JP5278036B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具の配光角度を変更する技術に関するものである。
照明器具内に首振り可能に取り付けられる灯具に関する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−273446号公報(段落「0010」、図1)
しかしながら、照明器具内で灯具を首振りすると、器具本体によってランプの光を遮光してしまうため、必ずしもランプの照射を効率よく得ることができなかった。
また、灯具の回動方向は一方向であるため、ユーザーが選択できる配光は限られていた。
本発明は、例えば、照明器具の灯具を枠部から突出させて、広い配光エリアを得ることを目的とする。
また、本発明は、例えば、灯具の回動範囲を広くして、ユーザーが選択できる配光範囲を広くすることを目的とする。
本発明に係る照明器具は、灯具と、一端が前記灯具に取り付けられるアーム部と、前記アーム部の他端が取り付けられる回転軸部、前記回転軸部を中心として前記灯具を一方側に回動して、前記灯具の底面の一端側の先端部が突出する第1の突出量が大きくなるように、前記灯具と当接して前記灯具の回動を規制する第1のストッパー部、及び、前記回転軸部を中心として前記灯具を他方側に回動して、前記灯具の底面の他端側の先端部を突出させる第2の突出量を、前記第1の突出量よりも小さくなるように、前記アーム部と当接して前記灯具の回動を規制する第2のストッパー部、を有する枠部と、を備え、前記第1のストッパー部を、前記枠部の高さ方向先端の周枠部に設けられる灯具ストッパー部とし、前記第2のストッパー部を、前記枠部の内壁が切り欠かれて設けられる切欠ストッパー部とする。
本発明によれば、ランプの照射ロスを低減させる配光にすること、或いは、枠部から灯具の底面が突出する突出量を抑えることを使用用途に応じて選択できる。
実施の形態1における照明器具を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具を示す分解斜視図である。 実施の形態1における照明器具の側面図を示す図である。 実施の形態1における照明器具のB−B’断面図を示す図である。 実施の形態1における照明器具の灯具の回動状態を示す側面図である。 実施の形態1における照明器具の上視図である。 実施の形態1における枠部のC−C’断面図である。 実施の形態1における照明器具の灯具の回動状態を示す側面図である。 実施の形態1における照明器具の上視図である。 実施の形態1における枠部のD−D’断面図である。 実施の形態2における照明器具を示す斜視図である。 実施の形態2における照明器具を示す下面図である。 実施の形態2における照明器具のA−A’断面図である。 実施の形態2における照明器具を示す分解斜視図である。 実施の形態2における照明器具を示す分解部分斜視図である。 実施の形態2における照明器具を示す部分断面図である。
実施の形態1.
図1〜図5を用いて、本実施の形態の照明器具の構造について、説明する。
図1は、本実施の形態の照明器具を示す斜視図であり、図2は、図1の照明器具を斜め上方から見たときの照明器具を示す斜視図であり、図3は、図1及び図2の照明器具の分解斜視図であり、図4は、図2の照明器具のA方向側面図であり、図5は、図4の照明器具のB−B’断面図である。
照明器具1は、灯具2と、枠部3と、枠部3の外周に取り付けられる取付バネ4と、一端が枠部3の内周に取り付けられるとともに、他端が灯具2に取り付けられるアーム部5を備える。
灯具2は、灯具ボディー部6と、灯具ボディー部6の一端側から延出される灯具反射部7とを備える。
灯具ボディー部6は、略円筒形状をなし、略円筒形状の一端側にランプ8が取り付けられるソケット部9を備える。
ソケット部9は、ランプ8が取り付けられるランプソケット10と、ソケット取付ネジ11によって、ランプソケット10を固定するソケット取付部12を有する。
灯具反射部7は、略円錐形状をなし、この略円錐形状の頂部側が灯具ボディー部6と接続され、略円錐形状の底面側が開口して、灯具2に内蔵されるランプ8からの光を反射する反射板13を備えている。また、略円錐形状の頂部近傍から底面に対して水平方向に突出するアーム取付部14を有する。
アーム部5は、正面形状が略「く」の字形状であり、側面形状が略「L」字形状となっている。「く」の字形状の一端は、枠部3に取り付けられる回転軸取付穴15を有し、「く」の字形状の他端、かつ略「L」字形状の一面は、灯具反射部7のアーム取付部14に取り付けられる灯具取付穴16を有する。
枠部3は、ツバ部17を底面とする略ツバ付き帽子形状をなし、頂部面、底面ともに開口している。
また、枠部3は、略円筒形状となっている部分の内面には、回転軸固定穴18と、灯具2を回動させたときアーム部5がスライドする切欠部19及びアーム部5に当接して、灯具2の回動を規制する切欠ストッパー部20と、灯具2を回動させたとき灯具2が当接して灯具2の回動を規制する灯具ストッパー部21とを有する。
なお、枠部3の底面側に配置されるツバ部17は、天井埋込穴の直径よりも大きく、照明器具1を天井埋込穴に取り付ける際に、天井埋込穴の周囲に接触して、後述する取付バネ4の弾性部22との挟み込みによって、照明器具1を取り付ける。
また、アーム取付部14は、灯具反射部7を水平方向の断面となる略円の中心点を通過する直線上にそれぞれ配置され、アーム取付ネジ14a及びアーム取付ナット14bによって、灯具取付穴16と共締めしてアーム部5を固定する。
また、回転軸固定穴18は、照明器具1の側面に対して、中央部から一方向に寄った非対称となる位置に備えている。
また、アーム部5の回転軸取付穴15と、枠部3の回転軸固定穴18は、ネジなどの回転軸23によって取り付けられ、回転軸部24を形成する。
取付バネ4は、側面形状がほぼ「レ」の字形状をなし、照明器具1を天井埋込穴に取り付ける際、天井埋込穴に引っ掛かる係止爪25と、照明器具1を天井埋込穴に取り付けるとき弾性変形するとともに、天井埋込穴に挿入した後、弾性力により、天井埋込穴に照明器具1を保持(取付)させる弾性部22を備えている。
次に、図6〜図8を用いて、灯具2を一方向に回動させるときの各部の動作について説明する。
図6は、照明器具の灯具を一方向に回動したときの側面図であり、図7は、図6の照明器具の上面から見た上視図であり、図8は、図7の枠部のC−C’断面図である。
灯具2を一方に回動すると、回転軸部24が中央部から一方向によった位置にあるため、徐々に灯具反射部7の底面(先端)が枠部3よりも突出する。灯具2を回動させていくと、次第に灯具2が灯具ストッパー部21に接触して、灯具2の回動が規制される。
このように、灯具2が灯具ストッパー部21に接触したとき、灯具反射部7の底面の先端部が枠部3から突出する突出量αは最大となる。
したがって、灯具2に内蔵されるランプ8の光が、枠部3によって遮光されることがない。なお、このときの照明器具1の配光角は、約45°となっている。
また、灯具2の回動は、アーム部5と枠部3との摩擦力(回転軸部24の摩擦力)によって保持されるが、摩擦力よりも大きな振動が加わったときなど、ユーザーが意図しないときに灯具2が回動しても、灯具2は灯具ストッパー部21に接触して回動が規制されるため、灯具反射部7全体が枠部3よりも突出することがない。
次に、図9〜図11を用いて、灯具2を他方向に回動させるときの各部の動作について説明する。
図9は、照明器具の灯具を他方向に回動したときの側面図であり、図10は、図9の照明器具の上面から見た上視図であり、図11は、図10の枠部のD−D’断面図である。
次に、灯具2を他方に回動すると、回転軸部24が中央部から一方向によった位置にあるため、徐々に灯具反射部7の底面(先端)は、枠部3の内部に収納されていく。さらに灯具2を回動させていくと、次第にアーム部5が切欠部19の中に入っていき、切欠ストッパー部20に接触して、灯具2の回動が規制される。
このように、アーム部5が切欠ストッパー部20に接触したとき、灯具反射部7の底面は、枠部3よりも突出する突出量βは、突出量αに比べて小さくなる。
したがって、灯具2に内蔵されるランプ8の光が、枠部3によって遮光されるものの、灯具反射部7が天井面に突出する突出量βが小さくなるので、意匠性が向上する。なお、このときの照明器具1の配光角は、約30°となっている。
また、アーム部5が「く」の字状となっているため、アーム部5を切欠ストッパー部20に接触させた状態のとき、回転軸部24とアーム取付部14との位置関係が、照明器具1を天井取付穴に取り付けた状態における垂線上または、垂線を越えてE方向に灯具2が倒れるようになる。
したがって、アーム部5が切欠ストッパー部20に当接した状態で、ユーザーが意図しない振動などが加わっても、アーム部5と枠部3との摩擦力と、灯具2の自重によって灯具2が回動するのを抑制できる。特に垂線を超えてE方向に灯具2が倒れる状態となるように、切欠ストッパー部20を設けると、よりユーザーが意図しない振動などによる回動を抑制する効果がある。
このようにして、照明器具1から照射する光を効率よく取りたい場合や、天井面の意匠性を向上させたい場合に、灯具2を回動させることによって、それぞれの用途に対応することができる。
また、枠部3に取り付けられるアーム部5は、枠部3の側面(回転軸部24が取り付けられる面)から見たとき回転軸部24を左右非対称となる位置に配置しているので、灯具2を回動させると、灯具2の底面が枠部3から突出する、或いは、灯具2の底面が枠部3に収容されるといった複雑な動きをすることができる。
また、枠部3の内側に回転軸部24を備えることで、アーム部5の正面の形状が「く」の字形状かつ側面の形状が「L」字形状とシンプルな形状となる。例えば、枠部3の外側に回転軸部24を設け、アーム部5を外側に配置させると、枠部3の高さ方向に配置される構造壁などを避けるようにアーム部5の形状を複雑にしなければならず、また大型化してしまう。
それに対し、アーム部5を枠部3の内側に配置させているので、アーム部5が干渉しないように、アーム部5が可動する部分に該当する枠部3の内壁を削るように切欠部19を設ければよい。
したがって、枠部3の内壁に回転軸部24及びアーム部5を備えているので、アーム部5の形状も枠部3の形状も複雑にならずに、アーム部5の形状及び枠部3の形状をコンパクトな形状とすることができる。
本実施の形態では、照明器具1を天井埋込穴に取り付けたとき垂直方向に対する角度をそれぞれアーム部5が切欠ストッパー部20に当接する場合の角度をα、灯具が灯具ストッパー部に当接する場合の角度をβとしたとき、上記角度αと上記角度βの関係を、突出量α<βとなる場合について説明した。
本実施の形態では、灯具2を回動して、切欠ストッパー部20に当接する場合の突出量をα、灯具2が灯具ストッパー部21に当接する場合の突出量をβとしたとき、突出量αと突出量βの関係を、α<βとなる場合について説明した。
なお、枠部3に備える切欠ストッパー部20の切り欠きの深さを深くするとともに、灯具ストッパー部21の高さを高くして、突出量αと突出量βの関係を、α>βとしてもよい。
また、図示しないが、枠部3を、取付バネ4を外周に備え、天井埋込穴に取り付ける取付枠部26と、アーム部5を介して灯具2が取り付けられ、取付枠部26の内周面に回転可能に取り付けられる灯具取付枠部27に分けることで、天井埋込穴に照明器具1を取り付けた後、灯具取付枠部27を360°回転(または180°)させることができる。
このように、枠部3を取付枠部26と灯具取付枠部27とで構成することで、ユーザーの使用用途に応じて、灯具取付枠27を回転させるとともに、灯具2を回動させることができるので、より灯具2の可動範囲が広くなり、照射範囲を任意に変更することができる。
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1のストッパー部の構造が異なるものである。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を附し、説明を省略する。
本実施の形態では、説明の便宜上、枠部の下面に対して灯具を水平方向への回転する動作を回転または水平回転といい、枠部の下面に対して灯具を垂直方向へ回転する動作を回動または垂直回転という場合がある。
図12〜図16を用いて、本実施の形態の照明器具の構造について、説明する。
図12は、本実施の形態の照明器具を示す斜視図であり、図13は、図12の照明器具を下面から見たときの照明器具を示す下面図であり、図14は、図12の照明器具のA−A’断面図であり、図15は、図12の照明器具の分解斜視図であり、図16は、図15の照明器具の分解斜視図の他の角度から見たときの分解部分斜視図である。
照明器具1aは、灯具2aと、枠部3aと、枠部3aの外周に取り付けられる取付バネ4aと、枠部3aの上部に取り付けられる略コの字状のバンド部28と、このバンドに回転可能に取り付けられ、先端部に灯具2aが取り付けられるアーム部5aとを備える。
灯具2aは、灯具本体29と、この灯具本体29の上方かつ両側に取り付けられる連結部30を備える。さらに、この灯具本体29の下面側には、ランプ8aと、ランプ8aが発光する光を灯具本体29の下面方向に反射する反射面を有する反射部59と、この反射部59を灯具本体29に固定するカバー部60とを備える。また、灯具本体29の上面側には、ランプ8aが発熱する熱を放熱する放熱板61を備える。
連結部30は、一端側に灯具本体29に取り付けられる取付ネジ挿入部31、他端側に回転軸固定穴32と可動ストッパー爪33を有し、一端側と他端側のほぼ中央付近が直角に折り曲げられて形成されている。この連結部30は、取付ネジ34が取付ネジ挿入部31に挿入され、さらに、取付ネジ34が灯具本体29の取付ネジ固定穴35にネジ留めされて、灯具本体29に取り付けられている。
回転軸固定穴32は、バーリング加工されて形成され、後述する回転軸36がねじ込まれた際に、回転軸36が外れにくくなっている。
可動ストッパー爪33は、連結部30の他端側(回転軸固定穴32の近傍)から切り起されて形成されている。
枠部3aは、円筒形状をなし、この円筒形状の上面と下面は開口しており、下面に円筒形状の外方に突出するツバ部を備えている。
取付バネ4aは、V字状に折り曲げられて形成され、一端側に、取付ネジ37が挿入される取付ネジ挿入部38を有し、他端側に、天井に設けられている埋め込み穴に係合する弾性部22を有する。この取付バネ4aは、取付ネジ37が取付ネジ挿入部38に挿入され、この取付ネジ37が枠部3aの取付ネジ固定穴39にネジ留めされて、枠部3aに取り付けられている。
バンド部28は、「コ」の字状となるように折り曲げられて形成され、中央部に水平回転軸回転止め部40を有し、先端部分には取付ネジ挿入穴41を有する。このバンド部28は、取付ネジ42が取付ネジ挿入穴41に挿入され、取付ネジ42が枠部3aの取付ネジ固定穴43にネジ留めされて、枠部3aに取り付けられている。
水平回転軸回転止め部40は、円形の一部を切り欠いた直線部分と円弧部分とを有する形状をなしている。
アーム部5aは、正面が「コ」の字状となるように折り曲げられ、側面が「く」の字状に形成されている。このアーム部5aは、中央部に水平回転軸挿入部44を備え、先端部に回転軸取付穴45を備えている。さらに、アーム部5aは、水平回転軸挿入部44の周囲にアーム部5aから切り起されて形成される水平回転ストッパー爪46と、回転軸取付穴45を中心とした円弧状の可動部47を備えている。
本実施の形態において、回転軸固定穴32と、回転軸36と、回転軸取付穴45を合わせて、回転軸部という場合がある。
可動部47は、可動ストッパー爪33が挿入され、可動ストッパー爪33が接触する第1のストッパー部48と、第2のストッパー部49とを備えている。
水平回転軸50は、ツバ付き帽子形状をなし、水平回転軸挿入部44の直径よりも大きい固定部51と、水平回転軸挿入部44に挿入される回転部52と、回転部52よりも先端部側にねじ切りされるネジ部53および平面状の平面部54とを備える。
回転止めリング55は、Oリング状に形成され、このOリングの外周方向に突出する回転ストッパー凸部56と、Oリングの内周方向に三角形状に突出する突起部57とを備える。
突起部57は、互いに対向するように回転止めリング55の内周に2つ備えられ、この突起部57が水平回転軸50の平面部54に接触して、回転止めリング55の回転を規制する。
水平回転軸50は、アーム部5aの水平回転軸挿入部44、回転止めリング55の内周、および、水平回転軸回転止め部40に挿入され、水平回転軸50のネジ部53にナット58が締めこまれ、アーム部5aと回転止めリング55が回転可能にバンド部28に取り付けられる。
水平回転軸50の挿入方向の断面が、水平回転軸回転止め部40の形状とほぼ同一の形状となっており、水平回転軸50と水平回転軸回転止め部40が接触して、水平回転軸50が回転するのを防止する。
灯具2a(アーム部5a)を一方の水平方向に回転させていくと、次第に回転止めリングの回転ストッパー凸部56が回転ストッパー爪46に接触し、次に、回転止めリング55の突起部57が水平回転軸50の平面部54に接触して、灯具2aの水平方向への回転を規制する。また、灯具2a(アーム部5a)を他方の水平方向に回転させていくと同様に動作して、灯具2aの水平方向への回転を規制する。このように、回転止めリング50によって、灯具2a(アーム部5a)が水平方向に360°以上回転することができる。また、回転止めリングによって、灯具2a(アーム部5a)の水平方向への回転を規制しているので、灯具2aが水平方向に必要以上に回転することがなく、灯具2aに接続されている電線が捩れて切断される恐れがない。
図17は、図12に示す照明器具の枠部をB−B’で切断したときの部分断面図であり、灯具の可動状態を示している。図17(a)は、灯具の下面が真下方向に向いているときの部分断面図であり、図17(b)は、灯具を一方向に回動した状態を示す部分断面図であり、図17(c)は、図17(b)とは異なる他方向に回動した状態を示す部分断面図である。
灯具2aの照射方向を枠部3aの下面に対して真下に向けるとき、灯具2aの下面は枠部3aの下面とほぼ平行となり、可動ストッパー爪33は、可動部47のほぼ中央の位置となる。
アーム部5aが灯具2aに取り付けられるとき、回転軸取付穴32同士を結ぶ線は、灯具本体29(灯具2a)の下面の直径に対して、偏心した位置にある。灯具2aは、回転軸36を中心にして回動する。そのため、一方向(G方向)に灯具2aを回動すると、灯具の回転軸36とは反対側の下面端部が枠部3aの下面から下方に突出する。さらに灯具2aを一方向に回動すると、可動ストッパー爪33が第1のストッパー48に接触して、灯具2aの回動を規制する。
したがって、第1のストッパー48によって、灯具2aを枠部3aの下面から突出させることができるので、ランプ8aからの光が枠部の内壁に遮光されにくくなり、効率よく照射することができる。
アーム部5aが灯具2aに取り付けられるとき、回転軸取付穴32同士を結ぶ線は、灯具2aの下面の直径に対して、偏心した位置にある。灯具2aは、回転軸36を中心にして回動する。そのため、他方向(H方向)に灯具2aを回動すると、灯具2aの回転軸36とは反対側の下面端部が枠部3aの下面から内側方向に収納される。さらに灯具2aを他方向に回動すると、可動ストッパー爪33が第2のストッパー49に接触して、灯具の回動を規制する。
したがって、第2のストッパー49によって、灯具2aを枠部3aの下面から内側方向に収納させることができるので、ランプ8aからの光の一部が枠部の内壁に遮光され、照射される光効率がやや劣るが、枠部3aの下面から灯具2aが突出することがなく、意匠性を良くすることができる。
このように、第1のストッパー48と第2のストッパー49を備えるので、光効率を向上させる、または、意匠性を向上させることを、ユーザーが任意に選択できる。
また、水平回転軸50によって、灯具2a(アーム部5a)を360°回転させることができるので、照明器具1aを天井に取り付ける際、可動部47(第1のストッパー48、第2のストッパー49)の位置を確認することなく設置することができる。したがって、ユーザーが灯具2aを回動して垂直方向の角度を設定から、灯具2aを水平方向に回転させることで、照射するエリアを設定することができる。または、灯具2aを水平方向に回転させてから、ユーザーが灯具2aを回動して、照射するエリアを設定することができる。
なお、本実施の形態では、灯具本体29に連結部30(回転軸取付穴15a、可動ストッパー爪33)を取り付ける場合について説明したが、灯具本体29に回転軸取付穴15aと、可動ストッパー爪33を一体的に形成してもよい。
また、本実施の形態では、各部品を取付ネジ34、37、42によって取り付ける場合について説明したが、各部品を取り付ける方法は、リベット留めや溶接や接着剤などであってもよい。
なお、本実施の形態では、可動ストッパー爪33を灯具2a側に備え、可動部47をアーム部5a側に備える場合について説明したが、可動部47を灯具2a側に備え、可動ストッパー爪33をアーム部5a側に備えてもよく、この場合も同様の効果を得ることができる。
1、1a 照明器具、2、2a 灯具、3、3a 枠部、4、4a 取付バネ、5、5a アーム部、6 灯具ボディ部、7 灯具反射部、8、8a ランプ、9 ソケット部、10 ランプソケット、11 ソケット取付ネジ、12 ソケット取付部、13 反射板、14 アーム取付部、14a アーム取付ネジ、14b アーム取付ナット、15 回転軸取付穴、16 灯具取付穴、17 ツバ部、18、18a 回転軸固定穴、19 切欠部、20 切欠ストッパー部、21 灯具ストッパー部、22、22a 弾性部、23、23a 回転軸、24、24a 回転軸部、25 係止爪、26 取付枠部、27 灯具取付枠部、28 バンド部、29 灯具本体、30 連結部、31 取付ネジ挿入部、32 回転軸固定穴、33 可動ストッパー爪、34 取付ネジ、35 取付ネジ固定穴、36 回転軸、37 取付ネジ、38 取付ネジ挿入部、39 取付ネジ固定穴、40 水平回転軸回転止め部、41 取付ネジ挿入穴、42 取付ネジ、43 取付ネジ固定穴、44 水平回転軸挿入部、45 回転軸取付穴、46 水平回転ストッパー爪、47 可動部、48 第1のストッパー部、49 第2のストッパー部、50 水平回転軸、51 固定部、52 回転部、53 ネジ部、54 平面部、55 回転止めリング、56 回転ストッパー凸部、57、突起部、58 ナット、59 反射部、60 カバー部、61 放熱板。

Claims (9)

  1. 灯具と、
    一端が前記灯具に取り付けられるアーム部と、
    前記アーム部の他端が取り付けられる回転軸部、前記回転軸部を中心として前記灯具を一方側に回動して、前記灯具の底面の一端側の先端部が突出する第1の突出量が大きくなるように、前記灯具と当接して前記灯具の回動を規制する第1のストッパー部、及び、前記回転軸部を中心として前記灯具を他方側に回動して、前記灯具の底面の他端側の先端部を突出させる第2の突出量を、前記第1の突出量よりも小さくなるように、前記アーム部と当接して前記灯具の回動を規制する第2のストッパー部、を有する枠部と、を備え、
    前記第1のストッパー部を、前記枠部の高さ方向先端の周枠部に設けられる灯具ストッパー部とし、
    前記第2のストッパー部を、前記枠部の内壁が切り欠かれて設けられる切欠ストッパー部とすることを特徴とする照明器具。
  2. 灯具と、
    一端が前記灯具に取り付けられるアーム部と、
    前記アーム部の他端が取り付けられる回転軸部、前記回転軸部を中心として前記灯具を一方側に回動して、前記灯具の底面の一方側の先端部が突出する第1の突出量が小さくなるように、前記灯具と当接して前記灯具の回動を規制する第1のストッパー部、及び、前記回転軸部を中心として前記灯具を他方側に回動して、前記灯具の底面の他端側の先端部を突出させる第2の突出量を前記第1の突出量よりも大きくなるように、前記アーム部と当接して前記灯具の回動を規制する第2のストッパー部、を有する枠部と、を備え、
    前記第1のストッパー部を、前記枠部の高さ方向先端の周枠部に設けられる灯具ストッパー部とし、
    前記第2のストッパー部を、前記枠部の内壁が切り欠かれて設けられる切欠ストッパー部とすることを特徴とする照明器具。
  3. 回転軸部は、灯具を回転する軸線が枠部の底面の中心線上とは異なる位置となるように備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 回転軸部は、枠部の内壁部に備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の照明器具。
  5. 可動ストッパー爪を有する灯具と、
    開口部を有し、この開口部から臨むように前記灯具が取り付けられる枠部と、
    前記枠部が回転可能に取り付けられるアーム部と、
    前記灯具を前記アーム部の一端側に回動可動に取り付ける回転軸部と、
    この回転軸部の近傍に設けられ、前記可動ストッパー爪が挿入される可動部と、
    前記可動部に設けられ、前記回転軸部が取り付けられる部分を中心として前記灯具を一方側に回動して、前記灯具の底面の一端側の先端部が前記開口部より突出するように、前記灯具の回動を規制する第1のストッパー部と、
    前記可動部に設けられ、前記回転軸部が取り付けられる部分を中心として前記灯具を他方側に回動して、前記灯具の底面を前記枠部内に収納するように、前記灯具の回動を規制する第2のストッパー部と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  6. 灯具と、
    開口部を有し、この開口部から臨むように前記灯具が取り付けられる枠部と、
    前記枠部が回転可能に取り付けられるアーム部と、
    前記灯具を前記アーム部の一端側に回動可動に取り付ける回転軸部と、
    前記アーム部の一端側に設けられる可動ストッパー爪と、
    前記灯具に前記回転軸部が取り付けられる部分の近傍に設けられ、前記可動ストッパー爪が挿入される可動部と、
    前記可動部に設けられ、前記回転軸部が取り付けられる部分を中心として前記灯具を一方側に回動して、前記灯具の底面の一端側の先端部が前記開口部より突出するように、前記灯具の回動を規制する第1のストッパー部と、
    前記可動部に設けられ、前記回転軸部が取り付けられる部分を中心として前記灯具を他方側に回動して、前記灯具の底面を前記枠部内に収納するように、前記灯具の回動を規制する第2のストッパー部と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  7. 回転軸部を中心に円弧状に形成され、この円弧状に形成された一端を第1のストッパー部、前記円弧状に形成された他端を第2のストッパー部とすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の照明器具。
  8. 第1または第2のストッパー部に当接して、灯具の回動が規制されるときの配光角が30°となることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の照明器具。
  9. 第1または第2のストッパー部に当接して、灯具の回動が規制されるときの配光角が45°となることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の照明器具。
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