JP5278580B2 - 熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 - Google Patents
熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5278580B2 JP5278580B2 JP2012128596A JP2012128596A JP5278580B2 JP 5278580 B2 JP5278580 B2 JP 5278580B2 JP 2012128596 A JP2012128596 A JP 2012128596A JP 2012128596 A JP2012128596 A JP 2012128596A JP 5278580 B2 JP5278580 B2 JP 5278580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- rolled steel
- cooling
- steel sheet
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
bの冷却能力を調整することについて、発明者らが鋭意検討した結果、さらに、以下の知
見を得るに至った。
境、すなわち冷却ゾーンZ1、Z2の下流側には、温度計40と形状計41がそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態では、冷却区間を2つの冷却ゾーンに分割したが、分割する冷却ゾーンの数はこれに限定されず任意に設定できる。例えば冷却区間を、1つ〜5つの冷却ゾーンに分割してもよい。
11 加熱炉
12 粗圧延機
12a ワークロール
12b 4重圧延機
13 仕上圧延機
13a 仕上げ圧延ロール
14 冷却装置
14a 上側冷却装置
14b 下側冷却装置
15 巻取装置
16 幅方向圧延機
31 冷却口
32 搬送ロール
40 温度計
41 形状計
50 制御方向性決定手段
51 制御手段
H 熱延鋼板
S スラブ
Z1、Z2 冷却ゾーン
Claims (9)
- 仕上圧延機で熱間圧延され、圧延方向に周期的に波高さが変動する波形状が形成された熱延鋼板を冷却する装置であって、
所定の定点に固定されてその位置の冷却された熱延鋼板の温度を測定する温度計と、
前記温度計と同一の定点で形状を測定する形状計と、
前記温度計で測定された温度と前記形状計で測定された熱延鋼板の変動速度とを時系列で読み取る機能を有し、熱延鋼板の重力と反対方向を正とした場合において、前記変動速度が正の領域で、熱延鋼板の波形状1周期以上の範囲の平均温度に対して熱延鋼板の温度が低い場合は、上面側の冷却抜熱量を減少させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を増加させ、熱延鋼板の温度が高い場合は、上面側の冷却抜熱量を増加させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を減少させるように増減の方向を決定し、前記変動速度が負の領域で、熱延鋼板の波形状1周期以上の範囲の平均温度に対して熱延鋼板の温度が低い場合は、上面側の冷却抜熱量を増加させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を減少させ、熱延鋼板の温度が高い場合は、上面側の冷却抜熱量を減少させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を増加させるように増減の方向を決定する制御方向性決定手段と、
熱延鋼板を冷却する際に、所定の冷却区間での上面及び下面からの冷却抜熱量を調整する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記測定された温度の時系列平均値が所定の目標値に一致するように、熱延鋼板の上面及び下面からの冷却抜熱量の合計値を調整する機能を有することを特徴とした熱延鋼板の冷却装置。 - 前記温度計と前記形状計によって測定される定点の位置のずれが±50mm以内であることを特徴とする、請求項1に記載の熱延鋼板の冷却装置。
- 仕上圧延機で熱間圧延され、圧延方向に周期的に波高さが変動する波形状が形成された熱延鋼板を冷却する方法であって、
冷却された熱延鋼板の温度と熱延鋼板の高さ方向の変動速度を同一の定点で時系列で測定し、
前記測定された温度の時系列平均値が所定の目標値に一致するように、熱延鋼板の上面及び下面からの冷却抜熱量の合計値を調整し、
熱延鋼板の重力と反対方向を正とした場合において、
前記変動速度が正の領域で、熱延鋼板の波形状1周期以上の範囲の平均温度に対して熱延鋼板の温度が低い場合は、上面側の冷却抜熱量を減少させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を増加させ、熱延鋼板の温度が高い場合は、上面側の冷却抜熱量を増加させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を減少させるように増減の方向を決定し、
前記変動速度が負の領域で、熱延鋼板の波形状1周期以上の範囲の平均温度に対して熱延鋼板の温度が低い場合は、上面側の冷却抜熱量を増加させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を減少させ、熱延鋼板の温度が高い場合は、上面側の冷却抜熱量を減少させ及び/又は下面側の冷却抜熱量を増加させるように増減の方向を決定し、
熱延鋼板を冷却する際に、所定の冷却区間での上面及び下面からの冷却抜熱量を調整することを特徴とする熱延鋼板の冷却方法。 - 前記冷却区間を圧延方向に複数の冷却ゾーンに分割し、
前記冷却ゾーンの境において熱延鋼板の温度と波形状を測定し、当該測定結果に基づいて、前記冷却ゾーンにおける熱延鋼板の上面及び下面からの冷却抜熱量を調整する、フィードバック制御又はフィードフォワード制御を行うことを特徴とする、請求項3に記載の熱延鋼板の冷却方法。 - 前記冷却ゾーンの境において、熱延鋼板の温度と波形状に加えて、少なくとも熱延鋼板の波形状の急峻度又は熱延鋼板の通板速度を測定し、当該測定結果に基づいて、前記冷却ゾーンにおける熱延鋼板の上面及び下面からの冷却抜熱量を補正することを特徴とする、請求項4に記載の熱延鋼板の冷却方法。
- 熱延鋼板を冷却した後、当該熱延鋼板の温度の標準偏差が許容される範囲に入るように、上側冷却装置から熱延鋼板の上面に冷却水をさらに噴出させると共に下側冷却装置から熱延鋼板の下面に冷却水をさらに噴出させることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の熱延鋼板の冷却方法。
- 熱延鋼板の上面側の上側冷却装置と熱延鋼板の下面側の下側冷却装置は、それぞれ冷却水を噴出する複数のヘッダーを有し、前記上側冷却装置と前記下側冷却装置の冷却能力は、前記各ヘッダーをオンオフ制御することによって調整されることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の熱延鋼板の冷却方法。
- 熱延鋼板の上面側の上側冷却装置と熱延鋼板の下面側の下側冷却装置は、それぞれ冷却水を噴出する複数のヘッダーを有し、前記上側冷却装置と前記下側冷却装置の冷却能力は、前記各ヘッダーの水量密度、圧力、水温のいずれか又は2つ以上の冷却能力を制御することによって調整されることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の熱延鋼板の冷却方法。
- 熱延鋼板の冷却は、熱延鋼板の温度が600℃以上の範囲で行われることを特徴とする、請求項3〜8のいずれかに記載の熱延鋼板の冷却方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012128596A JP5278580B2 (ja) | 2011-06-07 | 2012-06-06 | 熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 |
US14/112,505 US9566625B2 (en) | 2011-06-07 | 2012-12-06 | Apparatus for cooling hot-rolled steel sheet |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011127152 | 2011-06-07 | ||
JP2011127152 | 2011-06-07 | ||
JP2012128596A JP5278580B2 (ja) | 2011-06-07 | 2012-06-06 | 熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013013936A JP2013013936A (ja) | 2013-01-24 |
JP5278580B2 true JP5278580B2 (ja) | 2013-09-04 |
Family
ID=47687136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012128596A Active JP5278580B2 (ja) | 2011-06-07 | 2012-06-06 | 熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5278580B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111589876B (zh) * | 2020-04-29 | 2024-09-06 | 东北大学 | 热轧无缝钢管在线冷却过程跟踪控制系统和方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0275409A (ja) * | 1988-09-09 | 1990-03-15 | Kobe Steel Ltd | 熱延鋼板の巻取温度制御方法 |
JPH0741303B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1995-05-10 | 新日本製鐵株式会社 | 熱間圧延鋼板の冷却制御装置 |
JP3054031B2 (ja) * | 1994-02-07 | 2000-06-19 | 新日本製鐵株式会社 | 熱延鋼帯の捲取温度制御方法 |
JP3892834B2 (ja) * | 2003-08-29 | 2007-03-14 | 新日本製鐵株式会社 | 厚鋼板の冷却方法 |
JP2006281271A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Jfe Steel Kk | 鋼板の製造方法 |
-
2012
- 2012-06-06 JP JP2012128596A patent/JP5278580B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013013936A (ja) | 2013-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2505277B1 (en) | Hot-rolled steel sheet manufacturing device, and hot-rolled steel sheet manufacturing method | |
JP4735785B1 (ja) | 熱延鋼板の製造方法、および熱延鋼板の製造装置 | |
JP5310966B1 (ja) | 熱延鋼板冷却装置 | |
JP5310965B1 (ja) | 熱延鋼板冷却方法 | |
US9566625B2 (en) | Apparatus for cooling hot-rolled steel sheet | |
JP5626275B2 (ja) | 熱延鋼板の冷却方法 | |
JP5278580B2 (ja) | 熱延鋼板の冷却装置及び冷却方法 | |
JP5609407B2 (ja) | 熱延鋼板の製造方法および製造設備 | |
JP5310964B1 (ja) | 鋼板製造方法 | |
JP5673370B2 (ja) | 熱延鋼板の冷却方法 | |
TWI445581B (zh) | 熱軋鋼板的製造裝置以及熱軋鋼板的製造方法 | |
TWI477328B (zh) | 熱軋鋼板冷卻裝置 | |
JP2003211205A (ja) | 熱延鋼帯の製造設備及び熱延鋼帯の製造方法 | |
JP5644811B2 (ja) | 熱延鋼板の冷却方法 | |
US9211574B2 (en) | Method for manufacturing steel sheet | |
TWI515054B (zh) | 熱軋鋼板冷卻方法 | |
JP2013240808A (ja) | 連続熱間圧延設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130506 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5278580 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |