JP5277460B2 - 画像形成装置の管理方法 - Google Patents
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Description
尚、本明細書において、「交換可能(な)部品」というときは、交換可能な単体部品のみならず、ユニット単位で交換可能に構成されたユニット品をも含むものとする。
このため、画像形成装置に対しては、通常、装置の管理情報に基づくユーザからの連絡に応じて、或いは、通信回線を介して得られた装置の管理情報に基づいて、サービスマンがユーザの装置使用箇所に出向き、部品交換などのメインテナンスを実施するようにしている。
このため、画像形成装置の作動停止頻度が高くなって装置の利用性が損なわれ、また、メインテナンスが非効率的で、経費も嵩むという問題があった。
前記画像形成装置は、a)各交換可能部品のそれぞれについての前記計測手段の計測値を当該画像形成装置の管理装置へ通知する通知手段が当該画像形成装置に装着されているか否かを検出する検出手段と、b)前記計測手段の計測値が第1所定値および該第1所定値よりも大きい第2所定値に達すると所定の警告を行って当該交換可能部品を交換対象とする警告手段と、を更に備えており、
前記計測手段が、前記各交換可能部品のそれぞれについて累積使用回数または累積使用時間を計測する計測ステップと、
前記検出手段が、前記通知手段が当該画像形成装置に装着されているか否かを検出する検出ステップと、
前記通知手段が当該画像形成装置に装着されていないことが検出されたときには、前記第1所定値に達した部品と前記第2所定値に達した部品とが同一グループに属するか否かを判断し、同一グループに属すると判断された場合に、メインテナンス作業者が前記部品の同時交換を行う、第1の交換ステップと、
前記通知手段が当該画像形成装置に装着されていることが検出されたときには、前記通知手段と前記管理装置との間の通信状態に所定の異常が無い限り、前記第1所定値および前記第2所定値に達したことを示す通知を行い、メインテナンス作業者が前記第2所定値に達した部品のみを交換する、第2の交換ステップと、
を有することを特徴としたものである。
一方、前記通知手段が当該画像形成装置に装着されているとき、つまり、各交換可能部品についての設定寿命の残存値を前記管理装置側で把握できるときには、通知手段と管理装置との間の通信状態に所定の異常が無い限り、前記第1所定値および前記第2所定値に達したことを示す通知を行い、メインテナンス作業者が前記第2所定値に達した部品のみを交換するので、前記或る交換可能部品について設定寿命に至った時点あるいはその前に部品交換を行うことができ、部品トラブルの発生を未然に防止して画像形成装置の円滑な使用性を確保した上で、前記他の交換可能部品についてその設定寿命を殆ど無駄なく全うすることが可能になる。
すなわち、前記通知手段が当該画像形成装置に装着されているか否かによって部品交換の仕方を切り換えるだけの比較的簡単な構成で、部品トラブルの発生を未然に防止して画像形成装置の円滑な利用性を確保すると共に、部品交換タイミングの最適化を図ることができる。
まず、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成等の概略について、図1の構成図を参照しながら説明する。尚、この画像形成装置は、例えばカラー複写機として構成されたものである。
画像形成装置1は、内部の略中央に無端シート状の中間転写ベルト10を備え、該中間転写ベルト10は、その内側に配置された3つのローラ11,12,13の各外周部に支持されて掛け渡されており、例えばローラ12がモータ(不図示)で回転駆動されることにより、矢印A1の方向(図1における反時計回り方向)に回転するようになっている。
本実施形態では、前記レーザ露光装置27は、好ましくは、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kに対する像露光を一つのレーザ光源28を用いた光学系で行うもので、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kの外周表面の所定の照射ポイントをそれぞれ指向するレーザ光を生成するためのミラー29Y,29M,29C,29Kが備えられている。
また、各作像ユニット20Y,20M,20C,20Kに対応して、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kとの間で、中間転写ベルト10を挟むようにして4つの一次転写ローラ15が回転可能に設けられている。
また、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kについても、使用頻度が高い黒用感光体ドラム21Kを他のカラー用のもの21Y,21M,21Cよりも若干大径にして耐久性の向上を図り、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kのメインテナンス期間が、黒用感光体ドラム21Kのみについて極端に短くなることがないようにしている。
図2は、画像形成装置1の部品交換制御を含む各種の制御を行う制御ユニット及びその制御系を示すブロック構成図である。
画像形成装置1の制御ユニット50は、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成されており、この制御ユニット50には、図2に示すように、画像形成装置1前述のプリンタ部2,排紙部4,イメージスキャナ部5の他、イメージスキャナ部5で得られた画像データ等の信号処理を行う信号処理部6や、装置1の作動を操作する際などに用いられる操作パネル40が、信号授受可能に接続されている。
また、前記寿命判定部56には、各交換可能部品について、その設定寿命値あるいは設定寿命値にかなり近い所定値(第2所定値)、及びこの第2所定値よりも或る程度小さい所定値(第1所定値)をそれぞれデータとして記憶した例えば読み出し専用のメモリ部(部品メモリ部)58が付設されている。
この管理情報を受けた管理装置72は、各画像形成装置1A,1B,1C,1D,…に対して、サービスマンの訪問が必要な場合には訪問時期およびその表示指令信号を送信するようになっている。
各交換可能部品については、その種類に応じて設定寿命がそれぞれ定められており、この設定寿命に至った時点あるいはその前に部品交換を行えるようにするために、図4に示すように、設定寿命値あるいは設定寿命値にかなり近い所定値(第2所定値Q)と、この第2所定値Qよりも或る程度小さい所定値(第1所定値P)とが予め定められている。本実施形態では、例えば設定寿命値を第2所定値Qとした。そして、これら第2所定値Q及び第1所定値Pが前記部品メモリ部58に読み出し可能なデータとして格納されている。
一方、前記第2所定値Qは、当該交換可能部品の正常な動作特性を保証し得る閾値であり、部品作動カウンタ55のカウント値がこの第2所定値Qを越えると、当該交換可能部品の動作に変調を来す可能性がある。尚、この第2所定値Qは、或る程度のマージン(つまり安全係数)を見込んで設定されている。
後述するように、このような複数の交換可能部品A,B,C,…をグループ分けし、そうして構成されたグループ別に部品交換制御を行うようにしてもよい。
すなわち、ステップ#31で、第2所定値Qと第1所定値Pの差分(Q−P)が所定閾値よりも小さいか否かを判定し、この判定結果がYESの場合には当該部品をグループ1とし(ステップ#32)、判定結果がNOの場合には当該部品をグループ2とした(ステップ#33)。
図6は、これら警告表示を説明するための表示パネルの正面図であり、(a)は通常時の表示を、(b)は或る部品(例えば部品F)が第1所定値Pに達している場合の表示を、(c)は当該部品Fが第2所定値Qに達している場合の表示を、また、(d)は通信ユニット60と管理装置72との間の通信に異常が発生した場合の表示を、それぞれ示している。
画像形成装置1の制御が開始されると、先ず、プリント(印刷)が実施されたか否かが継続的に判定され(ステップ#1)、この判定結果がYESになると、各交換可能部品について部品作動カウンタ55のカウンタ値をインクリメントする(ステップ#2)。尚、同時に、装置作動カウンタ53のカウンタ値もインクリメントされる。次いで、ステップ#3で、通信ユニット60が装置1に装着されているか否かが判定され、この判定結果がYESの場合には、図9に示す通信異常判定サブルーチンが実行される。
このように、本発明は、以上の実施形態やその変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や修正を加え得るものであることは言うまでもない。
42 表示パネル
43 メッセージ表示部
50 制御ユニット
55 部品作動カウンタ
56 寿命判定部
60,60A,60B,60C,60D 通信ユニット
62 通信回線
72 管理装置
A,B,C,D,E,F 交換可能部品
P,Pa,Pb,Pc,Pd,Pe,Pf 第1所定値
Q,Qa,Qb,Qc,Qd,Qe,Qf 第2所定値
Claims (4)
- 複数の交換可能部品を有し、各交換可能部品のそれぞれについて累積使用回数または累積使用時間を計測する計測手段を備えた画像形成装置の管理方法であって、
前記画像形成装置は、a)各交換可能部品のそれぞれについての前記計測手段の計測値を当該画像形成装置の管理装置へ通知する通知手段が当該画像形成装置に装着されているか否かを検出する検出手段と、b)前記計測手段の計測値が第1所定値および該第1所定値よりも大きい第2所定値に達すると所定の警告を行って当該交換可能部品を交換対象とする警告手段と、を更に備えており、
前記計測手段が、前記各交換可能部品のそれぞれについて累積使用回数または累積使用時間を計測する計測ステップと、
前記検出手段が、前記通知手段が当該画像形成装置に装着されているか否かを検出する検出ステップと、
前記通知手段が当該画像形成装置に装着されていないことが検出されたときには、前記第1所定値に達した部品と前記第2所定値に達した部品とが同一グループに属するか否かを判断し、同一グループに属すると判断された場合に、メインテナンス作業者が前記部品の同時交換を行う、第1の交換ステップと、
前記通知手段が当該画像形成装置に装着されていることが検出されたときには、前記通知手段と前記管理装置との間の通信状態に所定の異常が無い限り、前記第1所定値および前記第2所定値に達したことを示す通知を行い、メインテナンス作業者が前記第2所定値に達した部品のみを交換する、第2の交換ステップと、
を有することを特徴とする画像形成装置の管理方法。 - 前記通知手段が前記画像形成装置に装着されていることが検出された場合において、前記通知手段と前記管理装置との間の通信異常が所定期間以上続いたときには、前記第1所定値に達した部品と前記第2所定値に達した部品とが同一グループに属するか否かを判断し、同一グループに属すると判断された場合に、メインテナンス作業者が前記部品の同時交換を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の管理方法。
- 前記通知手段が前記画像形成装置に装着されていることが検出された場合において、前記通知手段と前記管理装置との間の通信異常により、交換可能部品がその第2所定値に達したことを前記管理装置に通知できない場合には、前記第1所定値に達した部品と前記第2所定値に達した部品とが同一グループに属するか否かを判断し、同一グループに属すると判断された場合に、メインテナンス作業者が前記部品の同時交換を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の管理方法。
- 前記警告手段は、前記計測手段の計測値が交換可能部品の第1所定値に達すると、当該交換可能部品について、交換時期が近付いている旨の予備的警告を行う、ことを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載の画像形成装置の管理方法。
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