JP5280163B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、地震時でも安全に運転することのできるエレベーター装置に関する。
一般のエレベーターは、かご、つり合いおもり、メインロープ、つり合いロープ、テールコード等により構成されている。このような構成のエレベーターでは、エレベーターの昇降工程が長くなると、特に、超高層ビル等のような柔構造のビルになると、地震や強風時の建物の横揺れが大きく、各ロープ類やテールコード等の長尺物に大きな揺れが発生する。その結果、昇降路内の各種機器に引っ掛る恐れがあった。長尺物が引っ掛ると昇降路機器を破損する可能性がある。
一般のエレベーターには、昇降路を走行するかごの着床位置検出を行う着床位置検出装置が装備されている。その装置は、かごの側部に、磁気や光等を出力する検出器が設けられると共に、昇降路側のかご停止位置に、前記検出器と対向するように着床位置検出体が突設される。この着床位置検出体によって、検出器より出力される磁気や光等を遮断することで、かごの着床位置を検出するものである(例えば、特許文献1参照)。このように、着床位置検出体は、昇降路内のかご停止階毎にそれぞれ設けられているため個数が多く、かつ着床位置検出体が昇降路内に突出していることから、前述したような長尺物が引っ掛れば、破損する可能性がある。
実公昭59−43339号公報(第4図)
大規模地震発生時、エレベーターは地震感知器をもとに管制運転を行い、ある一定以上の地震加速度を感知すると最寄階停止を行い、その後平常運転に復帰したり、場合によっては運転を中止するようになっている。しかし、前記かごが停止予定階での着床位置を検出する検出器が破損した場合、破損したことが判らなければ、走行し、減速停止はするが、目標階への停止が確認できず、ドアが開かず、乗客はかご内に閉じ込められるという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状に鑑みてなされたもので、その目的は、通常用いている検出器に万一異常が発生しても地震時管制運転を行うことのできるエレベーター装置を提供することにある。
本発明はその一面において、昇降路内を走行するかごに第1の検出器を搭載し、昇降路側の所定の位置に、前記検出器に対向したとき前記検出器を動作させる第1の検出体を配置したエレベーター装置において、前記かごに第2の検出器を搭載し、この第2の検出器に対向したときこの第2の検出器を動作させる第2の検出体を昇降路側の前記所定の位置に配置したことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、前記第2の検出器と検出体が対向したときの検出器と検出体の間隔を、前記第1の検出器と検出体が対向したときの検出器と検出体の間隔よりも大きく設定する。
また、本発明の望ましい実施態様においては、前記所定の位置は、エレベーターが停止できる階床に対応し、ドアの開閉を許可する位置とする。
本発明の具体的な実施形態においては、地震感知器を備え、この地震感知器が動作したとき、運転制御上に利用する前記第1の検出器の出力を、前記第2の検出器の出力に切替える切替え手段を備える。
また、本発明の具体的な実施形態においては、前記地震時管制運転後、平常運転復帰可能となったとき、前記第1の検出器の異常を診断する異常診断装置と、この診断装置が第1の検出器の異常を検出したとき、前記第2の検出器の出力を継続して運転制御上に利用し、前記診断装置が第1の検出器の正常を検出したとき、前記第1の検出器の出力を運転制御上に利用するように切替える手段を備える。
本発明の望ましい実施態様によれば、万一、第1の検出器に異常があっても、第2の検出器を用いて地震時管制運転を行うことができ、閉じこめという最悪の事態を回避できるという顕著な効果を達成する。
また、本発明の望ましい実施態様によれば、異常がないことが確認された後の平常運転では、第1の検出器が用いられるため、正確な位置検出がなされ、安心してエレベーターを用いることができる。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例によるエレベーター装置を示すエレベーターの昇降路平面図、図2は本発明の一実施例による地震時のエレベーターの運転を示す処理フローチャートである。
図1において、昇降路1内には上下動するかご2が設けられると共に、このかご2をガイドするガイドレール3が設けられている。建屋にはドア4が設けられ、かご2にはドア5が設けられている。一方のガイドレール3には、ブラケット6が設けられ、このブラケット6には、板状の第1の(通常用の)着床位置検出体7と、第2の(非常用の)着床位置検出体8とが設けられている。一方、かご2には、第1の(通常用の)検出器9が設けられ、前記第1の検出体7と対向したとき、これを検出することにより、エレベーター乗りかご2が、前記第1の検出体7が配置された階床の正規の停止位置にあることを検出する。具体的には、ドア開閉可能なドアゾーンにあることを検出する。
この位置検出精度を増すため、検出器9と検出体7との間隔は短く設定されている。すなわち、この実施例のように、検出体7を挟み込む検出器9の場合には、検出器9は幅の狭い構成となっており、平常運転時はこの第1の(通常用の)検出器9を用いて運転を行うようになっている。
一方、かご2には、第2の(非常用の)検出器10が設けられている。地震時、揺れが発生しても第2の(非常用の)着床位置検出体8が衝突し損傷することがないように幅の広い構成となっており、地震感知器が動作した時のみ、この非常用の検出器10を用いて運転を行うようになっている。
次に、図2を用いて本発明の一実施例による地震時の運転について説明する。
まず、地震のない平常時は、ステップ201において、第1の(通常時の)検出器9を使用してエレベーターの運転を行う。ステップ202において、地震感知器がP波またはS波などの地震を感知したかの判断を行い、感知した場合はステップ203に進んで、第2の(幅広の非常用の)検出器10に使用を切替え、最寄階停止などの地震時管制運転を行う。
次に、ステップ205において、保守員の点検が必要な運転かどうかの判断を行い、点検が必要と判断されたなら、ステップ206において、エレベーターを運転休止とする。
一方、点検不要と判断されたなら、ステップ207において、安全装置類の電気的チェックにより、平常運転可能かどうかの確認を行う。平常運転可能と判断されたなら、ステップ208において、最下階と最上階との間を一周する動作確認用の運転を行う。これにより、通常の検出器9の動作確認を行い、ステップ209で正常動作が確認されたなら、ステップ210で、通常の検出器9に使用を切替え、ステップ211で平常運転へと復帰させる。
ステップ209において、第1の検出器の正常動作が確認できなかった場合には、ステップ212へ進んで、第2の検出器を継続して使用しながら、ステップ213において、保守点検および必要な修理を行う。
このように、本発明の一実施例においては、万一、第1の(通常用の)検出器9に異常があっても、第2の(幅広の非常用の)検出器10を用いて地震時管制運転を行うことができ、閉じこめという最悪の事態を回避できるという顕著な効果を達成する。
本発明の一実施例によるエレベーター装置を示す昇降路平面図である。 本発明の一実施例によるエレベーター装置の地震時の運転処理フローチャートである。
符号の説明
1…昇降路、2…かご、3…ガイドレール、6…ブラケット、7…第1の(通常用の)着床位置検出体、8…第2の(非常用の)着床位置検出体、9…第1の(通常用の)検出器、10…第2の(非常用の)検出器。

Claims (5)

  1. 昇降路内を走行するかごに第1の検出器を搭載し、昇降路側の所定の位置に、前記検出器に対向したとき前記検出器を動作させる第1の検出体を配置したエレベーター装置において、
    前記かごに第2の検出器を搭載し、この第2の検出器に対向したときこの第2の検出器を動作させる第2の検出体を昇降路側の前記所定の位置に配置するとともに、
    前記第2の検出器と検出体が対向したときの検出器と検出体の間隔を、前記第1の検出器と検出体が対向したときの検出器と検出体の間隔よりも大きく設定したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1において、前記所定の位置は、エレベーターが停止できる階床に対応し、ドアの開閉を許可する位置であることを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1または2において、地震感知器を備え、この地震感知器が動作したときの地震時管制運転において制御上に利用する位置検出器として、前記第1の検出器から、前記第2の検出器に切替える切替え手段を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項において、前記地震時管制運転の後、平常運転復帰可能となったとき、前記第1の検出器の異常を診断する異常診断装置と、この診断装置が第1の検出器の異常を検出したとき、前記第2の検出器の出力を継続して運転制御上に利用することを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項において、前記地震時管制運転の後、平常運転復帰可能となったとき、前記第1の検出器の異常を診断する異常診断装置と、この診断装置が第1の検出器の正常を検出したとき、前記第1の検出器の出力を運転制御上に利用するように切替える手段を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
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