JP5278250B2 - 自動車用オープニングトリムウエザストリップ - Google Patents
自動車用オープニングトリムウエザストリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5278250B2 JP5278250B2 JP2009200105A JP2009200105A JP5278250B2 JP 5278250 B2 JP5278250 B2 JP 5278250B2 JP 2009200105 A JP2009200105 A JP 2009200105A JP 2009200105 A JP2009200105 A JP 2009200105A JP 5278250 B2 JP5278250 B2 JP 5278250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- bottom wall
- trim weather
- opening
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
従来、自動車のドア2と車体開口部周縁6との間のシールは、図5に示すように、ドア2におけるドアフレーム等の外周のリテーナー4に取付けられるドアウエザストリップ160と、ドアフレーム等の内周のチャンネル3に取付けられ、ドアガラス5との間をシールするガラスラン150と、車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ110とによりなされる。なお、上記のフランジ7は、車体開口部周縁6を規定しているアウターパネル9と車内側のインナーパネル8等とによって形成されている。
また、オープニングトリムウエザストリップ110は、押出成形品を車体開口部周縁6の形状に合わせて、コーナー部に沿って曲げて取付けている。このコーナー部に沿って曲げた場合には、中空シール部が座屈することがあった。
オープニングトリムウエザストリップは、車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、車体開口部開閉部材に当接して車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールする中空シール部を有し、中空シール部はスポンジ材で形成され、中空シール部の底壁側の先端からカバーリップが形成され、
取付基部は、少なくとも底壁と車外側側壁を有する断面略L字形部分を備え、車外側側壁の車内側面にフランジに取付ける両面接着テープが貼着され、底壁はソリッド材で形成されるとともに、車外側側壁の先端に連続する底壁元部とフランジの先端と対向するとともに底壁元部の横片の延長上に設けられる底壁先端部と、底壁元部と底壁先端部とを連結する底壁連結部から形成され、上記底壁連結部は、上記底壁元部と底壁先端部よりも薄肉に形成され、車外側側壁をスポンジ材で形成することにより、取付基部を上下方向で湾曲させるときの湾曲の中立軸を底壁内に存在するようにしたことを特徴とする自動車用オープニングトリムウエザストリップである。
底壁はソリッド材で形成され、車外側側壁をスポンジ材で形成することにより、取付基部を上下方向で湾曲させるときの湾曲の中立軸を底壁内に存在するようにしたため、オープニングトリムウエザストリップをコーナー部に取付けたときに、湾曲の中立軸に近いカバーリップ部が座屈し難くなる。
図1は、本発明の第1の実施の形態であるオープニングトリムウエザストリップ10が図3における車体開口部周縁6に装着された状態の図4におけるA−A線に沿った部分の断面図である。
図2は、本発明の第2の実施の形態であるオープニングトリムウエザストリップ10が、同様に図3における車体開口部周縁6に装着された状態の図4におけるA−A線に沿った部分の断面図である。
フランジ7は、車体1の車体開口部周縁6の部位により溶接されるパネルの数が2枚〜5枚程度まで変化するためその厚さが車体1の部位により変化する。
装着は、環状に接続せずに直線状のオープニングトリムウエザストリップ10の一方の端末から順次、フランジ7に装着して、装着が完了すると、他方の端末が一方の端末と接合するようにしてもよい。
オープニングトリムウエザストリップ10は、フランジ7に取付けられる、断面略L字形の取付基部20と、取付基部20と一体的に形成され、ドア2のドアフレーム膨出部2aに当接して、ドア2と車体開口部周縁6との間をシールする中空状の中空シール部30を有する。
車外側側壁21は、後述する中空シール部30と同様にスポンジ材で形成されている。スポンジ材はスポンジゴム、スポンジ熱可塑性エラストマー等を使用する。
中空シール部30は、ドア閉時に、ドア2のドアフレーム膨出部2aに当接してドア2と車体開口部周縁6の間をシールする。
第1中空連結部31はソリッド材で形成され、第2中空連結部32、シール当接部33及び後述するブリッジ部35はスポンジ材で形成されている。このため、フランジ7のコーナー部に沿って湾曲させて取付けた場合に、第1中空連結部31は変形し難く、カバーリップ部34が座屈しにくく、ガーニッシュ40とカバーリップ部34が離れることがなく、見栄えがよい。
また、スポンジ材で形成されている部分が多く、オープニングトリムウエザストリップ10の重量を軽減できる。
その後、取付基部20を回転させて両面接着テープ24をフランジ7の側面に押し付ける。そしてローラーで中空シール部30を押圧して両面接着テープ24をフランジ7に接着する。
底壁元部26が湾曲の中立軸となるため、第1の実施の形態と同様に、カバーリップ部34が変形して、ガーニッシュ40から離れることがない。
このオープニングトリムウエザストリップ10は、押出成形により成形され、取付基部20を構成するソリッドゴムと中空シール部30を構成するスポンジゴムを押出成形機で一体に押出すことができる。
補強糸22を取付基部20の底壁元部26に埋設するときは、取付基部20と中空シール部30と同時に押出成形する。
押出されたオープニングトリムウエザストリップ10は、所定寸法に切断されて、接続部11で型成形等により環状に接続されてもよく、自動車の車体開口縁のフランジ7に取付けられる。
6 車体開口部周縁
7 フランジ
10 ドアオープニングトリムウエザストリップ
20 トリム部(取付基部)
21 車外側側壁
22 補強糸材
24 両面接着テープ
25 底壁
26 底壁元部
30 中空シール部
31 第1中空連結部
33 シール当接部
34 カバーリップ部
Claims (8)
- 自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするオープニングトリムウエザストリップにおいて、
該オープニングトリムウエザストリップは、上記車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に設けられ、車体開口部開閉部材に当接して上記車体開口部開閉部材と上記車体開口部周縁との間をシールする中空シール部を有し、上記中空シール部はスポンジ材で形成され、上記中空シール部の底壁側の先端からカバーリップが形成され、
上記取付基部は、少なくとも底壁と車外側側壁を有する断面略L字形部分を備え、上記車外側側壁の車内側面に上記フランジに取付ける両面接着テープが貼着され、上記底壁はソリッド材で形成されるとともに、上記車外側側壁の先端に連続する底壁元部と上記フランジの先端と対向するとともに上記底壁元部の横片の延長上に設けられる底壁先端部と、上記底壁元部と上記底壁先端部とを連結する底壁連結部から形成され、上記底壁連結部は、上記底壁元部と底壁先端部よりも薄肉に形成され、上記車外側側壁をスポンジ材で形成することにより、上記取付基部を上下方向で湾曲させるときの湾曲の中立軸を上記底壁内に存在するようにしたことを特徴とする自動車用オープニングトリムウエザストリップ。 - 上記中空シール部は、上記車外側側壁の上記底壁との接続部分から延設された第1中空連結部と、上記車外側側壁の先端側から延設された第2中空連結部と、上記第1中空連結部と第2中空連結部のそれぞれの先端と連結され上記車体開口部開閉部材に当接してシールするシール当接部から形成され、上記第1中空連結部はソリッド材で形成され、上記第2中空連結部と上記シール当接部はスポンジ材で形成された請求項1に記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記中空シール部は、上記車外側側壁と上記シール当接部を連結するブリッジ部が形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記シール当接部は、中央付近が他の部分よりも厚肉に形成された請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記底壁の屈曲中立軸付近に伸張防止用の糸が埋設された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記両面接着テープは上記車外側側壁の先端側に貼着された請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記カバーリップ部の裏面にソリッド材が設けられた請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
- 上記オープニングトリムウエザストリップは、直線状に押出形成されたウエザストリップの両端を接続して、上記フランジの形状に対応して環状に形成され、上記両端を接続する接続部は押出成形によって形成された他の部分よりも軟質の材料で形成された請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の自動車用オープニングトリムウエザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200105A JP5278250B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 自動車用オープニングトリムウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200105A JP5278250B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 自動車用オープニングトリムウエザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011051396A JP2011051396A (ja) | 2011-03-17 |
JP5278250B2 true JP5278250B2 (ja) | 2013-09-04 |
Family
ID=43940886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009200105A Expired - Fee Related JP5278250B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 自動車用オープニングトリムウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5278250B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110645765A (zh) * | 2019-07-19 | 2020-01-03 | 长虹美菱股份有限公司 | 一种冰箱后背r角密封复合模切海绵及其制备工艺 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1134758A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用ウエザーストリップ |
JP3879420B2 (ja) * | 2001-03-21 | 2007-02-14 | 豊田合成株式会社 | ウエザーストリップ及びその取付構造 |
JP2007008251A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリップ |
JP2007253795A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリップ |
JP2009154611A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Nishikawa Rubber Co Ltd | オープニングトリムの取付構造 |
-
2009
- 2009-08-31 JP JP2009200105A patent/JP5278250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011051396A (ja) | 2011-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4529818B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4784825B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4921258B2 (ja) | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ | |
JP4535091B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
US20070024084A1 (en) | Weather strip | |
JP2007230283A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
US20070221323A1 (en) | Attaching method of weather strip | |
US20070180776A1 (en) | Weather strip | |
JP4529817B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップの取付方法 | |
JP2007253795A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4882740B2 (ja) | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ | |
JP5447147B2 (ja) | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ | |
JP5278250B2 (ja) | 自動車用オープニングトリムウエザストリップ | |
JP4924894B2 (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP4529980B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップの取付方法 | |
JP4811283B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ構造 | |
JP2007152977A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2007008251A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4577137B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2004034824A (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP4958006B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP5152118B2 (ja) | ウエザストリップ | |
JP4458484B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP2008132958A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2007152978A (ja) | 自動車用ウエザストリップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110927 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20120113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5278250 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |