JP4269444B2 - チューナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン、ビデオデッキ等に使用されるチューナーケース構造に関するもので、特に、チューナーを取り付ける際の取り付け形態が少なくとも2通り選択できるようにしたチューナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンやビデオ用のチューナー用のケースは、図7(a)に示されるような縦形取り付け構造、図7(b)に示されるような伏せ形取り付け構造と、2種類あった。
【0003】
縦形取り付け用のチューナー100aは、通常図7(a)で示すように、基板51の所定の位置に形成されている取り付け穴に縦形取り付け足110を差し込むことにより基板51に取り付けられ、さらに、チューナー回路を形成している内部の基板のコネクタピン130も基板51の配線パターンに対して差し込まれている。
【0004】
また、伏せ形取り付け用のチューナーは、図7(b)で示すように、テレビジョン受像機、又はビデオの基板52の取り付け穴に伏せ形取り付け足120を差し込むことにより、基板52に取り付けられ、同時にチューナーケース内の基板のコネクタピン140も基板52に差し込まれる。
【0005】
従来のチューナー用ケースは、上記した図7(a)、(b)に示されるように、同一機能のチューナーであっても、一般に縦形と伏せ形の二種類のケースが用意されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、同一の機能を持ったチューナーであっても、テレビジョンやビデオに取り付ける場合、そのテレビジョンやビデオの内部構造の制約によって、チューナーの取り付け形態が縦形取り付けと伏せ形取り付けの両用があり、チューナーケースを両用の取り付け形態に合わせて2種類用意しなければならなかった。
【0009】
本発明のチューナーは、枠状のフレームと、前記枠状のフレーム内に収納されるプリント基板と、前記枠状のフレームの外側面を覆うカバーとからなるチューナーであって、前記枠状のフレームの底面及びその底面に隣接する側面から突き出した複数組の取り付け足部を備え、前記取り付け足部は、枠状のフレームの底面に設けられた縦形取り付け足及びその底面に隣接する側面と直交する方向に突き出して設けられた伏せ形取り付け足とからなり、前記枠形フレームの側面方向に突出すると共に、その先端が前記枠形フレームの底面側に折り曲げられている前記プリント基板から導出されているコネクタピンとを備えるチューナーである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のチューナーに適用するチューナーケースのフレームを斜視図で示した実施の形態の一例を示すもので、チューナー用ケース10Aは、図の側面側に、4本の縦形取り付け足11a、11b、11c、11dを有し、底面側にも4本の伏せ形取り付け足12a、12b、12c、12dを有している。なお、このフレームの内部は適宜チューナー回路基板間をシールドする壁が設けられるが、他の構造は、従来のチューナー用ケースと変らないので、説明を省略する。
【0011】
図2は、本発明のチューナーケース10Aによって組み立てられたチューナー10Bの斜視図であって、側面側に4本の縦形取り付け足11a、11b、11c、11dと、チューナーケース内の配線基板から導出された縦形取り付け用コネクタピン13が示されている。そしてチューナーを伏せて使用するときのために、底面側に4本の伏せ形取り付け足12a、12b、12c、12dを備えている。さらに、チューナーケース内に搭載されているチューナー配線基板から導出されている伏せ形取り付け用コネクタピン14が示されている。正面側の端子20は,例えばVHF、又はUHF及びBS又はCS用のコネクタであり、ケースの表裏面にはカバー31等が取り付けられている。なお、縦形のコネクタピン13及び伏せ形取り付け用のコネクタピン14は、チューナーの取り付け方向によってどちらか一方のみが取り付けられていてもよい。他の構造は、従来のチューナーと変らないので、説明を省略する。
【0012】
次に、前記チューナーを基板に取り付けた状態を説明する。図3に示す縦形取り付けの場合、チューナー10Bは、縦形取り付け足11(a、b、c、d)を基板51の取り付け穴(図示なし)に差し込み、さらに縦形取り付け用コネクタピン13も同じ基板に差し込まれ、取り付けられる。そして、コネクタピン13及び取り付け足11(a、b、c、d)は、共に半田フロー等によって基板に実装される。
【0013】
また、本発明の場合は、図4に示す伏せ形取り付けの形態とすることができる。すなわち、チューナー10Bは、伏せ形取り付け足12(a、b、c、d)を基板52の取り付け穴(図示なし)に差し込み、同時に伏せ形取り付け用コネクタピン14も差し込まれ、基板52に対して固定される。
【0014】
本発明の実施の形態の他の例としている、図5に示す実施例では、チューナー10Cは、内部に収納されているチューナー基板から引き出されているピンが先が鈎形になった延長部15aを設けたコネクタピン15とされている。そして、伏せ形取り付けの場合、図のようにチューナー10Cは、該コネクタピン15専用の差込端子に該鈎形コネクタピン15を、伏せ形取り付け足12と共に基板に接続する。
【0015】
この実施例では、縦形取り付けをする場合、鈎形コネクタピン15の延長部15aを切断して、前記図3で示した場合と同様に、取り付けることができる。したがって、この実施例の場合、チューナーケース内に収納されている回路基板のコネクタピンも統一したものにでき、より簡素化されたチューナーを得ることができる。なお、図5中の30は、回路基板の一部、32はケースカバーを示している。
【0016】
本発明のチューナーケースのフレームの実施の形態の他の例としている、図6に示す実施例では、チューナーケース10dは、縦形取り付け足11を、11a′、11b′、11c′の三本としている。これは、伏せ形の取り付け位置で、一本の縦形取り付け足が、取り付けの際、テレビジョンやビデオの内部部品と当たってしまうため、削除したものであるが、このように取り付け足は4本に限ることなく、縦形の取り付けの場合でも同様の構成をとることができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、1つのケースで縦形取り付けと、伏せ形取り付けの両用の機能を持たせているので、生産する側にとっては、
(1)2つの取り付け形態の機種に必要とするチューナーが1機種で済むため、管理がやりやすく、生産性が良くなり、さらに、
(2)縦形取り付けチューナーと、伏せ形取り付けチューナーを作る場合と比して、金型の製作コストが半分となる、という効果がある。
【0018】
又、使用する側にとっては、2つの取り付け形態を持つチューナーを縦形として使うか、伏せ形として使うか選択するのみでよく、従来のように2種類のチューナーを在庫として保管する必要がなくなり、管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のチューナーケースの斜視図で、縦形取り付け足が4本の一般的な例。
【図2】図2は、本発明のチューナーケースを用いて組み立てられたチューナーを示す斜視図。
【図3】図3は、本発明のチューナーを縦形に取り付けた場合の側面図及び背面図。
【図4】図4は、本発明のチューナーを伏せ形に取り付けた場合の側面図及び背面図。
【図5】図5は、本発明の別の実施例のチューナーの斜視図。
【図6】図6は、本発明の別の実施例のチューナーケースを示す斜視図。
【図7】図7は、従来例を縦形取り付けチューナー及び伏せ形取り付けチューナー取り付け状態を示す側面図。
【符号の説明】
10:(チューナー)ケース、11a、11b、11c、11d:縦形取り付け足、12a、12b、12c、12d:伏せ形取り付け足
Claims (1)
- 枠状のフレームと、前記枠状のフレーム内に収納されるプリント基板と、前記枠状のフレームの外側面を覆うカバーとからなるチューナーであって、
前記枠状のフレームの底面及びその底面に隣接する側面から突き出した複数組の取り付け足部を備え、
前記取り付け足部は、枠状のフレームの底面に設けられた縦形取り付け足及びその底面に隣接する側面と直交する方向に突き出して設けられた伏せ形取り付け足とからなり、
前記枠形フレームの側面方向に突出すると共に、その先端が前記枠形フレームの底面側に折り曲げられている前記プリント基板から導出されているコネクタピンとを備える
チューナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31700199A JP4269444B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | チューナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31700199A JP4269444B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | チューナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001136464A JP2001136464A (ja) | 2001-05-18 |
JP4269444B2 true JP4269444B2 (ja) | 2009-05-27 |
Family
ID=18083317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31700199A Expired - Lifetime JP4269444B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | チューナー |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-11-08 JP JP31700199A patent/JP4269444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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