20)内にクランク軸内給油通路(112)を形成し、前記固定スクロール(115F,115R)に前記回転軸(101)を支持する支持軸受(110,111)を設け、前記回転軸(101)に回転軸内給油通路(123)を形成して、前記回転軸内給油通路(123)と前記支持軸受(110,111)と前記スクロール軸受(130)とを連通させる軸受給油通路(146,150,145)を形成し、前記クランク軸(20)と前記回転軸(101)の内部に連結管(140,140’)を配置し、前記連結管(140,140’)の内部に形成された連結管内給油通路(144)によって前記クランク軸内給油通路(112)と前記回転軸内給油通路(123)を連通接続し、前記連結管(140,140’)と前記回転軸内給油通路(123)との間に連結管外給油通路(142)を形成し、前記連結管外給油通路(142)の下流側を潤滑油戻り通路(148,161)に連通させることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記連結管内給油通路(144)と前記連結管外給油通路(142)とを、前記スクロール軸受(130)を挟んで前記クランク軸(20)とは反対側で連通させることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記連結管内給油通路(144)と前記連結管外給油通路(142)とを連通させる連通部(143)は、前記スクロール軸受(130)を挟んで前記クランク軸(20)とは反対側で回転軸(101)の支持軸受(111)の位置に設定することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記クランク軸(20)上で前記継ぎ手(103)に隣接して発電機(92)が配置され、前記潤滑油戻り通路(148,161)は前記発電機(92)に向かって開口することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記過給機のケーシング(109)が前記内燃機関(E)のクランクケース(31)に結合され、前記クランクケース(31)と前記過給機の前記ケーシング(109)とによって前記継ぎ手(103)を収容する継ぎ手収容室(102)が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記継ぎ手収容室(102)は前記クランクケース(31)に設けられた前記発電機(92)を収容する発電機室(99)に隣接すると共に、前記潤滑油戻り通路(148)は前記継ぎ手収容室(102)に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、外部配管を用いることなく過給機に給油できるため、配管を簡素化できる。また、配管長を短くできるので、内燃機関の潤滑油ポンプの能力を過大にすることなく給油を行うことができる。
また、連結管と回転軸内給油通路との間に油路を形成することができるため、内燃機関側へ戻す潤滑油路を簡素化できる。
請求項に記載した発明によれば、潤滑油がスクロール軸受への給油路を通過した後に、内燃機関側に流れるので確実にスクロール軸受を潤滑することができる。
請求項に記載した発明によれば、潤滑油が回転軸の支持軸受を通過した後に、内燃機関側に流れるので確実に支持軸受に給油できる。
請求項に記載した発明によれば、発電機の冷却用給油通路を簡素化できる。
請求項に記載した発明によれば、継ぎ手をクランクケースと過給機のケーシングとによって容易に保護することができる。
請求項に記載した発明によれば、潤滑油戻り通路を簡素化して形成することができる。
この発明の第1、2実施形態の四輪バギー車の側面説明図である。 図1の平面図である。 この発明の実施形態のエンジンの断面図である。 図3の要部拡大断面図である。 この発明の第2実施形態の図4に相当する断面図である。 第2実施形態の変形例を示す図5に相当する断面図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施形態の過給機付き内燃機関を備えた4輪鞍乗り型車両の側面図、図2は同平面図である。車両1は不整地走行用の低圧のバルーンタイヤが装着される左右一対の前輪FWと、同じくバルーンタイヤが装着される左右一対の後輪RWとが、車体フレーム2の前後に懸架されている。
車体フレーム2は左右一対のメインフレーム3,3が車体前部から後部にかけて前後方向に沿って延出しており、メインフレーム3,3の中央部を上辺にして側面視平行四辺形の枠組みを成すセンタフレーム部4,4が設けられ、これらメインフレーム3,3とセンタフレーム部4,4とで内燃機関E及び変速機Tをクランクケース31内に一体に構成したパワーユニットPを支持している。
メインフレーム3,3及びセンタフレーム部4,4の前部にフロントフレーム部5,5が連結され、このフロントフレーム部5,5に前輪FWが懸架されている。メインフレーム3,3の鞍乗りシート7を支持する後部は、センタフレーム部4,4の後下端部との間に介装されたリヤフレーム部6,6により支持されている。
センタフレーム部4の後下端の屈曲部に固定されたピボットプレート8に、前端が軸支されたスイングアーム9が揺動自在に設けられ、スイングアーム9の後部とメインフレーム3との間にリヤクッション10が介装され、スイングアーム9の後端に設けられた後ファイナルリダクションギヤユニット19に後輪RWが懸架されている。
左右のフロントフレーム部5,5間に架設されたクロスメンバの幅方向中央部にヘッドパイプ11が支持され、このヘッドパイプ11で操作可能に支持されるステアリングシャフト12の上端部に操向ハンドル13が連結され、ステアリングシャフト12の下端部は前輪操舵機構14に連結されている。
パワーユニットPの内燃機関Eは、水冷式単気筒内燃機関であり、クランク軸20(図3参照)を車体前後方向に指向させた縦置き状態でセンタフレーム部4に搭載されている。クランク軸20はクランクケース31の後側に、車体中心よりもやや右側に偏って位置しており、クランク軸20の後方に過給機45が配置されている。
パワーユニットPの変速機Tは、内燃機関Eの左側に配置され、左側に寄ったこの変速機Tから前後方向に指向した出力軸15が前後に突出しており、出力軸15の回転動力は、出力軸15の前端から前ドライブシャフト16及び前ファイナルリダクションギヤユニット17を介して左右の前輪FWに伝達され、後端から後ドライブシャフト18及び後ファイナルリダクションギヤユニット19を介して左右の後輪RWに伝達される。
車体フレーム2のメインフレーム3,3の前部にはパワーユニットPの上方に燃料タンク21が懸架支持され、メインフレーム3,3の後部にはバッテリ22が吊設されていて、前部フロントフレーム部5,5にはラジエータ23が支持されている。
メインフレーム3,3の後端には、バッテリ22より後方にエアクリーナ41が架設されている。
内燃機関Eは、クランクケース31にシリンダブロック32、シリンダヘッド33,シリンダヘッドカバー34が順に重ねられてやや左側に傾いた状態で立設され(図3も参照)、シリンダヘッド33から後方に延出した短尺の吸気管56にスロットルボディ55が接続され、このスロットルボディ55の直後にインタークーラー50が互いに近づいて配置され、スロットルボディ55とインタークーラー50が吸気接続管54により接続されている。
ここで、スロットルボディ55とインタークーラー50は、平面視で左右のメインフレーム3,3間に収まって鞍乗りシート7の下方に位置している。
インタークーラー50は前後に2分割された構造であって、合わせ面のフランジ部の上部に取付ステー53が設けられ、メインフレーム3,3に架設されたクロスメンバ3cに取付ステー53が跨ぐように取り付けられメインフレーム3,3より下方に吊設されている。インタークーラー50は過給機45の上方に位置し、側面視でメインフレーム3の下面に近い高さ位置にある。
インタークーラー50はメインフレーム3,3間に収まり、左側半分に前後長尺に配置される矩形の機器であって、後部の右側に膨出した矩形容器が吸入側膨張室50Iを構成し、前部の右側に膨出した矩形容器が排出側膨張室50Eを構成している。
インタークーラー50の排出側膨張室50Eの前方に吸気接続管54を介してスロットルボディ55が接続され、吸入側膨張室50Iの下方に連結管49を介して過給機45の吐出ポートが接続されている。
インタークーラー50には冷却水の導入口51iが前方に突出し、冷却水の導出口51eが後方に突出し、導入口51iにはラジエータ23からの冷却水が供給されるラジエータホース24が接続され、導出口51eには冷却水ホース25が接続され、冷却水ホース25は右方に屈曲後に前方に屈曲してインタークーラー50、スロットルボディ55、シリンダヘッド33の右側を前方に延び、下方に屈曲してクランクケース31の前側に回り込み、クランクケース31の冷却水導入口31iに接続されている。
シリンダヘッド33の左側前部にはサーモスタット26が配設され、クランクケース31からシリンダブロック32、シリンダヘッド33を循環した冷却水がサーモスタット26に導かれ、サーモスタット26と前方のラジエータ23との間にラジエータホース27が接続されている。
過給機45の吸入ポート45iにはエアクリーナ41との間に吸気連結管42が接続されている。また、過給機45の吐出ポート45eは吐出連結管48、連結管49を介してインタークーラー50の吸入側膨張室50Iに接続されている。
図3は内燃機関及び過給機の断面図、図4は図3の要部拡大断面図である。図3、図4において、内燃機関Eのクランクケース31はクランクケーシング35と前クランクケースカバー36と後クランクケース37とで構成されている。クランク軸20はクランクジャーナル38,38をボールベアリング39,39によりクランクケーシング35に回転可能に支持されると共に、前クランクケースカバー36にクランク軸20の前端側ボールベアリング40を介して回転可能に支持されている。
クランク軸20にはコネクティングロッド43及びクランクピン44を介してピストン46が連接され、このピストン46がシリンダブロック32のシリンダボア47に摺動可能に嵌装されている。ピストン46の上面とシリンダヘッド33との間にはシリンダヘッド33に形成された吸気ポート57、排気ポート58に連通する燃焼室59が形成され、図示しないカムシャフトの回転により駆動するプッシュロッド60、ロッカーアーム61を介して吸気弁62、排気弁63が吸気ポート57と排気ポート58を開閉する。
クランク軸20の前端側には前クランクケースカバー36内に遠心クラッチ65がワンウェイクラッチ66を介して装着されている。
遠心クラッチ65はクランク軸20に固定されるドライブプレート67と、クランク軸20に相対回転可能に装着された駆動ギヤ68と共に回転するようにしてドライブプレート67を同軸に覆う椀状のクラッチハウジング69と、クランク軸20の回転に伴う遠心力の作用に応じてクラッチハウジング69の内周に摩擦係合可能としてドライブプレート67に回動可能に軸支されるクラッチウエイト70を備えている。ワンウェイクラッチ66は、駆動ギヤ68からクランク軸20への動力伝達を可能とすべくクラッチハウジング69とドライブプレート67との間に設けられている。
クランクケーシング35には、メイン軸72がボールベアリング73,73を介してクランク軸20に平行に回転可能に支持されている。メイン軸72の前端部には多板式のクラッチ74が配置されている。クラッチ74のクラッチアウタ75はクランク軸20の駆動ギヤ68に噛合する従動ギヤ76を備え、クラッチ74のクラッチインナ77がメイン軸72と一体回転可能に接続されている。クラッチインナ77とクラッチアウタ75には複数のクラッチ板78,78…が設けられ、これらクラッチインナ77とクラッチアウタ75の複数のクラッチ板78,78…を摩擦接合することでクランク軸20からメイン軸72への動力の断接が行われる。尚、メイン軸72は前端部に同軸でクラッチインナ77をボールベアリング79で支持するサブ軸80を備えている。
クランクケーシング35には、カウンタ軸82がボールベアリング83,84を介してクランク軸20に平行に回転可能に支持されている。
メイン軸72とカウンタ軸82には、互いに選択的に噛合する駆動側ギヤ群85と従動側ギヤ群86,86とが設けられ、これらメイン軸72の駆動側ギヤ群85とカウンタ軸82の従動側ギヤ群86とで変速機Tが構成されている。
クランクケーシング35には、前輪FWと後輪RWに動力を伝達する出力軸88がボールベアリング89,89を介してクランク軸20に平行に回転可能に支持されている。出力軸88はカウンタ軸82の駆動ギヤ90に噛合する従動ギヤ91を備えている。
クランク軸20の後端部には後クランクケース37内に発電機92が連結されると共にクランク軸20の上方に始動用モータ93が連係されている。発電機92はクランク軸20と共に回転するアウタロータ94と後クランクケース37に固定されるステータ95とで構成されている。始動用モータ93の出力軸にはギヤ96が連係され、このギヤ96がクランク軸20に設けた従動ギヤ97、ワンウィクラッチ98及び発電機92のアウタロータ94を介してクランク軸20に連係されている。
ここで、発電機92は後クランクケース37の内部に隔壁100で区画された発電機室99に収容されている。
発電機室99に隣接して隔壁100の後方に隔壁100で区分された後クランクケース37内に継ぎ手収容室102が形成されている。この継ぎ手収容室102には継ぎ手103が収容されクランク軸20の後端にこの継ぎ手103を介して過給機45の回転軸101が同軸で連結されている。継ぎ手103はクランク軸20側の駆動カプラ104、過給機45の回転軸101側の従動カプラ105が弾性部材106を介して噛み合ってクランク軸20の回転駆動力を過給機45の回転軸101に伝達するものであり、従動カプラ105には過給機45の動的バランスを確保するためにバランサ107が取り付けられている。
過給機45はスクロール型圧縮機であって、後クランクケース37にボルト108によって結合される過給機ケーシング109を備えている。過給機ケーシング109の後述する底壁109aにより後クランクケース37の開口部が閉塞され、隔壁100との間に継ぎ手収容室102が隔成されている。尚、過給機ケーシング109は前後二つ割構造であって、両者は図示しないボルトにて一体固定されている。クランク軸20に継ぎ手103によって連結された回転軸101は、クランク軸20側の端部はボールベアリング110により、クランク軸20とは反対側の端部はニードルベアリング111により過給機ケーシング109に回転可能に支持されている。
ここで、クランク軸20の内部にはクランク軸内給油通路112が形成され、図示しない潤滑油ポンプから送給される潤滑油を遠心クラッチ65の駆動ギヤ68の内周部、クランクピン44の周囲に供給できるようになっている。尚、メイン軸72、出力軸88の内部にも各々メイン軸内給油通路113、出力軸内給油通路114が形成されている。
図4に示すように、過給機ケーシング109は前後一対で互いに向き合う前後固定スクロール115F,115R(図3参照)を備え、前後固定スクロール115F,115R間に旋回する可動スクロール116が介装されている。
前固定スクロール115Fは過給機ケーシング109の底壁109aから回転軸101の軸方向に沿って後方に延び、端部に可動スクロール116の平板部117の前面に当接するシール材118を有するインボリュート曲線で形成された渦巻き羽根119と、過給機ケーシング109の蓋部109bから回転軸101の軸方向に沿って前方に延び、端部に可動スクロール116の平板部117の後面に当接するシール材118を有する渦巻き羽根120とを備えている。
尚、回転軸101は、前端部を過給機ケーシング109の底壁109aにボールベアリング110によって回転可能に支持され、後端部は過給機ケーシング109の蓋部109bにニードルベアリング111によって回転可能に支持されている。
可動スクロール116は平板部117の前後に、前後固定スクロール115F,115Rの底壁109aと蓋部109bに当接するシール材118を端部に有するインボリュート曲線で形成された渦巻き羽根121,121を備え、中心部に筒状のボス部122を備えている。可動スクロール116の渦巻き羽根121は前後固定スクロール115F,115Rの渦巻き羽根119,120の間に噛み合うようにして旋回可能に組み立てられている。
過給機45は、前述した過給機ケーシング109の中央部の回転軸101に加え、過給機ケーシング109の周囲に120度で振り分け配置した3つの補助回転軸(図3には一つのみ記載)125を回転軸101に平行に備えている。回転軸101は前述したように両端部がボールベアリング110とニードルベアリング111を介して過給機ケーシング109に回転可能に支持され、長手方向略中央部に偏心軸部126を備えている。尚、偏心軸部126には回転バランスのために軸方向に沿った孔126aが形成されている。
また、補助回転軸125は一対のボールベアリング127,127を介して過給機ケーシング109に回転可能に支持され、この補助回転軸125の後端には回転軸101の偏心軸部126の偏心方向に整合するようにオフセットした補助偏心軸128が補助回転軸125からクランク状に曲折された状態で補助回転軸125に連設され、一対のボールベアリング129,129を介して可動スクロール116の平板部117に回転可能に支持されている。
回転軸101の偏心軸部126には可動スクロール116のボス部122の内周が旋回可能に嵌合し回転軸101の偏心軸部126に対して可動スクロール116が自転することなく公転自在に支持され、補助回転軸125の補助偏心軸128が可動スクロール116の平板部117に回転可能に支持されることで可動スクロール116の旋回を許容している。回転軸101の偏心軸部126にはクランク軸20側の大径部135と、段差部dを介して大径部135よりも小径で後端部まで形成された小径部131が形成され、この小径部131に一対のニードルベアリング130,130が可動スクロール116のボス部122との間に介装されている。
可動スクロール116が回転軸101と補助回転軸125とによって旋回運動をすると、固定側の渦巻き羽根119と可動側の渦巻き羽根121,121と、対向する過給機ケーシング109の底壁109aと蓋部109bとに囲まれて形成された圧縮室がその容積を減少させながら順次外周側から中央側へ移動してゆく。最外周の圧縮室に吸入ポート45iから吸入された空気は徐々に圧縮されて、最終的に中央部で高圧となって後端側の後固定スクロール115Rの中央の吐出ポート45eから吐出される。
可動スクロール116のボス部122の内側にはニードルベアリング130の配置位置に対応した位置に小内径部132が形成され、その両側に大内径部133が、更にボス部122の前後端の開口部には大内径部133よりも径の大きなシール装着部134が偏心軸部126の大径部135に対応して形成されている。
ニードルベアリング130,130の前側と後側には可動スクロール116の偏心軸部126に対する位置決め用の銅ブッシュ136とこの銅ブッシュ136の前側と後側にシム137が装着されている。前部のシム137は段差部dによって位置決めされ、後部のシム137にはクランク軸20とは反対側でシム137に隣接するサークリップ138により位置決めされている。
そして、可動スクロール116のボス部122の両端部にはオイルシール139が配置され、前部のオイルシール139は可動スクロール116のボス部122に支持され、回転軸101の偏心軸部126の大径部135とボス部122の前部のシール装着部134との間をシールし、後部のオイルシール139も可動スクロール116のボス部122に支持され回転軸101の偏心軸部126の小径部131とボス部122の後部のシール装着部134との間をシールしている。
過給機ケーシング109の後端部の蓋部109bは外側上部に吸入ポート45iを備え、蓋部109bの中央部にはニードルベアリング111の周囲に可動スクロール116のボス部122の周囲に連通する吐出ポート45eを備えている。吸入ポート45iは吸気連結管42を介してエアクリーナ41に接続され、吐出ポート45eは吐出連結管48、連結管49を介してインタークーラー50の吸入側膨張室50I(図2参照)に接続されている。
回転軸101の内部には回転軸101の長手方向に沿って回転軸内給油通路123が形成されている。クランク軸20のクランク軸内給油通路112と回転軸101の回転軸内給油通路123には、連結管140が配置されている。連結管140はクランク軸20のクランク軸内給油通路112の後端部と、回転軸101の回転軸内給油通路123の前端部とに各々設けたオイルシール141,141、後端部のブッシュ156により外周面をシールされ、クランク軸20の後端部から回転軸101の後端部まで延出している。連結管140の周囲には回転軸101内に環状の連結管外給油通路142が形成され、連結管140の後端部に形成された連通孔143によって、連結管外給油通路142と連結管140内の連結管内給油通路144、つまりクランク軸内給油通路112とが連通接続している。
したがって、連結管内給油通路144と連結管外給油通路142とがニードルベアリング130,130を挟んでクランク軸20とは反対側で連通している。
ここで、回転軸101の小径部131には二つのニードルベアリング130,130及び各銅ブッシュ136とシム137との間に向かって開口する4つの油路145,145…が設けられている。
回転軸101には回転軸内給油通路123から回転軸101のボールベアリング110の後側面に沿う位置に向かって油路146が形成されている。回転軸101と過給機ケーシング109の底壁109aの開口部との間にオイルシール147が装着され、このオイルシール147によって過給機ケーシング109内への潤滑油の流入を防止すると共にボールベアリング110へ油路146からの潤滑油の供給を行っている。
過給機ケーシング109の底壁109aには連通路149が形成され、継ぎ手収容室102には発電機室99の発電機92のアウタロータ94に向かって開口する潤滑油戻り通路148が形成され、これら連通路149と潤滑油戻り通路148とが連通接続され、連通路149が油路146と連通している。
したがって、連結管外給油通路142の後端側である下流側が油路146及び連通路149を介して潤滑油戻り通路148に連通している。尚、連通路149と潤滑油戻り通路148との接続部である、継ぎ手収容室102と過給機ケーシング109の底壁109aとの接続部には連通路149と潤滑油戻り通路148との合わせ面に接続部材152が設けられている。
一方、連結管140の連通孔143は回転軸101の後端部のニードルベアリング111の配置位置において開口し、この連通孔143の配置位置に対応して回転軸101の回転軸内給油通路123から回転軸101の外周面で開口する油路150が形成されている。尚、ニードルベアリング111に隣接してクランク軸20側に過給機ケーシング109内への潤滑油の流入を防止するオイルシール151が取り付けられている。
上記第1実施形態によれば、クランク軸20の前端部からクランク軸内給油通路112に送給された潤滑油は、クランク軸20の後端部に至り、前側のオイルシール141により連結管外給油通路142には入らず、連結管140の内部である連結管内給油通路144を連結管140の前端部から後端部側に送給され、後端部に位置する連通孔143から連結管外給油通路142に至り、連結管外給油通路142を今度は連結管140の前端部側に流れてゆく。
この間に、潤滑油は油路150からニードルベアリング111に供給され、各油路145からニードルベアリング130,130及び銅ブッシュ136、シム137に供給され、油路146からボールベアリング110を経由して、連通路149、潤滑油戻り通路148から発電機92に供給される。
したがって、外部配管を用いることなく過給機45の回転軸101の過給機ケーシング109に対する回転運動、偏心軸部126の偏心回転による可動スクロール116の公転運動を十分に潤滑された状態でスムーズに行うことができ、配管を簡素化できる。また、外部配管を取り回して潤滑油を供給した場合に比較して配管長を短くできるので、内燃機関Eの潤滑油ポンプの能力が小さくても十分な給油を行うことができる。
つまり、回転軸101の内部である回転軸内給油通路123内に、回転軸101の内部に配置された連結管140の内部の連結管内給油通路144と連結管140の外側の連結管外給油通路142との二つの通路が形成され、連結管外給油通路142の下流側である連結管140の前端部側の油路146を介し連通路149を経て潤滑油戻り通路148に連通させることができるため、内燃機関E側へ戻す潤滑油路を簡素化できる。
また、連結管内給油通路144と連結管外給油通路142とを、回転軸101のニードルベアリング130,130を挟んでクランク軸20とは反対側に位置する連通孔143で連通させることにより、潤滑油がニードルベアリング130,130への給油を行うための油路145を通過した後に、内燃機関E側に流れるので確実にニードルベアリング130,130を潤滑することができる。
更に、連通孔143の位置は回転軸101の後端部を支持するニードルベアリング111の配置位置に設定されているため、潤滑油が回転軸101のニードルベアリング111を通過した後に、内燃機関E側に流れるので確実にニードルベアリング111に給油できる。
隔壁100で区画されてはいるが発電機92はクランク軸20上で継ぎ手103に隣接して配置され、潤滑油戻り通路148は発電機92のアウタロータ94に向かって開口しているため、発電機92の冷却用供給油路を簡素化できる。
過給機ケーシング109の底壁109aが内燃機関Eの後クランクケース37、つまりクランクケーシング35に結合され、クランクケーシング35と過給機ケーシング109とによって継ぎ手103を収容する継ぎ手収容室102が形成されるため、継ぎ手103をクランクケーシング35と過給機ケーシング109とによって容易に保護することができる。
継ぎ手収容室102はクランクケーシング35の後クランクケース37に設けられた発電機92を収容する発電機室99に隣接すると共に、潤滑油戻り通路148は継ぎ手収容室102に形成されているため、潤滑油戻り通路148を短くでき潤滑油戻り通路148を簡素化して形成することができる。
次に、この発明の第2実施形態(図5の変形例も同様)を図1、図2を援用すると共に図3を部分的に援用し、第1実施形態と同一部分には説明に必要な部位にのみ符号を付し図5に基づいて説明する。図5はこの発明の第2実施形態の図4に相当する断面図である。
この第2実施形態は第1実施形態における連結管140のクランク軸20側の前端部を発電機92の配置位置まで延長した連結管140’とし、クランク軸20と回転軸101との接続部分にはオイルシール141,141、ブッシュ156を設けてはいるが、オイルシール141,141は連結管140’内に挿通されたパイプ材153の外周をシールし、連結管内給油通路144は連結管140’の全長に渡って確保されている。そして、発電機92の配置位置において連結管140’の前端部の外周とクランク軸20のクランク軸内給油通路112の内壁との間にシール材160を配置して連結管外給油通路142を閉塞している。
また、この実施形態では第1実施形態の連通路149及び潤滑油戻り通路148に換えて、連結管140’の前端部の近傍のクランク軸20のクランク軸内給油通路112に端を発しクランク軸20の外周面に開口する潤滑油戻り通路161を設けている。潤滑油戻り通路161は発電機92、具体的には発電機92のアウタロータ94に向かって開口し、アウタロータ94の軸部94’に設けた径方向の開口部162を介して発電機室99に開口している。
したがって、第2実施形態によれば、クランク軸20のクランク軸内給油通路112に送給された潤滑油は、シール材160によって連結管外給油通路142には入らず、連結管140’の内部である連結管内給油通路144を連結管140’の前端部から後端部側に送給され、後端部に位置する連通孔143から連結管外給油通路142に至り、連結管外給油通路142を今度は連結管140’の前端部側に流れてゆく。この間に、潤滑油は油路150からニードルベアリング111に供給され、油路145からニードルベアリング130,130及び銅ブッシュ136、シム137に供給され、油路146からボールベアリング110に供給される。
その結果、外部配管を用いることなく過給機45の回転軸101の過給機ケーシング109に対する回転運動、偏心軸部126の偏心回転による可動スクロール116の公転運動を十分に潤滑された状態でスムーズに行うことができ、配管を簡素化できる。また、外部配管を取り回して潤滑油を供給した場合に比較して配管長を短くできるので、内燃機関Eの潤滑油ポンプの能力が小さくても十分な給油を行うことができる。
とりわけ、第2実施形態では、回転軸101の内部である回転軸内給油通路123内に、回転軸101の内部に配置された連結管140’の内部の連結管内給油通路144と連結管140’の外側の連結管外給油通路142との二つの通路が形成され、連結管外給油通路142を潤滑油戻り通路161に連通させることができるため、第1実施形態のように過給機ケーシング109の底壁109aに連通路149を形成しなくてもよく、この連通路149を通過しなくても良い分だけ更に内燃機関E側へ戻す潤滑油路を簡素化できる。
また、連結管内給油通路144と連結管外給油通路142とを、回転軸101のニードルベアリング130,130を挟んでクランク軸20とは反対側に位置する連通孔143で連通させることにより、潤滑油がニードルベアリング130,130への給油を行うための油路145を通過した後に内燃機関E側に流れるので確実にニードルベアリング130,130を潤滑することができる点、連通孔143の位置が回転軸101の後端部を支持するニードルベアリング111の配置位置に設定されているため、潤滑油が回転軸101のニードルベアリング111を通過した後に、内燃機関E側に流れるので確実にニードルベアリング111に給油できる点、隔壁100で区画されてはいるが発電機92はクランク軸20上で継ぎ手103に隣接して配置され、潤滑油戻り通路161が発電機92に向かって開口しているため、発電機92の冷却用供給油路を簡素化できる点、過給機ケーシング109の底壁109aが内燃機関Eの後クランクケース37、つまりクランクケーシング35に結合され、クランクケーシング35と過給機ケーシング109とによって継ぎ手103を収容する継ぎ手収容室102が形成されるため、継ぎ手103をクランクケーシング35と過給機ケーシング109とによって容易に保護することができる点は第1実施形態と同様である。
ここで、図6に第2実施形態の変形例として示すように、第2実施形態におけるオイルシール141,141を廃止して、クランク軸20の後端開口部と回転軸101の前端開口部の内周面に跨るカラー155をOリング154,154でシールした状態で設け、連結管外給油通路142がクランク軸20から回転軸101へと連続して確保されるようにしてもよい。このようにすることで、Oリング154付きのカラー155のみを用いるだけで済むため部品点数を削減できる効果がある。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、4輪鞍乗り型車両のみならず、2輪車、3輪鞍乗り型車両にも適用でき、更に鞍乗り型の小型滑走艇にも適用できる。また、前後固定スクロール115F,115Rを備えた構造を例にしたが、単一の固定スクロールを持つ構造の過給機にも適用できる。
20 クランク軸
31 クランクケース
45 過給機
57 吸気ポート
92 発電機
99 発電機室
101 回転軸
102 継ぎ手収容室
103 継ぎ手
109 過給機ケーシング(ケーシング)
110 ボールベアリング(支持軸受)
111 ニードルベアリング(支持軸受)
112 クランク軸内給油通路
115F 前固定スクロール
115R 後固定スクロール
116 可動スクロール
123 回転軸内給油通路
126 偏心軸部
130 ニードルベアリング(スクロール軸受)
140,140’連結管
142 連結管外給油通路
143 連通孔(連通部)
144 連結管内給油通路
145,146,150 油路(軸受給油路)
148,161 潤滑油戻り通路
E 内燃機関

Claims (6)

  1. クランク軸(20)に継ぎ手(103)を介して回転軸(101)を接続し、前記回転軸(101)に偏心軸部(126)を設け、この偏心軸部(126)にスクロール軸受(130)を介して旋回運動する可動スクロール(116)を設け、前記可動スクロール(116)に対応して固定スクロール(115F,115R)を設け、これら可動スクロール(116)と固定スクロール(115F,115R)とで内燃機関(E)の吸気ポート(57)に圧縮空気を供給する過給機において、前記クランク軸(20)内にクランク軸内給油通路(112)を形成し、前記固定スクロール(115F,115R)に前記回転軸(101)を支持する支持軸受(110,111)を設け、前記回転軸(101)に回転軸内給油通路(123)を形成して、前記回転軸内給油通路(123)と前記支持軸受(110,111)と前記スクロール軸受(130)とを連通させる軸受給油通路(146,150,145)を形成し、前記クランク軸(20)と前記回転軸(101)の内部に連結管(140,140’)を配置し、前記連結管(140,140’)の内部に形成された連結管内給油通路(144)によって前記クランク軸内給油通路(112)と前記回転軸内給油通路(123)を連通接続し、前記連結管(140,140’)と前記回転軸内給油通路(123)との間に連結管外給油通路(142)を形成し、前記連結管外給油通路(142)の下流側を潤滑油戻り通路(148,161)に連通させることを特徴とする内燃機関の過給機潤滑構造。
  2. 前記連結管内給油通路(144)と前記連結管外給油通路(142)とを、前記スクロール軸受(130)を挟んで前記クランク軸(20)とは反対側で連通させることを特徴とする請求項記載の内燃機関の過給機潤滑構造。
  3. 前記連結管内給油通路(144)と前記連結管外給油通路(142)とを連通させる連通部(143)は、前記スクロール軸受(130)を挟んで前記クランク軸(20)とは反対側で回転軸(101)の支持軸受(111)の位置に設定することを特徴とする請求項記載の内燃機関の過給機潤滑構造。
  4. 前記継ぎ手(103)に隣接して発電機(92)が配置され、前記クランク軸(20)上で前記継ぎ手(103)に隣接して発電機(92)が配置され、前記潤滑油戻り通路(148,161)は前記発電機(92)に向かって開口することを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の内燃機関の過給機潤滑構造。
  5. 前記過給機のケーシング(109)が前記内燃機関(E)のクランクケース(31)に結合され、前記クランクケース(31)と前記過給機の前記ケーシング(109)とによって前記継ぎ手(103)を収容する継ぎ手収容室(102)が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の内燃機関の過給機潤滑構造。
  6. 前記継ぎ手収容室(102)は前記クランクケース(31)に設けられた前記発電機(92)を収容する発電機室(99)に隣接すると共に、前記潤滑油戻り通路(148)は前記継ぎ手収容室(102)に形成されていることを特徴とする請求項記載の内燃機関の過給機潤滑構造。
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