JP5270961B2 - 射出成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形装置に関し、特に、樹脂成形品を形成するキャビティ空間に連続して、ジャンプゲートと称されるアンダカット状の樹脂通路が形成されたものに関する。
従来、射出成形装置において、型開き時あるいは離型時に、樹脂成形品と、キャビティ空間に樹脂を供給するゲート部分で硬化した樹脂との切断を容易とするためのジャンプゲートと称されるアンダカット状の樹脂通路が形成されたものが、例えば、特許文献1などにより知られている。
この従来技術は、図5に示すように、固定型01に設けられたノズル部02と、固定型01と可動型03との間に設けられたランナ部04と、ランナ部04に連続して可動型にアンダカット状に形成されたジャンプゲート部05と、ジャンプゲート部05に連続し、固定型01と可動型03との間で樹脂成形品を形成するキャビティ空間06と、ランナ部04に連続してジャンプゲート部05と並列に形成されて、ランナ部04で硬化した樹脂に連続する柱状の樹脂を形成するスプールロック部07と、スプールロック部07を押し出す押出ピン08と、を備えている。
この従来技術では、固定型01と可動型03とを型閉めし、ノズル部02からキャビティ空間06に向けて溶融樹脂を射出し、樹脂が硬化した後、両型01,03の型開きを行う。このとき、ジャンプゲート部05、ランナ部04、スプールロック部07で硬化した樹脂は、ジャンプゲート部05がアンダカット状態であるとともに、スプールロック部07で硬化した部分が可動型03に差し込まれているため、可動型03に留まる。
そこで、図外の押出ピンを駆動させて、樹脂成形品を可動型03から押し出す際に、押出ピン08を連動させて、スプールロック部07で硬化した樹脂を可動型03から押し出す。このとき、ジャンプゲート部05は、樹脂成形品とは逆方向に引っ張られ、樹脂成形品から切り離される。
しかしながら、この従来技術では、ノズル部02、ランナ部04、ジャンプゲート部05、スプールロック部07において硬化した樹脂aが、図6に示すように、押出ピン08で押されたときに、ジャンプゲート部05における離型抵抗により、スプールロック部07で硬化した樹脂a7が折れ曲がり、ランナ部04およびノズル部02で硬化した樹脂a4,a2が、樹脂成形品aSの方向に傾いて、樹脂成形品aSと干渉するおそれがあった。
そこで、スプールロック部07およびランナ部04の剛性を保つ技術として、例えば、特許文献2に記載された技術が知られている。この従来技術は、図7に示すように、ランナ部024に連続して、スプールロック部027を複数設けたものである。この従来技術では、樹脂aが硬化した場合に、ランナ部024で硬化した樹脂a24に連続して柱状の樹脂a27,a27が複数形成されるため、押出ピン028,028でこの樹脂aを押し出した場合に、複数のスプールロック部027で硬化した柱状の樹脂a27の剛性が高く、ジャンプゲート部025で離型抵抗が作用しても、この柱状の樹脂a27の変形を防止することができ、ノズル部022で硬化した樹脂a22部分が製品と干渉するのを防止することができる。
特開2004−148783号公報 特開2005−288888号公報
しかしながら、上述のスプールロック部を複数設けた従来技術にあっては、型開きの後に、製品を押し出す際に、スプールロック部を押し出す押出ピンも、スプールロック部と同数必要になり、型構造が複雑になるとともに、押出機構の構造も複雑になり、コストアップを招くという問題があった。
しかも、ランナ部およびスプールロック部に留まる樹脂の量が増大し、材料費の増加を招くという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成されたもので、型構造および押出装置の簡素化によるコストダウンが可能であるとともに、樹脂成形品以外の部位の樹脂使用量を軽減することによるコストダウン可能な手段により、型開き時のスプールロック部の剛性確保を達成可能な射出成形装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1成形面が形成された固定型と、この固定型と対向して配置され、型閉め状態で、前記第1成形面との間に、樹脂を充填するキャビティ空間を形成する第2成形面を備えた可動型と、前記固定型に設けられ、溶融樹脂が供給されるノズル部と、このノズル部に連続して前記固定型と前記可動型との間に形成されたランナ部と、このランナ部と前記キャビティ空間とを結び、前記可動型にアンダカット状態で形成されたジャンプゲート部と、前記ランナ部に連続し、前記ランナ部から前記可動型の型開き方向に延在された穴状に形成されたスプールロック部と、このスプールロック部と同軸に前記可動型に取り付けられ、前記スプールロック部で硬化した円柱状の樹脂を押し出すロック部押出ピンと、前記スプールロック部で硬化した柱状樹脂の外周に、軸方向に延在する補強リブを形成可能に、前記スプールロック部の内周に軸方向に沿って形成され、かつ、前記スプールロック部の穴軸心を挟んで、前記ジャンプゲート部側位置と、その反対側位置とに配置された補強リブ形成溝とを備え、前記スプールロック部は、前記ノズル部と同軸に配置され、前記補強リブ形成溝は、前記補強リブを、前記スプールロック部で硬化した前記円柱状の樹脂が軸直交方向に変形するのを抑えるように形成するものであることを特徴とする射出成形装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の射出成形装置において、前記ジャンプゲート部は、前記スプールロック部に対して一個のみ形成されていることを特徴とする射出成形装置とした。
本発明の射出成形装置では、成形時には、まず、固定型と可動型とを型閉めし、両型の間にキャビティ空間を形成し、次に、ノズル部を介して、溶融状態の樹脂を射出する。このとき、樹脂は、ノズル部、ランナ部、ジャンプゲート部を経て、キャビティ空間に充填されるとともに、ランナ部に連続するスプールロック部にも充填される。
樹脂が硬化すると、型開きを行い、可動型を固定型から離し、樹脂成形品を可動型から取り外すとともに、ジャンプゲート部、ランナ部、スプールロック部、ノズル部で一体的に硬化した樹脂を、ロック部押出ピンで押し出す。
このとき、ジャンプゲート部、ランナ部、スプールロック部、ノズル部で一体的に硬化した樹脂は、アンダカット状に形成されたジャンプゲート部により離型抵抗を受け、この離型抵抗は、スプールロック部に対し軸直交方向に作用し、ジャンプゲート部の方向へ折り曲げるように作用する。
しかし、スプールロック部で硬化した樹脂には、一対の補強リブが軸方向に延在されており、しかも、これら一対の補強リブが、スプールロック部のジャンプゲート方向とその反対側とに設けられているため、スプールロック部が、軸直交方向に折れ曲がるのが防止される。
したがって、スプールロック部の変形により、ノズル部で硬化した樹脂が、樹脂成形品側に変位して、樹脂成形品と干渉するのを防止できる。
以上説明したように、本発明の射出成形装置では、製品押出時に、スプールロック部がジャンプゲート部の方向へ折れ曲がるのを防止できるようにしたため、ランナ部から固定型の方向へ延びるノズル部で硬化した樹脂が、樹脂成形品と干渉するのを防止できる。
しかも、このように、ノズル部に残った樹脂が樹脂成形品と干渉するのを、スプールロック部に補強リブ形成溝を形成しただけの簡単な手段により達成するようにしたため、スプールロック部を複数形成した場合と比較して、型構造および押出装置を簡素化して、コストダウンが可能であるとともに、樹脂成形品以外の部位の樹脂使用量を軽減することによるコストダウンが可能となる。
加えて、補強リブ形成溝を、スプールロック部に沿って形成するのにあたり、スプールロック部の外周において、ジャンプゲート部側と、その反対側とに設けたため、他の部位に設けたのと比較して、ジャンプゲートの離型抵抗によりスプールロック部を折り曲げる方向に作用する応力に抗して、折れ曲がりを効率良く防止することができる。
さらに、請求項に記載の発明では、スプールロック部をノズル部と同軸に形成したため、ノズル部から供給される樹脂が、スプールロック部へ円滑に供給され、型開きの際に、ランナ部およびノズル部で硬化した樹脂を確実に可動型に留めることができるとともに、補強リブを確実に形成して、所望の強度を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態の射出成形装置は、第1成形面(11)が形成された固定型(1)と、この固定型(1)と対向して配置され、型閉め状態で、前記第1成形面(11)との間に、樹脂を充填するキャビティ空間(3)を形成する第2成形面(21)を備えた可動型(2)と、前記固定型(1)に設けられ、溶融樹脂が供給されるノズル部(13)と、このノズル部(13)に連続して前記固定型(1)と前記可動型(2)との間に形成されたランナ部(51)と、このランナ部(51)と前記キャビティ空間(3)とを結び、前記可動型(2)にアンダカット状態で形成されたジャンプゲート部(53)と、前記ランナ部(51)に連続し、前記ランナ部(51)から前記可動型(2)の型開き方向に延在された穴状に形成されたスプールロック部(54)と、このスプールロック部(54)と同軸に前記可動型(2)に取り付けられ、前記スプールロック部(54)で硬化した円柱状の樹脂を押し出すロック部押出ピン(61)と、前記スプールロック部(54)で硬化した柱状樹脂(z54)の外周に、軸方向に延在する補強リブ(z55,z55)を形成可能に、前記スプールロック部(54)の内周に軸方向に沿って形成され、かつ、前記スプールロック部(54)の穴軸心を挟んで、前記ジャンプゲート部側位置と、その反対側位置とに配置された補強リブ形成溝(55,55)と、を備えていることを特徴とする射出成形装置である。
以下に、図1〜図4に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の射出成形装置Aについて説明する。
まず、射出成形装置Aの構成を説明する。
この実施例1の射出成形装置Aは、図3に示すように、固定型1と可動型2とを備えている。
固定型1は、樹脂成形品SEを成形する雌型に相当するキャビティ面11を備えており、一方、可動型2は、キャビティ面11に対向するコア面21を備え、両者を型閉めした際に、キャビティ面11とコア面21との間に樹脂を充填して樹脂成形品SE(図4参照)を成形するキャビティ空間3を形成する。
固定型1には、樹脂を射出する射出装置4が設けられている。この射出装置4は、射出シリンダ41、スクリュ42、ノズル43を備え、溶融した樹脂をノズル43から、固定型1のホットランナブロック12に向けて射出する。
また、固定型1には、ホットランナブロック12に連続し、キャビティ空間3に向けて樹脂を供給するホットランナノズル部(ノズル部)13が、図において矢印PSで示す型閉め方向に延在して形成されている。
さらに、図1に拡大して示すように、ホットランナノズル部13に連続して、固定型1と可動型2との合わせ面に沿って、ランナ部51が形成されており、さらに、このランナ部51から、キャビティ空間3に向かって、可動型2に湾曲形状を成してアンダカット状に回り込み、先細り状のジャンプゲート部53が形成されている。
そして、可動型2には、ランナ部51に連続し、ホットランナノズル部13と同軸の位置に、断面円形の穴であるスプールロック部54が、軸方向に延在されている。なお、このスプールロック部54は、全長に亘って同径に形成してもよいが、奥側が開口端側よりも僅かに大径に形成し、型開き時に可動型2から抜けにくくしてもよい。
また、スプールロック部54の内周には、スプールロック部54で硬化した円柱状の樹脂z54が軸直交方向に変形するのを抑える補強リブz55,z55を成形する、断面略長方形の補強リブ形成溝55,55が、中心軸ceを挟んでジャンプゲート部53側と、その反対側との2箇所に、軸方向に沿って形成されている。
スプールロック部54の奥には、スプールロック部54と同軸に押出装置6のロック部押出ピン61が設けられている。この押出装置6は、図4に示すように、可動型2に対して、矢印PSで示す型閉め方向にスライド可能に支持されたスライドプレート62と、このスライドプレート62に支持され、コア面21からキャビティ空間3に向かって突き出し可能に支持された複数の製品押出ピン63と、を備えている。前述したロック部押出ピン61も、スライドプレート62に支持されて、製品押出ピン63と連動して矢印PS方向に移動する。
次に、実施例1の射出成形装置により成形手順を説明する。
本実施例1では、型閉め工程、樹脂射出工程、型開き工程、成形品取外工程を順に実行する。
(型閉め工程)
型閉め工程では、固定型1に向けて可動型2を図3において矢印PSで示す方向に移動させ、両型1,2の間にキャビティ空間3を形成する。
(樹脂射出工程)
樹脂射出工程では、射出装置4のノズル43から、溶融状態の樹脂を射出させる。これにより、樹脂zは、ノズル43から、固定型1のホットランナブロック12、ホットランナノズル部13を通り、ランナ部51およびスプールロック部54に充填され、さらに、ランナ部51からジャンプゲート部53を経て、キャビティ空間3に充填される。
(型開き工程)
樹脂zが硬化すると、型開き工程を実行し、可動型2を印PS方向とは逆方向へ移動させて固定型1から離す。
この場合、キャビティ空間3で成形された樹脂成形品SEは、コア面21を有した可動型2に付着する。
(樹脂成形品取外工程)
樹脂成形品取外工程では、押出装置6を作動させる。これにより、複数の製品押出ピン63が、樹脂成形品SEを押し、樹脂成形品SEが可動型2のコア面21から離反する。
同時に、ロック部押出ピン61により、スプールロック部54で硬化した樹脂z54が押されて、この樹脂z54と一体に硬化した、ランナ部51、ホットランナノズル部13、ジャンプゲート部53で硬化した樹脂z51,z13,z53も、一緒に可動型2から離れる、樹脂成形品SEから切り離される。
このとき、ジャンプゲート部53で硬化した樹脂は、可動型2に対してアンダカット状態に形成されているため、離型抵抗を受け、この離型抵抗は、スプールロック部54で硬化した円柱状の樹脂z54に対し軸直交方向に作用し、ジャンプゲート部53の方向へ折り曲げるように作用する。
しかし、スプールロック部54で硬化された円柱状の樹脂z54には、その外周に、補強リブ形成溝55により一対の補強リブz55,z55が軸方向に延在されており、しかも、これら一対の補強リブz55,z55が、円柱状の樹脂z54の外周において、ジャンプゲート部53の方向とその反対側とに設けられているため、この円柱状の樹脂z54が、軸直交方向に折れ曲がるのが防止される。
したがって、ホットランナノズル部13に残った樹脂z13は、略軸方向に延在した状態に保たれ、この部分が、樹脂成形品SE側に変位して、樹脂成形品SEと干渉するのを防止できる。
以上説明したように、実施例1の射出成形装置Aでは、スプールロック部54に補強リブ形成溝55を設け、型開き時に、スプールロック部54で硬化した樹脂z54がジャンプゲート部53の方向へ折れ曲がるのを防止できるようにしたため、ランナ部51から固定型1の方向へ延びるホットランナノズル部13で硬化した樹脂z13が、樹脂成形品SEと干渉するのを防止できる。
しかも、このように、ホットランナノズル部13で硬化した樹脂z13が樹脂成形品SEと干渉するのを、スプールロック部54に補強リブ形成溝55を形成しただけの簡単な手段により達成するようにしたため、1箇所のジャンプゲート部53に対して、スプールロック部54およびロック部押出ピン61を複数形成した場合と比較して、型構造および押出装置6を簡素化して、コストダウンが可能であるとともに、樹脂成形品SE以外の部位の樹脂zの使用量を軽減することによるコストダウンが可能となる。
加えて、補強リブ形成溝55を、スプールロック部54に沿って形成するのにあたり、スプールロック部54の内周において、ジャンプゲート部53側と、その反対側とに設けたため、他の部位に設けたのと比較して、型開き時のジャンプゲート部53の離型抵抗によりスプールロック部54で硬化した円柱状の樹脂z54を折り曲げる方向に作用する応力に抗して、折れ曲がりを効率良く防止することができる。
さらに、スプールロック部54をホットランナノズル部13と同軸に形成したため、ホットランナノズル部13から供給される樹脂zが、スプールロック部54へ円滑に供給され、型開きの際に、ランナ部51およびホットランナノズル部13で硬化した樹脂z51,z13を確実に可動型2に留めることができるとともに、補強リブz55を確実に形成して、所望の強度を得ることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
実施例1では、固定型1の第1成形面として、雌型のキャビティ面11を設け、可動型2の第2成形面として、雄型のコア面21を設けた例を示したが、樹脂成形品の形状により、成形面の雄雌形状は、実施例1に示した関係と逆に形成してもよい。
また、実施例1では、スプールロック部54およびロック部押出ピン61を断面円形に形成したが、その断面形状は、円形に限定されず、多角形など他の形状に形成してもよい。同様に、補強リブ形成溝55も、実施例1では、断面略長方形のものを示したが、断面形状が、半円や反楕円や四角以外の多角形形状などに形成してもよい。
また、実施例1では、補強リブ形成溝55を、ジャンプゲート部53側と、その反対側との2箇所のみに形成した例を示したが、これら以外の補強リブ形成溝を追加してもよい。
本発明の最良の実施の形態の実施例1の射出成形装置Aの要部を示す断面図である。 実施例1の射出成形装置Aの要部を示す断面図であって、図1のS2−S2線で切断した状態を示す図である。 実施例1の射出成形装置Aの型閉め状態を示す全体説明図である。 実施例1の射出成形装置Aの型開き工程および樹脂成形品取外工程の説明図である。 従来技術を説明する要部の断面図である。 従来技術の作用説明図である。 従来技術を説明する要部の断面図である。
符号の説明
1 固定型
2 可動型
3 キャビティ空間
6 押出装置
11 キャビティ面(第1成形面)
13 ホットランナノズル部(ノズル部)
21 コア面(第2成形面)
51 ランナ部
53 ジャンプゲート部
54 スプールロック部
55 補強リブ形成溝
61 ロック部押出ピン
63 製品押出ピン
A 射出成形装置
SE 樹脂成形品
z 樹脂
z55 補強リブ

Claims (2)

  1. 第1成形面が形成された固定型と、
    この固定型と対向して配置され、型閉め状態で、前記第1成形面との間に、樹脂を充填するキャビティ空間を形成する第2成形面を備えた可動型と、
    前記固定型に設けられ、溶融樹脂が供給されるノズル部と、
    このノズル部に連続して前記固定型と前記可動型との間に形成されたランナ部と、
    このランナ部と前記キャビティ空間とを結び、前記可動型にアンダカット状態で形成されたジャンプゲート部と、
    前記ランナ部に連続し、前記ランナ部から前記可動型の型開き方向に延在された穴状に形成されたスプールロック部と、
    このスプールロック部と同軸に前記可動型に取り付けられ、前記スプールロック部で硬化した円柱状の樹脂を押し出すロック部押出ピンと、
    前記スプールロック部で硬化した柱状樹脂の外周に、軸方向に延在する補強リブを形成可能に、前記スプールロック部の内周に軸方向に沿って形成され、かつ、前記スプールロック部の穴軸心を挟んで、前記ジャンプゲート部側位置と、その反対側位置とに配置された補強リブ形成溝とを備え、
    前記スプールロック部は、前記ノズル部と同軸に配置され、
    前記補強リブ形成溝は、前記補強リブを、前記スプールロック部で硬化した前記円柱状の樹脂が軸直交方向に変形するのを抑えるように形成するものである
    ことを特徴とする射出成形装置。
  2. 前記ジャンプゲート部は、前記スプールロック部に対して一個のみ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形装置。
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