JP3045020B2 - 表示管取付装置 - Google Patents

表示管取付装置

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JP3045020B2
JP3045020B2 JP6270495A JP27049594A JP3045020B2 JP 3045020 B2 JP3045020 B2 JP 3045020B2 JP 6270495 A JP6270495 A JP 6270495A JP 27049594 A JP27049594 A JP 27049594A JP 3045020 B2 JP3045020 B2 JP 3045020B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に表示管
を装着する表示管取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるプリント基板への表示管取
付は、図9に示すように、表示管1 底部を合成樹脂製の
ホルダ5 天面に形成された凹部51により保持し、前記ホ
ルダ5背面の四隅近傍に一体形成された爪片からなる係
合部52を、プリント基板6 の、前記ホルダ5 係合部52と
夫々対応する位置に形成された係合孔62に挿入して、係
合部52爪部52a を係合孔62に引っ掛けて係合させるとと
もに、表示管1 のリード11をプリント基板6 のリード孔
61に挿入することにより、行われていた。このような表
示管取付が行われる従来の表示管取付装置では、表示管
1 リード11をプリント基板6 リード孔61に円滑に挿入で
きるよう、ホルダ5 係合部52とプリント基板6 係合孔62
とにより、リード11とリード孔61との相対位置を規制す
るための位置決めが行われている。
【0003】このような従来の表示管取付装置では、ホ
ルダ係合部のプリント基板係合孔への挿入により、ホル
ダとプリント基板との係合を行うだけでなく、前記した
ようにリードとリード孔との位置決めを行う必要がある
ため、ホルダ係合部及びプリント基板係合孔の作製に非
常に高い精度が要求される。しかし、一般的にこれらホ
ルダ、プリント基板等の成型品には多少の寸法バラツキ
があり、このように高い精度が要求される場合、不良品
を多数生じることがあった。
【0004】そこで、最近では、ホルダ底面に少なくと
も2つ以上のピンを垂設すると共に、これに対応したピ
ン孔をプリント基板に設け、これらの挿入によって上述
の位置決めを行うこととして、ホルダ係合部及びプリン
ト基板係合孔の精度に余裕をもたせるようにした表示管
取付装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来からあ
る表示管取付装置では、プリント基板に対する表示管の
取付位置が1ヵ所に限定されている。しかし、一般的に
電気機器、特に音響機器においては、表示管が機器のフ
ロントパネルに配置されるよう取り付けられているので
あるが、同機器における品種違い等により、デザイン上
表示管の配置位置がフロントパネル上下で多少異なるも
の多々あり、従来の表示管取付装置では、このような場
合、表示管が取り付けられるプリント基板の内容が実質
的に同一内容でありながら、表示管の配置位置の違いに
より、これに合わせてレイアウトしたプリント基板をそ
の都度製作する必要があった。
【0006】これら従来例の欠点を解消するために、本
発明者は、表示管が取り付けられるプリント基板の内容
が実質的に同一でありながら表示管配置位置がフロント
パネル上下で異なる2種類の機器に用いる際、前記プリ
ント基板を共用することができる表示管取付装置とし
て、ホルダの係合部、位置決め用のピン、表示管のリー
ドに対応する、係合孔、ピン孔、リード孔を、表示管配
置位置に応じて夫々上下方向に2組設け、上下に対応す
るリード孔が電気的に接続されるようにしたプリント基
板を備える表示管取付装置を考えた。
【0007】しかし、この表示管取付装置では、使用す
る2種類の機器の表示管配置位置が夫々フロントパネル
上下で大きく異なる場合はよいが、一般的に音響機器
等、高さがあまりなく薄型である、つまりフロントパネ
ル上下方向が小さい機器への使用、あるいはデザイン上
の制約により、表示管配置位置が上下で僅かに異なるよ
うな機器同士で使用する場合、下記理由により設計上使
用できないことがある。すなわち、表示管配置位置の上
下差が位置決め用ピンの幅と近い場合、上下2組のピン
孔が重なってしまい位置決めの役目をなさなくなる、ま
た、上下2組のピン孔が程度離れていなければピンを支
持する強度を保てず、プリント基板に亀裂を生じるとい
った理由によるものである。
【0008】そこで本発明は、上記欠点を解消し、位置
決め用のピンをホルダの表示管保持中心線から任意間隔
をもって形成し、ホルダを180°回転させても使用で
きるよう、プリント基板に係合孔及びリード孔を形成す
ることにより、表示管配置位置が上下で僅かに異なるよ
うな機器同士で使用する場合でも、プリント基板を共用
できる表示管取付装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る表示管取付装置は、表示管と、これを保
持するホルダと、このホルダ底面に形成された係合部が
係合される係合孔及び表示管のリードが挿入されるリー
ド孔が夫々形成されたプリント基板とにより構成される
表示管取付装置において、第一発明では、ホルダ底面に
は少なくとも2つ以上のピンが一直線上に形成され、前
記ピンは、表示管幅方向の表示管保持中心線y−y' と
対称であり、且つ表示管長さ方向の表示管保持中心線x
−x' に対して一定方向に任意間隔Dを有するよう配置
されており、プリント基板には、前記ピンが挿入される
ピン孔が形成されるとともに、このピン孔へピンを挿入
した状態で、ホルダの係合部、表示管のリードに夫々対
応した基準位置に係合孔、リード孔が形成され、前記係
合孔は、表示管保持中心線x−x' からピン孔に向かう
表示管幅方向に、少なくとも前記任意間隔Dの2倍以上
の大きさを有するよう形成される、若しくは前記基準位
置と、この基準位置に対して、表示管保持中心線x−
x' からピン孔に向かう表示管幅方向に、前記任意間隔
Dの2倍の間隔を有する準基準位置とに併設されるとと
もに、前記リード孔は、前記基準位置と、この基準位置
に対して表示管保持中心線x−x' からピン孔に向かう
表示管幅方向に、前記任意間隔Dの2倍の間隔を有する
準基準位置とに、夫々電気的に接続されるよう併設され
ることを特徴とし、第二発明では、ホルダ底面には少な
くとも2つ以上のピンが一直線上に形成され、前記ピン
は、表示管幅方向の表示管保持中心線y−y' と対称で
あり、且つ最も外側のピンが表示管保持中心線x−x'
と有する夫々の間隔の差が任意間隔Dとなるよう配置さ
れており、プリント基板には、前記ピンが挿入されるピ
ン孔が形成されるとともに、このピン孔へピンを挿入し
た状態で、ホルダの係合部、表示管のリードに夫々対応
した基準位置に係合孔、リード孔が形成され、前記係合
孔は、表示管保持中心線y−y' 上における表示管保持
中心線x−x' からピンの結線方向に、少なくとも前記
任意間隔Dの2倍以上の大きさを有するよう形成され
る、若しくは前記基準位置と、この基準位置に対して、
表示管保持中心線y−y' 上における表示管保持中心線
x−x' からピンの結線方向に、前記任意間隔Dの2倍
の間隔を有する準基準位置とに併設されるとともに、前
記リード孔は、前記基準位置と、この基準位置に対し
て、表示管保持中心線y−y' 上における表示管保持中
心線x−x' からピンの結線方向に、前記任意間隔Dの
2倍の間隔を有する準基準位置とに、夫々電気的に接続
されるよう併設されることを特徴とする。
【0010】
【作用】そして、このような表示管取付装置では、ホル
ダ底面に形成されるピンが、表示管幅方向の表示管保持
中心線y−y' と対称であり、表示管長さ方向の表示管
保持中心線x−x' に対して任意間隔Dを有する、ある
いは最も外側のピンが表示管保持中心線x−x' と有す
る夫々の間隔の差が任意間隔Dとなるよう配置されてお
り、係合孔、リード孔が、夫々、ピン孔により決定され
る基準位置と、この基準位置に対して、表示管保持中心
線x−x' からピン孔に向かう表示管幅方向、あるいは
表示管保持中心線y−y' 上における表示管保持中心線
x−x' からピンの結線方向に、任意間隔Dの2倍の間
隔を有する準基準位置とに併設される、若しくは係合孔
のみ基準位置から準基準位置に至る任意間隔Dの2倍以
上の大きさを有するよう形成されるため、ホルダを18
0°回転させてプリント基板に装着することで、1つの
表示管取付装置でも、表示管を、ホルダ幅の約2倍範囲
内にわたって、任意間隔Dの2倍の間隔が異なる2種類
の上下位置に配置することができる。
【0011】
【実施例】図1〜図8により、本発明の実施例を詳述す
ると、図1〜図7は実施例の表示管取付装置を説明する
図であって、図1は下方斜視図、図2は側面図、図3は
第1の取付状態を説明する正面図、図4は同A−A´断
面図、図5は第2の取付状態を説明する正面図、図6は
ホルダの側面図、図7は同背面図であり、図8は他の実
施例の表示管取付装置で用いたホルダを説明する背面図
である。
【0012】図において、1 は表示管であり、直方体形
状をなし、その長さ方向側面にはリード11が形成されて
いる。
【0013】2 は合成樹脂により一体に形成されるホル
ダであり、略長方形状の板体であって、天面の幅方向端
部には長さ方向全長にわたり端縁部21が突設され、背面
の幅方向端部には長さ方向全長にわたり垂下部26が垂設
されることから、幅方向における断面がH状に形成され
ている。このホルダ2 の材料である合成樹脂はABS樹
脂よりなるが、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアセタ
ール、ポリイミド、ポリアミド等でも構わない。
【0014】ホルダ2 の長さは、表示管1 の長さより若
干長く、図6、7に示すように、ホルダ2 の1対角線上
における長さ方向端部には、長さ方向に向かって延長部
22が設けられている。この延長部22のホルダ2 内側端部
には突出部23が上方に突設される。この延長部22のうち
一方の延長部22a には、ホルダ2 長さ方向に向かって突
出する第1の誤使用防止片28が設けられ、この第1の誤
使用防止片28を有する延長部22a 側の幅方向他端には、
ホルダ長さ方向に向かって突出する第2の誤使用防止片
29が設けられている。
【0015】ホルダ2 天面には、端縁部21と突出部23と
に囲まれることによって凹部24が形成され、この凹部24
により表示管1 底部が保持される。そのため、凹部24の
幅寸法(すなわち両端縁部21の間隔)、長さ寸法(すな
わち突出部23の間隔)は、表示管の幅、長さに対応した
嵌入寸法となっている。
【0016】ホルダ2 背面の四隅近傍には、凹部24の長
さ方向中心線(すなわち表示管1 長さ方向の表示管1 保
持中心線)x−x' 及び幅方向中心線(すなわち表示管
1 幅方向の表示管1 保持中心線)y−y' を対称に、ホ
ルダ長さ方向に向かう爪部25a を先端に有する4つの係
合部52が垂設されている。この係合部25において、ホル
ダ2 天面から爪部25a までの長さは垂下部21より若干長
く形成されている。
【0017】更に、ホルダ2 背面には、凹部24の長さ方
向中心線x−x' から第1の誤使用防止片28方向に任意
間隔Dをおいて、凹部24の幅方向中心線y−y' を対称
に2つのピン27が垂設されている。このピン27は係合部
25より若干長く形成されている。
【0018】3 はプリント基板であり、ホルダ2 のピン
27が挿入され且つこれを支持するピン孔33が形成され、
このピン孔33へピン27が挿入された状態で、ホルダ2 の
係合部25が係合するための係合孔32が所定位置に形成さ
れている。この係合孔32の幅は、係合部25が係合するた
めに必要な大きさを有するだけでなく、凹部24の長さ方
向中心線x−x' からピン孔33に向かう幅方向に、前記
任意間隔Dの2倍の大きさ分延長されて形成されてい
る。
【0019】更に、このプリント基板3 には、ピン孔33
へピン27が挿入された状態で、ホルダ2 に保持された表
示管1 のリード11が挿入される、第1のリード孔31a
と、この第1のリード孔31a に対して、凹部24の長さ方
向中心線x−x' からピン孔33に向かう幅方向に、前記
任意間隔Dの2倍の間隔を開けて配置される第2のリー
ド孔31b とが、夫々電気的に接続されて併設されてい
る。
【0020】4 はリモコン受信機(図示せず)に対する
受光ユニットである。
【0021】この実施例の表示管取付装置について、各
部材の取付を説明する。
【0022】実施例では、図1、2に示すように、まず
表示管1 をホルダ2 の凹部24に挿入し、表示管1 底部を
凹部24に保持させる。このとき表示管1 のリード11は、
表示管1 側面からホルダ2 の端縁部21及び垂下部26を越
えて垂下部26下方まで延出している。すなわち、ホルダ
2 の端縁部21の高さは、表示管1 の底部からリード1形
成位置までの高さより小さく形成され、垂下部26の高さ
は、表示管1 の底部からリード1 終端位置までの高さよ
り小さく形成されている。更に、表示管1 を保持した状
態でホルダ2 のピン27をプリント基板3 のピン孔33に挿
入し、プリント基板3 に対するホルダ2 の位置決めを行
い、表示管1 のリード、ホルダ2 の係合部25を、夫々プ
リント基板3 のリード孔31(第1のリード孔31a 又は第
2のリード孔31b )、係合孔32に挿入する。そして、係
合部25爪部25a と係合孔32との係合によって、ホルダ2
をプリント基板3 に装着する。このため、係合部25の爪
部25a までの長さは垂下部21の長さよりプリント基板3
の厚み分長く形成されている。
【0023】次に実施例の表示管取付装置の取付状態を
説明する。
【0024】図3、図4は、オーディオアンプ(図示せ
ず)に使用した場合の第1の取付状態を示しており、オ
ーディオアンプ内に垂直に支持される(図示せず)プリ
ント基板3 の上端からピン孔33までの距離をYとする
と、このピン孔33に対してホルダ2 凹部24の長さ方向中
心線x−x' が上方に位置するような向きで、ホルダ2
が配置されている。このとき、ホルダ2 凹部24の長さ方
向中心線、すなわち長さ方向の表示管1 保持中心線x−
x' とピン孔33とは、表示管1 幅方向に任意間隔Dを有
し、プリント基板3 係合孔32は、挿入されているホルダ
2 係合部25から表示管1 幅方向下方に任意間隔Dの2倍
の空間(係合部25未挿入空間)を有している。つまり、
プリント基板3 上端から長さ方向の表示管1 保持中心線
x−x' までの距離はY−Dとなっている。更に表示管
1 リード11は、プリント基板1 のリード孔31のうち該基
板上端側に位置する第1のリード孔31a に挿入されてい
る。この第1の取付状態では、ホルダ2 の第1の誤使用
防止片28を有していない延長部28b 下方の空間に、受光
ユニット4 が配置されている。そのため、誤ってホルダ
2 をこの状態から180°回転させた状態で、プリント
基板3 に装着しようとした場合は、第2の誤使用防止片
29が受光ユニット4 に当たって装着できないようになっ
ている。
【0025】図5は、第1の取付状態でのホルダ2 の配
向を180°回転させた状態で、ホルダ2 がプリント基
板3 に装着されている、オーディオレシーバ(図示せ
ず)に使用した場合の第2の取付状態を示しており、ピ
ン孔33に対して表示管1 保持中心線x−x' が下方に位
置するような向きで、ホルダ2 が配置されている。この
とき、長さ方向の表示管1 保持中心線x−x' とピン孔
33とは、表示管1 幅方向に任意間隔Dを有し、プリント
基板3 係合孔32は、挿入されているホルダ2 係合部25か
ら表示管1 幅方向上方に任意間隔Dの2倍の空間を有し
ている。つまり、プリント基板3 上端から長さ方向の表
示管1 保持中心線x−x' までの距離はY+Dとなって
いる。更に表示管1 リード11は、プリント基板1 のリー
ド孔31のうち該基板下端側に位置する第2のリード孔31
b に挿入されている。この第2の取付状態では、ホルダ
2 の第1の誤使用防止片28を有していない延長部28b の
右側に受光ユニット4 が配置されている。そのため、誤
ってホルダ2 をこの状態から180°回転させた状態
で、プリント基板3 に装着しようとした場合は、第1の
誤使用防止片28が受光ユニット4 に当たって装着できな
いようになっている。
【0026】このように、実施例の表示管取付装置で
は、ホルダ2 を180°回転させてプリント基板3 に装
着することで、表示管1 を任意間隔Dの2倍の間隔が異
なる2種類の上下位置でプリント基板3 を配置すること
ができる。
【0027】更に、この実施例のように、受光ユニット
4 等、ホルダ2 装着位置に近接してプリント基板3 配置
される部材の配置位置を2カ所に設け、これらの位置に
対応するようホルダ2 に2つの誤使用防止片28,29 を形
成することにより、誤ってホルダ2 を正規の向きと18
0°異なる向きに装着しようとした場合に、前記受光ユ
ニット4 等の部材と誤使用防止片28,29 とが当たって装
着できなくすることができ、作業者の誤使用が防止され
る。
【0028】尚、実施例の表示管取付装置では、任意間
隔Dを0.2cmと設定したが、この間隔Dは、使用する
2つの機器の表示管配置位置に応じて適宜設定されるも
のである。
【0029】また、実施例では、ホルダ2 に形成される
2つのピン27を、表示管1 長さ方向の表示管1 保持中心
線x−x' から第1の誤使用防止片28方向に任意間隔D
をおいて、表示管1 幅方向の表示管1 保持中心線y−
y' を対称に配置し、プリント基板3 のこれらに対応し
た位置にピン孔33を形成したが、図8に示すように、2
つのピン27' を、表示管1 幅方向の表示管1 保持中心線
y−y' を対称に配置するとともに、一方のピン27'bを
表示管1 長さ方向の表示管1 保持中心線x−x'と間隔
dをおいて配置し、他方のピン27'aを表示管1 長さ方向
の表示管1 保持中心線x−x' と間隔D+dをおいて、
該表示管1 保持中心線x−x' を基線とした、ピン27'b
の反対位置に配置、すなわちピン27' が表示管保持中心
線x−x'と有する夫々の間隔の差が任意間隔Dとなる
よう配置して、プリント基板のこれらに対応した位置に
ピン孔を形成してもよく(いずれも図示せず)、この場
合でも、ホルダ2'を180°回転させてプリント基板に
装着することで、表示管1 を任意間隔Dの2倍の間隔が
異なる2種類の上下位置でプリント基板を配置すること
ができ、実施例と同様の効果が得られる。
【0030】以上、本発明に係る表示管取付装置につい
て代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明に
よる表示管取付装置の実施態様は、上記実施例の構造に
限定されるものではなく、前記した特許請求の範囲に記
載の構成要件を具備し、本発明にいう作用を呈し、以下
に述べる効果を有する限りにおいて、適宜改変して実施
しうるものである。
【0031】
【効果】本発明に係る表示管取付装置は、ホルダ底面に
形成されるピンが、表示管幅方向の表示管保持中心線y
−y' と対称であり、表示管長さ方向の表示管保持中心
線x−x' に対して任意間隔Dを有する、あるいは最も
外側のピンが表示管保持中心線x−x' と有する夫々の
間隔の差が任意間隔Dとなるよう配置されており、係合
孔、リード孔が、夫々、ピン孔により決定される基準位
置と、この基準位置に対して、表示管保持中心線x−
x' からピン孔に向かう表示管幅方向、あるいは表示管
保持中心線y−y' 上における表示管保持中心線x−
x' からピンの結線方向に、任意間隔Dの2倍の間隔を
有する準基準位置とに併設される、若しくは係合孔のみ
基準位置から準基準位置に至る任意間隔Dの2倍以上の
大きさを有するよう形成されるため、ホルダを180°
回転させてプリント基板に装着することで、1つの表示
管取付装置でも、表示管を、ホルダ幅の約2倍範囲内に
亘って、任意間隔Dの2倍の間隔が異なる2種類の上下
位置に配置することができる。
【0032】そのため、本発明の表示管取付装置は、品
種違い等、デザイン上表示管の配置位置がフロントパネ
ル上下で多少異なる2つの電気機器での使用において、
この表示管の配置位置の違いにより新たにプリント基板
を製作する必要がなく、プリント基板を共用でき、更
に、この表示管配置位置が上下で僅かに異なる場合でも
共用が行えるものであり、コスト低減効果に優れたもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の表示管取付装置を説明する斜視図。
【図2】実施例の表示管取付装置を説明する側面図。
【図3】実施例の表示管取付装置の第1の取付状態を説
明する正面図。
【図4】実施例の表示管取付装置の第1の取付状態を説
明するA−A´断面図。
【図5】実施例の表示管取付装置の第2の取付状態を説
明する正面図。
【図6】実施例の表示管取付装置で用いたホルダの側面
図。
【図7】実施例の表示管取付装置で用いたホルダの背面
図。
【図8】他の実施例の表示管取付装置で用いたホルダの
背面図。
【図9】従来例の表示管取付装置を説明する側面図。
【符号の説明】
1 表示管 11 リード 2,2' ホルダ 21 端縁部 22 延長部 23 突出部 24 凹部 25 係合部 25a 爪部 26 垂下部 27,27' ピン 28 第1の誤使用防止片 29 第2の誤使用防止片 3 プリント基板 31 リード孔 32 係合孔 33 ピン孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示管と、これを保持するホルダと、こ
    のホルダ底面に形成された係合部が係合される係合孔及
    び表示管のリードが挿入されるリード孔が夫々形成され
    たプリント基板とにより構成される表示管取付装置にお
    いて、 ホルダ底面には少なくとも2つ以上のピンが一直線上に
    形成され、前記ピンは、表示管幅方向の表示管保持中心
    線y−y’と対称であり、且つ表示管長さ方向の表示管
    保持中心線x−x’に対して一定方向に任意間隔Dを有
    するよう配置されており、 プリント基板には、前記ピンが挿入されるピン孔が形成
    されるとともに、このピン孔へピンを挿入した状態で、
    ホルダの係合部、表示管のリードに夫々対応した基準位
    置に係合孔、リード孔が形成され、 前記係合孔は、前記係合部が係合した状態で、表示管保
    持中心線x−x’からピン孔に向かう表示管幅方向に、
    少なくとも前記任意間隔Dの2倍以上の大きさを有する
    未係合部分が余分に存在するよう形成され、あるいは、
    該係合孔は、前記基準位置と、この基準位置に対して、
    表示管保持中心線x−x’からピン孔に向かう表示管幅
    方向に、前記任意間隔Dの2倍の間隔をあけて離れた
    基準位置とに併設され、 前記リード孔は、前記基準位置と、この基準位置に対し
    て表示管保持中心線x−x’からピン孔に向かう表示管
    幅方向に、前記任意間隔Dの2倍の間隔をあけて離れた
    準基準位置とに、夫々電気的に接続されるよう併設され
    ることを特徴とする表示管取付装置。
  2. 【請求項2】 表示管と、これを保持するホルダと、こ
    のホルダ底面に形成された係合部が係合される係合孔及
    び表示管のリードが挿入されるリード孔が夫々形成され
    たプリント基板とにより構成される表示管取付装置にお
    いて、 ホルダ底面には少なくとも2つのピンが形成され、前記
    2つのピンはそれぞれ、表示管幅方向の表示管保持中心
    線y−y’から等距離であって表示管長さ方向の表示管
    保持中心線x-x’に対して両側に配置され、かつ、そ
    れぞれのピンと線x-x’との間隔の差が任意間隔Dと
    なるように配置されており、 プリント基板には、前記ピンが挿入されるピン孔が形成
    されるとともに、このピン孔へピンを挿入した状態で、
    ホルダの係合部、表示管のリードに夫々対応した基準位
    置に係合孔、リード孔が形成され、 前記係合孔は、前記係合部が係合した状態で、表示管保
    持中心線x−x’からより離れたピン孔に向かう表示管
    方向に、少なくとも前記任意間隔Dの2倍以上の大き
    さを有する未係合部分が余分に存在するよう形成され、
    あるいは、該係合孔は、前記基準位置と、この基準位置
    に対して、表示管保持中心線x−x’からより離れたピ
    ン孔に向かう表示管幅方向に、前記任意間隔Dの2倍の
    間隔をあけて離れた準基準位置とに併設され、 前記リード孔は、前記基準位置と、この基準位置に対し
    て、表示管保持中心線y−y’上における表示管保持中
    心線x−x’からより離れたピン孔に向かう表示管幅
    向に、前記任意間隔Dの2倍の間隔をあけて離れた準基
    準位置とに、夫々電気的に接続されるよう併設されるこ
    とを特徴とする表示管取付装置。
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