JP5275412B2 - 電子部品 - Google Patents
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また、特許文献2には、パワー回路部と制御回路部とを有する回路基板が組み込まれた電気接続箱において、これらの回路の間に、貫通穴と、この貫通穴の周囲の隔壁とからなる通気路としての空間を設け、パワー回路部と制御回路部との遮熱効果を高める手法が公開されている。
例えば、発熱体が、近年、広く普及している、複数の放送波チューナを搭載した放送波受信機器の、アンテナによって受信された放送波信号を入力する信号入力部における、複数のチューナに対する複数の出力端子を備えた分配器といった電子回路モジュールである例を考える。放送波信号の分配器は、RF信号などの高周波信号の端子出力を複数に分配する増幅回路部などの発熱部を有する電子回路モジュールである。しかし、放送波信号の分配器は、複数の出力端子を備えるために自身の外形形状が大きくなり、前述の手法では中央部付近の内部の熱が放熱されづらかった。
まずは、本発明における実施形態に係る電子回路モジュールである分配器の構造について、図1を用いて説明する。
図1は、電子回路モジュールである分配器の外形を5つの面方向から視た5面視図である。
なお、本実施形態は、本発明に係る構成を適用した電子回路モジュールを、放送波に係る入力信号を分配して複数の出力端子に出力する分配器とした形態であるが、本実施形態と同様の構造の、放送波に係る信号や無線通信に係る信号などの高周波信号に係る分波器や分岐器、混合器などとした形態であっても構わない。
出力ジャックJ11〜J16は、入力ジャックJ1から入力された放送波に係る信号を、分配回路に係る配線(不図示)により、6つに分配して出力するための出力端子である。
ケースCSは、分配器10の外郭を形成するための筐体であり、通熱性や通電性を有する材料の物質で組成されている。
すなわち、入力ジャックJ1と複数の出力ジャックJ11〜J16とは、ケースCSによる外郭の内部に配置される回路基板(不図示)上に設けられ、信号の分配回路に係る配線(不図示)で接続されているが、この回路基板(不図示)の形態は、本発明の特徴的な構成ではないので詳細な説明は省略する。
さらに図1(d)左側面視図では、入力ジャックJ1、出力ジャックJ11、左側面の背面寄りの一部、および、切り欠き部NTによる左側面に対して中央部寄りに位置する面の2つの面による、ケースCSで形成された外郭、スタンドST2,ST4が視認される。
すなわち、分配器10は、図1(a)上面視図および底面視図(不図示)において、凸部を有する形状である。さらに具体的には、分配器10は、出力ジャックJ11〜J16が備えられた背面側の略6面体(ベース直方体部)と、この背面側の略6面体と連続して形成されて凸部となり、入力ジャックJ1が備えられた前面側の略6面体(凸直方体部)と、で構成されている。
図2(a)は、入力された信号を分配して2つの出力端子から出力する分配器20の上面視図であって、図1で示した分配器10と同様に、入力ジャックJ2、出力ジャックJ21,J22、スタンドST21〜ST24それぞれが、特定の面に設けられ、ケースCSにより6面からなる略直方体の外郭が形成されている。
図3は、図1で説明した分配器10をベース基板BBの所定の位置に固定したときの放熱構造を説明するための、この固定の状態を3つの面方向から視た3面視図である。
すなわち、図3に示した3面視図では、分配器10が、凸直方体部やベース直方体部の近傍の位置に対応するように穴HL1〜HL5が設けられたベース基板BBの、当該穴HL1〜HL5と切り欠き部NTによる投影領域とが重畳する位置に固定された、穴HL1〜HL5への空気の流れによる、分配器10の特に中央部付近の内部の熱に対する放熱構造が形成されていることが明示されている。
図4は、図1で説明した分配器10をベース基板BBの所定の位置に固定したときの放熱構造の変形例を説明するために、この固定の状態を上面から視た平面図である。
図5は、図4に示した放熱構造の変形例による分配器10周辺での空気の流れを概念的に示す概念図である。
具体的には、図5(a)では、図4に示した放熱構造の変形例が適用され、この放熱構造に対して、分配器10の上面方向に上方板UBがレイアウトされ、分配器10の底面方向に下方板LBがレイアウトされた構造となっていて、さらにこの構造に対して、太点線で示した分配器10の上部の空気の流れと、太実線で示したベース基板BBの下部の空気の流れとが、分配器10の右側面から左側面の方向にある概念図を示している。
次に、図6を用いて、分配器の一部に形成する切り欠き部の形状の変形例の一例と、この変形例による放熱構造を説明する。
図6は、分配器の一部に形成する切り欠き部の形状の変形例、および、この変形例による放熱構造を示す平面図である。
図6(a)は、分配器60の上面視図であって、第1の端子部である入力ジャックJ6、第2の端子部である出力ジャックJ61〜J66、スタンドST61〜ST64それぞれが、特定の面に設けられ、ケースCSにより外郭が形成されている。
さらに、図7を用いて、分配器の一部に形成する切り欠き部の形状の他の変形例と、この変形例による放熱構造を説明する。
図7は、分配器の一部に形成する切り欠き部の形状の変形例、および、この変形例による放熱構造を示す平面図である。
図7(a)は、分配器70の上面視図であって、第1の端子部である入力ジャックJ7、第2の端子部である出力ジャックJ71〜J76、スタンドST71〜ST74それぞれが、特定の面に設けられ、ケースCSにより外郭が形成されている。
Claims (6)
- 通風孔を有する基板と
第1の側面と、この第1の側面に対向し前記第1の側面よりも長手方向の長さが短い第2の側面と、前記通風孔を避けた形状に形成され前記第1の側面と第2の側面と間に設けられた前記第1および第2の側面以外の側面とを備えた前記通風口の近傍に配置された部品本体と、
前記第1の側面に配列された複数の第1の端子と、
前記第2の側面において、前記複数の第1の端子のうち両端の端子の中心と対向する位置とは異なる位置に配置された第2の端子と、
前記部品本体の前記基板と対向する面における前記第1の側面よりも第2の側面に近い位置に前記第2の端子を挟むように配設され前記部品本体を前記基板に固定する一対の脚部と
を具備する電子部品。 - 一端が前記第1の側面の一端と接続され、前記第2の側面に向かって配置される第3の側面と、一端が前記第3の側面の他端と接続され、前記第2の側面に並列な第4の側面と、一端が前記第4の側面の他端と接続され、他端が前記第2の側面の一端と接続される第5の側面とを有する請求項1に記載の電子部品。
- 放送波の信号または無線通信の信号に係る、分配器、分波器または混合器である請求項1または2に記載の電子部品。
- 前記部品本体の上方に配置される上方基板と、
前記基板の下方に配置される下方基板と、
をさらに具備する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子部品。 - 前記通風孔は、前記基板に複数設けられたこと、または、前記部品本体の形状に沿った輪郭を有する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記部品本体は、前記通風孔に対応する面に放熱フィンまたはスリットが設けられる請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電子部品。
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