JP5270851B2 - 電子機器および電子機器の処理プログラム - Google Patents
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[第1実施形態]
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態による携帯電話10(電子機器)が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10(不図示)を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
次に、図2を参照して携帯電話10の構成を説明する。図2において、CPU100は、操作部106(後述する)から供給されるイベントに応じて各部動作を制御する。本発明の要旨に係わるCPU100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
次に、上記構成による携帯電話10の動作について説明する。以下では、図7を参照して携帯電話10のCPU100が実行する「メインルーチン」の動作を説明した後、図8〜図9を参照してメインルーチンからコールされる「スケジュールリスト画面表示処理」の動作を説明する。また、図10〜図11を参照してメインルーチンからコールされる「スケジュール詳細画面表示処理」の各動作を説明する。
図7は、CPU100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図7に図示するステップSA1に処理を進め、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
カレンダー画面の表示を指示するカレンダー画面表示指示操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA7に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶される大レイアウト(図4(a)参照)の表示レイアウト情報に従ってカレンダー画面を表示部105の表示画面DSPに表示する。この場合、例えば現在日時を含む月とその翌月のカレンダー画面が表示される。そして、カレンダー画面を表示し終えると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
指定日のスケジュールリストを表示させるスケジュールリスト画面表示指示操作が行われると、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA8を介してスケジュールリスト画面表示処理を実行する。
スケジュールリスト中から選択されるスケジュール項目の内容表示を指示するスケジュール詳細画面表示指示操作が行われると、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA9を介してスケジュール詳細画面表示処理を実行する。
この場合、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
上述した以外の、その他の操作がなされた場合には、ステップSA6の判断結果が「YES」となり、ステップSA11に進み、その他の処理を実行する。その他の処理とは、例えばメール作成やメール送信などの処理を指す。そして、その他の処理の実行後は、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
図8は、スケジュールリスト画面表示処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA8(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図8に図示するステップSB1に処理を進める。ステップSB1では、スケジュールリスト画面表示指示操作によって指定された日のスケジュールデータの件数を、RAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出す。
次に、図10〜図11を参照してスケジュール詳細画面表示処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA9(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図10に図示するステップSC1に処理を進める。ステップSC1では、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示しているか否かを判断する。スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示していなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC2に進み、スケジュール詳細画面表示指示操作に応じてRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出すスケジュール項目の内容を図11(a)に図示する「9行レイアウト」のスケジュールリスト詳細画面に表示して本処理を終える。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、上述した第1実施形態と共通するので、その説明については省略する。第2実施形態が上述した第1実施形態と相違する点は、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに、メインメニュー画面およびサブメニュー画面の各レイアウトを表す表示レイアウト情報を設けたことにある。以下、図12〜図13を参照してメインメニュー画面およびサブメニュー画面の表示レイアウト情報の一例について説明する。なお、メインメニュー画面とサブメニュー画面との表示階層の関係は、上位階層がメインメニュー画面、下位階層がサブメニュー画面となる。
メインメニュー画面の表示レイアウト情報は、図12に図示するように、9行8列に配列した表示領域から構成される表示画面DSP(図3参照)の全てにメインメニュー項目(「音」、「留守番電話」、「画面」、「文字入力」、「セキュリティ」および「通話料金」)を表示する大レイアウト(同図(a)参照)と、6行8列の表示領域にメインメニュー項目を表示する中レイアウト(同図(b)参照)と、4行8列の表示領域にメインメニュー項目を表示する小レイアウト(同図(c)参照)とから構成される。
サブメニュー画面の表示レイアウト情報は、図13に図示するように、9行8列の表示領域に9項目のサブメニュー表示が可能な9項目レイアウト(同図(a)参照)と、5行8列の表示領域に5項目のサブメニュー表示が可能な5項目レイアウト(同図(b)参照)と、4行8列の表示領域に3項目のサブメニュー表示が可能な3項目レイアウト(同図(c)参照)とから構成される。
次に、図14を参照してCPU100が実行する第2実施形態によるメインルーチンの動作を説明する。前述した第1実施形態と同様に、ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図14に図示するステップSD1に処理を進め、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
メインメニュー画面の表示を指示するメニュー画面表示指示操作が行われると、ステップSD2の判断結果が「YES」になり、ステップSD6に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶される大レイアウト(図12(a)参照)の表示レイアウト情報に従ってメインメニュー画面を表示部105の表示画面DSPに表示する。そして、メインメニュー画面を表示し終えると、CPU100は上記ステップSD2に処理を戻して待受状態に復帰する。
サブメニュー画面の表示を指示するサブメニュー画面表示指示操作が行われると、ステップSD3の判断結果が「YES」になり、ステップSD7を介してサブメニュー画面表示処理を実行する。
図15は、サブメニュー画面表示処理の動作を示すフローチャートである。上述した第2実施形態によるメインルーチンのステップSD7(図14参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図15に図示するステップSE1に処理を進める。ステップSE1では、サブメニュー画面表示指示操作によって指定されたサブメニュー項目数を読み出す。なお、サブメニュー項目数は、ROM101に記憶される制御データに含まれる。
(a)下位階層の表示画面の表示レイアウトに応じて、上位階層の表示画面の表示レイアウトを特定することができる。
(b)下位階層の表示画面に表示される表示量に応じて、上位階層の表示画面を下位階層の表示画面と共に表示するか否かを制御することができる。
(c)スケジュールリスト画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面をスケジュールリスト画面と共に表示するか否かを制御することができる。
(d)サブメニュー画面(第2のメニュー画面)の表示レイアウトに応じて、メインメニュー画面(第1のメニュー画面)をサブメニュー画面(第2のメニュー画面)と共に表示するか否かを制御することができる。
また、上述した第1および第2の実施形態では、電子機器を携帯電話としているが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機など他の電子機器であっても構わない。
20 メールサーバ
100 CPU
101 ROM
102 RAM
102a 表示レイアウト情報記憶部
102b スケジュールデータ記憶部
103 無線通信送受信部
104 音声信号処理部
105 表示部
106 操作部
107 RTC
Claims (2)
- 少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において、
スケジュール画面の表示形態を指示する指示手段と、
前記指示手段により指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定手段と、
前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により表示可能と判別された場合に、前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段で特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定手段で特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御手段と、
を具備することを特徴とする電子機器。 - 少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において実行されるプログラムであって、
スケジュール画面の表示形態を指示する指示ステップと、
前記指示ステップで指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定ステップと、
前記第1の特定ステップで特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで表示可能と判別された場合に、前記第1の特定ステップにて特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定ステップと、
前記第1の特定ステップで特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定ステップで特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御ステップと、
をコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム。
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