JP5270851B2 - 電子機器および電子機器の処理プログラム - Google Patents

電子機器および電子機器の処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5270851B2
JP5270851B2 JP2007072082A JP2007072082A JP5270851B2 JP 5270851 B2 JP5270851 B2 JP 5270851B2 JP 2007072082 A JP2007072082 A JP 2007072082A JP 2007072082 A JP2007072082 A JP 2007072082A JP 5270851 B2 JP5270851 B2 JP 5270851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
display
schedule
layout
calendar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007072082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008234253A (ja
Inventor
充 濱田
悦宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2007072082A priority Critical patent/JP5270851B2/ja
Publication of JP2008234253A publication Critical patent/JP2008234253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5270851B2 publication Critical patent/JP5270851B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示し得る電子機器および電子機器の処理プログラムに関する。
従来より、カレンダー画面、スケジュールリスト画面、スケジュール詳細画面といった階層構造化された表示画面を表示するカレンダー・スケジュール機能や、階層構造化されたメニュー画面(メインメニュー、サブメニュー)を表示するメニュー機能を備えた電子機器が知られている。このような電子機器では、上位階層の表示画面を表示している最中に下位階層の表示画面を表示する場合、上位階層の表示画面と下位階層の表示画面とを同時に表示するのが視認性の面からすると望ましい。
階層構造化された表示画面の視認性を向上させる技術として、例えば特許文献1には、階層構造のメニューを表示する表示装置において、選択されたメニューを表示するとともに、選択されたメニューの履歴を階層構造順に表示するものが開示されている。また、メニューの履歴(上位階層の表示画面)と選択されたメニュー(下位階層の表示画面)を同時に表示することで、階層構造のメニューのどのあたりが表示されているのかをユーザに確認させる手法も公知である。
特開昭62−022141号公報
ところで、電子機器の表示領域には限りがあるため、メニューの履歴(上位階層の表示画面)と選択されたメニュー(下位階層の表示画面)を同時に表示してしまうと、それぞれの表示画面で一覧性が損なわれ、結果的にはユーザの使い勝手が悪くなってしまうことも起こり得る。すなわち、具体的に説明すると、選択されたメニュー(下位階層の表示画面)を表示する際には、ユーザはそのメニューの項目を見ることが最優先のはずである。しかし、メニューの項目が多い場合には、表示領域が限られた中でメニューの履歴(上位階層の表示画面)も同時に表示してしまうと、メニューの項目の一覧性が損なわれ、結果的にユーザが最優先で見たいはずの項目の一部しか見ることができなくなってしまう。要するに、従来では、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することが出来ない、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる電子機器および電子機器の処理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において、スケジュール画面の表示形態を指示する指示手段と、前記指示手段により指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定手段と、前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段により表示可能と判別された場合に、前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定手段と、前記第1の特定手段で特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定手段で特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において実行されるプログラムであって、スケジュール画面の表示形態を指示する指示ステップと前記指示ステップで指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定ステップと前記第1の特定ステップで特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別ステップと前記判別ステップで表示可能と判別された場合に、前記第1の特定ステップにて特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定ステップと前記第1の特定ステップで特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定ステップで特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御ステップとをコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム
本発明によれば、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態による携帯電話10(電子機器)が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10(不図示)を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
メール送受信機能を用いて携帯電話10から送信されるメールは、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RN中に設けられるゲートウェイサーバ(不図示)を経てメールサーバ20に伝送される。メールサーバ20は、上述とは逆の経路で宛先のメールアドレスを有する携帯電話10にメールを送るようになっている。
また、携帯電話10は、カレンダー画面、スケジュールリスト画面、スケジュール詳細画面といった階層構造化された表示画面を表示する周知のカレンダー・スケジュール機能やメニュー機能を備える。後述するように、第1実施形態においては、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示するカレンダー・スケジュール機能について言及し、第2実施形態では、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示するメニュー機能について言及する。
(2)携帯電話10の構成
次に、図2を参照して携帯電話10の構成を説明する。図2において、CPU100は、操作部106(後述する)から供給されるイベントに応じて各部動作を制御する。本発明の要旨に係わるCPU100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
ROM101は、プログラムエリアおよびデータエリアを備える。ROM101のプログラムエリアには、CPU100により実行される各種プログラムが記憶される。ここで言う各種プログラムとは、追って詳述するメインルーチン、スケジュールリスト画面表示処理、スケジュール詳細画面表示処理およびサブメニュー画面表示処理(第2実施形態で説明)を含む。ROM101のデータエリアには、所定のプログラムにより参照される制御データの他、例えば待受画面などを形成する各種画面データが格納される。なお、ROM101に記憶される制御データには、メインメニュー画面やサブメニュー画面の作成に必要なデータ(例えばサブメニュー項目数など)が含まれる。
RAM102は、各種レジスタ・フラグデータを一時記憶するワークエリアの他、表示レイアウト情報記憶部102aおよびスケジュールデータ情報記憶部102bを備える。表示レイアウト情報記憶部102aには、表示部105の表示画面DSP(後述する)に表示するカレンダー画面、スケジュールリスト画面およびスケジュール詳細画面のレイアウトを表す表示レイアウト情報が記憶される。
以下、図3〜図6を参照して表示レイアウト情報記憶部102aに記憶される表示レイアウト情報の一例について説明する。なお、カレンダー画面とスケジュールリスト画面との表示階層の関係は、上位階層がカレンダー画面、下位階層がスケジュールリスト画面となる。また、スケジュールリスト画面とスケジュール詳細画面との表示階層の関係は、上位階層がスケジュールリスト画面、下位階層がスケジュール詳細画面となる。
先ず図3は、表示部105の表示画面DSPの表示領域の構成を示す図である。この図に示す通り、表示画面DSPは、9行8列に配列した表示領域から構成される。表示レイアウト情報は、こうした表示領域からなる表示画面DSPに表示するカレンダー画面、スケジュールリスト画面およびスケジュール詳細画面の各レイアウトを表す。
図4は、表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるカレンダー画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。この図に示す通り、カレンダー画面の表示レイアウト情報は、9行8列の表示領域に2ヶ月分のカレンダーを表示する大レイアウト(図4(a))と、5行8列の表示領域に2ヶ月分のカレンダーを表示する中レイアウト(同図(b))と、3行8列の表示領域に2ヶ月分のカレンダーを表示する小(横)レイアウト(同図(c))と、6行4列の表示領域に2ヶ月分のカレンダーを表示する小(縦)レイアウト(同図(d))とから構成される。
図5は、表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュールリスト画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。この図に示す通り、スケジュールリスト画面の表示レイアウト情報は、9行8列の表示領域に9件分のスケジュール項目を表示可能な9件レイアウト(図5(a))と、6行8列の表示領域に6件分のスケジュール項目を表示可能な6件(大)レイアウト(同図(b))と、4行8列の表示領域に4件分のスケジュール項目を表示可能な4件レイアウト(同図(c))と、6行4列の表示領域に6件分のスケジュール項目を表示可能な6件(小)レイアウト(同図(d))とから構成される。
図6は、表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュール詳細画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。この図に示す通り、スケジュール詳細画面の表示レイアウト情報は、9行8列の表示領域に9行分のスケジュール内容を表示可能な9行レイアウト(図6(a))と、3行8列の表示領域に3行分のスケジュール内容を表示可能な3行レイアウト(同図(b))とから構成される。
さて、再び図2を参照して携帯電話10の構成について説明を進める。図2において、RAM102に設けられるスケジュールデータ記憶部102bには、ユーザにより入力されるスケジュールデータが記憶される。スケジュールデータは、月日別に入力されるスケジュールの項目および各項目の内容から構成される。無線通信送受信部103は、データ通信時にはCPU100の制御の下にアンテナANT1を介して基地局BSとデータ授受を行い、音声通話時にはアンテナANT1を介して受信復調した音声データをCPU100に出力する一方、CPU100から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANT1から送出する。
音声信号処理部104は、スピーカSPおよびマイクMICを備え、CPU100から供給される音声データを音声信号にD/A変換してスピーカSPから発音させたり、マイクMICから出力される音声信号を音声データにA/D変換してCPU100に供給する。表示部105は、カラー液晶パネルおよび表示ドライバから構成され、CPU100の制御の下に、上述した表示レイアウト情報に従ってカレンダー画面、スケジュールリスト画面およびスケジュール詳細画面を表示画面DSPに表示する。
操作部106には、パワーオンオフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチ、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ等の各種操作キーの他、カレンダー画面表示指示操作、スケジュールリスト画面表示指示操作およびスケジュール詳細画面表示指示操作を行うための各種操作ボタン等を有し、これらキーやボタンの操作に応じたイベントを発生してCPU100に出力する。なお、カレンダー画面表示指示操作、スケジュールリスト画面表示指示操作およびスケジュール詳細画面表示指示操作が意図するところについては追って述べる。RTC107は、時刻計時やタイマ割込みに用いるリアルタイムクロックを発生する。
B.動作
次に、上記構成による携帯電話10の動作について説明する。以下では、図7を参照して携帯電話10のCPU100が実行する「メインルーチン」の動作を説明した後、図8〜図9を参照してメインルーチンからコールされる「スケジュールリスト画面表示処理」の動作を説明する。また、図10〜図11を参照してメインルーチンからコールされる「スケジュール詳細画面表示処理」の各動作を説明する。
(1)メインルーチンの動作
図7は、CPU100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図7に図示するステップSA1に処理を進め、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
続いて、ステップSA2〜ステップSA6では、「カレンダー画面表示指示操作」、「スケジュールリスト画面表示指示操作」、「スケジュール詳細画面表示指示操作」、「電源オフ操作」および「その他の操作」のイベントの有無を判断する。これらイベントが発生しなければ、上記ステップSA2〜SA6の各判断結果は「NO」になり、待受状態のまま待機する。一方、待受状態で上記イベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに対応した処理を実行する。以下、イベント毎の動作を説明する。
a.カレンダー画面表示指示操作が行われた場合
カレンダー画面の表示を指示するカレンダー画面表示指示操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA7に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶される大レイアウト(図4(a)参照)の表示レイアウト情報に従ってカレンダー画面を表示部105の表示画面DSPに表示する。この場合、例えば現在日時を含む月とその翌月のカレンダー画面が表示される。そして、カレンダー画面を表示し終えると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
b.スケジュールリスト画面表示指示操作が行われた場合
指定日のスケジュールリストを表示させるスケジュールリスト画面表示指示操作が行われると、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA8を介してスケジュールリスト画面表示処理を実行する。
スケジュールリスト画面表示処理では、後述するように、スケジュールリスト画面表示指示操作で指定された日のスケジュールデータの件数を、スケジュールリスト画面で表示するのに適した表示レイアウトを特定する一方、この特定した表示レイアウトのスケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示可能ならば、それに適したカレンダー画面の表示レイアウトを特定し、それぞれ特定された表示レイアウトに従ってスケジュールリスト画面とカレンダー画面とを表示する。そして、こうしたスケジュールリスト画面表示処理を終えると、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
c.スケジュール詳細画面表示指示操作が行われた場合
スケジュールリスト中から選択されるスケジュール項目の内容表示を指示するスケジュール詳細画面表示指示操作が行われると、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA9を介してスケジュール詳細画面表示処理を実行する。
スケジュール詳細画面表示処理では、後述するように、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示している場合に、スケジュール詳細画面表示指示操作によってスケジュールリスト中から選択されたスケジュール項目のスケジュール行数が「0〜3行」であると、「3行レイアウト」を特定し、さらにこの特定された「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できる表示レイアウトとして、カレンダー画面を「小(縦)レイアウト」に、スケジュールリスト画面を「6件(小)レイアウト」にそれぞれ特定することによって、「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面でスケジュール項目の内容を表示すると共に、「6件(小)レイアウト」のスケジュールリスト画面でリスト表示しながら、「小(縦)レイアウト」でカレンダー画面を表示するようになっている。そして、こうしたスケジュール詳細画面表示処理が完了すると、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
d.電源オフ操作が行われた場合
この場合、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
e.その他の操作が行われた場合
上述した以外の、その他の操作がなされた場合には、ステップSA6の判断結果が「YES」となり、ステップSA11に進み、その他の処理を実行する。その他の処理とは、例えばメール作成やメール送信などの処理を指す。そして、その他の処理の実行後は、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
(2)スケジュールリスト画面表示処理の動作
図8は、スケジュールリスト画面表示処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA8(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図8に図示するステップSB1に処理を進める。ステップSB1では、スケジュールリスト画面表示指示操作によって指定された日のスケジュールデータの件数を、RAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出す。
続いて、ステップSB2では、読み出した件数が「0〜4件」であるか否かを判断する。読み出した件数が「0〜4件」ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSB3に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュールリスト画面の表示レイアウト情報の中から4件のスケジュールリストを表示可能な「4件レイアウト(図5(c)参照)」に特定した後、後述のステップSB7に処理を進める。
これに対し、読み出したスケジュールの件数が「0〜4件」でない場合には、上記ステップSB2の判断結果が「NO」になり、ステップSB4に進む。ステップSB4では、読み出したスケジュールの件数が「5〜6件」であるか否かを判断する。読み出したスケジュールの件数が「5〜6件」ならば、判断結果は「YES」となり、ステップSB5に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュールリスト画面の表示レイアウト情報の中から6件のスケジュールリストを表示可能な「6件(大)レイアウト(図5(b)参照)」に特定した後、後述のステップSB7に処理を進める。
一方、読み出したスケジュールの件数が「5〜6件」でなければ、上記ステップSB4の判断結果は「NO」になり、ステップSB6に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュールリスト画面の表示レイアウト情報の中から9件のスケジュールリストを表示可能な「9件レイアウト(図5(a)参照)」に特定した後、ステップSB7に処理を進める。
そして、ステップSB7では、上記ステップSB3、SB5およびSB6のいずれかにおいて特定された表示レイアウトのスケジュールリスト画面と共に表示できるカレンダー画面のレイアウトが存在するか否かを判断する。表示可能なカレンダー画面が存在しない場合、すなわち上述したステップSB6において「9件レイアウト」を特定した場合には、判断結果が「NO」になり、ステップSB8に進む。ステップSB8では、スケジュールリスト画面表示指示操作で指定された日のスケジュールデータをRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出し、読み出したスケジュールデータを図9(c)に図示する「9件レイアウト」のスケジュールリスト画面で表示して本処理を終える。
一方、スケジュールリスト画面と共に表示できるカレンダー画面のレイアウトが存在する場合には、上記ステップSB7の判断結果が「YES」になり、ステップSB9に進む。ステップSB9では、5行8列の表示領域に2ヶ月分のカレンダーを表示する「中レイアウト(図4(b)参照)」でカレンダー画面が表示可能であるかどうかを判断する。表示可能な場合、すなわち上述したステップSB3において「4件レイアウト」を特定した場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSB10に進む。
ステップSB10では、スケジュールリスト画面と共に表示できるカレンダー画面の表示レイアウトとして「中レイアウト」に特定する。そして、ステップSB11に進み、スケジュールリスト画面表示指示操作で指定された日のスケジュールデータをRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出し、読み出したスケジュールデータを図9(a)に図示するように、「4件レイアウト」のスケジュールリスト画面で表示すると共に、「中レイアウト」でカレンダー画面を表示して本処理を終える。
これに対し、中レイアウトでカレンダー画面を表示することが出来ない場合、つまり上述したステップSB5において「6件(大)レイアウト」を特定した場合には、上記ステップSB9の判断結果が「NO」になり、ステップSB12に進む。ステップSB12では、スケジュールリスト画面と共に表示できるカレンダー画面の表示レイアウトとして「小(横)レイアウト(図4(c)参照)」に特定する。
そして、ステップSB13では、スケジュールリスト画面表示指示操作で指定された日のスケジュールデータをRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出し、読み出したスケジュールデータを図9(b)に図示するように、「6件(大)レイアウト」のスケジュールリスト画面で表示すると共に、「小(横)レイアウト」でカレンダー画面を表示して本処理を終える。
以上のように、スケジュールリスト画面表示処理では、スケジュールリスト画面表示指示操作で指定された日のスケジュールデータの件数を、スケジュールリスト画面で表示するのに適した表示レイアウトを特定する一方、この特定した表示レイアウトのスケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示可能ならば、それに適したカレンダー画面の表示レイアウトを特定し、それぞれ特定された表示レイアウトに従ってスケジュールリスト画面とカレンダー画面とを表示する。
(3)スケジュール詳細画面表示処理の動作
次に、図10〜図11を参照してスケジュール詳細画面表示処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA9(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図10に図示するステップSC1に処理を進める。ステップSC1では、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示しているか否かを判断する。スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示していなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC2に進み、スケジュール詳細画面表示指示操作に応じてRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出すスケジュール項目の内容を図11(a)に図示する「9行レイアウト」のスケジュールリスト詳細画面に表示して本処理を終える。
一方、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示している場合には、上記ステップSC1の判断結果が「YES」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、スケジュール詳細画面表示指示操作によってスケジュールリスト中から選択されたスケジュール項目の行数(スケジュール行数)をRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出す。次いで、ステップSC4では、読み出したスケジュール行数が「0〜3行」であるか否かを判断する。
スケジュール行数が「0〜3行」ならば、判断結果は「YES」となり、ステップSC5に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュール詳細画面の表示レイアウト情報の中から「3行レイアウト(図6(b)参照)」に特定した後、ステップSC7に処理を進める。
一方、スケジュール行数が「0〜3行」でなければ、上記ステップSC4の判断結果は「NO」になり、ステップSC6に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュール詳細画面の表示レイアウト情報の中から「9行レイアウト(図6(a)参照)」に特定した後、ステップSC7に処理を進める。
そして、ステップSC7では、上記ステップSC5およびSC6のいずれかにおいて特定された表示レイアウトのスケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できるかどうかを判断する。スケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できない場合、すなわち上述したステップSC6において「9行レイアウト」を特定した場合には、判断結果が「NO」となり、ステップSC2に進み、スケジュール詳細画面表示指示操作に応じてRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出すスケジュール項目の内容を図11(a)に図示する「9行レイアウト」のスケジュールリスト詳細画面に表示して本処理を終える。
これに対し、スケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できる場合、つまり上述したステップSC5において「3行レイアウト」を特定した場合には、上記ステップSC7の判断結果が「YES」になり、ステップSC8に進む。ステップSC8では、「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できる表示レイアウトとして、カレンダー画面を「小(縦)レイアウト(図4(d)参照)」に特定する一方、スケジュールリスト画面を「6件(小)レイアウト(図5(d)参照)」に特定する。
そして、ステップSC9では、スケジュール詳細画面表示指示操作によってスケジュールリスト中から選択されたスケジュール項目の内容をRAM102のスケジュールデータ記憶部102bから読み出し、図11(b)に図示するように、「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面でスケジュール項目の内容を表示すると共に、「6件(小)レイアウト」のスケジュールリスト画面でリスト表示しながら、「小(縦)レイアウト」でカレンダー画面を表示して本処理を終える。
このように、スケジュール詳細画面表示処理では、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示している場合に、スケジュール詳細画面表示指示操作によってスケジュールリスト中から選択されたスケジュール項目のスケジュール行数が「0〜3行」であると、「3行レイアウト」を特定し、さらにこの特定された「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できる表示レイアウトとして、カレンダー画面を「小(縦)レイアウト」に、スケジュールリスト画面を「6件(小)レイアウト」にそれぞれ特定すると、図11(b)に図示するように、「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面でスケジュール項目の内容を表示すると共に、「6件(小)レイアウト」のスケジュールリスト画面でリスト表示しながら、「小(縦)レイアウト」でカレンダー画面を表示する。
以上説明したように、第1実施形態では、スケジュールリスト画面表示指示操作が行われると、当該操作で指定された日のスケジュールデータの件数をスケジュールリスト画面で表示するのに適した表示レイアウトを特定する一方、この特定した表示レイアウトのスケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示可能ならば、それに適したカレンダー画面の表示レイアウトを特定し、それぞれ特定された表示レイアウトに従ってスケジュールリスト画面とカレンダー画面とを表示するので、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる。
また、第1実施形態では、スケジュールリスト画面と共にカレンダー画面を表示している場合に、スケジュール詳細画面表示指示操作が行われ、当該操作によってスケジュールリスト中から選択されたスケジュール項目のスケジュール行数が「0〜3行」であると、「3行レイアウト」を特定し、さらにこの特定された「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面と共に、カレンダー画面およびスケジュールリスト画面を同時に表示できる表示レイアウトとして、カレンダー画面を「小(縦)レイアウト」に、スケジュールリスト画面を「6件(小)レイアウト」にそれぞれ特定すると、「3行レイアウト」のスケジュール詳細画面でスケジュール項目の内容を表示すると同時に、「6件(小)レイアウト」のスケジュールリスト画面でリスト表示しつつ「小(縦)レイアウト」でカレンダー画面を表示するので、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、上述した第1実施形態と共通するので、その説明については省略する。第2実施形態が上述した第1実施形態と相違する点は、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに、メインメニュー画面およびサブメニュー画面の各レイアウトを表す表示レイアウト情報を設けたことにある。以下、図12〜図13を参照してメインメニュー画面およびサブメニュー画面の表示レイアウト情報の一例について説明する。なお、メインメニュー画面とサブメニュー画面との表示階層の関係は、上位階層がメインメニュー画面、下位階層がサブメニュー画面となる。
(1)メインメニュー画面の表示レイアウト情報
メインメニュー画面の表示レイアウト情報は、図12に図示するように、9行8列に配列した表示領域から構成される表示画面DSP(図3参照)の全てにメインメニュー項目(「音」、「留守番電話」、「画面」、「文字入力」、「セキュリティ」および「通話料金」)を表示する大レイアウト(同図(a)参照)と、6行8列の表示領域にメインメニュー項目を表示する中レイアウト(同図(b)参照)と、4行8列の表示領域にメインメニュー項目を表示する小レイアウト(同図(c)参照)とから構成される。
(2)サブメニュー画面の表示レイアウト情報
サブメニュー画面の表示レイアウト情報は、図13に図示するように、9行8列の表示領域に9項目のサブメニュー表示が可能な9項目レイアウト(同図(a)参照)と、5行8列の表示領域に5項目のサブメニュー表示が可能な5項目レイアウト(同図(b)参照)と、4行8列の表示領域に3項目のサブメニュー表示が可能な3項目レイアウト(同図(c)参照)とから構成される。
(3)メインルーチンの動作
次に、図14を参照してCPU100が実行する第2実施形態によるメインルーチンの動作を説明する。前述した第1実施形態と同様に、ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図14に図示するステップSD1に処理を進め、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
続いて、ステップSD2〜ステップSD5では、「メインメニュー画面表示指示操作」、「サブメニュー画面表示指示操作」、「電源オフ操作」および「その他の操作」のイベントの有無を判断する。これらイベントが発生しなければ、上記ステップSD2〜SD5の各判断結果は「NO」になり、待受状態のまま待機する。一方、待受状態で上記イベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに対応した処理を実行する。「電源オフ操作」および「その他の操作」のイベントが発生した場合の動作は前述の第1実施形態と同一なので、その説明については省略する。以下では、「メインメニュー画面表示指示操作」および「サブメニュー画面表示指示操作」のイベントが発生した場合の動作について説明する。
a.メインメニュー画面表示指示操作が行われた場合
メインメニュー画面の表示を指示するメニュー画面表示指示操作が行われると、ステップSD2の判断結果が「YES」になり、ステップSD6に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶される大レイアウト(図12(a)参照)の表示レイアウト情報に従ってメインメニュー画面を表示部105の表示画面DSPに表示する。そして、メインメニュー画面を表示し終えると、CPU100は上記ステップSD2に処理を戻して待受状態に復帰する。
b.サブメニュー画面表示指示操作が行われた場合
サブメニュー画面の表示を指示するサブメニュー画面表示指示操作が行われると、ステップSD3の判断結果が「YES」になり、ステップSD7を介してサブメニュー画面表示処理を実行する。
サブメニュー画面表示処理では、後述するように、サブメニュー画面表示指示操作で指定されたサブメニュー項目をサブメニュー画面に表示するのに適した表示レイアウトを特定する一方、この特定した表示レイアウトのサブメニュー画面と共にメインメニュー画面を表示可能ならば、それに適したメインメニュー画面の表示レイアウトを特定し、それぞれ特定された表示レイアウトに従ってサブメニュー画面とメインメニュー画面とを表示する。そして、こうしたサブメニュー画面表示処理を終えると、上記ステップSD2に処理を戻して待受状態に復帰する。
(4)サブメニュー画面表示処理の動作
図15は、サブメニュー画面表示処理の動作を示すフローチャートである。上述した第2実施形態によるメインルーチンのステップSD7(図14参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図15に図示するステップSE1に処理を進める。ステップSE1では、サブメニュー画面表示指示操作によって指定されたサブメニュー項目数を読み出す。なお、サブメニュー項目数は、ROM101に記憶される制御データに含まれる。
続いて、ステップSE2では、読み出したサブメニュー項目数が「1〜3項目」であるか否かを判断する。読み出したサブメニュー項目数が「1〜3項目」ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSE3に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるサブメニュー画面の表示レイアウト情報の中から3項目のサブメニュー表示が可能な「3項目レイアウト(図13(c)参照)」に特定した後、後述のステップSE7に処理を進める。
これに対し、読み出したサブメニュー項目数が「1〜3項目」でない場合には、上記ステップSE2の判断結果が「NO」になり、ステップSE4に進む。ステップSE4では、読み出したサブメニュー項目数が「4〜5項目」であるか否かを判断する。読み出したサブメニュー項目数が「4〜5項目」ならば、判断結果は「YES」となり、ステップSE5に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるサブメニュー画面の表示レイアウト情報の中から5項目のサブメニュー表示が可能な「5項目レイアウト(図13(b)参照)」に特定した後、後述のステップSE7に処理を進める。
一方、読み出したサブメニュー項目数が「4〜5項目」でなければ、上記ステップSE4の判断結果は「NO」になり、ステップSE6に進み、RAM102の表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるサブメニュー画面の表示レイアウト情報の中から9項目のサブメニュー表示が可能な「9項目レイアウト(図13(a)参照)」に特定した後、後述のステップSE7に処理を進める。
そして、ステップSE7では、上記ステップSE3、SE5およびSE6のいずれかにおいて特定された表示レイアウトのサブメニュー画面と共に表示できるメインメニュー画面のレイアウトが存在するか否かを判断する。表示可能なメインメニュー画面が存在しない場合、すなわち上述したステップSE6において「9項目レイアウト」を特定した場合には、判断結果が「NO」になり、ステップSE8に進む。ステップSE8では、サブメニュー画面表示指示操作で指定されたサブメニュー項目をROM101から読み出し、読み出したサブメニュー項目を図16(c)に図示する「9件レイアウト」のサブメニュー画面で表示して本処理を終える。
一方、サブメニュー画面と共に表示できるメインメニュー画面のレイアウトが存在する場合には、上記ステップSE7の判断結果が「YES」になり、ステップSE9に進む。ステップSE9では、6行8列の表示領域にメインメニュー項目を表示する中レイアウト(図12(b)参照)でメインメニュー画面が表示可能であるかどうかを判断する。表示可能な場合、すなわち上述したステップSE3において「3項目レイアウト」を特定した場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSE10に進む。
ステップSE10では、サブメニュー画面と共に表示できるメインメニュー画面の表示レイアウトとして「中レイアウト」に特定する。そして、ステップSE11に進み、サブメニュー画面表示指示操作で指定されたサブメニュー項目をROM101から読み出し、読み出したサブメニュー項目を図16(a)に図示するように、「3項目レイアウト」のサブメニュー画面で表示すると共に、「中レイアウト」でメインメニュー画面を表示して本処理を終える。
これに対し、中レイアウトでメインメニュー画面を表示することが出来ない場合、つまり上述したステップSE5において「5項目レイアウト」を特定した場合には、上記ステップSE9の判断結果が「NO」になり、ステップSE12に進む。ステップSE12では、サブメニュー画面と共に表示できるメインメニュー画面の表示レイアウトとして「小レイアウト(図12(c)参照)」に特定する。
そして、ステップSE13では、サブメニュー画面表示指示操作で指定されたサブメニュー項目をROM101から読み出し、読み出したサブメニュー項目を図16(b)に図示するように、「5項目レイアウト」のサブメニュー画面で表示すると共に、「小レイアウト」でメインメニュー画面を表示して本処理を終える。
このように、第2実施形態では、サブメニュー画面表示指示操作で指定されたサブメニュー項目をサブメニュー画面に表示するのに適した表示レイアウトを特定する一方、この特定した表示レイアウトのサブメニュー画面と共にメインメニュー画面を表示可能ならば、それに適したメインメニュー画面の表示レイアウトを特定し、それぞれ特定された表示レイアウトに従ってサブメニュー画面とメインメニュー画面とを表示するので、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる。
以上説明したように、本発明の第1および第2実施形態では、カレンダー画面、スケジュールリスト画面、スケジュール詳細画面といった階層構造化された表示画面を表示するカレンダー・スケジュール機能や、階層構造化されたメインメニュー画面およびサブメニュー画面を表示するメニュー機能を備えた電子機器において、ユーザの特別な操作を必要とせずに、下位階層の表示画面(スケジュール詳細画面やサブメニュー画面)の表示レイアウトに応じて、上位階層の表示画面(カレンダー画面、スケジュールリスト画面、メインメニュー画面)を下位階層の表示画面と共に表示するか否かを自動的に制御するようにした為、階層構造化された表示画面を容易かつ適切に表示することができる。
また、上述した第1および第2の実施形態で得られる、より具体的な効果は、下記(a)〜(d)項に記載の通りである。
(a)下位階層の表示画面の表示レイアウトに応じて、上位階層の表示画面の表示レイアウトを特定することができる。
(b)下位階層の表示画面に表示される表示量に応じて、上位階層の表示画面を下位階層の表示画面と共に表示するか否かを制御することができる。
(c)スケジュールリスト画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面をスケジュールリスト画面と共に表示するか否かを制御することができる。
(d)サブメニュー画面(第2のメニュー画面)の表示レイアウトに応じて、メインメニュー画面(第1のメニュー画面)をサブメニュー画面(第2のメニュー画面)と共に表示するか否かを制御することができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、階層構造化された表示画面を用いるカレンダー・スケジュール機能やメニュー機能について言及したが、本発明の要旨はこれら機能に限定されるものではなく、階層構造化された表示画面を用いる機能全般に適用可能であることは言うまでもない。具体的には、電子メール機能における受信ボックスや送信ボックスをリスト表示するボックスリスト画面、その下位階層であるボックス内に収容されるメールタイトルをリスト表示するメールリスト画面、さらにその下位階層であるメール本文などを表示するメール詳細画面などの階層構造化された表示画面を用いる機能を具備する電子機器に適用可能である。
また、上述した第1および第2の実施形態では、電子機器を携帯電話としているが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機など他の電子機器であっても構わない。
本発明の実施形態による携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。 携帯電話10の構成を示すブロック図である。 表示部105の表示画面DSPの表示領域の構成を示す図である。 RAM102に設けられる表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるカレンダー画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。 RAM102に設けられる表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュールリスト画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。 RAM102に設けられる表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるスケジュール詳細画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 スケジュールリスト画面表示処理の動作を示すフローチャートである。 スケジュールリスト画面表示処理の動作を説明するための図である。 スケジュール詳細画面表示処理の動作を示すフローチャートである。 スケジュール詳細画面表示処理の動作を説明するための図である。 第2実施形態による表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるメインメニュー画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。 第2実施形態による表示レイアウト情報記憶部102aに記憶されるサブメニュー画面の表示レイアウト情報の一例を示す図である。 第2実施形態によるメインルーチンの動作を示すフローチャートである。 サブメニュー画面表示処理の動作を示すフローチャートである。 サブメニュー画面表示処理の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 携帯電話
20 メールサーバ
100 CPU
101 ROM
102 RAM
102a 表示レイアウト情報記憶部
102b スケジュールデータ記憶部
103 無線通信送受信部
104 音声信号処理部
105 表示部
106 操作部
107 RTC

Claims (2)

  1. 少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において、
    スケジュール画面の表示形態を指示する指示手段と、
    前記指示手段により指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定手段と、
    前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により表示可能と判別された場合に、前記第1の特定手段により特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定手段と、
    前記第1の特定手段で特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定手段で特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御手段と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 少なくとも上位階層のカレンダー画面と下位階層のスケジュール画面とに階層構造化された表示画面を有する電子機器において実行されるプログラムであって、
    スケジュール画面の表示形態を指示する指示ステップと
    前記指示ステップで指示されたスケジュール画面の表示形態に応じて、当該スケジュール画面の表示レイアウトを特定する第1の特定ステップと
    前記第1の特定ステップで特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面を当該スケジュール画面と共に表示可能か否かを判別する判別ステップと
    前記判別ステップで表示可能と判別された場合に、前記第1の特定ステップにて特定されたスケジュール画面の表示レイアウトに応じて、カレンダー画面の表示レイアウトを特定する第2の特定ステップと
    前記第1の特定ステップで特定された表示レイアウトでスケジュール画面を表示すると共に、前記第2の特定ステップで特定された表示レイアウトでカレンダー画面を表示する表示制御ステップと
    をコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム
JP2007072082A 2007-03-20 2007-03-20 電子機器および電子機器の処理プログラム Expired - Fee Related JP5270851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072082A JP5270851B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 電子機器および電子機器の処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072082A JP5270851B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 電子機器および電子機器の処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008234253A JP2008234253A (ja) 2008-10-02
JP5270851B2 true JP5270851B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=39906954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007072082A Expired - Fee Related JP5270851B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 電子機器および電子機器の処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5270851B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7191964B2 (ja) 2018-01-19 2022-12-19 フォームファクター ビーバートン インコーポレイテッド 基準ターゲット付きプローブ、該プローブを含むプローブシステム、及び関連する方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342372A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Casio Comput Co Ltd 情報端末装置及びスケジュール検索プログラム
JP2003244484A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Canon Inc 画面表示装置、選択階層表示方法、プログラム、及び記憶媒体
JP4086714B2 (ja) * 2003-05-27 2008-05-14 キヤノン株式会社 情報処理装置及びそのデータ表示方法、並びに記憶媒体
JP4885651B2 (ja) * 2006-08-23 2012-02-29 キヤノンソフトウェア株式会社 処理装置、処理装置における制御方法、プログラムおよび記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7191964B2 (ja) 2018-01-19 2022-12-19 フォームファクター ビーバートン インコーポレイテッド 基準ターゲット付きプローブ、該プローブを含むプローブシステム、及び関連する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008234253A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2305910C2 (ru) Способ и устройство отображения для мобильного терминала
EP1592211B1 (en) A communication terminal apparatus and a communication processing program
EP1930804A1 (en) Method of executing function on standby screen of mobile terminal
JP2006113637A (ja) 携帯端末
CN104756083A (zh) 电子设备中基于对象的服务器页面接收
JP2000180197A (ja) 現在位置表示システム、現在位置表示制御装置及び地図デ―タ送信装置
JP5270851B2 (ja) 電子機器および電子機器の処理プログラム
JP2005072945A (ja) 通信端末装置および通信情報処理のプログラム
US20120182312A1 (en) Information processing apparatus and program
JP5058637B2 (ja) 電子機器および電子機器の処理プログラム
JP2007226712A (ja) 携帯端末装置及びその言語選択方法
JP4425202B2 (ja) 携帯通信端末
JP2003152830A (ja) 携帯端末
JP2007109119A (ja) スケジュール管理装置およびスケジュール管理機能を備えた携帯電話機
JP6173961B2 (ja) 通信端末、表示制御方法およびプログラム
JP5924843B2 (ja) 通信端末、スタンプ画像作成方法およびプログラム
JP4839486B2 (ja) 通信端末装置および通信端末処理プログラム
JP2011191917A (ja) 表示装置及び画面表示方法
JP4813317B2 (ja) 携帯端末、装飾設定方法及び装飾設定プログラム
JP5549095B2 (ja) 表示装置と携帯電話機、及びそれらにおける文字表示方法とプログラム
JP2003087360A (ja) 携帯端末
JP2009194545A (ja) 携帯端末
JP3609818B2 (ja) 無線通信装置の待ち受け表示方法及び無線通信装置
JP4819634B2 (ja) 通信端末および通信端末の処理プログラム
JP4296129B2 (ja) ネットワーク電話システムの電話端末及びこの電話端末の表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091104

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees