JP6848863B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナを介して無線信号を送受信する通信回路を備えた無線通信装置に関する。
本願は、2015年7月8日に出願された特願2015−137069号及び2016年2月22日に出願された特願2016−30736号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、ネットワーク技術の進展に伴い移動端末装置及び基地局の数が増大し、ネットワーク上で送受信される無線通信量が急激に増加している。このため、無線通信装置では複数のアンテナを同時に用いるMIMO(Multiple Input Multiple Output)通信方式や間隔を空けて配列された複数のアンテナ素子を有するアンテナアレイによるビームフォーミングの利用が進められている。また、移動体通信用基地局などの無線通信装置に搭載されるアンテナ数が増加するとともに、アンテナに接続される通信回路やベースバンド回路の数も増加する傾向にある。このようにアンテナ数や回路数の増加に伴って無線通信装置の発熱量は増大しており、アンテナや回路を冷却するための放熱器や熱交換器の大型化を招いている。
従来、複数のアンテナを搭載したアンテナ装置や放熱対策を施したアンテナ装置が開発されている。特許文献1は、ヒートシンク搭載アンテナ反射板を供えたアクティブアンテナシステム無線モジュールを開示している。特許文献2は、レドーム内に電子部品を実装した回路基板と、アンテナ素子と、反射板とを配設した移動通信システム基地局アンテナ装置を開示しており、電子部品からの発熱を効率よくレドーム外に放出する構造を採用している。特許文献3は、反射板と放射素子とを備えたアンテナを開示しており、放射素子は一対のダイポールアンテナ素子を複数配置したアレイ構造とされている。特許文献4は、通気口群を形成した細長形状のカバー内に電子部品を搭載したアンテナ装置を開示しており、カバーの温度が過度に上昇することを防止している。特許文献5は、第1の周波数帯域用の第1の放射素子モジュールと第2の周波数帯域用の第2の放射素子モジュールとを備えた移動通信基地局二重帯域二重偏波アンテナを開示しており、第2の放射素子モジュールは十字形の複数のダイポールで構成されている。
米国特許出願公開第2013/0222201号公報 特開2014−82701号公報 特開2013−197664号公報 特開2013−31074号公報 特表2010−503356号公報
上述のように、特許文献1は放熱器とアンテナの反射板とを一体化して、体積当たりの放熱性能を向上させることで小型化された無線通信装置を開示している。この無線通信装置では、比較的大きな面積を示す金属製の反射板を放熱経路として活用するとともに、反射板の裏面側に放熱フィンを設けることで熱抵抗を低減している。これにより、無線通信装置の体積を増大させることなく放熱性能の向上が可能とされている。
特許文献1の無線通信装置では、反射板の裏面側に設けられた放熱フィンを主として放熱を行なうため、無線通信装置を壁面や柱などに設置した場合には、放熱フィンの大部分が壁面や柱などによって覆われてしまい、放熱フィンに接触する十分な空気の量を確保できず、放熱性能が限定される可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、複数のアンテナを搭載した構造が大型化することを抑制することができ、かつ、放熱性能を向上させることが可能な無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、電磁波を反射する反射面が形成された反射板と、反射板を覆って反射面との間に通気流路を形成するとともに、通気流路に連通する吸気孔及び排気孔が形成されたレドームと、反射面から通気流路内に配置され、反射面上で間隔を空けて配列された複数のアンテナ素子を有するアレイアンテナと、アレイアンテナを励振させることにより無線信号を送受信する通信回路とを備える。複数のアンテナ素子はそれぞれ反射面から直交する方向に延在する板状の誘電体基板上にアンテナパターンが形成されている。
本発明によれば、無線通信装置を大型化することなく複数のアンテナ素子を配列し、かつ、レドームの通気流路内に空気を対流させることにより通信回路の発熱の放熱効果を向上させることができる。
本発明の実施例1に係る無線通信装置の斜視図である。 無線通信装置内の反射板上に設置されるアンテナ素子の斜視図である。 複数のアンテナ素子に接続される無線回路の構成の一例を示すブロック図である。 複数のアンテナ素子に接続される無線回路の構成の他の例を示すブロック図である。 実施例1に係る無線通信装置において通信回路の発熱を外部へ放熱する動作を説明するための拡大側面図である。 実施例1の第1変形例に係る無線通信装置の拡大側面図である。 実施例1の第2変形例に係る無線通信装置の斜視図である。 アンテナ素子の第1変形例を示す斜視図である。 アンテナ素子の第2変形例を示す斜視図である。 図8のA−A矢視断面図である。 実施例1の第3変形例に係る無線通信装置の斜視図である。 アンテナ素子の第3変形例を示す断面図である。 実施例1の第4変形例に係る無線通信装置の斜視図である。 本発明の実施例2に係る無線通信装置の斜視図である。 本発明の実施例2に係る無線通信装置の平面図である。 アンテナ素子の第4変形例を示す斜視図である。 アンテナ素子の第4変形例を構成するプリント配線部の斜視図である。 アンテナ素子の第5変形例を示す斜視図である。 実施例2の変形例に係る無線通信装置の斜視図である。 本発明の実施例3に係る無線通信装置の斜視図である。 実施例3の第1変形例に係る無線通信装置の斜視図である。 実施例3の第2変形例に係る無線通信装置の斜視図である。
本発明に係る無線通信装置について実施例とともに添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る無線通信装置100の斜視図である。無線通信装置100は、箱状の筐体部106と、筐体部106に一体に取り付けられた反射板101と、反射板101上に設けられた複数のアンテナ素子102を有するアレイアンテナ102Rと、アレイアンテナ102Rを覆うレドーム(radome:radar dome)103とを備えている。また、レドーム103の上下端には吸気孔104と排気孔105とが形成されている。
筐体部106の内部には通信回路106Cが内蔵されている。通信回路106Cは、アレイアンテナ102Rに電気的に接続されている。これにより、通信回路106Cで生成された無線信号はアレイアンテナ102Rを介して電磁波として大気中に放射され、他の設備(例えば、無線端末装置等)との間で送受信される。また、通信回路106Cは熱伝導性の高い部材で反射板101と接続されており、発熱の一部が反射板101に伝導される。
反射板101は、導電性を有する材料で形成された板状の部材である。反射板101の一方側の面は、電磁波を反射する反射面101Aとされている。反射板101は、反射面101Aを鉛直方向に交差する方向(即ち、水平方向)に向けた状態で配置される。以下の説明では、反射面101Aに相当する平面内で互いに直交する方向をそれぞれx軸方向及びy軸方向として定義する。また、x軸及びy軸によって形成されるxy平面の法線方向をz軸方向と定義する。さらに、y軸正方向側を鉛直上方側とし、y軸負方向側を鉛直下方側とする。
反射板101の反射面101A上には、複数のアンテナ素子102が互いに間隔を空けて配列されている。図2は、反射板101の反射面101A上に設置されたアンテナ素子の斜視図である。図1及び図2に示すように、アンテナ素子102は板状をなしており、反射面101Aに対して概ね垂直な方向(z軸方向)に延在している。実施例1に係る無線通信装置100では、複数のアンテナ素子102は反射面101Aの法線方向(z軸方向)から見て格子状に配列されている。また、アンテナ素子102の厚さ方向の両面はそれぞれx軸方向を向いている。
図2に示すように、個々のアンテナ素子102は、板状の誘電体基板110と、誘電体基板110の表面に形成された導体パターンであるアンテナパターン111a、111bとを有している。誘電体基板110は、その厚さ方向の両面をx軸方向に向けて配置される。誘電体基板110は、例えば、ガラスエポキシ樹脂を用いたプリント基板や、LTCC(Low−Temperature Cofired Ceramic)のようなセラミック基板によって形成される。
無線通信装置100では、アンテナ素子102の誘電体基板101の一方側の面に略L字型のプリント基板が一対設けられている。プリント基板は、例えば、銅箔のように良好な電気伝導性と熱伝導性とを備える材料で形成されることが望ましい。つまり、一対のL字状のプリント基板が一対のアンテナパターン111a、111bに相当する。
アンテナパターン111a、111bは、給電点112を介して筐体部106に内蔵された通信回路106Cに接続されている。つまり、通信回路106Cで生成された無線信号を給電点112を介してアンテナパターン111a、111bに給電することで励振する。上述のように、個々のアンテナ素子102ではアンテナパターン111a、111bをx軸方向に向けて配置されることから、y軸方向(即ち、鉛直方向)に偏波された電磁波を送受信可能なダイポールアンテナを形成する。
無線通信装置100では、アンテナ素子102を反射面101A上に複数配列することでアレイアンテナ102Rが形成される。即ち、アンテナ素子102毎に信号の位相や電力を変化させることで特定の方向に向かうビームを形成することができる。
図1に示すように、レドーム103は、反射板101の反射面101A側を覆う部材である。具体的には、レドーム103はy軸方向から見て略C字型に折曲されている。レドーム103のx軸方向両側の端縁は、筐体部106のy軸方向に延在する両側の辺部分にそれぞれ固定される。このように、レドーム103が筐体部106に固定された状態において、レドーム103と反射面101Aとの間には通気流路103Fとしての空間が形成される。この空間内には、反射面101A上に設けられた複数のアンテナ素子102が収納される。
通気流路103Fのy軸方向の上下端は外部に向かってそれぞれ開口している。通気流路103Fにおいて、鉛直下方側(y軸負方向側)を向く開口部は吸気孔104とされ、鉛直上方側(y軸正方向側)を向く開口部は排気孔105とされている。つまり、通気流路103Fは、吸気孔104及び排気孔105を介して外部に連通されている。なお、レドーム103は、アンテナ素子102から放射される信号を遮蔽しないように、絶縁性を有する材料で形成されることが望ましい。
次に、通信回路106Cの回路構成について説明する。図3Aは、通信回路106Cの構成の一例を示すブロック図である。図3Aに示すように、通信回路106Cはベースバンド回路(BB)、無線回路(RF)、及び位相器を備えている。また、通信回路106Cは各アンテナ素子102に1つずつ位相器を備えている。この構成により、通信回路106Cはアンテナ素子102毎に位相を変化させることができるため、ビームの方向を制御することが可能となる。
図3Bは、通信回路106Cの構成の他の例を示すブロック図である。図3Bでは、通信回路106Cはベースバンド回路(BB)及び無線回路(RF)を具備しており、各アンテナ素子102に1つずつ無線回路が備えられている。この構成により、通信回路106Cはアンテナ素子102毎に異なる無線信号を送受信する空間多重通信にも対応することができる。
なお、無線通信装置100に搭載される通信回路106Cは必ずしも図3A及び図3Bに示す構成に限定されるものではない。例えば、通信回路106Cを無線回路(RF)のみで構成し、ベースバンド回路(BB)は無線通信装置100の外部に設置してもよい。或いは、通信回路106Cについて別の構成を採用することも可能である。通信回路106Cは、その構成に拘らず、無線信号の送受信に伴って発熱するため、その動作に影響を及ぼす可能性がある。
そこで、実施例1に係る無線通信装置100では、図4に示すような放熱動作を行なうことを特徴としている。無線通信装置100は、通信回路106Cで発生した熱を反射板101を介してアンテナ素子102に伝導させ、各アンテナ素子102の上端から空気中に熱伝達させることにより、外部へ放熱する構成を採っている。レドーム103内に形成される通気流路103Fに外部の空気を導くことによって、各アンテナ素子102からの放熱を促している。つまり、通気流路103Fには吸気孔104から外気が導かれた後、アンテナ素子102の表面に接触することで熱を奪っている。換言すれば、反射板101の反射面101A上に形成されたアンテナ素子102は放熱フィンとして機能する。通気流路103F内でアンテナ素子102の熱を吸収した空気は、排気孔105を介して外部に放出される。
特に、アンテナ素子102の放熱によって昇温された空気には、密度の減少に伴って鉛直上方側に向かう力が付与される。この力によって、通気流路103F内では鉛直下方側から鉛直上方側に向かう空気の自然対流が形成される。実施例1では、吸気孔104及び排気孔105が鉛直方向(y軸方向)の上下端に形成されている。具体的には、吸気孔104は通気流路103Fの鉛直下方側に形成され、排気孔105は通気流路103Fの鉛直上方側に形成されている。換言すると、吸気孔104と排気孔105とは、通気流路103Fの鉛直方向の両端において互いに対向している。
吸気孔104から通気流路103F内に導かれた外部の空気は、その鉛直上方側に形成された排気孔105に向かって円滑に流れる。同時に、通気流路103Fにおいて、吸気孔104からは外部の新たな空気が継続して供給される。つまり、吸気孔104から排気孔105に向かって、いわゆる煙突効果に基づく連続的な自然対流が形成される。従って、無線通信装置100の連続的な運用において、通信回路106Cを効率的に冷却し続けることができる。
無線通信装置100において、アンテナ素子102は板状に形成されるとともに、その厚さ方向の両側の面をx軸方向正方向及び負方向側に向けて配置されている。換言すれば、通気流路103F中においてy軸方向に流れる空気に対して、アンテナ素子102の投影面積は十分に小さくなっている。これにより、アンテナ素子102が通気流路103F内の空気の流れを妨げる可能性を低減することができる。
本発明の実施例1に係る無線通信装置100について図1乃至図4を参照して説明したが、上記の構成に限定されるものではなく、種々の変更を加えることが可能である。図5は、実施例1の第1変形例に係る無線通信装置100の拡大側面図である。ここで、アンテナ素子102は、反射板101を貫通して反射面101Aの反対側に延伸しており、通信回路106Cはアンテナ素子102の延伸部分に配置してもよい。この構成では、通信回路106Cからアンテナ素子102までの熱抵抗を低減することができるため、通信回路106Cの発熱を効率的に冷却することが可能となる。
図6は、実施例1の第2変形例に係る無線通信装置100の斜視図である。図1に示される無線通信装置100では、レドーム103の鉛直上方側及び鉛直下方側の面全体を取り除いて吸気孔104及び排気孔105を形成したが、図6に示すように、吸気孔104及び排気孔105はレドーム103の鉛直上方側及び鉛直下方側の一部のみを開口して形成するようにしてもよい。つまり、吸気孔104をレドーム103の鉛直下方側に形成された複数の開口部により形成し、排気孔105をレドーム103の鉛直上方側に形成された複数の開口部により形成してもよい。
或いは、レドーム103の適当な箇所に吸気孔104及び排気孔105とは異なる他の孔を形成してもよい。このような構成でも、吸気孔104から排気孔105に向かう自然対流を妨げることなく、通気流路103F内に大量の空気を導くことができる。これにより、無線通信装置100の冷却性能を向上させることができる。
図2に示すアンテナ素子102では、一方側の面にのみ一対のアンテナパターン111a、111bを設けたが、これに限定されるものではない。図7はアンテナ素子102の第1変形例を示す斜視図である。図8はアンテナ素子102の第2変形例を示す斜視図であり、図9は図8のA−A矢視断面図である。図7に示す第1変形例では、誘電体基板110の一方側の面にアンテナパターン111aを設け、他方側の面にアンテナパターン111bを設けている。アンテナパターン111a、111bはともにL字状であるが、図7に示すように、互い違いに配置されている。
図8及び図9に示す第2変形例では、誘電体基板110の複数の層にそれぞれアンテナパターン111a、111bを形成している。また、複数のアンテナパターン111aは複数の導電性ビア113によって互いに接続されており、かつ、複数のアンテナパターン111bは複数の導電性ビア113によって互いに接続されている。この構成によれば、誘電体基板110の複数の層に形成されたアンテナパターン111a、111b間で導電性ビア113を介して熱を伝播させることができる。これにより、アンテナ素子102全体の熱伝導性が高まるため、無線通信装置100の放熱性を更に向上させることができる。
一般的に、導電性ビア113は、誘電体基板110に形成された貫通孔内部にメッキを施すことで形成されるが、これに限定されるものではない。誘電体基板110の複数の層を電気的又は熱的に接続することが可能であれば、如何なる構成を採ってもよい。具体的には、誘電体基板110にレーザーを照射することにより形成されるレーザービアや、誘電体基板110に形成された貫通孔に銅線などの導電性部材を挿通することが挙げられる。
図10は、実施例1の第3変形例に係る無線通信装置100の斜視図である。無線通信装置100は、その設置環境が許容する限りにおいて、筐体部106の裏側(即ち、反射板101の反射面101Aとは反対側の面)に放熱器(ヒートシンク)120を備えてもよい。この構成によれば、レドーム103の通気経路103Fによる放熱効果に加えて、放熱器120による放熱効果を奏することができ、無線通信装置100の放熱性能を更に向上させることができる。
図11は、アンテナ素子102の第3変形例を示す断面図であり、図9の断面図に関係している。ここで、誘電体基板110の複数の層にアンテナパターン111a、111bが複数形成されており、かつ、アンテナパターン111a、111bは複数の導電性ビア113によって互いに接続されている。図11の構成では、アンテナ素子102の表面を非導電性の防護膜150によって覆っている。この構成によれば、レドーム103の内部に侵入する雨、雪、埃などの異物からアンテナパターン111a、111bを保護することができ、無線通信装置100の耐候性を向上させることができる。なお、防護膜150は撥水性や耐水性を有する材料によって形成されることが望ましい。また、必要に応じて、防護膜150は耐油性や耐熱性を有する材料によって形成してもよい。
図12は、実施例1の第4変形例に係る無線通信装置100の斜視図である。無線通信装置100は、その設置される環境に応じて、排気孔105の上部にひさし130を備えてもよい。この構成によれば、レドーム103の内部に雨や雪などの異物が侵入することを防ぎ、無線通信装置100の耐候性を向上させることができる。加えて、無線通信装置100は、吸気孔104や排気孔105を塞ぐとともに、通気性を有する部材を備えてもよい。このような部材の材料として、例えば、金網等のメッシュ状の部材や、布等が挙げられる。この構成によれば、レドーム103の内部に雨や雪などの異物が侵入することを防ぐことができ、無線通信装置100の耐久性や耐候性を向上させることができる。
本発明の実施例2に係る無線通信装置200について説明する。図13Aは無線通信装置200の斜視図であり、図13Bは無線通信装置200の平面図である。図13A及び図13Bにおいて、実施例1に係る無線通信装置100(図1)と同様の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。無線通信装置200は、反射板101、レドーム103、筐体部106、及び通信回路106Cを具備する。無線通信装置100では反射面101A上に複数のアンテナ素子102を有するアレイアンテナ102Rを備えているが、無線通信装置200では複数の第1アンテナ素子202aを有する第1素子群L1と、複数の第2アンテナ素子202bを有する第2素子群L2とを備えている。なお、第1及び第2アンテナ素子202a、202bを纏めてアンテナ素子202と称する。
第1素子群L1において、第1アンテナ素子202aは反射面101A内の第1方向に複数配列されている。具体的には、第1アンテナ素子202aは反射面101A(xy平面)上のyz平面内でy軸方向(鉛直方向)に対して概ね45度だけ傾斜する第1方向に複数配列されている。一方、第2素子群L2において、第2アンテナ素子202bはyz平面内で第1方向に対して概ね直交する第2方向に複数配列されている。また、第1アンテナ素子202aは第1方向に間隔を空けて複数配列されており、第2アンテナ素子202bは第2方向に間隔を空けて配列されている。つまり、第1素子群L1が反射面101A上で第2方向に間隔を空けて風数配列され、第2素子群L2が反射面101A上で第1方向に間隔を空けて複数配列されている。
複数の第1アンテナ素子202a及び複数の第2アンテナ素子202bは、互いに同一の格子定数を有する正方格子状に配列されている。即ち、反射面101A(xy平面)の法線方向(z方向)から見て、互いに隣接する第1アンテナ素子202aの間隔いずれも概ね等しい。同様に、反射面101Aの法線方向から見て、互いに隣接する第2アンテナ素子202bの間隔はいずれも概ね等しい。
第1アンテナ素子202aは、第2方向で隣接する第2アンテナ素子202bの間に配置されている。また、反射面101Aの法線方向から見て、隣接する第2アンテナ素子202bを結ぶ線は、第1アンテナ素子202aを配列した第1方向の中央を通る。上記のように、第2アンテナ素子202bも正方格子状に配列されていることから、隣接する第1アンテナ素子202aを結ぶ線も、第2アンテナ素子202bを配列した第2方向の中央を通る。なお、「中央」は必ずしも隣接する第1アンテナ素子202a間の中央点や、隣接する第2アンテナ素子202b間の中央点である必要はない。つまり、「中央」とは第1アンテナ素子202a間を実質的に等分する線分を含む領域や、第2アンテナ素子202b間を実質的に当分する線分を含む領域であればよい。
第1素子群L1と第2素子群L2とは、互いに直交する方向に配列されるため、それぞれの偏波も互いに直交する。また、第1素子群L1及び第2素子群L2の送受信状態は通信回路106Cによってそれぞれ別個に制御される。即ち、第1素子群L1及び第2素子群L2には、通信回路106Cから位相及び電力が異なる無線信号がそれぞれ供給される。これにより、第1素子群L1及び第2素子群L2は、互いに独立したアレイアンテナ202Rを形成する。これらアレイアンテナ202Rは、偏波毎に異なるビームを形成することが可能な偏波共用アレイアンテナとして作動する。
無線通信装置200では、第1素子群L1及び第2素子群L2が反射面101A上に上記のように配列されているため、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bからの信号放射によって形成される電場及び磁場のうち、強度が高い領域同士が重なり合う可能性を低減することができる。これにより、第1アンテナ素子202aと第2アンテナ素子202bとの電磁的な結合を抑制しつつ、互いを近接させて配置することができる。
加えて、上記の構成によれば、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202b間に形成される間隔がy軸に沿ってジグザグ状に蛇行することとなる。これにより、レドーム103に形成される通気流路103F中を自然対流によって流れる空気が、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bに対して十分に接触するため、無線通信装置200の放熱性能を向上することができる。
本発明の実施例2について図13A及び図13Bを参照して説明したが、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更を施すことが可能である。実施例2では、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bの両方が正方格子状に配列したが、これに限定されるものではない。例えば、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bの少なくとも一方が長方形格子状に配列されるようにしてもよい。
上述の実施例では、アンテナ素子102及びアンテナ素子202(即ち、第1・第2アンテナ素子202a、202b)がそれぞれダイポールアンテナとして構成しているが、これに限定されるものではない。図14及び図15に示すようなスプリットリング共振器としてのアンテナ素子302を採用してもよい。図14はアンテナ素子302の斜視図であり、図15はアンテナ素子302を構成するプリント配線部の斜視図である。
アンテナ素子302において、誘電体基板110の表面に略T字状のプリント配線が形成されている。プリント配線のうち、反射板101の反射面101Aに近接する領域は概ね矩形状をなすことで矩形導体部307とされている。一方、矩形導体部307の上部領域は略C字状をなすことで環状導体部306とされている。T字状のプリント配線とx軸方向に離間して導体給電線303が設けられている。導体給電線303の一端は給電点112を介して矩形導体部307の下端部に接続されており、他端はB導電性ビア305を介して環状導体部306の上端部に接続されている。
環状導体部306には、その周方向の一部が切り欠かれたスプリット部304が形成されている。これにより、環状導体部306の内側には矩形領域309が形成されており、磁界を発生させる。また、スリット部304はキャパシタとして一定の静電容量を確保する。
スプリットリング共振器としてのアンテナ素子302は、同じ動作周波数のダイポールアンテナに比べて寸法を小さくすることができる。ダイポールアンテナとしてのアンテナ素子102を用いた無線通信装置100に比べて、無線通信装置200ではアンテナ素子202としてアンテナ素子302を採用した場合、アンテナ素子202によって形成される間隙を広くとることができるため、通気流路103F中の空気流れを妨げないようなアレイアンテナ構造を実現することができる。この構成によって、通信回路106Cの発熱を効率的に冷却することができる。
図16は、アンテナ素子302の変形例を示す斜視図である。ここでは、スプリットリング共振器としてのT字状の構造体をx軸方向に複数積層している。具体的には、スプリット部304及び矩形領域309を有する環状導体部306と矩形導体部307とからなる構造体と同様に、スプリット部314及び矩形領域319を有する環状導体部316と矩形導体部317とからなる構造体をx軸方向に離間して、両構造体をビア313、314で接続している。また、両構造体の間に導体給電線303を設けてB導電性ビア305によって接続している。この構成により、互いに対向する構造体(即ち、図14に示すアンテナ素子302に相当する構造体)により導体給電線303に対するシールド性能を向上させることができる。つまり、導体給電線303に対する外部からのノイズを遮蔽することができる。なお、図14乃至図16に示すアンテナ素子302を無線通信装置100に適用することも可能である。
上述の実施例では、レドーム103の通気流路103F中で発生する空気の自然対流によってアンテナ素子102やアンテナ素子202の放熱を促したが、これに限定されるものではない。空気の自然対流によらず、通気流路103F中に空気の強制対流を発生させることも可能である。
図17は、実施例2の変形例に係る無線通信装置200の斜視図である。ここで、通気流路103Fの吸気孔104にファン140を設けている。ファン140は、外部から供給される電力によって回転駆動させることで、外部から通気流路103F内に向けて空気を強制的に導入する。これにより、通気流路103F内で強制的な空気の対流が発生する。
この構成によれば、空気の自然対流のみによる放熱に比べて、効率的かつ十分な放熱効果を奏することができる。なお、ファン140は通気流路103Fの吸気孔104に設けたが、通気流路103F内に強制的に空気の対流を発生することができれば、ファン140を他の場所に設けてもよい。例えば、通気流路103Fの排気孔105にファン140を設けても、同様の放熱効果を奏することができる。なお、ファン140を無線通信装置100に適用することも可能である。
本発明の実施例3に係る無線通信装置400について説明する。図18は、本発明の実施例3に係る無線通信装置400の斜視図である。実施例3の無線通信装置400において、実施例1の無線通信装置100及び実施例2の無線通信装置200と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。無線通信装置400は、反射板101、レドーム103、筐体部106を備えている。また、反射板101の反射面101A上にはアンテナ素子202(即ち、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202b)が備えられている。
実施例1の無線通信装置100及び実施例2の無線通信装置200と異なり、実施例3の無線通信装置400では複数の開口部よりなる吸気孔104及び排気孔105に加えて、レドーム103のx軸方向の両側面側に複数の開口部よりなる側面通風孔410が形成されている。側面通風孔410は、吸気孔104から排気孔105に向かう鉛直方向(y軸方向)に交差する水平方向(x軸方向)に開口部を向けて形成されている。
側面通風孔410を形成することにより、無線通信装置400の周囲の空気温度の上昇に起因する自然対流に加えて、水平方向に吹く屋外の風を効率よくレドーム103の内部に取り込むことが可能となる。これにより、無線通信装置400の放熱効果を向上させることが可能となる。また、無線通信装置400の周囲が無風の状態においても、側面通風孔410を通じたレドーム103内への吸気量が増大するため、十分な放熱性能を確保することができる。
図19は、実施例4の第1変形例に係る無線通信装置400の斜視図である。第1変形例では、レドーム103のx軸方向の両側面全体が開口されて側面通風孔410が形成されている。この構成では、レドーム103が四隅に設けられた支持部材420によって反射板101に固定されている。この構成によれば、側面通風孔410の開口面積を最大にできるため、更に放熱性能を向上させることができる。なお、支持部材420は、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bからの電波の放射を妨げないように非導電性の材料で形成されることが望ましい。
図20は、実施例4の第2変形例に係る無線通信装置400の斜視図である。ここでは、レドーム103のz軸方向の前面に複数の開口部よりなる前面通風孔430が形成されている。この構成によれば、z軸方向から吹く屋外の風を効率よくレドーム103の内部に取り込むことが可能となり、更に放熱性能を向上させることが可能となる。なお、無線通信装置400が屋外に設置されることに鑑みて、レドーム103には小動物、鳥、虫などが衝突したり、埃や小石などの異物が衝突する虞がある。このように、小動物や異物がレドーム103に衝突することにより、第1アンテナ素子202a及び第2アンテナ素子202bが破損することを防止するため、前面通風孔430の開口面積はレドーム103に衝突することが想定される小動物や異物の大きさよりも十分に小さくすることが望ましい。
最後に、本発明は上述の実施例及び変形例に限定されるものではなく、添付した請求の範囲に規定される発明の範囲内における設計変更や改変をも包含するものである。
本発明は、複数のアンテナを用いて無線信号を送受信する無線通信装置に関するものであるが、基地局や移動端末装置以外の電波を送受信する他の装置にも適用可能である。
100、200、400 無線通信装置
101 反射板
101A 反射面
102 アンテナ
102R アレイアンテナ
103 レドーム
103F 通気流路
104 吸気孔
105 排気孔
106 筐体部
106C 通信回路
110 誘電体基板
111a、111b アンテナパターン
112 給電点
113 導体ビア
120 放熱器
140 ファン
202a 第1アンテナ素子
202b 第2アンテナ素子
302 アンテナ
303 導体給電線
304 スプリット部
305 B導電性ビア
306 環状導体部
307 矩形導体部
309 矩形領域
410 側面通風孔
420 支持部材
430 前面通風孔
L1 第1素子群
L2 第2素子群

Claims (8)

  1. 電磁波を反射する反射面が形成された反射板と、
    前記反射板を覆って前記反射面との間に通気流路を形成するとともに、前記通気流路に連通する吸気孔及び排気孔が形成されたレドームと、
    前記反射面から前記通気流路内に配置され、前記反射面上で間隔を空けて配列された複数のアンテナ素子を有するアレイアンテナと、
    前記アレイアンテナを励振させることにより無線信号を送受信する通信回路と、を備え、
    前記複数のアンテナ素子はそれぞれ前記反射面から直交する方向に延在する板状の誘電体基板上にアンテナパターンが形成されている無線通信装置であって、
    前記複数のアンテナ素子は、
    前記反射板の前記反射面に沿う第1方向に間隔を空けて配列されるとともに、前記第1方向に偏波された電磁波を送受信する複数の第1アンテナ素子を有する第1素子群と、
    前記反射板の前記反射面に沿い前記第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて配列されるとともに、前記第2方向に偏波された電磁波を送受信する複数の第2アンテナ素子を有する第2素子群と、
    を具備し、
    前記第1素子群は前記第2方向に間隔を空けて複数設けられ、
    前記第2素子群は前記第1方向に間隔を空けて複数設けられ、
    前記第1アンテナ素子は、前記第2方向で隣接配置された前記複数の第2アンテナ素子の間に、前記隣接する第2アンテナ素子を結ぶ線を遮るように配置され、
    前記第2アンテナ素子は、前記第1方向で隣接配置された前記複数の第1アンテナ素子の間に、前記隣接する第1アンテナ素子を結ぶ線を遮るように配置される無線通信装置。
  2. 前記通信回路は、前記反射板の前記反射面とは反対側の面に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記複数のアンテナ素子はそれぞれ前記反射板を貫通して前記反射面とは反対側に伸びる延伸部を有し、前記通信回路は前記延伸部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記複数のアンテナ素子は、前記反射板の鉛直方向に偏波された電磁波を送受信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記複数のアンテナ素子はそれぞれ複数の層を有する前記誘電体基板の各層に形成した複数のアンテナパターンと、
    前記誘電体基板の異なる層に形成された前記複数のアンテナパターン同士を接続する導電性ビアと、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記レドームに形成された前記吸気孔及び前記排気孔は前記反射板の鉛直方向に互いに対向するように位置することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 前記レドームには、前記吸気孔及び前記排気孔とは異なる通風孔が形成されており、前記通風孔は前記吸気孔から前記排気孔に向かう方向とは交差する方向に形成されている開口部より構成したことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 前記レドーム内に外気を強制的に送り込むファンを備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
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