JP5277463B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

画像形成装置に関する。
画像形成装置の感光体はその性質から、所定の累積プリント枚数毎等に交換が必要なことが知られている。
図5は、従来の画像形成装置における感光体と、感光体を回転駆動するモータと、モータの回転力を感光体に伝達する伝達手段と、の関係を示す図である。
感光体1を回転駆動する駆動手段であるモータMT1は画像形成装置の構造体A1に固定され、モータMT1の出力軸に直結された駆動軸2bが下記のカップリングと感光体1とを貫通している。
そして、駆動軸2bにはモータMT1の回転力を感光体1に伝達するカップリング2の駆動側カップリング2cが装着されている。駆動側カップリング2cの感光体側先端部は、後述する受動側カップリングの凹部と脱着可能に嵌合する凸部2dを有している。また、駆動側カップリング2cは駆動軸2bに固定されたピン2eにより駆動軸2bと一体的に回転する。
感光体1は円筒状の感光体本体1aと感光体本体1a両端面に固定されたフランジ1bとを有し、フランジ1bが感光体ユニット筐体1cにブラケット1dで回転可能に支持されている。そして、モータMT1と対向するフランジ1bはモータMT1側に突出し、突き出した凸部1eが受動側カップリングの機能を有している。そして凸部1e(受動側カップリング1f)のモータMT1側先端に、駆動側カップリング2cの凸部2dと脱着可能に嵌合する凹部1gが形成されている。
以上の構成により、モータMT1で発生した回転力は、駆動軸2b、ピン2e、駆動側カップリング2c(凸部2d)、感光体の一部である凹部1g(受動側カップリング1fの凹部1g)と、その順に伝達されて感光体1を回転させる。
そして、感光体1はそのメンテナンスのため感光体ユニット筐体1cのブラケット1dから抜去する必要があり、凸部1e(受動側カップリング1f)の外径はブラケット1dの内径より大きくはできなかった。しかし、感光体1は直径D1が例えば60〜100mmと大きく、直径が大きいがために感光体1を支持するブラケット1dと凸部1e(受動側カップリング1f)の直径D2も大きくでき、結果として受動側カップリングの凹部1gと駆動側カップリング2cの凸部2dの厚さも厚くでき、回転力を伝達する伝達面積(凸部1eと凸部2dが回転時に接触する部分の厚さと長さの積)も大きくできた。
また、カップリングにとって回転力を伝達する対象が単に感光体を回転させるだけの軽負荷でしかなく、且つ上述したように回転力を伝達するカップリングの前記伝達面積も大きくできたため、凸部2dと凹部1gとに掛かる単位面積当たりの荷重も小さく、このため凸部2dと凹部1gとの当接面の摩耗も小さく特に大きな問題はなかった。(例えば特許文献1参照)。
特開2005−62806号公報
しかし、図1に示すような例えばタンデム型カラー画像形成装置の中間転写体31を回転駆動する駆動ローラ32の動力伝達手段に、特許文献1に示されたものと同様な動力伝達手段を用いようとしても、2次転写を行う転写ローラR6、転写ローラR6の対向ローラ35、及び一次転写手段14Kとそれ等のブラケットが周囲に位置しているため、駆動ローラ32のブラケットの直径は例えば30mm程度と前述した感光体のブラケット程大きくできない場合がある。
このような場合には、駆動ローラ32に一体化した受動側カップリングの直径は大きくできず、結果として駆動側カップリングの凸部と受動側カップリングの凹部との厚さも厚くでず、回転力を伝達する伝達面積も大きくできない。
また、感光体1を駆動する場合には必要な伝達回転力は小さくて済んだが、中間転写体31を駆動する駆動ローラ32は所定の張力で張った中間転写体31を駆動し、且つ2次転写を行うためにシートを搬送させなければならず感光体の場合に比べて大きな負荷であるため、カップリング部(駆動側カップリングの凸部と、受動側カップリングの凹部との当接面)に掛かる荷重も大きく、カップリング部の摩耗量も大きくなってしまう可能性があり、摩耗量が大きくなるとカップリング部の交換頻度増加による生産性低下を招いてしまう可能性があるという問題点が発生した。
本発明は上記問題点に鑑み、動力を伝達する動力伝達手段(カップリング)の摩耗が少なくカップリング等の交換頻度の低い、高生産性の画像形成装置を提供することを目的とする。
1.中間転写体と、
前記中間転写体を駆動する駆動ローラと、
前記駆動ローラを回転駆動する駆動手段と、
該駆動手段の駆動力を前記駆動ローラに伝達する動力伝達手段と、を有し、
前記動力伝達手段は、前記駆動手段の駆動軸と、該駆動軸に配設された、前記駆動手段の回転力を伝達可能とする円筒状のカップリングとで構成され、
前記駆動軸は少なくとも前記カップリングと前記駆動ローラとの軸方向の長さを加えた長さを有し、前記駆動ローラと前記カップリングとを直径方向に間隙をもって貫通し、
前記駆動手段は画像形成装置本体に固定され、前記駆動ローラを回転可能に固定する中間ベルトユニットに前記駆動ローラが内装された画像形成装置において、
前記カップリングは、前記駆動軸と一体に回転する駆動側カップリングと、前記駆動ローラと着脱可能に固定され、前記駆動側カップリングと挿脱可能な受動側カップリングと、で構成され、
前記駆動軸に配設された回り止めのピンと、前記駆動側カップリングに設けられた前記ピンに嵌合する長穴と、前記駆動側カップリングを前記受動側カップリングに付勢する弾性体を備え、前記ピンが前記長穴に嵌合することにより、前記駆動側カップリングが前記駆動軸に対して軸方向に移動可能で且つ前記駆動軸と一体的に回転し、
前記中間ベルトユニットには、前記中間転写体と、前記駆動ローラと、前記受動側カップリングが設けられ、
前記駆動側カップリングは前記受動側カップリングとの対向面に前記受動側カップリングと嵌合する駆動側嵌合部を有し、前記受動側カップリングは前記駆動側カップリングとの対向面に前記駆動側カップリングと嵌合する受動側嵌合部を有し、
前記駆動側嵌合部と前記受動側嵌合部とが動力伝達時に互いに当接する当接面の直径方向の厚さが3〜8mmとし、
前記中間ベルトユニットの前記画像形成装置本体からの脱離時には、前記駆動側カップリングが前記受動側カップリングから離脱して、前記駆動手段と前記駆動軸と前記駆動側カップリングとが前記画像形成装置本体に残り、前記駆動ローラと前記受動側カップリングとが前記画像形成装置本体から脱離することを特徴とする画像形成装置。
2.前記駆動ローラは前記駆動手段に向けて突き出した凸部を有し、該凸部が前記中間ベルトユニットから挿脱可能に固定され、該凸部の前記駆動手段側に前記受動カップリングが着脱可能に固定されていることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記駆動ローラのカップリング側端部のネジに前記受動側カップリングのネジが螺合して、前記駆動ローラに対して前記受動側カップリングが着脱可能に固定されていることを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
4.前記受動側カップリングの、前記駆動ローラとの結合部分の外径に対して、受動側カップリングの、前記受動側嵌合部の外径を大きくして、前記当接面の直径方向の厚さを3〜8mm確保できるようにしたことを特徴とする前記1〜のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明によりカップリングの摩耗を少なくでき、これによりカップリングの交換頻度の低い高生産性の画像形成装置が提供できる。
画像形成装置の側面図である。 中間転写体を回転させる駆動ローラの動力伝達系の概念図である。 駆動ローラの動力伝達系の説明図である。 駆動ローラの動力伝達手段の詳細構成図である。 従来の画像形成装置における感光体と、感光体を回転駆動するモータと、モータの回転力を感光体に伝達する伝達手段と、の関係を示す図である。
以下、実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、画像形成装置の側面図である。
図1を参照して、シートに画像を形成する画像形成装置について説明する。
画像形成装置Aは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成手段12Y、12M、12C、12K、中間ベルトユニット3、給紙部4及び定着装置5等を有している。
画像形成装置Aの上部には、原稿画像読取装置Bが設置されている。
原稿台上に載置された原稿は原稿画像読取装置Bの原稿画像走査露光部の光学系により原稿画像が走査露光され、原稿画像に応じた反射光がラインイメージセンサに読み込まれる。
ラインイメージセンサにより光電変換された原稿画像のアナログ信号は、不図示の画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、デジタル信号として露光手段11Y、11M、11C、11Kに入力される。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成手段12Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成手段12M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成手段12C、及び黒(K)色の画像を形成する画像形成手段12Kは、それぞれ像担持体としての感光体ドラムと感光体ドラムの周囲に配置された帯電手段、露光手段、現像装置及びクリーニング手段を有している。そして、感光体ドラム表面に原稿画像に応じた潜像を形成する。
現像装置13Y、13M、13C、13Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径トナーとキャリアからなる2成分現像剤により潜像を顕像化する。
画像形成手段12Y、12M、12C、12Kにより形成された各色のトナー画像は、一次転写手段14Y、14M、14C、14Kにより、回転する半導電性エンドレスベルト状の半導電性エンドレスベルト状の中間転写体31上に逐次転写(一次転写)されて、カラー画像が合成される。
中間転写体31は駆動ローラ32と、ローラ33、34と、対向ローラ35とに巻回されており、駆動ローラ32により矢印方向に回転駆動されている。
そして、駆動ローラ32、ローラ33、34、対向ローラ35、中間転写体31、及び一次転写手段14Y、14M、14C、14Kの各ローラは、ローラユニットである中間ベルトユニット3として一体化されており(以下ローラユニットを中間ベルトユニット3と称する)、中間ベルトユニット3は例えば中間転写体31の交換時等のメンテナンス時に画像形成装置本体から着脱可能となっている。
給紙部4の給紙カセット4A内に収容され給紙手段4aによりピックアップされたシートP、又は手差シートトレイ4Bに積載され給紙手段4bによりピックアップされたシートPは、搬送ローラR1、R2、R3、ループローラR4、及びレジストローラR5により、転写領域pに搬送される。
そして、転写領域pで中間転写体31に担持されたカラー画像が転写ローラR6とによりシートPに転写(二次転写)される。なお、転写ローラR6には不図示の転写電源が接続されている。
カラー画像が転写されたシートPは、トナー画像を定着する定着装置5において加熱源であるヒータランプ51を内装した加熱ローラ5Aと加圧ローラ5Bとによって加熱及び加圧される。これにより、シートP上のトナー像が定着されてシートP上に固定される。
そして、定着されたシートPは排紙ローラR7に挟持されて昇降排紙台7に向けて排出される。なお、昇降排紙台7は、昇降排紙台7を昇降させる不図示の昇降手段により、排出中のシートが積載されたシートの最上面に引っ掛からないように昇降される。
中間転写体31はカラー画像を転写した後シートPを曲率分離し、クリーニング手段36により中間転写体31上に残留したトナーが除去される。
また、両面プリントをさせる場合には、シートPの第1面に形成した画像を定着処理させた後、シートPを搬送路r1更に搬送路r3に導入させ、その後スイッチバックして搬送路r4に搬送させる。そして、表裏を反転させたシートをループローラR4及びレジストローラR5等を経て再び転写領域pに搬送させる。
なお、定着処理されたシートPを反転排紙させることを可能としても良く、この場合には、シートPを定着装置5と排紙ローラR7の中間に配置された分岐板28Aの図示右側を通過させ、搬送路r1(右側)に搬送させた後、スイッチバックして分岐板28Aの図示左側の搬送路r2(一点鎖線)を通過させ、排紙ローラR7により装置外に排出させる。
画像形成装置Aはオペレータが各種画像形成条件を設定或いは選択する操作パネルPAを有している。そして操作パネルPAは例えばタッチパネル等の表示部兼操作部(不図示)が配設され、タッチパネルには各種操作画面と情報画面が表示される。
画像形成装置Aは制御手段Cを有し、制御手段Cは画像形成装置Aの上述した動作の制御を行う。
図2は、中間転写体を回転させる駆動ローラの動力伝達系の概念図である。
ローラの一例である駆動ローラ32は円筒状のカップリング63を含む動力伝達手段61を介して駆動ローラ32を回転駆動する駆動手段(以下駆動ローラ32を回転駆動する駆動手段をモータMT2と称する)により回転駆動される。そして前述したように、駆動ローラ32を回転可能に固定した中間転写体31の交換時には中間ベルトユニット3を画像形成装置本体から取り外して中間転写体31を交換可能となっている。
このため、画像形成装置本体側にモータMT2と駆動軸62と駆動側カップリング63aとを残し、中間ベルトユニット3に配設された中間転写体31と駆動ローラ32と受動側カップリング63bとが画像形成装置本体から取り外せるようになっており、以下説明する。
図2(a)は中間ベルトユニット3が画像形成装置Aに装着されている時の図で、図2(b)は中間ベルトユニット3を画像形成装置Aから取り外した時の図である。
図2(a)において、中間ベルトユニット3は画像形成装置内部に装着されている。
画像形成装置の構造体A1に固定されたモータMT2の出力軸に直結された駆動軸62にはモータMT2の回転力を伝達するカップリング63が配設され、カップリング63は駆動軸62の軸方向モータMT2側に位置し、駆動軸62と一体に回転する駆動側カップリング63aと駆動ローラ32に挿脱可能に固定された受動側カップリング63bとで構成されている。
そして中間ベルトユニット3が画像形成装置に装着されている時は駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bとが連結し、モータMT2により駆動ローラ32が回転される。
図2(b)において、中間ベルトユニット3は画像形成装置から取り外されている。
中間ベルトユニット3を画像形成装置から取り外す場合は中間ベルトユニット3を矢印K方向に移動させる。
この時、駆動側カップリング63aから受動側カップリング63bが外れて、モータMT2と駆動軸62と駆動側カップリング63aとが画像形成装置側に残り、中間ベルトユニット3に設けられた受動側カップリング63bと駆動ローラ32が画像形成装置から離脱する。
図3は、駆動ローラの動力伝達系の説明図である。
図3(a)は中間ベルトユニット3が画像形成装置に装着されている時の図で、図3(b)は中間ベルトユニット3を画像形成装置から取り外す時の図である。
モータMT2は画像形成装置の本体(構造体A1)に固定されており、駆動軸62は少なくとも、駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bと駆動ローラ32との軸方向の長さを加えた長さを有し、これらを貫通している。
駆動軸62には駆動側カップリング63aの回り止めのピン65が取り付けられ、駆動側カップリング63aにはピン65が嵌合する長穴66が空けてある。そしてピン65が長穴66に嵌合することにより、駆動側カップリング63aは駆動軸62に対して軸方向に移動可能で且つ駆動軸62と一体的に回転する。
また、駆動側カップリング63aは弾性体例えばバネ67により常時中間ベルトユニット3に向かって付勢されている。
駆動ローラ32はブラケット64により中間ベルトユニット3のフレーム37に回転可能に固定されている。そして、モータMT2に向けて突き出した駆動ローラ32の凸部であるカップリング側端部38(以下該凸部をカップリング側端部38と称する)には雄ネジ38aが切ってあり受動側カップリング63bの雌ネジ63b1と螺合して駆動ローラ32に受動側カップリング63bが固定されている。
なお、中間ベルトユニット3としての組み付け時には、フレーム37のブラケット64からカップリング側端部38が突き出るように駆動ローラ32を装着し、その後カップリング側端部38の雄ネジ38aに受動側カップリング63b(雌ネジ63b1)をねじ込む。
中間ベルトユニット3が装着されている時はモータMT2の駆動軸62は駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bと駆動ローラ32とを貫通しており、受動側カップリング63bの受動側嵌合部である凹部63b2に駆動側カップリング63aの駆動側嵌合部である凸部63a1が嵌入している。そして中間転写体31の回転時即ちモータMT2の回転時は、凸部63a1の当接面(後述)に凹部63b2の当接面(後述)が当接してモータMT2の回転力(駆動力)を駆動ローラ32に伝達する。
なお、バネ67により駆動側カップリング63aを受動側カップリング63bに向けて付勢しているために駆動側カップリング63aから受動側カップリング63bが外れることはない。
以上説明したように、モータMT2の回転力は、駆動軸62、ピン65、長穴66、駆動側カップリング63a(凸部63a1の当接面)、駆動ローラ32のカップリング側端部38に固定された受動側カップリング63b(凹部63b2の当接面)、及び駆動ローラ32へと順次伝わり中間転写体31を回転させる。
図3(b)は中間ベルトユニット3が画像形成装置から引き抜かれる途中即ち脱離時の状態を示し、中間ベルトユニット3が矢印K方向に移動されて画像形成装置から外される時は、駆動側カップリング63aの凸部63a1から受動側カップリング63bの凹部63b2が離脱する。
中間ベルトユニット3が画像形成装置から外される途中において、駆動軸62は駆動ローラ32又は受動側カップリング63bにまだ嵌入している。更に矢印K方向に中間ベルトユニット3を移動させることにより中間ベルトユニット3を駆動軸62から取り外すことが可能となる。なお、駆動側カップリング63aはピン65が長穴66に嵌合しているため駆動軸62から脱落することがない。
中間ベルトユニット3を画像形成装置に装着する時(矢印K方向)は上述した動作と逆の作用により可能となる。
図4は、駆動ローラの動力伝達手段の詳細構成図である。
なお、説明を分かりやすくするように駆動ローラ32と駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bとを駆動軸62の軸方向にそれぞれ離して図示している。
モータMT2(不図示)の回転力を駆動ローラ32に伝達する動力伝達手段61は駆動軸62と駆動軸62に配設されて回転力を伝達する円筒状のカップリング63とで構成されている。そして、駆動軸62は駆動ローラ32とカップリング63とを直径方向に僅かな間隙をもって貫通している。
カップリング63は、駆動軸62に対してピン65と長穴66とを介して一体に回転する駆動側カップリング63aと、駆動ローラ32と着脱可能に固定された受動側カップリング63bとで構成されている。
駆動ローラ32は、カップリング側端部38でフレーム37に固定されたブラケット64により中間ベルトユニット3に回転可能且つ挿脱可能に固定されており、また、カップリング側端部38の雄ネジ38aに受動側カップリング63bの雌ネジ63b1が螺合して、駆動ローラ32に対して受動側カップリング63bが着脱可能に固定されている。
そして、駆動側カップリング63aは受動側カップリング63bとの対向面に受動側カップリング63bと嵌合する駆動側嵌合部であるモータMT2側に突き出した凸部63a1を有し、受動側カップリング63bは駆動側カップリング63aとの対向面に駆動側カップリング63aと嵌合する受動側嵌合部である凹部63b2を有している。
ここで、駆動軸62の直径D3に対して駆動ローラ32と駆動側カップリング63aの内径D4は直径D3より僅か例えば0.2〜0.5mm程度大きく設定してある。
また、駆動側カップリング63aの凸部63a1の外径D5に対して、受動側カップリング63bの凹部63b2の内径D6は外径D5より僅か例えば0.2〜0.5mm程度大きく設定してある。
このように内径D4を直径D3より僅か例えば0.2〜0.5mm程度大きく設定し、内径D6を外径D5より僅か例えば0.2〜0.5mm程度大きく設定することにより、駆動ローラ32の回転負荷によって駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bとがせってしまい、モータMT2の回転力を安定して駆動ローラ32に伝達できなくなることを防止する。
また、動力伝達時に凸部63a1と凹部63b2とが互いに当接する当接面68(斜線部)の直径方向の厚さh1を3〜8mm好ましくは3〜5mmとして、回転力を伝達する伝達面積を大きくし、例えば駆動側カップリング63aと受動側カップリング63bの双方又は一方をアルミニウム等の柔らかい材質で構成しても動力伝達による摩耗が少ないようにしている。
なお直径方向の厚さh1は、受動側カップリング63bの凹部63b2の内径D6と、凹部63b2の内側に突き出した凸部(不図示)と、の距離、即ち当接面68(斜線部)の直径方向の厚さである。
また、駆動ローラ32の付近には2次転写を行う転写ローラR6、対向ローラ35、及び一次転写手段14Kとそれ等のブラケットが周囲に位置しているため、駆動ローラ32を取り付けるブラケット64の直径即ち内径D7は制約を受けてしまう。
この制約によりブラケット64に挿入する駆動ローラ32のカップリング側端部38の外形D8も制約を受け、受動側カップリング63bの凹部63b2部分の外径D9を制約を受けた外形D8と同じにすると、受動側カップリング63bの当接面68(斜線部)の直径方向の厚さh1を3mm以上にできなくなってしまう場合がある。
このため、受動側カップリング63bの駆動ローラ32との結合部分の外径D10に対して受動側カップリング63bの凹部63b2の外径D9を大きくして、凸部63a1と凹部63b2とが互いに当接する当接面68の厚さh1を3〜8mm好ましくは3〜5mm確保できる外径寸法とする。
以上説明したように、受動側カップリング63bの駆動ローラ32との結合部分の外径D10に対して受動側カップリング63bの凹部63b2部分の外径D9を大きくして、厚さh1を3〜8mm好ましくは3〜5mm確保できるようにすることにより、動力を伝達する動力伝達手段(カップリング)の摩耗を少なくでき、カップリング等の交換頻度の低い高生産性の画像形成装置を提供することが可能となる。
以上、駆動手段により回転されるローラとして中間転写体の駆動ローラを例に取り説明したが、対象となるローラとその動力伝達手段は、モータ等の駆動手段からローラを切り離すことが必要な系のローラとその動力伝達手段であれば良く、特に狭小なスペースに設置するローラに好適に用いることができる。
3 中間ベルトユニット
31 中間転写体
32 駆動ローラ
38 カップリング側端部
61 動力伝達手段
62 駆動軸
63 カップリング
63a 駆動側カップリング
63a1 凸部
63b 受動側カップリング
63b2 凹部
64 ブラケット
68 当接面
A 画像形成装置
MT2 モータ

Claims (4)

  1. 中間転写体と、
    前記中間転写体を駆動する駆動ローラと、
    前記駆動ローラを回転駆動する駆動手段と、
    該駆動手段の駆動力を前記駆動ローラに伝達する動力伝達手段と、を有し、
    前記動力伝達手段は、前記駆動手段の駆動軸と、該駆動軸に配設された、前記駆動手段の回転力を伝達可能とする円筒状のカップリングとで構成され、
    前記駆動軸は少なくとも前記カップリングと前記駆動ローラとの軸方向の長さを加えた長さを有し、前記駆動ローラと前記カップリングとを直径方向に間隙をもって貫通し、
    前記駆動手段は画像形成装置本体に固定され、前記駆動ローラを回転可能に固定する中間ベルトユニットに前記駆動ローラが内装された画像形成装置において、
    前記カップリングは、前記駆動軸と一体に回転する駆動側カップリングと、前記駆動ローラと着脱可能に固定され、前記駆動側カップリングと挿脱可能な受動側カップリングと、で構成され、
    前記駆動軸に配設された回り止めのピンと、前記駆動側カップリングに設けられた前記ピンに嵌合する長穴と、前記駆動側カップリングを前記受動側カップリングに付勢する弾性体を備え、前記ピンが前記長穴に嵌合することにより、前記駆動側カップリングが前記駆動軸に対して軸方向に移動可能で且つ前記駆動軸と一体的に回転し、
    前記中間ベルトユニットには、前記中間転写体と、前記駆動ローラと、前記受動側カップリングが設けられ、
    前記駆動側カップリングは前記受動側カップリングとの対向面に前記受動側カップリングと嵌合する駆動側嵌合部を有し、前記受動側カップリングは前記駆動側カップリングとの対向面に前記駆動側カップリングと嵌合する受動側嵌合部を有し、
    前記駆動側嵌合部と前記受動側嵌合部とが動力伝達時に互いに当接する当接面の直径方向の厚さが3〜8mmとし、
    前記中間ベルトユニットの前記画像形成装置本体からの脱離時には、前記駆動側カップリングが前記受動側カップリングから離脱して、前記駆動手段と前記駆動軸と前記駆動側カップリングとが前記画像形成装置本体に残り、前記駆動ローラと前記受動側カップリングとが前記画像形成装置本体から脱離することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動ローラは前記駆動手段に向けて突き出した凸部を有し、該凸部が前記中間ベルトユニットから挿脱可能に固定され、該凸部の前記駆動手段側に前記受動カップリングが着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動ローラのカップリング側端部のネジに前記受動側カップリングのネジが螺合して、前記駆動ローラに対して前記受動側カップリングが着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受動側カップリングの、前記駆動ローラとの結合部分の外径に対して、受動側カップリングの、前記受動側嵌合部の外径を大きくして、前記当接面の直径方向の厚さを3〜8mm確保できるようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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