JP5279109B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本発明は、接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節する接着剤ディスペンサの温度調節装置を備えた部品実装機に関する発明である。
従来の接着剤ディスペンサの温度調節装置としては、例えば特許文献1(特開平10−99756号公報)に記載されているように、接着剤ディスペンサの吐出ノズル近傍に、温度調節用の空気を流通させる温度調節空気通路を形成して、この温度調節用の空気の温度を接着剤の設定温度と同一温度に調節することで、接着剤ディスペンサの吐出ノズル付近の接着剤の温度を設定温度に調節するようにしたものがある。
特開平10−99756号公報
近年、部品実装機の装着ヘッドに接着剤ディスペンサを吸着保持させることで、接着剤ディスペンサを自動交換できるようにしたものがある。このシステムでは、接着剤塗布作業中は、接着剤ディスペンサが温度調節装置(温度調節用の空気の供給源)から切り離されて接着剤の温度調節を行うことができないため、接着剤の温度調節は、接着剤塗布作業を行っていないとき(つまり接着剤ディスペンサが温度調節テーブル部に準備されているとき)のみ行われる。
従来のシステムでは、温度調節用の空気の温度を設定温度に調節することで、接着剤ディスペンサの吐出ノズル付近の接着剤の温度を設定温度に調節するようにしているため、接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温するのに長い時間を必要とする(温度調節用の空気の温度と接着剤の温度との温度差が小さいためである)。
部品実装機の装着ヘッドに接着剤ディスペンサを吸着保持させるシステムでは、接着剤ディスペンサの交換が頻繁に起こるため、接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する時間を短くする必要がある。
そこで、この要求を満たすために、接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する際に、温度調節用の空気の温度を設定温度よりも十分に高くして接着剤の温度調節を高速化することが考えられるが、このようにすると、熱慣性により接着剤の温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートしやすくなるという問題が発生する。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、接着剤ディスペンサ内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温するのに必要な時間を短くできると共に、接着剤の温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートすることを防止でき、接着剤の温度調節の高速化と熱慣性によるオーバーシュート防止とを両立させることができる接着剤ディスペンサの温度調節装置付きの部品実装機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節する接着剤ディスペンサの温度調節装置を備えた部品実装機において、該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させるために準備された前記接着剤ディスペンサがセットされる温度調節テーブル部と、前記温度調節テーブル部にセットした接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節するための熱交換媒体を流通させる温度調節通路と、前記温度調節通路の入口側で熱交換媒体の温度(以下「入口側熱交換媒体温度」という)を検出する入口側熱交換媒体温度検出手段と、前記接着剤ディスペンサ内の接着剤の温度を直接又は間接的に検出する接着剤温度検出手段と、前記温度調節通路に供給する熱交換媒体の温度を調節する熱交換媒体温度調節手段とを備え、前記熱交換媒体温度調節手段は、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以上離れている場合には、前記熱交換媒体の温度と前記設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節する“急速温調モード”を選択し、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が前記設定温度から前記所定温度以上離れていない場合(つまり設定温度から所定温度以内に入っている場合)には、前記入口側熱交換媒体温度検出手段で検出した入口側熱交換媒体の温度が前記設定温度又はその付近となるように調節する“保温モード”を選択し、前記接着剤ディスペンサは、前記温度調節テーブル部にセットされた状態で前記熱交換媒体温度調節手段によって接着剤の温度が調節され、接着剤塗布作業時に該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持されるように構成したものである。
本発明では、部品実装機の温度調節テーブル部にセットした接着剤ディスペンサ内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する場合に、まず、急速温調モードで、熱交換媒体の温度と設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に昇温し、その後、接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入った時点で、急速温調モードから保温モードに切り換えるようにしたので、接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温するのに必要な時間を急速温調モードによって短くできると共に、接着剤温度と設定温度との温度差が所定温度以内に入った時点で急速温調モードから保温モードに切り換えることで、接着剤の温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートすることを保温モードによって防止することができ、接着剤の温度調節の高速化と熱慣性によるオーバーシュート防止とを両立させることができる。
しかも、本発明では、接着剤の温度が熱交換媒体の温度に対して追従遅れがあることを考慮して、急速温調モードから保温モードに切り換えるタイミングを、接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度と設定温度との温度差に基づいて判断するようにしたので、熱慣性によるオーバーシュート(接着剤の温度上昇量)を確実に防止できる範囲内で急速温調モードの実行時間を最大限に長くすることができる。また、保温モードでは、入口側熱交換媒体温度検出手段で検出した入口側熱交換媒体の温度を設定温度又はその付近となるように調節するため、実際の接着剤温度の微妙な変化に振り回されることなく、接着剤温度を設定温度又はその付近に安定して保つことができる。
更に、本発明では、接着剤ディスペンサを部品実装機の温度調節テーブル部にセットした状態で前記熱交換媒体温度調節手段によって接着剤の温度を調節し、接着剤塗布作業時に該接着剤ディスペンサを部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させて接着剤を塗布するようにしたので、部品実装機の稼働中に、接着剤ディスペンサの交換が頻繁に起こる場合でも、接着剤ディスペンサを装着ヘッドに吸着保持する前に、短時間で接着剤ディスペンサ内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで速やかに昇温させながら、熱慣性によるオーバーシュートを防止することができる。
また、保温モードでは、温度調節通路の出口側の熱交換媒体の温度(以下「出口側熱交換媒体温度」という)が接着剤温度に略一致することを考慮して、請求項2のように、入口側熱交換媒体温度検出手段に代えて、出口側熱交換媒体温度を検出する出口側熱交換媒体温度検出手段を設け、接着剤ディスペンサ内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する場合に、まず、上記請求項1と同様の急速温調モードで、接着剤温度を設定温度に向かって急速に上昇させ、その後、接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入った時点で、急速温調モードから保温モードに切り換え、出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側熱交換媒体の温度が設定温度又はその付近となるように調節するようにしても良い。このようにしても、請求項1と同様の効果を得ることができる。但し、熱交換媒体の流量が少ない場合は、出口側熱交換媒体温度が接着剤温度と一致しなくなる可能性があるため、熱交換媒体の流量が少ない場合は、前記請求項1のように、保温モード時に入口側熱交換媒体温度に基づいて接着剤の温度を管理した方が良い場合もある。
また、請求項3のように、接着剤温度検出手段は、温度調節テーブル部にセットした接着剤ディスペンサの吐出ノズル付近の温度を接着剤温度として検出するようにすると良い。このようにすれば、接着剤ディスペンサの外部から接着剤温度を精度良く検出することができる。
また、急速温調モードでも、接着剤温度と出口側熱交換媒体温度とがある程度の相関性を持って変化するため、出口側熱交換媒体温度から接着剤温度を推定可能である。この点を考慮して、請求項4のように、入口側熱交換媒体温度検出手段と出口側熱交換媒体温度検出手段の両方を設けて(接着剤温度検出手段を省略して)、出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側熱交換媒体温度が接着剤の設定温度から所定温度以上離れている場合には、熱交換媒体の温度と設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節する“急速温調モード”を選択し、前記出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側接着剤温度が前記設定温度から前記所定温度以内に入っている場合には、前記入口側熱交換媒体温度検出手段で検出した入口側熱交換媒体の温度が前記設定温度又はその付近となるように調節する“保温モード”を選択するようにしても良い。
この場合、出口側熱交換媒体温度から推定する接着剤温度の推定誤差を考慮して、その推定誤差分だけ余裕を持って急速温調モードから保温モードに早めに切り換えるようにすれば、接着剤の温度が許容温度範囲を越えてオーバーシュートすることを防止でき、接着剤の温度調節の高速化と熱慣性によるオーバーシュート防止とを両立させることができる。
また、請求項5のように、装着ヘッドに吸着保持された接着剤ディスペンサの下面を撮像するカメラと、前記装着ヘッドに前記接着剤ディスペンサが吸着保持される毎に、該接着剤ディスペンサの下面を前記カメラで撮像して、該接着剤ディスペンサの下面の中心位置を画像認識する画像処理手段と、前記画像処理手段で認識した前記接着剤ディスペンサの下面の中心位置を該接着剤ディスペンサの吐出ノズルの位置と見なして接着剤の塗布位置を補正する塗布位置補正手段とを備えた構成としても良い。このようにすれば、前記装着ヘッドに吸着保持させる接着剤ディスペンサを交換する毎に接着剤の捨て打ち(試し塗布)を行って接着剤の塗布位置を画像認識して補正する必要がないため、生産タクトを短縮でき、生産性を向上させることができると共に、捨て打ちを行う場所の削減にもなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した5つの実施例1〜5を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて接着剤ディスペンサ11の構成を説明する。
接着剤ディスペンサ11の本体ケース12内に、接着剤を貯留したシリンジ13が収納されている。本体ケース12の下端部には、シリンジ13から供給される接着剤を吐出する吐出ノズル14がナット部材27によって下向きに固定されている。シリンジ13内には、接着剤を押し出すためのフロート15が収容されている。
本体ケース12の下部には、熱交換媒体である温度調節用の空気を導入する入口21と、この入口21から導入した空気を吐出ノズル14の上部周囲に沿って流通させる円環状の温度調節通路22とが設けられている。本体ケース12の内周面とシリンジ13の外周面との間にも温度調節通路23が設けられ、吐出ノズル14の上部周囲の温度調節通路22を流れる空気が連通孔24からシリンジ13の外周面の温度調節通路23に流入して、本体ケース12の周側面に形成された出口25から排出されるようになっている。尚、熱交換媒体は空気以外の気体を使用しても良い。
以上のように構成された接着剤ディスペンサ11は、部品実装機の装着ヘッド(図示せず)に吸着する前は、温度調節テーブル部(図示せず)に準備され、接着剤の塗布作業に使用する時に、この接着剤ディスペンサ11を部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させて接着剤の塗布作業を実行する。
温度調節テーブル部(接着剤ディスペンサの温度調節装置)には、図2に示すように、温度調節通路22に供給する温度調節用の空気の温度を調節する空気温度調節装置31(熱交換媒体温度調節手段)と、温度調節通路22の入口21側で温度調節用の空気の温度(以下「入口側空気温度」という)を検出する入口側空気温度センサ32(入口側熱交換媒体温度検出手段)と、接着剤ディスペンサ11の吐出ノズル14付近の温度を接着剤温度として検出する接着剤温度センサ33(接着剤温度検出手段)とが設けられている。
入口側空気温度センサ32と接着剤温度センサ33の出力信号は、接着剤温度管理用のコンピュータ34に入力される。この接着剤温度管理用のコンピュータ34は、部品実装機を制御するコンピュータを用いても良い。この接着剤温度管理用のコンピュータ34は、後述する図4の接着剤温度管理プログラムを実行することで、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度と入口側空気温度センサ32で検出した入口側空気温度とに基づいて温度調節用の空気の温度を調節することで、接着剤ディスペンサ11内の接着剤の温度を設定温度付近に維持するように管理する。
具体的には、図3に示すように、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以上(例えば2℃以上)離れている場合には、入口側空気温度と設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節する“急速温調モード”を選択する。そして、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入っている場合には、入口側空気温度センサ32で検出した入口側空気温度が設定温度(又はその付近)となるように調節する“保温モード”を選択する。
ここで、急速温調モード実行中の接着剤温度の上昇速度は、接着剤ディスペンサ11内の接着剤量によって変化し、接着剤量が少なくなるほど、接着剤温度の上昇速度が速くなって設定温度を越えてオーバーシュートしやすくなる。そこで、急速温調モードから保温モードに切り換えるときの接着剤温度(設定温度±所定温度)は、接着剤ディスペンサ11内の接着剤量が少ない場合でも、接着剤温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートしないように設定されている。
以上説明した接着剤の温度管理は、接着剤温度管理用のコンピュータ34によって図4の接着剤温度管理プログラムに従って実行される。この図4の接着剤温度管理プログラムは、部品実装機の稼働中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう熱交換媒体温度調節手段としての役割を果たす。
図4の接着剤温度管理プログラムが起動されると、まずステップ101で、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度と入口側空気温度センサ32で検出した入口側空気温度を読み込む。この後、ステップ102に進み、接着剤温度が設定温度から所定温度以上離れているか否か(|設定温度−接着剤温度|>所定温度であるか否か)を判定し、接着剤温度が設定温度から所定温度以上離れていれば、ステップ103に進み、温調モードを急速温調モードに設定する。
急速温調モードの実行中は、ステップ104で、接着剤温度を「設定温度±所定温度」と比較し、接着剤温度が「設定温度−所定温度」よりも低い場合は、ステップ105に進み、接着剤温度を急速加熱できるように、空気温度調節装置31によって入口側空気温度を設定温度よりもかなり高い温度(設定温度+ΔT)に調節する。これにより、接着剤ディスペンサ11内の接着剤を急速加熱して、その接着剤温度を「設定温度−所定温度」まで急速に昇温させる。
一方、上記ステップ104で、「No」と判定された場合、つまり、接着剤温度が「設定温度+所定温度」よりも高い場合は、ステップ106に進み、接着剤を急速冷却できるように、空気温度調節装置31によって入口側空気温度を設定温度よりもかなり低い温度(設定温度−ΔT)に調節する。これにより、接着剤ディスペンサ11内の接着剤を急速冷却して、その接着剤温度を「設定温度+所定温度」まで急速に低下させる。
この急速温調モードの実行中に、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入った時点(|設定温度−接着剤温度|≦所定温度となった時点)で、前記ステップ102で「No」と判定され、ステップ107に進み、温調モードを保温モードに切り換える。
保温モードの実行中は、ステップ108で、空気温度調節装置31によって入口側空気温度を設定温度(又はその付近)に調節する。これにより、接着剤ディスペンサ11内の接着剤の温度を設定温度(又はその付近)に維持する。
以上説明した本実施例1によれば、接着剤ディスペンサ11内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する場合に、まず、急速温調モードで、入口側空気温度と設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に昇温し、その後、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入った時点で、急速温調モードから保温モードに切り換えるようにしたので、接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温するのに必要な時間を急速温調モードによって短くできると共に、接着剤温度と設定温度との温度差が所定温度以内に入った時点で急速温調モードから保温モードに切り換えることで、接着剤の温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートすることを保温モードによって防止することができ、接着剤の温度調節の高速化と熱慣性によるオーバーシュート防止とを両立させることができる。
しかも、本実施例1では、接着剤の温度が入口側空気温度に対して追従遅れがあることを考慮して、急速温調モードから保温モードに切り換えるタイミングを、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度と設定温度との温度差に基づいて判断するようにしたので、熱慣性によるオーバーシュート(接着剤の温度上昇量)を確実に防止できる範囲内で急速温調モードの実行時間を最大限に長くすることができる。また、保温モードでは、入口側空気温度センサ32で検出した入口側空気温度を設定温度(又はその付近)となるように調節するため、実際の接着剤温度の微妙な変化に振り回されることなく、接着剤温度を設定温度(又はその付近)に安定して保つことができる。
保温モードでは、温度調節通路22,23の出口25側の温度調節用の空気の温度(以下「出口側空気温度」という)が接着剤温度に略一致することを考慮して、本発明の実施例2では、入口側空気温度センサ32(入口側熱交換媒体温度検出手段)に代えて、出口側空気温度を検出する出口側空気温度センサ(出口側熱交換媒体温度検出手段)を設け、接着剤ディスペンサ11内の接着剤を冷めた状態から設定温度まで昇温する場合に、まず、上記実施例1と同様の急速温調モードで、接着剤温度を設定温度に向かって急速に上昇させ、その後、接着剤温度センサ33で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入った時点で、急速温調モードから保温モードに切り換え、出口側空気温度センサで検出した出口側空気温度が設定温度(又はその付近)となるように調節する。これ以外の点は前記実施例1と同じである。
本実施例2でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。但し、温度調節通路22,23を流れる温度調節用の空気の流量が少ない場合は、出口側空気温度が接着剤温度と一致しなくなる可能性があるため、前記実施例1のように、保温モード時に入口側空気温度に基づいて接着剤の温度を管理した方が良い場合もある。
急速温調モードでも、接着剤温度と出口側空気温度とがある程度の相関性を持って変化するため、出口側空気温度から接着剤温度を推定可能である。
この点を考慮して、本発明の実施例3では、入口側空気温度センサ32(入口側熱交換媒体温度検出手段)と出口側空気温度センサ(出口側熱交換媒体温度検出手段)の両方を設けて、接着剤温度センサ33(接着剤温度検出手段)を省略し、出口側空気温度センサで検出した出口側空気温度が接着剤の設定温度から所定温度以上離れている場合には、空気の温度と設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節する“急速温調モード”を選択する。そして、出口側空気温度センサで検出した出口側接着剤温度が設定温度から所定温度以内に入っている場合には、入口側空気温度センサ32で検出した入口側空気温度が設定温度(又はその付近)となるように調節する“保温モード”を選択する。
この場合、出口側空気温度から推定する接着剤温度の推定誤差を考慮して、その推定誤差分だけ余裕を持って急速温調モードから保温モードに早めに切り換えるようにすれば、接着剤の温度が許容温度範囲(設定温度±許容温度変化量)を越えてオーバーシュートすることを防止でき、接着剤の温度調節の高速化と熱慣性によるオーバーシュート防止とを両立させることができる。
ところで、部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させた接着剤ディスペンサ11によって回路基板に接着剤を塗布する作業を開始する前に、接着剤の塗布位置を補正する必要がある。
従来の接着剤の塗布位置の補正方法は、捨て打ち(試し塗布)を行い、これを画像処理して接着剤の塗布位置を補正するようにしているが、接着剤ディスペンサ11を自動交換する部品実装機では、接着剤ディスペンサ11の交換が頻繁に行われるため、部品実装機の稼働中に接着剤ディスペンサ11の交換毎に捨て打ちを行うと、捨て打ちが頻繁に行われるようになり、これが生産タクトを延ばして生産性を低下させる原因となる。
そこで、実施例4では、接着剤ディスペンサ11の交換が行われる毎に、部品実装機の装着ヘッドに吸着保持された接着剤ディスペンサ11の下面をカメラで撮像して、接着剤ディスペンサ11の下面のうちの吐出ノズル14と同心状に位置するナット部材27の円形の外周縁(図1及び図5の円環状隙間28)を画像処理によって認識して、このナット部材27の円形の外周縁(円環状隙間28)の中心位置を算出し、この中心位置を吐出ノズル14の位置(接着剤の塗布位置)と見なして接着剤の塗布位置を補正する。その他の点は、前記実施例1〜3のいずれかと同じである。
以上説明した本実施例4では、接着剤ディスペンサ11の交換毎に捨て打ちを行う必要がないため、生産タクトを短縮でき、生産性を向上させることができると共に、捨て打ちを行う場所の削減にもなる。
図6に示す本発明の実施例5では、接着剤ディスペンサ11の下面に、吐出ノズル14と一定の位置関係で2個の点状の位置認識マーク37,38を形成している。そして、接着剤ディスペンサ11の交換が行われる毎に、部品実装機の装着ヘッドに吸着保持された接着剤ディスペンサ11の下面をカメラで撮像して、接着剤ディスペンサ11の下面の2個の位置認識マーク37,38の位置を画像処理によって認識して、2個の位置認識マーク37,38と吐出ノズル14の位置をそれぞれ頂点とする三角形を想定して、2個の位置認識マーク37,38の位置から吐出ノズル14の位置(接着剤の塗布位置)を算出して、接着剤の塗布位置を補正する。その他の点は、前記実施例1〜3のいずれかと同じである。
以上説明した本実施例5では、前記実施例4と同様の効果が得られる。
尚、2個の点状の位置認識マーク37,38に代えて、例えば、1本の直線状の位置認識マークを形成して、この直線状の位置認識マークを底辺とし、吐出ノズル14の位置を頂点とする三角形を想定して、吐出ノズル14の位置を算出するようにしたり、或は、2個の位置認識マークを結ぶ直線の中央に吐出ノズル14が位置するように構成して、吐出ノズル14の位置を算出しても良い。
本発明の実施例1を示す接着剤ディスペンサの縦断側面図である。 接着剤ディスペンサの温度調節装置の制御系の構成を示すブロック図である。 接着剤の温度調整方法を説明するタイムチャートである。 接着剤温度管理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例4を説明する接着剤ディスペンサの下面図である。 実施例5を説明する接着剤ディスペンサの下面図である。
符号の説明
11…接着剤ディスペンサ、12…本体ケース、13…シリンジ、14…吐出ノズル、21…入口、22,23…温度調節通路、24…連通孔、25…出口、27…ナット部材、28…円環状隙間、31…空気温度調節装置(熱交換媒体温度調節手段)、32…入口側空気温度センサ(入口側熱交換媒体温度検出手段)、33…接着剤温度センサ(接着剤温度検出手段)、34…接着剤温度管理用のコンピュータ(熱交換媒体温度調節手段)、37,38…位置認識マーク

Claims (5)

  1. 接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節する接着剤ディスペンサの温度調節装置を備えた部品実装機において、
    該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させるために準備された前記接着剤ディスペンサがセットされる温度調節テーブル部と、
    前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節するための熱交換媒体を流通させる温度調節通路と、
    前記温度調節通路の入口側で熱交換媒体の温度(以下「入口側熱交換媒体温度」という)を検出する入口側熱交換媒体温度検出手段と、
    前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサ内の接着剤の温度を直接又は間接的に検出する接着剤温度検出手段と、
    前記温度調節通路に供給する熱交換媒体の温度を調節する熱交換媒体温度調節手段とを備え、
    前記熱交換媒体温度調節手段は、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以上離れている場合には、前記熱交換媒体の温度と前記設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節し、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が前記設定温度から前記所定温度以上離れていない場合には、前記入口側熱交換媒体温度検出手段で検出した入口側熱交換媒体の温度が前記設定温度又はその付近となるように調節し、
    前記接着剤ディスペンサは、前記温度調節テーブル部にセットされた状態で前記熱交換媒体温度調節手段によって接着剤の温度が調節され、接着剤塗布作業時に該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持されることを特徴とする部品実装機。
  2. 接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節する接着剤ディスペンサの温度調節装置を備えた部品実装機において、
    該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させるために準備された前記接着剤ディスペンサがセットされる温度調節テーブル部と、
    前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節するための熱交換媒体を流通させる温度調節通路と、
    前記温度調節通路の出口側で熱交換媒体の温度(以下「出口側熱交換媒体温度」という)を検出する出口側熱交換媒体温度検出手段と、
    前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサ内の接着剤の温度を直接又は間接的に検出する接着剤温度検出手段と、
    前記温度調節通路に供給する熱交換媒体の温度を調節する熱交換媒体温度調節手段とを備え、
    前記熱交換媒体温度調節手段は、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が設定温度から所定温度以上離れている場合には、前記熱交換媒体の温度と前記設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節し、前記接着剤温度検出手段で検出した接着剤温度が前記設定温度から前記所定温度以上離れていない場合には、前記出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側熱交換媒体の温度が前記設定温度又はその付近となるように調節し、
    前記接着剤ディスペンサは、前記温度調節テーブル部にセットされた状態で前記熱交換媒体温度調節手段によって接着剤の温度が調節され、接着剤塗布作業時に該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持されることを特徴とする部品実装機。
  3. 前記接着剤温度検出手段は、前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサの吐出ノズル付近の温度を接着剤温度として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装機。
  4. 接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節する接着剤ディスペンサの温度調節装置を備えた部品実装機において、
    該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持させるために準備された前記接着剤ディスペンサがセットされる温度調節テーブル部と、
    前記温度調節テーブル部にセットした前記接着剤ディスペンサ内の接着剤を温度調節するための熱交換媒体を流通させる温度調節通路と、
    前記温度調節通路の入口側で熱交換媒体の温度(以下「入口側熱交換媒体温度」という)を検出する入口側熱交換媒体温度検出手段と、
    前記温度調節通路の出口側で熱交換媒体の温度(以下「出口側熱交換媒体温度」という)を検出する出口側熱交換媒体温度検出手段と、
    前記温度調節通路に供給する熱交換媒体の温度を調節する熱交換媒体温度調節手段とを備え、
    前記熱交換媒体温度調節手段は、前記出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側熱交換媒体温度が接着剤の設定温度から所定温度以上離れている場合には、前記熱交換媒体の温度と前記設定温度との温度差を大きくして接着剤温度を設定温度に向かって急速に変化させるように調節し、前記出口側熱交換媒体温度検出手段で検出した出口側接着剤温度が前記設定温度から前記所定温度以上離れていない場合には、前記入口側熱交換媒体温度検出手段で検出した入口側熱交換媒体の温度が前記設定温度又はその付近となるように調節し、
    前記接着剤ディスペンサは、前記温度調節テーブル部にセットされた状態で前記熱交換媒体温度調節手段によって接着剤の温度が調節され、接着剤塗布作業時に該部品実装機の装着ヘッドに吸着保持されることを特徴とする部品実装機。
  5. 前記装着ヘッドに吸着保持された前記接着剤ディスペンサの下面を撮像するカメラと、 前記装着ヘッドに前記接着剤ディスペンサが吸着保持される毎に、該接着剤ディスペンサの下面を前記カメラで撮像して、該接着剤ディスペンサの下面の中心位置を画像認識する画像処理手段と、
    前記画像処理手段で認識した前記接着剤ディスペンサの下面の中心位置を該接着剤ディスペンサの吐出ノズルの位置と見なして接着剤の塗布位置を補正する塗布位置補正手段と を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の部品実装機。
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