JP5271597B2 - スライダ試験機 - Google Patents

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Description

この発明は、情報処理装置等に使用されるディスク装置のスライダを検査するためのスライダ試験機に関する。
ハードディスク装置(HDD)は、記録媒体として機能するディスクと、ディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称する)と、サスペンションを取付けるアクチュエータアームなどを備えている。前記ディスクにはデータが磁気的に記録されている。サスペンションの先端部にスライダが取付けられている。このスライダには、ディスクの記録面に対してデータをアクセスするための素子、すなわちデータの書込みあるいは読取りを行なうための素子が設けられている。
前記サスペンションは、前記アクチュエータアームに固定されるベースプレートと、該ベースプレートに取付けられたロードビームと、該ロードビームに沿って配置されたフレキシャなどを備えている。フレキシャに形成されたタング(ジンバル部)に、前記スライダが取付けられている。前記ディスクがスピンドルモータによって高速で回転すると、ディスクとスライダとの間を流れる空気によって、スライダがディスクの表面から僅かに浮上し、ディスクとスライダとの間にエアベアリングが形成される。スライダの浮上高さ(フライハイト)は適正な範囲に保たれている。
サスペンションが実際のディスク装置に組込まれる前に、スライダ試験機によってスライダの良否を判断するための検査が行なわれている。下記特許文献1に、従来のスライダ試験機の一例が開示されている。そのスライダ試験機は、スライダを実際のサスペンションと同等の条件となるようにアーム部に固定し、磁気ディスクを回転させてスライダを浮上させ、その状態のもとでスライダの特性を測定している。
一方、下記特許文献2に開示されているスライダ試験機(スライダ支持装置)は、実際のサスペンションと同等に構成された模擬のロードビームとフレキシャ等を有し、かつ、スライダを着脱することができるように構成されている。この従来のスライダ試験機は、サスペンションにスライダを取付けた状態でディスクを回転させ、スライダをディスクの表面から浮上させた状態で、各種の検査が行われている。この検査において不合格と判断されたスライダは廃棄される。
特開2004−86976公報 特開2005−322377公報
前記特許文献1,2に開示されているスライダ試験機では、1つのスライダをスライダ試験機にセットし、このスライダをディスクの所定位置まで移動させたのち、スライダの素子を介してディスクの記録面にアクセスすることにより、スライダの特性が測定される。そして測定終了後にスライダを元の位置まで移動させ、スライダを試験機から取外している。このように従来は、スライダを1つずつスライダ試験機にセットして試験を行なっているため、複数のスライダを試験する場合に作業能率が悪く、試験に長時間を要している。
スライダの検査作業の能率を上げるために、スライダを搭載した複数の試験機用サスペンションを共通のテーブルに設け、このテーブルをディスクの径方向(トラック幅方向)に移動させることにより、複数のスライダを同時にディスクの記録面の上に配置することも考えられた。しかしディスクの内周側と外周側とでは回転周速度に大きな差がある。例えばディスクの内周部に移動したスライダは、ディスクの外周部に位置するスライダと比較して、フライハイトが小さくなる傾向がある。
ディスクの半径方向の中央部を使用してスライダの読取り/書込み試験を行なう場合、ディスクの半径方向の中央部を基準としてフライハイトが適正な値に調整される。このため、そのスライダがディスクの内周側に移動したときに、当該スライダのフライハイトが適正値よりも小さくなり、スライダがディスクの記録面と干渉する可能性がある。
従ってこの発明の目的は、ディスク装置に使用される複数のスライダを能率良くかつ安全に試験することができるスライダ試験機を提供することにある。
本発明はディスク装置用のスライダを検査するためのスライダ試験機であって、記録媒体としてのディスクと、前記ディスクを回転させる回転機構と、先端にリフト用タブを有しかつ前記スライダを取付けるためのジンバル部を有するサスペンションと、複数の前記サスペンションを固定するサスペンション支持部を有しかつ前記ディスクのトラック幅方向に移動可能な移動テーブルと、前記移動テーブルを前記トラック幅方向に移動させるテーブル駆動機構と、前記スライダに設けられた素子に電気的に接続され、前記ディスクの記録面にアクセスする信号を処理する信号処理部と、前記ディスクの記録面と前記リフト用タブとの間に配置され、前記ディスクのトラック幅方向に延び前記リフト用タブを支持するガイド部材とを具備している。
前記移動テーブルの前記サスペンション支持部は、1つ目のサスペンションを前記ディスクの内周部寄りの位置で固定する第1の部分と、2つ目のサスペンションを前記第1の部分よりもディスクの内周部から離れた位置で固定する第2の部分と、3つ目のサスペンションを前記第2の部分よりもさらにディスクの内周部から離れた位置で固定する第3の部分とを有している。
前記ガイド部材は、該ガイド部材の前記トラック幅方向の途中に形成され前記リフト用タブを前記ディスクの記録面に向って落とす開口部と、前記ディスクの外周側から前記開口部に向って該ディスクの記録面からの距離が次第に小さくなるよう傾斜し前記リフト用タブが接する第1のガイド面と、前記開口部からディスクの内周側に向って該ディスクの記録面からの距離が次第に大きくなるよう傾斜し前記リフト用タブが接する第2のガイド面と、前記第2の部分に固定された前記2つ目のサスペンションのリフト用タブが前記開口部に位置した状態において、前記第1の部分に固定された前記1つ目のサスペンションのスライダが前記ディスクの記録面から離れるよう該1つ目のサスペンションのリフト用タブを支持するディスク内周寄りの部分と、前記第2の部分に固定された前記2つ目のサスペンションのリフト用タブが前記開口部に位置した状態において、前記第3の部分に固定された前記3つ目のサスペンションのスライダが前記ディスクの記録面から離れるよう該3つ目のサスペンションのリフト用タブを支持するディスク外周寄りの部分とを有している。
また前記サスペンションは、前記スライダを着脱可能に保持するクランプ機構を有し、該クランプ機構は、前記スライダの一方の端部を支持する第1の支持部と、前記スライダの他方の端部を支持する第2の支持部と、これら第1の支持部と第2の支持部との間で前記スライダを挟んだ状態において前記第2の支持部を前記第1の支持部に近付ける方向に付勢するばね部とを有していてもよい。
本発明のスライダ試験機は、前記移動テーブルをディスクのトラック幅方向に移動させることにより、スライダが設けられているサスペンションのリフト用タブを1つずつガイド部材の開口部のところに位置させ、各スライダを順次ディスクの記録面の上に落とす。このことにより、各スライダを順次検査することができ、複数のスライダの試験を能率良く行なうことができる。本発明のスライダ試験機によれば、前記移動テーブルに取付けられた複数のスライダのうち、検査中のスライダのみをディスクの記録面上に落とすことができる。それ以外のスライダは、ガイド部材がリフト用タブを支持することにより、ディスクの記録面から離れた位置で待機させておくことができる。
以下に本発明の1つの実施形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1に示すスライダ試験機10は、記録媒体として機能するディスク11と、移動テーブル12と、テーブル駆動機構13と、ガイド部材14と、信号処理部15などを含んでいる。ディスク11は、データを磁気的に記録することができる記録面11aを有している。ディスク11はスピンドル16を備えた回転機構17によって、一定の方向(図1に矢印Aで示す方向)に回転する。
移動テーブル12は、ガイド18に沿って、ディスク11の記録面11aのトラック幅方向(図1に矢印Bで示す方向)に往復移動することができる。テーブル駆動機構13の一例は、サーボモータ20とボールねじ21とを有し、サーボモータ20を回転させることにより、移動テーブル12をトラック幅方向に所望の距離を移動させることができる。コントローラとして機能する信号処理部15は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を利用することにより、テーブル駆動機構13を制御することができる。
移動テーブル12にサスペンション支持部25が設けられている。サスペンション支持部25に、複数個の試験機用のサスペンション30A,30B,30Cがトラック幅方向(図1に矢印Bで示す方向)に互いに平行となるように並んで配置されている。これらのサスペンション30A,30B,30Cの構成は互いに同一である。
図2は、サスペンション30Aの一例を示している。このサスペンション30Aは、実際のハードディスク装置に組込まれるサスペンションと同様に、ベースプレート31を備えたベース部32と、ベースプレート31に取付けられたロードビーム33と、ロードビーム33に沿って配置されたフレキシャ34などを備えている。ベース部32とロードビーム33との間に、ばね性を有するヒンジ部35が設けられている。ヒンジ部35はロードビーム33の厚さ方向に撓むことができる。
ロードビーム33の先端に、ロード/アンロード用のタブ、すなわち凸部からなるリフト用タブ40が設けられている。リフト用タブ40はロードビーム33の軸線X方向に延びている。このリフト用タブ40は、ロードビーム33の先端から前方に向って突出している。
フレキシャ34の先端付近にジンバル部45が設けられている。ジンバル部45は、スライダ50を取付けるタング51と、スライダ50を固定するためのクランプ機構52とを有している。クランプ機構52は、スライダ50の一方の端部50aに当接する第1の支持部53と、スライダ50の他方の端部50bに当接する第2の支持部54と、これら支持部53,54をつなぐ一対のばね部55などによって構成されている。スライダ50が第1の支持部53と第2の支持部54との間に挟まれた状態において、ばね55によって第2の支持部54が第1支持部53に向って付勢される。
ばね部55は、金属板からなるフレキシャ34の一部をエッチングすることによって、ジンバル部45の両側に形成されている。ばね部55の一例は、複数のU形の山と複数の逆U形の谷をフレキシャ34の軸線方向(ロードビーム33の軸線X方向)に沿って交互に成形した平面ばねである。
磁気ヘッドを構成するスライダ50の端部50aに、読取り/書込み用の素子60が設けられている。素子60は磁電変換素子等のトランスジューサであり、ディスク11の記録面11aにデータをアクセスする際に使用される。素子60はスライダ50の端子部61に電気的に導通している。
フレキシャ34に配線部65が設けられている。スライダ50がクランプ機構52に挟まれた状態において、スライダ50の端子部61が配線部65と電気的に導通する。この配線部65は信号処理部15(図1に示す)に接続されている。信号処理部15は、素子60を介して、ディスク11の記録面11aとの間でデータをアクセス(書込みあるいは読取り)をするようになっている。
ガイド部材14は、スライダ試験機10のフレーム69(図1に一部を示す)に取付けられ、ディスク11に対して相対的に静止することができる。このガイド部材14は、例えばポリアセタールのように自己潤滑性を有する合成樹脂からなり、ディスク11の記録面11aとリフト用タブ40との間に配置されている。
前記ガイド部材14は、リフト用タブ40を支持するガイド面70を有している。ガイド面70はディスク11のトラック幅方向(図1に矢印Bで示す方向)に延びている。またこのガイド部材14は、トラック幅方向に、第1のガイド面71と、第2のガイド面72と、開口部73とを有している。開口部73は、第1のガイド面71と第2のガイド面72との間に形成され、リフト用タブ40がディスク11の記録面11aに向ってガイド部材14の厚み方向に通り抜けることができる大きさを有している。
図6に示すようにガイド部材14は、ディスク11の記録面11aから一定の距離Hだけ離して配置されている。第1のガイド面71は、ディスク11の記録面11aからの距離h1が、ディスク11の外周側から開口部73に向って次第に小さくなるように傾斜している。第2のガイド面72は、ディスク11の記録面11aからの距離h2が、開口部73からディスク11の内周側に向って次第に大きくなるように傾斜している。
ディスク11の記録面11aからリフト用タブ40までの距離、すなわちリフト用タブ40の高さは、開口部73に位置したリフト用タブ40がトラック幅方向に移動したときに、このリフト用タブ40が第1のガイド面71あるいは第2のガイド面72に乗り上げることができる高さとしている。
以下に、本実施形態のスライダ試験機10の作用について説明する。
図3は、移動テーブル12が待機位置まで移動した状態を示している。この待機位置では、移動テーブル12はディスク11の外周部から径方向に離れている。移動テーブル12のサスペンション支持部25に、サスペンション30A,30B,30Cの各ベース部32が固定される。これらのサスペンション30A,30B,30Cのジンバル部45には、それぞれ、クランプ機構52によってスライダ50が保持されている。
図3に示す待機位置から移動テーブル12が矢印B1方向に移動することにより、サスペンション30A,30B,30Cが、それぞれ、ディスク11の内周部に向ってトラック幅方向に移動する。図6に一部を示すように、サスペンション30A,30B,30Cのリフト用タブ40が、ガイド部材14のガイド面70を滑りながらトラック幅方向(矢印B1で示す方向)に移動する。
図4と図7に示すように、移動テーブル12がトラック幅方向に移動すると、移動方向に関して一番前に位置するサスペンション30Aのリフト用タブ40が、第1のガイド面71に案内されながら開口部73に達する。このリフト用タブ40が開口部73に入ることにより、1つ目のサスペンション30Aのスライダ50がディスク11の記録面11aの上に落とされる。
ディスク11が高速で回転しているため、記録面11aの上に落とされたスライダ50と記録面11aとの間を空気が流れることにより、スライダ50と記録面11aとの間にエアベアリングが形成される。よって、ディスク11の記録面11aの上にスライダ50が適正なフライハイトのもとで浮上した状態となる。
上記のように記録面11aの上にスライダ50が位置したら、必要に応じて移動テーブル12を一時的に停止し、素子60を介してディスク11の記録面11aとの間でデータをアクセスする。例えば信号処理部15から出力される書込み用の電流によって、素子60を介してディスク11の記録面11aにデータを書込む。あるいは、記録面11aに記録されたデータを素子60によって読取り、信号処理部15に出力する。これらのデータに基いて、スライダ50の検査が行なわれる。
1つ目のサスペンション30Aのスライダ50が検査されたのち、移動テーブル12を更にトラック幅方向(図4に矢印B1で示す方向)に移動させる。そうすると、図8に示すように1つ目のサスペンション30Aのリフト用タブ40が第2のガイド面72に乗り上げ、ディスク11の内周部に向って移動する。このためスライダ50がディスク11の記録面11aから離された状態となり、スライダ50がガイド部材14によって保持される。
図1と図9に示されるように、2個目のサスペンション30Bのリフト用タブ40が開口部73に達すると、このリフト用タブ40が開口部73に入ることにより、スライダ50がディスク11の記録面11aの上に落とされる。この2個目のスライダ50の試験が行われたのち、移動テーブル12を更にトラック幅方向に移動させる。
図5に示されるように、3個目のサスペンション30Cのリフト用タブ40が開口部73に達すると、このリフト用タブ40が開口部73に入ることにより、スライダ50がディスク11の記録面11aの上に落とされる。
前記サスペンション30A,30B,30Cのスライダ50の検査が終了したのち、移動テーブル12が図1に示す待機位置に戻される。この待機位置にて、取外し用の治具(図示せず)を用いてクランプ機構52の支持部53,54間の距離を広げることにより、スライダ50がジンバル部45から取出される。検査において合格と判断されたスライダ50は、実際のディスク装置に組込まれるサスペンションに取付ける。検査において不合格と判断されたスライダは廃棄される。
以上説明したように、移動テーブル12に複数のサスペンション30A,30B,30Cを取付けた状態で、移動テーブル12をトラック幅方向に移動させ、その移動の途中で複数のスライダ50の検査を順次行なうことができる。このため、複数のスライダ50の検査作業を短時間に能率良く行なうことができる。
本実施形態のスライダ試験機10では、移動テーブル12に保持された複数のサスペンション30A,30B,30Cのうち、開口部73にリフト用タブ40が入ったサスペンションのスライダ50がディスク11上に落とされて検査が行なわれ、検査中以外のスライダ50はディスク11上に落とされることなく、ディスク11から離れた位置で待機することになる。
すなわち検査中のスライダ50のみが適正なフライハイトで記録面11a上を浮上し、それ以外のスライダ50は、ディスク11の記録面11aから十分離れた位置で待機させておくことができる。このため、例えばディスク11の内周部寄りの位置で待機しているスライダ50のフライハイトが、サスペンションのばらつきや移動テーブル12の精度上の限界などによって、適正値よりも小さくなっても、当該スライダ50がディスク11の記録面11aに接してしまう可能性を回避でき、安全に検査をすることができる。
なお移動テーブル12に取付けるサスペンションは、前記実施形態のように試験機専用の擬似のサスペンションであってもよいし、あるいは実際のハードディスク装置に組込まれるサスペンションにスライダを取付けてなるHGA(ヘッドジンバルアセンブリ)をサスペンション支持部25に複数個取付け、各スライダの検査を行なってもよい。また、サスペンション支持部25に取付けるサスペンションの数は3個以外であってもよい。
また本発明を実施するに当たり、ディスクや移動テーブル、テーブル駆動機構、ガイド部材、サスペンションをはじめとして、スライダ試験機の構成要素を発明の範囲内で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の1つの実施形態に係るスライダ試験機の一部の平面図。 図1に示されたスライダ試験機に使用されるサスペンションの斜視図。 前記スライダ試験機の移動テーブルが待機位置にあるときの平面図。 前記移動テーブルに取付けられた1つ目のサスペンションのリフト用タブがガイド部材の開口部に位置した状態を示す平面図。 前記移動テーブルに取付けられた3つ目のサスペンションのリフト用タブがガイド部材の開口部に位置した状態を示す平面図。 1つ目のサスペンションのリフト用タブがガイド部材の開口部に向って移動する途中の状態を示す正面図。 1つ目のサスペンションのリフト用タブがガイド部材の開口部に入った状態を示す正面図。 1つ目のサスペンションのリフト用タブが第2のガイド面に乗り上げた状態を示す正面図。 2つ目のサスペンションのリフト用タブがガイド部材の開口部に入った状態を示す正面図。
符号の説明
10…スライダ試験機
11…ディスク
11a…記録面
12…移動テーブル
13…テーブル駆動機構
14…ガイド部材
15…信号処理部
17…回転機構
25…サスペンション支持部
30A,30B,30C…サスペンション
40…リフト用タブ
45…ジンバル部
50…スライダ
60…素子
70…ガイド面
71…第1のガイド面
72…第2のガイド面
73…開口部

Claims (2)

  1. ディスク装置用のスライダを検査するためのスライダ試験機であって、
    記録媒体としてのディスクと、
    前記ディスクを回転させる回転機構と、
    先端にリフト用タブを有しかつ前記スライダを取付けるためのジンバル部を有するサスペンションと、
    複数の前記サスペンションを固定するサスペンション支持部を有しかつ前記ディスクのトラック幅方向に移動可能な移動テーブルと、
    前記移動テーブルを前記トラック幅方向に移動させるテーブル駆動機構と、
    前記スライダに設けられた素子に電気的に接続され、前記ディスクの記録面にアクセスする信号を処理する信号処理部と、
    前記ディスクの記録面と前記リフト用タブとの間に配置され、前記ディスクのトラック幅方向に延び、前記リフト用タブを支持するガイド部材とを具備し、
    前記移動テーブルの前記サスペンション支持部は、
    1つ目のサスペンションを前記ディスクの内周部寄りの位置で固定する第1の部分と、
    2つ目のサスペンションを前記第1の部分よりもディスクの内周部から離れた位置で固定する第2の部分と、
    3つ目のサスペンションを前記第2の部分よりもさらにディスクの内周部から離れた位置で固定する第3の部分とを有し、
    前記ガイド部材は、
    該ガイド部材の前記トラック幅方向の途中に形成され前記リフト用タブを前記ディスクの記録面に向って落とす開口部と、
    前記ディスクの外周側から前記開口部に向って該ディスクの記録面からの距離が次第に小さくなるよう傾斜し前記リフト用タブが接する第1のガイド面と、
    前記開口部からディスクの内周側に向って該ディスクの記録面からの距離が次第に大きくなるよう傾斜し前記リフト用タブが接する第2のガイド面と、
    前記第2の部分に固定された前記2つ目のサスペンションのリフト用タブが前記開口部に位置した状態において、前記第1の部分に固定された前記1つ目のサスペンションのスライダが前記ディスクの記録面から離れるよう該1つ目のサスペンションのリフト用タブを支持するディスク内周寄りの部分と、
    前記第2の部分に固定された前記2つ目のサスペンションのリフト用タブが前記開口部に位置した状態において、前記第3の部分に固定された前記3つ目のサスペンションのスライダが前記ディスクの記録面から離れるよう該3つ目のサスペンションのリフト用タブを支持するディスク外周寄りの部分と、
    を有していることを特徴とするスライダ試験機。
  2. 前記サスペンションは、前記スライダを着脱可能に保持するクランプ機構を有し、該クランプ機構は、前記スライダの一方の端部を支持する第1の支持部と、前記スライダの他方の端部を支持する第2の支持部と、これら第1の支持部と第2の支持部との間で前記スライダを挟んだ状態において前記第2の支持部を前記第1の支持部に近付ける方向に付勢するばね部とを有していることを特徴とする請求項に記載のスライダ試験機。
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