JP5279019B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Description

この発明は、固体電解質を陰極として備えた電解コンデンサに関し、特に固体電解コンデンサに関するものである。
従来、固体電解コンデンサとしては、アルミニウム、タンタルなどの弁作用金属を陽極とし、その表面に陽極酸化皮膜を形成して誘電体層とし、その上に固体電解質層、陰極引出層が順次形成された後、樹脂パッケージにより樹脂封止された構造のものが多く使われている(例えば、特許文献1参照)。
上記のコンデンサは、例えばバイパスコンデンサとしてCPUなどの電子機器と電源回路とを結ぶ電源ラインとグラウンドの間に接続されて使用される。最近では、電子デバイスの高速化およびデジタル化に伴い、安定性がよくかつ高速応答が可能な電源系が必要とされる。
そのため、ノイズの除去や電源系の安定のために用いられる固体電解コンデンサも、広い周波数領域においてノイズ除去特性に優れ、また電力供給に際して高速応答性に優れることが要望される。また、大電流の電力供給に対応して静電容量が大きいことや発火防止の信頼性が高いことも強く要望される(例えば、特許文献2参照)。
これらの要望に対して平板状の素子や薄型の焼結体素子を積層する技術や端子電極数を増やす技術が実用化されている。
例えば、積層型固体電解コンデンサの構造としては、陽極部と陰極部を備えた平板状のコンデンサ素子をその陽極部は陽極部同士、陰極部は陰極部同士が互いに重なり合うように、複数枚積層してコンデンサ素子ユニットを作製し、それらユニットを一つのリードフレーム上に複数個パラレルに接続した2端子構成のものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、陽極部と陰極部を備えた平板状のコンデンサ素子を、複数枚、陰極部を中心として、その陽極部の方向が交互に左右互い違いになるように積層し、陽極部と陰極部にリードフレームを接続した積層型固体電解コンデンサにおいて、対向側にある陽極リードフレーム同士を最短距離で接続するため陰極リードフレームを2分割し、その間の空隙部に導電性の橋渡し部を配置した3端子構造のものがある(例えば、特許文献4参照)。
特許第2969692号公報 特開2005−223113号公報 特開2000−138138号公報 特開2007−180327号公報
しかしながら、近年、CPUの高性能化に伴いICの高速化/低電圧化が加速的に進み、デカップリングコンデンサにおいてもインダクタンス(ESL)がより低いことが必要となってきている。
上記問題を解決するため、本発明に係る固体電解コンデンサは、板状の弁作用金属の一方側を陽極部とし、他方側に誘電体となる酸化皮膜、固体電解質層および陰極引出層からなる陰極部を形成したコンデンサ素子を複数枚集合してなるコンデンサ素子ユニットを備える固体電解コンデンサであって、
前記コンデンサ素子ユニットは、各コンデンサ素子の陰極部がその中心側を向くように集合され、かつ、各コンデンサ素子の陽極部がその他方側に形成された陰極部の外側に位置するように、前記複数枚のコンデンサ素子が同一平面上で放射状に配置され、前記複数枚のコンデンサ素子は互いに隣り合う陰極部の対向面同士が全面にわたって等間隔で近接している
このようにして構成された発明によれば、電荷の充放電が陰極部を中心に放射状に行われることにより、ESLが低減し、また、端子電極数を増やすことができるためにESLをさらに低減することが可能である。
本発明に係る固体電解コンデンサは、上述のコンデンサ素子が互いに同一形状に形成されていることが好ましい。
本発明に係る固体電解コンデンサは、上述のコンデンサ素子ユニットを複数個有し、この複数個のコンデンサ素子ユニットの各陽極部および各陰極部が互いに重ね合わさるように積層されていることが好ましい。
本発明に係る固体電解コンデンサは、放射状に位置する各陽極部ごとに1つの陽極端子を設け、各陽極端子が導電性部材によって電気的に接続されても良い。
本発明によって提供される固体電解コンデンサは、複数枚のコンデンサ素子が同一平面上で陰極部が中心側を向くように集合され、その陽極部が他方側に形成された陰極部の外側に位置するように、放射状に配置してコンデンサ素子ユニットが構成されていることにより、インダクタンス(ESL)をさらに低減することが可能となった。
その結果、低ESLの固体電解コンデンサを得ることができる。
以下、図面に基づき、本発明に係る固体電解コンデンサの実施例について詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の固体電解コンデンサにおいて、コンデンサ素子の基本構成を説明するための図である。図1は、1個のコンデンサ素子Cの外観斜視図である。図2は、図1のコンデンサ素子Cの詳細構成を示す断面図である。なお、図2では説明の便宜上、厚さは拡大して表示した。図3は、4枚のコンデンサ素子を同一平面上で各陰極部がコンデンサ素子ユニットの中心点で集まるようにして配置したコンデンサ素子ユニットを示す平面図である。
図1および図2において、符号1はアルミニウムなどの弁作用金属を粗面化した薄板(箔)を示し、陽極を構成する部分である。2は、表面が粗面化された弁作用金属薄板1の表面に形成された酸化皮膜層を示し、誘電体を構成する層である。3は、酸化皮膜層(誘電体層)2の表面に形成された固体電解質層を示し、陰極部を構成する層で、例えば、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDT)などの導電性高分子を含む電解質を化学重合によって形成した層である。この固体電解質層3は、酸化皮膜層2よりも被覆面積が僅かに小さくなるように、酸化皮膜層2の左端側一部を露出させた状態で、酸化皮膜層2上に形成される。4および5は、陰極引出層で、各々4はカーボン層、5は銀層である。
なお、機能的には弁作用金属薄板1全体が陽極であるが、本実施例では、弁作用金属薄板1の陰極部(固体電解質層)3が形成されていない部分、即ち図2の左側に突出している部分を陽極部(陽極露出部)Pとし、固体電解質層3、カーボン層4および銀層5からなる部分を陰極部Nとする。
図1および図2に示すように、本発明の固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子ユニットを構成している個々のコンデンサ素子Cは、陽極部Pおよび陰極部Nで構成されている。陽極部Pと陰極部Nとの間は、絶縁性マスキング部材6によって完全に絶縁隔離されている。なお、図1には、コンデンサ素子Cの一例として、野球のホームベースの形状に似た5角形の形状(陰極側のコンデンサ素子ユニットの中心回りの角度が90°である)ものを例示したが、本発明の固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子の形状はこれに限定されるものではない。
図3に示すように、コンデンサ素子C1〜4は、同一平面上で陰極部N1〜4がそれぞれ中心側を向くように集合され、陽極部P1〜4が、それぞれ、その他方側に形成された陰極部N1〜4の外側に位置するように、放射状に配置されている。コンデンサ素子は、C1〜C4が互いに同一形状に形成され、互いに隣り合う陰極部、すなわちN1とN2、N2とN3、N3とN4、N4とN1の対向面同士が全面にわたって等間隔で近接している。本発明において好ましい陰極部同士の間隔は0.2mm〜0.5mmである。
上記固体電解コンデンサは、コンデンサ素子C1〜4の陰極部N1〜4と、陰極電位取り出し用の陰極リードフレーム8との間が、導電性接着剤により電気的に導電接続されている。
陽極電位取り出し用の陽極リードフレーム7(陽極端子)(7a、7b、7c、7d)は、各陽極部P1〜P4ごとに1つずつ陰極リードフレームを囲むように配置した。
さらに、上記固体電解コンデンサは、コンデンサ素子C1〜4の陽極部P1〜4と陽極リードフレーム7(7a、7b、7c、7d)との間を、抵抗溶接で溶接することにより3箇所仮止めした後、レーザー溶接により導電接合する。その後、図4に示すように外装樹脂9により封止される。
次に、本発明に係る固体電解コンデンサの効果を説明するために実施例および従来例を以下に示す。
(実施例1)
表面を電気化学的に粗面化した厚さ0.1mmの長尺のアルミニウム箔を弁作用金属薄板1として、このアルミニウム箔1をアジピン酸アンモニウム水溶液中で10Vの電圧を印加して約60分間陽極酸化を行い、表面に誘電体層(酸化皮膜層)2を形成した。
このようにして誘電体層(酸化皮膜層)2が形成されたアルミニウム箔(弁作用金属)1を、図1に示したように、幅(w)11mm、長さ(l)11mmの寸法に裁断し、その後さらに箔の2つの隅(陰極部Nが形成される側)を幅(w’)5.5mm、長さ(l’)5.5mmの寸法で裁断した。そして図2に示すように、適切な位置に絶縁性樹脂などのマスキング部材6を周方向に塗布して、左右の領域(陽極部Pと陰極部N)を区分した。
その後、裁断によってアルミニウム箔(弁作用金属)1が露出した端面部を、再度アジピン酸アンモニウム水溶液中で10Vの電圧を印加して約30分間酸化処理を行い、裁断面にも誘電体層(酸化皮膜層)2を形成した。その後、マスキング部材6により区分された陰極部側部分に、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDT)からなる固体電解質層3、カーボン層4および銀層5を順次設けて陰極部Nを形成した。
その後、図3に示すように、陰極部を中心側として、その陽極部が外側に位置するように、コンデンサ素子C1〜4を同一平面内で放射状に配置した。
コンデンサ素子C1〜4の陰極部N1〜4と、陰極リードフレーム8の間を、導電性接着剤(図示を省略する)を介して密に接合した。
本実施例では、陽極部P1〜4およびその下面側に配置した陽極リードフレーム7(7a、7b、7c、7d)を抵抗溶接により導電接合した後、YAGレーザー溶接により再度接合した。YAGレーザー光のスポット径はφ=0.8mm、レーザー溶接の出力波形は4.0Jで2.5ms照射後、2.4Jで5.0ms照射する2段階波形とした。
なお、今回のリードフレームの材料には銅合金系を使用した。
なお、陽極部P1、P2、P3、P4の表面に形成される酸化皮膜2は、抵抗溶接した際、溶接温度によって接合面の皮膜2は溶解されるので、電気的には完全に導電接合される。
その後、図4に示すように、陽極リードフレーム7(7a、7b、7c、7d)、陰極リードフレーム8の外部回路との接続部だけを露出させた状態で、全体を樹脂9で外装し、固体電解コンデンサを作製した。
(実施例2)
実施例2は、上記実施例1と略同様であるので、異なる点のみ説明する。本実施例では、図5に示すように、コンデンサ素子C1〜4の上に、導電性接着剤を介してコンデンサ素子C5〜8を積層し、積層型固体電解コンデンサを作製した。ここで、2枚に積層されたコンデンサ素子ユニットは、各陽極部および各陰極部が互いに重ね合わされている。すなわち、陽極部P5〜P8が、それぞれ陽極部P1〜P4に重ね合わせられ、陰極部N5〜N8が、それぞれ陰極部N1〜N4に重ね合わされている。
(実施例3)
実施例3は、上記実施例1と略同様であるので、異なる点のみ説明する。本実施例では、図6に示すように、陽極リードフレーム7(7a、7b、7c、7d)をこのリードフレームと同じ材質の導電性部材(図6の点線部分10)で電気的に接続し、外装樹脂9で覆うようにした。
(従来例1)
図7に従来例1の構造を示す。ここで、コンデンサ素子C1、C2の構成は、陰極部の2つの隅を裁断することを除き、図2と同様の構成である。表面を電気化学的に粗面化した厚さ0.1mmの長尺のアルミニウム箔を、アジピン酸アンモニウム水溶液中で10Vの電圧を印加して約60分間陽極酸化を行い、表面に誘電体層を形成した。このようにして酸化皮膜が形成されたアルミニウム箔を幅(w)11mm、長さ(l)11mmの寸法に裁断し、適切な位置に絶縁性樹脂などのマスキング部材6を周方向に塗布して、左右の領域(陽極部Pと陰極部N)を区分した。その後、前記裁断によって弁作用金属が露出した端面部を、再度アジピン酸アンモニウム水溶液中で10Vの電圧を印加して約30分間酸化処理を行い、裁断面にも誘電体層を形成した。その後、マスキング部材6より右側部分に、固体電解質層3、カーボン層4、銀層5を順次設けて陰極部Nを形成した。
2枚のコンデンサ素子の陰極部N1、N2は順次積層されるが、その積層面間は導電性接着剤(図示を省略する)を介して密に接合した。一方、各素子基板の陽極部はP1が左側に、P2が右側になるように、即ち交互に反対方向になるように積層した。
その後、左側に突出した陽極部P1と下面の陽極リードフレーム7、右側に突出した陽極部P2と陽極リードフレーム7’を抵抗溶接により導電接合した後、YAGレーザー溶接により再度接合した。8は陰極リードフレームであり、陰極部N1と導電性接着剤を介して接続した。この際、YAGレーザー光のスポット径はφ=0.8mm、レーザー溶接の出力波形は4.0Jで2.5ms照射後、2.4Jで5.0ms照射する2段階波形とした。
このようにして作製された積層構造体は、図の破線で示したようにリードフレーム7、7’、8の外部回路との接続部だけを露出させた状態で、全体を樹脂9でモールドした。
(従来例2)
図8に従来例2の構造を示す。従来例2は、上記従来例1と略同様であるので、異なる点のみ説明する。幅(w)11mm、長さ(l)11mmの寸法に裁断したコンデンサ素子を4枚、陰極部を中心として、その陽極部の方向が交互に左右互い違いになるように積層し、積層型固体電解コンデンサを作製した。
表1は、上記本発明の実施例の固体電解コンデンサと従来例の単純積層型の積層コンデンサとの性能比較表で、それぞれの例について静電容量(μF)、ESR(mΩ)、ESL(pH)、積層体の厚み(mm)を実測した結果を示す。なお静電容量は120Hz、ESR(等価直列抵抗)は100kHz、ESL(等価直列インダクタンス)は10MHzで測定した。
Figure 0005279019
表1から分かるように、実施例の固体電解コンデンサのESL値は、従来例の固体電解コンデンサに対して改善された。
本実施例では、電荷の充放電が陰極部を中心に放射状に行われることにより磁界が打ち消しあい、インダクタンス(ESL)が低減することが実証された。また、陽極同士を接続した実施例3でも、上記効果が得られた。さらに、2段積層した実施例2の固体電解コンデンサの場合には、静電容量を増加させることができるうえ、ESLの値が極端に大きくならないことが確認された。
上記の実施例では、2段積層した場合について説明したが、積層段数を3段以上に増した場合でも有効である。
上記の実施例では、コンデンサ素子ユニットを回転を加えずそのまま積層したが、先に配置したコンデンサ素子ユニットに対して回転を加え積層した場合でも有効である。
上記の実施例では、コンデンサ素子の先端を90°の角度にして4枚配置した場合について説明したが、コンデンサ素子の先端の角度は、これに限られるものではない。箔形状を例えば、頂角が鋭角の二等辺三角形状にし、隣りのコンデンサ素子の頂角を鈍角の二等辺三角形状にして、両者の角度を合計で180°にした場合でも有効である。この場合でも、磁界打ち消し効果により、コンデンサのインダクタンスを低減することができる。
上記の実施例では、5端子構造について説明したが、3端子、4端子、または6端子、8端子、10端子、またそれ以上の端子数でも有効である。
上記の実施例では、固体電解質としてPEDTの場合について説明したが、ポリアニリン、ポリピロールなどの公知の導電性高分子も有効であることが確認されている。
上記の各実施例では、リードフレームの材料として銅合金系の場合について説明したが、銅系である場合でも有効であることが確認されている。
また、実施例では、コンデンサ素子の陽極部とリードフレームの間は直接接続したが、コンデンサ素子の陽極部とリードフレームの間、コンデンサ素子の陽極部間の何れか一箇所以上にニッケル、鉄、銅、アルミニウムの何れか、またはそれらの合金のマクラ材を介在させてもよい。
また、陰極リードフレーム、陽極リードフレームは、実施例では積層体の下面に取り付けた例について説明したが、コンデンサの使用態様や用途に応じて積層体の側面または中間部から取り出すようにしてもよい。
1個のコンデンサ素子基板の外観斜視図である。 図1の詳細構成を示す断面図である。 コンデンサ素子を4枚配置したコンデンサ素子ユニットを示す平面図である コンデンサ素子を4枚配置した場合の固体電解コンデンサを示す斜視図である。 コンデンサ素子を4枚配置し、それを2段積層した場合の固体電解コンデンサを示す斜視図である。 実施例3の電極リードフレームの構成を示す図である。 従来例1の積層した固体電解コンデンサを示す斜視図である。 従来例2の積層した固体電解コンデンサを示す斜視図である。
符号の説明
P、P1〜P4 陽極部(陽極露出部)
N、N1〜N4 陰極部
C,C1〜C4 コンデンサ素子基板
1 弁金属薄板
2 誘電体層(酸化皮膜層)
3 固体電解質層
4 カーボン層
5 銀層
6 マスキング部材
7、7’、7a〜7d 陽極リードフレーム
8 陰極リードフレーム
9 樹脂
10 導電性部材

Claims (4)

  1. 板状の弁作用金属の一方側を陽極部とし、他方側に誘電体となる酸化皮膜、固体電解質層および陰極引出層からなる陰極部を形成したコンデンサ素子を複数枚集合してなるコンデンサ素子ユニットを備える固体電解コンデンサであって、
    前記コンデンサ素子ユニットは、各コンデンサ素子の陰極部が中心側を向くように集合され、かつ、各コンデンサ素子の陽極部がその他方側に形成された陰極部の外側に位置するように、前記複数枚のコンデンサ素子が同一平面上で放射状に配置され
    前記複数枚のコンデンサ素子は互いに隣り合う陰極部の対向面同士が全面にわたって等間隔で近接していることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 前記複数枚のコンデンサ素子は互いに同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 前記コンデンサ素子ユニットを複数個有し、
    前記複数個のコンデンサ素子ユニットが、各陽極部および各陰極部が互いに重ね合わさるように積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体電解コンデンサ。
  4. 放射状に位置する各陽極部ごとに1つの陽極端子を設け、
    各陽極端子を導電性部材によって電気的に接続したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。
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