JP5272355B2 - インバータ電圧制御回路 - Google Patents

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Description

本発明はインバータ電圧制御回路に関し、特に、瞬時値電圧制御にて直流を交流に変換する電圧形インバータの制御方式に適用して好適なものである。
従来の電圧形インバータの制御方式では、インバータからの出力交流電圧の平均値だけでなく、インバータからの出力交流電圧の瞬時値を用いて電圧形インバータを制御することにより、インバータにて非線形特性負荷が駆動される場合においても、出力交流電圧の波形歪みを低減する方法がある(特許文献1)。
図2は、従来のインバータ電圧制御回路の概略構成を示すブロック図である。
図2において、電圧形インバータ3の入力側には直流電源2が接続されるとともに、電圧形インバータの出力側にはLCフィルタ4を介して負荷7が接続されている。ここで、LCフィルタ4には、リアクトル5およびコンデンサ6が設けられ、ロウパスフィルタが構成されている。
また、電圧形インバータ3の出力交流電圧VOを制御するインバータ電圧制御回路102には、電圧形インバータ3の出力交流電圧VOを検出する出力電圧検出器11、出力電圧検出器11にて検出された出力交流電圧VOを平均値電圧VMに変換する整流器12、インバータ電圧制御回路102に入力された平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差を算出する減算器19、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差がゼロに近づくように制御電圧を出力する平均値電圧調節器14、電圧形インバータ3の出力交流電圧VOの基準となる周波数の基準正弦波信号VPSとを発生する基準正弦波発生器16、平均値電圧調節器14から出力された制御電圧と基準正弦波発生器16から出力された基準正弦波信号VPSとを乗算し、出力電圧指令値VOSを出力する乗算器17、乗算器17から出力された出力電圧指令値VOSと出力交流電圧VOとの偏差を算出する減算器20、出力電圧指令値VOSと出力交流電圧VOとの偏差がゼロに近づくように制御電圧を出力する瞬時値電圧調節器18が設けられている。
そして、直流電源2から供給された直流は電圧形インバータ3にて交流に変換され、LCフィルタ4にて不要な高域成分が除去された後、負荷7に供給される。また、LCフィルタ4を通過した出力交流電圧VOは出力電圧検出器11にて検出され、整流器12および減算器20に入力される。そして、出力電圧検出器11にて検出された出力交流電圧VOは整流器12にて平均値電圧VMに変換され、減算器19に入力される。そして、整流器12にて変換された平均値電圧VMは減算器19にて平均値電圧指令値VMSから減算され、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差が平均値電圧調節器14に入力される。そして、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差がゼロに近づくように平均値電圧調節器14にて制御電圧が生成され、基準正弦波発生器16から出力された基準正弦波信号VPSと乗算器17にて乗算されることで、出力電圧指令値VOSが生成され、減算器20に入力される。そして、乗算器17にて生成された出力電圧指令値VOSは減算器20にて出力交流電圧VOが減算され、出力電圧指令値VOSと出力交流電圧VOとの偏差が瞬時値電圧調節器18に入力される。そして、出力電圧指令値VOSと出力交流電圧VOとの偏差がゼロに近づくように瞬時値電圧調節器18にて制御電圧が生成され、電圧形インバータ3に入力される。
特開平6−78552号公報
しかしながら、図2の電圧形インバータの制御方式では、平均値電圧調節器14と瞬時値電圧調節器18とが互いに直列接続されているため、平均値電圧調節器14の出力と瞬時値電圧調節器18の出力とが互いに影響しあい、制御調整が非常に困難になる上に、負荷7が非線形特性負荷である場合には、出力交流電圧VOの波形歪みを効果的に低減することができないという問題があった。
すなわち、平均値電圧調節器14は、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差がゼロに近づくように制御電圧を出力するため、LCフィルタ4での電圧降下分を補うように動作する。例えば、LCフィルタ4での電圧降下分がΔVLであるとすると、平均値電圧調節器14は、平均値電圧指令値VMSに電圧降下分ΔVLを加算した値を出力することで、出力交流電圧VOを平均値電圧指令値VMSに一致させることができる。
一方、瞬時値電圧調節器18は、平均値電圧調節器14から出力された電圧降下分ΔVLが加算された値が出力電圧指令値VOSとして入力され、出力電圧指令値VOSと出力交流電圧VOとの偏差がゼロに近づくように制御電圧を出力するため、平均値電圧調節器14にて所望の出力電圧値に調整された出力交流電圧VOをさらに電圧降下分ΔVLだけ増加させるように動作する。
この結果、今度は、平均値電圧調節器14は、LCフィルタ4での電圧降下分ΔVLだけ出力交流電圧VOを減少させるように動作することから、平均値電圧調節器14の出力と瞬時値電圧調節器18の出力とが互いに影響しあい、制御調整が非常に困難になる上に、負荷7が非線形特性負荷である場合には、出力交流電圧VOの波形歪みを効果的に低減することができなくなる。
そこで、本発明の目的は、非線形特性負荷が駆動される場合においても、出力交流電圧の波形歪みを効果的に低減するとともに、制御調整を容易に行うことが可能なインバータ電圧制御回路を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載のインバータ電圧制御回路によれば、電圧形インバータの出力交流電圧を検出する出力電圧検出器と、前記出力電圧検出器にて検出された出力交流電圧を平均値電圧に変換する整流器と、平均値電圧指令値と前記平均値電圧との偏差を算出する減算器と、前記平均値電圧指令値と前記平均値電圧との偏差がゼロに近づくように第1の制御電圧を出力する平均値電圧調節器と、前記電圧形インバータの出力交流電圧の基準となる周波数の基準正弦波信号を発生する基準正弦波発生器と、前記平均値電圧調節器から出力された第1の制御電圧と前記基準正弦波発生器から出力された基準正弦波信号とを乗算し、出力電圧指令値を出力する乗算器と、前記基準正弦波発生器から出力された基準正弦波信号と前記出力交流電圧との偏差を算出する減算器と、前記基準正弦波信号と前記出力交流電圧との偏差がゼロに近づくように前記第1の制御電圧に依存しない第2の制御電圧を出力する瞬時値電圧調節器と、前記出力電圧指令値と前記第2の制御電圧との加算結果に基づいて前記電圧形インバータの出力交流電圧を制御する加算器とを備え、前記平均値電圧調節器と前記瞬時値電圧調節器とを並列的に動作させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、電圧形インバータの出力交流電圧の振幅に比例する直流分に依存することなく、電圧形インバータの出力交流電圧の瞬時値を制御することができ、第1の電圧調整手段の出力と第2の電圧調整手段の出力とが互いに影響しあうのを排除することが可能となることから、線形特性負荷が駆動される場合においても、出力交流電圧の波形歪みを効果的に低減するとともに、制御調整を容易に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るインバータ電圧制御回路について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインバータ電圧制御回路の概略構成を示すブロック図である。
図1において、インバータ電圧制御回路101には、瞬時値電圧調節器18および減算器20の代わりに、基準正弦波発生器16にて発生された基準正弦波信号VPSと電圧形インバータ3の出力交流電圧VOとを減算する減算器21、基準正弦波信号VPSと出力交流電圧VOとの偏差がゼロに近づくように制御電圧を出力する瞬時値電圧調節器23および乗算器17から出力された出力電圧指令値VOSと瞬時値電圧調節器23から出力された制御電圧とを加算する加算器22が設けられている。
そして、直流電源2から供給された直流は電圧形インバータ3にて交流に変換され、LCフィルタ4にて不要な高域成分が除去された後、負荷7に供給される。また、LCフィルタ4を通過した出力交流電圧VOは出力電圧検出器11にて検出され、整流器12および減算器21に入力される。そして、出力電圧検出器11にて検出された出力交流電圧VOは整流器12にて平均値電圧VMに変換され、減算器19に入力される。そして、整流器12にて変換された平均値電圧VMは減算器19にて平均値電圧指令値VMSから減算され、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差が平均値電圧調節器14に入力される。そして、平均値電圧指令値VMSと平均値電圧VMとの偏差がゼロに近づくように平均値電圧調節器14にて制御電圧が生成され、基準正弦波発生器16から出力された基準正弦波信号VPSと乗算器17にて乗算されることで、出力電圧指令値VOSが生成され、加算器22に入力される。
一方、減算器21に入力された出力交流電圧VOは基準正弦波信号VPSから減算され、基準正弦波信号VPSと出力交流電圧VOとの偏差が瞬時値電圧調節器23に入力される。そして、基準正弦波信号VPSと出力交流電圧VOとの偏差がゼロに近づくように瞬時値電圧調節器23にて制御電圧が生成され、加算器22に入力される。
そして、乗算器17から出力された出力電圧指令値VOSと瞬時値電圧調節器23から出力された制御電圧は加算器22にて加算され、電圧形インバータ3に入力される。
これにより、平均値電圧調節器14と瞬時値電圧調節器23とを並列的に動作させることができ、電圧形インバータ3の出力交流電圧VOの平均値電圧VMに依存することなく、電圧形インバータ3の出力交流電圧VOの瞬時値を制御することができる。このため、平均値電圧調節器14と瞬時値電圧調節器18とが互いに影響しあうのを排除することが可能となり、負荷7が非線形特性負荷である場合においても、出力交流電圧VOの波形歪みを効果的に低減するとともに、制御調整を容易に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係るインバータ電圧制御回路の概略構成を示すブロック図である。 従来のインバータ電圧制御回路の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 直流電源
3 電圧形インバータ
4 LCフィルタ
5 リアクトル
6 コンデンサ
7 負荷
11 出力電圧検出器
12 整流器
14 平均値電圧調節器
16 基準正弦波発生器
17 乗算器
18、23 瞬時値電圧調節器
19、21 減算器
22 加算器
101 インバータ電圧制御回路

Claims (1)

  1. 電圧形インバータの出力交流電圧を検出する出力電圧検出器と、 前記出力電圧検出器にて検出された出力交流電圧を平均値電圧に変換する整流器と、
    平均値電圧指令値と前記平均値電圧との偏差を算出する減算器と、
    前記平均値電圧指令値と前記平均値電圧との偏差がゼロに近づくように第1の制御電圧を出力する平均値電圧調節器と、
    前記電圧形インバータの出力交流電圧の基準となる周波数の基準正弦波信号を発生する基準正弦波発生器と、
    前記平均値電圧調節器から出力された第1の制御電圧と前記基準正弦波発生器から出力された基準正弦波信号とを乗算し、出力電圧指令値を出力する乗算器と、
    前記基準正弦波発生器から出力された基準正弦波信号と前記出力交流電圧との偏差を算出する減算器と、
    前記基準正弦波信号と前記出力交流電圧との偏差がゼロに近づくように前記第1の制御電圧に依存しない第2の制御電圧を出力する瞬時値電圧調節器と、
    前記出力電圧指令値と前記第2の制御電圧との加算結果に基づいて前記電圧形インバータの出力交流電圧を制御する加算器とを備え
    前記平均値電圧調節器と前記瞬時値電圧調節器とを並列的に動作させることを特徴とするインバータ電圧制御回路。
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