JP5273752B1 - 水性エポキシ樹脂塗料組成物及びそれを用いた防食塗装方法 - Google Patents

水性エポキシ樹脂塗料組成物及びそれを用いた防食塗装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】防食性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物を提供する。また、かかる水性エポキシ樹脂塗料組成物を用いた防食塗装方法を提供する。
【解決手段】エポキシ樹脂エマルジョンを含む主剤とアミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤とを含んでなり、ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0〜500(Pa・s、23℃)であり、ずり速度1000(1/s)における粘度が0.010〜1(Pa・s、23℃)であることを特徴とする水性エポキシ樹脂塗料組成物である。また、かかる水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することを特徴とする防食塗装方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、水性エポキシ樹脂塗料組成物及びそれを用いた防食塗装方法に関し、特には、防食性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物に関するものである。
従来、有機溶剤系エポキシ樹脂塗料による下塗りは、その品質が日本工業規格等において規格化されており、橋梁やプラント等の構造物に防食性を付与する目的として広く使用されている。
しかしながら、近年、大気汚染防止や省資源等の観点から、従来の有機溶剤系エポキシ樹脂塗料から水性エポキシ樹脂塗料への転換が強く要望されるようになってきている。
例えば、特開2009−149791号公報(特許文献1)には、エポキシ樹脂エマルジョンを含む水性防食塗料と、該水性防食塗料を基材面に塗装する防食塗装方法とが提案されている。しかしながら、特開2009−149791号公報に記載の水性防食塗料には、その粘性が適当でないと、該水性防食塗料を所望の厚みに塗り付けることができなかったり、平滑な塗膜が形成されず、塗膜の一部に薄い箇所が生じたり、期待される防食性が得られなかったりといった実用上の問題が存在していた。
特開2009−149791号公報
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、防食性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物を提供することにある。また、本発明の目的は、かかる水性エポキシ樹脂塗料組成物を用いた防食塗装方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、水性塗料組成物にエポキシ樹脂エマルジョンとアミン樹脂エマルジョンとを使用し、特定のずり速度における水性塗料組成物の粘度を特定の範囲内に調整することによって、防食性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物が得られ、また、該水性エポキシ樹脂塗料組成物の使用により平滑な塗膜をも形成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、エポキシ樹脂エマルジョンを含む主剤とアミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤とを含んでなり、ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0〜500(Pa・s、23℃)であり、ずり速度1000(1/s)における粘度が0.010〜1(Pa・s、23℃)であることを特徴とする。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物の好適例においては、前記主剤のpHが5〜9であり、且つ前記水性エポキシ樹脂塗料組成物のpHが7〜11である。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物の他の好適例においては、アミン樹脂エマルジョン中に含まれるポリアミン樹脂が、アダクトタイプの変性ポリアミン樹脂である。
また、本発明の第一の防食塗装方法は、上記の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することを特徴とする。
更に、本発明の第二の防食塗装方法は、上記の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することによって、該被塗装面上に塗膜を形成し、更に、該塗膜上に、該水性エポキシ樹脂塗料組成物以外の水性塗料を塗装することを特徴とする。
本発明によれば、水性塗料組成物にエポキシ樹脂エマルジョンとアミン樹脂エマルジョンとを使用し、特定のずり速度における塗料組成物の粘度を特定の範囲内に調整することによって、作業性及び防食性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物を提供することができる。また、かかる水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することによって、平滑な塗膜を形成することができる。
<水性エポキシ樹脂塗料組成物>
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、エポキシ樹脂エマルジョンを含む主剤とアミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤とを含んでなり、ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0〜500(Pa・s、23℃)であり、ずり速度1000(1/s)における粘度が0.010〜1(Pa・s、23℃)であることを特徴とする。本発明によれば、エポキシ樹脂エマルジョンとアミン樹脂エマルジョンを組み合わせて使用した上で、水性エポキシ樹脂塗料組成物の粘度が上述の特定した範囲内にあるため、作業性及び防食性に優れており、防食性に優れる平滑な塗膜を形成することができる。なお、水性エポキシ樹脂塗料組成物とは、エポキシ樹脂及び水を含有する塗料組成物を意味する。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0〜500(Pa・s、23℃)であり、ずり速度1000(1/s)における粘度が0.010〜1(Pa・s、23℃)であることを要する。ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0(Pa・s、23℃)未満であり且つずり速度1000(1/s)における粘度が0.010(Pa・s、23℃)未満であると、粘度が低くなりすぎ、所定の膜厚が得られず、期待される防食性が得られない。一方、ずり速度0.1(1/s)における粘度が500(Pa・s、23℃)を超えて且つずり速度1000(1/s)における粘度が1(Pa・s、23℃)を超えると、粘度が高くなりすぎ、レベリング性が悪化するため、膜厚が部分的に薄くなる箇所ができ、期待される防食性が得られない。
なお、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物において、0.1(1/s)と1000(1/s)の2つのずり速度を基準にして粘度を規定した理由は、0.1(1/s)のずり速度が塗装直後の塗料の粘性を指し、1000(1/s)のずり速度が塗装時の塗料の粘性を指し、この塗装時から塗装直後の塗料の粘性がタレ性及びレベリング性に相関しているからである。また、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物の粘度を上述の特定した範囲内に調整する方法としては、例えば、増粘剤、水等を使用する手法が挙げられる。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、上記主剤のpHが5〜9であり且つ該水性エポキシ樹脂塗料組成物のpHが7〜11であることが好ましい。主剤及び水性エポキシ樹脂塗料組成物のpHが上記の特定した範囲から外れると、塗装作業性が低下するおそれがある。なお、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物において、主剤と水性エポキシ樹脂塗料組成物の2つのpHを規定した理由は、主剤のpHが貯蔵時の安定性に影響し、水性エポキシ樹脂塗料のpHが塗料の粘性に影響するからである。また、主剤及び水性エポキシ樹脂塗料組成物のpHを上述の特定した範囲内に調整する方法としては、pH調整剤等を使用する手法等も挙げられる。
<エポキシ樹脂エマルジョンを含む主剤>
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、エポキシ樹脂エマルジョンを含む成分と、硬化剤としてのアミン樹脂エマルジョンを含む成分とを組み合わせることによって得られるが、本発明においては、このエポキシ樹脂エマルジョンを含む成分を主剤という。なお、エポキシ樹脂エマルジョンとは、エポキシ樹脂が水等の水性媒体中で分散してなる乳濁液を意味する。
上記エポキシ樹脂エマルジョンを構成するエポキシ樹脂は、1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有する樹脂である限り、特に限定されないが、例えば、多価アルコール又は多価フェノールとハロヒドリンとを反応させて得られるものであり、具体例としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、エポキシ化油、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル及びネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル等が挙げられる。これらの中でも、塗膜の機械的耐久性や防食性、被塗装面(例えば基材表面)との付着性等の観点から、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及びビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。なお、これらエポキシ樹脂は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、上記エポキシ樹脂は、1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有する樹脂であり、形成される塗膜の常温における仕上がり性、硬化性、及び防食性等の観点から、通常、エポキシ当量は100〜1,000g/eqが好ましく、160〜980g/eqがより好ましく、160〜550g/eqが更に好ましい。エポキシ当量が100g/eq未満では、十分な塗膜物性が得られないおそれがあり、一方でエポキシ当量が1,000g/eqより大きい場合には、常温でのレベリング性が低下し、均一な塗膜が得られないおそれがある。
上記エポキシ樹脂エマルジョンは、特に制限されないが、通常の強制乳化方式(乳化剤及び高速攪拌機等を使用する方式)によって、水等の水性媒体中でエポキシ樹脂を乳化させることにより調製される。ここで、乳化剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル系ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体等のポリエーテル類、或いは該ノニオン界面活性剤及び該ポリエーテル類の少なくとも一方とジイソシアネート化合物との付加物等が挙げられる。なお、これら乳化剤は、1種単独でも、2種以上のブレンドとして用いてもよい。また、エポキシ樹脂エマルジョンの市販品としては、例えば、エポルジョンEA1、2、3、7、12、20、55及びHD2(日本NSC社製、商品名);アクアトート205、510、3520、3540、35201、5003、及び5520(東都レジン化工社製、商品名);ユカレジンKE−002、KE−116、E−1022、KE−301C(吉村油化学社製、商品名);及びEM−101−50(アデカ社製、商品名)が挙げられる。
上記主剤は、上記エポキシ樹脂エマルジョンの他にも他の配合剤を含有することができる。具体的に、上記主剤は、主剤や水性エポキシ樹脂塗料組成物の粘性を調整するため、増粘剤を含有することができる。上記増粘剤としては、特に制限されず、公知の増粘剤が使用できるが、具体例としては、ケイ酸塩、金属ケイ酸塩、モンモリロナイト、有機モンモリロナイト、コロイド状アルミナ等の無機系増粘剤;ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体等のポリアクリル酸系増粘剤;「UH−814N」、「UH−462」、「UH−420」、「UH−472」、「UH−540」(以上、アデカ社製)、「SNシックナー612」、「SNシックナー621N」、「SNシックナー625N」、「SNシックナー627N」(以上、サンノプコ社製)等のウレタン会合型増粘剤;カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の繊維素誘導体系増粘剤;カゼイン、カゼイン酸ソーダ、カゼイン酸アンモニウム等のタンパク質系増粘剤;アルギン酸ソーダ等のアルギン酸系増粘剤;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルベンジルエーテル共重合体等のポリビニル系増粘剤;プルロニックポリエーテル、ポリエーテルジアルキルエステル、ポリエーテルジアルキルエーテル、ポリエーテルエポキシ変性物等のポリエーテル系増粘剤;ビニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体の部分エステル等の無水マレイン酸共重合体系増粘剤;ポリアミドアミン塩等のポリアミド系増粘剤等が挙げられる。これら増粘剤は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、上記主剤は、pH調整剤を含有してもよい。pH調整剤は、塗料に一般的に使用されるものであれば使用でき、以前より中和剤として公知の各種含窒素塩基性化合物、無機酸、有機酸等が特に制限なく利用できる。具体的には、例えば、各種含窒素塩基性化合物として、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン等のアルキルアミン類、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、エチルプロパノールアミン等のアルコールアミン類、モルホリン、アンモニア等の揮発性含窒素塩基性化合物が挙げられる。また無機酸としては、塩酸、硫酸、硝酸等が挙げられ、有機酸としては、蟻酸、酢酸等が挙げられる。これらpH調整剤は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
更に、上記主剤は、塗膜の可撓性を向上させる目的として、反応性希釈剤や非反応性希釈剤等の一般的に使用される希釈剤を含有してもよい。反応性希釈剤としては、例えば、カージュラE10(油化シェルエポキシ社製、商品名)、ネオトートS(東都化成社製、商品名)、及びアデカグリシロールED502(旭電化工業社製、商品名)等の1官能性エポキシ樹脂が挙げられる。一方、非反応性希釈剤としては、例えば、ニカノールLLL等の石油樹脂及びクマロン樹脂等が挙げられる。これら希釈剤は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
また更に、上記主剤は、その他塗料に一般的に使用される着色顔料、防錆顔料及び体質顔料等を特に制限無く含有することができる。着色顔料、防錆顔料及び体質顔料の具体例としては、酸化チタン、ベンガラ、黄色酸化鉄、カーボンブラック、トリポリリン酸アルミニウム、リン酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、マイカ、アルミナ、ミョウバン、白土、水酸化マグネシウム、及び酸化マグネシウム等の無機顔料や、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ナフトールレッド、キナクリドンレッド、ベンズイミダゾロンイエロー、ハンザイエロー、ベンズイミダゾロンオレンジ、及びジオキサジンバイオレット等の有機顔料が挙げられる。これら顔料は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
更にまた、上記主剤には、水性エポキシ樹脂塗料組成物に各種機能を付与するため、分散剤、消泡剤、沈降防止剤、防カビ剤、防腐剤、紫外線吸収剤、又は光安定剤等が適宜添加されてもよい。また、エポキシ樹脂エマルジョンを構成するエポキシ樹脂とアミン樹脂エマルジョンを構成するポリアミン樹脂との融着を促進するため、上記主剤には、有機溶剤を配合することも可能である。有機溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノn−ブチルエーテル、エチレングリコールモノi−ブチルエーテル、エチレングリコールモノn−プロピルエーテル、エチレングリコールモノi−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノn−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノi−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノn−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノi−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノi−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノn−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノi−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、及びジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールエーテル類、2,2,4−トリメチルペンタンジオールモノイソブチレート、及び2,2,4−トリメチルペンタンジオールジイソブチレート等が挙げられる。これら有機溶剤は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
なお、上記主剤は、上記エポキシ樹脂エマルジョンと、必要に応じて適宜選択される各種成分とを混合することにより調製できる。
<アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤>
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、硬化剤として、アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤を含むことを要する。ここで、アミン樹脂エマルジョンとは、アミン樹脂が水等の水性媒体中で分散してなる乳濁液を意味し、本発明におけるアミン樹脂とは、1分子中に2個以上のアミノ基を含有するポリアミン樹脂を指す。上記ポリアミン樹脂としては、例えば、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、トリアミノプロパン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、イソホロンジアミン、及び1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン等の脂肪族ポリアミン;フェニレンジアミン、メタキシリレンジアミン、パラキシリレンジアミン、及びジアミノジフエニルメタン等の芳香族ポリアミン;ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、トリエチレングリコールジアミン、及びトリプロピレングリコールジアミン等の他のポリアミン化合物と、これらポリアミン樹脂のアミノ基を変性してなる変性ポリアミン樹脂とが挙げられる。なお、上記ポリアミン樹脂の変性には、既知の方法が利用でき、変性反応の例としては、アミノ基のアミド化、アミノ基とカルボニル化合物のマンニッヒ反応、アミノ基とエポキシ基の付加反応等が挙げられる。ここで、アミノ基にエポキシ基等が付加したタイプの変性ポリアミン樹脂をアダクトタイプの変性ポリアミン樹脂といい、防食性の観点から、アミノ基にエポキシ基が付加したエポキシアダクトタイプの変性ポリアミン樹脂が好ましい。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物において、アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤の配合割合は、塗膜の硬化性及び防食性等の観点から、主剤中に含まれるエポキシ樹脂エマルジョンを構成するエポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して、アミン樹脂エマルジョンを構成するアミン樹脂の活性水素が、通常0.5〜2.0当量の範囲内であり、特に0.6〜1.2当量の範囲内であるのが好ましい。
また、上記アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤には、主剤にも配合できる配合剤、例えば反応性希釈剤、非反応性希釈剤、着色顔料、体質顔料、有機顔料、増粘剤、pH調整剤、分散剤、消泡剤、沈降防止剤、防カビ剤、防腐剤、紫外線吸収剤、光安定剤、有機溶剤等を必要に応じて配合してもよい。
なお、上記アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤は、上記アミン樹脂エマルジョンと、必要に応じて適宜選択される各種成分とを混合することにより調製できる。
<水性エポキシ樹脂塗料組成物の調製>
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物は、上記主剤と、上記アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤とを、例えば、これらの成分を均一に混合できる装置、好ましくは電動攪拌機等を用いて、均一に混合することにより調製できる。また、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物の粘度を調整するため、上記主剤と、上記アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤とを混合した後に、水を加えてもよい。
<防食塗装方法>
次に、本発明の防食塗装方法について詳細に説明する。本発明の第一の防食塗装方法は、上述の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することを特徴とし、また、本発明の第二の防食塗装方法は、上述の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することによって、該被塗装面上に塗膜を形成し、更に、該塗膜上に、該水性エポキシ樹脂塗料組成物以外の水性塗料を塗装することを特徴とする。本発明の第一及び第二の防食塗装方法によれば、上述の水性エポキシ樹脂塗料組成物を用いて塗膜を形成しているため、作業性及び防食性に優れる。
本発明の第一及び第二の防食塗装方法において、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物を乾燥した後に形成される塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、通常20〜250μmの範囲内であり、30〜150μmの範囲内であるのが好ましい。また、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物の塗装方法としては、特に制限されず、既知の塗装手段、例えば、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、刷毛塗り、又はローラー塗り等が利用できる。なお、塗装環境は、特に制限されるものではないが、0℃以下のような極端な低温環境や被塗装表面の温度が80℃以上のような高温環境は避けることが望ましい。水性エポキシ樹脂塗料組成物の乾燥時間は、気温や湿度等の養生環境条件によって異なる。例えば、気温23℃、相対湿度50%の条件であれば7日間程度の乾燥時間が望ましいが、積層塗膜を形成するために次工程の塗料組成物を塗り重ねる場合には、支障なく塗り重ねることができる。なお、形成された積層塗膜が、本来の性能を発揮できるのであれば、これに限定されない。
本発明の第一及び第二の防食塗装方法において、被塗装面としては、防食性の付与が必要な表面であれば特に制限されるものではないが、橋梁やプラント等の構造物の表面、より具体的には、鉄道橋、道路橋、ガスタンク、石油タンク、鉄塔等の炭素鋼等の材料からなる基材表面が挙げられる。
本発明の第一及び第二の防食塗装方法においては、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に直接塗装してもよいし、被塗装面にジンクリッチペイント処理、亜鉛メッキ処理、金属溶射等を施し、ある程度の防食性がある下地を準備してから、該下地の上に塗装してもよい。更に、経年した塗膜(旧塗膜)の状態が健全である場合には、その上に塗装することも可能である。
本発明の第一及び第二の防食塗装方法においては、必要とされる防食性能に応じて、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物を複数回塗り重ねることも可能である。
本発明の第二の防食塗装方法によれば、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物による塗膜上に、該水性エポキシ樹脂塗料組成物以外の水性塗料を塗装することを要するが、例えば、該水性塗料として、耐候性に優れる上塗り塗料を使用することにより、防食性を長期に亘って維持することができる。また、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物以外の水性塗料には、種々の水性塗料を使用でき、該水性塗料の種類を変更しながら塗り重ねることも可能である。例えば、上述の上塗り塗料を塗装する前に、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物による塗膜上に、中塗り塗料を塗装することも可能である。中塗り塗料としては、例えば、エポキシ樹脂系中塗り塗料、変性エポキシ樹脂系中塗り塗料、及びウレタン樹脂系中塗り塗料等が挙げられる。また、上塗り塗料としては、例えば、アクリル樹脂系上塗り塗料、ウレタン樹脂系上塗り塗料、シリコーン樹脂系上塗り塗料、及びフッ素樹脂系上塗り塗料等が挙げられる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。なお、下記例中、「部」及び「%」は、それぞれ「質量部」及び「質量%」を意味する。
<製造例1>
混合機に、イオン交換水を11部投入し、これに分散剤1部、消泡剤0.3部、酸化チタン10部、トリポリリン酸アルミニウム7部、沈降性硫酸バリウム20部、及びカオリンクレー8部を撹拌環境下で除々に投入し、投入完了後、粒度が50μm以下になるまで混合した。次いで、混合機に、エポキシ樹脂エマルジョン40部、及びエチレングリコールモノn−ブチルエーテル4部を撹拌環境下で徐々に投入し、10分間撹拌を行い、主剤1を調製した。
<製造例2>
混合機に、アミン樹脂エマルジョンを62部投入し、これにイオン交換水38部を撹拌環境下で徐々に投入し、10分間撹拌を行い、硬化剤2を調製した。
<主剤1〜6及び硬化剤1〜2>
以下の表1及び表2には、主剤1〜6の配合処方及び硬化剤1〜2の配合処方を示す。なお、主剤2〜6は、表1に示す処方に従って配合剤を配合し、必要に応じて25%アンモニア水又は1N塩酸を用いてpHの調製を行った以外は、上記主剤1の製造例1と同様にして、調製された。
<実施例1〜6、参考例7〜8及び比較例1〜2>
以下の表3〜4に示す配合処方の水性エポキシ樹脂塗料組成物を調製し、該水性エポキシ樹脂塗料組成物のpH、粘度、たるみ性、作業性及び防食性を測定及び評価した。結果を表3〜4に示す。
<参考例1>
参考例として、市販の有機溶剤系エポキシ樹脂塗料のエポニックス#30下塗(大日本塗料社製)を使用した。
<pH測定>
主剤及び水性エポキシ樹脂塗料組成物のpHをホリバ社製pH METER D−52を用いて測定した。
<粘度測定>
23℃における水性エポキシ樹脂塗料組成物について、TAインスツルメンツ社製レオメーターARESを用い、ずり速度0.1(1/s)における粘度及びずり速度1000(1/s)における粘度を測定した。
<たるみ性>
垂直面に設置したブリキ板に、刷毛塗りにて、理論乾燥膜厚が60μmとなるように、水性エポキシ樹脂塗料組成物又は有機溶剤系エポキシ樹脂塗料を塗装し、形成される塗膜のたるみ性を下記の基準に従って評価した。なお、乾燥膜厚は、サンコウ電子研究所社製 電磁膜厚計SM−1000を用いて測定された。
○:塗付面を10点測定したときの最低乾燥膜厚が48μm以上。
×:塗付面を10点測定したときの最低乾燥膜厚が48μm未満。
<塗装作業性>
ブリキ板に、刷毛塗り及びローラー塗りにて、水性エポキシ樹脂塗料組成物又は有機溶剤系エポキシ樹脂塗料を塗装し、塗装作業性を下記の基準に従って評価した。
○:塗料組成物が均一に広がり、塗付面の仕上がりがよい。
×:塗料組成物が均一に広がらず、塗付面の仕上がりが悪い。
<防食性>
試験板として、素地調整程度がISO 8501−1 Sa2.5のグリッドブラスト処理鋼板(150×70×3.2mm)を用い、該試験板の両面に、エアスプレーを用いて、乾燥膜厚が55〜65μmになるように、水性エポキシ樹脂塗料組成物又は有機溶剤系エポキシ樹脂塗料を塗装し、23℃、50%相対湿度の条件にて7日間乾燥させ、試験片を作製した。該試験片をJIS K5600−7−9に準じて、付属書1のサイクルDの試験条件で、120サイクル曝した後の試験片に生じたサビ、フクレの発生程度を下記の基準に従って評価した。
◎:カット部から2mm以上離れた試験片表面にサビ、フクレ等の異常が無い。
○:カット部から4mm以上離れた試験片表面にサビ、フクレ等の異常が無い。
×:カット部から4mm以上離れた試験片表面にサビ、フクレが発生。
Figure 0005273752
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(注1)Disperbyk−190(ビックケミー・ジャパン社製)
(注2)BYK−093(ビックケミー・ジャパン社製)
(注3)エポルジョンEA55(日本NSC;樹脂固形分55%、エポキシ当量495g/eq)
(注4)フジキュアーFXS−918−FA(T&K TOKA社製;エポキシアダクトタイプの変性ポリアミン樹脂、樹脂固形分60%)
(注5)エポルジョンEB−3(日本NSC社製;ポリアミドアミン、樹脂固形分75%)
(注6)主剤中に含まれるエポキシ樹脂エマルジョンを構成するエポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対するアミン樹脂エマルジョンを構成するアミン樹脂の活性水素の当量を示す。

Claims (4)

  1. エポキシ樹脂エマルジョンを含む主剤であって、該エポキシ樹脂エマルジョンを構成するエポキシ樹脂が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、エポキシ化油、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル及びネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種であり、該エポキシ樹脂のエポキシ当量が、100〜1,000g/eqであり、pHが5〜9である主剤
    アミン樹脂エマルジョンを含む硬化剤であって、該アミン樹脂エマルジョンを構成するアミン樹脂が、脂肪族ポリアミン、芳香族ポリアミン、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、トリエチレングリコールジアミン、及びトリプロピレングリコールジアミン、並びにこれらポリアミン樹脂のアミノ基を変性してなる変性ポリアミン樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種のポリアミン樹脂であり、該アミン樹脂の活性水素が、前記エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して0.5〜2.0当量である硬化剤
    を含んでなり、ずり速度0.1(1/s)における粘度が1.0〜500(Pa・s、23℃)であり、ずり速度1000(1/s)における粘度が0.010〜1(Pa・s、23℃)であり、pHが7〜11であることを特徴とする水性エポキシ樹脂塗料組成物。
  2. アミン樹脂エマルジョン中に含まれるポリアミン樹脂が、アダクトタイプの変性ポリアミン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の水性エポキシ樹脂塗料組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することを特徴とする防食塗装方法。
  4. 請求項1又は2に記載の水性エポキシ樹脂塗料組成物を被塗装面上に塗装することによって、該被塗装面上に塗膜を形成し、更に、該塗膜上に、該水性エポキシ樹脂塗料組成物以外の水性塗料を塗装することを特徴とする防食塗装方法。
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