JP5201329B2 - 薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法及び装置 - Google Patents
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可撓性又は柔軟性のある磁気メディアと、
1対のライト素子とリード素子を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数個1列に整列して一体とされ、個片に切断することで1つの薄膜磁気ヘッド素子をそれぞれ有する複数のスライダとなるローバーと、
前記リード素子と同様の機能を有する読み取りセンサとを用い、
前記ローバーを前記磁気メディアに接触させた状態で前記磁気メディアを前記ローバーに対して相対的に移動させながら、前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によって前記磁気メディアのトラックに所定の信号を記録する記録工程と、
前記記録工程によって記録された前記所定の信号を、前記読み取りセンサで再生する再生工程と、
前記再生工程における再生結果に基づいて前記薄膜磁気ヘッド素子の特性を評価する評価工程とを有し、
複数のライト素子によってそれぞれ記録した前記所定の信号を共通の前記読み取りセンサで再生する。
可撓性又は柔軟性のある磁気メディアと、
1対のライト素子とリード素子を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数個1列に整列して一体とされ、個片に切断することで1つの薄膜磁気ヘッド素子をそれぞれ有する複数のスライダとなるローバーを、前記磁気メディアに接触可能に保持する保持手段と、
前記リード素子と同様の機能を有する読み取りセンサと、
前記磁気メディアを前記ローバー及び前記読み取りセンサに対して相対的に移動させる第1移動手段と、
前記読み取りセンサを前記磁気メディアに対して相対的に移動する第2移動手段と、
前記保持手段によって前記ローバーが前記磁気メディアに接触保持されている状態で前記第1移動手段によって前記磁気メディアを前記ローバーに対して相対的に移動させながら前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によって前記磁気メディアのトラックに記録した所定の信号を再生した結果に基づいて前記薄膜磁気ヘッド素子の特性を評価する検査ユニットとを備え、
前記第2移動手段は、前記読み取りセンサを前記磁気メディアに対して相対的に移動して前記トラック上で停止し、
前記読み取りセンサが前記第2移動手段によって前記トラック上で停止されているときに、前記第1移動手段によって前記磁気メディアを前記読み取りセンサに対して相対的に移動させながら、前記読み取りセンサで前記所定の信号を再生し、
複数のライト素子によってそれぞれ記録した前記所定の信号を共通の前記読み取りセンサで再生する。
21 薄膜磁気ヘッド素子
22 電極
31 ライト素子
41 リード素子
100 薄膜磁気ヘッド素子の特性検査装置
110 磁気メディア
130 第1ホルダ
140 読み取りセンサ
150A,150B ローラ
160 第2ホルダ
170 検査ユニット
201 筐体
205 制御盤
206 カバー
207 モニタ
210 供給部
215 移動軸
220 排出部
Claims (9)
- 可撓性又は柔軟性のある磁気メディアと、
1対のライト素子とリード素子を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数個1列に整列して一体とされ、個片に切断することで1つの薄膜磁気ヘッド素子をそれぞれ有する複数のスライダとなるローバーと、
前記リード素子と同様の機能を有する読み取りセンサとを用い、
前記ローバーを前記磁気メディアに接触させた状態で前記磁気メディアを前記ローバーに対して相対的に移動させながら、前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によって前記磁気メディアのトラックに所定の信号を記録する記録工程と、
前記記録工程によって記録された前記所定の信号を、前記読み取りセンサで再生する再生工程と、
前記再生工程における再生結果に基づいて前記薄膜磁気ヘッド素子の特性を評価する評価工程とを有し、
複数のライト素子によってそれぞれ記録した前記所定の信号を共通の前記読み取りセンサで再生する、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法。 - 請求項1に記載の特性検査方法において、前記記録工程は、複数の薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によって前記磁気メディアの別々のトラックに所定の信号を記録するものである、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法。
- 請求項2に記載の特性検査方法において、前記再生工程は、前記読み取りセンサによる前記所定の信号の再生が為されていない未再生トラック上に前記読み取りセンサを相対的に移動させる第1工程と、前記磁気メディアを前記読み取りセンサに対して前記記録工程における記録時と同方向に相対的に移動させながら、前記未再生トラックに記録された前記所定の信号を前記読み取りセンサで再生する第2工程とを有し、前記第1及び第2工程を複数回繰り返すものである、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法。
- 請求項1から3のいずれかに記載の特性検査方法において、前記読み取りセンサとして、トラックごとの再生が可能な範囲のリード幅で、かつリード幅が前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によるライト幅よりも大きいものを用いている、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法。
- 請求項1から4のいずれかに記載の特性検査方法において、前記読み取りセンサとして、トラックごとの再生が可能な範囲のリード幅で、かつ前記トラックを横切るように移動されたときの移動距離の最大誤差と前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によるライト幅との合計よりもリード幅が大きいものを用いている、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査方法。
- 可撓性又は柔軟性のある磁気メディアと、
1対のライト素子とリード素子を有する薄膜磁気ヘッド素子が複数個1列に整列して一体とされ、個片に切断することで1つの薄膜磁気ヘッド素子をそれぞれ有する複数のスライダとなるローバーを、前記磁気メディアに接触可能に保持する保持手段と、
前記リード素子と同様の機能を有する読み取りセンサと、
前記磁気メディアを前記ローバー及び前記読み取りセンサに対して相対的に移動させる第1移動手段と、
前記読み取りセンサを前記磁気メディアに対して相対的に移動する第2移動手段と、
前記保持手段によって前記ローバーが前記磁気メディアに接触保持されている状態で前記第1移動手段によって前記磁気メディアを前記ローバーに対して相対的に移動させながら前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によって前記磁気メディアのトラックに記録した所定の信号を再生した結果に基づいて前記薄膜磁気ヘッド素子の特性を評価する検査ユニットとを備え、
前記第2移動手段は、前記読み取りセンサを前記磁気メディアに対して相対的に移動して前記トラック上で停止し、
前記読み取りセンサが前記第2移動手段によって前記トラック上で停止されているときに、前記第1移動手段によって前記磁気メディアを前記読み取りセンサに対して相対的に移動させながら、前記読み取りセンサで前記所定の信号を再生し、
複数のライト素子によってそれぞれ記録した前記所定の信号を共通の前記読み取りセンサで再生する、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査装置。 - 請求項6に記載の特性検査装置において、複数の薄膜磁気ヘッド素子のライト素子による所定の信号の記録が前記磁気メディアの別々のトラックに行われる、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査装置。
- 請求項6又は7に記載の特性検査装置において、前記読み取りセンサは、トラックごとの再生が可能な範囲のリード幅で、かつ前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によるライト幅よりもリード幅が大きいものである、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査装置。
- 請求項6から8のいずれかに記載の特性検査装置において、前記読み取りセンサは、トラックごとの再生が可能な範囲のリード幅で、かつ前記第2移動手段によって前記トラックを横切るように移動されたときの移動距離の最大誤差と前記薄膜磁気ヘッド素子のライト素子によるライト幅との合計よりもリード幅が大きいものである、薄膜磁気ヘッド素子の特性検査装置。
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