JP5272186B2 - レーザ加工方法及びレーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークテーブルに支持されたワークに対しレーザ加工ヘッドからレーザ光を照射してワークの加工を行うレーザ加工方法及びレーザ加工装置に関する。
従来、レーザ加工装置においては、所定位置に装設されたワークテーブルに支持されたワークに対し、レーザ加工ヘッドを予め定められた移動軌跡に沿って、X軸、Y軸及びZ軸の直交3軸方向に制御移動し、加工ヘッドから照射されたレーザ光によってワークの加工を行うようになっている。何らかの要因によってワークがワークテーブルの正規の位置に保持されず、浮き上がった状態にある場合には、レーザ加工ヘッドの加工ノズルがワークの端縁に衝突する場合がある。このとき、加工ノズルに加わる衝撃を緩和して該ノズルの損傷を防止するために、該加工ヘッドにダメージ軽減機構が設けられている。さらに詳述すると、図9に示すように、レーザ加工ヘッド20は、3軸方向に制御移動されるヘッド本体22と、該ヘッド本体22にダメージ軽減機構23を介して装着された加工ノズル24とによって構成されている。前記ダメージ軽減機構23は、図示しないが、ヘッド本体22に対し永久磁石及びバネ等により前記加工ノズル24を常には正規の結合位置に吸着保持するように構成されている。そして、ワークの加工作業中に図9に示すように前記加工ノズル24の先端が浮き上がったワークWの端縁に衝突すると、前記ヘッド本体22から前記加工ノズル24が前記永久磁石の吸着力及びバネの弾性力に抗して傾斜し、衝突時の衝撃が軽減されるようになっている。さらに、前記ダメージ軽減機構23に組み込まれた衝突センサによって、衝突事故が生じたことが検出され、レーザ加工ヘッド20によるワークWの加工作業が停止されて、レーザ加工ヘッド20が上方の待機位置に移動停止される。
特許文献1には、レーザ加工ヘッドがワークに衝突したとき、加工ヘッドの破損を未然に防止する構成が開示されている。
特許文献2には、ワークの切断作業中にレーザ加工ヘッドとワークが衝突したとき、加工ヘッドの昇降機構の損傷を緩和させて、レーザ加工機の稼動を停止する構成が開示されている。
特開2006−7280号公報 特開平11−267863号公報
レーザ加工ヘッド20がワークWに衝突したときの衝撃が小さい場合には、加工ノズル24が永久磁石及びバネの弾性復元力によって正規の結合位置に復帰されて、ワークの加工作業を再開することが可能である。しかし、衝突時の衝撃が大きい場合には、待機位置に移動されたレーザ加工ヘッド20の加工ノズル24が正規の結合位置に完全に復帰されずに若干傾斜したままの状態となることがある。又、加工ノズル24の先端部が図9の右上に示すように破損することもある。このような状態では、ワークWの加工作業の再開が不可能となる。
ところが、上記従来のレーザ加工装置においては、衝突事故が発生した後、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24がヘッド本体22に対し正規の結合位置に復帰して、ワークWの加工作業を再開することができる場合にも、ワークWの加工作業を停止するようになっていた。このため、レーザ加工装置の無人運転作業を行う場合に、レーザ加工ヘッド20が長時間停止状態で保持されたままとなり、ワークの加工作業の能率が低下するという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、レーザ加工ヘッドがワークに衝突した後、ヘッド本体に対し加工ノズルが正規の結合位置に復元された場合には、ワークの加工作業を再開し、作業能率を向上することができるレーザ加工方法及びその装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、レーザ加工ヘッドによるワークの加工作業中に、加工ノズルがワークに衝突したことが検出されたとき、加工作業を一時中断し、前記レーザ加工ヘッドが正常か否かを判別し、正常の場合には、ワークの加工作業を再開し、異常の場合には、加工作業を停止するレーザ加工方法において、前記加工作業を一時中断した後、ギャップ測定用の基準部材に該加工ノズルを対向させて、前記基準部材と加工ノズルとの実際のギャップを測定し、この実ギャップと記憶媒体に予め記憶された基準ギャップとのギャップ差を演算し、このギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときは加工作業を停止することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記ギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには、加工ノズルの先端面を撮影し、撮影された画像データにより加工ノズルの孔の孔実座標値を演算し、この孔実座標値と記憶媒体に予め記憶された孔基準座標値との座標差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときは加工作業を停止することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はにおいて、前記基準ギャップ及び実ギャップは、前記基準部材の基準平面に対する加工ノズルの垂直方向のZ軸基準座標値及びZ軸実座標値として演算されるものであることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記孔実座標値及び孔基準座標値は、加工ノズルの孔の中心実座標値及び中心基準座標値として演算されるものであことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項において、前記加工ノズルがワークに衝突したことが検出されたとき、加工作業を一時中断し、次いで、加工ノズルの先端面をクリーニングすることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、レーザ加工ヘッドに対し、該加工ヘッドの加工ノズルがワークに衝突したときのダメージを軽減するダメージ軽減機構を設けるとともに、加工ヘッドの衝突を検出する衝突センサを設け、前記レーザ加工ヘッドをワークテーブルに支持されたワークに対して相対的にX軸、Y軸及びZ軸方向に移動制御可能に構成し、前記レーザ加工ヘッド、該加工ヘッドを支持するフレーム又はワークテーブルに対し、加工ヘッドの異常の有無を判別する判別手段を設け、前記衝突センサからの衝突信号により、ワークの加工作業を一時中断した後、前記判別手段の判別結果に基づいて、加工ヘッドが正常である場合には、加工作業を再開し、加工ヘッドが異常である場合には、加工作業を停止する指令を与える制御装置を設けてなるレーザ加工装置において、前記レーザ加工ヘッドを支持するフレーム又はワークテーブルに対し、加工ノズルのギャップ量を測定するギャップ測定用の基準部材を設け、前記衝突センサからの衝突信号により、ワークの加工作業を一時中断した後、前記基準部材に前記加工ノズルを対向させて、前記基準部材と加工ノズルとの実際のギャップを測定し、この実ギャップと記憶媒体に予め記憶された基準ギャップとのギャップ差を演算し、このギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときには、加工作業を停止する指令を与える制御装置を設けてなることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記フレーム又はワークテーブルには、前記加工ノズルの先端面を撮影する撮影手段が設けられ、前記制御装置は、前記ギャップ差が許容範囲内のときには、前記撮影手段により加工ノズルの先端面を撮影し、撮影された画像データにより加工ノズルの孔の孔実座標値を演算し、この孔実座標値と記憶媒体に予め記憶された孔基準座標値との座標差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときには、加工作業を停止する指令を与える機能を有していることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項6又は7において、前記フレーム又はワークテーブルに対し、加工ノズルの先端面をクリーニングするクリーニング手段が設けられていることを要旨とする。
(作用)
この発明は、レーザ加工ヘッドによるワークの加工作業中に、加工ノズルがワークに衝突したことが検出されたとき、加工作業が停止され、前記レーザ加工ヘッドが正常か否かが判別される。判別結果が正常の場合には、ワークの加工作業が再開され、異常の場合には、加工作業が停止される。
本発明によれば、レーザ加工ヘッドがワークに衝突した後、レーザ加工ノズルが正常の場合には、ワークの加工作業が再開されるので、ワークの加工作業の能率を向上することができる。
以下、本発明を具体化したレーザ加工装置の一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図3に示すように、ベッド11の上面にはワークテーブル12が装着され、左右両側上面には側枠13が固設され、両側枠13の上面には支持枠14が支持され、両支持枠14の上面には案内レール15を介してX軸移動体16がX軸駆動機構17(図2参照)によってX軸(前後)方向に往復動可能に装着されている。前記X軸移動体16にはY軸移動体19がY軸駆動機構18(図2参照)によってY軸(左右)方向に往復動可能に装着され、該Y軸移動体19にはレーザ加工ヘッド20がZ軸駆動機構25(図2参照)によってZ軸(上下)方向に往復動可能に装着されている。
図1に示すように、前記レーザ加工ヘッド20は、背景技術で述べたようにヘッド本体22、ダメージ軽減機構23及び加工ノズル24を備え、前記加工ノズル24がワークWに衝突したとき、そのダメージを前記ダメージ軽減機構23によって軽減するようになっている。このダメージ軽減機構23は、前記ヘッド本体22に対し常には前記加工ノズル24を正規の結合位置に図示しない永久磁石の吸着力及びバネの弾性力によって保持するようになっている。そして、前記加工ノズル24に横方向の外部衝撃が加わると、前記永久磁石の吸着力及びバネの弾性力に抗して前記加工ノズル24が変位(傾斜)され、加工ノズル24に作用する衝撃が軽減され、レーザ加工ヘッド20が保護される。
図3及び図4に示すように、左側のX軸移動体16の側面には、支持バー31を介して支持板32が水平に片持ち支持されている。前記支持板32の上面にはクリーニング手段としての金属製のブラシ33が設けられている。前記ブラシ33の近傍には水平の基準平面34aを有する板状の基準部材34が支持されている。前記支持板32の下面には撮影手段としてのCCDカメラ35が上向きに取り付けられ、前記レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24の先端面24a及び先端面24aに形成された孔24bを撮影するようにしている。前記CCDカメラ35の上端部と対応するように、前記支持板32には、前記加工ノズル24の先端面24aを照明するリング状の照明灯36が装着されている。なお、前記照明灯36の上方近傍には図示しないがシャッターが設けられ前記CCDカメラ35を保護するようになっている。
次に、図1及び図2を中心に、前記レーザ加工ヘッド20の動作を制御するための制御システムについて説明する。
図1に示すように、前記レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24自体がギャップセンサ41の電極を構成し、このギャップセンサ41によって検出された信号はギャップセンサアンプ42を介して増幅されて制御装置43に入力されるようになっている。前記ギャップセンサ41として、この実施形態では静電容量センサが用いられている。又、前記CCDカメラ35によって撮影された画像データは画像処理装置44に入力され、この画像処理装置44によって図6(a)に示すように画像処理された後、前記制御装置43に入力されるようになっている。前記レーザ加工ヘッド20のダメージ軽減機構23と対応して設けられた衝突センサ45によって検出された信号は、前記制御装置43に入力されるようになっている。この衝突センサ45は前記ヘッド本体22に対し加工ノズル24が傾斜した場合に衝突を検出するようになっている。
次に、図2に基づいて、前記制御装置43の構成及び機能について説明する。
図2に示すように、前記制御装置43は各種のデータに基づいて演算、処理、比較、判別動作を行うための中央演算処理装置(CPU)46、リードオンリーメモリ(ROM)47を備えている。前記制御装置43は、各種のデータの読み出し書き込み可能な記憶媒体としてのランダムアクセスメモリ(RAM)48を備えている。このRAM48にはワークWのレーザ加工を行うために前記レーザ加工ヘッド20のX,Y,Zの3軸方向の動作を制御する加工プログラムが記録されている。前記CPU46には前記ギャップセンサ41及びギャップセンサアンプ42から出力された信号に基づいて、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24のギャップGに基づいて、加工ノズル24のZ軸方向の座標値を演算するためのZ軸座標値演算部49が設けられている。前記CPU46には前記CCDカメラ35から画像処理装置44を介して入力された画像データに基づいて、前記加工ノズル24の孔24bの中心Oの中心座標値を演算するための中心座標値演算部50が設けられている。前記CPU46には前記加工ノズル24のZ軸基準座標値と、実際に測定されたZ軸実座標値とを比較するためのZ軸座標値比較部51が設けられている。さらに、CPU46には、加工ノズル24の孔24bの中心基準座標値Hkと、実際に測定された中心実座標値Hxとを比較するための中心座標値比較部52が設けられている。前記CPU46には各種のデータを入力するための入力手段としてのキーボード53、各種のデータに基づいて画像データ等を表示するための表示画面54aを有する表示装置54、警報音を発生するブザー55が接続されている。
前記CPU46には、前記X軸駆動機構17、Y軸駆動機構18及びZ軸駆動機構21が接続され、前記ROM47に予め記憶された加工プログラムに基づいて、前記レーザ加工ヘッド20が3軸方向に移動制御され、ワークテーブル12に支持されたワークWが加工されるようになっている。
次に、前記のように構成されたレーザ加工装置の動作について説明する。
最初に、ワークWの加工動作に先行して行われるレーザ加工ヘッド20のZ軸基準座標値Zk及び加工ノズル24の孔24bの中心基準座標値Hkの設定動作を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1において、レーザ加工ヘッド20をY軸方向及びZ軸方向に制御移動して、前記基準部材34が配設されたサンプリングエリアに移動し、図5(a)に示すように、基準部材34の基準平面34aの上方近傍の所定位置に加工ノズル24を移動し、基準部材34の基準平面34aと、加工ノズル24の先端面24aとの間に所定のギャップGを形成する。ステップS2において、このギャップGをサンプリングし、ギャップセンサ41の補正係数を演算し、RAM48に記憶する。即ち、加工ノズル24の種類によって、ギャップGとギャップセンサ41により検出された静電容量との相関関係が異なる。このため、例えば、ギャップGが1mm及び2mmのときの静電容量をそれぞれ測定し、各ギャップGと各静電容量との相関関係をCPU46により演算して、これを補正係数としてRAM48記憶する。ステップS3において、基準部材34に対し特定のギャップセンサ41の出力値(ギャップG:1mm相当)になるように加工ノズル24を位置決めし、前記Z軸駆動機構25のサーボモータのエンコーダからの値をZ軸基準座標値ZkとしてRAM48に記憶する。
次に、ステップS4において、加工ノズル24をCCDカメラ35の上方へ移動して加工ノズル24の先端面24aをCCDカメラ35によって撮影する。ステップS5において、撮影された画像を画像処理装置44により図6(a)に示すように画像処理して制御装置43へ入力する。ステップS5において、処理された画像データに基づいて、制御装置43の中心座標値演算部50により加工ノズル24の孔24bの中心Oに関するX,Y軸方向の中心基準座標値Hkを演算し、この値をRAM48に記憶する。
以上のようにして、加工ノズル24のZ軸基準座標値Zk及び中心基準座標値HkをRAM48に記憶させた後、レーザ加工ヘッド20によってワークWの加工作業を行うため図示しない操作盤のスタートスイッチがオンされる。すると、図2に示すRAM48に予め記憶された加工プログラムに基づいてレーザ加工ヘッド20がX,Y,Zの3軸方向に制御移動され、図8のステップS7においてワークWの加工動作が行われる。このワークWの加工動作の途中において、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24が何らかの要因によって、ワークWに衝突すると、ステップS8において衝突センサ45によって加工ノズル24がワークWに衝突したことが検出される。次に、ステップS9において、レーザ加工ヘッド20が前記ブラシ33が配設されたクリーニングエリアに移動され、ブラシ33に加工ノズル24の先端面24aが接触された状態で、加工ノズル24が水平方向に往復動作され、先端面24aがブラシ33によってクリーニングされる。
加工ノズル24のクリーニングが終了した後、ステップS10において、レーザ加工ヘッド20がY軸方向及びZ軸方向にそれぞれ制御移動され、基準部材34上で特定のギャップセンサ41の出力値(ギャップG:1mm相当)になるように加工ノズル24を位置決めする。そして、前記Z軸駆動機構25のサーボモータのエンコーダの実際の値をZ軸実座標値ZxとしてRAM48に記憶する。
次に、ステップS11において、予めRAM48に記憶されたZ軸基準座標値Zkと、Z軸実座標値Zxとの間に一定値以上の差がある否かがZ軸座標値比較部51によって判別される。そして、図5(b)に示すように、基準部材34と加工ノズル24とのギャップGが基準ギャップGよりも小さくて、ステップS11でイエスと判断された場合にはステップS12でブザー55から警報音が発せられ、ワークの加工作業の再開が停止される。ステップS11でノーと判断された場合には、ステップS13で、レーザ加工ヘッド20がY軸方向及びZ軸方向に移動されて、加工ノズル24がCCDカメラ35の上方向に移動され、加工ノズル24の先端面24aが撮影される。ステップS14で、撮影された画像が画像処理装置44により図6(b)に示すように画像処理されて制御装置43へ入力される。ステップS15で、処理された画像データに基づいて、中心座標値演算部50により加工ノズル24の孔24bの中心Oに関するX,Y軸方向の中心実座標値Hxが演算され、その値HxがRAM48に記憶される。
ステップS16において、加工ノズル24の孔24bの中心基準座標値Hkと、中心実座標値Hxとの間に一定値以上の差があるか否かが中心座標値比較部52によって比較判別される。そして、図6(b)に示すように、中心基準座標値Hkと中心実座標値Hxとの差が大きい場合には、ステップS16でイエスと判断されて、ステップS17において警報音が発せられ、ワークの加工作業の再開が停止される。ステップS16でノーと判断された場合には、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24が正規の結合位置に復帰されていると見做して、ステップS18において、レーザ加工ヘッド20によりワークWの加工作業が再開される。この結果、レーザ加工ヘッド20が衝突によって影響を受けなかった場合には、ワークWの加工作業が再開される。
なお、ワークWの加工作業の再開に際して、前記レーザ加工ヘッド20の再開位置として、衝突発生個所よりも任意の距離だけ戻った位置、衝突発生した一連の加工プログラムの始点、衝突発生した最小単位の輪郭線の開始点(ピアス点)、衝突発生した最小単位の輪郭線をスキップし、次の輪郭線の開始点(ピアス点)がある。
上記実施形態のレーザ加工装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、レーザ加工ヘッド20によるワークWの加工作業中に、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24がワークWに衝突した場合に、加工動作を一時中断する。そして、前記レーザ加工ヘッド20の先端面24aをブラシ33によってクリーニングし、その後、基準部材34に加工ノズル24を対応させて、Z軸実座標値Zxを演算し、このZ軸実座標値Zxと予め記憶されたZ軸基準座標値Zkとの間に一定値以上の差があるか否かを判別する。一定値以上の差がある場合には、ワークWの加工作業を停止し、一定値以上の差がない場合には、加工ノズル24の先端面24aの孔24bの中心実座標値Hxと中心基準座標値Hkとを比較して、一定値以上の差がある場合にはワークWの加工を停止し、一定値以上の差がない場合には、ワークWの加工作業を再開するようにした。このため、レーザ加工ヘッド20のヘッド本体22に対し加工ノズル24が正規の結合位置に復帰された状態において、ワークWの加工作業を再開することができ、無人運転中にワークの加工作業を中断したまま放置するの回避して、作業能率を向上することができる。
(2)上記実施形態では、前記X軸移動体16の側面に対し支持バー31及び支持板32を介して、ブラシ33、基準部材34及びCCDカメラ35を装着した。このため、前記Y軸移動体19及びレーザ加工ヘッド20をY軸方向に往復動することにより、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24を容易にブラシ33、基準部材34及びCCDカメラ35に移動配置することができるとともに、これらの部材を1つのエリアに配設して省スペース化を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図10に示すように、CCDカメラ35によって撮影された加工ノズル24の孔24bの画像データを画像処理する。その後、制御装置43のCPU46によって最大直径dmaxと、最小直径dminを演算する。次に、CPU46によって最大直径と最小直径の直径差を演算し、直径差が基準値以上と判断された場合に、ワークの加工動作を停止し、基準値以下と判断された場合には、ワークの加工動作を再開するようにしてもよい。この実施形態では、孔24bの内周面の一部が熔け落ちたり、異物が付着したりした場合に、その正常・異常を適正に判別することができる。
・ 加工ノズル24の孔24bの直径基準値と、CCDカメラ35によって撮影された加工ノズル24の孔24bの最大直径値又は最小直径値とをCPU46によって比較する。そして、直径基準値と最大直径値又は最小直径値との直径差が一定値以上の場合には、ワークの加工動作を停止し、一定値以下の場合にワークの加工動作を再開するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、レーザ加工ヘッド20の加工ノズル24のZ軸基準座標値Zkと、Z軸実座標値Zxとを比較するようにしたが、前記ギャップセンサ41によって検出された基準出力値(基準ギャップ量)と、レーザ加工ヘッド20がワークWに衝突した後に、ギャップセンサ41によって検出された実際の出力値(実ギャップ量)とを比較して、レーザ加工ヘッド20の異常の有無を判定するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、加工ノズル24の先端面24aの孔24bの中心Oの中心基準座標値Hkと、中心実座標値Hxとを比較するようにした。これに代えて、加工ノズル24の孔24bの孔基準座標値と、孔実座標値とを比較するようにしてもよい。又、加工ノズル24の孔24bのリング状の基準画像データと、同じくリング状の実画像データとを画面上で比較して、例えば互いに重なり合う面積の基準面積に対する減少量を演算して、減少量が設定値以下の場合には正常とみなし、設定値以上の場合には異常と判定するようにしてもよい。
・ 前記ギャップセンサ41として、前記基準部材34の平面34aに接触する方式のタッチセンサを用いてもよい。
・ 前記実施形態では、前記X軸移動体16に前記支持板32を支持するようにしたが、この支持板32を、前記ベッド11、ワークテーブル12又は側枠13に装着してもよい。
・ 前記レーザ加工ヘッド20のヘッド本体22に対する加工ノズル24の傾斜角を検出する傾斜角センサからの信号に基づいて、レーザ加工ヘッド20が正常か否かを判別したり、レーザ加工ヘッド20の衝突時の衝撃力を検出する衝撃センサからの検出信号に基づいて、レーザ加工ヘッド20が正常か否かを判別したり、その他のレーザ加工ヘッド20の正常・異常の判別手段を用いたりしてもよい。
・ 前記CCDカメラ35により撮影された画像データに基づいて、レーザ加工ヘッド20の異常の有無を判別するようにしてもよい。
・ 前記ブラシ33を省略してもよい。
・ 前記CCDカメラ35及び画像処理装置44を省略してもよい。
・ 前記レーザ加工ヘッド20を、例えばZ軸方向にのみ制御移動可能にするとともに、前記ワークテーブル12を、X軸及びY軸方向にそれぞれ制御移動可能に構成する等、前記レーザ加工ヘッド20をワークテーブル12に支持されたワークWに対して相対的にX軸、Y軸及びZ軸方向に移動制御可能に構成してもよい。
この発明を具体化したレーザ加工装置の要部を示すブロック回路図。 レーザ加工装置の動作を制御する制御システムのブロック回路図。 レーザ加工装置の斜視図。 支持板に装着されたブラシ、基準片、CCDカメラ及び照明灯を示す斜視図。 (a)(b)は、基準片とレーザ加工装置の加工ノズルとの関係を示す正面図。 (a)(b)は、表示装置に表示された加工ノズルの先端面及び孔の画像データを示す説明図。 Z軸基準座標位置及び中心基準座標値の設定動作を説明するためのフローチャート。 レーザ加工装置によるワークの加工動作を説明するためのフローチャート。 ワークとレーザ加工ヘッドの関係を示す略体説明図。 この発明の別の実施形態を示す加工ノズルの孔の正常・異常を説明する画像データの説明図。
符号の説明
G…ギャップ、W…ワーク、Hk…中心基準座標値、Hx…中心実座標値、Zk…Z軸基準座標値、Zx…Z軸実座標値、12…ワークテーブル、20…レーザ加工ヘッド、23…ダメージ軽減機構、24…加工ノズル、24a…先端面、24b…孔、34…基準部材、34a…基準平面、43…制御装置、45…衝突センサ。

Claims (8)

  1. レーザ加工ヘッドによるワークの加工作業中に、加工ノズルがワークに衝突したことが検出されたとき、加工作業を一時中断し、前記レーザ加工ヘッドが正常か否かを判別し、正常の場合には、ワークの加工作業を再開し、異常の場合には、加工作業を停止するレーザ加工方法において、
    前記加工作業を一時中断した後、ギャップ測定用の基準部材に該加工ノズルを対向させて、前記基準部材と加工ノズルとの実際のギャップを測定し、この実ギャップと記憶媒体に予め記憶された基準ギャップとのギャップ差を演算し、このギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときは加工作業を停止することを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 請求項1において、前記ギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには、加工ノズルの先端面を撮影し、撮影された画像データにより加工ノズルの孔の孔実座標値を演算し、この孔実座標値と記憶媒体に予め記憶された孔基準座標値との座標差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときは加工作業を停止することを特徴とするレーザ加工方法。
  3. 請求項1又は2において、前記基準ギャップ及び実ギャップは、前記基準部材の基準平面に対する加工ノズルの垂直方向のZ軸基準座標値及びZ軸実座標値として演算されるものであることを特徴とするレーザ加工方法。
  4. 請求項2において、前記孔実座標値及び孔基準座標値は、加工ノズルの孔の中心実座標値及び中心基準座標値として演算されるものであることを特徴とするレーザ加工方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記加工ノズルがワークに衝突したことが検出されたとき、加工作業を一時中断し、次いで、加工ノズルの先端面をクリーニングすることを特徴とするレーザ加工方法。
  6. レーザ加工ヘッドに対し、該加工ヘッドの加工ノズルがワークに衝突したときのダメージを軽減するダメージ軽減機構を設けるとともに、加工ヘッドの衝突を検出する衝突センサを設け、前記レーザ加工ヘッドをワークテーブルに支持されたワークに対して相対的にX軸、Y軸及びZ軸方向に移動制御可能に構成し、
    前記レーザ加工ヘッド、該加工ヘッドを支持するフレーム又はワークテーブルに対し、加工ヘッドの異常の有無を判別する判別手段を設け、
    前記衝突センサからの衝突信号により、ワークの加工作業を一時中断した後、前記判別手段の判別結果に基づいて、加工ヘッドが正常である場合には、加工作業を再開し、加工ヘッドが異常である場合には、加工作業を停止する指令を与える制御装置を設けてなるレーザ加工装置において、
    前記レーザ加工ヘッドを支持するフレーム又はワークテーブルに対し、加工ノズルのギャップ量を測定するギャップ測定用の基準部材を設け、前記衝突センサからの衝突信号により、ワークの加工作業を一時中断した後、前記基準部材に前記加工ノズルを対向させて、前記基準部材と加工ノズルとの実際のギャップを測定し、この実ギャップと記憶媒体に予め記憶された基準ギャップとのギャップ差を演算し、このギャップ差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときには、加工作業を停止する指令を与える制御装置を設けてなることを特徴とするレーザ加工装置。
  7. 請求項6において、前記フレーム又はワークテーブルには、前記加工ノズルの先端面を撮影する撮影手段が設けられ、前記制御装置は、前記ギャップ差が許容範囲内のときには、前記撮影手段により加工ノズルの先端面を撮影し、撮影された画像データにより加工ノズルの孔の孔実座標値を演算し、この孔実座標値と記憶媒体に予め記憶された孔基準座標値との座標差が許容範囲か否かを判別し、許容範囲内のときには加工作業を再開し、許容範囲外のときには、加工作業を停止する指令を与える機能を有していることを特徴とするレーザ加工装置。
  8. 請求項6又は7において、前記フレーム又はワークテーブルに対し、加工ノズルの先端面をクリーニングするクリーニング手段が設けられていることを特徴とするレーザ加工装置。
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